JPH10248219A - 自己始動形永久磁石式単相同期電動機 - Google Patents

自己始動形永久磁石式単相同期電動機

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JPH10248219A
JPH10248219A JP9052806A JP5280697A JPH10248219A JP H10248219 A JPH10248219 A JP H10248219A JP 9052806 A JP9052806 A JP 9052806A JP 5280697 A JP5280697 A JP 5280697A JP H10248219 A JPH10248219 A JP H10248219A
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JP
Japan
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turns
main coil
coil
power supply
lead wire
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Application number
JP9052806A
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English (en)
Inventor
Teruo Tamura
輝雄 田村
Masayuki Shindo
正行 神藤
Kenji Sasaki
健治 佐々木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己始動形永久磁石式単相同期電動機に於い
て、50Hz電源時の磁気飽和による効率低下を防止し
たものである。 【解決手段】 電機子巻線の主コイルの巻回数の途中か
らタップリード線を引出すとともに、50Hz電源時に
は主コイルの巻回数が60Hzのときよりも多くなるよ
うに接続して運転することにより、50Hz時の磁気飽
和を防ぐものである。従って主コイル電流の増大が抑制
されるため高い効率を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般産業用その他に
使用される自己始動形永久磁石式単相同期電動機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自己始動形永久磁石式単相同期電動機
は、定速度運転性および高効率性等優れた利点を有して
いる。
【0003】従来の自己始動形永久磁石式同期電動機の
一事例を図6〜図8を用いて説明する。
【0004】図6は固定子の電機子巻線の接続図を示す
ものであって、Maは主コイル、Aaは補助コイル、C
Rは運転用コンデンサ、Csは始動用コンデンサ、Rs
は始動用リレーであり、Raはリード線の切換えリレー
である。
【0005】ここで始動時は始動用コンデンサCsが運
転用コンデンサCRと並列接続された状態で電源が印加
され、始動が完了した時点で始動リレーRsが作動して
始動用コンデンサCsが開放され、以降は運転用コンデ
ンサCRのみに通電されて運転する。
【0006】上記した電機子巻線の構成は通常のコンデ
ンサ始動コンデンサラン形単相誘導電動機の構成と同様
である。
【0007】次に図7はこの電動機の回転子1の軸と直
角方向の縦断面図であり、2は回転子鉄心、3は永久磁
石、4は永久磁石間の磁気短絡防止用のスリットであ
り、5は始動用2次導体であって回転子鉄心2の両側面
に配設した短絡環(図示せず)と結合されて閉ループを
構成している。
【0008】以上のように構成された自己始動形永久磁
石式単相同期電動機の作動について図8を用いて説明す
る。
【0009】図8は固定子の電機子巻線に電源が印加さ
れてから同期運転に到るまでの電動機の発生トルクの推
移を示す曲線であって、実線で示す曲線Aは電源周波数
が60Hzのときのトルク曲線であり、破線で示す曲線
Bは50Hzのときのトルク曲線である。また、NsA
及びNsBは60Hzおよび50Hzの同期速度であ
り、TsA、TsBはそれぞれの周波数に対応する脱調ト
ルクである。
【0010】まず固定子の電機子巻線に電源が印加され
ると2相回転磁界が発生し、この磁束が回転子1の始動
用2次導体5に鎖交することによって2次導体5内に誘
導電流が流れ、前記磁束と作用してトルクを生じて回転
し始める。
【0011】即ち本同期電動機は誘導電動機として始動
し、図8中のトルク曲線AまたはBの如きトルクを発生
しながら回転数が上昇していく。
【0012】続いて、回転数が同期速度NsA、または
NsB付近に到達すると、回転子1は永久磁石3の磁極
によって同期速度に引込まれ、以後は電源周波数に同期
した同期運転に入る。
【0013】同期速度NsAまたはNsBに於いては、脱
調トルクTsAまたはTsBを発生し、負荷の大きさの如
何に拘らず、常に同期速度で回転することとなる。
【0014】この際始動用コンデンサCs始動中の発生
トルクを大きくするための働きをなすものであって、同
期運転中は始動用リレーRsによって開放されて、補助
回路には運転用コンデンサCRのみが接続された状態で
2相運転される。
【0015】ここで、50Hz時のトルク曲線Bおよび
脱調トルクTsBが60Hz時の曲線AおよびTsAより
も大きい理由は、電機子巻線によって作られる回転磁界
の磁束密度が50Hz時の方が60Hz時よりも大きい
ためである。
【0016】固定子巻線は通常発生トルクの小さい60
Hz時を基準にして、所要の負荷トルクを満足すべく設
計されるので、50Hz時の発生トルクは自ずと所要負
荷トルクよりも大きな値を有することとなる。
【0017】以上のように構成された自己始動形永久磁
石式単調同期電動機は、負荷の大きさに拘らず、電源周
波数に同期した定速度運転ができるとともに、永久磁石
3の発生磁束により励磁電力が不要となり、且つ同期速
度で運転されるため2次導体中の銅損も微小な値とな
り、極めて高い効率を得られる等の大きな利点を有す
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の構成は、固定子鉄心および回転子鉄心2の磁路に
は電機子巻線によって発生する磁界の磁束と、永久磁石
の発生する磁束とが重畳して流れることに加え、電源周
波数が50Hzのときには、更に巻線磁界の磁束密度が
60Hzのときに比べて2割ほど高くなることと相俟っ
て前記鉄心の磁路の磁束密度が過大となって磁気飽和の
状態を呈する場合があった。
【0019】そのため、50Hzに於いては所定の負荷
トルクを発生させるに必要な巻線磁界の磁束を回転子に
流しこむためには、より大きな主コイル電流を要し、そ
のことにより、主コイルの銅損が増大し、且つ補助コイ
ルの電流とで作る巻線磁界の円磁界率も悪化することと
俟って、60Hzのときに比べて効率が大幅に低下する
という欠点があった。
【0020】本発明は従来の課題を解決するもので、電
源周波数が50Hzのときに於いても、高い効率を確保
できる自己始動形永久磁石式単相同期電動機を提供する
ことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、電機子巻線のコイルの巻回数の途中からタッ
プリード線を引出す構成として、50Hz電源のときに
は60Hz時に比べて主コイルの巻数が多くなるよう接
続して運転する。
【0022】このことにより、50Hzのときには巻線
磁界の磁束密度が小さくなるので主コイル電流の値は適
正な大きさまで低下して主コイル銅損が低減し、同期電
動機本来の高い効率を得ることができる。
【0023】また本発明は50Hz電源時には60Hz
時に比べて大きな容量の運転用コンデンサを使用するこ
とも提案している。
【0024】これによって補助コイル電流を増やして、
補助コイルの分担を大きくすることにより主コイルの過
大な電流を低減し、主コイル銅損と補助コイル銅損のバ
ランスを良化させるとともに、両コイルの作る巻線磁界
の円磁界率も良化できるので、50Hz時にも高い効率
を得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、主コイ
ルおよび補助コイルよりなる電機子巻線を有する固定子
と、永久磁石および始動用2次導体を有する回転子とを
具備したものであって、前記電機子巻線の主コイルの巻
回数の途中からタップリード線を引出すとともに、電源
周波数が50Hzのときには主コイルの巻回数が60H
zのときよりも多くなるように接続して運転するもので
ある。
【0026】この構成によれば、電源周波数が50Hz
のときには主コイルの巻回数が多いために、巻線磁界の
磁束密度が適正な低い値に抑えられるので、従来例の如
く磁気飽和による主コイル電流の増大が防止できて、6
0Hzのときと同様に、高い効率を得ることができる。
【0027】請求項2に記載の発明は、電機子巻数の補
助コイルの巻回数の途中からタップリード線を引出し、
電源周波数が50Hzのときは補助コイルの一部を主コ
イルとして作動させるように接続して運転するものであ
る。
【0028】この構成によれば、電源周波数が50Hz
のときには、補助コイルの一部も主コイルの役割りを担
うため、主コイル全体の巻回数が多くなって上記請求項
1の実施の形態で述べたことと同様な効果が得られる。
【0029】請求項3に記載の発明は、主コイルおよび
補助コイルよりなる電機子巻線を有する固定子と、永久
磁石および始動用2次導体を有する回転子とを具備した
ものであって、電源周波数が50Hzのときは運転用コ
ンデンサの容量を60Hzのときよりも大きな値の容量
に接続して運転するものである。
【0030】このことによって、電源周波数が50Hz
のときは補助コイル電流が増大して補助コイルの分担が
大きくなるため、主コイル電流が過大になるのを防いで
主コイル銅損と補助コイル銅損のバランスを良化させる
とともに、両コイルの作る巻線磁界の円磁界率も良化で
きるので、電源周波数が50Hzのときでも高い効率を
確保することができる。
【0031】請求項4の発明は電源の周波数によって運
転用コンデンサの容量を使い分けて請求項1または請求
項2に記載の電動機を運転するものである。
【0032】このことにより、各電源周波数に対応し
て、主コイルの巻回数と運転用コンデンサの容量とを同
時に変えることができるので、両者のマッチンをより良
化することができ、効率を更に向上させることができ
る。
【0033】請求項5の発明は各電源周波数に対応する
リード線の接続の切換えや運転用コンデンサの容量の切
換えを電源周波数検知手段を用いて自動的に行うもので
あり、このことにより本電動機を塔載した電気機器は電
源周波数に対応して自動的にリード線の接続の切換えや
運転用コンデンサの容量の切換えが行われて高効率運転
ができるので、人が判断して切換えることは不要とな
り、且つ操作ミス等も排除されて信頼性が高まることと
なる。
【0034】
【実施例】以下、本発明による自己始動形永久磁石式単
相同期電動機の実施例について、図面を参照しながら説
明する。なお、従来と同一の構成については、同一符号
を付して詳細な説明は省略する。
【0035】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
於ける自己始動形永久磁石式単相同期電動機の電機子巻
線の結線図および電装品との接続図を示す。以下説明は
従来例と相違している点についてのみ行う。
【0036】図1に於いて、主コイルMaの全巻回数W
MaはWM1とWM2とに分割されており、その中間か
らタップリード線LTMaが引出され、WM2端のリード
線L M2とともに切換えリレーRaに導かれている。
【0037】ここでWM1は電源周波数が60Hzのと
きにモータ特性が最良になるような巻回数に設置されて
いる。またWM2はWM1と加算した巻回数即ちWM
のときに50Hzに於けるモータ特性が最良になるよう
に設定されており、50Hz時の主コイル巻回数は60
Hz時よりも当然多くなることになる。
【0038】以上のような構成に於いて電源周波数が6
0Hzのときには切換えリレーRaで電源をタップリー
ド線LTMaに接続し、50Hzのときにはリード線LM
2に接続するようにすれば、50Hz時は従来例より
も主コイルの巻線が増えて巻数磁界の磁束密度が適正な
低い値となり、磁気飽和による主コイル電流の増大が防
げて60Hz時と同様に高い効率を得ることができる。
【0039】(実施例2)図2は本発明の実施例2に於
ける自己始動形永久磁石式単相同期電動機の電機子巻線
の結線図および電装品との接続図を示す。
【0040】図2に於いて、主コイルMbの巻回数WM
bは電源周波数が60Hzのときにモータ特性が最良に
なるように設定されている。補助コイルAbの全巻回数
AbはWA1とWA2との分割されており、その中間
からタップリード線LTAbが引出されて、主コイルMb
と補助コイルAbとの共通リード線LCbとともに切換
えリレーRbに導かれている。
【0041】この構成に於いて電源周波数が60Hzの
ときは切換えリレーRbで電源を共通リード線LCbに
接続すれば、上記した理由で最良の特性が得られる。
【0042】一方、電源周波数が50Hzのときには切
換えリレーRbで電源を補助コイルAbから引出したタ
ップリード線LTAbに接続すると、分割した補助コイル
A2は主コイルMbと直列につながり、主コイルとし
ての作動をし、補助コイルとしての役割は分割した補助
コイルWA1のみが担うことになる。ここで、WA2
巻回数は主コイルの巻回数WMbと加算した主コイルと
しての総巻回数が50Hz電源時のモータ特性が最良に
なるように設定されている。従って50Hz時の巻線磁
界の磁束密度が低下するため前記実施例1と同様に50
Hzに於いても高い効率を得ることができる。
【0043】 なお、実施例1に於いては60Hz運転の
ときには主コイルMaの分割した一方のコイルWM2
使用されないので無駄になる欠点を有するのに対し、実
施例2に於いては常に全てのコイルが作動するため上記
した無駄が生じないという利点があるが、一方では50
Hz電源では補助コイルの一部を主コイルとして使用す
るため主補コイル間の磁気バランスが崩れ易いという難
しさもあり、どちらを選ぶかはケースバイケースで決め
ていけばよい。
【0044】(実施例3) 図3は本発明の実施例3に於
ける自己始動形永久磁石式単相同期電動機の電機子巻線
と運転用コンデンサとの接続図を示す。
【0045】 図3に於いて運転用コンデンサの容量を電
源周波数に応じて使い分けることとし、60Hz電源で
はCR1を50Hz電源ではCR2を使用することとする。
R1の容量は60Hz運転で最良のモータ特性が得られ
るように設定されており、一方CR2の容量はCR1よりも
大きい値で且つ50Hz運転で最良のモータ特性になる
ように設定されている。
【0046】この構成に於いて50Hz運転ではCR2
容量をCR1よりも大きくとってあるため、補助コイルA
cの電流が大きくなりその分主コイルMcの電流が減っ
て、従来例の如く、主コイルの電流が過大になることが
防止でき、主補コイルの銅損バランスや円磁界率も良化
され、高い効率を得ることができる。
【0047】(実施例4)図4は本発明の実施例4に於
ける自己始動形永久磁石式単相同期電動機の電機子巻線
の結線図および電装品との接続図を示す。
【0048】図4に於いて主コイルMdは実施例1で述
べたと同様の主旨で分割して巻かれ、電源周波数によっ
て切換えリレーRdでリード線の接続を変え、50Hz
と60Hz夫々の周波数で最も良好な特性を持たせた形
で運転できるようにしてあるとともに、運転用コンデン
サもCR3とCR4と各電源周波数に応じて良好な特性にな
るよう切換えリレーRd2で接続替えできるようになっ
ている。ここで切換えリレーRd1とRd2は2極の単一
リレーを使用して部品数の増加を押えてある。
【0049】以上の構成によって本電動機は電源周波数
に応じて、主コイルの巻数と運転用コンデンサとを同時
に変えて、電機子巻線とコンデンサとのマッチングをよ
り良化することができるので、更に効率を向上させるこ
とができる。
【0050】なお、図示はしないが、電機子巻線を実施
例2に示すように補助コイルを分割して、これと運転用
コンデンサ容量とを同時に切換えて使用しても同様の効
果が得られる。
【0051】(実施例5)図5は本発明の実施例5に於
ける自己始動形永久磁石式単相同期電動機の代表的な電
機子巻線の結線図および電装品との接続図を示す。
【0052】図5に於いてSfは電源周波数検知手段で
あり、簡単な電子回路等よりなっているものである。こ
れで電源周波数を検知し、その検知信号を用いて自動的
に切換えリレーReを作動させて各周波数に適合した結
線になるようリード線の接続替えをさせるものである。
【0053】電源周波数の検知とリード線の切換えは自
動的に行われるため、簡便で且つ人為的なミスが生じる
ことがなく、本電動機を使用した製品の信頼性を高める
ことができる。
【0054】なお図5の電機子巻線の結線および電装品
との接続は実施例1の場合を示しているが、これにとど
まらず実施例2〜5の場合も同様の使い方が可能であ
る。
【0055】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明は、主コイルの巻回数の途中からタップ
リード線を引出し、50Hzのときには主コイルの巻回
数が60Hzのときよりも多くなるように接続して運転
するもので、この構成によれば50Hz時でも巻線磁界
の磁束密度を低く押えることができて高い効率が得られ
るという効果を奏する。
【0056】請求項2に記載の発明は、補助コイルの巻
回数の途中からタップリード線を引出し、50Hzのと
きには補助コイルの一部を主コイルとして作動させるよ
うにしてあるので、主コイル全体の巻回数が多くなって
同様に高い効率が得られるとともに、常に主コイルと補
助コイルが全部使用される構成であるため、請求項1に
比べて50Hz時に於けるコイルの一部の不使用という
無駄が生じないという効果を奏する。
【0057】請求項3に記載の発明は、50Hz時には
60Hz時に比べてコンデンサ容量の大きいものを使用
するため、主コイル電流が増大するのを防ぐことができ
て、高い効率を得ることができるとともに、請求項1及
び2の如く巻線作業に時間がかかるという不利な点を排
除することができるという効果を奏する。
【0058】請求項4に記載の発明は、請求項1や2の
如くタップリード線を引き出して、50Hz時に於ける
主コイルの巻回数を増やすことによって効率を高めると
ともに、コンデンサ容量も周波数に応じて使い分けるこ
とにより、電機子巻線とコンデンサとのマッチングをよ
り良化し、更に効率を向上させることができるという効
果を奏する。
【0059】請求項5に記載の発明は、電源周波数検知
手段を用いて電源周波数を検知して自動的にリード線の
接続やコンデンサ容量を切換えを行うため、簡便で且つ
人為的なミスが生じることがなくなり製品の信頼性を高
めることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自己始動形永久磁石式
単相同期電動機の電機子巻線の結線図および電装品との
接続図
【図2】本発明の他の実施例を示す電機子巻線の結線図
および電装品との接続図
【図3】本発明の他の実施例を示す電機子巻線の結線図
および電装品との接続図
【図4】本発明の他の実施例を示す電機子巻線の結線図
および電装品との接続図
【図5】本発明の他の実施例を示す電機子巻線の結線図
および電装品との接続図
【図6】従来の自己始動形永久磁石式単相同期電動機の
電機子巻線の結線図および電装品との接続図
【図7】従来の自己始動形永久磁石式単相同期電動機の
回転子の軸と直角方向の縦断面図
【図8】従来の自己始動形永久磁石式単相同期電動機の
トルク曲線を示す図
【符号の説明】
Ma 主コイル Aa 補助コイル LTMa タップリード線 CR 運転用コンデンサ Sf 電源周波数検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 健治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主コイルおよび補助コイルよりなる電機
    子巻線を有する固定子と、永久磁石および始動用2次導
    体を有する回転子とを具備したものであって、前記電機
    子巻線の主コイルの巻回数の途中からタップリード線を
    引出すとともに、電源周波数が50Hzのときには主コ
    イルの巻回数が60Hzのときよりも多くなるように接
    続して運転することを特徴とする自己始動形永久磁石式
    単相同期電動機。
  2. 【請求項2】 電機子巻線の補助コイルの巻回数の途中
    からタップリード線を引出し、電源用波数が50Hzの
    ときは、補助コイルの一部を主コイルとして作動させる
    ように接続して運転することを特徴とする請求項1に記
    載の自己始動形永久磁石式単相同期電動機。
  3. 【請求項3】 主コイルおよび補助コイルよりなる電機
    子巻線を有する固定子と、永久磁石および始動用2次導
    体を有する回転子とを具備したものであって、電源周波
    数が50Hzのときは運転用コンデンサの容量を60H
    zのときよりも大きな値の容量に接続して運転すること
    を特徴とする自己始動形永久磁石式単相同期電動機。
  4. 【請求項4】 電源の周波数によって運転用コンデンサ
    の容量を使い分けることを特徴とする請求項1または2
    に記載の自己始動形永久磁石式単相同期電動機。
  5. 【請求項5】 各電源周波数に対応するリード線の接続
    の切換えや、運転用コンデンサの容量の切換えを電源周
    波数検知手段を用いて自動的に行うことを特徴とする請
    求項1から請求項5のいずれかに記載の自己始動形永久
    磁石式単相同期電動機。
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