JPH10247509A - 円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池 - Google Patents
円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池Info
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- JPH10247509A JPH10247509A JP9060097A JP6009797A JPH10247509A JP H10247509 A JPH10247509 A JP H10247509A JP 9060097 A JP9060097 A JP 9060097A JP 6009797 A JP6009797 A JP 6009797A JP H10247509 A JPH10247509 A JP H10247509A
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Abstract
良を加えるとともに、発電セルと集電板の間や、発電セ
ル同士の間の接触抵抗が低下させ、発電性能を向上させ
た円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池を提供する。 【解決手段】 本発明の円筒形セルタイプ固体電解質型
燃料電池1においては、左右の集電板5間に吊りバー6
が掛け渡されており、このバーに円筒形セル7が吊り下
げられている。そして、集電棒8を集電板5に押し付け
る手段9が備えられている。集電板の押圧に伴うセルの
横移動がよりスムーズとなるので、セル間の密着が向上
し、電気的接続部の接触抵抗を低く抑えることができ燃
料電池の出力が増大する。
Description
の固体電解質型燃料電池(以下T−SOFCともいう)
に関する。特には、円筒形セルスタックの組立てメカニ
ズムに改良を加えられているとともに、発電セルと集電
板の間や、発電セル同士の間の接触抵抗が低く、発電性
能が向上した円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池に
関する。
等に開示されている固体電解質型燃料電池の一タイプで
ある。T−SOFCは、多孔質支持管−空気電極−固体
電解質−燃料電極−インターコネクターで構成される円
筒形セルを有する。空気電極側に酸素(空気)を流し、
燃料電極側にガス燃料(H2 、CO等)を流してやる
と、このセル内でO2-イオンが移動して化学的燃焼が起
り、空気電極と燃料電極の間に電位が生じ発電が行われ
る。なお、空気電極が支持管を兼用する形式のものもあ
る。T−SOFCの実証試験は、1993年段階で25
kw級のもの(セル有効長50cm、セル数1152本) ま
でが進行中である。
厚さ及び製造方法は以下のとおりである(Proc. of the
3rd Int. Symp. on SOFC, 1993 )。 支持管:ZrO2 (CaO)、厚さ1.2mm、押し出し 空気電極:La(Sr)MnO3 、厚さ1.4mm、スラ
リーコート 固体電解質:ZrO2 (Y2 O3 )、厚さ40μm 、E
VD インターコネクター:LaCr(Mg)O3 、厚さ40
μm 、EVD 燃料電極:Ni−ZrO2 (Y2 O3 )、厚さ100μ
m 、スラリーコート−EVD
OFCの全体構造を示す図である。図7は、図6の燃料
電池のセルの構造を示す断面図である。(A)は全体の
縦断面図であり、(B)は(A)のB−B断面を示す横
断面図である。この固体電解質型燃料電池101の中枢
部分である円筒セル集合体102は、細長い円筒状(寸
法例、径15mm×長さ500mm)の多数のセル107か
ら構成されている。円筒セル107は、上端開放、下端
閉のセラミックチューブである。円筒セル107の断面
は多層円筒状をしており(図7(B)参照)、空気極1
61、固体電解質層163、燃料極165及びインター
コネクター167の各層が積層されている。
(導電性、通気性、固体電解質、電気化学触媒性等)を
有する酸化物を主成分とする材料で形成されている。円
筒セル107内には、空気を通すための細長い空気導入
管104が通っている。空気導入管104は、燃料電池
101上部の空気分配器131から下に出て、円筒セル
107チューブの底近くにまで達している。この空気導
入管104によって、空気分配器131内の空気が、円
筒セル107チューブ内に供給される。チューブ内
(底)に供給された空気は、上述の発電反応に寄与しつ
つチューブ内を上方に向い、セル上端121から排気燃
焼室137に出る。この排気燃焼室137においては、
後述する燃料ガス排気と空気排気とが混合され、円筒セ
ル107で未反応のまま排気された酸素と燃料成分が燃
焼(一般的な燃焼)する。
1下部の燃料ヘッダー109から上方に向けて燃料ガス
が供給され、上述の発電に供される。燃料ガスの未反応
部分と、セル部での電気化学的燃焼生成物(CO2 、H
2 O等)とは、円筒セル107上端外面のスキマを通っ
て排気燃焼室137に入る。この排気燃焼室137で
は、上述のように未反応燃料が燃焼する。燃焼排ガス
は、排気口135から排出される。この排ガスの顕熱
は、燃料電池に供給される空気及び燃料ガスの余熱に用
いられたり、あるいは、通常の蒸気ボイラー・タービン
を用いる発電システムに送られて発電に利用される。
は、互いに電気的に接続されている。すなわち、右側の
円筒セルのインターコネクター167が、その左側の円
筒セルの外面(外面電極、この場合燃料極)に、Niフ
ェルト108を介して接続されているので、結局、図6
の6本の円筒セルは、直列に接続されていることとな
る。通常の固体電解質型燃料電池にあっては、円筒セル
1本における発電電圧は約1ボルトなので、多数の円筒
セルを直列に接続して所要の電圧を得る。円筒セル集合
体102の最外列の外側には、集電板105a、105
bが、円筒セル107に接して(Niフェルト108を
介して)設けられている。この集電板105と、それに
接続されている集電棒141から、セル集合体102で
発電された電力を外部へ取り出す。
おいては次のような問題があった。すなわち、電池を運
転状態(温度約1000℃)とした場合に、集電板とセ
ルの間や、セル相互間の電気的接続状態が悪くなること
があった。その理由は、SOFC装置のケーシング(容
器、例えばNi系金属材料製)とセルの熱膨張率が異な
ることや、Niフェルトの焼結現象に起因して、各電気
的接続部の接触が悪くなるためであった。
性を有するので、少々スキマが開いたくらいでは、電気
的接続が悪化しないようになっており、それがNiフェ
ルトが使用されている理由である。しかし、フェルトを
構成するNi繊維同士が高温下で焼結することにより、
Niフェルトの弾性も次第に失われる。このように、S
OFC各部の電気的接続が悪くなると、接続抵抗が増し
てSOFCから外部に取り出し得る電力が減り、SOF
Cの発電性能が低下する。
寄せる方向に圧力をかけてセル集合体各部の電気的接続
を改善する提案もなされている(特開平8−16214
6)。しかし、単にセル集合体に圧力をかけても、従来
のSOFCでは各セルの移動が拘束されて各Niフェル
トの各部に有効な圧縮力がかからないという問題点があ
った。本発明は、円筒形セルスタックの組立てメカニズ
ムに改良を加えるとともに、発電セルと集電板の間や、
発電セル同士の間の接触抵抗が低下させ、発電性能を向
上させた円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池を提供
することを目的とする。
め、本発明の円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池
は、 多層円筒状に積層された空気電極、固体電解質層
及び燃料電極と、 空気電極または燃料電極のうち内面
側の電極と電気的に接続され、円筒外面に表出するイン
ターコネクターと、 を有する複数の円筒形セルの集合
体を、 隣り合う円筒形セルの外面の電極とインターコ
ネクターとが接するように配列したセル集合体と、 こ
のセル集合体の1つの側の最外列に位置するセルの外面
電極に接する第1集電板と、 この第1集電板と円筒形
セル集合体を挟んで対向する、円筒形セル集合体の他の
側の最外列に位置するセルのインターコネクターに接す
る第2集電板と、 上記集電板から電気を取り出す集電
棒と、 を備える円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電
池であって; 上記円筒形セルが吊り下げられて配置さ
れているとともに、 上記集電棒を上記集電板に押し付
ける手段を有することを特徴とする。
側の集電板を中央に寄せるように押すこととしてあるの
で、セル間の密着が向上し、電気的接続部の接触抵抗を
低く抑えることができ燃料電池の出力が増大する。ここ
で、セルを吊り下げるようにしたため、集電板の押圧に
伴うセルの移動がよりスムーズとなるとともに、セルに
有害な曲げモーメントや摺動摩擦等が作用しなくなるた
めセルの破損を防止することができ、燃料電池の信頼性
をも向上できる。
第2集電板間に吊りバーが掛け渡されており、該吊りバ
ーに上記円筒形セルが吊り下げられていることが好まし
い。セルを吊る基体となる構造物としては、ケーシング
の側壁や空気分配器も考えられる。しかし、集電板が最
もセルに近く位置するので、この集電板に吊りバーを渡
してセルを吊るのが、吊りバーにかかる応力を最も低く
することができる。
押し当てられる先端が凸球面に形成されており、集電板
の該集電棒先端が押し当てられる部分がそれを受ける球
面座に形成されていることが好ましい。集電棒の先端が
集電板を押す部位を球面軸受構造としたため、集電棒を
押し付けた場合にもその先端が集電板の定点(例えば集
電板の中心)からずれることがなく、集電板に均一な押
し付け力を加えることができる。
板間に吊りバーが掛け渡されており、該吊りバーに上記
円筒形セルが吊り下げられており、さらに、該集電板が
集電棒に支持されるように構成されていることが好まし
い。集電板が他の物に支えられていたのでは(例えば集
電板が下部ヘッダーの上に載っている)、集電棒で集電
板を押して、セル間のNiフェルトの収縮等のために集
電板が移動する際に、集電板がその支持物上をスムーズ
に滑って移動できないおそれもあり、そうなると集電板
が変形するおそれもある。そこで、集電板を集電棒で支
持することとすれば、当然のことながら集電板は集電棒
の動きに追随して変形もなくスムーズに動くことができ
る。
る。図1は、本発明の1実施例に係るT−SOFC組立
体の構造を示す側面断面図である。この固体電解質型燃
料電池1の中枢部分である円筒セル集合体2は、細長い
円筒状の多数のセル7から構成されている。円筒セル7
は、上端開放、下端閉のセラミックチューブである。円
筒セル7の断面は多層円筒状をしており(図7(B)参
照)、空気極161、固体電解質層163、燃料極16
5及びインターコネクター167の各層が積層されてい
る。
い空気導入管4が通っている。空気導入管は、燃料電池
1上部の空気分配器(図示されず)から下に出て、円筒
セル7チューブの底近くにまで達している。この空気導
入管4によって、空気分配器内の空気が、円筒セル7チ
ューブ内に供給される。チューブ内(底)に供給された
空気は、上述の発電反応に寄与しつつチューブ内を上方
に向い、セル上端21から排気燃焼室37に出る。
燃料ヘッダー15から上方に向けて燃料ガスが供給さ
れ、上述の発電に供される。燃料ガスの未反応部分と、
セル部での電気化学的燃焼生成物(CO2 、H2 O等)
とは、円筒セル7上端外面のスキマを通って排気燃焼室
37に入る。この排気燃焼室37では、未反応燃料が燃
焼する。この排ガスの顕熱は、燃料電池に供給される空
気及び燃料ガスの余熱に用いられたり、あるいは、通常
の蒸気ボイラー・タービンを用いる発電システムに送ら
れて発電に利用される。
互いに電気的に接続されている。すなわち、右側の円筒
セルのインターコネクターが、その左側の円筒セルの外
面(外面電極、この場合燃料極)に、Niフェルト11
及び連結板13(詳細後述)を介して接続されているの
で、結局、図1の9本の円筒セルは、直列に接続されて
いることとなる。通常の固体電解質型燃料電池にあって
は、円筒セル1本における発電電圧は約1ボルトなの
で、多数の円筒セルを直列に接続して所要の電圧を得
る。円筒セル集合体2の最外列の外側には、集電板5
a、5bが、円筒セル7に接して(Niフェルト11を
介して)設けられている。この集電板5と、それに接続
されている3本の集電棒8から、セル集合体2で発電さ
れた電力を外部へ取り出す。なお、図の紙面に垂直の方
向にも、セル7が電気的に並列に3本あるいはその倍数
で連結(配列)されている。
列について説明する。図2は、図1のT−SOFCにお
けるセルの平面的配列状態を示す平面図である。図2に
おいて、セル集合体2を構成するセルとして、並列方向
(図2の上下方向)に3本のセル7が配列されている。
3本のセル7は、相互に連結部23で連結されている。
この連結部23は、セル7の垂直方向における上部でセ
ルが一部繋がった部分である。同部23は、セルと同じ
セラミックス製であり、セルと一体に成形・焼成されて
いる。連結部23の存在により、セル相互のずれが少な
くなるとともに、強度向上や、組立て作業の簡易化等の
利点もある。
は、前述のようにNiフェルト11及び連結板13を介
して電気的に接続されている。接続部には、並列方向に
延びる連結板13が、前後をNiフェルト11にはさま
れるように配置されている。この連結板13はNiから
なり、セル7同士を電気的に並列関係で接続している。
連結板13があるため、たとえある場所の1個のセル7
が破壊されても、そのセルをバイパスして電流が流れる
ので、発電パワーのダウンを最小限とすることができ
る。なお、端部の集電板5も、セル7の並列方向に延び
ており、図の上下方向3列のセルと導通して、セル集合
体2全体で発電された電力を取り出している。
部に2カ所のバー通し穴25が開けられている。同穴は
縦長の穴であって、セル吊り用のバー6(寸法例:幅4
mm、高さ10mm)が通される。図1に示されているよう
に、吊りバー6は、左右の集電板5a、5b間に渡され
ている。そして、この吊りバー6上に、上述のセル連結
部23が載る形となって、セル7が吊りバー6から吊り
下がる格好となっているのである。
集電板5aと5bを挟んで両者の間に圧縮力を生ぜしめ
るため、集電棒8の押付け手段9が設けられていること
である。押付け手段9は、バネやネジ、油圧シリンダ等
の機構を有し、固定構造部(SOFCの外部ケーシング
等)に支持されて、集電板5に集電棒8を押付けること
ができる。
電池の高温部の外に置かれており、SOFCの運転中
に、押付け力を調整可能である。上述のように、Niフ
ェルト11は、運転中に徐々に焼結されて収縮するの
で、それに合わせて、両側の集電板5間の間隔を狭くし
て、電気的接続部の密着性を維持することができる。押
し付け手段としては、ネジ式、油圧式、電気式等を用い
ることができる。
FCの集電棒と集電板との当接部の詳細を示す図であ
る。(A)は平面断面図、(B)は側面断面図、(C)
は集電板の正面図である。集電棒8の先端は凸球面41
となっている。また、集電板5の集電棒8当接部は凹球
面の球面座43となっている。凸球面41は球面座43
内に収まっている。球面座43のアールは、凸球面41
のアールよりもやや大きくなっており、凸球面41を球
面座43の中心部に自動的に案内するようになってい
る。
SOFCの構造を示す図である。(A)は全体の側面図
であり、(B)は集電棒と集電板との当接部の詳細を示
す側面断面図である。この実施例の特徴は、集電板5が
下台(ハニカムヘッダー)15の上に載っておらず、集
電板下端29は下台15上に浮いていることである。つ
まり、上下方向においても集電板5が集電棒8によって
支えられていることである。
面(球面ヘッド51)となっており、集電板5の側面に
形成されている球面座53と当接している。集電棒8の
先端から少し手前の上面には、溝状の凹部57が形成さ
れており、同凹部57と球面ヘッド51との間は、上方
に突出した引っ掛け部55となっている。また、集電板
5の球面座53の上縁の上には、下向きにL字状に折り
曲がったフック59が突設されている。そして、フック
59と球面座53との間は、引っ掛け部55が進入する
のに適した形状の裏凹部61となっている。このフック
59と引っ掛け部55とが係合して、集電板5が集電棒
8に載る(支持される)ようになっている。集電板を集
電棒で支持することにより、集電板は集電棒の動きに追
随して変形もなくスムーズに動くことができる。
FCにおいて、集電板押し付け荷重とセル出力との関係
を調べたグラフである。横軸はセル3本用の集電板への
トータルの押し付け荷重を示し、縦軸はセル出力を規準
となる値で割った相対出力値である。グラフから分るよ
うに、押し付け荷重12kgf で出力値1であったのに対
して、押し付け荷重を増していくと出力値が徐々に上昇
し、押し付け荷重20kgf では出力値が1.12程度に
までなることが示されている。
の円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池は、セルを吊
り構造とし、かつセル集合体の両側の集電板を中央に寄
せるように押すこととしてあるので、セル間の密着が向
上し、電気的接続部の接触抵抗を低く抑えることができ
燃料電池の出力が増大する。そして、セルを吊り下げる
ようにしたため、集電板の押圧に伴うセルの移動がより
スムーズとなるとともに、セルに有害な曲げモーメント
や摺動摩擦等が作用しなくなるためセルの破損を防止す
ることができ、燃料電池の信頼性をも向上できる。
構造を示す側面断面図である。
状態を示す平面図である。
と集電板との当接部の詳細を示す図である。(A)は平
面断面図、(B)は側面断面図、(C)は集電板の正面
図である。
造を示す図である。(A)は全体の側面図であり、
(B)は集電棒と集電板との当接部の詳細を示す側面断
面図である。
て、集電板押し付け荷重とセル出力との関係を調べたグ
ラフである。横軸はセル 本用の集電板へのトータルの
押し付け荷重を示し、縦軸はセル出力を規準となる値で
割った相対出力値である。
る。
面図である。(A)は全体の縦断面図であり、(B)は
(A)のB−B断面を示す横断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 多層円筒状に積層された空気電極、固体
電解質層及び燃料電極と、 空気電極または燃料電極の
うち内面側の電極と電気的に接続され、円筒外面に表出
するインターコネクターと、 を有する複数の円筒形セ
ルの集合体を、 隣り合う円筒形セルの外面の電極とイ
ンターコネクターとが接するように配列したセル集合体
と、 このセル集合体の1つの側の最外列に位置するセルの外
面電極に接する第1集電板と、 この第1集電板と円筒形セル集合体を挟んで対向する、
円筒形セル集合体の他の側の最外列に位置するセルのイ
ンターコネクターに接する第2集電板と、 上記集電板から電気を取り出す集電棒と、 を備える円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池であっ
て;上記円筒形セルが吊り下げられて配置されていると
ともに、 上記集電棒を上記集電板に押し付ける手段を有すること
を特徴とする円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池。 - 【請求項2】 上記第1及び第2集電板間に吊りバーが
掛け渡されており、 該吊りバーに上記円筒形セルが吊り下げられていること
を特徴とする請求項1記載の円筒形セルタイプ固体電解
質型燃料電池。 - 【請求項3】 上記集電棒の集電板に押し当てられる先
端が凸球面に形成されており、集電板の該集電棒先端が
押し当てられる部分がそれを受ける球面座に形成されて
いることを特徴とする請求項1記載の円筒形セルタイプ
固体電解質型燃料電池。 - 【請求項4】 上記第1及び第2集電板間に吊りバーが
掛け渡されており、 該吊りバーに上記円筒形セルが吊り下げられており、 さらに、該集電板が集電棒に支持されるように構成され
ていることを特徴とする請求項1記載の円筒形セルタイ
プ固体電解質型燃料電池。 - 【請求項5】 上記押付け手段の主要部が、燃料電池の
高温部の外に設けられており、 上記集電棒を上記集電
板に押し付ける押付け力を燃料電池運転中に調整し得る
請求項1〜4いずれか1項記載の円筒形セルタイプ固体
電解質型燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9060097A JPH10247509A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9060097A JPH10247509A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10247509A true JPH10247509A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=13132261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9060097A Pending JPH10247509A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 円筒形セルタイプ固体電解質型燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10247509A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008010335A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Toto Ltd | 燃料電池 |
WO2008123576A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Toto Ltd. | 固体酸化物形燃料電池 |
JP2009212029A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池スタック及び燃料電池スタック用ターミナルの製造方法 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9060097A patent/JPH10247509A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008010335A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Toto Ltd | 燃料電池 |
WO2008123576A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Toto Ltd. | 固体酸化物形燃料電池 |
JP2008251507A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Toto Ltd | 固体酸化物形燃料電池 |
JP2009212029A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池スタック及び燃料電池スタック用ターミナルの製造方法 |
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