JPH10247027A - 加熱装置及び定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び定着装置及び画像形成装置

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JPH10247027A
JPH10247027A JP6553097A JP6553097A JPH10247027A JP H10247027 A JPH10247027 A JP H10247027A JP 6553097 A JP6553097 A JP 6553097A JP 6553097 A JP6553097 A JP 6553097A JP H10247027 A JPH10247027 A JP H10247027A
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JP
Japan
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substrate
hole
temperature
heat
heating
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JP6553097A
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English (en)
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Masami Takeda
正美 竹田
Yorihito Naitou
順仁 内藤
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正常動作時における発熱量の増加を達成する
と共に、異常に発熱した場合には適正に発熱の停止を可
能として定着の高速化を実現する信頼性に優れた加熱装
置及び定着装置及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 通過し得る全てのシートSの通過領域
内、すなわち、通過し得る最小サイズ通紙域内に、貫通
孔12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真方
式のプリンター、複写機、ファクシミリなどの画像形成
装置に備えられる、シート上のトナーなどを定着させる
定着装置に関し、特に、この定着装置に備えられる加熱
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の加熱装置を備えた定
着装置としては、たとえば、電子写真方式を用いたプリ
ンター、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置に備
えられており、このような画像形成装置に設けられた画
像形成手段によりシート上に形成された未定着のトナー
画像をシート上に定着させるために備えられるものであ
る。
【0003】なお、画像形成装置については公知技術で
あるので、その説明は省略し、画像形成装置に備えられ
る定着装置について以下に説明する。
【0004】このような定着装置のシート上の未定着
(トナー)画像の定着方式としては熱効率、安全性が良
好な接触加熱型の定着装置が広く知られている。
【0005】特に近年では省エネルギー推進の観点か
ら、熱伝達効率が高く、装置の立上りも速い方式とし
て、熱容量の小さなフィルムを介して加熱するフィルム
加熱方式の定着方式が注目されており、特開昭63−3
13182号公報、特開平2−157878、4−44
075〜44083、4−204980〜204984
号公報等に提案されている。
【0006】フィルム加熱定着器の構成としては、フィ
ルムの搬送に専用の搬送用ローラと従動ローラを用いて
テンションを加えながら加圧ローラとの間でフィルムを
搬送する方法と、円筒形フィルムを加圧ローラの搬送力
で駆動させる方法があり、前者はフィルムの搬送性を高
くできる利点を有し、後者は構成を簡略化して低コスト
の定着器を実現できる利点がある。
【0007】以下、後者の加圧ローラ駆動型フィルム定
着器を例にして、図7及び図8を参照して従来技術につ
いてより詳しく説明する。
【0008】図7(A)は、従来技術に係る定着装置
(加圧ローラ駆動型フィルム定着器)の概略断面構成図
である。
【0009】図に示したように、定着装置100は、概
略、ヒータ105と、ヒータ105を支持すると共に、
円筒形の定着フィルム104をガイドするヒータホルダ
ー110と、耐熱性ゴムから成る加圧ローラ103など
から構成されている。
【0010】なお、定着フィルム104は加圧ローラ1
03の回転によって摩擦力を受けてヒータホルダー11
0に沿って回転搬送される構成となっている。
【0011】そして、表面上に未定着のトナー102に
よる画像が形成された記録材であるシートが、定着フィ
ルム104と加圧ローラ103とのニップ部に搬送され
ることによって、総圧4〜15kgf程度に加圧される
と共に加熱されながら搬送され、トナー102による画
像がシート上に定着されていく。
【0012】この定着フィルム104は、通常、熱容量
を小さくしてクイックスタート性を向上するために、膜
厚を100μm以下、より好ましくは40μm以下20
μm以上の耐熱性、離型性、耐久性を兼ねたPTFE、
PFA、PPSの単層フィルムまたはポリイミド、ポリ
アミドイミド、PEEK、PES等のフィルム表面にP
TFE、PFA、FEPを離型性層としてコーティング
した複合層フィルムで構成されている。
【0013】一方、ヒータ105はセラミック等の耐熱
性絶縁材からなるヒータ基板106上に発熱体108が
パターン形成され、表面は耐熱性ガラス109で保護さ
れており、基板の裏面には温度検知素子107が配置さ
れ、定着器の温度制御をこの基板裏面の温度検知によっ
て行なう構成となっている。
【0014】図7(B)はこのヒータ基板106上に発
熱体108が形成された面を示す正面図であり、発熱体
108は1本の帯状に形成されている。
【0015】ここで、発熱体108の材質は銀パラジウ
ム(Ag/Pd)、RuO2 、Ta2 N等の通電発熱体
で、基板面に形成された銀白金(Ag/Pt)からなる
通電電極111からの通電により発熱するものである。
【0016】また、図7(C)はヒータ基板106の裏
面の正面図を示しており、基板温度を制御するために温
度検知素子107は検知素子用配線107aと導通用ス
ルーホール111bを介して基板表面に形成された温度
検知用電極111aに接続され、この電極から装置本体
の検出回路につながれている。
【0017】さらに、このヒータ基板106上には、ヒ
ータ105が何らかの原因によって所定温度以上に昇温
してしまった場合の火災などの問題を防止するため、安
全策として貫通孔112が基板の端部寄りに設けられて
いる。
【0018】この貫通孔112の存在により、基板温度
が過剰な温度領域に達すると、セラミック基板の熱膨張
によって貫通孔112のある部分と無い部分の境界部に
発生する応力差も大きくなり、基板端部と貫通孔112
の間の機械的強度の弱い領域を中心として図8(A)の
ように基板に亀裂(クラック)が入り、基板上に形成さ
れた発熱体108も断線されてヒータ105の熱暴走が
停止されるようになっている。
【0019】但し、この貫通孔112による発熱体10
8の断線が温度検知回路側に生じると、AC回路につな
がれた発熱体108とDC回路につながれた検知素子用
配線107aが割れた基板端部でショートする危険があ
るため、貫通孔112の長手方向の位置は温度検知回路
側からなるべく遠く離れた給電電極側に設けることが好
ましく、逆に極端に給電電極に近過ぎても断線部の電圧
が高過ぎて断線時の発熱体同志の接触による火花の発生
が強くなるため、従来の装置ではA4サイズ紙の通紙域
の内側の給電電極寄りの位置に設けられている。
【0020】以上のような定着装置100を用いたプリ
ンター等の各種画像形成装置は、上述の通り、加熱効率
の高さや立上りの速さによる待機中の予備加熱の不要
化、待ち時間の解消などの多くの利点を有しており、特
に円筒形フィルムを加圧ローラ103の搬送力で駆動さ
せる方法は低コストに実現できるため、小型低速機への
導入から始まり、今後、大型高速機への導入が期待され
ており、より一層の高速化が求められている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0022】より一層の高速化を実現するためには通過
時間の短くなった紙に十分な熱エネルギーを供給するた
め定着温度を更に高く設定する必要があり、それに伴っ
て、小サイズ紙を通過する際、通紙部と非通紙部の温度
差が拡大されて、非通紙部の過剰昇温による周辺部材の
耐熱性の改善、ヒータ基板にかかる熱ストレスの増大に
伴う基板強度の改善等の対策も必要となってくる。
【0023】なお、通紙部と非通紙部の温度差が生じる
のは、通紙部では紙(シート)などに熱が吸収またはこ
れらを通じて熱が放熱されるのに対し、非通紙部では熱
が放熱されず熱がたまってしまうためである。
【0024】特に、ヒータ基板106の強度については
上述のように安全対策の観点からはヒータ全体が加熱回
路が何らかの原因によって暴走した場合には適度な温度
で基板が割れる必要があるが、通常の動作時において非
通紙部のみが局所的に昇温した場合にはヒータが割れて
はならないという特殊な特性(一見矛盾した特性)が求
められている。
【0025】例えば、実際に、封筒のような厚手の小サ
イズ紙が2から3枚重なったまま給紙されてしまった場
合(以下、このような給紙状態を重送と称する)、非通
紙部の温度は熱暴走時にヒータが割れる温度近くまで昇
温する場合があり、特に初期状態(室温状態)からこの
ような温度領域まで急速に昇温されると、その熱ストレ
スのために貫通孔からヒータ割れが生じる場合がある。
【0026】図8(B),(C)および(D)を参照し
てより具体的に説明すると、これらの図は中央に給紙基
準を有するプリンターの定着器においてこのようなヒー
タ割れを生じた場合の一例を示すもので、図8(B)は
封筒が3枚重送して定着ニップ部を通過した場合を示す
定着器の正面図である。
【0027】同図からわかるように、封筒のような厚手
の小サイズ紙が3枚程度重送されると、封筒の左右端部
の加圧ローラ103と定着フィルム104の間に大きな
空隙が生じ、この領域のヒータの熱エネルギーは加圧ロ
ーラ103に奪われ難くなるため、そのままヒータ側の
昇温に消費され、ヒータ基板106の温度が局所的に上
昇する。
【0028】この時の基板裏面の温度をモニタすると図
8(C)のように通紙部の温度と非通紙部の温度が2倍
以上になるような長手方向の温度分布が形成されるよう
な場合があることが確認される。
【0029】同図において、発熱体108と基板セラミ
ックの熱膨張率の差による応力が発熱体108に沿って
作用し、左右の基板裏温度が360℃を越えるような部
分で最も大きくなり、図8(D)に示すように、貫通孔
112のある右側でこのような応力が生じると貫通孔1
12付近の機械強度の弱い部分から亀裂113が発生
し、発熱体108に沿って温度の高い領域内で亀裂11
3が走るとともに基板の幅方向に亀裂113が走ってヒ
ータ基板106が割れ、発熱体108が断線されてしま
う。
【0030】このような重送は頻繁に生じるものではな
いが、万一生じた場合には、定着装置は正常に動作して
いるにもかかわらず、上述のように局所的な温度上昇に
よって、ヒータが割れてしまう可能性があり、その都度
ヒータ基板106等を交換しなくてはならなくなるとい
う問題がある。
【0031】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、正常
動作時における発熱量の増加を達成すると共に、異常に
発熱した場合には適正に発熱の停止を可能として定着の
高速化を実現する信頼性に優れた加熱装置及び定着装置
及び画像形成装置を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、貫通孔を備えた基板と、該基板上
に設けられ、通電により発熱する発熱体と、を備えた加
熱装置において、前記貫通孔は、通過し得る全ての被加
熱材の通過領域内に設けられたことを特徴とする。
【0033】したがって、正常動作中においては、貫通
孔は被加熱材の通過領域内に設けられているので、被加
熱材の非通過領域のみ局所的に高温になってしまって
も、基板に亀裂が生じてしまうことはない。
【0034】また、貫通孔を備えた基板と、該基板上に
設けられ、通電により発熱する発熱体と、を備えた加熱
装置において、前記貫通孔付近から、通過し得る全ての
被加熱材の通過領域内までに至る所定領域に、熱の上昇
を分散させる分散手段を設けたことを特徴とする。
【0035】したがって、正常動作中においては、被加
熱材の非通過領域のみ局所的に放熱しなくても、分散手
段により熱が分散されるので基板に亀裂が生じてしまう
ことはない。
【0036】前記分散手段は、基板上の前記所定領域に
熱伝導部材を密着させるとよい。
【0037】したがって、熱伝導部材により局所的に高
温化しても熱が伝導され分散される。
【0038】前記熱伝導部材は、基板表面上にパターン
形成される金属ペーストであるとよい。
【0039】前記熱伝導部材は、外部の部材に備えられ
た金属板であるとよい。
【0040】前記基板が過剰に加熱された場合に、前記
貫通孔によって生じる応力差によって基板に亀裂が発生
し、前記発熱体に通電する通電回路が断線して発熱が停
止するとよい。
【0041】前記基板上に、該基板の温度を検知する検
知素子を有した温度検知回路と、前記亀裂が発生しても
該温度検知回路が断線してしまうことを防止する断線防
止手段と、を設けるとよい。
【0042】したがって、亀裂の発生により発熱体に通
電する通電回路が断線しても温度検知回路が断線してし
まうことはないので、それぞれの間でショートすること
はない。
【0043】前記断線防止手段は、前記貫通孔と温度検
知回路との間の領域内に、基板を補強する補強手段を設
けるとよい。
【0044】前記断線防止手段は、前記貫通孔と温度検
知回路との間の領域内に、外部に熱を放熱する放熱手段
を設けるとよい。
【0045】前記断線防止手段は、前記発熱体に通電す
る通電回路のうち前記貫通孔と温度検知回路との間の領
域内に、温度ヒューズを直列に接続させるとよい。
【0046】前記断線防止手段は、前記貫通孔を互いに
近接させて少なくとも2箇所設けるとよい。
【0047】前記断線防止手段は、前記基板表面に前記
貫通孔と交わる溝を設けるとよい。
【0048】また、上記目的を達成するために本発明の
定着装置にあっては、上記の加熱装置と、該加熱装置に
加熱されるフィルムと、該フィルムを加熱装置に加圧す
る加圧部材と、を備え、該フィルムと加圧部材との間を
搬送するシート上のトナーを、該シート上に定着させる
ことを特徴とする。
【0049】さらに、上記目的を達成するために本発明
の画像形成装置にあっては、シート上にトナー画像を形
成させる画像形成手段と、該画像形成手段によってトナ
ー画像が形成されたシートを上記の定着装置へ搬送させ
る搬送手段を備えたことを特徴とする。
【0050】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0051】(第1の実施の形態)図1および図2に
は、本発明の第1の実施の形態に係る加熱装置及び定着
装置について示されている。
【0052】これらの加熱装置及び定着装置は画像形成
装置に備えられるものであるが、画像形成装置について
は公知技術であるので詳細については省略し、以下に簡
単に説明する。
【0053】画像形成装置は、装置内部に備えられた画
像読取手段によって読み取った画像情報(例えば、複写
機などの画像形成装置には原稿の画像を読み取る画像読
取手段が備えられている)、あるいは、外部から送られ
る画像情報(プリンタやファクシミリなどの画像形成装
置では外部から送られる画像情報を入力する装置が備え
られている)に基づいて、像担持体(感光体など)に潜
像を形成した後にトナーによって現像化し、その後、搬
送されるシート上に、このトナー画像を転写して、この
未定着のトナー画像が形成された被加熱材としてのシー
トを定着装置に搬送して、定着装置内の加熱装置により
加熱しながら、圧力をかけてトナー画像を定着させるも
のである。
【0054】図1は定着装置1の概略断面構成図であ
る。
【0055】図に示したように、定着装置1は、概略、
加熱装置であるヒータ5と、ヒータ5を支持すると共
に、円筒形の定着フィルム4をガイドするヒータホルダ
ー10と、耐熱性ゴムから成る加圧ローラ3などから構
成されている。
【0056】なお、定着フィルム4は加圧ローラ3の回
転によって摩擦力を受けてヒータホルダー10に沿って
回転搬送される構成となっている。
【0057】そして、表面上に未定着のトナー2による
画像が形成された記録材であるシートSが、定着フィル
ム4と加圧ローラ3とのニップ部に搬送されることによ
って、総圧4〜15kgf程度に加圧されると共に加熱
されながら搬送され、トナー2による画像がシートS上
に定着されていく。
【0058】この定着フィルム4は、通常、熱容量を小
さくしてクイックスタート性を向上するために、膜厚を
100μm以下、より好ましくは40μm以下20μm
以上の耐熱性、離型性、耐久性を兼ねたPTFE、PF
A、PPSの単層フィルムまたはポリイミド、ポリアミ
ドイミド、PEEK、PES等のフィルム表面にPTF
E、PFA、FEPを離型性層としてコーティングした
複合層フィルムで構成されている。
【0059】一方、ヒータ5はセラミック等の耐熱性絶
縁材からなるヒータ基板6上に発熱体8がパターン形成
され、表面は耐熱性ガラス9で保護されており、基板の
裏面には温度検知素子7が配置され、定着器の温度制御
をこの基板裏面の温度検知によって行なう構成となって
いる。
【0060】図2には本発明の第1の実施の形態に係る
加熱装置(ヒータ5)について示されている。図2
(A)はヒータ基板6のうち発熱体8が形成された面を
示す正面図であり、図2(B)はその裏の面を示す正面
図であり、図2(C)はヒータ5を支持するヒータホル
ダー10の概略断面図、および、ヒータ5との接着面を
示す正面図である。
【0061】図2(A)に示したように、ヒータ基板6
上に発熱体8が1本の帯状に形成されており、発熱体8
の材質は銀パラジウム(Ag/Pd)、RuO2 、Ta
2 N等の通電発熱体で、基板面に形成された銀白金(A
g/Pt)からなる通電電極11からの通電により発熱
するものである。
【0062】また、図2(B)に示したように、基板温
度を制御するために温度検知素子7は検知素子用配線7
aと導通用スルーホール11bを介して基板表面に形成
された温度検知用電極11aに接続され、この温度検知
用電極11aから装置本体の検出回路につながれてい
る。
【0063】ヒータ基板6のヒータホルダー10への接
着方法としては、図2(C)に示すように、6箇所に設
けられた接着ポイント10aに熱硬化性接着剤を塗布
し、ヒータ基板6の基板支持枠10bに押し当てて設定
位置に確保しつつ加熱接着するものである。
【0064】この時、ヒータホルダー10の中央部には
熱暴走時の安全策として、約230℃で回路を切断する
機能を有する温度ヒューズ14が給電回路に直列に接続
されており、ヒータホルダー10の中央部に開けられた
温度ヒューズ当接用窓14aを介してヒータホルダー1
0の裏側からヒータ基板6の裏面に接着されるようにな
っている。
【0065】さらに、このヒータ基板6上には、ヒータ
5が何らかの原因によって所定温度以上に昇温してしま
った場合の火災などの問題を防止するため、安全策とし
て貫通孔12が基板の端部寄りに設けられている。
【0066】この貫通孔12の存在により、基板温度が
過剰な温度領域に達すると、セラミック基板の熱膨張に
よって貫通孔12のある部分と無い部分の境界部に発生
する応力差も大きくなり、基板端部と貫通孔12の間の
機械的強度の弱い領域を中心として亀裂(クラック)が
入り、基板上に形成された発熱体8も断線されて、発熱
体8への通電が停止し、ヒータ5の熱暴走が停止される
ようになっている。
【0067】そして、本実施の形態においては、通過し
得る全てのシートSの通過領域内、すなわち、通過し得
る最小サイズ通紙域内に、貫通孔12を設けているのが
特徴である。
【0068】より具体的には、例えば、この貫通孔12
を、最小サイズ紙の通紙端部から5mm内側、基板端部
から0.8mmの位置に直径約0.5mmの穴を厚さ6
35μmのアルミナ基板に開けた場合には、最小サイズ
の封筒を3枚重送させてもヒータ割れは発生せず、逆に
ヒータ全体を350℃以上に昇温させる暴走テストを行
なった際には的確にこの貫通孔12からヒータ割れが発
生してヒータ給電回路(発熱体8に通電するための通電
回路)を切断することができた。
【0069】このように、通過し得る全てのシートSの
通過領域内に貫通孔12を設けたことによって、どのよ
うなシートSが通過していく場合にでも、その際のシー
トSの非通過領域が局所的に温度が上昇してしまって、
ヒータ基板6に亀裂が生じてしまうことを防止できる。
ただし、上述のように基板の温度が異常に上昇してしま
った場合には、貫通孔12により亀裂が発生し、ヒータ
給電回路が切断され発熱を停止することができる。
【0070】また、上述したように、貫通孔12と温度
検知素子回路が近接し過ぎると、貫通孔12から生じた
クラックがこの温度検知回路(検知素子用配線7a)ま
で達した場合、AC電流が温度検知素子7を含むDC回
路に流れ込み、装置の制御回路基板を破損する恐れがあ
る。
【0071】このため、本実施の形態では、図2(B)
および図2(C)の位置関係から分かるように貫通孔1
2と温度検知素子7の間に接着ポイント10aを2箇所
設けると共に温度ヒューズ14の設定位置もその中間に
設けており、これらの存在により基板を補強する(補強
手段)と共に過剰な熱を接着部から外部に逃すようにす
る(放熱手段)ことで、温度検知回路の断線を防止する
断線防止手段を構成しており、これによって、亀裂の進
行を抑制し、温度検知回路(検知素子用配線7a)の断
線を防止させるようにしている。
【0072】(第2の実施の形態)図3には、本発明の
第2の実施の形態が示されている。上記第1の実施の形
態では、貫通孔を1箇所のみ設けた場合の構成を示した
が、本実施の形態では貫通孔を2箇所設けた構成を示し
ている。その他の構成および作用については第1の実施
の形態と同一なので、同一の構成部分については同一の
符号を付して、その説明は省略する。
【0073】図3には本発明の第2の実施の形態に係る
加熱装置(ヒータ5)について示されている。図3
(A)はヒータ基板6のうち発熱体8が形成された面を
示す正面図であり、図3(B)はその裏の面を示す正面
図である。
【0074】本実施の形態では、図に示したように、非
通紙部の局所的な熱の上昇によるヒータ基板6の亀裂を
防止するための貫通孔12を、最小サイズ通紙域内の基
板の両端部にそれぞれ設けた構成となっている。
【0075】このように構成することによって、ヒータ
基板6の温度が異常に上昇した場合には、いずれか一方
の貫通孔12から亀裂が発生するが、貫通孔12が近接
して2箇所設けられたことにより、亀裂が他方の貫通孔
12に誘導されやすくなるため、このような亀裂が発生
する場合には、2つの貫通孔12の間を結ぶ基板の短手
方向に亀裂が走り易くなり、基板の長手方向への亀裂の
発生を抑制して、より温度検知回路の断線に対する安全
性を高めることが可能となる。
【0076】また、本実施の形態においても、加熱装置
(ヒータ5)が正常に動作している限りは、シートSの
非通過領域が局所的に温度が上昇してしまって、ヒータ
基板6に亀裂が生じてしまうようなことはなく、例え
ば、上述のように最小サイズの封筒を3枚重送させても
ヒータ基板6に亀裂が発生するようなことはない。
【0077】なお、本実施の形態においては、貫通孔1
2を2箇所設ける構成を示したが、貫通孔12を3箇所
以上設けて、亀裂を所定の方向に、より確実に誘導させ
る構成としてもよい。
【0078】(第3の実施の形態)図4には、本発明の
第3の実施の形態が示されている。本実施の形態では、
貫通孔と交わる溝を設けた構成を示している。その他の
構成および作用については第1の実施の形態と同一なの
で、同一の構成部分については同一の符号を付して、そ
の説明は省略する。
【0079】図4には本発明の第3の実施の形態に係る
加熱装置(ヒータ5)について示されている。図4
(A)はヒータ基板6のうち発熱体8が形成された面を
示す正面図であり、図4(B)はその裏の面を示す正面
図であり、図4(C)はその側面側の概略構成断面図で
ある。
【0080】本実施の形態では、上述の第2の実施の形
態で示した2つの貫通孔12と交わる溝15を設けた構
成が示されている。
【0081】より詳しく説明すると、図に示したよう
に、2組の貫通孔12を結ぶ方向に深さ約200μmの
V字型の亀裂誘導のための溝15が設けられている。
【0082】このように構成することによって、ヒータ
基板6の温度が異常に上昇した場合には、いずれか一方
の貫通孔12から亀裂が発生するが、発熱体8の方向に
は溝15のエッジによって亀裂が走りにくく、溝15に
より亀裂が溝15に沿って誘導されやすくなるため、基
板の長手方向への亀裂の発生を抑制して、より一層温度
検知回路の断線に対する安全性を高めることが可能とな
る。
【0083】また、本実施の形態においても、加熱装置
(ヒータ5)が正常に動作している限りは、シートSの
非通過領域が局所的に温度が上昇してしまって、ヒータ
基板6に亀裂が生じてしまうようなことはなく、例え
ば、上述のように最小サイズの封筒を3枚重送させても
ヒータ基板6に亀裂が発生するようなことはない。
【0084】なお、本実施の形態においては、貫通孔1
2を2箇所設ける構成を示したが、貫通孔12を1箇所
あるいは3箇所以上設ける構成としてもよい。
【0085】(第4の実施の形態)図5には、本発明の
第4の実施の形態が示されている。上述の実施の形態で
は、貫通孔の設定位置により、局所的な温度上昇による
不具合を解消する構成を示したが、本実施の形態では局
所的な温度上昇を分散させることで不具合を解消する構
成を示している。その他の構成および作用については上
記の実施の形態と同一なので、同一の構成部分について
は同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0086】図5には本発明の第4の実施の形態に係る
加熱装置(ヒータ5)について示されている。図5
(A)はヒータ基板6のうち発熱体8が形成された面を
示す正面図であり、図5(B)はその裏の面を示す正面
図であり、図5(C)は小サイズ通紙時の定着ニップ部
の様子を示す図であり、図5(D)はその際のヒータ基
板6の裏面長手方向の温度分布図である。
【0087】本実施の形態では、貫通孔12を設ける位
置は、通過し得る全てのシートSの通過領域内、すなわ
ち、通過し得る最小サイズ通紙域内に限るものではな
い。ただし、温度検知回路(検知素子用配線7a)まで
亀裂が生じてしまうのを防ぐために従来技術と同様に温
度検知回路から遠く離れた位置に設けるのが望ましい。
【0088】そして、図5(B)に示すように従来技術
の基板端部よりに貫通孔を形成した基板をベースとし、
ヒータ基板6の裏面の最小サイズ通紙域の一部と貫通孔
12周辺を結ぶ領域に、熱の上昇を分散させる分散手段
として、銀白金(Ag/Pt)ペーストからなる熱伝導
部材としての高熱伝導性パターン16を設ける。
【0089】このように構成することによって、室温状
態において、図5(C)のように小サイズの封筒が3枚
重送された場合にも、図5(D)に示すようにヒータ裏
面の長手方向の温度分布は、図中左側の対称位置の基板
温度が360℃に上昇するのに対し、高熱伝導性パター
ンの熱伝導作用により、貫通孔12は非通紙部に設けら
れているにもかかわらず、その周辺の温度は270℃程
度にしか上昇せず、結果としてヒータ割れは発生しなく
なる。
【0090】一方、ヒータ全体を350℃以上に昇温さ
せる暴走テストを行なった際には的確にこの貫通孔から
ヒータ割れが発生してヒータ給電回路を切断するが、本
実施の形態では貫通孔の位置を温度検出回路側から遠く
離した位置に形成しているので亀裂が温度検知回路側に
達することができず、温度検知回路の断線に対する安全
性を従来通り維持したまま、非通紙部昇温による不要な
ヒータ割れを防止することが可能となる。
【0091】(第5の実施の形態)図6には、本発明の
第5の実施の形態が示されている。上記第4の実施の形
態では、ヒータ基板側に熱伝導部材を設けて温度上昇を
分散させる構成を示したが、本実施の形態では、ヒータ
ホルダー側に熱伝導部材を設けて温度上昇を分散させる
構成を示している。その他の構成および作用については
上記の実施の形態と同一なので、同一の構成部分につい
ては同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0092】図6には本発明の第5の実施の形態に係る
加熱装置(ヒータ5)について示されている。図6
(A)はヒータ基板6のうち発熱体8が形成された面を
示す正面図であり、図6(B)はその裏の面を示す正面
図であり、図6(C)は小サイズ通紙時の定着ニップ部
の様子を示す図であり、図6(D)はその際のヒータ基
板6の裏面長手方向の温度分布図である。
【0093】図に示したように、熱の上昇を分散させる
分散手段として、ヒータホルダー10側にアルミ板金か
らなる熱伝導部材としての高熱伝導性板16aを設けて
いる。
【0094】そして、ヒータホルダー10にヒータ基板
6を接着することにより、ヒータ基板6のうち最小サイ
ズ通紙域の一部と貫通孔12周辺を結ぶ領域に、高熱伝
導性板16aが密着されるため、図6(D)のように温
度上昇が分散され、上述の第4の実施の形態と同様の効
果が得られる。
【0095】
【発明の効果】本発明の加熱装置は、貫通孔を、通過し
得る全ての被加熱材の通過領域内に設けたことで、被加
熱材の非通過領域のみ局所的に高温になってしまって
も、基板に亀裂が生じてしまうことを防止できるので、
正常動作時における発熱量の増加が達成され、定着の高
速化を実現でき、信頼性が向上する。
【0096】なお、異常時(異常に装置が発熱した場
合)には、従来と同様に適正に発熱を停止できる。
【0097】また、貫通孔付近から、通過し得る全ての
被加熱材の通過領域内までに至る所定領域に、熱の上昇
を分散させる分散手段を設けることによっても、正常動
作時に基板に亀裂が生じてしまうことを防止できる。
【0098】分散手段は、基板上の所定領域に熱伝導部
材を密着させることにより、局所的に高温化しても熱が
熱伝導部材により伝導され分散できる。
【0099】熱伝導部材は、基板表面上にパターン形成
される金属ペーストでもよいし、外部の部材に備えられ
た金属板でもよい。
【0100】基板が過剰に加熱された場合に、貫通孔に
よって生じる応力差によって基板に亀裂を発生させ、発
熱体に通電する通電回路を断線して発熱を停止すること
ができる。
【0101】基板上に断線防止手段を設ければ、亀裂の
発生により発熱体に通電する通電回路が断線しても温度
検知回路が断線してしまうことはないので、それぞれの
間でのショートを防止できる。
【0102】断線防止手段は、貫通孔と温度検知回路と
の間の領域内に、基板を補強する補強手段を設けたり、
あるいは、外部に熱を放熱する放熱手段を設けて亀裂が
温度検知回路まで達しないようにすることができる。
【0103】また、断線防止手段は、発熱体に通電する
通電回路のうち貫通孔と温度検知回路との間の領域内
に、温度ヒューズを直列に接続させることによっても亀
裂が温度検知回路まで達しないようにすることができ
る。
【0104】さらに、断線防止手段は、貫通孔を互いに
近接させて少なくとも2箇所設けたり、あるいは、基板
表面に貫通孔と交わる溝を設けて、亀裂を誘導すること
によって亀裂が温度検知回路まで達しないようにするこ
とができる。
【0105】また、本発明の定着装置は、上記の加熱装
置と、該加熱装置に加熱されるフィルムと、該フィルム
を加熱装置に加圧する加圧部材と、を備えれば、該フィ
ルムと加圧部材との間を搬送するシート上のトナーを、
該シート上に定着させることができる。
【0106】さらに、本発明の画像形成装置は、シート
上にトナー画像を形成させる画像形成手段と、該画像形
成手段によってトナー画像が形成されたシートを上記の
定着装置へ搬送させる搬送手段を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態に係る定着装置の概
略断面構成図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施の形態に係る加熱装
置について示す図である。
【図3】図3は本発明の第2の実施の形態に係る加熱装
置について示す図である。
【図4】図4は本発明の第3の実施の形態に係る加熱装
置について示す図である。
【図5】図5は本発明の第4の実施の形態に係る加熱装
置について示す図である。
【図6】図6は本発明の第5の実施の形態に係る加熱装
置について示す図である。
【図7】図7は従来技術に係る定着装置および加熱装置
について示す図である。
【図8】図8は従来技術に係る加熱装置について示す図
である。
【符号の説明】
1 定着装置 2 トナー 3 加圧ローラ 4 定着フィルム 5 ヒータ 6 ヒータ基板 7 温度検知素子 7a 検知素子用配線 8 発熱体 9 耐熱性ガラス 10 ヒータホルダー 10a 接着ポイント 10b 基板支持枠 11 電極 11a 温度検知用電極 12 貫通孔 14 温度ヒューズ 14a 温度ヒューズ当接窓 15 溝 16 高熱伝導性パターン 16a 高熱伝導性板 S シート

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貫通孔を備えた基板と、 該基板上に設けられ、通電により発熱する発熱体と、を
    備えた加熱装置において、 前記貫通孔は、通過し得る全ての被加熱材の通過領域内
    に設けられたことを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】貫通孔を備えた基板と、 該基板上に設けられ、通電により発熱する発熱体と、を
    備えた加熱装置において、 前記貫通孔付近から、通過し得る全ての被加熱材の通過
    領域内までに至る所定領域に、熱の上昇を分散させる分
    散手段を設けたことを特徴とする加熱装置。
  3. 【請求項3】前記分散手段は、基板上の前記所定領域に
    熱伝導部材を密着させたことを特徴とする請求項2に加
    熱装置。
  4. 【請求項4】前記熱伝導部材は、基板表面上にパターン
    形成される金属ペーストであることを特徴とする請求項
    3に加熱装置。
  5. 【請求項5】前記熱伝導部材は、外部の部材に備えられ
    た金属板であることを特徴とする請求項3に加熱装置。
  6. 【請求項6】前記基板が過剰に加熱された場合に、前記
    貫通孔によって生じる応力差によって基板に亀裂が発生
    し、前記発熱体に通電する通電回路が断線して発熱が停
    止することを特徴とする請求項1,2,3,4または5
    に記載の加熱装置。
  7. 【請求項7】前記基板上に、該基板の温度を検知する検
    知素子を有した温度検知回路と、前記亀裂が発生しても
    該温度検知回路が断線してしまうことを防止する断線防
    止手段と、を設けたことを特徴する請求項6に記載の加
    熱装置。
  8. 【請求項8】前記断線防止手段は、前記貫通孔と温度検
    知回路との間の領域内に、基板を補強する補強手段を設
    けたことを特徴する請求項7に記載の加熱装置。
  9. 【請求項9】前記断線防止手段は、前記貫通孔と温度検
    知回路との間の領域内に、外部に熱を放熱する放熱手段
    を設けたことを特徴する請求項7に記載の加熱装置。
  10. 【請求項10】前記断線防止手段は、前記発熱体に通電
    する通電回路のうち前記貫通孔と温度検知回路との間の
    領域内に、温度ヒューズを直列に接続させたことを特徴
    する請求項7に記載の加熱装置。
  11. 【請求項11】前記断線防止手段は、前記貫通孔を互い
    に近接させて少なくとも2箇所設けたことを特徴する請
    求項7に記載の加熱装置。
  12. 【請求項12】前記断線防止手段は、前記基板表面に前
    記貫通孔と交わる溝を設けたことを特徴する請求項7に
    記載の加熱装置。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12のいずれか一つに記載
    の加熱装置と、 該加熱装置に加熱されるフィルムと、 該フィルムを加熱装置に加圧する加圧部材と、を備え、 該フィルムと加圧部材との間を搬送するシート上のトナ
    ーを、該シート上に定着させることを特徴とする定着装
    置。
  14. 【請求項14】シート上にトナー画像を形成させる画像
    形成手段と、 該画像形成手段によってトナー画像が形成されたシート
    を請求項13に記載の定着装置へ搬送させる搬送手段を
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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