JPH10245529A - 水可溶性再剥離強力粘着シート - Google Patents

水可溶性再剥離強力粘着シート

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JPH10245529A
JPH10245529A JP8987997A JP8987997A JPH10245529A JP H10245529 A JPH10245529 A JP H10245529A JP 8987997 A JP8987997 A JP 8987997A JP 8987997 A JP8987997 A JP 8987997A JP H10245529 A JPH10245529 A JP H10245529A
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JP
Japan
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water
adhesive sheet
soluble
sensitive adhesive
layer
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JP8987997A
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Shinichiro Hayashi
真一郎 林
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RABITSUTO KK
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RABITSUTO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、何回も貼って剥がせる再剥離性の
強力粘着シートであって、該強力粘着シートの粘着剤に
よって対象物に悪影響を及ぼすことのないようにした安
全性及び信頼性があり、色々な機能を持った便利性の高
い水可溶性タイプの再剥離性強力粘着シートを安価に提
供せんとしたものである。 【解決手段】繰り返して粘着使用出来る再剥離性強力粘
着シートに於いて、ポリエステルフイルム等や紙等の基
材(1)の片面に水可溶性再剥離強力粘着層(B)を有
し、該ポリエステルフイルム等や紙等の基材(1)の反
対面に特殊な発色顔料層(5)を設けて、任意の形状に
裁断してなることを特徴とする水可溶性再剥離強力粘着
シート(A)としたもので、水可溶性再剥離強力粘着層
(B)に保護シート(4)を貼着したり、前記した特殊
な発色顔料層(5)部分を他の機能材料に置き換えて便
利性の高い水可溶性再剥離強力粘着シート(A)とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭や業務用に使
用できる何回も貼って剥がせる再剥離性の強力粘着シー
トの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画鋲の代わりやセロテープの
代わりに対象物に粘着して仮固定できるものとして強力
な粘着シートはあったが、対象物に粘着剤が残って汚れ
たり、該粘着シートを剥がした際、対象物の表面が強力
粘着剤により剥がれてしまったり、貼り損ねて再度貼り
付けた時に粘着力が弱いために、対象物が擦れ落ちたり
する欠点があった。
【0003】又、該粘着シートは量産化するため単純な
透明色や着色(一色が多い)したものしかなく、大きさ
も小さく、形状も四角形や丸形の定型物しかないため装
飾性に欠け、色々な機能を持った再剥離性の強力粘着シ
ートもなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本案は、以上のような
実情に鑑みて発明したもので、何回も貼って剥がせる再
剥離性の強力粘着シートであって、該強力粘着シートの
粘着剤によって対象物に悪影響を及ぼすことのないよう
にした安全性及び信頼性があり、色々な機能を持った便
利性の高い水可溶性タイプの再剥離性強力粘着シートを
安価に提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために次のような構成とした。
【0006】請求項1は、繰り返して粘着使用出来る再
剥離性強力粘着シートに於いて、ポリエステルフイルム
等や紙等の基材(1)の片面に水可溶性再剥離強力粘着
層(B)を有し、該ポリエステルフイルム等や紙等の基
材(1)の反対面に特殊な発色顔料層(5)を設けて、
任意の形状に裁断してなることを特徴とする水可溶性再
剥離強力粘着シート(A)とした。
【0007】請求項2は、水可溶性再剥離強力粘着層
(B)に保護シート(4)を貼着してなることを特徴と
した請求項1記載の水可溶性再剥離強力粘着シート
(A)とした。
【0008】請求項3は、特殊な発色顔料層(5)が蛍
光顔料層(6)である請求項1又は2記載の水可溶性再
剥離強力粘着シート(A)とした。
【0009】請求項4は、特殊な発色顔料層(5)が蓄
光顔料層(7)である請求項1又は2記載の水可溶性再
剥離強力粘着シート(A)とした。
【0010】請求項5は、特殊な発色顔料層(5)が夜
光顔料層(8)である請求項1又は2記載の水可溶性再
剥離強力粘着シート(A)とした。
【0011】請求項6は、特殊な発色顔料層(5)が示
温顔料層(9)である請求項1又は2記載の水可溶性再
剥離強力粘着シート(A)とした。
【0012】請求項7は、特殊な発色顔料層(5)が偏
光フイルム層(10)である請求項1又は2記載の水可
溶性再剥離強力粘着シート(A)とした。
【0013】請求項8は、特殊な発色顔料層(5)がホ
ログラム層(11)である請求項1又は2記載の水可溶
性再剥離強力粘着シート(A)とした。
【0014】請求項9は、特殊な発色顔料層(5)がフ
ォトクロミック層(12)である請求項1又は2記載の
水可溶性再剥離強力粘着シート(A)とした。
【0015】請求項10は、特殊な発色顔料層(5)が
エレクトロクロミック層(13)である請求項1又は2
記載の水可溶性再剥離強力粘着シート(A)とした。
【0016】請求項11は、特殊な発色顔料層(5)を
写真(14)にして貼着されたことを特徴とする請求項
1又は2記載の水可溶性再剥離強力粘着シート(A)と
した。
【0017】請求項12は、特殊な発色顔料層(5)が
湿度で変色する層(15)である請求項1又は2記載の
水可溶性再剥離強力粘着シート(A)とした。
【0018】請求項13は、特殊な発色顔料層(5)が
熱で変色するサーモクロミック層(16)である請求項
1又は2記載の水可溶性再剥離強力粘着シート(A)と
した。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
に基づいて説明する。
【0020】図1は、本発明の水可溶性再剥離強力粘着
シート(A)を示す請求項1の正面図でありその図1の
中央縦割断面図である図2と合わせて説明する。繰り返
して粘着使用出来る再剥離性強力粘着シートに於いて、
ポリエステルフイルム等や紙等の基材(1)の片面に水
可溶性再剥離強力粘着層(B)を有し、該ポリエステル
フイルム等や紙等の基材(1)の反対面に特殊な発色顔
料層(5)を設けて、任意の形状に裁断してなることを
特徴とする水可溶性再剥離強力粘着シート(A)とした
もので、例えば、図1に示すハート型の正面図以外に、
その目的に合わせた任意の形状と大きさにすることが好
ましく、該ポリエステルフイルム等や紙等の基材(1)
には特殊な発色顔料層(5)を設けて構成されたもので
ある。
【0021】水可溶性再剥離強力粘着層(B)は、例え
ばアクリル系粘着剤からなる強粘着層(3)にウレタン
系の特殊エラストマー粘着剤からなる再剥離性粘着層
(2)を積層したもので、これらの積層状態は材料を選
ぶことなく、該水可溶性再剥離強力粘着層(B)の着き
具合が悪くなると、軽く水洗いをして汚れを落とすだけ
で粘着力が元の粘着状態に復元できるようにしたもので
ある。
【0022】基材(1)には、フイルムにポリエステル
フイルムを例に掲げているが、安価で比較的腰のあるフ
イルムであればどのようなフイルムでも良く、紙も同様
であるが、水濡れしても丈夫な素材が望まれることはい
うまでもない。
【0023】前記したアクリル系粘着剤からなる強粘着
層(3)にウレタン系の特殊エラストマー粘着剤からな
る再剥離性粘着層(2)を積層しているのは、粘着層の
厚みの保持により柔軟に粘着できるものであり、該水可
溶性再剥離強力粘着層(B)の着き具合が悪くなると、
軽く水洗いして汚れを落とすだけで粘着力が元の状態に
復元できるようになっている。
【0024】前記した該再剥離性強力粘着シート(A)
で、その目的に合わせた任意の形状とは、図形、文字、
記号などの組み合わせであっても良く、例えば人気キャ
ラクターやマスコットなどの形状をしたものであると、
使用時に商品への愛着感がでてくるので、ユニークなも
のとなる。
【0025】又、前記した特殊な発色顔料層(5)と
は、真珠顔料層とも言われ、次に示す4種類の内のいず
れかを選択して使用すれば良い。 1) 天然パールエッセンス(魚鱗箔) 2) 塩基性炭酸鉛 3) 酸塩化ビスマス 4) 雲母チタン[薄い酸化チタン膜で反射色(金、
銀、赤、紫、青、緑)や透過色(紫、緑、黄、橙、赤)
が得られる]を言う。
【0026】これらを選択して製造することにより、今
までにない再剥離性強力粘着シートとなり、例えば、家
庭の冷蔵庫などの外壁や事務所等の予定表を記入する黒
板又はホワイトボードに、連絡メモや伝票などを固定す
る道具として、該再剥離性強力粘着シート(A)で貼り
付けるだけで、発色顔料の光沢がおしゃれなメモや伝票
などを固定する道具として使用できる。
【0027】図3に示す請求項2の水可溶性再剥離強力
粘着シート(A)は、図1の中央縦割断面図であって、
アクリル系粘着剤からなる強粘着層(3)にウレタン系
の特殊エラストマー粘着剤からなる再剥離性粘着層
(2)を積層した部分に、保護シート(4)を貼着した
もので、該保護シート(4)とは、粘着面に他のものが
付着しないように保護するものであり、材質としてフッ
素加工した紙やフイルムなどを使用し、粘着力をいつで
も即座に新鮮な状態で使用できるようにしたものであ
る。
【0028】図4に示す請求項3の水可溶性再剥離強力
粘着シート(A)は、請求項1の特殊な発色顔料層
(5)が蛍光顔料層(6)であるものを示した正面図
で、該蛍光顔料層(6)とは、有機色素と、アクリルや
塩化ビニル・ユリア・メラミン・ベンゾグアナミン等の
樹脂中に固溶体とした粉末状の2種類があり、これらを
フイルム加工したものであり、蛍光顔料が入射光の紫外
並びに可視部の一部(紫〜青に対応)を吸収し、長波長
側の赤色の波長に変換して放出するもので、寿命が10
秒から4秒以下であって温度に無関係のものを蛍光とい
い、それ以上のものであって低温ほど寿命が長くなるも
のをりん光といい、これらは例えば、正面図のように矢
印などの形状に裁断して、暗闇などの視認用標示等に利
用するだけで、遠くからでも見やすく、色々な場所へ安
価に設置することができる。
【0029】図5に示す請求項4の水可溶性再剥離強力
粘着シート(A)は、請求項1の特殊な発色顔料層
(5)が蓄光顔料層(7)であるものを示した正面図
で、該蓄光顔料層(7)とは、アルカリ土類金属の硫化
物に活性化するための微量の金属不純物を混入したもの
で紫外から可視部の光エネルギーの刺激を受け、一旦剌
激が蓄えられた後、少し時間を得てから発光するもの
で、前記と同様に暗闇などの視認用標示等に利用できる
ものである。
【0030】図6に示す請求項5の水可溶性再剥離強力
粘着シート(A)は、請求項1の特殊な発色顔料層
(5)を夜光顔料層(8)にした正面図で、蓄光顔料に
予め刺激を与えるために放射性同位元素(トリチウム、
プロメチウムなど)を励起エネルギー源として添加し、
常に発光状態を持続させるようにしたもので、夜間向け
の位置表示するための手段として、例えば手の形をした
もの等利用できるもので、前記した発光状態よりも形状
や文字等が遠くからでも鮮明に見える。
【0031】図7に示す請求項6の水可溶性再剥離強力
粘着シート(A)は、請求項1の特殊な発色顔料層
(5)を示温顔料層(9)にして食器類(18)に貼り
つけた一例を示す斜視図で、その示温顔料の種類と性質
を説明すると、無機系は可逆性タイプの結晶水放出型
(30〜100°Cで変色・組成はni、Coなどのヘ
キサメチレンテトラミン酢塩類)と結晶転移型(45〜
150°Cで変色・組成はAg、Hg、Cuなどのハロ
ゲン化酢塩類)があり、不可逆性の分解型(150゜C
以上で変色・組成は重金属の炭酸塩、アンモニウム塩、
硝酸塩、有機酢酸塩)があり、有機系にも可逆性と不可
逆性の2種類がありロイコ染料とそれに弱く反応する発
色剤をそれぞれマイクロカプセルで分離し、これをバイ
ンダー中に分散したものや発色や消色は化学反応により
融点を利用して発色剤の結合を外れて色が消えるように
もできるものである。
【0032】これを使用するときには、例えば食器類
(18)の一部に本案の水可溶性再剥離強力粘着シート
(A)を貼り着けて食べごろの色表示をしたり、熱いも
のや冷たいものを触って危険な時などにその近辺に貼着
して、色表示で人に知らせるようにすれば火傷などの事
故を招くことなく安全である。
【0032】又、他の使用例として、図示していないが
離れた民家や母屋等の窓ガラスや壁等に本案の水可溶性
再剥離強力粘着シート(A)を貼りつけるだけで、寒い
屋外へ出ることなく、屋外の温度を見ることができる。
又、水可溶性再剥離強力粘着シート(A)の色表示の方
法は、5度や10度単位で色の濃淡を変えられるように
したり、特定の温度しか色が変わらないようにするだけ
で、該水可溶性再剥離強力粘着シート(A)の使用範囲
も拡がるものであり、その大きさも小さいものから大き
いものまで自由に選択できると共に、使用途中で鋏など
で必要な大きさに裁断して使用することもできる。
【0033】図8に示す請求項7の水可溶性再剥離強力
粘着シート(A)は、請求項1の特殊な発色顔料層
(5)を偏光フイルム層(10)にして構成したもの
を、窓ガラスに貼り着けた状態を示す斜視図で、偏光フ
イルムの原理を説明すると、高分子の二色性を利用し、
ポリビニルアルコール(PVA)フイルム等を一定方向
に延伸しこれにヨウ素や金属を吸着して作る。偏光フイ
ルムに自然光を透過させると一定方向に振動する光のみ
を通過させ、これと直交して振動する光を吸収又は分散
させるもので、これらの現象を利用して光を透過、屈
折、反射させたりして光をコントロールして使うもので
ある。
【0034】例えば、図8に示すように小さなサイズ以
外に大きく使用する一例として、民家(17)の窓ガラ
スに前記した偏光フイルム層(10)を貼り着けた本案
の水可溶性再剥離強力粘着シート(A)と、その民家
(17)の前を通行する電車や路面バス、自動車等(2
1)の窓ガラスに同じ水可溶性再剥離強力粘着シート
(A)とを交差する方向に貼り着けるだけで、双方の窓
ガラス中が見えなくなるので、空き巣や泥棒よけの対策
にもなる。
【0035】図9に示す請求項8の水可溶性再剥離強力
粘着シート(A)は、請求項1の特殊な発色顔料層
(5)をホログラム層(11)にして構成したものを、
文具である鉛筆(20)に貼り着けた一例を示す斜視図
で、ホログラムの原理について説明するとアルミ蒸着さ
れたフイルム面に、外方からの光の屈折により多種類の
色が交差するように表現されるので、人目を引き寄せる
効果があると共に、例えば文房具や小物などの自分の持
ち物に、アルファベットやイニシャルの形状にして貼り
着けるだけで高級感があり、おしゃれでいつまでも愛着
感が持てるようになる。
【0036】図10に示す請求項9の水可溶性再剥離強
力粘着シート(A)は、請求項1の特殊な発色顔料層
(5)をフォトクロミック層(12)にして構成したも
のを鞄などに貼り着けた正面図で、フォトクロミックの
原理について説明すると、光の作用で分子構造や集合状
態が可逆的に変化し変色する材料をフォトクロミックと
いい、材料は有機系と無機系があり、有機系材料にはス
ピロピラン系、スピロオキサジン系、フルキド系等があ
り、ユニークな材料であり、例えば前記した文房具や小
物などの自分の持ち物に、アルファベットやイニシャル
の形状にして貼り着けるだけで、他人との差別化を図れ
ると共に高級感もより一層高まるものとなる。
【0037】図11に示す請求項10の水可溶性再剥離
強力粘着シート(A)は、請求項1の特殊な発色顔料層
(5)をエレクトロクロミック層(13)にして構成さ
れた状態の斜視図であり、該エレクトロクロミック層
(13)とは、物質に外部から光や熱など何らかの剌激
を与えることにより変色し、その刺激を除くか、或いは
別の刺激に変えることにより元の色に可逆的に戻る現象
をもつ材料をクロミック材料といい、電圧・電流により
変色するものと、光により変色するもの、圧力に変色す
るものがある。
【0038】これらを使用する時には、図11に示す水
可溶性再剥離強力粘着シート(A)を民家の窓ガラス
と、その民家の前を通行する電車や路面バス、自動車等
の窓ガラスに貼り着け、電圧・電流により変色するよう
にすれば、両者の窓ガラス内は見えなくなるので、防犯
用にも役立つものである。
【0039】又、光により変色するものは、例えば、図
示していないが室内の壁紙などを本案の水可溶性再剥離
強力粘着シート(A)に貼り替えるため、該水可溶性再
剥離強力粘着シート(A)の基材(1)を紙にし、四季
別に貼り替えようとするもので太陽の光が室内に入る時
は暗色系に変色したり、又、逆に太陽の光が室内に入ら
ないときは明色に変色するようにすれば生活のリズム感
も変わり、より楽しくなるもので、安価に提供できるも
のとなる。
【0040】圧力に変色するものとして、摩擦熱を利用
した色表示箇所やその他の圧力計の変わりに色表示する
箇所等あるが、使用頻度が少ないため、本案の水可溶性
再剥離強力粘着シート(A)は保存がし易く軽量で安価
なため、予め現場に備えて置くこともできる。
【0041】図12に示す請求項11の水可溶性再剥離
強力粘着シート(A)は、請求項1の特殊な発色顔料層
(5)を写真(14)にして貼着された斜視図で、好み
に合わせた写真(14)を選択して貼着することができ
る。
【0042】図13に示す請求項12の水可溶性再剥離
強力粘着シート(A)は、請求項1の特殊な発色顔料層
(5)が湿度で変色する層(15)で構成した斜視図
で、例ば壁側に本発明の水可溶性再剥離強力粘着シート
(A)を適当な大きさに裁断して、貼着して壁材又は壁
の一部に貼り付けることで、雨の降る日の予報として、
壁の色により天候を察知することができる。
【0043】図14に示す請求項13の水可溶性再剥離
強力粘着シート(A)は、請求項1の特殊な発色顔料層
(5)が熱で変色するサーモクロミック層(16)にし
て構成した斜視図で、額の一部に本案の水可溶性再剥離
強力粘着シート(A)を貼り付けるだけで体温計の代わ
りに目盛りを見なくても色で体温が測定できるもので離
れていても判りやすく、確実に誰でも測定することでき
る。
【発明の効果】
【0044】本案は、以上のような簡単な構造で、下記
の如く共通の多大の効果を奉するものである。
【0045】再剥離性粘着層(2)の着き具合が悪くな
ると、水洗いして汚れを落とすだけで粘着力が元の状態
に復元できるようになっているので、非常に便利で何度
も繰り返して使用することができる。
【0046】粘着層の厚みにより、どのような粘着対象
物の面であっても柔軟に当接して仮固定することができ
ると共に、該粘着対象物に再剥離時の損傷を与えること
がなく、適当なサイズに裁断していつでも使用すること
ができる。
【0047】使用目的に合わせた形状が望ましいが、例
えば、人気キャラクターやマスコットなどの形状をした
ものであるとユニークなものとなり、使用時に商品への
愛着感でてくる。
【0048】再剥離性粘着層(2)に保護シート(4)
を貼着することにより、粘着面に他のものが付着しない
ように保護できるので、粘着力をいつでも即座に新鮮な
状態で使用できる。
【0049】以下、上記以外の請求項別の効果を述べる
と、請求項1は、今までにない再剥離性強力粘着シート
として発色顔料の光沢が一段と強調され、おしゃれな商
品となり、例えば、家庭の冷蔵庫などの外壁や事務所等
の予定表を記入する黒板又はホワイトボードに、連絡メ
モや伝票などを固定する道具として、該再剥離性強力粘
着シート(A)で貼り付けるだけで、発色顔料の光沢が
おしゃれなメモや伝票などを固定する道具として使用で
きる。
【0050】請求項2は、請求項1の水可溶性再剥離強
力粘着シート(A)の水可溶性再剥離強力粘着層(B)
に保護シート(4)を貼着したもので、該保護シート
(4)により粘着面に他のものが付着しないようにした
ことにより、粘着力をいつでも即座に新鮮な状態で使用
することができる。
【0051】請求項3は、例えば矢印などの形状に裁断
して、暗闇などの視認用標示等に使用するだけで、遠く
からでも見やすく、色々な場所へ安価に設置することが
できる。
【0052】請求項4は、一旦刺激が蓄えられた後、少
し時間を得てから発光するもので、前記と同様に暗闇な
どの視認用標示等に使用することができる。
【0053】請求項5は、常に発光状態を持続できるの
でにしたもので、夜間向けの位置表示するための手段と
して、請求項3及び4以上に形状や文字等が遠くからで
も鮮明に見ることができる。
【0054】請求項6は、食器類(18)の一部に本案
の水可溶性再剥離強力粘着シート(A)を貼り着けて食
べごろの色表示をしたり、熱いものや冷たいものを触っ
て危険な時などにその近辺に貼着して、色表示で人に知
らせるようにすれば火傷などの事故を招くことなく安全
である。
【0055】請求項7は、民家の窓ガラスとその民家の
前を通行する電車や路面バス、自動車等の窓ガラスに本
案の偏光フイルム層(10)を貼り着けた水可溶性再剥
離強力粘着シート(A)とを交差する方向に貼り着ける
だけで、双方の窓ガラス中が見えなくなるので、空き巣
や泥棒よけの対策にもなる。
【0056】請求項8は、アルミ蒸着されたフイルム面
に、外方からの光の屈折により多種類の色が交差するよ
うに表現されるので、人目を引き寄せる効果があると共
に、例えば文房具や小物などの自分の持ち物に、アルフ
ァベットやイニシャルの形状にして貼り着けるだけで高
級感があり、お洒落でいつまでも愛着感が持てるように
なる。
【0057】請求項9は、文房具や小物などの自分の持
ち物に、アルファベットやイニシャルの形状にして貼り
着けるだけで、他人との差別化を図れると共に高級感も
より一層高まるものと共にユニークな商品となる。
【0058】請求項10は、水可溶性再剥離強力粘着シ
ート(A)を民家の窓ガラスと、その民家の前を通行す
る電車や路面バス、自動車等の窓ガラスに貼り着け、電
圧・電流により変色するようにすれば、両者の窓ガラス
内は見えなくなるので、防犯用に役立つものである。
【0059】又、四季別に壁紙の代わりに貼り替えよう
として使用する場合には、太陽の光が室内に入る時は暗
色系に変色したり、又、逆に太陽の光が室内に入らない
時は明色に変色するようにすれば生活のリズム感も変わ
り、より楽しくなるもので、安価に提供できるものとな
る。
【0060】圧力に変色するものとして、摩擦熱を利用
した色表示箇所やその他の圧力計の変わりに色表示する
箇所等あるが、使用頻度が少ないため、本案の水可溶性
再剥離強力粘着シート(A)は保存がし易く軽量で安価
なため、予め現場に備えて置くことができる。
【0061】請求項11は、自分の好みに合わせた写真
(14)を選択して貼着することができる。
【0062】請求項12は、本発明の水可溶性再剥離強
力粘着シート(A)を適当な大きさに裁断し、貼着して
壁材又は壁の一部に貼り付けることで、雨の降る日の予
報として壁の色により天候を察知することができる。
【0063】請求項13は、本発明の水可溶性再剥離強
力粘着シート(A)を額の一部に貼り付けるだけで体温
計の代わりに目盛りを見なくても色で体温が測定できる
もので、離れていても判りやすく確実に誰でも測定する
ことできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハート型に裁断した形状例を示す特殊な発色顔
料層(5)を使用した水可溶性再剥離強力粘着シート
(A)を示す請求項1の正面図。
【図2】図1の中央縦割り断面図。
【図3】図1の水可溶性再剥離強力粘着層(B)に保護
シート(4)を貼り着けた状態を示す請求項2の中央縦
割り断面図。
【図4】矢印型に裁断した形状例であって、蛍光顔料層
(6)を使用した水可溶性再剥離強力粘着シート(A)
を示す請求項3の正面図。
【図5】形状や文字等が遠くからでも鮮明に見えるよう
に蓄光顔料層(7)を使用した水可溶性再剥離強力粘着
シート(A)を示す請求項4の正面図。
【図6】手の形をした形状例であって、夜光顔料層
(8)を使用した水可溶性再剥離強力粘着シート(A)
を示す請求項5の正面図。
【図7】食器類(18)に貼り着ける状態の示温顔料層
(9)を使用した水可溶性再剥離強力粘着シート(A)
を示す請求項6の斜視図。
【図8】窓ガラス(19)に貼り着ける状態の偏光フイ
ルム(10)を使用した水可溶性再剥離強力粘着シート
(A)を示す請求項7の斜視図。
【図9】鉛筆(20)に貼り着けた状態のホログラム層
(11)を使用した水可溶性再剥離強力粘着シート
(A)を示す請求項8の斜視図。
【図10】鞄などに貼り着けた状態のフォトクロミック
層(12)を使用した水可溶性再剥離強力粘着シート
(A)を示す請求項9の正面図。
【図11】エレクトロクロミック層(13)を使用した
水可溶性再剥離強力粘着シート(A)を示す請求項10
の斜視図。
【図12】写真(14)を使用した水可溶性再剥離強力
粘着シート(A)を示す請求項11の斜視図。
【図13】湿度で変色する層(15)を使用した水可溶
性再剥離強力粘着シート(A)を示す請求項12の斜視
図。
【図14】熱で変色するサーモクロミック層(16)を
使用した水可溶性再剥離強力粘着シート(A)を示す請
求項13の斜視図。
【符号の説明】
A 水可溶性再剥離強力粘着シート B 水可溶性再剥離強力粘着層 1 基材 2 ウレタン系の特殊エラストマー粘着剤からなる再
剥離性粘着層 3 アクリル系粘着剤からなる強粘着層 4 保護シート 5 発色顔料層 6 蛍光顔料層 7 蓄光顔料層 8 夜光顔料層 9 示温顔料層 10 偏光フイルム層 11 ホログラム層 12 フォトクロミック層 13 エレクトロクロミック層 14 写真 15 湿度で変色する層 16 熱で変色するサーモクロミック層 17 民家 18 食器類 19 窓ガラス 20 鉛筆 21 民家の前を通行する電車や路面バス、自動車等

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繰り返して粘着使用出来る再剥離性強力粘
    着シートに於いて、ポリエステルフイルム等や紙等の基
    材(1)の片面に水可溶性再剥離強力粘着層(B)を有
    し、該ポリエステルフイルム等や紙等の基材(1)の反
    対面に特殊な発色顔料層(5)を設けて、任意の形状に
    裁断してなることを特徴とする水可溶性再剥離強力粘着
    シート(A)。
  2. 【請求項2】水可溶性再剥離強力粘着層(B)に保護シ
    ート(4)を貼着してなることを特徴とした請求項1記
    載の水可溶性再剥離強力粘着シート(A)。
  3. 【請求項3】特殊な発色顔料層(5)が蛍光顔料層
    (6)である請求項1又は2記載の水可溶性再剥離強力
    粘着シート(A)。
  4. 【請求項4】特殊な発色顔料層(5)が蓄光顔料層
    (7)である請求項1又は2記載の水可溶性再剥離強力
    粘着シート(A)。
  5. 【請求項5】特殊な発色顔料層(5)が夜光顔料層
    (8)である請求項1又は2記載の水可溶性再剥離強力
    粘着シート(A)。
  6. 【請求項6】特殊な発色顔料層(5)が示温顔料層
    (9)である請求項1又は2記載の水可溶性再剥離強力
    粘着シート(A)。
  7. 【請求項7】特殊な発色顔料層(5)が偏光フイルム層
    (10)である請求項1又は2記載の水可溶性再剥離強
    力粘着シート(A)。
  8. 【請求項8】特殊な発色顔料層(5)がホログラム層
    (11)である請求項1又は2記載の水可溶性再剥離強
    力粘着シート(A)。
  9. 【請求項9】特殊な発色顔料層(5)がフォトクロミッ
    ク層(12)である請求項1又は2記載の水可溶性再剥
    離強力粘着シート(A)。
  10. 【請求項10】特殊な発色顔料層(5)がエレクトロク
    ロミック層(13)である請求項1又は2記載の水可溶
    性再剥離強力粘着シート(A)。
  11. 【請求項11】特殊な発色顔料層(5)を写真(14)
    にして貼着されたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の水可溶性再剥離強力粘着シート(A)。
  12. 【請求項12】特殊な発色顔料層(5)が湿度で変色す
    る層(15)である請求項1又は2記載の水可溶性再剥
    離強力粘着シート(A)。
  13. 【請求項13】特殊な発色顔料層(5)が熱で変色する
    サーモクロミック層(16)である請求項1又は2記載
    の水可溶性再剥離強力粘着シート(A)。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001106984A (ja) * 1999-10-01 2001-04-17 Nitto Denko Corp 局所変位検知用粘着フィルムまたはシート
KR101156807B1 (ko) 2010-09-10 2012-06-18 창원대학교 산학협력단 눈금자 접착테이프

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JP2001106984A (ja) * 1999-10-01 2001-04-17 Nitto Denko Corp 局所変位検知用粘着フィルムまたはシート
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