JPH10244485A - ドライアイス裁断器 - Google Patents
ドライアイス裁断器Info
- Publication number
- JPH10244485A JPH10244485A JP6382897A JP6382897A JPH10244485A JP H10244485 A JPH10244485 A JP H10244485A JP 6382897 A JP6382897 A JP 6382897A JP 6382897 A JP6382897 A JP 6382897A JP H10244485 A JPH10244485 A JP H10244485A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dry ice
- knives
- blade member
- knife
- cutting device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄板状のドライアイスを簡単に且つ整った形
状に一括して裁断できる小型のドライアイス裁断器を提
供する。 【解決手段】 薄板状のドライアイスが載せられる平板
状の受け台(10)と、当該受け台の上方に昇降可能に
設けられた刃物部材(2)とから構成され、刃物部材
(2)は、格子状に組み合わせた複数の帯状のナイフ
(21,22)を備え、かつ、ナイフ(21,22)の
縦横の各配列は、刃物部材(2)の中央から周縁側に向
かうに従いナイフの高さが漸次低くなる配列になされて
いる。
状に一括して裁断できる小型のドライアイス裁断器を提
供する。 【解決手段】 薄板状のドライアイスが載せられる平板
状の受け台(10)と、当該受け台の上方に昇降可能に
設けられた刃物部材(2)とから構成され、刃物部材
(2)は、格子状に組み合わせた複数の帯状のナイフ
(21,22)を備え、かつ、ナイフ(21,22)の
縦横の各配列は、刃物部材(2)の中央から周縁側に向
かうに従いナイフの高さが漸次低くなる配列になされて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライアイス裁断
器に関するものであり、詳しくは、薄板状のドライアイ
スを簡単に且つ整った形状に裁断できるドライアイス裁
断器に関するものである。
器に関するものであり、詳しくは、薄板状のドライアイ
スを簡単に且つ整った形状に裁断できるドライアイス裁
断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洋菓子などを販売する店舗においては、
持ち帰り用の食品と共にドライアイスの小片を冷却材と
して提供している。ドライアイスの小片は、予め薄板状
に形成されたドライアイスを小割りにしたものであり、
通常、各店頭において、木槌などで衝撃を与えることに
より分割して得る。
持ち帰り用の食品と共にドライアイスの小片を冷却材と
して提供している。ドライアイスの小片は、予め薄板状
に形成されたドライアイスを小割りにしたものであり、
通常、各店頭において、木槌などで衝撃を与えることに
より分割して得る。
【0003】一方、上記の様なドライアイスの小片を成
形する機器としては、電熱板または電熱線などの発熱体
を利用し、部分的に昇華速度を高めて切断する装置や、
小型の丸鋸によって裁断する装置などが提案されている
が、切断速度、装置の大きさ、安全性などに難点があ
り、何れも実用化されていないのが実情である。
形する機器としては、電熱板または電熱線などの発熱体
を利用し、部分的に昇華速度を高めて切断する装置や、
小型の丸鋸によって裁断する装置などが提案されている
が、切断速度、装置の大きさ、安全性などに難点があ
り、何れも実用化されていないのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、固形のドラ
イアイスは、液化炭酸ガスを断熱膨張させて得られた粉
体のドライアイスを圧縮成形したものであり、硬度が高
い反面、比較的脆く、衝撃などにより簡単に崩壊する性
質を備えている。従って、上記の様に叩いて分割した場
合には、整った形状に成形し難く、かつ、崩壊によるロ
スが極めて大きいと言う問題がある。
イアイスは、液化炭酸ガスを断熱膨張させて得られた粉
体のドライアイスを圧縮成形したものであり、硬度が高
い反面、比較的脆く、衝撃などにより簡単に崩壊する性
質を備えている。従って、上記の様に叩いて分割した場
合には、整った形状に成形し難く、かつ、崩壊によるロ
スが極めて大きいと言う問題がある。
【0005】本発明は、薄板状のドライアイスを即座に
且つ崩壊させることなく分割することを主眼に種々検討
の結果なされたものであり、その目的は、薄板状のドラ
イアイスを簡単に且つ整った形状に一括して裁断できる
小型のドライアイス裁断器を提供することにある。
且つ崩壊させることなく分割することを主眼に種々検討
の結果なされたものであり、その目的は、薄板状のドラ
イアイスを簡単に且つ整った形状に一括して裁断できる
小型のドライアイス裁断器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の係るドライアイ
ス裁断器は、薄板状のドライアイスが載せられる平板状
の受け台と、当該受け台の上方に昇降可能に設けられた
刃物部材とから構成され、前記刃物部材は、格子状に組
み合わせた複数の帯状のナイフを備えており、かつ、前
記ナイフの縦横の各配列は、前記刃物部材の中央から周
縁側に向かうに従いナイフの高さが漸次低くなる配列に
なされていることを特徴とする。
ス裁断器は、薄板状のドライアイスが載せられる平板状
の受け台と、当該受け台の上方に昇降可能に設けられた
刃物部材とから構成され、前記刃物部材は、格子状に組
み合わせた複数の帯状のナイフを備えており、かつ、前
記ナイフの縦横の各配列は、前記刃物部材の中央から周
縁側に向かうに従いナイフの高さが漸次低くなる配列に
なされていることを特徴とする。
【0007】上記の裁断器において、受け台にドライア
イスを載せ、刃物部材を押し付けると、縦横の各配列が
上記の特定の配列になされた複数のナイフは、刃物部材
に与えられた力を分散させることなく、各ナイフの個別
に集中する押圧力によってドライアイスを破断する。し
かも、破断した際、各ナイフは、ドライアイスの分割片
を外側へ移動させるため、これを噛み込んでクラッシュ
させることがなく、分割片の形状を保持できる。
イスを載せ、刃物部材を押し付けると、縦横の各配列が
上記の特定の配列になされた複数のナイフは、刃物部材
に与えられた力を分散させることなく、各ナイフの個別
に集中する押圧力によってドライアイスを破断する。し
かも、破断した際、各ナイフは、ドライアイスの分割片
を外側へ移動させるため、これを噛み込んでクラッシュ
させることがなく、分割片の形状を保持できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るドライアイス裁断器
の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、ドライ
アイス裁断器の全体構造を示す斜視図である。図2は、
刃物部材のナイフの形状および配列を下面側から示す斜
視図であり、図3は図2におけるIII−III線に沿
った側面図、図4は図2におけるIV−IV線に沿った
側面図である。図5は、刃物部材の他の態様におけるナ
イフの形状および配列を下面側から示す斜視図である。
の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、ドライ
アイス裁断器の全体構造を示す斜視図である。図2は、
刃物部材のナイフの形状および配列を下面側から示す斜
視図であり、図3は図2におけるIII−III線に沿
った側面図、図4は図2におけるIV−IV線に沿った
側面図である。図5は、刃物部材の他の態様におけるナ
イフの形状および配列を下面側から示す斜視図である。
【0009】本発明のドライアイス裁断器は、図1に示
す様に、薄板状のドライアイスが載せられる平板状の受
け台(10)と、受け台(10)の上方に昇降可能に設
けられた刃物部材(2)とから主として構成され、刃物
部材(2)を昇降させてドライアイスを裁断する器具で
ある。図中、被裁断物としてのドライアイスを鎖線で示
す。
す様に、薄板状のドライアイスが載せられる平板状の受
け台(10)と、受け台(10)の上方に昇降可能に設
けられた刃物部材(2)とから主として構成され、刃物
部材(2)を昇降させてドライアイスを裁断する器具で
ある。図中、被裁断物としてのドライアイスを鎖線で示
す。
【0010】薄板状のドライアイスとしては、通常、一
辺の寸法が5〜30cm程度、厚さが10〜50mm程
度に成形された方形の平面形状を成すドライアイスが適
している。薄板状のドライアイスは、ドライアイス製造
装置(プレス装置)によってブロック状に製造されたド
ライアイスを切断成形したり、或いは、小形のドライア
イス製造装置によって直接圧縮成形して得られる。
辺の寸法が5〜30cm程度、厚さが10〜50mm程
度に成形された方形の平面形状を成すドライアイスが適
している。薄板状のドライアイスは、ドライアイス製造
装置(プレス装置)によってブロック状に製造されたド
ライアイスを切断成形したり、或いは、小形のドライア
イス製造装置によって直接圧縮成形して得られる。
【0011】図1に示すドライアイス裁断器の本体
(1)は、盤状の受け台(10)と、受け台(10)の
縁部から立設された支柱(11)と、支柱(11)の上
部に設けられた箱状のヘッド(12)とを備えている。
受け台(10)は、ドライアイスの保持台として且つ本
体(1)の台座として機能する。
(1)は、盤状の受け台(10)と、受け台(10)の
縁部から立設された支柱(11)と、支柱(11)の上
部に設けられた箱状のヘッド(12)とを備えている。
受け台(10)は、ドライアイスの保持台として且つ本
体(1)の台座として機能する。
【0012】刃物部材(2)は、ヘッド(11)に対し
て垂直方向に且つ摺動自在に挿通されたスクリューバー
(ラック)(3)の下端に吊持される。ヘッド(11)
の内部には、歯車(ピニオン)(4)の回動軸(41)
が水平に枢着されており、スクリューバー(3)は、歯
車(4)に螺合した状態で保持される。また、回動軸
(41)の一端には、回動範囲を規制されたレバー
(5)が取り付けられる。すなわち、刃物部材(2)
は、レバー(5)の操作により、歯車(4)の回動で上
下動するスクリューバー(3)に伴い、受け台(10)
の上方で昇降する。
て垂直方向に且つ摺動自在に挿通されたスクリューバー
(ラック)(3)の下端に吊持される。ヘッド(11)
の内部には、歯車(ピニオン)(4)の回動軸(41)
が水平に枢着されており、スクリューバー(3)は、歯
車(4)に螺合した状態で保持される。また、回動軸
(41)の一端には、回動範囲を規制されたレバー
(5)が取り付けられる。すなわち、刃物部材(2)
は、レバー(5)の操作により、歯車(4)の回動で上
下動するスクリューバー(3)に伴い、受け台(10)
の上方で昇降する。
【0013】刃物部材(2)は、図2に示す様に、上記
スクリューバー(3)が中心に取り付けられた平板部
(20)と、スクリューバー(3)と反対側の平板部
(20)の一面(下面)に設けられ且つ格子状に組み合
わせられた複数の帯状のナイフ(21,22)とを備え
ている。各ナイフ(21,22)は、各種の炭素鋼や合
金鋼から成る一般的な刃物である。ナイフ(21,2
2)の厚さは、その材質と耐久性などを考慮して決定さ
れるが、通常は1〜5mm程度とされる。また、ナイフ
(21,22)の高さ(上下方向の幅)は、20〜50
mm程度とされる。
スクリューバー(3)が中心に取り付けられた平板部
(20)と、スクリューバー(3)と反対側の平板部
(20)の一面(下面)に設けられ且つ格子状に組み合
わせられた複数の帯状のナイフ(21,22)とを備え
ている。各ナイフ(21,22)は、各種の炭素鋼や合
金鋼から成る一般的な刃物である。ナイフ(21,2
2)の厚さは、その材質と耐久性などを考慮して決定さ
れるが、通常は1〜5mm程度とされる。また、ナイフ
(21,22)の高さ(上下方向の幅)は、20〜50
mm程度とされる。
【0014】本発明のドライアイス裁断器においては、
ドライアイスを崩壊させることなく裁断するため、ナイ
フ(21,22)の縦横の各配列が、刃物部材(2)の
中央から周縁側に向かうに従いナイフ(21,22)の
高さが漸次低くなる配列になされる。図2中、ナイフ
(21)は縦方向に配置された縦刃であり、ナイフ(2
2)は横方向に配置された横刃である。
ドライアイスを崩壊させることなく裁断するため、ナイ
フ(21,22)の縦横の各配列が、刃物部材(2)の
中央から周縁側に向かうに従いナイフ(21,22)の
高さが漸次低くなる配列になされる。図2中、ナイフ
(21)は縦方向に配置された縦刃であり、ナイフ(2
2)は横方向に配置された横刃である。
【0015】具体的には、図2及び図4に示す様に、縦
刃を構成するナイフ(21)は、例えば、ドライアイス
の一辺を5分割する様に4枚配置される。そして、中央
の2枚のナイフ(21a)はその高さを高く設定され、
左右の2枚のナイフ(21b)はその高さを低く設定さ
れる。また、図2及び図3に示す様に、横刃を構成する
ナイフ(22)は、例えば、ドライアイスの一辺を4分
割する様に3枚配置される。そして、中央の1枚のナイ
フ(22a)はその高さを高く設定され、前後の2枚の
ナイフ(22b)はその高さを低く設定される。
刃を構成するナイフ(21)は、例えば、ドライアイス
の一辺を5分割する様に4枚配置される。そして、中央
の2枚のナイフ(21a)はその高さを高く設定され、
左右の2枚のナイフ(21b)はその高さを低く設定さ
れる。また、図2及び図3に示す様に、横刃を構成する
ナイフ(22)は、例えば、ドライアイスの一辺を4分
割する様に3枚配置される。そして、中央の1枚のナイ
フ(22a)はその高さを高く設定され、前後の2枚の
ナイフ(22b)はその高さを低く設定される。
【0016】すなわち、刃物部材(2)のナイフ(2
1,22)の配列は、縦横それぞれに、平板部(20)
の中心に対して対称で且つ中心側が高くなされた配列と
される。ナイフ(21a)と(21b)の高低差、およ
び、ナイフ(22a)と(22b)の高低差は、通常、
3〜20mm程度に設定される。
1,22)の配列は、縦横それぞれに、平板部(20)
の中心に対して対称で且つ中心側が高くなされた配列と
される。ナイフ(21a)と(21b)の高低差、およ
び、ナイフ(22a)と(22b)の高低差は、通常、
3〜20mm程度に設定される。
【0017】また、図2〜図4に示す刃物部材(2)の
ナイフ(21,22)は、片刃形状に形成され且つ傾斜
した刃面が何れも外側に向けられており、斯かるナイフ
(21,22)の刃の構造は、ドライアイスを裁断した
際、分割片を外側に逃がす機能を発揮する。
ナイフ(21,22)は、片刃形状に形成され且つ傾斜
した刃面が何れも外側に向けられており、斯かるナイフ
(21,22)の刃の構造は、ドライアイスを裁断した
際、分割片を外側に逃がす機能を発揮する。
【0018】更に、本発明においては、図1に示す様
に、ナイフ(21,22)による分割機能を一層高める
ため、受け台(10)の表面が摺動面として構成されて
いるのが好ましい。具体的には、受け台(10)自体が
ステンレスで作製されたり、腐食を防止し且つ平滑性を
高めるための塗装が受け台(10)の表面に施された
り、或いは、ドライアイスの滑り性を高めるための摺動
材(10s)が受け台(10)の表面に敷設される。摺
動材(10s)としては、耐低温特性に優れ且つ水分の
付着が少なく摩擦抵抗の小さいフッ素系樹脂や超高密度
ポリエチレン等の各種の樹脂または各種の金属から成る
シート又は板状体が使用される。
に、ナイフ(21,22)による分割機能を一層高める
ため、受け台(10)の表面が摺動面として構成されて
いるのが好ましい。具体的には、受け台(10)自体が
ステンレスで作製されたり、腐食を防止し且つ平滑性を
高めるための塗装が受け台(10)の表面に施された
り、或いは、ドライアイスの滑り性を高めるための摺動
材(10s)が受け台(10)の表面に敷設される。摺
動材(10s)としては、耐低温特性に優れ且つ水分の
付着が少なく摩擦抵抗の小さいフッ素系樹脂や超高密度
ポリエチレン等の各種の樹脂または各種の金属から成る
シート又は板状体が使用される。
【0019】本発明の裁断器においては、図1に示す様
に、受け台(10)上に薄板状のドライアイス(鎖線で
示す)を載せ、レバー(5)を下方に押し下げることに
より、ドライアイスに刃物部材(2)を押し付けて裁断
する。受け台(10)上のドライアイスに対し、縦横の
各配列が上記の特定の配列になされた刃物部材(2)の
複数のナイフ(21,22)は、刃物部材(2)に与え
られた力を分散させることなく、中央側から順次に接触
する。そして、各ナイフ(21,22)の個別に集中す
る押圧力によってドライアイスを破断する。
に、受け台(10)上に薄板状のドライアイス(鎖線で
示す)を載せ、レバー(5)を下方に押し下げることに
より、ドライアイスに刃物部材(2)を押し付けて裁断
する。受け台(10)上のドライアイスに対し、縦横の
各配列が上記の特定の配列になされた刃物部材(2)の
複数のナイフ(21,22)は、刃物部材(2)に与え
られた力を分散させることなく、中央側から順次に接触
する。そして、各ナイフ(21,22)の個別に集中す
る押圧力によってドライアイスを破断する。
【0020】しかも、中央のナイフ(21a)及び(2
2a)が最初にドライアイスを破断し、次いで、周縁側
のナイフ(21b)及び(22b)がドライアイスを破
断した際、各ナイフ(21,22)は、ドライアイスの
分割片を外側へ移動させるため、これを噛み込んでクラ
ッシュさせることがなく、分割片の形状を保持できる。
従って、本発明の裁断器においては、薄板状のドライア
イスを簡単に且つ崩壊させることなく整った形状に一括
して裁断できる。特に、受け台(10)の摺動材(10
s)は、裁断操作において分割片を一層円滑に移動させ
るため、摺動材(10s)が敷設されている場合には、
ナイフ間の噛み込みをより低減でき、一層小さな力で裁
断できる。
2a)が最初にドライアイスを破断し、次いで、周縁側
のナイフ(21b)及び(22b)がドライアイスを破
断した際、各ナイフ(21,22)は、ドライアイスの
分割片を外側へ移動させるため、これを噛み込んでクラ
ッシュさせることがなく、分割片の形状を保持できる。
従って、本発明の裁断器においては、薄板状のドライア
イスを簡単に且つ崩壊させることなく整った形状に一括
して裁断できる。特に、受け台(10)の摺動材(10
s)は、裁断操作において分割片を一層円滑に移動させ
るため、摺動材(10s)が敷設されている場合には、
ナイフ間の噛み込みをより低減でき、一層小さな力で裁
断できる。
【0021】また、本発明のドライアイス裁断器におい
て、刃物部材(2)の各ナイフ(21,22)は、図5
に示す様に、両刃形状に形成されていてもよい。図5に
示すナイフ(21,22)の刃の構造は、裁断操作にお
いてドライアイスの分割片を外側に逃がし且つ一層均等
に切断する機能を発揮する。すなわち、上述の様に、ド
ライアイスは粉体を圧縮成形したものであり、繊維質の
物体の様な方向性を備えていないため、両刃のナイフ
(21,22)を採用することにより、本発明の裁断器
においては、裁断操作において一層垂直にクラックを形
成でき、さらに均一な形状に裁断できる。
て、刃物部材(2)の各ナイフ(21,22)は、図5
に示す様に、両刃形状に形成されていてもよい。図5に
示すナイフ(21,22)の刃の構造は、裁断操作にお
いてドライアイスの分割片を外側に逃がし且つ一層均等
に切断する機能を発揮する。すなわち、上述の様に、ド
ライアイスは粉体を圧縮成形したものであり、繊維質の
物体の様な方向性を備えていないため、両刃のナイフ
(21,22)を採用することにより、本発明の裁断器
においては、裁断操作において一層垂直にクラックを形
成でき、さらに均一な形状に裁断できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のドライアイ
ス裁断器によれば、ドライアイスを崩壊させることな
く、簡単に且つ整った形状に一括して裁断できる。
ス裁断器によれば、ドライアイスを崩壊させることな
く、簡単に且つ整った形状に一括して裁断できる。
【図1】ドライアイス裁断器の全体構造を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】刃物部材のナイフの形状および配列を下面側か
ら示す斜視図である。
ら示す斜視図である。
【図3】図2におけるIII −III 線に沿った側
面図である。
面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線に沿った側面図であ
る。
る。
【図5】本発明の他の態様におけるナイフを下面側から
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【符号の説明】 1:本体 10:受け台 10s:摺動材 12:ヘッド 2:刃物部材 21:ナイフ(縦刃) 22:ナイフ(横刃) 3:スクリューバー 4:歯車 5:レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 祐二 群馬県前橋市天川大島町1345番地の1 株 式会社センダ内
Claims (2)
- 【請求項1】 薄板状のドライアイスが載せられる平板
状の受け台と、当該受け台の上方に昇降可能に設けられ
た刃物部材とから構成され、前記刃物部材は、格子状に
組み合わせた複数の帯状のナイフを備えており、かつ、
前記ナイフの縦横の各配列は、前記刃物部材の中央から
周縁側に向かうに従いナイフの高さが漸次低くなる配列
になされていることを特徴とするドライアイス裁断器。 - 【請求項2】 受け台の表面が摺動面として構成されて
いる請求項1に記載のドライアイス裁断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6382897A JPH10244485A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | ドライアイス裁断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6382897A JPH10244485A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | ドライアイス裁断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10244485A true JPH10244485A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=13240619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6382897A Pending JPH10244485A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | ドライアイス裁断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10244485A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111997213A (zh) * | 2020-08-22 | 2020-11-27 | 冒鹏飞 | 一种环保型隔音板安装方法 |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP6382897A patent/JPH10244485A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111997213A (zh) * | 2020-08-22 | 2020-11-27 | 冒鹏飞 | 一种环保型隔音板安装方法 |
CN111997213B (zh) * | 2020-08-22 | 2021-08-24 | 天长市天开建筑工程有限公司 | 一种用于建筑隔音板的裁切设备 |
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