JPH10241951A - 油入電気機器用呼吸器 - Google Patents

油入電気機器用呼吸器

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JPH10241951A
JPH10241951A JP4809797A JP4809797A JPH10241951A JP H10241951 A JPH10241951 A JP H10241951A JP 4809797 A JP4809797 A JP 4809797A JP 4809797 A JP4809797 A JP 4809797A JP H10241951 A JPH10241951 A JP H10241951A
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JP
Japan
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oil
pot
gasket
oil pot
respirator
Prior art date
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Application number
JP4809797A
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English (en)
Inventor
Takao Nozu
隆夫 野津
Takao Matsunaga
隆男 松永
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KYOTO DAIHEN KK
Daihen Corp
Original Assignee
KYOTO DAIHEN KK
Daihen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】呼吸器のオイルポット内の絶縁油が振動等によ
り跳ね上がって外部に漏出するのを防止する。 【解決手段】呼吸器3の支持具4に設けた円筒状のオイ
ルポット支持部4bにオイルポット5の上端を支持さ
せ、オイルポット5の上端を支持具4に設けたガスケッ
ト当接面4dにガスケット6を介して当接させる。オイ
ルポット5の周壁部と支持具4に設けたスロート部4e
との間で、オイルポット5内の絶縁油9の油面を分断し
て、油面の波立ちを抑制する波切り板10をガスケット
6に一体に設ける。波切り板10により絶縁油9の油面
の波立ちを抑制して、絶縁油9が跳ね上がるのを防ぎ、
絶縁油が通気溝7及び通気孔8を通して外部に漏出する
のを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油入変圧器などの
油入電気機器に取り付ける呼吸器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器本体を絶縁油とともにタンク内
に収容した油入電気機器においては、運転中に絶縁油が
空気中の水分を吸収したり、空気中の酸素と接触したり
すると絶縁油が劣化したりスラッジを生成したりして絶
縁耐力が低下する。そのため、油入電気機器において
は、タンク内の絶縁油と外気との接触を断つために、呼
吸器を取り付けている。
【0003】図6は油入電気機器のタンクに呼吸器を取
り付けた例を示したもので、この例では、変圧器などの
電気機器本体を絶縁油とともに収容したタンク1の上部
に逆U字形の連結管2の一端を接続し、該連結管2の他
端に呼吸器3を取り付けている。
【0004】図7は従来用いられていた呼吸器3の構造
を示したもので、この呼吸器は、連結管2の他端に接続
された金属製の支持具4と、支持具4に支持されたオイ
ルポット5とを備えている。
【0005】支持具4は、連結管2の他端にネジ結合等
により接続される接続部4aと、該接続部4aの下端か
ら下方に突出するように設けられた円筒状のオイルポッ
ト支持部4bと、該オイルポット支持部4bの下端から
下方に突出するように設けられたスカート部4cと、オ
イルポット支持部4bの天井部に形成されたガスケット
当接面4dと、該ガスケット当接面4dから下方に突出
して伸びるように設けられて接続部4aが連結管2に接
続された際に上端が連結管2内に連通させられる管状の
スロート部4eとを有している。図示の例では接続部4
aが短管状に形成されていて、該接続部4aの内周に雌
ネジ部が形成され、該雌ネジ部に連結管2の他端の外周
に形成されたネジ部を螺合させることにより、接続部4
aと連結管2とが結合されている。
【0006】オイルポット5は、上端に開口部を有し、
底部が半球状に湾曲した半透明な容器からなっていて、
その上端の開口部をリング状のオイルシール用ガスケッ
ト6を介して支持具のガスケット当接面4dに当接させ
た状態で、かつスロート部4eを内部に受け入れた状態
で、支持具のオイルポット支持部4bに支持されてい
る。図示の例では、オイルポット5の周壁部の上端に雄
ネジ部5aが形成され、該雄ネジ部5aが支持具4のオ
イルポット支持部4bの内周に形成された雌ネジ部4f
に螺合されて、オイルポット5が支持具4に支持されて
いる。オイルポット5内には、所定量の絶縁油9が収容
され、支持具4のスロート部4eの下端が絶縁油9中に
挿入されている。
【0007】呼吸器3はまた、オイルポット5内の絶縁
油9の油面よりも上方の位置でスロート部4eとオイル
ポット5の周壁部との間の空間Aを外部に連通させる通
気通路を備えている。図示の例では、スロート部4eと
オイルポット5の周壁部との間の空間Aに連通する通気
溝7がガスケット6の一部に形成されるとともに、通気
溝7を外部に連通させる通気孔8が支持具のオイルポッ
ト支持部4bとオイルポット5との間に設けられ、該通
気溝7と通気孔8とにより、上記通気通路が形成されて
いる。
【0008】またオイルポット5の周壁部の外面にはつ
ば部5bが形成され、該つば部5bと、支持具4のスカ
ート部4cの下端に形成された円筒状の周壁部4c1との
間に、前記通気通路を外部に連通させる隙間Gが形成さ
れている。
【0009】上記の呼吸器3が取り付けられた油入電気
機器において、電気機器本体からの発熱による絶縁油の
温度上昇や、周囲温度の上昇などによりタンク1内の圧
力が上昇すると、タンク内の空気が連結管2と支持具4
のスロート部4eとを通してオイルポット5内に流入す
る。オイルポット5内に流入した空気は、オイルポット
内の絶縁油9内を通してオイルポット5の周壁部とスロ
ート部4eとの間の空間Aに流出した後、通気溝7及び
通気孔8からなる通気通路を通して外部に排出される。
また、タンク内の圧力が低下したときには、外部の空気
が通気孔8及び通気溝7を通してオイルポット5の周壁
部とスロート部4eとの間の空間Aに流入した後、オイ
ルポット5内の絶縁油9内とスロート部4c内と連結管
2内とを通してタンク1内に流入する。タンク1内の圧
力に変化がないときには、オイルポット5内の絶縁油9
によりタンク1内への外気の流入が遮断され、タンク1
内の絶縁油と外気との接触が断たれる。
【0010】なお図7には示してないが、タンク1内の
圧力が低下したときに外部から流入する空気に含まれる
湿気を吸収する吸湿剤をオイルポット5から電気機器の
タンク1内に至る流路の途中に設けることもある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来の呼
吸器3では、電気機器の構内搬送時や輸送時等に呼吸器
に振動が加わると、オイルポット5内の絶縁油が跳ね上
がり、跳ね上がった絶縁油が通気溝7及び通気孔8を通
して外部に漏出してオイルポット5の外面を汚損したり
地面を汚損したりする等の問題があった。また振動によ
りオイルポット5内の絶縁油が跳ね上がると、通気溝7
内に絶縁油が溜るため、タンク1の内圧が上昇したとき
に通気溝7内の絶縁油が外部に流出してオイルポットの
外面を汚損したり地面を汚損したりする等の問題があっ
た。
【0012】本発明の目的は、電気機器の構内搬送時や
輸送時等にオイルポット内の絶縁油が外部に漏出するの
を防止することができるようにした油入電気機器用呼吸
器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、変圧器などの
電気機器の本体を絶縁油とともにタンク内に収容した油
入電気機器に用いる呼吸器に係わるものである。この種
の呼吸器は、油入電気機器のタンクに一端が接続された
連結管の他端に接続される接続部と、該接続部の下端か
ら下方に突出した筒状のオイルポット支持部と、該オイ
ルポット支持部の天井部に形成されたガスケット当接面
と、該ガスケット当接面から下方に突出して伸びるよう
に設けられて上端が連結管内に連通させられる管状のス
ロート部とを有する支持具と、上端に開口部を有し、該
開口部をオイルシール用ガスケットを介して支持具のガ
スケット当接面に当接させた状態で、かつスロート部を
内部に受け入れた状態で支持具のオイルポット支持部に
上端が支持されてスロート部の下端よりも高いレベルま
で内部に絶縁油が収容されるオイルポットと、オイルポ
ット内の絶縁油の油面よりも上方の位置でスロート部と
オイルポットの周壁部との間の空間を外部に連通させる
通気通路とを備えている。
【0014】本発明においては、オイルポットの周壁部
と支持具のスロート部との間で、該オイルポット内の絶
縁油の油面を複数の領域に分断して該油面の波立ちを抑
制する波切り板をオイルポット内に設けた。この波切り
板は、オイルポット内の絶縁油の油面に波が生じとき
に、該油面を複数の領域に分断するように設ければよ
く、その設け方は任意である。
【0015】例えば、上記波切り板は、ガスケットに一
体に設けることができる。この場合、波切り板は、ガス
ケットの下面からオイルポットとスロート部との間の空
間を下方に突出して、その下端がオイルポット内の絶縁
油中に挿入されるように設ければよい。
【0016】上記のように波切り板をガスケットに一体
に設ける場合、該波切り板は、下方に向うにしたがって
次第に径が小さくなる先細りの形状に形成しておくのが
好ましい。
【0017】上記波切り板はまた、支持具のスロート部
に固定するようにしてもよく、またオイルポットに固定
した状態で設けるようにしてもよい。
【0018】上記のようにオイルポットの周壁部とスロ
ート部との間でオイルポット内の絶縁油の油面を分断す
る波切り板を設けると、オイルポットに振動が加わって
その内部の絶縁油の油面が波だった際に、その波面が波
切り板により分断されるため、絶縁油の油面の波立ちが
抑制される。従って、オイルポット内の絶縁油が跳ね上
がって、通気通路内に侵入するのを防ぐことができ、オ
イルポット内の絶縁油が外部に漏出して該オイルポット
の外面を汚損したり地面を汚損したりするのを防止する
ことができる。
【0019】また波切り板をガスケットに一体に設ける
場合に、該波切り板を先細りの形状に形成しておくと、
波切り板及びスロート部の下端側で両者の間の隙間が小
さくなるため、オイルポットに縦振動が加わった場合
に、オイルポット内の絶縁油がスロート部を伝わって通
気通路まで上昇するのを抑制することができ、オイルポ
ット内からの絶縁油の漏出をより効果的に防ぐことがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わる呼吸器の構
成例を示したもので、同図において、図7に示した従来
の呼吸器の各部と同等の部分にはそれぞれ同一の符号を
付してある。図1において、2は図6に示すように油入
電気機器のタンク1に一端が接続された連結管、3は連
結管2の他端に接続された呼吸器であり、呼吸器3は、
連結管2の他端に接続された金属製の支持具4と、該支
持具4に支持されたオイルポット5とを備えている。支
持具4は図7に示したものと同様のもので、連結管2の
他端に接続される接続部4aと、該接続部4aの下端か
ら下方に突出するように設けられた円筒状のオイルポッ
ト支持部4bと、該オイルポット支持部4bの下端から
下方に突出するように設けられたスカート部4cと、オ
イルポット支持部4bの天井部に形成されたガスケット
当接面4dと、該ガスケット当接面4dから下方に突出
して伸びるように設けられて上端が連結管2内に連通さ
せられる管状のスロート部4eとを有している。接続部
4aは短管状に形成され、該接続部4aの内周に形成さ
れた雌ネジ部に連結管2の他端の外周に形成されたネジ
部を螺合させることにより、接続部4aと連結管2とが
結合されている。
【0021】オイルポット5は、図7に示したものと同
様に上端に開口部を有し、底部が半球状に湾曲した半透
明な容器からなっていて、その周壁部の上端には雄ネジ
部5aが形成され、周壁部の外面にはつば部5bが形成
されている。
【0022】オイルポット5は、その周壁部の上端のネ
ジ部5aを支持具のオイルポット支持部4bの内周のネ
ジ部4fに螺合させることにより支持具4に結合されて
いる。オイルポット5の上端の開口部と支持具のガスケ
ット当接面4dとの間にはリング状のオイルシール用ガ
スケット6が挿入され、オイルポット5の上端が該ガス
ケット6を介してガスケット当接面4dに当接されてい
る。オイルポット5内には、所定量の絶縁油9が収容さ
れ、支持具のスロート部4eの下端が絶縁油9中に挿入
されている。
【0023】図2(A),(B)にも示したように、ガ
スケット6は、その内周部から垂直下方に突出して伸び
る円筒状の波切り板10を一体に有している。この波切
り板10は、オイルポット5の周壁部と支持具のスロー
ト部4eとの間の環状の空間内を、スロート部4eとの
間、及びオイルポット5の周壁部との間にそれぞれ隙間
をあけた状態で該スロート部4eの軸線方向に沿って垂
直下方に伸びるように設けられている。波切り板10
は、その下端が絶縁油9の油面の基準レベルLよりも下
方に達するように設けられていて、該波切り板10によ
り絶縁油9の油面がオイルポットの径方向に分断される
ようになっている。波切り板10の周壁部の油面よりも
上方に位置する部分には、該波切り板の内外を連通させ
る通気孔10aが1個または複数個形成されている。こ
の通気孔10aは波切り板10の内側及び外側で絶縁油
9の油面を等しくするために設けられている。
【0024】図2(A)に示したように、ガスケット6
の一部には、波切り板10と支持具のスロート部4eと
の間の空間に連通する通気溝7が形成され、支持具4の
オイルポット支持部4bの周壁部とオイルポット5の周
壁部との間には、通気溝7を外部に連通させる通気孔8
が形成されている。この通気孔8は、例えば、支持具の
オイルポット支持部4bの内周に該支持部4bの軸線方
向に伸びる溝を設けることにより形成することができ
る。通気溝7と通気孔8とにより、スロート部4eとオ
イルポット5の周壁部との間の空間を外部に連通させる
通気通路が形成されている。
【0025】上記のように呼吸器3のオイルポット5内
に、該オイルポットの周壁部と支持具のスロート部4e
との間で、オイルポット内の絶縁油9の油面を分断する
波切り板10を設けておくと、油入電気機器の構内搬送
時や輸送時等に呼吸器3に加わる振動により絶縁油9の
油面に波が生じようとしたときに、波切り板10が該波
の波面を分断して波の振幅が増大するのを抑えるため、
絶縁油の油面が大きく波立って、絶縁油が跳ね上がるの
を防ぐことができる。したがって、絶縁油9の油面の波
立ちにより通気溝7内や通気孔8内に絶縁油が侵入する
のを防いで、呼吸器から絶縁油が漏出するのを防ぐこと
ができる。
【0026】図2(A),(B)に示した例では、ガス
ケット6の内周部から垂直下方に突出して伸びる円筒状
の波切り板10を形成したが、図2(C)及び(D)に
示すように、ガスケット6の内周部から垂直下方に突出
して伸び、かつ下方に向うにしたがって次第に径が小さ
くなる先細りの形状を有する波切り板10を形成するよ
うにしてもよい。このように、波切り板10を先細りの
形状にしておくと、波切り板10及びスロート部4eの
下端側で両者の間の隙間が小さくなるため、オイルポッ
ト5に縦振動が加わった場合に、オイルポット5内の絶
縁油9がスロート部4eを伝わってガスケット6の通気
溝7まで上昇するのを抑制することができ、オイルポッ
ト内からの絶縁油の漏出をより効果的に防ぐことができ
る。
【0027】図1に示した例では、ガスケット6に波切
り板10を一体に設けたが、波切り板10は、オイルポ
ット5の周壁部と支持具のスロート部4eとの間で、オ
イルポット5内の絶縁油9の油面を複数の領域に分断し
て該油面の波立ちを抑制するように設ければよく、その
設け方は図1に示した例に限定されない。
【0028】例えば、図3に示したように、支持具4の
スロート部4eの下端に外つば部4e1を形成して、該つ
ば部4e1の外周部から垂直上方に突出するように円筒状
の波切り板10を形成するようにしてもよい。この場合
は、波切り板10の内外で絶縁油9の油面を等しくする
ために、波切り板10の絶縁油9中に浸漬される部分
に、該波切り板の内外を連通させる連通孔10aを形成
しておく。
【0029】また図4に示したように、オイルポット5
の底部から垂直上方に突出させた状態で円筒状の波切り
板10を形成してもよい。この場合も、波切り板10の
絶縁油9中に浸漬される部分に、該波切り板の内外を連
通させる連通孔10aを形成しておく。
【0030】上記の例では、波切り板を円筒状に形成し
ているが、波切り板の形状は円筒状に限られるものでは
ない。例えば、図5に示すように、オイルポット5の周
壁部と支持具のスロート部4eとの間の空間を放射状に
伸びるように設けられた複数の羽板を波切り板10´と
して用いることもできる。図5に示した例では、放射状
に配置される波切り板10´を円筒状のスリーブ11の
外周に溶接等により固定して、該スリーブ11をスロー
ト部4eの外周に嵌合させて固定することにより、波切
り板10´をスロート部4eに取り付けるようにしてい
る。
【0031】なお図5に示すように波切り板10´をス
ロート部4eに嵌着されるスリーブ11に固定する代わ
りに、スロート部4eに直接溶接などにより固定するよ
うにしてもよい。
【0032】上記の例では、支持具4を金属により形成
しているが、この支持具は合成樹脂の成形品からなって
いてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、オイル
ポットの周壁部と支持具のスロート部との間で、絶縁油
の油面を分断して該油面の波立ちを抑制する波切り板を
設けたので、呼吸器に加わる振動によりオイルポット内
の絶縁油の油面が大きく波立つのを防ぐことができる。
従って、絶縁油が跳ね上って通気通路内に侵入するのを
防ぐことができ、オイルポット内の絶縁油が外部に漏出
してオイルポットの外面を汚損したり地面を汚損したり
するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる呼吸器の構成例を示した断面図
である。
【図2】(A)及び(B)はそれぞれ図1の呼吸器で用
いるガスケット及び波切り板の一例を示した上面図及び
正面図である。(C)及び(D)はそれぞれ図1の呼吸
器で用いるガスケット及び波切り板の更に他の例を示し
た上面図及び正面図である。
【図3】本発明に係わる呼吸器の他の構成例を示した断
面図である。
【図4】本発明に係わる呼吸器の更に他の構成例を示し
た断面図である。
【図5】本発明に係わる呼吸器に設ける波切り板の変形
例を示した要部の横断面図である。
【図6】油入電気機器のケースに呼吸器を取り付けた状
態を示した要部の正面図である。
【図7】従来の呼吸器を示した断面図である。
【符号の説明】
1 油入電気機器のタンク 2 連結管 3 呼吸器 4 支持具 4a 接続部 4b オイルポット支持部 4c スカート部 4d ガスケット当接面 4e スロート部 5 オイルポット 6 ガスケット 7 通気溝 8 通気孔 10,10´ 波切り板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油入電気機器のタンクに一端が接続され
    た連結管の他端に接続される接続部と、該接続部の下端
    から下方に突出した筒状のオイルポット支持部と、該オ
    イルポット支持部の天井部に形成されたガスケット当接
    面と、該ガスケット当接面から下方に突出して伸びるよ
    うに設けられて上端が前記連結管内に連通させられる管
    状のスロート部とを有する支持具と、 上端に開口部を有し、該開口部をオイルシール用ガスケ
    ットを介して前記ガスケット当接面に当接させた状態
    で、かつ前記スロート部を内部に受け入れた状態で前記
    支持具のオイルポット支持部の内側に上端が支持されて
    前記スロート部の下端よりも高いレベルまで内部に絶縁
    油が収容されるオイルポットと、 前記オイルポット内の絶縁油の油面よりも上方の位置で
    前記スロート部とオイルポットの周壁部との間の空間を
    外部に連通させるように設けられた通気通路とを備えた
    油入電気機器用呼吸器において、 前記オイルポットの周壁部と支持具のスロート部との間
    で、該オイルポット内の絶縁油の油面を複数の領域に分
    断して該油面の波立ちを抑制する波切り板を前記オイル
    ポット内に設けたことを特徴とする油入電気機器用呼吸
    器。
  2. 【請求項2】 前記波切り板は、前記ガスケットに一体
    に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の油
    入電気機器用呼吸器。
  3. 【請求項3】 前記波切り板は、前記ガスケットに一体
    に設けられていて、下方に向うにしたがって次第に径が
    小さくなる先細りの形状を有していることを特徴とする
    請求項1に記載の油入電気機器用呼吸器。
  4. 【請求項4】 前記波切り板は前記支持具のスロート部
    に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の油
    入電気機器用呼吸器。
  5. 【請求項5】 前記波切り板は前記オイルポットに固定
    されていることを特徴とする請求項1に記載の油入電気
    機器用呼吸器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106158275A (zh) * 2016-08-15 2016-11-23 国网山东省电力公司潍坊供电公司 变压器呼吸器装配总成
KR101691909B1 (ko) * 2015-07-16 2017-01-03 (주)엘파워텍 변압기 호흡장치

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