JPH1024107A - 酸素吸入用鼻孔クリップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、酸素チューブの先に蛇腹部と鼻
孔クリップを付けた、酸素吸入装置に関するものであ
る。 【解決手段】 酸素チューブ３に蛇腹２を付け、その先
に鼻孔クリップ１を設けて、この鼻孔クリッブ１を鼻の
中心部に止める。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】［発明の属する技術分野］この発明は、傷
病者への酸素投与を確実に行なうために、鼻に酸素吸入
用鼻孔クリップを取り付けた、酸素吸入装置に関するも
のである。

【０００２】［従来の技術］従来、酸素投与するとき酸
素吸入用鼻孔カテーテルを用いているが、頭を動かすと
すぐにカテーテルが鼻からはずれてしまう。酸素投与す
る患者の多くは自ら元に直す事ができず時には、長時間
放置され不適当であった。

【０００３】［発明が解決しようとする課題］したがっ
て、医療現場では、カテーテルが動かないようにバンソ
コウで止めたり、直すために多くの時間を要していたそ
の欠点を除き、確実に酸素投与をしようとした発明であ
る。

【０００４】［課題を解決するための手段］本案は、こ
の欠点を除くためになされたものでこれを図面について
説明すれば、酸素吸入用のホースの先端に左右自由に角
度を変えられるように蛇腹部を設け、その先に酸素が通
る鼻孔クリップ１（両先端部を内側に角度を少しつけ軟
性のポリウレタン等でふくらみをつけクリップ化す
る。）を鼻に固定する。

【０００５】［発明の実施の形態］本案は、以上のよう
な構造であるから、使用する時には、鼻孔クリップを鼻
の中心部に軽くおしこむ事で固定出来る、とり外す時は
軽く開くようにしてひく。

【０００６】［発明の効果］本案は、鼻孔クリップを用
いることで傷病者が頭部を動かしても鼻からズレず、バ
ンソコウで固定する必要もなく、酸素吸入が出来るとと
もに鼻孔クリップが、鼻の中心部の感覚神経を刺激する
ことで鼻腔を広げ鼻呼吸を助ける、治療用器具である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【符号の説明】

１は鼻孔クリップ ２は蛇腹部 ３は酸素チューブ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ） 酸素チュブの先に左右自由に角度
   を変える、蛇腹２を設ける。 （ロ） 蛇腹の先に鼻孔クリップ１をつけ、鼻孔クリッ
   プの内部は、酸素チューブからの酸素が通る穴を設け
   る。外部の先端は鼻を挟むので大きな丸みと内側に角度
   をとる。 以上の如く構成された、酸素吸入用装置。