JPH1024074A - 腰廻し器 - Google Patents

腰廻し器

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Publication number
JPH1024074A
JPH1024074A JP8215902A JP21590296A JPH1024074A JP H1024074 A JPH1024074 A JP H1024074A JP 8215902 A JP8215902 A JP 8215902A JP 21590296 A JP21590296 A JP 21590296A JP H1024074 A JPH1024074 A JP H1024074A
Authority
JP
Japan
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chair
frame
waist
rod
guide ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP8215902A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Ikeda
文夫 池田
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IKEDA KIKAI SEKKEI KK
Original Assignee
IKEDA KIKAI SEKKEI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いすに座った状態の楽な姿勢で、自分自身の
体重を掛けることで腰を廻すことが出来、しかもその際
に同時に種々の筋力も鍛えることが出来る。 【解決の手段】 台座フレーム(1)のスタンド(1
a)に取付けられた上半身を固定するための押えフレー
ム(3)と、正逆回転自在に取付けられたいす(2)、
及び、いす(2)に取付けの小ロッドと、ガイド環(1
b)の傾斜溝加工によって滑り落ちたり、転がり落ちた
り、することによって、いすに座った者の腰を廻すこと
が出来て、そのガイド環(1b)の内側には、いすを押
し上げるバネ(4)を取付けたものからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腰痛防止に使用さ
れる健康器具として腰廻し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の腰痛防止の腰廻しは、2人1組に
て、腰廻しを行なう方の人が仰向けに寝た状態で、下半
身だけを90゜以上廻して、他のもう1人が片方の手で
下半身を廻した腰と、もう片方で肩を押えるようにし腰
をねじるように上から体重を掛けて押し付ける方法によ
る腰廻しを行なうのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
腰廻し運動に当っては、楽な姿勢で腰を廻すことができ
ず、又苦痛の割に運動の効果は少なく、他人の手を借り
ずに、腰に過激な負荷が掛らないように自分自身でコン
トロールが出来て、しかも有効な効果が得られる腰廻し
健康器具が望まれていた。
【0004】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、いすに座った状態の楽な姿勢で腰を廻
すことができ、しかも、その際に同時に、種々の筋力も
鍛えることが出来、特に、腰の動きを中心にボールを投
げたり、打ったりする競技の向上となるなどの利点を要
した腰廻し器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は台座となる台座フレームのスタンドに
取付けられた上半身を固定するための押えフレームと、
正逆回転自在に取付けられた座るためのいすと、その座
るいすを押し上げるために、ガイド環の内側に取付けた
バネ、及びいすに回転力を与えるために、体重を掛ける
ことにより小ロッドが滑り落ちたり、転がり落ちたりす
るため、又無負荷状態(体重を掛けない状態)でいすの
向きが作動前の向きに戻るように、小ロッドが滑り上が
ったり、転がり上がったりするために、傾斜溝加工を施
工したガイド環とを少なくとも装備した手段によるもの
である。
【0006】ここで、好ましい態様として、腰を廻す負
荷を調整するための足のせフレームと、腰廻しの案内を
するセンターバーとを取付ける。更に又、いすの回転の
支軸となるロッドより、直交方向に取付けられた小ロッ
ドにベアリングを取付けてスムーズに転がり落ちるよう
にするのがよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1(A)は腰廻し器の正面図、図1(B)は腰
廻し器の左側面図、図1(C)は腰廻し器の平面図、図
1(D)は腰廻し器の右側面図、図2はバネ部の拡大断
面図、図3はスタンドのガイド環部分の単品の立体図。
【0008】図において、腰廻し器は、健康器具の一つ
であり、腰を廻すために使用されるもので、台座となる
台座フレーム(1)のスタンド(1a)に挿入された押
えフレーム(3)と、正逆回転自在に組付けられたいす
(2)とガイド環(1b)の内側に取付けたバネ(4)
を備え、上端部に傾斜溝加工を施工したガイド環(1
b)と、又、その傾斜溝をいす(2)が回転しながら落
ちるようにいす(2)のロッド(2b)に、直角方向に
取付けた小ロッド(14)などから主に構成されてい
る。
【0009】台座フレーム(1)は円周等分割に配置の
4本の脚(1c)と、体重の掛る割合により、腰を廻す
負荷を調整するために、中空の丸パイプを円形に曲げ
て、脚(1c)に溶接にて取付けられた足のせフレーム
(1d)と、スタンド(1a)に押えフレーム(3)が
固定されるきり穴が2ヶ所スタンド(1a)先端附近に
丸パイプを貫通する状態に加工されていて、押えフレー
ム(3)を差し込んでトグルピン(8)にて固定するよ
うになっている。又、器具使用者が常に同一人物である
場合は、トグルピン(8)の下側を六角ボルトにて締付
けられるように六角ボルト取付けきり穴と、トグルピン
(8)取付けきり穴がスタンド(1a)の先端附近に加
工されている。
【0010】又、ガイド環(1b)の上部には中央をベ
アリングの受けとし、中立位置が保たれるようにV形に
加工し、V形より両側に傾斜溝の下面を転がって下がる
ための傾斜溝加工を施し、左右両側でも上体廻しが出来
るようにし、又足のせフレーム(1d)に立つような動
作を行なうことにより、いす(2)を中立位置の作動前
の向きにもどるように、コイル状のバネ(4)により、
上記の傾斜溝の上面を転がって上がるようになってい
る。上記傾斜溝は、への字型に加工されていて加工面と
ベアリングの外周が、線タッチが出来るようにし、スム
ーズな動きを要求する所であるために、機械加工仕上と
する。
【0011】ガイド環(1b)には、座るいす(2)を
押し上げるために、内側にコイル状のバネ(4)をセッ
ト出来るように中空のパイプとし、又いす(2)が回転
しながら上下の動きをガイドするブッシュ(5)を2個
取付けのための穴加工を行なってある。
【0012】上記、以上のように構成されていて、台座
フレーム(1)は中空のパイプと一部プレートの溶接構
造物からなる。又、床面にきずを付けないようにキャッ
プ(12)を取付ける。
【0013】ロッド(2b)より直角方向に取付けの小
ロッド(14)は、先端にベアリング(6)を取付け
て、スムーズに転がり落ちるようにし、ロッド(2b)
に挿入し固定されている。その際小ロッド(14)とロ
ッド(2b)を貫通するリーマ穴が同時に加工され、リ
ーマボルトにて固定する。又小ロッドの先端にはベアリ
ング(6)を押えるエンドプレート(7)を取付けのた
めのネジ加工が施されている。
【0014】次に、いす(2)は、丸形のプレートであ
る座(2a)に、クッション(2c)を小ネジにより取
付けたものに、回転の支軸となる丸鋼のロッド(2b)
は、回転や上下にスムーズに動くように外周を機械加工
仕上のロッドとし、又そのロッド(2b)より直角方向
に取付けの小ロッド(14)を固定するリーマ穴が上記
述べたように同時加工されている。又、ロッド(2b)
の下端に取付けるエンドプレート(9)は、いす(2)
が中立位置(体重を掛けていない状態)で、ブッシュ
(5)とタッチしてストッパーになっている。
【0015】又、ロッド(2c)の上側より、太股の間
に入るように座って、腰の回転をガイドするL形の丸鋼
であるセンターバー(13)を挿入して止めネジにてセ
ットする。又その位置決めとしてセンターバー押え(1
1)を六角ボルトにより取付けて固定する。
【0016】台座フレーム(1)のスタンド(1a)に
差し込んで上半身を固定するために装備された中空のパ
イプと、一部プレートの溶接構造物からなる押えフレー
ム(3)は、使用者の体格に合せて高さ調整出来、その
スタンド(1a)と押えフレーム(3)を一体化する取
付け方法は、トグルピン(8)にて行ない、そのトグル
ピン(8)を横方向から差し込む穴を押えフレーム
(3)の差し込み部分に貫通状態のきり穴加工を数ヶ所
加工する。又上半身を固定する押えフレーム(3)は、
両側とも逆U字型になっていて両肩にかつぐような形状
にし、スタンド(1a)に差し込む部分は、両側より一
つにまとめたT字型とする。
【0017】実施の形態に基づいて、台座フレーム
(1)のガイド環(1b)の内側に取付けられたコイル
状のバネ(4)は、無負荷時(体重が掛っていない状
態)に、いす(2)の重量と使用者の体重の1/10程
度を加えたバネ力を持ち圧縮時、(体重を掛けて腰が廻
った状態)は、いす(2)の重量と使用者の体重の1/
4程度とした。又、体重は、60kgを標準としてバネ
力を決定する。
【0018】次に小物部品について説明する。腰廻し器
を使用することによって、ロッド(2b)が上下にスラ
イドし、そのスライドをガイドして、しかも円滑に行な
うためにガイド環(1b)に取付けた上下2個のブッシ
ュ(5)と、コイル状のバネ(4)を押えるための丸形
のバネ押え(10)、ロッド(2b)の下端に取付のエ
ンドプレート(9)は、いす(2)が簡単に抜けなくす
るためのものである。又、エンドプレート(7)はベア
リング(6)を押えるもので中央に、きり穴が加工され
ている。
【0019】以上、実施の形態の構成に基づいて、腰を
廻す負荷は、使用者の体重60kgの人で、約20kg
程度とする。
【0020】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く腰廻し器の使用方法について以下説明する。
【0021】先ず、押えフレーム(3)の高さ調整につ
いて説明する。使用者の体格に合せて、高さ調整が出来
るようになっており、いす(2)に座った状態で両肩に
かつぐような形状になっている押えフレーム(3)に、
両肩上側が接せず、2〜3cm程度隙間を空ける高さに
て、台座フレーム(1)のスタンド(1a)と押えフレ
ーム(3)のピン穴にトグルピン(8)をセットする。
又、器具使用者が常に同一人物である場合は、トグルピ
ン(8)の下側の穴を利用して六角ボルトにて締付けて
しっかり固定した状態で使用するとよい。
【0022】以上のような調整が済んだ後にセンターバ
ー(13)が太股の間に入るように座って背筋を伸す姿
勢とし、次に腕は押えフレーム(3)のサイドより前方
に出して、肘を直角程度に曲げ、頭は正面を向く姿勢と
する。
【0023】以上のようにいす(2)に座って上記に述
べたように、下半身はセンターバー(13)を太股では
さむ姿勢となり、足のせフレームに土踏まずの位置がく
るように乗せる。
【0024】上記動作にてセット完了とする。次に足の
せフレーム(1d)に立つ動作を行なうことにより、い
す(2)に体重が掛かる量を調整しながら、腰を廻した
い方向へ少し廻してみる。その動作後、緩やかにいす
(2)に体重を掛けていく、腰廻しの負荷を調整するに
は、足のせフレームに立つような動作を行なうことによ
り出来る。又、反対側に腰廻しを行なう時は、一旦中立
位置に戻して行なうのがよい。
【0025】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるのではなく、この発明の精神を逸脱しない範
囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る腰廻し器によれば、いすに座った状態の楽な姿
勢において、自分自身の体重を掛けることで、正逆回転
自在に取付けられたいす、及び、いすに取付けの小ロッ
ドとガイド環の傾斜により、腰を廻すことが出来、他人
の手を借りずに、腰に過激な負荷が掛らないように自分
自身でコントロールが出来て、しかもその際に同時に、
種々の筋力も鍛えることが出来て、特に腰の動きを中心
に、ボールを投げたり、打ったりする競技の向上を目的
とする。
【0027】また、腰廻しの動作中、及び動作後に、足
のせフレームに立つような動作を行なうことにより、い
すに掛る体重を減らして自動的にいすの向きを中立位置
方向に戻すことが出来る。
【0028】また、請求項2のように、台座フレームの
脚に取付く足のせフレームにより、いすに掛る体重を減
らして、腰に過激な負荷が掛らないように自分自身でコ
ントロールが出来、又、いすの座の下側から前向に取付
けのセンターバーにより、腰の回転をガイドすることが
出来る。
【0029】また、請求項3のように、小ロッドにベア
リングを取付けることで、ガイド環の傾斜溝の上下面を
スムーズに転がり落ちたり上がったりすることが出来
る。
【0030】また、請求項4のように、押えフレームが
台座フレームのスタンドに伸縮するように取付けられて
いる場合には腰廻しを行なうときに、使用者の身体の大
きさに合せて押えフレームの高さを調整することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の実施の形態を示す腰廻し器
の正面図である。(B)はこの発明の実施の形態を示す
腰廻し器の左側面図である。(C)はこの発明の実施の
形態を示す腰廻し器の平面図である。(D)はこの発明
の実施の形態を示す腰廻し器の右側面図である。
【図2】この発明の実施の形態を示すバネ部分の拡大断
面図である。
【図3】この発明の実施の形態を示すスタンドのガイド
環部分の単品の立体図である。
【図4】この発明の実施の形態を示す腰廻し器を使用す
る時の正面図である。
【符号の説明】
1 台座フレーム 1a スタンド 1b ガイド環 1c 脚 1d 足のせフレーム 2 いす 2a 座 2b ロッド 2c クッション 3 押えフレーム 4 バネ 5 ブッシュ 6 ベアリング 7 エンドプレート 8 トグルピン 9 エンドプレート 10 バネ押え 11 センターバー押え 12 キャップ 13 センターバー 14 小ロッド
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腰痛防止に使用さ
れる健康器具として腰廻し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の腰痛防止の腰廻しは、2人1組に
て、腰廻しを行なう方の人が仰向けに寝た状態で、下半
身だけを90゜以上廻して、他のもう1人が片方の手で
下半身を廻した腰と、もう片方で肩を押えるようにし腰
をねじるように上から体重を掛けて押し付ける方法によ
る腰廻しを行なうのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
腰廻し運動に当っては、楽な姿勢で腰を廻すことができ
ず、又苦痛の割に運動の効果は少なく、他人の手を借り
ずに、腰に過激な負荷が掛らないように自分自身でコン
トロールが出来て、しかも有効な効果が得られる腰廻し
健康器具が望まれていた。
【0004】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、いすに座った状態の楽な姿勢で腰を廻
すことができ、しかも、その際に同時に、種々の筋力も
鍛えることが出来、特に、腰の動きを中心にボールを投
げたり、打ったりする競技の向上となるなどの利点を要
した腰廻し器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は台座となる台座フレームのスタンドに
取付けられた上半身を固定するための押えフレームと、
正逆回転自在に取付けられた座るためのいすと、その座
るいすを押し上げるために、ガイド環の内側に取付けた
バネ、及びいすに回転力を与えるために、体重を掛ける
ことにより小ロッドが滑り落ちたり、転がり落ちたりす
るため、又無負荷状態(体重を掛けない状態)でいすの
向きが作動前の向きに戻るように、小ロッドが滑り上が
ったり、転がり上がったりするために、傾斜溝加工を施
工したガイド環とを少なくとも装備した手段によるもの
である。
【0006】ここで、好ましい態様として、腰を廻す負
荷を調整するための足のせフレームと、腰廻しの案内を
するセンターバーとを取付ける。更に又、いすの回転の
支軸となるロッドより、直交方向に取付けられた小ロッ
ドにベアリングを取付けてスムーズに転がり落ちるよう
にするのがよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。
こで、図1は腰廻し器の正面図、図2は腰廻し器の左側
面図、図3は腰廻し器の平面図、図4は腰廻し器の右側
面図、図5はバネ部の拡大断面図、図6はスタンドのガ
イド環部分の単品の立体図。
【0008】図において、腰廻し器は、健康器具の一つ
であり、腰を廻すために使用されるもので、台座となる
台座フレーム(1)のスタンド(1a)に挿入された押
えフレーム(3)と、正逆回転自在に組付けられたいす
(2)とガイド環(1b)の内側に取付けたバネ(4)
を備え、上端部に傾斜溝加工を施工したガイド環(1
b)と、又、その傾斜溝をいす(2)が回転しながら落
ちるようにいす(2)のロッド(2b)に、直角方向に
取付けた小ロッド(14)などから主に構成されてい
る。
【0009】台座フレーム(1)は円周等分割に配置の
4本の脚(1c)と、体重の掛る割合により、腰を廻す
負荷を調整するために、中空の丸パイプを円形に曲げ
て、脚(1c)に溶接にて取付けられた足のせフレーム
(1d)と、スタンド(1a)に押えフレーム(3)が
固定されるきり穴が2ヶ所スタンド(1a)先端附近に
丸パイプを貫通する状態に加工されていて、押えフレー
ム(3)を差し込んでトグルピン(8)にて固定するよ
うになっている。又、器具使用者が常に同一人物である
場合は、トグルピン(8)の下側を六角ボルトにて締付
けられるように六角ボルト取付けきり穴と、トグルピン
(8)取付けきり穴がスタンド(1a)の先端附近に加
工されている。
【0010】又、ガイド環(1b)の上部には中央をベ
アリングの受けとし、中立位置が保たれるようにV形に
加工し、V形より両側に傾斜溝の下面を転がって下がる
ための傾斜溝加工を施し、左右両側でも上体廻しが出来
るようにし、又足のせフレーム(1d)に立つような動
作を行なうことにより、いす(2)を中立位置の作動前
の向きにもどるように、コイル状のバネ(4)により、
上記の傾斜溝の上面を転がって上がるようになってい
る。上記傾斜溝は、への字型に加工されていて加工面と
ベアリングの外周が、線タッチが出来るようにし、スム
ーズな動きを要求する所であるために、機械加工仕上と
する。
【0011】ガイド環(1b)には、座るいす(2)を
押し上げるために、内側にコイル状のバネ(4)をセッ
ト出来るように中空のパイプとし、又いす(2)が回転
しながら上下の動きをガイドするブッシュ(5)を2個
取付けのための穴加工を行なってある。
【0012】上記、以上のように構成されていて、台座
フレーム(1)は中空のパイプと一部プレートの溶接構
造物からなる。又、床面にきずを付けないようにキャッ
プ(12)を取付ける。
【0013】ロッド(2b)より直角方向に取付けの小
ロッド(14)は、先端にベアリング(6)を取付け
て、スムーズに転がり落ちるようにし、ロッド(2b)
に挿入し固定されている。その際小ロッド(14)とロ
ッド(2b)を貫通するリーマ穴が同時に加工され、リ
ーマボルトにて固定する。又小ロッドの先端にはベアリ
ング(6)を押えるエンドプレート(7)を取付けのた
めのネジ加工が施されている。
【0014】次に、いす(2)は、丸形のプレートであ
る座(2a)に、クッション(2c)を小ネジにより取
付けたものに、回転の支軸となる丸鋼のロッド(2b)
は、回転や上下にスムーズに動くように外周を機械加工
仕上のロッドとし、又そのロッド(2b)より直角方向
に取付けの小ロッド(14)を固定するリーマ穴が上記
述べたように同時加工されている。又、ロッド(2b)
の下端に取付けるエンドプレート(9)は、いす(2)
が中立位置(体重を掛けていない状態)で、ブッシュ
(5)とタッチしてストッパーになっている。
【0015】又、ロッド(2c)の上側より、太股の間
に入るように座って、腰の回転をガイドするL形の丸鋼
であるセンターバー(13)を挿入して止めネジにてセ
ットする。又その位置決めとしてセンターバー押え(1
1)を六角ボルトにより取付けて固定する。
【0016】台座フレーム(1)のスタンド(1a)に
差し込んで上半身を固定するために装備された中空のパ
イプと、一部プレートの溶接構造物からなる押えフレー
ム(3)は、使用者の体格に合せて高さ調整出来、その
スタンド(1a)と押えフレーム(3)を一体化する取
付け方法は、トグルピン(8)にて行ない、そのトグル
ピン(8)を横方向から差し込む穴を押えフレーム
(3)の差し込み部分に貫通状態のきり穴加工を数ヶ所
加工する。又上半身を固定する押えフレーム(3)は、
両側とも逆U字型になっていて両肩にかつぐような形状
にし、スタンド(1a)に差し込む部分は、両側より一
つにまとめたT字型とする。
【0017】実施の形態に基づいて、台座フレーム
(1)のガイド環(1b)の内側に取付けられたコイル
状のバネ(4)は、無負荷時(体重が掛っていない状
態)に、いす(2)の重量と使用者の体重の1/10程
度を加えたバネ力を持ち圧縮時、(体重を掛けて腰が廻
った状態)は、いす(2)の重量と使用者の体重の1/
4程度とした。又、体重は、60kgを標準としてバネ
力を決定する。
【0018】次に小物部品について説明する。腰廻し器
を使用することによって、ロッド(2b)が上下にスラ
イドし、そのスライドをガイドして、しかも円滑に行な
うためにガイド環(1b)に取付けた上下2個のブッシ
ュ(5)と、コイル状のバネ(4)を押えるための丸形
のバネ押え(10)、ロッド(2b)の下端に取付のエ
ンドプレート(9)は、いす(2)が簡単に抜けなくす
るためのものである。又、エンドプレート(7)はベア
リング(6)を押えるもので中央に、きり穴が加工され
ている。
【0019】以上、実施の形態の構成に基づいて、腰を
廻す負荷は、使用者の体重60kgの人で、約20kg
程度とする。
【0020】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く腰廻し器の使用方法について以下説明する。
【0021】先ず、押えフレーム(3)の高さ調整につ
いて説明する。使用者の体格に合せて、高さ調整が出来
るようになっており、いす(2)に座った状態で両肩に
かつぐような形状になっている押えフレーム(3)に、
両肩上側が接せず、2〜3cm程度隙間を空ける高さに
て、台座フレーム(1)のスタンド(1a)と押えフレ
ーム(3)のピン穴にトグルピン(8)をセットする。
又、器具使用者が常に同一人物である場合は、トグルピ
ン(8)の下側の穴を利用して六角ボルトにて締付けて
しっかり固定した状態で使用するとよい。
【0022】以上のような調整が済んだ後にセンターバ
ー(13)が太股の間に入るように座って背筋を伸す姿
勢とし、次に腕は押えフレーム(3)のサイドより前方
に出して、肘を直角程度に曲げ、頭は正面を向く姿勢と
する。
【0023】以上のようにいす(2)に座って上記に述
べたように、下半身はセンターバー(13)を太股では
さむ姿勢となり、足のせフレームに土踏まずの位置がく
るように乗せる。
【0024】上記動作にてセット完了とする。次に足の
せフレーム(1d)に立つ動作を行なうことにより、い
す(2)に体重が掛かる量を調整しながら、腰を廻した
い方向へ少し廻してみる。その動作後、緩やかにいす
(2)に体重を掛けていく、腰廻しの負荷を調整するに
は、足のせフレームに立つような動作を行なうことによ
り出来る。又、反対側に腰廻しを行なう時は、一旦中立
位置に戻して行なうのがよい。
【0025】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるのではなく、この発明の精神を逸脱しない範
囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る腰廻し器によれば、いすに座った状態の楽な姿
勢において、自分自身の体重を掛けることで、正逆回転
自在に取付けられたいす、及び、いすに取付けの小ロッ
ドとガイド環の傾斜により、腰を廻すことが出来、他人
の手を借りずに、腰に過激な負荷が掛らないように自分
自身でコントロールが出来て、しかもその際に同時に、
種々の筋力も鍛えることが出来て、特に腰の動きを中心
に、ボールを投げたり、打ったりする競技の向上を目的
とする。
【0027】また、腰廻しの動作中、及び動作後に、足
のせフレームに立つような動作を行なうことにより、い
すに掛る体重を減らして自動的にいすの向きを中立位置
方向に戻すことが出来る。
【0028】また、請求項2のように、台座フレームの
脚に取付く足のせフレームにより、いすに掛る体重を減
らして、腰に過激な負荷が掛らないように自分自身でコ
ントロールが出来、又、いすの座の下側から前向に取付
けのセンターバーにより、腰の回転をガイドすることが
出来る。
【0029】また、請求項3のように、小ロッドにベア
リングを取付けることで、ガイド環の傾斜溝の上下面を
スムーズに転がり落ちたり上がったりすることが出来
る。
【0030】また、請求項4のように、押えフレームが
台座フレームのスタンドに伸縮するように取付けられて
いる場合には腰廻しを行なうときに、使用者の身体の大
きさに合せて押えフレームの高さを調整することが出来
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】はこの発明の実施の形態を示す腰廻し器の正面
図である。
【図2】はこの発明の実施の形態を示す腰廻し器の左側
面図である。
【図3】はこの発明の実施の形態を示す腰廻し器の平面
図である。
【図4】はこの発明の実施の形態を示す腰廻し器の右側
面図である。
【図5】はこの発明の実施の形態を示すバネ部分の拡大
断面図である。
【図6】はこの発明の実施の形態を示すスタンドのガイ
ド環部分の立体図である。
【図7】はこの発明の実施の形態を示す腰廻し器を使用
する時の正面図である。
【符号の説明】 1 台座フレーム 1a スタンド 1b ガイド環 1c 脚 1d 足のせフレーム 2 いす 2a 座 2b ロッド 2c クッション 3 押えフレーム 4 バネ 5 ブッシュ 6 ベアリング 7 エンドプレート 8 トグルピン 9 エンドプレート 10 バネ押え 11 センターバー押え 12 キャップ 13 センターバー 14 小ロッド
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座となる台座フレーム(1)のスタン
    ド(1a)に挿入された押えフレーム(3)と、正逆回
    転自在に組付けられたいす(2)、及びガイド環(1
    b)の内側に取付けたバネ(4)を備え、傾斜溝加工を
    施工したガイド環(1b)と、又、その傾斜溝をいす
    (2)が回転しながら落ちるようにいす(2)のロッド
    (2b)に、直角方向に取付けた小ロッド(14)と
    を、少なくとも装備したことを特徴とする腰廻し器。
  2. 【請求項2】 台座フレーム(1)の脚(1c)に取付
    く足のせフレーム(1d)と、いす(2)の座(2a)
    の下側から前方向に取付けられたセンターバー(13)
    とが備えられた請求項1記載の腰廻し器。
  3. 【請求項3】 ロッド(2b)より直交方向に取付けら
    れた小ロッド(14)にベアリング(6)を取付けた請
    求項1記載の腰廻し器。
  4. 【請求項4】 押えフレーム(3)は、台座フレーム
    (1)のスタンド(1a)に差し込んで伸縮するように
    取付けられる請求項1記載の腰廻し器。
JP8215902A 1996-07-11 1996-07-11 腰廻し器 Pending JPH1024074A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007082944A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Combi Wellness Corp トレーニング装置
JP2007082945A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Combi Wellness Corp トレーニング装置

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