JPH10240163A - Elディスプレイ - Google Patents

Elディスプレイ

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Publication number
JPH10240163A
JPH10240163A JP9062234A JP6223497A JPH10240163A JP H10240163 A JPH10240163 A JP H10240163A JP 9062234 A JP9062234 A JP 9062234A JP 6223497 A JP6223497 A JP 6223497A JP H10240163 A JPH10240163 A JP H10240163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode plate
display
luminous body
light
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9062234A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Iwamura
満夫 岩村
Masaaki Sato
正昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawaguchiko Seimitsu KK
Original Assignee
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawaguchiko Seimitsu KK filed Critical Kawaguchiko Seimitsu KK
Priority to JP9062234A priority Critical patent/JPH10240163A/ja
Publication of JPH10240163A publication Critical patent/JPH10240163A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、液晶ディスプレイのバックライトとし
て使用していたEL発光体のみで、文字、数字、記号等
の表示を行えるようにして、ディスプレイの薄型化及び
軽量化を図ると同時に、曲面での表示も行えるようにす
る。 【解決手段】 透明電極板1と背面電極板4との間にE
L発光体2を挟み込み、両電極板間に交流電圧を印加す
ることによりEL発光体3を発光させるELディスプレ
イにおいて、上記透明電極板1及び背面電極板4の選択
された任意の電極線9,10に交流電圧を印加し、両電
極線9,10の重なり部でEL発光体2を発光させて文
字や数字等を表示させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EL発光体を用い
たディスプレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、平面型の各種ディスプレイと
して液晶(LCD)が多く使用されているが、液晶自体
は自発光型の素子ではないため、液晶ディスプレイとし
て使用する場合は、液晶の背面に自発光型の素子である
EL(Electro Luminescence)発
光体等をバックライト用として配し、液晶の表面に表れ
る数字、文字、記号あるいは模様等がはっきり見えるよ
うに輝度を補っている。このように、EL発光体は従来
からバックライト用の光源として使用されてはいるもの
の、EL発光体自体に数字、文字、記号あるいは模様等
を表示させるELディスプレイは存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
液晶ディスプレイにあっては、消費電力が少なくて済む
といった利点があるものの、常にバックライト光源が必
要となるため、ディスプレイ全体の薄型化、軽量化に限
界があり、また大型の液晶は製造コストが高くなるとい
った問題があった。
【0004】更に、液晶の表示基板は一般にガラスが使
用されるため、平面形状のディスプレイしか作ることが
できず、湾曲面に設置できるような柔軟なディスプレイ
の製造が困難となっていた。
【0005】そこで本発明は、数字、文字、記号等の表
示をEL発光だけで行えるようにして、ディスプレイの
薄型化及び軽量化を図ると同時に、曲面表示を行えるよ
うにしたことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係るELディスプレイは、透明
電極板と背面電極板との間にEL発光体を挟み込み、両
電極板間に交流電圧を印加することによりEL発光体を
発光させるELディスプレイにおいて、上記透明電極板
及び背面電極板の選択された任意の電極線に交流電圧を
印加し、両電極線の重なり部でEL発光体を発光させて
文字や数字等を表示させたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2に係るELディス
プレイは、上記透明電極板および背面電極板は、微細な
ストライプ状の電極線を複数本並列させて構成され、透
明電極板および背面電極板を縦・横方向とに配設するこ
とで各電極板の電極線を格子状に組み、各格子単位をE
L発光体が発光する際の最小発光部とし、この最小発光
部のつながりによって文字や数字等を表示させたことを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に基づいて本発明に
係るELディスプレイの実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明に係るELディスプレイの構成断面を示し
たものであり、基本的にはディスプレイ本体Aと、電極
用リード端子とで構成される。
【0009】ELディスプレイ本体Aは、上から透明電
極板1、EL発光体2、絶縁反射板3そして背面電極板
4の順で層状に形成されたEL層と、透明電極板1の上
面及び背面電極板4の下面を被覆する防湿シート5,6
とで構成される。一方、電極用リード端子は、透明電極
板1から引き出された透明電極用リード端子7と、背面
電極板1から引き出された背面電極用リード端子8とで
構成されており、ケーブルを介して駆動回路および電源
(いずれも図示せず)に接続されている。
【0010】上記透明電極板1及び背面電極板4は、図
2(イ)、(ロ)に示したように、それぞれ縦・横方向
に多数並列させた微細なストライプ状の電極線9,10
で形成される。この実施例では電極線9,10の一本の
幅は約200〜400μmと細く、また隣接する電極線
9,10同士の隙間は約30μm前後と狭いが、電極線
9,10の幅や間隔は、表示パネルの大きさ、表示する
文字や数字、記号等の種類などによって自由に選択する
ことができる。そして、図3に示したように、EL発光
体2、絶縁反射板3を上下から挟むようにして、透明電
極板1及び背面電極板4を縦・横方向に配置し、電極線
9と電極線10が格子状に組むことで、EL発光体2に
多数のドットマトリクスを構成することができる。
【0011】従って、この実施例では透明電極板1及び
背面電極板4の選択された任意の電極線9,10(一本
乃至複数本)に印加した時に、印加されている透明電極
板1の電極線9と、背面電極板4の電極線10との重な
り部分でEL発光体2が発光するため、図4に示したよ
うに、透明電極板1及び背面電極板4によってEL発光
体2に多数のドットマトリクス状の最小発光部11を形
成することができる。
【0012】図5は、上記構成からなるELディスプレ
イを縦・横方向に複数配列し、EL発光体2の最小発光
部11を連続的に繋げることで、大きさや太さなどが自
由に選択できる文字12、アルファベット13、記号1
4、数字15などを表示したものである。この場合、一
般的には数字やアルファベット、平仮名文字等は比較的
少ないドット数で表示することができるが、漢字は画数
が多く表示のドット数も多くなるために、印加する電極
線9,10の数も多くなる。なお、ドット数の増減は上
記電極線9,10のストライプの数を調整することによ
って容易に変えられ、使用目的に応じた表示構成をとる
ことができる。
【0013】上記構成からなるELディスプレイでは、
表示させる数字、文字等の発光パターンを透明電極板1
の電極線9と背面電極板4の電極線10とで構成された
X、Y番地の組み合わせからなるアドレス情報として記
憶装置に記憶させ、表示させる際、必要に応じて記憶装
置から登録されたパターンを読み出し、それに基づいて
必要な電極線9,10に印加することで所定の文字や数
字などを発光表示させることができる。
【0014】なお、上記透明電極板1の電極線9は、酸
化インジウムを錫でドーピングして得られたITO粉末
(Indium Tin Oxide)を防湿シート5
の上に蒸着し、あるいはこれを塗料化したものを印刷す
ることで形成される。一方、背面電極板4の電極線10
は、導電性が高く且つ電極の厚さを薄くできる銅箔を採
用している。この場合は銅箔を防湿シート6に接着し、
エッチングによってストライプ状に形成される。
【0015】EL発光体2は、硫化亜鉛(ZnS)の蛍
光母体に微量の金属やハロゲン元素の付活剤を加えて塗
料化し、これをスクリーン印刷することで形成される。
なお、EL発光体2の発光色は、蛍光母体である硫化亜
鉛(ZnS)に添加する付活剤や共付活剤の種類を変え
たり、混合比を変えることによって様々な発色をさせる
ことができる。また、電極線9,10に印加する電圧の
周波数を変えることで発光色に濃淡を付けることもでき
る。
【0016】更に、絶縁反射板3は、EL発光体2を電
気的な絶縁破壊から守るため絶縁耐圧の高い材質が使用
され、例えばチタン酸バリウムを分散した塗料でスクリ
ーン印刷により形成される。なお、絶縁反射板3は、光
を片面のみに集光させるための反射板を兼ねている。透
明電極板1および背面電極板4の表面を保護する各防湿
シート5,6は、耐湿性、耐熱性及び非導電性を備えた
透明のプラスチックフィルムが使用される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るEL
ディスプレイによれば、透明電極板及び背面電極板の選
択された任意の電極線に交流電圧を印加し、両電極線の
重なり部でEL発光体を発光させることによって文字や
数字等を表示させたので、EL層自体を表示部として利
用することができ、従来の液晶ディスプレイのようなバ
ックライト光源が不要となる分、ディスプレイ全体の薄
型化、軽量化が図れると共に、大型ディスプレイでも製
造コストが低く抑えられる。
【0018】また、ELディスプレイの表示画面の明る
さに関しては、EL発光体自体が高輝度であるため、周
囲の明るさに影響されず、屋外での直射日光や反射光の
下、あるいは夜間での表示確認も可能になる。また、視
野角に依存しないというEL発光体の特性と、表示面に
湾曲可能な透明の防湿シートを採用することで、狭い場
所や曲面に配しても十分な視認性が確保できる。
【0019】更に、透明電極板の電極線と、背面電極板
の電極線とを微細なストライプ状に形成し、これら電極
線を格子状に組み多数のドットマトリクスを構成するこ
とで文字や数字等を表示させたから、ディスプレイの構
成を変えることなく、外部からの各電極線制御のみで多
様な発光パターン表示ができる。また、一つの発光単位
の大きさも透明、背面の各電極の幅、本数を変更するこ
とで、数字やアルファベット等を表示する少画素構成の
ディスプレイから漢字等の複雑な文字を表示する多画素
構成のディスプレイが容易に製造可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るELディスプレイの構成を示す断
面図である。
【図2】格子状に配置した透明電極板と背面電極板の平
面図である。
【図3】EL発光体と絶縁反射板を挟んで透明電極板と
背面電極板を配置したときの斜視図である。
【図4】EL発光体に形成されるドットマトリクスを示
す説明図である。
【図5】本発明に係るELディスプレイの表示例を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 透明電極板 2 EL発光体 4 背面電極板 9 透明電極板の電極線 10 背面電極板の電極線 11 最小発光部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明電極板と背面電極板との間にEL発
    光体を挟み込み、両電極板間に交流電圧を印加すること
    によりEL発光体を発光させるELディスプレイにおい
    て、 上記透明電極板及び背面電極板の選択された任意の電極
    線に交流電圧を印加し、両電極線の重なり部でEL発光
    体を発光させて文字や数字等を表示させたことを特徴と
    するELディスプレイ。
  2. 【請求項2】 上記透明電極板および背面電極板は、微
    細なストライプ状の電極線を複数本並列させて構成さ
    れ、透明電極板および背面電極板を縦・横方向とに配設
    することで各電極板の電極線を格子状に組み、各格子単
    位をEL発光体が発光する際の最小発光部とし、この最
    小発光部のつながりによって文字や数字等を表示させた
    ことを特徴とする請求項1記載のELディスプレイ。
JP9062234A 1997-02-28 1997-02-28 Elディスプレイ Pending JPH10240163A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9062234A JPH10240163A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 Elディスプレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9062234A JPH10240163A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 Elディスプレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10240163A true JPH10240163A (ja) 1998-09-11

Family

ID=13194275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9062234A Pending JPH10240163A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 Elディスプレイ

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