JPH10238252A - 手摺構造 - Google Patents

手摺構造

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Publication number
JPH10238252A
JPH10238252A JP4545797A JP4545797A JPH10238252A JP H10238252 A JPH10238252 A JP H10238252A JP 4545797 A JP4545797 A JP 4545797A JP 4545797 A JP4545797 A JP 4545797A JP H10238252 A JPH10238252 A JP H10238252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
sash bars
vertical
shape
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP4545797A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Oka
竜司 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4545797A priority Critical patent/JPH10238252A/ja
Publication of JPH10238252A publication Critical patent/JPH10238252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所謂風鳴り現象が発生する恐れのない手摺構
造を提供する。 【解決手段】 手摺1の下方に多数本の縦桟31、32
が立設された手摺構造において、縦桟31、32の出隅
部が面取りされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手摺構造に関し、
特に風鳴りしないように配慮したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開昭55−16049
5号公報等に記載されているように、上下の横桟の間に
複数本の縦桟が立設された手摺構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな手摺構造においては、縦桟には出隅部を備えている
ので、強風の場合には、出隅部で渦流が発生するため笛
のような音を発生する、所謂風鳴り現象が発生する。
【0004】本発明は、従来の手摺構造における、この
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、上記の問題を解決し、所謂風鳴り現象が
発生する恐れのない手摺構造を提供するにある。更に
は、採光を確保しつつ目隠し機能を有し、且つ子供がす
り抜けることのない安全な手摺構造をも提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明手摺構造は、手摺の下方に多
数本の縦桟が立設された手摺構造において、縦桟の出隅
部が面取りされていることを特徴とするものである。
【0006】又、請求項2記載の本発明手摺構造は、請
求項1記載の手摺構造において、縦桟が手摺にビス止め
されていることを特徴とするものである。
【0007】又、請求項3記載の本発明手摺構造は、請
求項1もしくは2記載の手摺構造において、縦桟が少な
くとも前後2列に設けられ、前列の縦桟と後列の縦桟と
が千鳥状に配列されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明において、手摺及び縦桟の材質は、
従来から手摺及び縦桟の材質に使用されているものがそ
のまま使用できるものであって特に限定されるものでは
なく、例えば、木材や防錆処理を施した通常鋼、ステン
レス鋼、アルミニウム等の金属やFRP、硬質塩化ビニ
ル樹脂等の合成樹脂等が単独に、或いは適宜組み合わせ
て使用できる。
【0009】本発明において、縦桟の出隅部の面取り後
の形状としては、縦桟の出隅部が削り取られた上、湾曲
面とされ、断面形状が円形、楕円形、卵形のような形状
とし、風により渦流ができるだけ発生しない形状とする
ことが好ましい。
【0010】請求項3記載の本発明において、千鳥状に
配列された前列の縦桟と後列の縦桟の間隔は110mm
程度とした方が、子供の頭部がすり抜けることなく安全
て、且つ正面からは目隠し機能を有しつつ斜め方向から
の採光を確保することが可能となる。
【0011】〔作用〕請求項1記載の本発明手摺構造に
おいては、縦桟の出隅部が面取りされているので、強風
時に渦流の発生が少なくなり、所謂風鳴り現象の発生を
防止できる。
【0012】又、請求項2記載の本発明手摺構造におい
ては、縦桟が手摺にビス止めされているので、工場にお
いて、縦桟と手摺との取付けが容易となり、プレハブ化
が容易となる。又、縦桟と手摺との取付強度が大きい。
【0013】又、請求項3記載の本発明手摺構造におい
ては、縦桟が前後2列に設けられ、前列の縦桟と後列の
縦桟とが千鳥状に配列されているので、安全であり、採
光も期待できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明手摺構造の一例
を示す斜視図、図2は図1のII−II線における断面
図、図3は図1のIII−III線における断面図、図
4は図1のIV−IV線における断面図である。
【0015】図1〜4において、Aは本発明手摺構造で
あり、建物Bのバルコニーに使用されるものである。1
は本発明手摺構造Aの手摺1であり、手摺1は平面視コ
形に形成され、アルミニウム製の中空体から構成されて
いる。2はバルコニー枠であり、バルコニー枠2は手摺
1と同様にアルミニウム製の中空体から構成されてい
る。
【0016】31、31・・、32、32・・は手摺1
とバルコニー枠2との間に立設された多数の縦桟であ
り、各縦桟31、32は図2に示すように、断面形状が
手摺1の長手方向に偏平な楕円形である。前列の縦桟3
1、31・・と後列の縦桟32、32・・とは千鳥状に
配列されている。前列の縦桟31と後列の縦桟32との
間の間隔Lとしては110mm程度設けられている。各
縦桟31、32は各上下端において図3、4に示すよう
に、手摺1及びバルコニー枠2に夫々両側の2箇所にお
いてビスネジ4、4により取付けられている。5はバル
コニー床である。
【0017】図1〜4に示す本発明手摺構造において
は、縦桟31、32は断面形状が楕円形とされているの
で、強風に対しても渦流が生じ難く所謂風鳴り現象が起
こり難い。各縦桟31、32の上下端は手摺1及びバル
コニー枠2にビスネジ4により取付けられているので、
各縦桟31、32の上下端と手摺1及びバルコニー枠2
との取付けが強固であり、しかも、工場において予め製
造し易く、所謂プレハブ化が容易である。
【0018】又、前列の縦桟31と後列の縦桟32とは
千鳥状に配列されているので、前列の縦桟31と後列の
縦桟32との間に間隔が設けられていても安全であり、
且つ、採光性も期待できる。
【0019】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は、この実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。
【0020】例えば、本発明手摺構造は、図示の実施の
形態例のように、バルコニーに使用する手摺構造とする
代わりに窓の開口部の手摺構造としてもよい。又、図示
の実施の形態例のように、縦桟を前後2列とする代わり
に前後3列としてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の本発明手摺構造において
は、縦桟の出隅部が面取りされているので、強風時に渦
流の発生が少なくなり、所謂風鳴り現象の発生を防止で
きる上、人体に触れても怪我をすることなく安全であ
る。
【0022】又、請求項2記載の本発明手摺構造におい
ては、縦桟が手摺にビス止めされているので、工場にお
いて、縦桟と手摺との取付けが容易となり、プレハブ化
が容易となる。又、縦桟と手摺との取付強度が大きい。
【0023】又、請求項3記載の本発明手摺構造におい
ては、縦桟が前後2列に設けられ、前列の縦桟と後列の
縦桟とが千鳥状に配列されているので、安全であり、採
光も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明手摺構造の一例を示す斜視図。
【図2】図1のII−II線における断面図。
【図3】図1のIII−III線における断面図。
【図4】図1のIV−IV線における断面図。
【符号の説明】
A 本発明手摺構造 B 建物 1 手摺 2 バルコニー枠 31 前列の縦桟 32 後列の縦桟 4 ビスネジ 5 バルコニー床

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手摺の下方に多数本の縦桟が立設された
    手摺構造において、縦桟の出隅部が面取りされているこ
    とを特徴とする手摺構造。
  2. 【請求項2】 縦桟が手摺にビス止めされていることを
    特徴とする請求項1記載の手摺構造。
  3. 【請求項3】 縦桟が少なくとも前後2列に設けられ、
    前列の縦桟と後列の縦桟とが千鳥状に配列されているこ
    とを特徴とする請求項1もしくは2記載の手摺構造。
JP4545797A 1997-02-28 1997-02-28 手摺構造 Pending JPH10238252A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4545797A JPH10238252A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 手摺構造

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JP4545797A JPH10238252A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 手摺構造

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JP4545797A Pending JPH10238252A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 手摺構造

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JP (1) JPH10238252A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009041320A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Taisei Corp 外装材付属物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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