JPH10234441A - ステッキ等のシャフト用の化粧シャフト及びその製造方法 - Google Patents

ステッキ等のシャフト用の化粧シャフト及びその製造方法

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JPH10234441A
JPH10234441A JP9061742A JP6174297A JPH10234441A JP H10234441 A JPH10234441 A JP H10234441A JP 9061742 A JP9061742 A JP 9061742A JP 6174297 A JP6174297 A JP 6174297A JP H10234441 A JPH10234441 A JP H10234441A
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shaft
sheet
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decorative
stick
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Fuatetsuku Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッキ等のシャフト用にシャフトを素材色
でなく、適当な図柄などを施して従来のシャフトとは異
なったデザインのものにする。 【解決手段】 任意素材で形成したシャフト3の周囲に
所望のシート状化粧材料6を被覆した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステッキ等のシ
ャフト用にシャフトの周囲に布地や人工皮革等のシート
状化粧材料を被覆した化粧シャフト及びその製造方法に
関するものであり、ステッキ用のシャフトのほか例えば
ゲートボールのスティック用や傘用のシャフト等各種用
途のシャフトに使用できるものである。
【0002】
【従来の技術】ステッキのシャフトには金属製や木製等
のものがあるが、従来のシャフトはこれらの素材がその
ままシャフトの表面を形成するようになっている。した
がって、シャフトの表面は素材自体の金属色や木目模様
となっている。また、ゲートボールのスティックのシャ
フトや傘のシャフトも表面は素材自体の金属色や木目模
様となっている。
【0003】一方、高齢化社会が進むにつれステッキの
使用者も増え、また高齢者の外出機会も増えるにつれて
ステッキの使用機会も増加している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
ステッキの使用者が増えると、他人のステッキと自分の
ステッキの混同を防止したり差別化のために、他のもの
と容易に区別できるようなステッキが必要となる。従来
はステッキの柄の部分のデザインにより自己のステッキ
を識別するようにしているのが通常であるが、老人が多
数集まるような場所において自分のステッキを即座に見
つけ出すことは容易でない。
【0005】また、使用の機会が増えると、その時々、
例えば冠婚葬祭等に応じてデザインしてあるステッキが
あれば時と場所に応じて使い分けることができ便利であ
る。例えば、結婚式用とか仏事用等に応じてシャフト部
分の図柄がデザインされていれば、その場所に適した使
い分けができることになる。
【0006】また、ゲートボールのスティックも他人の
ものと違ったデザインがシャフトに施されていれば、所
有する喜びとともに自分のスティックを他のものと間違
われるおそれがない。あるいは、傘のシャフトも季節や
時期等に応じて選択できれば、それだけ選択の巾が広が
ることになり便利である。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明に係るス
テッキ等のシャフト用の化粧シャフトは、任意素材で形
成したシャフトの周囲に所望のシート状化粧材料が被覆
してある(請求項1)ものである。
【0008】また、この発明に係るステッキ等のシャフ
ト用の化粧シャフトの製造方法は、任意素材で形成した
シャフトの周囲に所望のシート状化粧材料を被覆した
後、化粧材料表面を撥水加工し(請求項2)、またその
上にウレタン系塗料をコーティングした(請求項3)も
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明にかかるステッキ
等のシャフト用の化粧シャフト及びその製造方法の一実
施例を図面に基づいて説明する。以下の説明においては
ステッキ用のシャフトについて説明するが、その他の用
途のものの場合も同様である。
【0010】まず、図1及び図2に基づいて説明する。
1は柄2,シャフト3及び石突き4から構成されている
ステッキである。なお、柄2とシャフト3は図示したよ
うな別構造の形式のものの他に、一体構造のものもある
が、本発明の化粧シャフトはどちらの構造のものでも使
用できるものである。一体構造の場合はシャフト部分を
化粧シャフトとすればよい。
【0011】シャフト3は任意の素材、例えば従来より
一般に使用されている金属や木材や合成樹脂等により形
成してあり、軸方向に細巾の溝5が形成してある。6は
シート状化粧材料であり、シャフト3の外周より若干幅
が広くシャフトの長さとほぼ等しい長さに採寸したシー
ト状化粧材料6でシャフト3の周囲に巻き付けて被覆す
るように貼着してあり、その端部は前記溝5に押し込む
ようにしてある。
【0012】シート状化粧材料6としては布地や人工皮
革のようなものが使用できるが、プラスチックフィルム
や紙のような薄い素材も使用可能である。なお、シート
状化粧材料6には適当な図柄などを施したものを使用し
てもよいが、あるいは使用者のネームなどを刺繍してお
いたり、家紋やワンポイントマークのようなものを付し
たもの等任意のデザインのものを使用することができ
る。
【0013】シート状化粧材料6をシャフト3に貼着し
て被覆する方法としては、一般的な各種接着剤を使用し
て直接シート状化粧材料6をシャフト3に接着するよう
にしてもよいが後述するように両面接着テープを介して
接着するようにしてもよい。あるいは、シート状化粧材
料6をシャフト3の直径よりやや小さめな径の筒状にし
ておき、この筒状に形成したシート状化粧材料6にシャ
フト3を挿入するようにしてもよい。
【0014】また、シート状化粧材料6の端部を溝5に
押し入れる場合は、溝5内に接着剤を充填しておいてそ
の接着剤により接着するようにしてもよいが、場合によ
っては溝5の巾をシート状化粧材料6の二枚分の厚さよ
り若干狭くしておき、単にこの狭く形成した溝5にシー
ト状化粧材料6の端部を押し入れるようにして固定して
もよい。
【0015】シャフト3の周囲をシート状化粧材料6で
被覆したら、シート状化粧材料6の表面を撥水加工す
る。撥水加工する方法としては撥水剤や防水剤をシート
状化粧材料6の表面に噴霧して行う。そして、その上に
ウレタン系塗料7をコーティングする。ウレタン系塗料
7をコーティングする方法としては、例えばウレタン系
塗料7を5〜6回シート状化粧材料6の表面に塗布す
る。
【0016】シート状化粧材料6の表面を撥水加工して
からウレタン系塗料7をコーティングするようにする
と、ウレタン系塗料7がシート状化粧材料6内に浸透す
ることを防止でき、シート状化粧材料6本来の色彩が保
持できる。特に、シート状化粧材料6が布地や人工皮革
のようにウレタン系塗料7が浸透し易い材料の場合には
撥水加工が有効である。なお、後述するように撥水加工
をしただけでウレタン系塗料7をコーティングしなくて
もよい。あるいは、ウレタン系塗料7をコーティングせ
ずに、樹脂フィルムを溶着するようにしてよい。
【0017】なお、シャフト3が木製の場合には図2に
示すような溝5の形成が容易であるが、金属製シャフト
の場合には溝5の形成が困難である。その場合には図3
に示すように、シート状化粧材料6の端部を重ね合わせ
るようにしてシャフト3に接着するようにしてもよい。
図示した例では両面接着テープ8を使用して、シャフト
3に接着している。そして、シート状化粧材料6の表面
は撥水加工しただけであり、ウレタン系塗料はコーティ
ングしてない。シート状化粧材料6が人工皮革のような
ものの場合にはその風合いを残すためにウレタン系塗料
をコーティングしなくてもよい。
【0018】また、上記実施例においてはシャフト3の
ほぼ全長にわたってシート状化粧材料6を被覆する例を
示したが、シート状化粧材料6は必ずしもシャフト3の
全長全部について被覆しなくてもよく、所望箇所だけを
被覆し、部分的にはシャフト3の素材自体がそのまま表
面に出るようにしてもよい。また、シート状化粧材料6
をシャフト3に被覆する場合、上記したようにシート状
化粧材料6を予めシャフトの太さと長さに合わして採寸
しておいて被覆すようにしてもよいが、あるいはテープ
状の材料を用いて螺旋状に巻き付けるようにしてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、この発明にかかるス
テッキ等のシャフト用の化粧シャフトによれば、任意素
材で形成したシャフトの周囲に所望のシート状化粧材料
が被覆してある(請求項1)ので、このシャフトをステ
ッキのシャフトに使用した場合には、各種のデザインを
施したステッキとすることができ、いろいろな図柄のス
テッキを簡単に製造することができる。そして使用者に
とっても、自分の気にいったステッキを選択することが
でき、そして時々に応じてステッキを使い分けることが
できる。
【0020】また、このシャフトをゲートボールのステ
ィックのシャフトに用いれば、他人がもっていないよう
な自分独自のスティックを所有することができ、他人の
スティックとの識別が容易となる。あるいは、傘のシャ
フトに使用した場合でも、傘のシャフトの図柄にバラエ
ティーをもたせることができる。
【0021】一方、この発明に係るステッキ等のシャフ
ト用の化粧シャフトの製造方法によれば、任意素材で形
成したシャフトの周囲に所望のシート状化粧材料を被覆
した後、化粧材料表面を撥水加工し(請求項2)、また
その上にウレタン系塗料をコーティングした(請求項
3)ので、簡単な行程により化粧シャフトが製造できる
とともに、撥水加工やウレタン系塗料をコーティングす
ることにより使用中の防水効果や防汚効果を確保でき
る。
【0022】また、撥水加工をした上にウレタン系塗料
をコーティングすると、布地や人工皮革等の化粧材料に
ウレタン系塗料が浸透して化粧材料が変色することを防
止でき、化粧材料本来の色彩や図柄を保ったままウレタ
ン系塗料をコーティングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧シャフトを使用したステッキの正
面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】他例を示すシャフトの断面図である。
【符号の説明】
1 ステッキ 2 柄 3 シャフト 4 石突き 5 溝 6 シート状化粧材料 7 ウレタン系塗料 8 両面接着テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意素材で形成したシャフトの周囲に所
    望のシート状化粧材料が被覆してあることを特徴とする
    ステッキ等のシャフト用の化粧シャフト。
  2. 【請求項2】 任意素材で形成したシャフトの周囲に所
    望のシート状化粧材料を被覆した後、化粧材料表面を撥
    水加工するようにしたことを特徴とするステッキ等のシ
    ャフト用の化粧シャフトの製造方法。
  3. 【請求項3】 任意素材で形成したシャフトの周囲に所
    望のシート状化粧材料を被覆した後化粧材料表面を撥水
    加工し、その上にウレタン系塗料をコーティングしたこ
    とを特徴とするステッキ等のシャフト用の化粧シャフト
    の製造方法。
JP06174297A 1997-03-03 1997-03-03 ステッキ等のシャフト用の化粧シャフト及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3185135B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011036402A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Morito Co Ltd 光反射機能を有する杖・傘

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