JPH10233438A - 包装容器における半導体ウェハの支持溝構造 - Google Patents

包装容器における半導体ウェハの支持溝構造

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JPH10233438A
JPH10233438A JP3622697A JP3622697A JPH10233438A JP H10233438 A JPH10233438 A JP H10233438A JP 3622697 A JP3622697 A JP 3622697A JP 3622697 A JP3622697 A JP 3622697A JP H10233438 A JPH10233438 A JP H10233438A
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semiconductor wafer
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semiconductor
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敦彦 広沢
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利治 安部川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体ウェハの支持位置を自動的に位置決めす
ると共に、輸送中にもガタツキがない半導体ウェハの包
装容器に適用されるウェハ支持溝構造を提供する。 【解決手段】前記支持溝(70)を、前記半導体ウェハ(W)
を水平に支持する水平面からなるウェハ載置部(70a) を
有すると共に、同ウェハ載置部(70a) から奥行き方向に
延設された断面楔状をなすテーパ部(70d,70e) を有して
いる。このため、半導体ウェハをウェハキャリヤ或いは
容器本体等に対する脱着時において前記テーパ部に沿っ
てその頂点(O) へと自動的に位置決めされるため、半導
体ウェハ(W) の支持姿勢が安定化され、姿勢の変換時や
輸送時にあってもウェハ同士が接触せず、またガタツキ
がなくなり、ウェハ破損や汚染を効果的に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウェハの包装
容器に適用されるウェハ支持部材に形成される支持溝の
構造に関し、具体的には脆弱で且つ僅かな汚染をも極端
に嫌う半導体ウェハの、特にその輸送時、ウェハキャリ
ヤに対するロボットによる自動操作時等の同ウェハの安
定した位置決めと所定の姿勢が保持できる支持溝構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハの包装容器は、通常、複数
の半導体ウェハを収容するウェハキャリア、ウェハキャ
リアを収納保持する容器本体、蓋体、ウェハリテーナ等
から構成されている。そして、前記ウェハキャリア及び
容器本体の一般的な材質としては、ポリプロピレンが使
われており、蓋体はポリプロピレン又はポリカーボネー
トから構成されている。また、前記ウェハリテーナには
ポリプロピレン又はポリエステル等が使われる。
【0003】前記半導体ウェハはシリコン等の単結晶を
薄くスライスして製造されるものであり、脆性が高い上
に汚染による物性への影響が大きいため、包装時はもと
より輸送中や以降の各種処理工程において、その破損や
汚染を防止するために最大限の努力が払われなければな
らない。従って、前記半導体ウェハ包装容器は、外部か
らの衝撃によるウェハの破損を防ぐばかりでなく、容器
内におけるウェハリテーナとの摩擦などで発生するパー
ティクルによる汚染、或いは容器の内外圧力差や変形に
よる外気の侵入による汚染を避ける必要があり、そのた
めには容器収容時のウェハの固定性を確保すると共にウ
ェハリテーナ等との接触摩擦を避けること、更には容器
本体及び蓋体からなる容器の強靱性、耐衝撃性及び気密
性を確保すること等が厳しく要求される。
【0004】従来は、半導体ウェハの最大径がせいぜい
8インチであったがため、ウェハキャリヤへのウェハ収
容や同キャリヤからのウェハ取出しを専ら人手に頼って
いたが、ウェハ径の大型化に伴う様々な課題が発生し、
それらの課題に対する検討がなされてきている。具体的
には、12インチ(300mm)の最大径をもつ半導体
ウェハの実用化が決まっており、その大型化に向けてウ
ェハの製造元、輸送関連分野、デバイスメーカなど半導
体ウエハを取扱う多様な分野において、それぞれのウェ
ハ取扱い仕様等の標準化がなされている。
【0005】前述のウェハ包装容器にあっても当然に標
準化が検討され、既に、その基本的な部分での国際的な
標準化がSEMI(Semiconductor Equipment and Mater
ialInternational)規格により決定された。その規格化
の基本理念は半導体ウェハの大型化に伴う多様な処理工
程における全自動化に適切に対応することにある。すな
わち、従来は人手に頼っていた部分、例えばデバイスメ
ーカにおける洗浄、プリント、切断等の多様な工程内の
処理も標準化されており、各工程における半導体ウェハ
の取扱いをロボットに全て任せて完全な自動化を図ろう
とすることから、ウェハ包装容器にあっても前記自動化
に適合させる必要に迫られる。因みに、デバイスメーカ
に搬入された半導体ウェハは、デバイスの各種処理工程
において全て水平姿勢で取り扱われることが基本となっ
ている。
【0006】一方、半導体ウェハを包装容器に収容して
デバイスメーカまで輸送する場合に、衝撃に対する破損
や振動等によるウエハキャリヤ等の支持部材との接触摩
擦による汚染の発生を回避するには、半導体ウェハの輸
送姿勢を垂直に立てて輸送すると共に、ガタツキが発生
しないようにしっかりと固定させておくこと必要があ
る。前記輸送姿勢は、大型化する前述の半導体ウェハを
輸送する場合に特に有効である。一方、後の処理工程で
は既述したように水平姿勢で取り扱われる。
【0007】従来も前述の要請に基づく大型ウェハ用の
包装容器が実用化されている。この包装容器は、大別す
ると大型の半導体ウェハ用として開発された包装容器を
大別すると縦置タイプと横置タイプの2タイプに分けら
れる。すなわち、縦置タイプのウェハ包装容器は、ウェ
ハキャリヤに収容された半導体ウェハを垂直に立てて支
持収納し、その姿勢を維持した状態で容器本体を載置台
等に載置するに適した収納構造を有するタイプであり、
横置タイプのウェハ包装容器は、ウェハキャリヤに収容
された半導体ウェハを水平に支持し、その姿勢を維持し
た状態で容器本体を載置台等に載置するに適した収納構
造を有するタイプである。ここで、前記ウェハキャリヤ
の仕様は上記SEMI規格により標準化され、その基本
構造は共通化されている。
【0008】図5は縦置タイプの半導体ウェハ包装容器
の分解斜視図を示し、符号1は容器本体、2は蓋体、3
は前記容器本体1と蓋体2の内部に収納されるウェハキ
ャリヤ、4は蓋体2の裏面中央部に取り付けられるウェ
ハリテーナ、5は前記容器本体の開口側周縁に取り付け
られ、蓋体2により容器本体1の開口が閉塞されたとき
密閉シールするガスケット、6は蓋体2と一体に成形さ
れ、蓋体2を被せたとき容器本体1に係着するクランプ
兼容器把持部である。この縦置タイプの包装容器の構造
は、従来の一般的なウェハ包装容器の基本構造と本質的
に変わるところがなく、ウェハキャリヤ3の円弧状内周
壁に並列して形成されている支持溝内に複数枚の半導体
ウェハを収容支持させ、この状態で容器本体1の内部に
収納し、蓋体2を被せてクランプ6により閉塞する。蓋
体2の裏面中央部には前記支持溝と同一形態をもつ複数
の支持溝が形成されたウェハリテーナ4が取り付けられ
ており、蓋体2を被せクランプ6を係着させて容器を閉
塞するとき、ウェハキャリヤ3の支持溝内に収容支持さ
れた複数枚の半導体ウェハの対向する各周縁を前記ウェ
ハリテーナ4の各支持溝に収容すると同時に押圧して、
容器内における半導体ウェハをガタツキのないように、
しっかりと支持する。
【0009】図6は横置タイプの半導体ウェハ包装容器
の分解斜視図を示し、符号1′は容器本体、2′は蓋
体、3′はウェハリテーナ4′と共に前記容器本体1′
と蓋体2′の内部に収納されるウェハキャリヤ、5′は
前記容器本体の開口側周縁に取り付けられ、蓋体2′に
より容器本体1′の開口が閉塞されたとき密閉シールす
るガスケット、6′は容器本体1′と蓋体2′との間に
取り付けられ、両者を密閉するクランプである。この横
置タイプの包装容器の構造は、従来の一般的な縦型のウ
ェハ包装容器とは異なり、通常は半導体ウェハを水平に
収容支持するため、容器本体1′と蓋体2′とは容器の
周側壁部分で本体側と蓋体側とに2分割されている。従
って、ウェハキャリヤ3′は前記容器本体1′の内部に
水平に収納されることになる。しかし、前記蓋体2′に
は縦型タイプの蓋体2とは異なり、裏面にウェハリテー
ナ4′は不要であり、また容器本体1′及び/又は蓋体
2′の各周側壁にウェハリテーナ4′を取り付けた場合
にはウェハキャリヤ3′を容器内に収納できないため、
ウェハリテーナ4′を別体に形成している。
【0010】いま、この横置タイプのウェハ包装容器に
半導体ウェハを収容支持させるには、先ず縦置タイプと
同様にウェハキャリヤ3′に所要枚数の半導体ウェハを
水平に収容したのち、同ウェハキャリヤ3′から表出す
るウェハの相対する周縁部を押圧支持すべく、対応する
ウェハキャリヤ3′の周面部にそれぞれウェハリテーナ
4′を係着させる。この状態で、ウエハキャリヤ3′を
ウェハリテーナ4′と共に容器本体1′の内部に水平に
収納し、蓋体2′を被せて4個のクランプ6′を容器本
体1′と蓋体2′に係着して密閉固定する。
【0011】ここで留意しなければならない点は、上記
大径の半導体ウェハを上記ウェハキャリヤ3,3′から
抜き出したり、挿入したりするのはロボットであること
にある。従って、このロボットのウェハグリップ部も規
格化されており、例えば半導体ウェハをウェハキャリヤ
3,3′から抜き出すときにウェハを破損させることな
く円滑に移動できるように同グリップ部のウェハキャリ
ヤ3,3′内での最大移動範囲やグリップ力の許容範囲
等が規格化されている。この規格化に対応して、前記ウ
ェハキャリヤ3,3′に形成される上記支持溝の形態に
関しても、上記SEMI規格に厳しく規定されている。
この規定によれば、前記支持溝の溝幅は300mmφの
半導体ウェハWの半径に対応させた奥行きまでの間を少
なくとも6mm幅とすることが規定され、これは通常の
半導体ウェハの肉厚(0.775mm)の略10倍弱も
あることになる。
【0012】従来の前記支持溝7の形態を、図7に基づ
いて具体的に説明すると、同図において上下に多段に形
成されるウェハ支持溝7は、半導体ウェハWの端縁を載
置するウェハ載置面7aの許容最小限の値が規定されて
おり、前記ウェハキャリヤ3,3′の収容中心からの支
持溝7のウェハ挿脱口7bまでの寸法Rは横方向に12
5mm(下方向に120mm)より大きく取ればよく、
しかも前記収容中心から同支持溝7の溝底7cまでの寸
法は半導体ウェハWの半径(150mm)よりも僅かに
+2mm長く設定できるに過ぎない。従って、これらの
値を総合すると、大型の半導体ウェハWの径(300m
m)であることを勘案したとき、前記ウェハ載置面7a
の奥行き長さは最小2mmより長く27mm(下方向に
は32mm)よりも短ければよいことになる。ところ
が、従来は同図に示すごとく平坦な前記載置面の奥端と
前記溝底7cの半部とを傾斜角度の大きいテーパ面で連
結して、全体の断面形状は略矩形に近いものにして、前
記ウェハ載置面7aの奥行き寸法d1を10mm程度と
している。また、隣合う支持溝7の載置面7a間の寸法
d2を10mm、溝幅wを上述のごとく6mm以上とそ
れぞれ規定している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかして、既述したと
おり大径の半導体ウェハの輸送時には同ウェハを垂直に
立てた状態で容器に支持させて輸送することが破損を回
避するためには有効である。しかるに、従来の容器本
体、ウェハキャリヤ、ウェハリテーナ等のウェハ支持部
材に形成されるウェハ支持溝は、既述したとおり略矩形
に近い単純な断面を有すると共に、その溝幅が半導体ウ
ェハの肉厚に比して格段と大きくなるように規格化され
ているため、例えば縦置タイプの包装容器に収納すると
き、図8(a)に模式的に示すごとくウェハキャリヤの
内部で傾斜しやすく、隣合うウェハ同士が接触して収容
時に破損したり、更には蓋体に固着されたウェハリテー
ナの対応する支持溝部に正確に挿入されず、或いは挿入
されたとしても内部でガタツキが発生し、破損の原因と
なっている。
【0014】このことは、上記横置タイプの包装容器に
ついても同じことが言える。すなわち、半導体ウェハを
横置タイプの包装容器に収容するにあたり、先ずロボッ
ト或いは人手によりウェハキャリヤの支持溝に挿入す
る。このときの挿入は慎重に行われるため、支持溝の上
記ウェハ載置部の水平面に正確に載置される。この状態
で、ウェハリテーナがウェハキャリヤに係着固定される
が、ウェハリテーナに形成される支持溝はウェハキャリ
ヤの前記支持溝形態と同じ形態をなしているので、正確
に半導体ウェハの周縁の一部を前記ウェハキャリヤの支
持溝との間で半導体ウェハを押圧して挟持できる。次い
で、この半導体ウェハを収容したウェハキャリヤを容器
本体に収納し、蓋体が閉じられてウェハキャリヤのガタ
ツキを押さえて密封される。
【0015】しかして、半導体ウェハは輸送後の処理工
程において既述したとおり水平姿勢で取り扱われること
から、この横置タイプの包装容器が元々水平姿勢で収容
されているため、搬入された以降の取扱いも蓋体を外し
てウェハキャリヤを容器本体から取り出す操作のみで済
む。しかも、半導体ウェハは容器内部にしっかりと収納
固定されたウェハキャリヤに固定支持されるため、基本
的には容器ごと姿勢を変更することができ合理的である
と考えられる。
【0016】また、こうした横置タイプの包装容器であ
っても既述したとおり半導体ウェハは垂直にして輸送す
ることが望ましい。しかし、上記支持溝の形態を備えて
いる限り、ウェハキャリヤ内に支持されたウェハは前述
の形態を有する支持溝の内部では移動しやすく、図8
(b)に示すごとく斜めとなり、一旦斜めになると支持
溝間の支持力も低下するため益々傾斜し、上記縦置タイ
プの包装容器と同様に隣合う半導体ウェハ同士が激しく
接触し破損しやすい。更に、輸送時の振動を避けること
は不可能であり、しかもその振動は相当に激しいこと
が、前述の現象を一層助長させる。更に、前述のごとく
縦置タイプ、横置タイプを問わず、輸送されてデバイス
メーカに搬入された包装容器の半導体ウェハは、いずれ
は水平姿勢に変換される。このとき、前述のごとく傾斜
状態にある半導体ウェハは水平姿勢の変換時に支持溝内
の水平面をなすウェハ載置部に傾倒して激しく接触し、
ここでも破損のおそれが生じる。
【0017】本発明はかかる課題を解決すべくなされた
ものであり、その具体的な目的は横置タイプ及び縦置タ
イプのいずれにあっても、上記規格に準拠しつつ半導体
ウェハの脱着時や輸送時において半導体ウェハのガタツ
キをなくして、その支持姿勢が確保されと同時に支持溝
内の位置決め固定が自動的になされる半導体の支持溝構
造を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の主
要な構成である包装容器に適用され略円形をなす半導体
ウェハの搬送支持部材に並列して円弧状に延びる半導体
ウェハの支持溝構造であって、各支持溝は前記半導体ウ
ェハを水平に支持する水平面からなるウェハ載置部を有
すると共に、同ウェハ載置部から奥行き方向に延設され
た断面楔状をなすテーパ部を有してなることを特徴とす
る包装容器における半導体ウェハの支持溝構造により達
成される。
【0019】すなむち、かかる構成によれば半導体ウェ
ハを前記支持溝にロボットにより挿入すれば、半導体ウ
ェハの周縁が線接触状態で支持溝の前記テーパ部の頂点
位置まで案内され、平坦面をなす前記載置面を摺接する
ことなく、ロボットから開放された半導体ウェハは自重
でテーパ面に沿って線接触しながら下降し、前記載置面
に円滑に載置される。また、この状態からウェハキャリ
ヤを垂直に立てる場合にも、半導体ウェハは前記テーパ
面を線接触状態で導かれて自動的に前記楔状の頂点位置
に納まることになる。
【0020】更に、前記テーパ部の頂点を前記ウェハ載
置部側に偏位させる場合には、例えば半導体ウェハを水
平姿勢で支持溝に挿入すると、同ウェハの周縁の一部が
上記テーパ部の頂点位置に線接触しても、ウェハ載置部
側に偏位した短い方のテーパ面を自重で円滑に滑り降り
ることができ、必要以上に摺動しないため、半導体ウェ
ハを破損させたり汚染させることが防止できる。
【0021】前記半導体ウェハの搬送支持部材として
は、合成樹脂製のウェハキャリヤ、同ウェハキャリヤを
収容する合成樹脂製の容器本体、或いは前記ウェハキャ
リヤ又は容器本体に取り付けられる半導体ウェハの押圧
固定部材であるウェハリテーナがある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図示実施例に基づいて具体的に説明する。本発明に係
る半導体ウェハの支持溝構造は、図5及び図6に示し既
述した従来の包装容器に適用できるため、容器本体、ウ
ェハキャリヤ、ウェハリテーナ等の包装容器の構成部材
自体の構造の詳しい説明は省略すると共に、図にはそれ
らを模式的に示す。
【0023】既述したように、この種の大型半導体ウェ
ハWの支持溝の構造は、半導体ウェハWを水平に収容支
持するとき、従来のウェハ支持溝は図7に示すようにそ
の断面形状が略矩形状をなしており、しかも同支持溝7
の溝幅wが半導体ウェハWの肉厚に比べて極めて大きい
ことから、支持溝7に収容された半導体ウェハWは同支
持溝7の内部で移動しやすく、特に輸送時の激しい振動
により傾倒してウェハリテーナによる押圧支持が簡単に
外れてガタツキが激しくなり、破損事故や汚染を招いて
いる。
【0024】図1は本発明の代表的な半導体ウェハWの
支持溝70の構造例を示している。ところで、この種の
大型半導体ウェハWの支持溝70に関する標準化に伴う
規格のうち、平坦面からなるウェハ載置面70aの奥行
き寸法は、既述したごとく2mmより大きく32mmよ
り小さければよいことが理解できる。そこで本実施例で
は、図1に示すごとく前記載置面70aの奥行き寸法を
3mmに設定すると共に、その載置面70aの奥端から
3mmの位置までテーパ面70dとし、同支持溝70の
前記載置面70aに対向する壁面を従来と同様の傾斜角
度で僅かに傾斜させると共に、最終的には前記テーパ面
70dの先端で交差するようにテーパ面70eとして、
前記載置面70aの奥部断面を楔状としている。
【0025】従って、本実施例によれば支持溝70のウ
ェハ挿脱口70bから平坦面をなすウェハ載置面70a
の奥行き寸法3mm、同じくウェハ挿脱口70bから上
下テーパ面70d,70eにより形成される楔状断面の
頂点Oまでの寸法は6mm、前記ウェハ載置面70aか
ら前記頂点Oまでの高さhは3mm、隣合う支持溝70
の載置面70a間の寸法Dを10mm、溝幅wを上述の
ごとく8mmとしている。これらの値から理解できるよ
うに、本実施例の前記上下テーパ面70d,70eによ
り形成される楔状断面の頂点Oの位置が前記ウェハ挿脱
口70bの中心位置よりも前記ウェハ載置面70aの側
に1mm偏位していることになる。
【0026】かかる形態をもつ本発明のウェハ支持溝構
造によれば、半導体ウェハWを同支持溝70に図示せぬ
ロボットにより挿入すれば、半導体ウェハWの周縁が線
接触状態で前記テーパ面70dの頂点Oの位置まで案内
され平坦面をなす前記載置面70aに摺接させずに済む
と共にロボットから開放された半導体ウェハWは自重で
その周縁が前記テーパ面に沿って線接触しながら下降し
て載置面70aに円滑に載置される。また、この状態か
らウェハキャリヤ30を垂直に立てた場合にも、半導体
ウェハWは前記テーパ面70d或いは70eを線接触状
態で導かれて自動的に前記楔状の頂点Oの位置に納まる
ことになる。
【0027】この支持溝形態は、他の例えば上記第1及
び第2のウェハリテーナ部41,42の各支持溝41
a,42aにも適用することができる。図5に示す縦置
タイプの容器本体1にウェハキャリヤ3を収納し、これ
を蓋体2で閉塞するとき、容器本体1及び蓋体2にそれ
ぞれ取り付けられたウェハリテーナ4の各支持溝4aに
おいても、半導体ウェハWの周縁は既述したとおり自動
的に各支持溝4aの各頂点Oに納まることになり、完全
な位置決めがなされると共に、収容された半導体ウェハ
Wは傾倒姿勢にはならずガタツキもないため、特に輸送
時において破損や汚染が防止される。なお、前記支持溝
形態は図示例に限定されるものではなく、前述の位置決
め機能を有するかぎり多様な変形が可能である。
【0028】次に、本発明の更に好ましい実施の形態を
図2〜図4に基づいて具体的に説明する。図2は本発明
に係る支持溝構造を適用された半導体ウェハ包装容器の
容器本体の基本構造を模式的に示しており、図3は同容
器と内部に収納されるウェハキャリヤとの脱着操作の説
明図、図4は前記支持溝の形態を拡大して示す要部の断
面図である。以下に述べる図示例では、全て包装容器と
その構成部材の全てを模式的に示しているが、これはそ
の特徴部を除く他の構成について格別に規定されるもの
ではないことを意味し、それらの構成が各種の規格を備
えているかぎり多様な変更を可能にしているがためであ
る。従って、汎用的な部材であるガスケットクランプ等
も図示を省略している。なお、図示例に挙げた包装容器
の容器本体の形態は、本実施例に特有のものであり、本
発明の支持溝構造は同容器本体に限定されず、記述した
従来の縦置タイプや横置タイプのいずれの容器本体にも
適用できることは当然である。
【0029】前記半導体ウェハ包装容器は、上記横置タ
イプと縦置タイプの従来の欠点を排除しつつ、それらの
有利な容器構造を巧みに組み合わせたものであり、従来
では全く予想し得ない新規で且つ合理的な容器構造を備
えていることが以下の説明により明らかとなろう。
【0030】図2及び図3において、10は容器本体、
30はウェハキャリヤ、40はウェハリテーナ部を示
す。ここで、ウェハキャリヤ30の構造は、後述する支
持溝構造を除くと上記規定により標準化されており、基
本的な部分は既述した従来のキャリヤ構造と実質的に差
異がないため、詳しい説明を省略する。
【0031】前記容器本体10は、2分割された第1分
割容器11と第2分割容器12とから構成される。本実
施例にあっては、前記容器本体10が分割されているこ
とが肝要であり、更にその分割形態がその後の各種操作
に支障をきたさない形態でなければならない。この実施
例では、容器本体10は全体が略円盤形状をなしてお
り、その対向する周面の一部を第1及び第2矩形面11
a,12aとしている。
【0032】この第1及び第2矩形面11a,12aの
裏面には、それぞれが図2に示すように半導体ウェハ
(図示省略)の周縁の一部を収容支持する多数のウェハ
支持溝41a,42aが並設されて第1及び第2のウェ
ハリテーナ部41,42を構成している。当該分野にあ
っては、広く知られているように図2に示すウェハキャ
リヤ30の右端部がウェハ挿脱開口31の側であり、左
端部はウェハ収容底部32の側である。通常のウェハキ
ャリヤは、図5及び図6に示すようにそのウェハ挿脱開
口3a,3a′とウェハ収容底部3b,3b′との中間
の側壁部分にウェハ支持溝が形成されるとともに、ウェ
ハ収容底部3b,3b′の中央空間部分を挟んで配され
た2本の架橋部分にウェハ支持溝が形成されている。こ
れらの支持溝が形成されている部分間に形成される空間
部分に対応させて、前記第1及び第2のウェハリテーナ
部41,42が容器本体40の周壁部内面に形成される
ため、これらのウェハリテーナ部41,42は3箇所以
上となることもある。
【0033】図2に示す容器本体10は、横置したとき
の天板部11bの全体と底板部12bの全体を天板側と
底板側に振り分けるとともに、前記ウェハキャリヤ30
のウェハ挿脱開口側に対応する第1矩形面11aを前記
天板部11bに残し、前記ウェハキャリヤ30のウェハ
収容底部側に対応する第2矩形面12aを前記底板部1
2bに残して、周壁部13をその周面に沿って同図に符
号Aで示すように第1及び第2の各分割容器11,12
として斜め方向の上下に2分割している。
【0034】かくて2分割された第1及び第2の分割容
器11,12に、複数枚の半導体ウェハWを収容したウ
ェハキャリヤ30を収納するとともに、各半導体ウェハ
Wをウェハキャリヤ30とともに容器本体10の内部に
支持固定するには、図3に示すごとく第2分割容器12
を所定の載置部に横置し、そこに水平姿勢の前記ウェハ
キャリヤ30を同第2分割容器12の底板部12b上に
積載する。このとき、ウェハキャリヤ30の各支持溝に
収容された半導体ウェハWは既述した支持溝内の平坦面
からなるウェハ載置面70aに載置された状態にあるた
め、安定した水平姿勢が維持される。前記積載を終える
と、ウェハキャリヤ30は図2に矢印Yで示すように第
2分割容器12の底板部12bに向けて僅かに水平移動
され、ウェハキャリヤ30のウェハ収容底部側の周面空
間部から露出する各半導体ウェハWの一部周縁を第2ウ
ェハリテーナ部42の対応する支持溝70に挿入支持さ
せる。このとき、本実施例では前記支持溝70が奥部を
楔状断面としたテーパ面70d,70eを有すると共
に、同テーパ部の頂点Oを前記ウェハ載置面70aのほ
ぼ延長面上に設定してウェハ載置部側に偏位させてある
ため、水平姿勢にある半導体ウェハの周縁の一部が上記
テーパ部の前記頂点0の部位で線接触しても、ウェハ載
置部側に偏位した下部テーパ面70eを必要以上に摺動
せずに自重で僅かに滑ってウェハ載置面70aに達する
ため、半導体ウェハを破損させたり汚染させたりするこ
とがなくなる。
【0035】前記半導体ウェハの搬送支持部材として
は、合成樹脂製のウェハキャリヤ、同ウェハキャリヤを
収容する合成樹脂製の容器本体、或いは前記ウェハキャ
リヤ又は容器本体に取り付けられる半導体ウェハの押圧
固定部材であるウェハリテーナがある。これらの操作
は、全てを図示せぬロボットによりなされることが望ま
しい。
【0036】こうしてウェハキャリヤ30が第2分割容
器12に収納されると、次いで第1分割容器11がウェ
ハキャリヤ30を収納すべく矢印X方向に下降して、上
記第1ウェハリテーナ部41をウェハキャリヤ30のウ
ェハ挿脱開口側に露出する半導体ウェハWの一部周縁と
対向させる。このあと、図2に同じく矢印Yで示す方向
に第2分割容器12を水平移動させれば、各半導体ウェ
ハWは同容器12に設けられた前記第1ウェハリテーナ
部41の対応する支持溝内に正確に挿入され、図示を省
略したクランプを作用させD容器本体10を閉塞すると
同時に、各半導体ウェハWは同第1ウェハリテーナ部4
1と第2ウェハリテーナ部42との間で押圧挟持され、
ガタツキなくしっかりと固定支持される。しかも、この
とき全ての支持溝がウェハ載置面70aに続き上下テー
パ面70d,70eをもつ楔状断面を有しているためウ
ェハ位置は同楔状断面の頂点Oへと移動して、円滑にそ
の支持位置が位置決めされる。また、前記ウェハキャリ
ヤ30を前記容器本体10から取り出すときは、前述の
容器本体10に収納する操作とは逆の順序で反対の操作
を行うことにより、簡単になし得る。
【0037】さて、前述のごとくして容器本体10に収
納されたウェハキャリヤ30を、容器本体10と共に搬
入先まで輸送するには、前述の横置形態で挿脱する場合
に、これを縦置形態に姿勢を変換することが必要である
が、本実施例による包装装容器によれば、前述の説明か
らも理解できるように、ウェハキャリヤ30に収容支持
された半導体ウェハWはウェハキャリヤ30と共に容器
本体10に収納されると、上述のごとく支持溝70の楔
状断面の頂点Oに自動的に位置決めされて、第1及び第
2ウェハリテーナ部41,42により押圧挟持されるた
め、ガタツキが生じることなくしっかりと支持固定され
るため、輸送時の激しい振動にも傾倒することなく、ウ
ェハ同士が接触したりせず破損することもない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る半導体ウェハ包装容器の支持溝構造によれば、
半導体ウェハをウェハキャリヤ或いは容器本体等に対す
る脱着時において自動的に位置決めがなされるため、半
導体ウェハの支持姿勢が安定化され、姿勢の変換時や輸
送時にあってもウェハ同士が接触せず、またガタツキが
なくなるためウェハ破損や汚染が効果的に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体ウェハ包装容器に適用される本発明の代
表的な実施例を示すウェハ支持溝の要部断面図である。
【図2】前記ウェハ支持溝が適用された包装容器の容器
本体例を示す全体斜視図である。
【図3】同容器本体へのウェハキャリヤの脱着操作を示
す説明図である。
【図4】同容器本体のウェハリテーナ部に適用された本
発明のウェハ支持溝構造の他の形態を示す要部の拡大断
面図である。
【図5】従来の縦置タイプの半導体ウェハの包装容器例
を示す分解斜視図である。
【図6】従来の横置タイプの半導体ウェハの包装容器例
を示す分解斜視図である。
【図7】従来のウェハ支持溝形態を示す要部の断面図で
ある。
【図8】従来の支持溝構造による弊害を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1,1′ 容器本体 2,2′ 蓋体 3 ウェハキャリヤ 3a,3a′ ウェハ挿脱開口 3b,3b′ ウェハ収容底部 4,4′ ウェハリテーナ 5,5′ ガスケット 6,6′ クランプ兼容器把持部 7 ウェハ支持溝 7a ウェハ載置面 7b ウェハ挿脱口 7c 溝底 11,12 第1及び第2の分割容器 11a,12a 第1及び第2矩形面 11b 天板部 12b 底板部 13 周壁部 30 ウェハキャリヤ 31 ウェハ挿脱開口 40 ウェハリテーナ 41,42 第1及び第2のウェハリ
テーナ部 41a,42a ウェハ支持溝 70 ウェハ支持溝 70a ウェハ載置面 70b ウェハ挿脱口 70d,70e 上下テーパ面 W 半導体ウェハ w 支持溝の溝幅 O 楔状断面の頂点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 雅男 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究本部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装容器に適用され略円形をなす半導体
    ウェハの搬送支持部材に並列して円弧状に延びる半導体
    ウェハの支持溝構造であって、 各支持溝は前記半導体ウェハを水平に支持する水平面か
    らなるウェハ載置部を有すると共に、同ウェハ載置部か
    ら奥行き方向に延設された断面楔状をなすテーパ部を有
    してなることを特徴とする包装容器における半導体ウェ
    ハの支持溝構造。
  2. 【請求項2】 前記テーパ部の頂点が前記ウェハ載置部
    側に偏位してなる請求項1記載の半導体ウェハの支持溝
    構造。
  3. 【請求項3】 前記半導体ウェハの搬送支持部材が合成
    樹脂製のウェハキャリヤである請求項1又は2記載の半
    導体ウェハの支持溝構造。
  4. 【請求項4】 前記半導体ウェハの搬送支持部材がウェ
    ハキャリヤを収容する合成樹脂製容器である請求項1〜
    3のいずれかに記載の半導体ウェハの支持溝構造。
  5. 【請求項5】 前記半導体ウェハの搬送支持部材がウェ
    ハキャリヤ又はウェハキャリヤを収容する合成樹脂製容
    器に取り付けられるウェハリテーナである請求項1〜4
    のいずれかに記載の半導体ウェハの支持溝構造。
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