JPH10232966A - 施設内の有料設備の代金管理システム - Google Patents

施設内の有料設備の代金管理システム

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JPH10232966A
JPH10232966A JP9036118A JP3611897A JPH10232966A JP H10232966 A JPH10232966 A JP H10232966A JP 9036118 A JP9036118 A JP 9036118A JP 3611897 A JP3611897 A JP 3611897A JP H10232966 A JPH10232966 A JP H10232966A
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JP
Japan
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barcode
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bar code
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JP9036118A
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Sakae Taguchi
栄 田口
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RIZOOTOPOSU KENKYUSHO KK
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RIZOOTOPOSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プール、クアハウス等の施設において自動販
売機等の有料設備を施設利用者がキャッシュレスで使用
でき、且つ使用のインセンティブを損なわないようにす
る。 【解決手段】 施設利用者に渡された腕バンド10に付
されたバーコード12がバーコード・リーダ16により
読み込まれ、自動販売機18のバーコード・ベンダー・
ユニット20に登録される。該ユニット20において読
み込まれたバーコード情報と登録済みの情報とが一致す
ると、自動販売機18は利用でき、利用結果が読み込ま
れたバーコード情報とリンクしてコントロール・ボック
ス22を介してサーバ100に転送され記憶される。施
設利用者の退場時にバーコード・リーダ16により読み
込まれたバーコードに基づいて利用結果が検索され、そ
れに基づいて清算処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホテル、プール、
テーマ・パーク、クアハウス、フィットネスクラブ、ゴ
ルフ場、健康ランド、ゲームセンター等のレジャーやそ
の他用途の施設内の自動販売機、ゲーム機等の有料設備
の代金管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、例えばレジャー施設内に設けら
れている自動販売機やゲーム機等の有料設備は現金、通
常は貨幣を直接投入して利用するものであった。
【0003】また、ゲーム・センター等では、プリペー
ド・カードを用いて利用できるゲーム機を設け、利用者
が受付でプリペード・カードを予め購入して、ゲーム機
を利用する方式が採用されている場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現金を直接投
入して利用する有料設備では、その有料設備を施設内に
おいて利用しようとする施設利用者は常時現金、通常は
貨幣を所持していなければならなかった。特に、例えば
プールやクアハウスのような施設を利用する者は水着等
しか身につけてなく裸に近い形態であり、このため貨幣
等の現金を所持して置く所がなく非常に不便であった。
【0005】また、プリペード・カード方式の場合に
は、施設利用者がゲーム機等の有料設備を実際に利用し
たい金額(例えば、1500円)より高額のプリペード
・カード(例えば、2000円)を購入することが必要
となり、利用金額より余分の現金を事前に持っていなけ
ればならないことが殆どであった。そのため、施設利用
者には余分の金額を用意するという不便さを与え、一
方、施設経営者にとっては、有料設備を気楽に利用する
施設利用者のインセンティブがそがれて利用度が低下し
売上の低下が生じやすいという問題があった。
【0006】従って、本発明は、このような従来の方式
における問題を解決して、有料設備を備える施設におけ
る施設利用者が現金を持つ必要がなく、しかも有料設備
の利用を損なわないようにした代金管理システムを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、有料設備を備える施設における本発明による代金管
理システムは、次の構成を備えることを特徴とする。即
ち、施設利用者を識別するため互いに異なる情報を表す
バーコードを付したバーコード部材が用意され、当該バ
ーコード部材は施設利用者に渡される。施設の受付には
施設利用者管理装置が設けられる。前記有料設備は、バ
ーコード部材のバーコードを読取る第1バーコード読取
り手段と、当該読み取られたバーコード情報に応答して
施設利用者に当該有料設備を利用させる状態にする手段
と、施設利用者が当該有料設備を利用したことにより発
生する金額を含む利用に関する利用情報を前記読み取ら
れたバーコード情報と関連付けて前記施設利用者管理装
置へ送る利用情報送信手段とを有する。また、前記施設
利用者管理装置は、前記利用情報送信手段により送られ
た情報を受け取り記憶する利用情報記憶手段と、バーコ
ード部材のバーコードを読取る第2バーコード読取り手
段と、当該第2バーコード読取り手段により施設利用者
の施設からの退出時に読み取られたバーコード部材のバ
ーコード情報に応答して前記利用情報記憶手段から前記
退出時に読み取られたバーコード情報に対応する利用情
報を読出し施設利用者の代金の精算処理を行う手段とを
有する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、有料設備を備える施設に
おける本発明による代金管理システムの好適な実施形態
の一例を示し、以下に図1を参照して説明する。図1に
示す代金管理システムは、例えば施設利用者が裸に近い
形態で利用するプールやクアハウスの施設に好適に設け
られる。図1において、サーバ100はLANの伝送媒
体102に接続されており、代金管理システムの全体を
管理・制御する機能を有し、そのためのプログラムが記
憶されているROM、当該プログラムを実行するCP
U、作業データを記憶するRAMをサーバ本体に有す
る。サーバ100は、更に、代金管理システムの管理・
制御に必要な情報を記憶する外部記憶装置、及びデータ
及び情報を入力あるいは表示するためのキーボード及び
ディスプレイ装置を有する。サーバにとってこれらの構
成要素は一般的なものであるので、説明を省略する。1
0はバーコード12が付された腕バンドを示す。各腕バ
ンド10に付された各バーコード12は、腕バンド10
を渡された各施設利用者を識別できるよう互いに異なる
情報を表すよう構成されている。14は、施設の受付に
設けられる施設利用者管理装置であるPOS本体装置を
示す。POS本体装置14は、伝送媒体102に接続さ
れ、CPU、ROM及びRAM(図示せず)を含み、従
来のPOS本体装置と同様の機能を有すると共に以下に
説明するような本発明に特有の機能を有する。当該RO
Mにはこのような機能を実行させるためのプログラムが
記憶され、当該CPUは記憶されたプログラムを実行
し、当該RAMにはプログラムの実行により生じた作業
データおよび情報が記憶される。POS本体装置14
は、腕バンド10に付されたバーコード12を読み取る
バーコード・リーダ16を有する。18は、例えば飲料
等を提供する自動販売機を示す。この自動販売機18に
は、腕バンド10に付されたバーコード12を読み取る
バーコード・ベンダー・ユニット20が図示のように内
蔵されている。22は、1台以上の自動販売機18に接
続され、当該自動販売機18を制御するコントロール・
ボックスを示す。コントロール・ボックス22は、パー
ソナル・コンピュータ24に接続されており、また図示
しないがCPU、ROM、RAM、及び自動販売機18
のコントロール・ボックス22及びパーソナル・コンピ
ュータ24の各々との接続のためのインターフェースを
有する。当該ROMには制御用のプログラムが記憶さ
れ、当該CPUは記憶されたプログラムを実行し、当該
RAMにはプログラムの実行により生じた作業データお
よび情報が記憶される。パーソナル・コンピュータ24
は、コントロール・ボックス22と伝送媒体102の間
に接続され、双方に対する情報の中継の機能を果たす。
パーソナル・コンピュータ24は、図示しないがCP
U、ROM、RAM、コントロール・ボックス22及び
コントロール・ボックス22の各々の接続用のインター
フェースを有する。当該ROMにはパーソナル・コンピ
ュータ24が実行すべきプログラムが記憶され、当該C
PUは記憶されたプログラムを実行し、当該RAMには
プログラムの実行により生じた作業データおよび情報が
記憶される。なお、各構成要素の数及び規模、特にPO
S本体装置14、自動販売機18、コントロール・ボッ
クス22の数や規模等は対象施設の大きさによって変わ
り、本発明は図1に示す構成、構成要素の数あるいは規
模に限定されるものではない。
【0009】図2は、図1に示されるバーコード・ベン
ダー・ユニット20のブロック回路図である。図3は、
図1に示されるバーコード・ベンダー・ユニット20の
概略正面図である。図2及び図3を参照して、バーコー
ド・ベンダー・ユニット20の構成を以下により詳細に
説明する。バーコード・ベンダー・ユニット20は、C
PU40、ROM42、RAM44、人が近づいたこと
を感知する近接センサ46、CCD型のバーコード・リ
ーダ48、自動販売機の番号を設定するためのロータリ
・スイッチ50、購入可能を示すランプ52、エラー状
態を示すランプ54及びブザー56を有する。バーコー
ド・ベンダー・ユニット20はまた、コネクタ58及び
60を介して別の自動販売機18のバーコード・ベンダ
ー・ユニット20あるいはコントロール・ボックス22
に図1に示されるように接続され、更にコネクタ62を
介して自動販売機18本体の動作を制御する制御回路6
4に接続されている。
【0010】図4は、プールやクアハウスのような施設
において用いるのに好適なバーコード12付き腕バンド
10の形態を概略示す外観図である。プール等では施設
利用者は水着以外身につけているものがなく、バーコー
ド12を付した部材を所持する場所がない。従って、図
4に示されるような腕バンド10は好適である。図4の
バーコード12付き腕バンド10は、通常の腕時計の腕
バンドに類似した構造の腕バンド10に腕時計の文字盤
の所にバーコードを付したものであり、バーコードは水
に浸けられてもバーコード・リーダにより読めるように
耐水性のインク等でプリントされている。
【0011】次に、図1乃至図4に示される本発明の一
実施形態の代金管理システムの動作を以下に説明する。
施設利用者は、施設を利用するため当該施設に入ると
き、POS本体装置14が設置されている受付でバーコ
ード12付き腕バンド10を渡される。この渡された腕
バンド10のバーコード12により表される情報は各腕
バンド10固有であり、従って、バーコード12により
渡された施設利用者を識別できるようになっている。施
設利用者が腕に付けて所持することになる腕バンド10
のバーコード12は、施設に入る際にPOS本体装置1
4のバーコード・リーダ16により読み取られる。バー
コード・リーダ16により読取りが完了すると、POS
本体装置14のCPUに割込がかかりCPUは処理して
いたタスクを一時中断して、読み取られたバーコード1
2の情報を伝送媒体102を介してサーバ100に転送
する。サーバ100は、バーコード12の情報を受信す
ると、自身の外部記憶装置に当該情報を記憶すると共に
パーソナル・コンピュータ24へ転送する。なお、PO
S本体装置14のバーコード・リーダ16により読み取
られたバーコード12の情報をサーバ100においても
記憶するのは集中管理を容易にするためであり、その必
要がない場合には記憶しておかなくてもよい。パーソナ
ル・コンピュータ24はバーコード12の情報を受信す
ると、直ちにコントロール・ボックス22へ当該情報を
転送する。コントロール・ボックス22もバーコード1
2の情報を受信すると、直ちにコントロール・ボックス
22に接続されている全ての自動販売機18へ当該情報
を転送する。全ての自動販売機18の各々のバーコード
・ベンダー・ユニット20のCPU40は、転送された
バーコード12の情報を受信すると、直ちにRAM44
へ記憶される。従って、バーコード・ベンダー・ユニッ
ト20内に顧客マスターを持ち、施設利用者の存在(入
場者チェックイン)確認を後述のように各々の自動販売
機18で瞬時に行える。
【0012】次いで、バーコード12付き腕バンド10
を腕にはめた施設利用者が、例えば飲料缶を提供する自
動販売機18で飲料缶を求めるとする。施設利用者が当
該自動販売機18に近づくと、近接センサ46は近づい
たことを感知し、当該感知信号を発生する。CPU40
は、発生した感知信号に応答してCCD型バーコード・
リーダ48を読取り可能状態にする。次いで、施設利用
者が図3に示すCCD型バーコード・リーダ48の前面
に腕にはめた腕バンド10のバーコード12部分を近づ
けると、CCD型バーコード・リーダ48は当該バーコ
ード12を読取る。CPU40は読み取られたバーコー
ド12の情報と既にRAM44に記憶されているバーコ
ードの情報とを照合する、即ち自動販売機18に読み取
られたバーコードの情報が既に登録されているか否かを
調べる。CPU40は、一致する情報を見い出すことが
できない場合は、何らかのエラーかあるいは不正のバー
コードを使用する等のいじくりが発生したと判定してエ
ラーを表示するランプ54を点灯し且つブザー56を鳴
らすと共に、自動販売機18本体の動作を制御する制御
回路64に対して購入できないように自動販売機18本
体の作動をロックする信号を送る。CPU40が、上記
の一致する情報を見い出す場合は、購入可能を表示する
ランプ52を点灯すると共に、制御回路64にその旨を
示す信号を送る。次いで、自動販売機18本体は購入可
能状態となる。次いで、施設利用者が通常の自動販売機
のボタン操作により所望の種類の飲料缶を所望の数購入
するとする。制御回路64は、購入が完了したことを受
けて、施設利用者が購入した飲料缶の種類と数の情報を
バーコード・ベンダー・ユニット20に送る。CPU4
0は、当該情報を受け取ると、直ちにCCD型バーコー
ド・リーダ48により読み取ったバーコード12の情報
と上記の購入した飲料缶の種類と数の情報とをリンクさ
せてコントロール・ボックス22へ転送する。コントロ
ール・ボックス22は、これらの情報を受け取ると、直
ちにパーソナル・コンピュータ24に転送する。パーソ
ナル・コンピュータ24もまた、これらの情報を受け取
ると、直ちに伝送媒体102を介してサーバ100へ転
送する。サーバ100は、自身の外部記憶装置にCCD
型バーコード・リーダ48が読み取ったバーコード12
の情報と制御回路64から送られた購入飲料缶の種類と
数の情報とをリンクさせて記憶する。なお、売上管理の
質を高めるため、リンクさせて記憶される情報として上
記の購入が発生した時刻を含めてもよい。
【0013】次いで、施設利用者が施設を出るとき、受
付ではPOS本体装置14のバーコード・リーダ16に
より施設利用者がはめていた腕バンド10のバーコード
12が再度読み取られる。POS本体装置14のCPU
は、読み取られたバーコード12の情報を検索情報とし
て伝送媒体102を介してサーバ100に送る。サーバ
100は送られた検索情報としてのバーコードの情報に
基づいて、サーバ100の外部記憶装置に記憶されてい
る購入情報を検索して読み取られたバーコード12の情
報と一致した購入情報を読出し、POS本体装置14に
転送する。POS本体装置14のCPUは、転送された
購入情報と読み取られたバーコードの情報とに基づい
て、料金の計算をして、精算情報、例えばレシート等を
プリント・アウトさせ、POS本体装置14による清算
を行う。なお、パーソナル・コンピュータ24はコント
ロール・ボックス22の負荷軽減を主目的として用いら
れており、その必要がない場合には無くてもよい。
【0014】図1に示される代金管理システムにおいて
は、制御される対象は自動販売機であるが、本発明はこ
れに限定されることなく、例えばゲーム機等の娯楽設備
やコイン両替機に対しても容易に適用可能であることは
明らかである。例えば、ゲーム機の場合には、以下のよ
うな動作するよう構成される。即ち、バーコード・ベン
ダー・ユニットは自動販売機の購入可能を伝える信号の
代わりにゲーム機又はコイン両替機の使用可能を伝える
信号をゲーム機本体の制御回路に送り、当該制御回路は
当該信号に応答してゲーム機本体又はコイン両替機を使
用可能にする。次いで、施設利用者が使用を完了する
と、ゲーム機本体又はコイン両替機の制御回路がゲーム
機又はコイン両替機を使用した結果(例えば、回数又は
支払った金額等)を示す情報をバーコード・ベンダー・
ユニットに送る。バーコード・ベンダー・ユニットは、
受け取った情報とバーコードの情報とリンクさせてコン
トロール・ボックス及びパーソナル・コンピュータを介
してサーバに転送することになる。従って、自動販売機
に関連する情報をゲーム機又はコイン両替機に関連する
情報に変えるだけでシステムの構成はハード的には殆ど
相違はない。
【0015】なお、図1に示されるシステムにおいて
は、いわゆるPOSシステムに適合するよう、売上デー
タのリアルタイム処理を重視して、サーバ100、PO
S本体装置14、LAN形態、あるいはパーソナル・コ
ンピュータ24を採用する等システムに冗長度を与えて
いるが、用途に応じて、上述のサーバ100やパーソナ
ル・コンピュータ24の機能をPOS本体装置14に含
ませて、サーバ100やパーソナル・コンピュータ24
を省き、コントロール・ボックス22とPOS本体装置
14とをケーブル等で直接接続してもよく、またPOS
本体装置14をPOS用ではなく通常の金銭登録機の形
式にしてもよい。
【0016】一方、施設全体の販売管理を大規模にして
POSで且つリアルタイムであるいは日計あるいは月間
で行うようにするため、例えば事務所等に設けられたオ
フィス・コンピュータや、あるいは遠隔地点に設けられ
た上位のホスト・コンピュータ・システムに対して図1
に示すLANの伝送媒体102を接続することも可能で
ある。そのような構成においては、リンクされているバ
ーコード12の情報と購入した飲料缶の種類と数の情報
とをサーバ100の外部記憶装置の代わりにオフィス・
コンピュータあるいはホスト・コンピュータ・システム
の記憶装置に記憶させてもよい。
【0017】また、安全性が高い施設あるいはいじくり
を防止するほどの安全性を必要としない施設において
は、バーコード・ベンダー・ユニット20において施設
利用者の登録済みのバーコードと読み込まれバーコード
との一致を検査する必要は必ずしもないので、施設利用
者の入場の際にバーコードを読み取り、バーコード・ベ
ンダー・ユニット20に転送し、バーコード・ベンダー
・ユニット20に事前に登録しておく機能を省いてもよ
い。この場合は、バーコード・ベンダー・ユニット20
で正しくバーコードが読み込まれれば、自動販売機18
を施設利用者が利用でき、利用結果とバーコードの情報
とがリンクしてサーバ100に転送されることになる。
【0018】更に、図1に示す代金管理システムにおい
ては、腕バンド10にバーコード12を付したものを用
いているが、本発明は、これに限定されず、例えば、施
設利用者を識別可能にするルーム・キーやロッカー・キ
ーの一部にバーコードを付したものでもよく、更にこの
バーコードを付したルーム・キーやロッカー・キーに腕
等に巻けるようにいわゆる輪ゴム形状のものつけた形態
にしてもよい。
【0019】本発明は、以上説明したように構成されて
いるので、プールやクアハウス等の施設において、従来
現金を所持していなければ使用できない自動販売機等の
有料設備をキャッシュレスで施設利用者が利用できるよ
うになる。従って、施設利用者にとって、水着しか身に
つけていない状態等で現金の所持場所に苦慮していた問
題が解消される。更に、施設利用者は使用した金額のみ
を施設退場時に払えばよいので、プリペイド・カード方
式のように事前に使用金額より余分の金額を用意する煩
わしさがなくなるため、施設利用者は有料設備の使用に
対するインセンティブを損なわれることがなく、その結
果キャッシュレスの使い易さと相俟って使用頻度が高ま
り、施設管理者にとって売上増加の効果をもたらす。更
に、キャッシュレス化により、コイン・紙幣の一切の通
貨を使用することが必要でなく、これにより自動販売機
等の有料設備に通貨の貯蔵機能を持たせる必要がなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】有料設備を備える施設における本発明による代
金管理システムの好適な実施形態の一例を示す図であ
る。
【図2】図1に示されるバーコード・ベンダー・ユニッ
ト20のブロック回路図である。
【図3】図1に示されるバーコード・ベンダー・ユニッ
ト20の概略正面図である。
【図4】プールやクアハウスのような施設において用い
るのに好適なバーコード12付き腕バンド10の形態を
概略示す外観図である。
【符号の説明】
10:腕バンド 12:バーコード 14:POS本体装置 16:バーコード・リーダ 18:自動販売機 20:バーコード・ベンダー・ユニット 22:コントロール・ボックス 24:パーソナル・コンピュータ 48:CCD型バーコード・リーダ 100:サーバ 102:伝送媒体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料の設備が設けられている施設を利用
    する者が前記有料設備を利用することにより発生する代
    金を管理する代金管理システムにおいて、 施設利用者を識別するため互いに異なる情報を表すバー
    コードが付され且つ施設利用者に渡されるバーコード部
    材と、 前記所与の施設の受付に設けられた施設利用者管理装置
    とを備え、 前記有料設備は、バーコード部材のバーコードを読取る
    第1バーコード読取り手段と、当該読み取られたバーコ
    ード情報に応答して施設利用者に当該有料設備を利用さ
    せる状態にする手段と、施設利用者が当該有料設備を利
    用したことにより発生する金額を含む利用に関する利用
    情報を前記読み取られたバーコード情報と関連付けて前
    記施設利用者管理装置へ送る利用情報送信手段とを有
    し、 前記施設利用者管理装置は、前記利用情報送信手段によ
    り送られた情報を受け取り記憶する利用情報記憶手段
    と、バーコード部材のバーコードを読取る第2バーコー
    ド読取り手段と、当該第2バーコード読取り手段により
    施設利用者の施設からの退出時に読み取られたバーコー
    ド部材のバーコード情報に応答して前記利用情報記憶手
    段から前記退出時に読み取られたバーコード情報に対応
    する利用情報を読出し施設利用者の代金の精算処理を行
    う手段とを有することを特徴とする代金管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の代金管理システムにおい
    て、 前記施設利用者管理装置は更に、前記第2バーコード読
    取り手段により入場時に読み取られた施設利用者のバー
    コード部材のバーコード情報を前記有料設備に送るバー
    コード情報送信手段を有し、 前記有料設備は更に、前記バーコード情報送信手段によ
    り送られたバーコード情報を記憶するバーコード情報記
    憶手段と、前記バーコード情報記憶手段に記憶されてい
    るバーコード情報の中に前記第1バーコード読取り手段
    により読み取られたバーコード部材のバーコード情報と
    一致するものが含まれているか判定し、且つ一致する場
    合のみ前記有料設備を利用させる状態にする手段を使用
    可能化する手段を有することを特徴とする代金管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の代金管理システ
    ムにおいて、前記有料設備が自動販売機であることを特
    徴とする代金管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の代金管理システ
    ムにおいて、前記有料設備が娯楽設備であることを特徴
    とする代金管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    代金管理システムにおいて、前記第2バーコード読取り
    手段が前記有料設備に内蔵されていることを特徴とする
    代金管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    代金管理システムにおいて、前記バーコード部材がバー
    コードの付された腕バンドであることを特徴とする代金
    管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    代金管理システムにおいて、前記バーコード部材がバー
    コードの付されたキーであることを特徴とする代金管理
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    代金管理システムにおいて、前記施設内に設けられてい
    るレストラン等の有人の販売設備の販売情報をリアルタ
    イムに管理するシステムに含まれることを特徴とする代
    金管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の
    代金管理システムにおいて、前記施設は、施設利用者が
    現金を所持するのに容易でない状態で利用する施設であ
    ることを特徴とする代金管理システム。
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