JPH10232200A - 乾燥報知装置 - Google Patents

乾燥報知装置

Info

Publication number
JPH10232200A
JPH10232200A JP3457797A JP3457797A JPH10232200A JP H10232200 A JPH10232200 A JP H10232200A JP 3457797 A JP3457797 A JP 3457797A JP 3457797 A JP3457797 A JP 3457797A JP H10232200 A JPH10232200 A JP H10232200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light receiving
dryness
receiving
control means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3457797A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Miki
匡 三木
Shinji Kondo
信二 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3457797A priority Critical patent/JPH10232200A/ja
Publication of JPH10232200A publication Critical patent/JPH10232200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物質中の水分量を検知する装置には水分計が
あるが、一般家庭向けには適していないものである。天
日干しの場合には、衣類の乾燥度をチェック方法は無い
ものである。 【解決手段】 発光手段1が放射した光を受光手段2が
衣類7による反射光として受け、受光手段2の受光出力
を主制御手段5が演算して所定の乾燥度を検知すると報
知手段6によって報知する乾燥検知装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光手段が放射し
た光が衣類等の被乾燥物に接触したときに、被乾燥物の
乾燥度に応じて受光手段が受光する光が変化することを
利用して被乾燥物の乾燥度を検知しているものである。
【0002】
【従来の技術】被乾燥物が濡れるに従って、光の吸収や
散乱などにより反射率や透過率が変化する現象が知られ
ている。こうした原理を用いて、水分量を図る手段とし
ては水分計などが知られている。これらの計器は、水に
よく吸収される吸収波長と、吸収されにくい非吸収波長
の存在を利用して、これらの差を検出しているものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記水分計は産
業用に使用するものであり、大型であったり、台座の上
に試料を置いて計測しなければならなかったり、高額で
あったりして、一般家庭向けには適していないものであ
る。一般家庭で従来行われている衣類等の被乾燥物の乾
燥方法としては天日干しがある。この天日干しの場合に
は、被乾燥物の干してある所まで移動して手で触ってみ
るしか、被乾燥物の乾燥度をチェック方法は無いもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、天日干し中の
被乾燥物を固定手段で固定し、固定手段の足に発光手段
と受光手段とを取り付け、受光手段の受光特性の変化か
ら乾燥度をチェックして報知する乾燥報知装置としてい
るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、発光
手段が放射した光を受光手段が被乾燥物による反射光と
して受け、受光手段の受光出力を主制御手段が演算して
所定の乾燥度を検知すると報知手段によって報知する乾
燥報知装置としているものである。
【0006】請求項2に記載した発明は、発光手段が放
射した光を受光手段が被乾燥物を透過した透過光として
受け、受光手段の受光出力を主制御手段が演算して所定
の乾燥度を検知すると報知手段によって報知する乾燥報
知装置としているものである。
【0007】請求項3に記載した発明は、主制御手段が
受光手段が受光した被乾燥物による反射光の2つ以上の
異なる波長域の受光出力を演算して、この演算結果に応
じて報知手段を駆動するようにして、精度の高い乾燥検
知を行うことが出来る乾燥報知装置としている。
【0008】請求項4に記載した発明は、主制御手段が
受光手段が受光した被乾燥物を透過した透過光の2つ以
上の異なる波長域の受光出力を演算して、この演算結果
に応じて報知手段を駆動するようにして、精度の高い乾
燥検知を行うことが出来る乾燥報知装置としている。
【0009】請求項5に記載した発明は、主制御手段が
受光手段が受光する複数のバンドパスフィルタを介した
受光出力を演算して、この演算結果に応じて報知手段を
駆動するようにして、精度の高い乾燥検知を行うことが
出来る乾燥報知装置としている。
【0010】請求項6に記載した発明は、主制御手段が
受光手段が受光する複数のバンドパスフィルタを介した
被乾燥物を透過した透過光の受光出力を演算して、この
演算結果に応じて報知手段を駆動するようにして、精度
の高い乾燥検知を行うことが出来る乾燥報知装置として
いる。
【0011】請求項7に記載した発明は、主制御手段が
発光手段のオン時とオフ時との受光制御手段の受光出力
の差を演算することによって乾燥報知を行うようにし
て、外光による影響を避けることが出来、精度の高い乾
燥検知を行うことが出来る乾燥報知装置としている。
【0012】請求項8に記載した発明は、報知手段をブ
ザーによって構成して、乾燥終了が離れた位置にいても
認識できる乾燥報知装置としている。
【0013】請求項9に記載した発明は、報知手段を複
数のLEDによって構成して、乾燥の進行程度を視覚に
よって確認できる乾燥報知装置としている。
【0014】請求項10に記載した発明は、報知手段を
着脱自在として無線または有線による遠隔装置によって
駆動する構成として、非常に離れた場所に居ても被乾燥
物の乾燥の進行を確認できる乾燥報知装置としている。
【0015】
【実施例】
(実施例1)以下に、本発明の第1の実施例について説
明する。図1は本実施例の構成と動作を示すブロック図
である。9は洗濯した衣類等の被乾燥物7を例えば物干
し竿やハンガー等に固定する洗濯挟み状の固定手段で、
図2に示しているように足9a・9bを備えている。本
実施例では足9aまたは足9bに、光を放射する発光手
段1と、受光手段2の両方を設けている。つまり固定手
段9の同一側の足に発光手段1と受光手段2の両方を設
けるようにしているため、受光手段2は発光手段1が放
射した光が被乾燥物7に当たって反射した反射光を受光
するものである。本実施例では、発光手段1としては、
豆電球やLED等を使用している。また受光手段2とし
てはフォトトランジスタを使用しており、受光量に応じ
た信号を出力している。3は、発光手段1のオンオフを
制御するスイッチ作用を行うトランジスタ等によって構
成した発光制御手段である。また4は、受光手段4のオ
ンオフ動作を制御するスイッチ作用を行うトランジスタ
等によって構成した受光制御手段である。受光手段2の
出力信号は、マイコン等によって構成した主制御手段5
に伝達されている。主制御手段5は、前記発光制御手段
3・受光制御手段4を駆動する駆動信号を発生し、また
受光手段2の受光信号を受けると乾燥度を演算し、所定
の乾燥度に到達した場合に報知手段6を駆動する信号を
送っている。
【0016】なお本実施例では、発光制御手段3・受光
制御手段4・主制御手段5・報知手段6は、固定手段9
内に配置するようにしているが、例えば固定手段9外に
配置して、リード線等によって固定手段9の足9aまた
は9bに配置した発光手段1・受光手段2と接続するよ
うにしても良いものである。
【0017】なお図3に示しているように、発光手段1
と受光手段2を別の足に配置するようにすると、例えば
発光手段1を足9aに受光手段2を足9bに配置するよ
うにすると、受光手段2が受光する光は被乾燥物7を透
過した透過光となるものである。なお図3には、固定手
段9は図示していないものである。
【0018】以下本実施例の動作について説明する。図
4は被乾燥物7の乾燥度と受光手段2の受光量との関係
を示しており、図4(a)は、受光手段2が発光手段1
が放射した光が被乾燥物7に当たって反射した反射光を
受光する場合を、また図4(b)は被乾燥物7を透過し
た透過光を受光する場合を示している。また図4(a)
・図4(b)の横軸は乾燥度を示しており、被乾燥物中
の水分量が減少するほど乾燥度は高くなると乾燥度を定
義している。
【0019】図1に示した受光手段2が被乾燥物7から
の反射光を受光する構成とした場合には、乾燥度が高く
なるに従って反射光量が多くなり、乾燥度が低くなるに
従って反射光量が少なくなる。つまり受光手段2の受光
出力信号は、乾燥度が高くなるに従って増加するもので
ある。また、図3に示している受光手段2が被乾燥物7
を透過した透過光を受光する構成とした場合には、乾燥
度が高くなるに従って透過光量が減少するものである。
つまり受光手段2の受光出力信号は、乾燥度が高くなる
に従って減少するものである。また図4(a)・図4
(b)から解るように、受光手段2の受光出力は乾燥度
の変化が無くなった時点で、つまり被乾燥物7の乾燥度
が高くなった時点で飽和するものである。従って、受光
手段2の受光出力の変化が無くなったことを検知する
と、被乾燥物7の乾燥の終了を検知できるものである。
【0020】つまり、主制御手段5は受光手段2の出力
信号を監視して、出力信号の大きさの変化が無くなった
時点で報知手段6を駆動するようにしているものであ
る。
【0021】(実施例2)続いて本発明の第2の実施例
について説明する。実施例1で説明した受光手段2が受
光する受光量は、被乾燥物7の材質や色、表面の状態等
によって変化するものである。そこで本実施例では、材
質や色による影響を排除して正確な乾燥検知を行うよう
にするために、受光手段2が複数の波長の光を受光する
ようにしているものである。つまり、前記被乾燥物の材
質や色、表面の状態等による受光量の変化は、使用する
光の波長によって異なるものである。従って本実施例で
は、複数の波長の光を使用するようにしているものであ
る。
【0022】図5は本実施例の動作原理を示す特性図
で、被乾燥物の色による影響を示しているものである。
図5のaは、黒の被乾燥物で受光手段が受光した光の波
長がλ 2の場合の乾燥度と受光量との関係を示してい
る。bは、黒の被乾燥物で受光手段が受光した光の波長
がλ1の場合の乾燥度と受光量との関係を示している。
またc・dは、白の被乾燥物で受光手段が受光した光の
波長がλ2の場合と、λ1の場合の乾燥度と受光量の関係
を示している。前記λ1・λ2は、被乾燥物の乾燥度によ
って反射光の変化の影響を受けやすい光の波長と、色に
よる変化はλ1と同様に受けるが乾燥度による影響は受
けにくい波長とを示している。またeは、白の被乾燥物
を使用した場合のλ2で正規化したλ1の受光量を、fは
黒の被乾燥物を使用した場合のλ2で正規化したλ1の受
光量を示している。一般には被乾燥物の色が白の場合の
方が、黒の場合よりも反射率が高いため、受光手段の出
力は高くなるものである。しかし、e・fに示している
ように、波長λ1の受光量で正規化したλ2の受光量
は、色による影響が非常に少ないものとなっている。こ
のように、受光手段が受光する光の波長をλ1・λ2の
複数に設定することによって、被乾燥物の色による影響
を避けることが出来るものである。また、同様にして被
乾燥物の材質による影響や、被乾燥物の表面状態による
影響も避けることが出来るものである。本実施例では、
λ1として900nmや1420nm近辺、λ2として800nmや1380nm
近辺を設定しているものである。
【0023】図6は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。11・12は、それぞれλ1・λ2の波長の光を放
射するLED等によって構成した発光手段、31・32
はそれぞれ発光手段11・12のオンオフを制御する発
光制御手段である。従って受光手段2は、複数の波長λ
1・λ2の光を受光するものである。
【0024】また図7は、同様に複数の波長の光を受光
する別の構成を示すブロック図である。本実施例では、
発光手段1が放射した光が被乾燥物7に当たって反射す
る反射光が受光手段2に達する光路中にフィルタ板35
を設けている。フィルタ板35は、バンドパスフィルタ
35a・35bを有している。バンドパスフィルタ35
aは波長λ1の光を通過させ、バンドパスフィルタ35
bは波長λ2の光を通過させる設定としている。またフ
ィルタ板35は、切替手段37によって上下に移動され
る構成となっている。つまり受光手段2が受光する光
は、定期的にバンドパスフィルタ35aを通過したもの
とバンドパスフィルタ35bを通過したものとに切り替
わるものである。従ってこの構成としても、受光手段2
はλ1・λ2の波長の光を受光できるものである。
【0025】このとき、本実施例では切替手段37によ
ってフィルタ板35を上下に移動させることによって波
長チョッピングを行うようにしているが、フィルタ板3
5を円盤として、切替手段37によってフィルタ板35
を回転させるようにして波長チョッピングを行うように
しても良いものである。また、図6・図7に示した構成
のものを、図3に示した透過光を受光する構成のものに
適用することも容易に出来るものである。また更に本実
施例では受光手段2は1つとしているが、λ1・λ2に受
光感度を有する2つの受光手段を使用する構成としても
支障はないものである。
【0026】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。受光手段2が受光する受光量は外光
量の変化による影響を受けるものである。例えば、被乾
燥物を干している最中に天気が晴れから曇りに変わった
りした場合には、前記実施例1・実施例2による構成で
は正確な乾燥度検知を行うことはできないものである。
図8(a)及び(b)は、被乾燥物の乾燥度を一定とし
た条件で外光量が変化した場合に、受光手段2が受光す
る受光量の変化を示している。図8(a)は外光量が少
ない場合を、図8(b)は外光量が(a)に比べて多い
場合を示している。図から解るように、外光量の変化が
無い場合には、発光手段2がオンしているときの受光量
Lonの変化を見れば、乾燥度が判断できる。しかし外光
量が変化する場合には、乾燥度が同一であっても、前記
Lonの絶対値は外光量によって変化するものである。そ
こで、単純にLonの絶対値を見るだけでは、乾燥度が変
化したのか外光量が変化したのかが解らないものであ
る。
【0027】そこで本実施例では、主制御手段5が外光
による影響をキャンセルするように動作するものであ
る。つまり、主制御手段は発光手段1がオンしていると
きの受光量Lonとオフしているときの受光量Loffとの
差を計測して、この差の値の変化を見ることによって乾
燥度を判定するようにしているものである。
【0028】図9(a)は、乾燥の途中で外光量が減っ
た場合を例示しており、Lonは一定となっている。図9
(b)は、図9(a)のLon−Loffの値をA・B・C
・D・E・Fの各時点で計測してプロットしたものを示
している。このように、Lon―Loffの値を使用するこ
とによって外光量の変化をキャンセルでき、乾燥度を検
知することができるものである。
【0029】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて説明する。本実施例では、図10に示しているよ
うに、報知手段6としてブザーを使用しているものであ
る。この場合、主制御手段5によって例えば乾燥終了ま
での所定の段階毎に、ブザーの報知音の種類を変えて、
例えば80%乾燥した、100%乾燥した等を報知でき
るようにすれば一層使い勝手の良いものとなる。またブ
ザーによる報知とすることによって、例えば使用者が室
内にいて被乾燥物7から離れていても、乾燥終了を認識
できるものである。
【0030】またブザーに代えて複数のLEDを使用
し、乾燥が進行するに従って消去したり、点灯していく
ようにすることもできる。この場合は、乾燥の進行程度
を視覚によって確認でき、同様に使い勝手の良い乾燥検
知装置を実現できるものである。
【0031】また、報知手段6を着脱自在として無線ま
たは有線による遠隔装置によって駆動する構成とするこ
ともできる。この場合は、例えば室内にいてブザーによ
る報知音が聞こえにくい場合、LEDでは外光が明る過
ぎて見にくい場合、被乾燥物の陰になって屋内からは見
えない場合等の欠点をカバーできるものである。特に無
線によって駆動する構成とした場合には、使用者が報知
手段6を自由に携帯でき、どこにいても乾燥度を認識で
きるため、非常に使い勝手の良いものである。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、光を放射す
る発光手段と、発光手段のオンオフを制御する発光制御
手段と、発光素子が放射した光を受光する受光手段と、
受光手段のオンオフを制御する受光制御手段と、受光手
段の受光出力から乾燥度を演算し、所定の乾燥度に到達
した場合に信号を発生する主制御手段と、主制御手段か
らの信号を受けて乾燥度に応じた報知を行う報知手段
と、被乾燥物を挟む2つの足を有する固定手段とを備
え、前記発光手段と受光手段とは固定手段の同一側の足
に配置した構成として、所定の乾燥度を検知すると報知
手段によって報知する所定の乾燥度を検知すると報知手
段によって報知できる乾燥報知装置を実現するものであ
る。
【0033】請求項2に記載した発明は、光を放射する
発光手段と、発光手段のオンオフを制御する発光制御手
段と、発光素子が放射した光を受光する受光手段と、受
光手段のオンオフを制御する受光制御手段と、受光手段
の受光出力から乾燥度を演算し、所定の乾燥度に到達し
た場合に信号を発生する主制御手段と、主制御手段から
の信号を受けて乾燥度に応じた報知を行う報知手段と、
被乾燥物を挟む2つの足を有する固定手段とを備え、前
記発光手段と受光手段とは固定手段の2つの足に別々に
配置した構成として、被乾燥物を透過した透過光を主制
御手段が演算して所定の乾燥度を検知すると報知手段に
よって報知できる乾燥報知装置を実現するものである。
【0034】請求項3に記載した発明は、光を放射する
1つ以上の発光手段と、発光手段のオンオフを制御する
発光制御手段と、発光手段が放射した光を複数の波長域
で受光する1つ以上の受光手段と、受光手段のオンオフ
を制御する受光制御手段と、受光手段の受光出力から乾
燥度を演算し、所定の乾燥度に達した場合に信号を発生
する主制御手段と、主制御手段からの信号を受けて乾燥
度に応じた報知を行う報知手段と、被乾燥物を挟む2つ
の足を有する固定手段とを備え、前記発光手段と受光手
段とは固定手段の同一側の足に配置した構成として、受
光手段が受光した被乾燥物による反射光の2つ以上の異
なる波長域の受光出力を演算して、この演算結果に応じ
て報知手段を駆動するようにして、精度の高い乾燥検知
を行うことが出来る乾燥報知装置を実現するものであ
る。
【0035】請求項4に記載した発明は、光を放射する
1つ以上の発光手段と、発光手段のオンオフを制御する
発光制御手段と、発光手段が放射した光を複数の波長域
で受光する1つ以上の受光手段と、受光手段のオンオフ
を制御する受光制御手段と、受光手段の受光出力から乾
燥度を演算し、所定の乾燥度に達した場合に信号を発生
する主制御手段と、主制御手段からの信号を受けて乾燥
度に応じた報知を行う報知手段と、被乾燥物を挟む2つ
の足を有する固定手段とを備え、前記発光手段と受光手
段とは固定手段の2つの足に別々に配置した構成とし
て、受光手段が受光した被乾燥物を透過した透過光の2
つ以上の異なる波長域の受光出力を演算して、この演算
結果に応じて報知手段を駆動するようにして、精度の高
い乾燥検知を行うことが出来る乾燥報知装置を実現する
ものである。
【0036】請求項5に記載した発明は、光を放射する
発光手段と、発光手段のオンオフを制御する発光制御手
段と、発光手段が放射した光の内で異なる波長域の光を
通過させる複数のバンドパスフィルタと、前記複数のバ
ンドパスフィルタを光路中に交互に位置するように駆動
する切替手段と、複数のバンドパスフィルタを通過した
光を受光する受光手段と、受光手段のオンオフを制御す
る受光制御手段と、受光手段の受光出力から乾燥度を演
算し、所定の乾燥度に到達した場合に信号を発生する主
制御手段と、主制御手段からの信号を受けて乾燥度に応
じた報知を行う報知手段と、被乾燥物を挟む2つの足を
有する固定手段とを備え、前記発光手段と受光手段とは
固定手段の同一側の足に配置した構成として、受光手段
が受光する複数のバンドパスフィルタを介した受光出力
を演算して、この演算結果に応じて報知手段を駆動する
ようにして、精度の高い乾燥検知を行うことが出来る乾
燥報知装置を実現するものである。
【0037】請求項6に記載した発明は、光を放射する
発光手段と、発光手段のオンオフを制御する発光制御手
段と、発光手段が放射した光の内で異なる波長域の光を
通過させる複数のバンドパスフィルタと、前記複数のバ
ンドパスフィルタを光路中に交互に位置するように駆動
する切替手段と、複数のバンドパスフィルタを通過した
光を受光する受光手段と、受光手段のオンオフを制御す
る受光制御手段と、受光手段の受光出力から乾燥度を演
算し、所定の乾燥度に到達した場合に信号を発生する主
制御手段と、主制御手段からの信号を受けて乾燥度に応
じた報知を行う報知手段と、被乾燥物を挟む2つの足を
有する固定手段とを備え、前記発光手段と受光手段とは
固定手段の2つの足に別々に配置した構成として、受光
手段が受光する複数のバンドパスフィルタを介した被乾
燥物を透過した透過光の受光出力を演算して、この演算
結果に応じて報知手段を駆動するようにして、精度の高
い乾燥検知を行うことが出来る乾燥報知装置を実現する
ものである。
【0038】請求項7に記載した発明は、主制御手段
は、発光手段のオン時とオフ時との受光手段の受光出力
の差を演算することによって乾燥報知を行う構成とし
て、外光による影響を避けることが出来、精度の高い乾
燥検知を行うことが出来る乾燥報知装置を実現するもの
である。
【0039】請求項8に記載した発明は、報知手段をブ
ザーによって構成して、乾燥終了が離れた位置にいても
認識できる乾燥報知装置を実現するものである。
【0040】請求項9に記載した発明は、報知手段を複
数のLEDによって構成して、乾燥の進行程度を視覚に
よって確認できる乾燥報知装置を実現するものである。
【0041】請求項10に記載した発明は、報知手段を
着脱自在として無線または有線による遠隔装置によって
駆動する構成として、非常に離れた場所に居ても被乾燥
物の乾燥の進行を確認できる乾燥報知装置を実現するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
【図2】同、固定手段の構成を示す斜視図
【図3】同、受光手段が被乾燥物の透過光を受光する構
成とした場合のブロック図
【図4】(a)被乾燥物の乾燥度と透過光量との関係を
示す特性図 (b)被乾燥物の乾燥度と反射光量との関係を示す特性
【図5】本発明の第2の実施例の動作原理を説明する複
数の波長の光を受光した場合の特性図
【図6】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
【図7】同、別の構成を示すブロック図
【図8】外光による影響を説明する説明図 (a)外光の量が少ない場合を示す説明図 (b)外光の量が多い場合を示す説明図
【図9】本発明の第3の実施例の動作を説明する説明図 (a)受光手段が外光の量が変化しても一定の受光量を
検知している状態を説明する説明図 (b)発光手段がオンしているときの受光量とオフして
いるときの受光量との差を使用した状態を説明する説明
【図10】本発明の第4の実施例の報知手段を被乾燥物
に取り付けた状態を説明する正面図
【符号の説明】
1 発光手段 2 受光手段 3 発光制御手段 4 受光制御手段 5 主制御手段 6 報知手段 7 被乾燥物 9 固定手段 9a 足 9b 足 11 発光手段 12 発光手段 31 発光制御手段 32 発光制御手段 35 フィルタ板 35a バンドパスフィルタ 35b バンドパスフィルタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を放射する発光手段と、発光手段のオ
    ンオフを制御する発光制御手段と、発光素子が放射した
    光を受光する受光手段と、受光手段のオンオフを制御す
    る受光制御手段と、受光手段の受光出力から乾燥度を演
    算し、所定の乾燥度に到達した場合に信号を発生する主
    制御手段と、主制御手段からの信号を受けて乾燥度に応
    じた報知を行う報知手段と、被乾燥物を挟む2つの足を
    有する固定手段とを備え、前記発光手段と受光手段とは
    固定手段の同一側の足に配置した乾燥報知装置。
  2. 【請求項2】 光を放射する発光手段と、発光手段のオ
    ンオフを制御する発光制御手段と、発光素子が放射した
    光を受光する受光手段と、受光手段のオンオフを制御す
    る受光制御手段と、受光手段の受光出力から乾燥度を演
    算し、所定の乾燥度に到達した場合に信号を発生する主
    制御手段と、主制御手段からの信号を受けて乾燥度に応
    じた報知を行う報知手段と、被乾燥物を挟む2つの足を
    有する固定手段とを備え、前記発光手段と受光手段とは
    固定手段の2つの足に別々に配置した乾燥報知装置。
  3. 【請求項3】 光を放射する1つ以上の発光手段と、発
    光手段のオンオフを制御する発光制御手段と、発光手段
    が放射した光を複数の波長域で受光する1つ以上の受光
    手段と、受光手段のオンオフを制御する受光制御手段
    と、受光手段の受光出力から乾燥度を演算し、所定の乾
    燥度に達した場合に信号を発生する主制御手段と、主制
    御手段からの信号を受けて乾燥度に応じた報知を行う報
    知手段と、被乾燥物を挟む2つの足を有する固定手段と
    を備え、前記発光手段と受光手段とは固定手段の同一側
    の足に配置した乾燥報知装置。
  4. 【請求項4】 光を放射する1つ以上の発光手段と、発
    光手段のオンオフを制御する発光制御手段と、発光手段
    が放射した光を複数の波長域で受光する1つ以上の受光
    手段と、受光手段のオンオフを制御する受光制御手段
    と、受光手段の受光出力から乾燥度を演算し、所定の乾
    燥度に達した場合に信号を発生する主制御手段と、主制
    御手段からの信号を受けて乾燥度に応じた報知を行う報
    知手段と、被乾燥物を挟む2つの足を有する固定手段と
    を備え、前記発光手段と受光手段とは固定手段の2つの
    足に別々に配置した乾燥報知装置。
  5. 【請求項5】 光を放射する発光手段と、発光手段のオ
    ンオフを制御する発光制御手段と、発光手段が放射した
    光の内で異なる波長域の光を通過させる複数のバンドパ
    スフィルタと、前記複数のバンドパスフィルタを光路中
    に交互に位置するように駆動する切替手段と、複数のバ
    ンドパスフィルタを通過した光を受光する受光手段と、
    受光手段のオンオフを制御する受光制御手段と、受光手
    段の受光出力から乾燥度を演算し、所定の乾燥度に到達
    した場合に信号を発生する主制御手段と、主制御手段か
    らの信号を受けて乾燥度に応じた報知を行う報知手段
    と、被乾燥物を挟む2つの足を有する固定手段とを備
    え、前記発光手段と受光手段とは固定手段の同一側の足
    に配置した乾燥報知装置。
  6. 【請求項6】 光を放射する発光手段と、発光手段のオ
    ンオフを制御する発光制御手段と、発光手段が放射した
    光の内で異なる波長域の光を通過させる複数のバンドパ
    スフィルタと、前記複数のバンドパスフィルタを光路中
    に交互に位置するように駆動する切替手段と、複数のバ
    ンドパスフィルタを通過した光を受光する受光手段と、
    受光手段のオンオフを制御する受光制御手段と、受光手
    段の受光出力から乾燥度を演算し、所定の乾燥度に到達
    した場合に信号を発生する主制御手段と、主制御手段か
    らの信号を受けて乾燥度に応じた報知を行う報知手段
    と、被乾燥物を挟む2つの足を有する固定手段とを備
    え、前記発光手段と受光手段とは固定手段の2つの足に
    別々に配置した乾燥報知装置。
  7. 【請求項7】 主制御手段は、発光手段のオン時とオフ
    時との受光手段の受光出力の差を演算することによって
    乾燥報知を行う請求項1から6のいずれか1項に記載し
    た乾燥報知装置。
  8. 【請求項8】 報知手段をブザーによって構成した請求
    項1から7のいずれか1項に記載した乾燥報知装置。
  9. 【請求項9】 報知手段を複数のLEDによって構成し
    た請求項1から7のいずれか1項に記載した乾燥報知装
    置。
  10. 【請求項10】 報知手段を着脱自在として無線または
    有線による遠隔装置によって駆動する構成とした請求項
    1から9のいずれか1項に記載した乾燥報知装置。
JP3457797A 1997-02-19 1997-02-19 乾燥報知装置 Pending JPH10232200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3457797A JPH10232200A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 乾燥報知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3457797A JPH10232200A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 乾燥報知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10232200A true JPH10232200A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12418189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3457797A Pending JPH10232200A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 乾燥報知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10232200A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016151432A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 アズビル株式会社 電流供給装置、乾き度測定装置及び電流供給方法
WO2018155289A1 (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 乾燥度センサ
WO2018155291A1 (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 水分量センサ及び衣類乾燥装置
JP2018141632A (ja) * 2017-02-24 2018-09-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 水分量センサ
JP2020044521A (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 除湿機

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016151432A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 アズビル株式会社 電流供給装置、乾き度測定装置及び電流供給方法
WO2018155289A1 (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 乾燥度センサ
WO2018155291A1 (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 水分量センサ及び衣類乾燥装置
JP2018141632A (ja) * 2017-02-24 2018-09-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 水分量センサ
JP2018141768A (ja) * 2017-02-24 2018-09-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 水分量センサ及び衣類乾燥装置
CN110168349A (zh) * 2017-02-24 2019-08-23 松下知识产权经营株式会社 水分含量传感器及衣物干燥装置
JPWO2018155289A1 (ja) * 2017-02-24 2019-11-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 乾燥度センサ
JPWO2018155291A1 (ja) * 2017-02-24 2019-11-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 水分量センサ及び衣類乾燥装置
JP2020044521A (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 除湿機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI323949B (en) The light source and the method for fabricating the same
KR101106818B1 (ko) 광원 및 장치 조명 방법
US6842250B2 (en) Device for a quantified determination of the quality of surfaces
JP6820742B2 (ja) 照明制御装置
US7411206B2 (en) Method and system for detecting the position of an edge of a web
US6175408B1 (en) Apparatus for detecting foreign substance in strand-like textile material
CN106448030B (zh) 烟雾探测单元以及发光二极管
CN107106058A (zh) 光学生命体征传感器
JP5107697B2 (ja) 皮膚性状測定用の多機能プローブ
CN101389936A (zh) 颜色传感器
JP2007064982A (ja) 反射光を利用して流体の濁度を測定する計測器
JP2000249546A (ja) 携帯式小型電子メジャー
JPH10232200A (ja) 乾燥報知装置
CN111948661A (zh) 一种自移动设备及探测装置
JP2019100736A (ja) 分光反射測定器
KR100781968B1 (ko) 광경로 길이를 변경할 수 있는 비분산 적외선 가스 농도측정장치
KR102526101B1 (ko) 복합물들의 열 열화를 측정하기 위한 시스템 및 방법
CN112752540A (zh) 传感器装置
TWM575104U (zh) 手持式的農作物的系統型農藥殘留程度檢測裝置
JP5602200B2 (ja) 皮膚性状測定用の多機能プローブ
JP2005265849A (ja) 光センサ及び入射光を検知する方法
TW202043729A (zh) 能見度儀、能見度量測方法和路燈裝置及其操作方法
KR102540286B1 (ko) 근접 센서 장치 및 이를 이용한 피부 판별 방법
EP1003028A1 (en) Apparatus for measuring light penetrability of liquids
CN100513858C (zh) 纠偏用途的跟线跟边双用途传感器双排发光源构造