JPH10232147A - 電線の伸長率差を利用したケーブル型地滑り検知センサー、及びこれを利用した信号発生システム - Google Patents
電線の伸長率差を利用したケーブル型地滑り検知センサー、及びこれを利用した信号発生システムInfo
- Publication number
- JPH10232147A JPH10232147A JP9072565A JP7256597A JPH10232147A JP H10232147 A JPH10232147 A JP H10232147A JP 9072565 A JP9072565 A JP 9072565A JP 7256597 A JP7256597 A JP 7256597A JP H10232147 A JPH10232147 A JP H10232147A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- cable
- cut
- laid
- sensor
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 伸長率の異なる電線を利用して、その伸び切
れる時の切断時間差を利用した、誰でもが簡単に敷設、
監視が出来る地滑り検知信号発生システム。 【解決手段】 検知器とケーブルセンサー で構成され
る。ケーブルセンサーを各地滑り監視個所を横断する様
に敷設する。各電線に微弱電流を通電し、固定された支
点間の距離が大きくなり、伸び切って切断し通電が停止
したときに各電線の変化を信号に変換する。
れる時の切断時間差を利用した、誰でもが簡単に敷設、
監視が出来る地滑り検知信号発生システム。 【解決手段】 検知器とケーブルセンサー で構成され
る。ケーブルセンサーを各地滑り監視個所を横断する様
に敷設する。各電線に微弱電流を通電し、固定された支
点間の距離が大きくなり、伸び切って切断し通電が停止
したときに各電線の変化を信号に変換する。
Description
【０００１】
【０００２】土砂崩れ、落石の発生が予想される工事現
場、住宅地、道路
場、住宅地、道路
【０００３】雪崩が予想される工事現場、道路、スキー
場
場
【０００４】落石防止のフエンスに取り付け、フエンス
の破壊の状況を知らせる
の破壊の状況を知らせる
【０００５】
【従来の技術】従来の監視システムは、大きく分ければ
直接計測監視と間接計測監視の２種類がある。前者は地
表面移動を計測する為にポテンションメーター、差動ト
ランス等とインバーター線と呼ばれるケーブルを組み合
せた方法、ケーブルとひずみゲイジを組み合わせた方法
の伸縮計等が代表的である。後者は傾斜計、水位計、水
質計、水圧計、雨量計等の方法がある。これらは全て計
測値を判断基準とした装置であり、精度を上げて観察す
ることに重点がある。そこで得た数値を基にした監視体
制を作りあげている。また間接計測監視より分かりやす
い直接計測の場合でも監視面積は比較的直線的にケーブ
ルを敷設する。監視面を大きくする為めには、多くの測
定器を設置する必要がり、これらを解析する為には専門
家が必要であり、設置工事も専門家の参加が必要であ
る。
直接計測監視と間接計測監視の２種類がある。前者は地
表面移動を計測する為にポテンションメーター、差動ト
ランス等とインバーター線と呼ばれるケーブルを組み合
せた方法、ケーブルとひずみゲイジを組み合わせた方法
の伸縮計等が代表的である。後者は傾斜計、水位計、水
質計、水圧計、雨量計等の方法がある。これらは全て計
測値を判断基準とした装置であり、精度を上げて観察す
ることに重点がある。そこで得た数値を基にした監視体
制を作りあげている。また間接計測監視より分かりやす
い直接計測の場合でも監視面積は比較的直線的にケーブ
ルを敷設する。監視面を大きくする為めには、多くの測
定器を設置する必要がり、これらを解析する為には専門
家が必要であり、設置工事も専門家の参加が必要であ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題点】従来の監視システム
は計測値を判断基準とした装置であり、適当な装置を監
視面に設置する。精度を求める装置の為、数値の読み取
りや状況判断には専門的知識も要求され、誰もが敷設を
することが出来ない問題点がある。
は計測値を判断基準とした装置であり、適当な装置を監
視面に設置する。精度を求める装置の為、数値の読み取
りや状況判断には専門的知識も要求され、誰もが敷設を
することが出来ない問題点がある。
【０００７】伸縮現象を精度良く直接計測する為めに、
出来る限り直線的にケーブルを敷設する。監視面を広く
する為めに、多くの測定器とケーブルの設置を要する問
題点もある。
出来る限り直線的にケーブルを敷設する。監視面を広く
する為めに、多くの測定器とケーブルの設置を要する問
題点もある。
【０００８】工事現場などで簡単にしかも多数の場所に
敷設するには装置は高価過ぎる。個人住宅の裏山などの
土砂崩れ監視等の為に使用することは事実上出来ない等
の問題点がある。
敷設するには装置は高価過ぎる。個人住宅の裏山などの
土砂崩れ監視等の為に使用することは事実上出来ない等
の問題点がある。
【０００９】本発明は、地盤等の変化を直接知ることを
重点とし計測を手段としない為に、専門家の参加は必要
ない。監視面を非常に広くして、誰でもが簡単に敷設が
出来、誰でもが現象を判断できる事を目的としている。
重点とし計測を手段としない為に、専門家の参加は必要
ない。監視面を非常に広くして、誰でもが簡単に敷設が
出来、誰でもが現象を判断できる事を目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】特定の伸長率を持つ導電
性絶縁被覆単線、又はより線等の単心電線（以後Ｓワイ
ヤーと呼ぶ）で、且つ各々伸長率が異なる複数のＳワイ
ヤーを組み合わせた複合多心電線（以後ＣＮケーブルと
呼ぶ）、又ＣＮケーブルと同じ状態をつくる複数の電線
の組合せた電線を監視面を横断する様に敷設する。危険
予想個所を横断するように敷設されたＣＮケーブルは２
個所以上固定される「図３」。Ｓワイヤーを使い電気閉
回路を作る。敷設された各Ｓワイヤー別に微弱電流を通
電する。
性絶縁被覆単線、又はより線等の単心電線（以後Ｓワイ
ヤーと呼ぶ）で、且つ各々伸長率が異なる複数のＳワイ
ヤーを組み合わせた複合多心電線（以後ＣＮケーブルと
呼ぶ）、又ＣＮケーブルと同じ状態をつくる複数の電線
の組合せた電線を監視面を横断する様に敷設する。危険
予想個所を横断するように敷設されたＣＮケーブルは２
個所以上固定される「図３」。Ｓワイヤーを使い電気閉
回路を作る。敷設された各Ｓワイヤー別に微弱電流を通
電する。
【００１１】
【作用】上記の様な、ＣＮケーブルの固定間が何らかの
原因でその間隔の距離が広がる時、各Ｓワイヤーが伸長
率が小さい順に従い切断時間差を生じながら切断される
「図２」。各Ｓワイヤーにつながる検知部が通電が停止
した事を検知して、切断したＳワイヤーに付けられてい
る特定の信号を外部に表示する。固定点間のずれの変化
の連続性の“なめらかさ”はＳワイヤーの本数に比例す
るので、簡単に精度の高い連続的変化を捉える事が出来
る。
原因でその間隔の距離が広がる時、各Ｓワイヤーが伸長
率が小さい順に従い切断時間差を生じながら切断される
「図２」。各Ｓワイヤーにつながる検知部が通電が停止
した事を検知して、切断したＳワイヤーに付けられてい
る特定の信号を外部に表示する。固定点間のずれの変化
の連続性の“なめらかさ”はＳワイヤーの本数に比例す
るので、簡単に精度の高い連続的変化を捉える事が出来
る。
【００１２】
【実施例】実施例については参考図面にして説明する。
検知器Ｉにおいては監視面を傾斜面全体をとして敷設し
てある。４芯のＣＮケーブルを使い３度の変化を知るこ
とが出来る。
検知器Ｉにおいては監視面を傾斜面全体をとして敷設し
てある。４芯のＣＮケーブルを使い３度の変化を知るこ
とが出来る。
【００１３】検知器ＩＩでは、特に危険で傾斜面の幅が
狭い場合、傾斜面の長さ方向が非常に長い場合等、ケー
ブルセンサー（ＣＮケーブル）を特に注意が必要な危険
個所に追加設置すれば、特定の個所も監視できる。この
様に敷設に工夫を加えれば監視精度を上げる事が出来
る。
狭い場合、傾斜面の長さ方向が非常に長い場合等、ケー
ブルセンサー（ＣＮケーブル）を特に注意が必要な危険
個所に追加設置すれば、特定の個所も監視できる。この
様に敷設に工夫を加えれば監視精度を上げる事が出来
る。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００１５】１・敷設が簡単に出来る。
【００１６】２・地滑りの動きを専門知識がない関係者
等、誰でも変化を知る事が出来る。
等、誰でも変化を知る事が出来る。
【００１７】３・センサーの保守、管理が単純である
【００１８】４・監視面を自由に設定出来る
【図１】伸長率が異なる複合４心電線の場合の断面図
【図２】検知システムの電気回路の概略
【図３】複合４心電線使用の場合の敷設例
Claims (2)
- 【請求項１】 特定の伸長率を持つ導電性絶縁被覆単
線、又はより線等の単心電線（以後Ｓワイヤーと呼ぶ）
で、且つ各々伸長率が異なる複数のＳワイヤーを組み合
わせた複合多心電線「図１」（以後ＣＮケーブルと呼
ぶ）、又ＣＮケーブルと同じ状態をつくる複数の電線を
組合せる敷設方法 - 【請求項２】 「請求項１」を使い監視面を横断する様
に敷設し、ＣＮケーブルを２個所以上固定する。各Ｓワ
イヤー別に微弱電流を通電する。固定点が何らかの原因
で移動しＣＮケーブルが伸びその間隔の距離が広る。各
Ｓワイヤーが切断時間差を生じながら切断する時、通電
が停止した事を検知して、切断したＳワイヤー別に、切
断したことを知らせる信号を出す信号発生システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9072565A JPH10232147A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 電線の伸長率差を利用したケーブル型地滑り検知センサー、及びこれを利用した信号発生システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9072565A JPH10232147A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 電線の伸長率差を利用したケーブル型地滑り検知センサー、及びこれを利用した信号発生システム |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002169279A Division JP3427072B2 (ja) | 2002-05-08 | 2002-05-08 | 斜面崩壊の予測システム、および、ケーブルセンサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10232147A true JPH10232147A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=13493026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9072565A Pending JPH10232147A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 電線の伸長率差を利用したケーブル型地滑り検知センサー、及びこれを利用した信号発生システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10232147A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110763174A (zh) * | 2017-12-27 | 2020-02-07 | 蔡仁杰 | 高压配电系统中的母线拉伸量检测系统 |
-
1997
- 1997-02-19 JP JP9072565A patent/JPH10232147A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110763174A (zh) * | 2017-12-27 | 2020-02-07 | 蔡仁杰 | 高压配电系统中的母线拉伸量检测系统 |
| CN110763174B (zh) * | 2017-12-27 | 2021-05-04 | 蔡仁杰 | 高压配电系统中的母线拉伸量检测系统 |
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