JPH10228847A - 開閉器の操作装置 - Google Patents

開閉器の操作装置

Info

Publication number
JPH10228847A
JPH10228847A JP3085497A JP3085497A JPH10228847A JP H10228847 A JPH10228847 A JP H10228847A JP 3085497 A JP3085497 A JP 3085497A JP 3085497 A JP3085497 A JP 3085497A JP H10228847 A JPH10228847 A JP H10228847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
switch
outer cylinder
dashpot
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3085497A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Matsuo
富雄 松尾
Isao Miyazaki
功 宮崎
Yasuyoshi Yamada
泰義 山田
Fujio Kataoka
富士男 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INFLIDGE KOGYO KK
YASUKAWA CONTROL KK
Original Assignee
INFLIDGE KOGYO KK
YASUKAWA CONTROL KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INFLIDGE KOGYO KK, YASUKAWA CONTROL KK filed Critical INFLIDGE KOGYO KK
Priority to JP3085497A priority Critical patent/JPH10228847A/ja
Publication of JPH10228847A publication Critical patent/JPH10228847A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉器の操作装置に組込まれているダシュポ
ットを取外し足たり分解したりすることなく、外部から
ダッシュポットの負担力を変化させて開閉器の開閉動作
特性の調整を簡単に短時間で実施できる開閉器の操作装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 開閉器の操作装置において、開閉器の開
閉動作特性を調整するためのダシュポット11が、外筒
12と、同外筒12の内側に配置されたシリンダ13
と、同シリンダ13の内側を往復連動するピストン14
からなり、前記シリンダ13は前記外筒12の外側から
円周方向に回動可能であり、前記シリンダ13には、円
周方向に沿って総開口面積を異ならせた複数個の穴13
aを設け、前記外筒12の内周面には前記シリンダ13
の穴13aを塞ぐ部分と開口する部分とを、外筒12の
円周方向に沿って設けた開閉器の操作装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開閉器の操作装置に
関し、開閉器の開閉動作特性の調整が簡単で短時間に実
施できる操作装置を提供する。
【0002】
【従来の技術】開閉器の開閉動作特性、特に開閉速度や
オーバーシュートを調整する目的で操作装置に組込まれ
るダシュポット(dashpot)は操作装置の出力軸に直結さ
れ、開閉操作の全ストロークにわたって作用するととも
に往復動作とも動作完了の直前で大きな負担力が必要と
される等、要求される特性が一般のダシュポットと異な
っている。よって開閉器の操作装置に組込まれるダシュ
ポットは、それぞれの要求に合わせて設計製作している
のが一般的である。
【0003】ところが、開閉器の開閉部や操作装置に製
造上のバラツキがあって開閉速度が許容範囲を外れた
り、オーバシュートが過大であったりするため開閉動作
特性を調整する必要が生じる場合がある。この場合、従
来技術では操作装置からダシュポットを取外し、分解し
てシリンダに穴を明けたり、シリンダの穴を栓で塞いだ
りしてダシュポットの負担力を変化させて、再度開閉動
作特性を測定し適正であるかどうかを確認していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、開閉器
の開閉動作特性を調整するためダシュポットの負担力を
変化させるために操作装置からダシュポットを取外して
油抜き、分解、加工追加、再組立、注油、取付け等の繁
雑な作業を実施しており、多大な労力と長時間を要して
いた。本発明は操作装置に組込まれているダシュポット
を取外したり、分解したりすることなく外部からダシュ
ポットの負担力を変化させて開閉器の開閉動作特性の調
整を簡単な作業で短時間に実施することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、開閉器の操作装置において、開閉器の開
閉動作特性を調整するためのダシュポット11が、外筒
12と、同外筒12の内側に配置されたシリンダ13
と、同シリンダ13の内側を往復連動するピストン14
からなり、前記シリンダ13は前記外筒12の外側から
円周方向に回動可能であり、前記シリンダ13には、円
周方向に沿って総開口面積を異ならせた複数個の穴13
aを設け、前記外筒12の内周面には前記シリンダ13
の穴13aを塞ぐ部分と開口する部分とを、外筒12の
円周方向に沿って設けた構造とした。上記手段によれば
操作装置に組込まれたダシュポットを取外したり分解し
たりすることなく外部からシリンダを回すことにより、
ダシュポットの負担力を変化させることができるので作
業が簡単で短時間に開閉器の開閉動作特性を調整するこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1〜図3は本発明が適用されうる開閉器の
操作装置の例を示し、以下にその概要を説明する。これ
らの図において、1はウオームギヤ、2はウオームギヤ
1と噛み合うウオームホイルである。ウオームホイル2
は、ケーシング10に軸受21により回転自在に支持さ
れた開閉器の操作のための出力軸6に、軸受22により
回転自在に支持されている。ウオームホイル2の一側面
にはカム2aが形成されており、このカム2aは、出力
軸6に軸受23により回転自在に支持された第1レバー
ボス3aの一側に形成されたカム3bに係合する。第1
レバーボス3aには第1レバー3cが設けられており、
第1レバー3cの先端には、基端をケーシングにピン2
4で回動自在に支持された固定ばね受け4aと、固定ば
ね受け4aとスライドできるように嵌合された可動ばね
受け4bとがピン25で連結されている。トグルばね4
は、固定ばね受け4aと可動ばね受け4bの間に挟まれ
て装着されている。
【0007】第1レバーボス3aの他側にはカム3dが
形成され、出力軸6と一体に回動する第2レバーボス5
aの側部に形成されたカム5bと係合する。第2レバー
ボス5aには第2レバー5cが設けられ、第2レバー5
cの先端には基端をケーシングにピン29で回動自在に
支持されたダシュポット11の先端がピン30で連結さ
れている。
【0008】ストッパ7およびストッパ8はケーシング
10にピン26でそれぞれ回動自在に支持され、ストッ
パ7に設けたローラ7aおよびストッパ8に設けた図示
されていないローラが第2レバーボス5aに接するよう
ねじりばね9で押されている。
【0009】ローラ7aは第2レバー5cが開路位置に
あるとき、第2レバーボス5aの外周に設けた切欠き部
5dに係合し、トグルばね4を蓄勢する途中で第2レバ
ー5cが閉路方向に回動しないように配置されている。
またストッパ8に設けた図示されていないローラは、第
2レバー5cが閉路位置にあるとき、第2レバーボス5
aの切欠き部5dに係合し、トグルばね4を蓄勢する途
中で第2レバー5cが開路方向に回動しないように配置
されている。
【0010】さらにストッパ7に設けたピン7cにロー
ラ7bを設け、第1レバーボス3aの外周に設けた切欠
き部3eに係合させて閉路操作の時、第1レバー3cが
死点を越える直前に切欠き部3eの傾斜部分でローラ7
bを押すことによって、ローラ7aと第2レバーボス5
aの切欠き部5dとの係合を解き、第2レバー5cが閉
路方向に回動することを可能にする。同様に、ストッパ
8に設けたローラ8bは開路操作のとき、第1レバー3
cが死点を越える直前にストッパ8に設けた図示されて
いないローラと第2レバーボス5aの切欠き部5dとの
係合を解き、第2レバー5cが開路方向に回動すること
を可能にする。なお、閉路している開閉器を開路する場
合は、ウオームギヤ1の回転方向を逆に操作する。
【0011】上記操作装置のダシュポットについて詳細
に説明する。図4はダシュポット11の断面図である。
外筒12とその内側にシリンダ13があり、ピストン1
4はシリンダ13の内側を往復運動する。外筒12の端
部はピストン14が貫通したフタ15を設けストップリ
ング16で止めている。外筒12の他端には注油口を設
けオイルを注入した後、栓17でふたをしている。また
各封止部分はOリング18でシールしている。
【0012】図5は図4のA−A断面図である。12a
は外筒13の内面がシリンダ13の外面と密着してシリ
ンダ13に明けた穴13aを塞いでいる部分である。1
2bは外筒12の内面とシリンダ13の外面に隙間があ
ってシリンダ13に明けた穴13aが開口する部分であ
る。なおシリンダの穴13aは必要に応じて大きさ、
数、および位置が設定される。
【0013】図6は図4のB−B部分断面図である。外
筒12の切欠き部12cから調整棒19をシリンダ13
に明けた穴13bに挿入して径方向に回すとシリンダ1
3が回って開口する穴の数や位置が変化して、開口面積
が変化するためダシュポット11の負担力が変化する。
【0014】図7はシリンダに明けた穴の配置と調整N
o.によって開口する穴の範囲および、ピストンの位置
と開口する穴の変化の一例を示したものである。シリン
ダの回転方向に対して穴の位置、数、大きさを必要に応
じて設定しておけばシリンダを回すことによって穴の開
口範囲を調整No.1からNo.4まで4段階に変化さ
せることができる。またシリンダの長手方向に対して穴
の位置、数、大きさを必要に応じて設定しておけばピス
トンの位置によって穴の開口面積が変化する。
【0015】図8は前記図7の方法でシリンダの穴の開
口面積が変化することを示す一例である。調整No.に
よってシリンダの穴の開口面積の変化のしかたが異なり
ダシュポットの負担力の変化も異なるため開閉器の開閉
動作特性を段階的に調整することができる。なお、動作
方向が逆向きの場合は図8に示す圧縮側と吸引側が逆に
なるため、ダシュポットの負担力は往復とも同一の特性
となる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、従
来技術のように開閉器の開閉動作特性を調整するため
に、ダシュポットの分解加工再組立等をする必要がな
く、ダシュポットを操作装置に組込んだ状態でダシュポ
ットの外部からシリンダを回してダシュポットの負担力
を変化させて開閉器の開閉動作特性を調整することがで
きるので、従来に比べて作業が簡単で短時間に実施する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 開閉器の操作装置の一例を示す側面図であ
る。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 図1のB−B断面図である。
【図4】 本発明に係るダシュポットの断面図である。
【図5】 図4のA−A断面図である。
【図6】 図4のB−B断面図である。
【図7】 調整No.によって開口する穴の範囲とピス
トンの位置で開口する穴の変化の一例を示す説明図であ
る。
【図8】 調整No.によって開口する穴の開口面積と
ピストンの位置との関係の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ウオームギヤ、2 ウオームホイール、2a ウオ
ームホイールのカム、3a 第1レバーボス、3b 第
1レバーボスのカム、3c 第1レバー、3d第1レバ
ーボスのカム、3e 切欠き部、4 トグルばね、4a
固定ばね受け、4b 可動ばね受け、5a 第2レバ
ーボス、5b 第2レバーボスのカム、5c 第2レバ
ー、5d 切欠き部、6 出力軸、7,8 ストッパ、
7a,7b,8b ローラ、7c ピン、9 ねじりば
ね、10 ケーシング、11 ダシュポット、12 外
筒、12a 外筒の内面とシリンダの外面が密着してい
る部分、12b 外筒の内面とシリンダの外面に隙間が
ある部分、12c 切欠き部、13 シリンダ、13a
シリンダに明けた穴、13b 調整棒挿入穴、14
ピストン、15 フタ、16 ストップリング、17
栓、18 Oリング、19 調整棒、21,22,23
軸受、24,25,26,29,30 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 功 福岡県行橋市西宮市二丁目13番1号 安川 コントロール株式会社行橋工場内 (72)発明者 山田 泰義 福岡県行橋市西宮市二丁目13番1号 安川 コントロール株式会社行橋工場内 (72)発明者 片岡 富士男 神奈川県横浜市港北区綱島東五丁目9番7 号 インフリッヂ工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉器の操作装置において、開閉器の開
    閉動作特性を調整するためのダシュポット11が、外筒
    12と、同外筒12の内側に配置されたシリンダ13
    と、同シリンダ13の内側を往復連動するピストン14
    からなり、前記シリンダ13は前記外筒12の外側から
    円周方向に回動可能であり、前記シリンダ13には、円
    周方向に沿って総開口面積を異ならせた複数個の穴13
    aを設け、前記外筒12の内周面には前記シリンダ13
    の穴13aを塞ぐ部分と開口する部分とを、外筒12の
    円周方向に沿って設けたことを特徴とする開閉器の操作
    装置。
JP3085497A 1997-02-14 1997-02-14 開閉器の操作装置 Pending JPH10228847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3085497A JPH10228847A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 開閉器の操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3085497A JPH10228847A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 開閉器の操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10228847A true JPH10228847A (ja) 1998-08-25

Family

ID=12315310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3085497A Pending JPH10228847A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 開閉器の操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10228847A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6717088B2 (en) 2001-07-23 2004-04-06 Hitachi, Ltd. Gas-insulated switch
WO2011043076A1 (ja) 2009-10-09 2011-04-14 株式会社 東芝 開閉装置用操作機構の緩衝装置及びその注油方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6717088B2 (en) 2001-07-23 2004-04-06 Hitachi, Ltd. Gas-insulated switch
US6831244B2 (en) 2001-07-23 2004-12-14 Hitachi, Ltd. Gas-insulated switch
CN100336145C (zh) * 2001-07-23 2007-09-05 株式会社日立制作所 气体绝缘开关
WO2011043076A1 (ja) 2009-10-09 2011-04-14 株式会社 東芝 開閉装置用操作機構の緩衝装置及びその注油方法
JP2011080566A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Toshiba Corp 開閉装置用操作機構の緩衝装置およびその注油方法
CN102575738A (zh) * 2009-10-09 2012-07-11 株式会社东芝 开闭装置用操作机构的缓冲装置及其注油方法
US8844913B2 (en) 2009-10-09 2014-09-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Buffering device for the operating mechanism of a switchgear, and method of lubrication thereof
EP2857713A1 (en) 2009-10-09 2015-04-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of lubrication of a buffering device for the operating mechanism of a switchgear
US9136675B2 (en) 2009-10-09 2015-09-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Buffering device for the operating mechanism of a switchgear, and method of lubrication thereof
US9142941B2 (en) 2009-10-09 2015-09-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Buffering device for the operating mechanism of a switchgear, and method of lubrication thereof
US9178339B2 (en) 2009-10-09 2015-11-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Buffering device for the operating mechanism of a switchgear, and method of lubrication thereof
US9570891B2 (en) 2009-10-09 2017-02-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Buffering device for the operating mechanism of a switchgear, and method of lubrication thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN2309790Y (zh) 组合式扭矩绞链
CN100489279C (zh) 内燃机的阀升程量的调节机构和调节方法
CN105697093B (zh) 连续可变气门打开持续时间装置及设有该装置的发动机
MY134066A (en) Starting method for internal combustion engine and starting device for the same
EP0062040B1 (en) Cam apparatus with a rotatable, variable-profile cam means
US4510897A (en) Mechanism for actuating the valve rockers of an internal combustion engine
BR0017121A (pt) Sistema de válvulas no cabeçote com alavanca direta
JPH10228847A (ja) 開閉器の操作装置
US6968819B2 (en) Variable valve actuating device
US9909467B2 (en) Continuous variable valve timing apparatus and engine provided with the same
US2832327A (en) Mechanically operated springless circular eccentric valve gear
CN105697090B (zh) 连续可变气门打开持续时间装置及设有该装置的发动机
CN105909814A (zh) 一种流量调节阀
CN209534155U (zh) 一种钢板覆膜快速纠偏装置
CN106337704A (zh) 连续可变气门正时装置及设有该装置的发动机
JP2002336995A (ja) プレス機械の可変ストローク装置
US1740040A (en) Internal-combustion engine
CN105697088B (zh) 连续可变气门打开持续时间装置及设有该装置的发动机
JPH0355024Y2 (ja)
CN2292013Y (zh) 可调式凸轮控制器
CN218326489U (zh) 位置启闭刻度显示暗杆闸阀
CN219139840U (zh) 一种旋转定位结构及蝴蝶阀
GB937926A (en) Hydraulically operated door closer
CN106256996A (zh) 连续可变气门正时装置及设有该装置的发动机
CN108049926A (zh) 凸轮轴结构及其制造装配方法、降低发动机油耗的方法