JPH10228112A - 化学増幅型レジストおよびパターン形成方法 - Google Patents
化学増幅型レジストおよびパターン形成方法Info
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- JPH10228112A JPH10228112A JP9033846A JP3384697A JPH10228112A JP H10228112 A JPH10228112 A JP H10228112A JP 9033846 A JP9033846 A JP 9033846A JP 3384697 A JP3384697 A JP 3384697A JP H10228112 A JPH10228112 A JP H10228112A
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Abstract
を示し、ドライエッチング時に実用的な耐性を示す化学
増幅型レジストを提供する。 【解決手段】 p−ビニル−β−メチルヒドロシイナミ
ック酸と、p−ビニル−β−メチルヒドロシナミック酸
t−ブチルとの共重合体をベース樹脂として含む化学増
幅型レジスト。
Description
SI)の製造等に使用される化学増幅型レジストおよび
これを用いたパターン形成方法に関するものである。
ソグラフィ分野では露光光の短波長化が行なわれてい
る。そして0.2μm以下の解像度のパターンを得たい
場合の露光光として、ArFエキシマレーザ(波長19
3nmの光)が有力視されている。一方、露光光の短波
長化に対応できるレジストについての研究も行なわれて
いる。そして、波長200nmより短波長用のレジスト
としても、化学増幅型レジストが有力視されている(例
えば文献I:「ULSIリソグラフィ技術の革新」、
(株)サイエンスフォーラム(1994.11.10),pp.308-312
)。化学増幅型レジストは、大別すると、ベース樹脂
と酸発生剤とからなる2成分系のものと、これにさらに
溶解阻止剤または架橋剤を含んだ3成分系のものとがあ
る(上記文献I第309頁)。
波長用の化学増幅型レジストを構成する場合も、ベース
樹脂をいかなるものとするかが重要になる。
レジストのベース樹脂として実績を持つフェノール樹脂
は、ArFエキシマレーザ用レジストのベース樹脂とし
ては使用できない。フェノール樹脂が波長200nm以
下の光に対してフェニル基のπ−π*の電子遷移に起因
する吸収を持つからである。
トのベース樹脂として実績を持つポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)は、波長200nm以下の光に対して
も吸収が小さくかつ解像度は高いという長所はあるが、
ドライエッチング耐性が低いという短所がある。そのた
め、ArFエキシマレーザ用レジストのベース樹脂とし
ては利用しにくい。
めに、エステル残基としてアダマンチル基が導入される
ようにポリメタクリル酸エステルを合成する試みがなさ
れている(例えば文献II:シ゛ャーナル オフ゛ フォトホ゜リマ サイエンス テ
クノロシ゛(J.Photopolym.Sci.Technol.),5,439(1992)、文献
III :フ゜ロシーテ゛ィンク゛ オフ゛ エスヒ゜-アイイ-(Proc.SPIE),2438,42
2(1995))。
法として、エステル残基としてノルボニル基が導入され
るようにポリメタクリル酸エステルを合成する試みもな
されている(例えば文献IV:フ゜ロシーテ゛ィンク゛ オフ゛ エスヒ゜-アイイ
-(Proc.SPIE),2438,474(1995)、文献V:シ゛ャーナル オフ゛ フォ
トホ゜リマ サイエンス テクノロシ゛(J.Photopolym.Sci.Technol.),8,62
3(1995))。
ネンそれぞれが、波長193nmの光に対する吸収が小
さく、かつ、ドライエッチング耐性が比較的高い脂環式
化合物だからであった。これらの試みにより、エッチン
グ条件によってはフェノール樹脂と同等のドライエッチ
ング耐性を示すベース樹脂が得られる(文献II〜V)。
ルネンはそもそも共鳴構造を有する物質ではない。その
ため、アダマンチル基またはノルボルニル基を導入した
ポリメタクリル酸エステルであってもドライエッチング
中に高エネルギのイオンや中性分子にさらされたときに
は、アダマンチル基またはノルボルニル基自体およびそ
れらを結合しているC−C結合は崩壊し易い。したがっ
て、アダマンチル基またはノルボルニル基を導入したポ
リメタクリル酸エステルであっても、そのドライエッチ
ング耐性は、本質的にはフェノール樹脂等の共鳴構造を
持つ芳香族系樹脂に比べて劣るという問題点があった。
チング耐性を改善するための別の方法として、ナフタレ
ン環をメタクリレート系樹脂にエステル化する手法も開
発されている(例えば文献VI:フ゜ロシーテ゛ィンク゛ オフ゛ エスヒ゜-ア
イイ-(Proc.SPIE),2438,445(1995))。こうするとナフタ
レンにおけるπ−π*に起因する吸収帯が波長193n
mより長波長側にずれるので、共鳴構造を有した樹脂で
かつ波長193nm光の吸収が比較的小さい樹脂が実現
できるからであった。
レン環をメチルメタクリル酸に例えば50mol%エス
テル化したものでの波長193nm光についての吸収係
数は、4.5/μmと大きい値である(上記文献VI)。
すなわち1μmの膜厚のレジストにおいて波長193n
m光の透過率が1%程度ということになる。そのため実
用的なレジスト膜厚ではレジストパターンを形成するこ
とは困難であった。
実用的な透過率を示し、然も、ドライエッチング時に実
用的な耐性を示す化学増幅型レジストの実現が望まれ
る。
明者は鋭意研究を重ねた。その結果、フェニル基を含む
樹脂であっても、下記(1)式で示される単量体単位を
含む重合体または共重合体は、波長200nm以下の短
波長光の吸収が少なく、しかも、レジスト用のベース樹
脂として実績があるポリヒドロキシスチレン等と同程度
のドライエッチング耐性を示すことを見出し、この発明
を完成するに至った。
トによれば、下記(1)式で示される単量体単位を含む
重合体または共重合体をベース樹脂として含むことを特
徴とする。
H2m+1(m=1、2または3)で示されるアルキル基で
あり、nは1〜4の整数である。
でとしたのは、この範囲であると、レジストパターン形
成の際の現像液に対し実用的な溶解特性が得られるから
である。また、nを4までとしたのは、この範囲である
と、レジストパターン形成の際の現像液に対し実用的な
溶解特性が得られ、しかも、実用的な耐熱性が得られる
からである。
る実験結果から明らかなように、レジストのベース樹脂
として現在実績があるポリヒドロスチレンと同程度のド
ライエッチング耐性を示す。この理由は、そのベース樹
脂にフェニル基を含むためと考えられる。
のベース樹脂にフェニル基を含むにもかかわらず、後述
するパターン形成結果やモル吸光係数の測定結果から理
解できるように、波長193nm光に対し高い透過率を
示すレジストとなる。
93nm光に対し高い透過率を示す理由は、まだ明確に
は理解出来ていない。しかしながらこの発明のレジスト
で用いているベース樹脂は、フェニル基を含むといえ
ど、フェニル基に結合した炭素にアルキル基が結合した
構造を有した樹脂である。そのため、アルキル基による
電子を押しやる効果いわゆる置換基効果が生じると考え
られる。この置換基効果により、この発明の化学増幅型
レジストは波長193nm光に対する高い透過率を示す
のではないかと考えられる。
のベース樹脂にカルボン酸およびヒドロキシ基を含むの
で、パターン形成時に現像液として使用されるアルカリ
水溶液に対する可溶性が確保される。
示す単量体単位を含む重合体である場合は、このベース
樹脂のアルカリ現像液に対する可溶性は、例えば、該ベ
ース樹脂と溶解阻止剤とを併用するという周知の方法に
より制御することができる(後の第2の実施例参照)。
そして、該ベース樹脂と溶解阻止剤と酸発生剤とを用い
ることでいわゆる3成分系の化学増幅型レジストを構成
することができる。
単量体単位を含む共重合体である場合は、該共重合体中
の他の単量体単位として、当該レジストの特性制御に好
適な任意のものを含ませることができる。例えば、アル
カリ現像液に対する保護基(例えばt−ブチル基)を有
した単量体単位(後の第1の実施例参照)、または、ア
ルカリ現像液に対する保護基を有ししかも波長200n
m以下の短波長光に対し透明性の高い単量体単位(後の
第3の実施例参照)を、他の単量体として含ませること
ができる。そして、このようなベース樹脂と酸発生剤と
を併用することで、化学増幅型レジストを構成すること
ができる。
共重合体をベース樹脂として用いる場合の、該共重合体
における各単量体単位の割合は、この発明の化学増幅型
レジストの特性をどのように制御したいかを考慮して決
めれば良い。
ース樹脂として用いる重合体または共重合体は、下記
(2)式で示される単量体を例えば公知のラジカル重合
法で重合させるか、または、共重合に用いる単量体の少
なくとも1種を下記(2)式で示される単量体とし、こ
れら単量体を公知のラジカル重合法で共重合させること
で得られる。
方法は、例えば、文献(米国特許4499300
号)、文献(Chim.Acta.vol.64
(8),2606(1981))、文献(J.Am.
Chem.Soc.vol.99,1465(197
7))に開示されている。
には、上記(2)式で示される単量体を重合した重合体
(具体的には、後の実施例にて(3)式または(5)式
で示すものを重合した重合体)をイオン交換樹脂等に応
用する試みも開示されているように、この発明でベース
樹脂として用いたい重合体や共重合体自体は、既知のも
のである。
な例としては、例えば、p−ビニル−β−メチルヒドロ
シナミック酸((2)式中のmが1でかつnが1のも
の)、p−ビニルフェニル−β−エチルヒドロプロピオ
ニック酸((2)式中のmが2でかつnが1のもの)、
γ−(p−ビニルフェニル)γ−メチルプロピオニック
酸((2)式中のmが1でかつnが2のもの)、δ−
(p−ビニルフェニル)δ−プロピルブタニオニック酸
((2)式中のmが3でかつnが3のもの)などを挙げ
ることができる。そしてこれら例示の単量体のアルキル
エステルは、(2)式で示す単量体と共重合させてこの
発明でいう共重合体を合成する際の、当該他の単量体の
具体例に相当する。
の好適な構成例として、p−ビニル−β−アルキルヒド
ロシイナミック酸とp−ビニル−β−アルキルヒドロシ
イナミック酸t−ブチルとの共重合体から成るベース樹
脂と、光が照射されると酸を発生する酸発生剤とを含む
化学増幅型レジストを挙げることができる。
式で示される単量体単位と、(1)式で示される単量体
単位のOH基の部分の水素がアルカリ水溶液に対する保
護基であるt−ブチル基に置換された単量体単位とを含
む共重合体をベース樹脂とする2成分系の化学増幅型レ
ジストが実現される。
2の好適な構成例として、p−ビニルフェニル−β−ア
ルキルヒドロプロピオニック酸とp−ビニル−β−アル
キルヒドロシイナミック酸メチルとの共重合体から成る
ベース樹脂と、光が照射されると酸を発生する酸発生剤
と、前記ベース樹脂のアルカリ水溶液に対する溶解性を
阻止する溶解阻止剤であって前記酸の作用が及ぶと分解
し前記溶解阻止性を失う溶解阻止剤とを含む化学増幅型
レジストを挙げることができる。
幅型レジストが実現される。しかも、p−ビニルフェニ
ル−β−アルキルヒドロプロピオニック酸のみを重合さ
せた場合は疎水性が高いレジストになると考えられる
が、p−ビニル−β−アルキルヒドロシイナミック酸メ
チルを用いる分、それが低減されると考えられる。その
ため、下地に対し実用的な密着性を示す化学増幅型レジ
ストが実現される。
3の好適な構成例として、p−ビニルフェニル−β−ア
ルキルヒドロプロピオニック酸とメタクリル酸エステル
との共重合体から成るベース樹脂と、光が照射されると
酸を発生する酸発生剤とを含む化学増幅型レジストを挙
げることができる。
テルをも用いた分、p−ビニルフェニル−β−アルキル
ヒドロプロピオニック酸のみを重合させた場合に比べ、
波長200nm以下の光に対する透過率が高い化学増幅
型レジストが実現される。
る重合体または共重合体の重合体の分子量の下限は、重
量平均分子量でいって10,000程度が好ましく、1
00,000程度がより好ましい。その主な理由は、分
子量が10,000程度以上であるとレジストに要求さ
れる耐熱性が得られ、100,000程度以上であると
該耐熱性がより確実なものになるからである。また、上
記分子量の上限は、重量平均分子量でいって1,00
0,000程度が好ましく、500,000程度がより
好ましい。その主な理由は分子量が1,000,000
程度以下であると良好なレジスト皮膜が形成できかつ露
光後での被現像部分の現像液に対する溶解性が得られ、
500,000程度以下であると該皮膜特性および現像
特性がより確実なものになるからである。
から化学増幅型レジストで使用されているものをはじめ
任意好適なものとすることができる。例えば、オニウム
塩、トルエンスルフォン酸エステル、ハロゲン化合物な
どは、酸発生剤として使用することができる。具体的に
は、トリフェニルスルフォニウムトリフレート、トリフ
ェニルスルフォニウムフォスフェート、ジフェニルヨウ
ドニウムトリフレート、ジフェニルヨウドニウムフォス
フェート、p−トルエンスルホン酸フェニル、2,4,
6trisトリクロロメチルs−トリアジンなどがある。
重量×100)/(ベース樹脂の重量)でいって1%程
度が好ましい。それは、酸発生剤の含有率が1%程度以
上であると酸発生剤の効果が良好に発現するので、レジ
ストは所望の感度を示すものになるからである。酸発生
剤の含有率の上限は、(酸発生剤の重量×100)/
(ベース樹脂の重量)でいって20%程度が好ましい。
それは、酸発生剤の含有率が20重量%程度以内である
とレジスト皮膜の波長193nm光の透過性を損ねるこ
とが少ないからである。
じめ任意好適なものを用いることができる。溶解阻止剤
の一例として例えばアセタールまたはアダマンチルアル
コールを挙げることが出来る。溶解阻止剤の使用量は、
ベース樹脂の種類、使用するアルカリ現像液の濃度など
を考慮して決めることができる。これに限られないが、
ベース樹脂に対し、10重量%〜40重量%が好まし
い。
この発明の化学増幅型レジストの皮膜を、下地上に形成
する工程と、該形成した皮膜を選択的に露光する工程
と、該露光が済んだ皮膜を現像する工程とを含むことを
特徴とする。
レーザ等の波長200nm以下の短波長光に実用的な透
過率を示しかつドライエッチング耐性に優れる化学増幅
型レジストを用いたパターン形成方法である。よって、
0.2μm以下の解像度を有した微細加工技術を実現す
ることができる。
に説明する。しかしながら、以下に述べる使用材料およ
び、材料の使用量、膜厚、温度、時間などの数値的条件
はこの発明の範囲内の一例にすぎない。
位と、上記(1)式におけるOHのH部分がt−ブチル
基となっている単量体単位とを含む共重合体をベース樹
脂とする2成分系の化学増幅型レジストの例である。
ビニル−β−メチルヒドロシイナミック酸(以下、M1
ともいう。)と、下記(4)式で示されるp−ビニル−
β−メチルヒドロシイナミック酸t−ブチル(以下、M
2もいう。)との共重合体をベース樹脂として含み、さ
らに、酸発生剤を含む、2成分系の化学増幅型レジスト
の例である。
S4499300)に開示された方法により合成した。
また、M2は、M1とt−ブチルアルコールとをトルエ
ン中でトルエンスルフォン酸を触媒としてエステル化す
るという常法で、合成した。
合法に従い共重合させる。ここでは、10gのM1と、
20gのM2とを、溶媒としての100mlのトルエン
に溶解させた。この溶液に重合開始剤として0.5gの
AIBN(アゾイソブチロニトリル)を入れ、窒素雰囲
気にて40℃の温度で1時間重合を行なわせた。
ろ過により採取し、これを乾燥させることにより、ベー
ス樹脂として用いる共重合体(以下、CP−1ともい
う)を10g得た。このCP−1の分子量は重量平均分
子量でいって約30万であった。
0mlのエチルセロソルブアセテート(以下、ECAと
もいう。)に溶解した。この溶液を0.2μmの孔を有
したフィルタでろ過した。このろ過した溶液に、酸発生
剤としての0.1gのトリフェニルスルフォニュウムト
リフレート(以下、TFTともいう)を溶解して、第1
の実施例の化学増幅型レジスト(以下、R−1ともい
う。)の溶液とした。
ジシラザンを塗布したシリコンウエハに、上記R−1の
溶液を、スピンコート法により塗布した。この際、レジ
スト膜厚が0.3μmとなるように行なった。
00℃で2分間プリベ−クした。その後、ArFエキシ
マレ−ザ装置(ラムダフィジックス社製)を用い、露光
実験を行った。具体的には、上記のプリベークが済んだ
シリコンウエハと、0.4μmのラインアンドスペース
パターンを最小テストパターンとして有しているテスト
用マスクとを合わせ、両者をクランプ用治具で固定し
た。次に、この試料にテスト用マスク側からレ−ザの照
射を行った。レーザ照射時の1パルス当たりの露光量は
2mJ/cm2 であった。レーザ照射は、1パルスから
100パルスまでの範囲の複数条件でそれぞれ行なっ
た。もちろん、これらレーザパルス条件ごとでのレーザ
照射を、ウエハの別々の場所に対し行なった。露光後す
ぐに大気中で120℃で2分間のベークを行った。
チルアンモニウムハイドロオキサイド(以下、TMA
H)水溶液中で60秒間現像を行い、さらに純水でリン
スをした。
ト膜のうちのレーザによる露光部が現像液により溶解し
ていることがわかった。すなわちポジパターンが得られ
ていることがわかった。
レジスト膜におけるM1に由来する単量体単位部分はア
ルカリ水溶液(ここでは上記TMAH水溶液)に可溶で
あるが、M2に由来する単量体単位部分は露光前ではア
ルカリ水溶液に対し不溶である。しかし、レジスト膜の
ArFエキシマレーザが照射された部分では、酸発生剤
から酸が発生する。露光後ベークではその酸が触媒とな
って、M2に由来する単量体単位部分のt−ブチル基を
切断するので、M2に由来する単量体単位部分は、M1
に由来する単量体単位部分と同じ構造になる。この結
果、レジスト膜の露光部分は現像液に溶解する。なお、
このパターン形成原理は、KrFエキシマレーザリソグ
ラフィで使用されている化学増幅型レジストでの原理と
同じである。
電子顕微鏡(SEM)で観察したところ、用いたテスト
用マスクの最小線幅である0.4μmラインアンドスペ
−スが、レーザパルス数を10パルス、および20パル
スとした露光条件のパターンそれぞれで解像されている
ことがわかった。然も、レジストパターンの断面形状
(ラインの長手方向と直交する方向に沿った断面形状。
以下、同様。)は矩形であることがわかった。
トR−1は、露光量が20mJ/cm2 で少なくとも
0.4μmラインアンドスペ−スが解像できるレジスト
といえる。したがって、この第1の実施例のレジスト
は、ArFエキシマレーザに対し高い感度をもつレジス
トといえる。
リットルの割合で溶解させ、そして、この溶液について
波長200nmでのモル吸光係数を測定したところ、3
00であることが分かった。したがって、CP−1の波
長193nm光に対するモル吸光係数も300程度と推
測される。フェノール樹脂をはじめとしたフェニル基を
含む一般的な樹脂では、波長200nm付近のモル吸光
係数は10,000以上となる場合がほとんどである。
したがって、CP−1の波長200nm付近の光に対す
るモル吸光係数は、フェノール樹脂をはじめとしたフェ
ニル基を含む一般的な樹脂に比べ格段に小さいことが分
かる。
光係数の測定結果から分かるように、この発明の化学増
幅型レジストは波長193nm光等の短波長光に対し実
用的な透過率を示すレジストであるといえる。
耐性を以下のように調べた。先ず、上記のパターニング
実験の際に用いた塗布液をスピンコート法により石英ガ
ラス基板上に塗布する。そしてパターニング実験のとき
と同様の条件でプリベークをした。この試料に対し、平
行平板型ドライエッチング装置を用い、かつ、エッチン
グガスを塩素ガスとし、ガス圧を1Torrとし然も電
力を300Wとした条件で、エッチングを行なった。
S)の皮膜に対しても上記と同様なエッチング条件でエ
ッチングを行なった。なおPHSの場合は、:溶媒と
してのECAにPHSを溶解した塗布液を用いてシリコ
ンウエハにPHSの皮膜を形成し、:さらにこの試料
を大気中で100℃の温度で2分間ベークをし、:該
ベークの済んだPHS皮膜に対し上記エッチングを実施
した。
れの1.05倍であった。よってCP−1は、PHSと
同程度のドライエッチング耐性を示すことが分かる。P
HSはKrFエキシマレーザ用レジストのベース樹脂等
として高い実績を持つ。このことからして、この発明の
レジストはレジストとして十分なドライエッチング耐性
すなわち実用的なドライエッチング耐性を示すものとい
える。
トは、波長193nm光の透過性が高く、感度も高く、
解像度にも優れ、断面形状が矩形のパターンを与えるも
ので、然もドライエッチング耐性に優れレジストといえ
る。このレジストは、0.2μm以下の最小線幅を持つ
高集積化されたLSIやICなどの製造に利用できる。
位と、上記(1)式におけるOHのH部分がメチル基と
なっている単量体単位とを含む共重合体をベース樹脂と
する3成分系の化学増幅型レジストの例である。
ビニル−β−エチルヒドロプロピオニック酸(以下、M
3ともいう。)と、下記(6)式で示されるp−ビニル
−β−メチルヒドロシナミック酸メチル(以下、M4も
いう。)との共重合体をベース樹脂として含み、さら
に、酸発生剤と溶解阻止剤とを含む、3成分系の化学増
幅型レジストの例である。
S4499300)に開示された方法により合成した。
また、M4は、M1とメタノールとをトルエン中でトル
エンスルフォン酸を触媒としてエステル化するという常
法で、合成した。
合法に従い共重合させる。ここでは、M3およびM4そ
れぞれを10gとし、重合開始剤としてのAIBNを1
gとしたこと以外は、第1の実施例と同様の手順で共重
合を行ない、ベース樹脂として用いる共重合体(以下、
CP−2ともいう)を得た。このCP−2の分子量は重
量平均分子量でいって約30万であった。
0mlのECAに溶解した。この溶液を0.2μmの孔
を有したフィルタでろ過した。このろ過した溶液に、酸
発生剤として0.1gのTFTと、溶解阻止剤として下
記(7)式で示されるアダマンチルアルコールのtBO
C(ターシャリブトキシカルボニル)化物0.1gとを
溶解して、第2の実施例の化学増幅型レジスト(以下、
R−2ともいう。)の溶液とした。
ジシラザンを塗布したシリコンウエハに、上記R−2の
溶液を、スピンコート法により塗布した。この際、レジ
スト膜厚が0.4μmとなるように行なった。
00℃で2分間プリベ−クした。その後、ArFエキシ
マレ−ザ装置(ラムダフィジックス社製)を用い、第1
の実施例と同様の条件で露光実験を行った。露光後すぐ
に大気中で100℃で3分間のベークを行った。
水溶液中で60秒間現像を行い、さらに純水でリンスを
した。
ト膜のうちのレーザによる露光部が現像液により溶解し
ていることがわかった。すなわちポジパターンが得られ
ていることがわかった。なお、この場合のパターン形成
原理は、露光部の溶解阻止剤が露光により溶解阻止性を
失うという公知の原理に基づいている。
電子顕微鏡(SEM)で観察したところ、用いたテスト
用マスクの最小線幅である0.4μmラインアンドスペ
−スが、レーザパルス数を5パルス、および10パルス
とした露光条件のパターンそれぞれで解像されているこ
とがわかった。然も、レジストパターンの断面形状(ラ
インの長手方向と直交する方向に沿った断面形状。以
下、同様。)は矩形であることがわかった。
の実施例のレジストも、第1の実施例のレジストと同様
に波長193nm光の透過性が高く、感度も高く、解像
度にも優れ、断面形状が矩形のパターンを与えるもので
あるといえる。また第2の実施例のレジストは、ベース
樹脂としての共重合体の基本的な構造自体が第1の実施
例のものと同様であるから、第1の実施例のレジストと
同等のドライエッチング耐性を示すと考えられる。
位と、メタクリル酸エステルに由来の単量体単位とを含
む共重合体をベース樹脂とする2成分系の化学増幅型レ
ジストの例である。
(8)式で示されるメタクリル酸t−ブチル(以下、M
5ともいう。)との共重合体をベース樹脂として含み、
さらに、酸発生剤を含む、2成分系の化学増幅型レジス
トの例である。このM5は市販品(東京化成工業
(株))を用いた。
合法に従い共重合させる。ここでは、M1およびM5そ
れぞれを10gとし、重合開始剤としてのAIBNを
0.1gとし、共重合時の温度を50℃としたこと以外
は、第1の実施例と同様の手順で共重合を行ない、ベー
ス樹脂として用いる共重合体(以下、CP−3ともい
う)を得た。このCP−3の分子量は重量平均分子量で
いって約30万であった。
0mlのECAに溶解した。この溶液を0.2μmの孔
を有したフィルタでろ過した。このろ過した溶液に、酸
発生剤として0.1gのTFTを溶解して、第3の実施
例の化学増幅型レジスト(以下、R−3ともいう。)の
溶液とした。
ジシラザンを塗布したシリコンウエハに、上記R−3の
溶液を、スピンコート法により塗布した。この際、レジ
スト膜厚が0.5μmとなるように行なった。
20℃で2分間プリベ−クした。その後、ArFエキシ
マレ−ザ装置(ラムダフィジスク社製)を用い、第1の
実施例と同様の条件で露光実験を行った。露光後すぐに
大気中で120℃で2分間のベークを行った。
水溶液中で60秒間現像を行い、さらに純水でリンスを
した。
ト膜のうちのレーザによる露光部が現像液により溶解し
ていることがわかった。すなわちポジパターンが得られ
ていることがわかった。なお、この場合のパターン形成
原理は、第1の実施例と同様である。
電子顕微鏡(SEM)で観察したところ、用いたテスト
用マスクの最小線幅である0.4μmラインアンドスペ
−スが、レーザパルス数を3パルス、および5パルスと
した露光条件のパターンそれぞれで解像されていること
がわかった。然も、レジストパターンの断面形状(ライ
ンの長手方向と直交する方向に沿った断面形状。以下、
同様。)は矩形であることがわかった。
の実施例のレジストも、第1の実施例のレジストと同様
に波長193nm光の透過性が高く、感度も高く、解像
度にも優れ、断面形状が矩形のパターンを与えるもので
あるといえる。しかも、他の実施例より小さな露光量で
所望のパターンが形成できることが分かる。これは、メ
タクリル酸エステルを含ませた分、露光光に対する透明
性が向上するためと考えられる。また第3の実施例のレ
ジストは、ベース樹脂としての共重合体の基本的な構造
自体が第1の実施例のものと同様であるから、第1の実
施例のレジストと同等のドライエッチング耐性を示すと
考えられる。
かの実施例について説明した。しかしこれら発明は上述
の各実施例に何ら限定されるものではなく多くの変形変
更を行なうことができる。例えば上述の各実施例では露
光光をArFエキシマレーザとした例を説明したが、こ
の発明の化学増幅型レジストは、KrFエキシマレーザ
を光源とするリソグラフィおよび、電子線リソグラフィ
あるいはX線リソグラフィ用のレジストとしても利用す
ることができる。
明の化学増幅型レジストは、上記(1)式で示される単
量体単位を含む重合体または共重合体をベース樹脂とし
て含むものである。この重合体または共重合体は波長1
93nm光に対する透過率がフェニル基を含む従来の樹
脂に比べ高い。また、この重合体または共重合体は実用
的なドライエッチング耐性を示す。そのため、例えばA
rFエキシマレーザ用の化学増幅型レジストが実現され
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 下記(1)式で示される単量体単位を含
む重合体または共重合体をベース樹脂として含むことを
特徴とする化学増幅型レジスト(ただし、(1)式中、
Rは水素またはCm H2m+1(m=1、2または3)で示
されるアルキル基であり、nは1〜4の整数である)。 【化1】 - 【請求項2】 下記(2)式で示される単量体を重合し
て得た重合体、または、共重合に用いる単量体の少なく
とも1種を下記(2)式で示される単量体として共重合
して得た共重合体を、ベース樹脂として含むことを特徴
とする化学増幅型レジスト(ただし、(2)式中、Rは
水素またはCm H2m+1(m=1、2または3)で示され
るアルキル基であり、nは1〜4の整数である)。 【化2】 - 【請求項3】 p−ビニル−β−アルキルヒドロシイナ
ミック酸とp−ビニル−β−アルキルヒドロシイナミッ
ク酸t−ブチルとの共重合体から成るベース樹脂と、 光が照射されると酸を発生する酸発生剤とを含むことを
特徴とする化学増幅型レジスト。 - 【請求項4】 p−ビニルフェニル−β−アルキルヒド
ロプロピオニック酸とp−ビニル−β−アルキルヒドロ
シイナミック酸メチルとの共重合体から成るベース樹脂
と、 光が照射されると酸を発生する酸発生剤と、 前記ベース樹脂のアルカリ水溶液に対する溶解性を阻止
する溶解阻止剤であって前記酸の作用が及ぶと分解し前
記溶解阻止性を失う溶解阻止剤とを含むことを特徴とす
る化学増幅型レジスト。 - 【請求項5】 p−ビニルフェニル−β−アルキルヒド
ロプロピオニック酸とメタクリル酸エステルとの共重合
体から成るベース樹脂と、 光が照射されると酸を発生する酸発生剤とを含むことを
特徴とする化学増幅型レジスト。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の化
学増幅型レジストにおいて、 前記ベース樹脂の分子量が重量平均分子量でいって1
0,000〜1,000,000であることを特徴とす
る化学増幅型レジスト。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の化
学増幅型レジストの皮膜を、下地上に形成する工程と、 該形成した皮膜を選択的に露光する工程と、 該露光が済んだ皮膜を現像する工程とを含むことを特徴
とするパターン形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03384697A JP3628135B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 化学増幅型レジストおよびパターン形成方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10228112A true JPH10228112A (ja) | 1998-08-25 |
JP3628135B2 JP3628135B2 (ja) | 2005-03-09 |
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JP (1) | JP3628135B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1231205A1 (en) * | 1999-11-15 | 2002-08-14 | JSR Corporation | Vinylphenylpropionic acid derivatives, processes for production of the derivatives, polymers thereof and radiosensitive resin compositions |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP03384697A patent/JP3628135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1231205A1 (en) * | 1999-11-15 | 2002-08-14 | JSR Corporation | Vinylphenylpropionic acid derivatives, processes for production of the derivatives, polymers thereof and radiosensitive resin compositions |
EP1231205A4 (en) * | 1999-11-15 | 2004-05-26 | Jsr Corp | VINYLPHENYL PROPIONIC ACID DERIVATIVES, METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF, POLYMERS MADE THEREOF AND RADIATION-SENSITIVE RESIN COMPOSITION |
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