JPH10228055A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH10228055A
JPH10228055A JP3390797A JP3390797A JPH10228055A JP H10228055 A JPH10228055 A JP H10228055A JP 3390797 A JP3390797 A JP 3390797A JP 3390797 A JP3390797 A JP 3390797A JP H10228055 A JPH10228055 A JP H10228055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
locking
cartridge
cartridge lid
rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP3390797A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Koyama
俊男 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Optical Co Ltd
Original Assignee
Nitto Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Optical Co Ltd filed Critical Nitto Optical Co Ltd
Priority to JP3390797A priority Critical patent/JPH10228055A/ja
Publication of JPH10228055A publication Critical patent/JPH10228055A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 何らかのトラブルにより、カートリッジ蓋を
開けることができなくなった場合に、大掛りな作業を行
わずに、販売店やユーザーによって、容易にカートリッ
ジ蓋を開けることができるカメラを提供する。 【解決手段】 カメラ周辺部に設けられたカートリッジ
蓋2を開けてフィルムカートリッジをカメラ本体1内に
装填するカメラにおける、前記カートリッジ蓋2を、閉
じた状態でカメラ本体1に係止する係止手段を有するカ
メラにおいて、該係止手段をカメラの外部から挿入され
る棒状治具Mによって解除可能にする解除機構が備えら
れ、該解除機構はカメラ本体1に設けられている解除口
6と、係止部材であるカギイタ3の、解除口6から挿入
される該棒状治具Mが当接可能となる位置に設けられた
突起部3bとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】カメラ周辺部に設けられたカ
ートリッジ蓋を開けてフィルムカートリッジをカメラ本
体内に装填するカメラにおける、前記カートリッジ蓋を
閉じた状態でカメラ本体に係止する係止手段を有するカ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】最近開発され、普及が期待されている先
進的写真システムのフィルムカートリッジにおいては、
カメラへの装填に際して、それ以前のフィルムカートリ
ッジのようにフィルムの先端部を引き出した状態とせず
に、フィルムカートリッジ内に完全にフィルムが収容さ
れた状態で、カメラ内にフィルムカートリッジを挿入す
るだけで、フィルムのカメラへの装填が可能となる。
【0003】このようなフィルムカートリッジを使用す
るカメラにおいては、フィルムが完全にフィルムカート
リッジ内に収容されてコンパクトな状態になっているの
で、従来のカメラのように、後蓋を大きく開けてフィル
ムカートリッジを装填するのではなく、例えば、カメラ
本体の下面側に設けられた比較的小さなカートリッジ蓋
を開けてフィルムカートリッジの軸方向に装填するよう
になっている。
【0004】上記のカメラは、フィルムカートリッジ装
填後カートリッジ蓋を閉めた状態において、フィルムが
フィルムカートリッジから巻き出されているときに容易
にカートリッジ蓋が開いてしまわないように(すなわち
フィルムが露光してしまわないように)、カメラ本体側
の一部に設けられた本体側係止部とカートリッジ蓋の一
部に設けられたカートリッジ蓋側係止部とが互いに係合
してカートリッジ蓋を閉じた状態で保持する係止手段を
有している。この係止手段は、使用者が、カメラに設け
られているレバー等を操作することによって、その係止
を解除できるような構造になっている。さらに、この係
止を解除するレバー等を使用者によって誤操作すること
がないように、フィルムが巻き出されているときには係
止手段そのものをロックするロック機構を有していて、
カートリッジ蓋を開けるためには、まずフィルムを巻き
戻すことによってそのロック機構を解除し、次にレバー
等を操作することによって、間接的に、その係止を解除
する構造になっているカメラもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような係止手段
及び係止を解除するレバー等を有するカメラにおいて、
何らかのトラブルで係止手段を通常の方法により解除で
きなくなり、フィルムカートリッジを取り出すためにカ
ートリッジ蓋を開けようとしてもできなくなる場合があ
る。例えば、前述のレバー等が動かなくなってしまった
り、また、フィルムが巻き出されているときにロック機
構が働くカメラにおいて、撮影終了後のフィルムの巻き
戻しがスムースに行かず途中で巻き戻せなくなってしま
ったりすると、ロック機構が働いたままのためカートリ
ッジ蓋を開けることができなくなってしまったりする。
このような場合、これまで多くの場合、カメラのカバー
をはずしたり、カートリッジ蓋を分解するなどの大掛り
な作業を要し、また、こういった作業はユーザーやカメ
ラの販売店等では難しいことからカメラの製造メーカー
等において行っていた。
【0006】本発明の目的は、カメラ周辺部に設けられ
たカートリッジ蓋を開けてフィルムカートリッジをカメ
ラ本体内に装填するカメラにおける、前記カートリッジ
蓋を、閉じた状態でカメラ本体に係止する係止手段を有
するカメラにおいて、何らかのトラブルにより、カート
リッジ蓋を開けることができなくなった場合に、大掛り
な作業を行わずに、カメラの販売店において、容易にカ
ートリッジ蓋を開けることが可能であって、また場合に
よってはユーザー自身でカートリッジ蓋を開けることが
できるカメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべ
く、本発明の請求項1に記載の発明は、カメラ周辺部に
設けられたカートリッジ蓋を開けてフィルムカートリッ
ジをカメラ本体内に装填するカメラにおける、前記カー
トリッジ蓋を閉じた状態でカメラ本体に係止する係止手
段を有するカメラにおいて、前記係止手段を前記カメラ
の外部から加えられる外部手段によって強制的に解除可
能にする解除機構を備えていることを特徴とする。ここ
で、カートリッジ蓋は、撮影フィルムが収容されている
フィルムカートリッジをカメラ本体内に備えられている
フィルムカートリッジ装填部に装填する際の装填口に設
けられ、該装填口を開閉可能にする蓋のことをいう。
【0008】請求項1に記載のカメラによれば、カメラ
周辺部に設けられたカートリッジ蓋を閉じた状態でカメ
ラ本体に係止する係止手段を有するカメラにおいて、係
止手段をカメラの外部から加えられる外部手段によって
強制的に解除可能にする解除機構を備えていることか
ら、何らかのトラブルにより、カートリッジ蓋を開ける
ことができなくなった場合においても、外部手段を用い
て強制的に係止手段を解除することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のカメラにおいて、前記係止手段は、前記カメラ本体に
備えられている係止部材に設けられた本体側係止部に、
前記カートリッジ蓋に設けられたカートリッジ蓋側係止
部が係合することから構成されていて、前記外部手段は
棒状治具である場合に、前記解除機構は、前記カメラ本
体に設けられた解除口と、前記係止部材の、前記解除口
から挿入される前記棒状治具が当接可能となる位置に設
けられた突起部とを備えていることを特徴とする。
【0010】請求項2に記載のカメラによれば、請求項
1に記載のカメラにおいて、前記係止手段は、前記カメ
ラ本体に備えられている係止部材に設けられた本体側係
止部に、前記カートリッジ蓋に設けられたカートリッジ
蓋側係止部が係合することから構成されていて、前記外
部手段は棒状治具である場合に、前記解除機構は、カメ
ラ本体に設けられた解除口と、係止部材の、解除口から
挿入される前記棒状治具が当接可能となる位置に設けら
れた突起部とを備えていることから、前記棒状治具を前
記解除口からカメラ本体内に挿入し、前記棒状治具を前
記突起部に当接させて、棒状治具によって突起部を介し
て前記係止部材を動作させることで前記本体側係止部を
前記カートリッジ側係止部から外すことができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のカメラにおいて、前記係止手段は、前記カメラ本体に
備えられている係止部材に設けられた本体側係止部に、
前記カートリッジ蓋に設けられたカートリッジ蓋側係止
部が係合することから構成されていて、前記外部手段は
棒状治具である場合に、前記解除機構は、前記カートリ
ッジ蓋に設けられた解除口と、前記係止部材の、前記解
除口から挿入される前記棒状治具が当接可能となる位置
に設けられた突起部とを備えていることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載のカメラによれば、請求項
1に記載のカメラにおいて、前記係止手段は、前記カメ
ラ本体に備えられている係止部材に設けられた本体側係
止部に、前記カートリッジ蓋に設けられたカートリッジ
蓋側係止部が係合することから構成されていて、前記外
部手段は棒状治具である場合に、前記解除機構は、前記
カートリッジ蓋に設けられた解除口と、前記係止部材
の、前記解除口から挿入される前記棒状治具が当接可能
となる位置に設けられた突起部とを備えていることか
ら、前記棒状治具を前記解除口からカメラ本体内に挿入
し、前記棒状治具を前記突起部に当接させて、棒状治具
によって突起部を介して前記係止部材を動作させること
で前記本体側係止部を前記カートリッジ側係止部から外
すことができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のカメラにおいて、前記カメラ本体には、前記係止手段
に係合可能な係合レバーを備え前記係止手段をロックす
るロック機構が設けられていて、前記外部手段は棒状治
具である場合に、前記解除機構は、前記カメラ本体に設
けられた解除口と、前記係合レバーの、前記解除口から
挿入される前記棒状治具が当接可能となる位置に設けら
れた突起部とを備えていることを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載のカメラにおいて、さらにカメラ本体には、係止
手段に係合可能な係合レバーを備え前記係止手段をロッ
クするロック機構が設けられていて、前記外部手段は棒
状治具である場合に、前記解除機構は、カメラ本体に設
けられた解除口と、前記係合レバーの、前記解除口から
挿入される前記棒状治具が当接可能となる位置に設けら
れた突起部とを備えていることから、前記棒状治具を前
記解除口からカメラ本体内に挿入し、前記棒状治具を前
記突起部に当接させて、棒状治具によって突起部を介し
て前記係合レバーを動作させることで前記ロック機構を
解除することができる。これにより、前記係止手段を解
除可能な状態にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るカメラの実
施の形態例を図1から図7に基づいて説明する。
【0016】(第1実施形態例)図1は、本発明のカメ
ラの一例を示すもので、カートリッジ蓋を閉じた状態の
カメラ内部の側面図を示した図で、1はカメラ本体、2
はカートリッジ蓋、3はカギイタ(係止部材)、4はボ
ス、5はカギバネ、6は解除口、7はビスである。
【0017】まず、図1のカメラのカートリッジ蓋2を
閉じるようにカメラ本体1に係止する係止手段と、この
係止手段を解除してカートリッジ蓋2を開ける通常の方
法について説明する。
【0018】本発明のカメラ本体1には、後述する棒状
治具Mが挿入されるための解除口6が設けられていて、
この解除口6はビス7によって取り外し可能な状態で塞
がれている。カメラ本体1には、ボス4が形成されてお
り、このボス4には係止部材であるカギイタ3が回動自
在に填め合わされている。このカギイタ3の下部には、
爪部3a(本体側係止部)が設けられている。この爪部
3aはカートリッジ蓋2に設けられた係止爪2a(カー
トリッジ蓋側係止部)に着脱自在に係合するものであ
り、すなわち、図1のカメラのカートリッジ蓋2をカメ
ラ本体に係止する係止手段では、爪部3aに係止爪2a
が係合することにより、カートリッジ蓋2を閉じた状態
でカメラ本体1に係止するものである。
【0019】カギイタ3の面上には、突起部3bが固定
されていて、この突起部3bは、解除口6に対して、解
除口6から棒状治具Mのような外部手段を挿入する際
に、突起部3bの側面部分に棒状治具Mが当接すること
ができるような位置に設けられている。さらに、カギイ
タ3の下部には、カギバネ5の下端部が係止され、該カ
ギバネ5の上端部はカメラ本体1の内壁部に立設された
ピンに係止されている。前記カギバネ5は、カギイタ3
を、それに設けられた爪部3aが係止爪2aに係合する
方向に付勢するもので、カギイタ3をボス4を軸として
時計方向(図1のB方向)に付勢している。また、この
カギイタ3は図示しないカメラ本体1の外側面部に取り
付けられているカギツマミによって、回動するように構
成されている。
【0020】そして、上記構成のカメラにおいては、通
常の状態では、カートリッジ蓋2を開ける際において、
図示しないカギツマミを操作することによってカギイタ
3をカギバネ5の付勢力に抗して反時計方向(A方向)
に回転させると、その下部に形成された爪部3aがカー
トリッジ蓋2の係止爪2aから外れて、カートリッジ蓋
2の係止が解除され、該蓋2を開けることができる。
【0021】以上のように、通常、ユーザーはカメラ外
側面部に設けられた図示しないカギツマミを操作するこ
とにより、カートリッジ蓋2をカメラ本体1に係止して
いる係止手段を解除してカートリッジ蓋2を開けること
ができる。
【0022】しかし、何らかのトラブルにより、前記係
止手段を解除できなかった場合の、解除方法について以
下に説明する。まず、解除口6を塞いでいるビス7を取
り外し、次に外部手段として棒状治具Mを解除口6から
挿入する。そして、図1に示すように、この棒状治具M
をガギイタ3の突起部3bに当接させた状態で、棒状治
具Mの先端を下方に押し下げると、カギイタ3は、カギ
バネ5の付勢力に抗して反時計方向(A方向)に回転
し、その下部に形成された爪部3aがカートリッジ蓋2
の係止爪2aから外れて、カートリッジ蓋2の係止が解
除され、該蓋2を開けることができる。
【0023】このような本発明のカメラによれば、カメ
ラ本体1には解除口6が設けられ、カメラ本体内の係止
部材であるカギイタ3には、解除口6から棒状治具Mの
ような外部手段が挿入される際に、棒状治具Mが当接す
ることができる位置に突起部3bが設けられていること
から、何らかのトラブルによりカートリッジ蓋2をカメ
ラ本体1に係止する係止手段を通常の方法では解除でき
なくなった場合であっても、棒状治具Mを解除口6から
カメラ本体1内に挿入し、この棒状治具Mを突起部3b
に当接させた状態で突起部3bを押し下げると、突起部
3bが固定されているカギイタ3が回転動作し、カギイ
タ3の爪部3aがカートリッジ蓋2の係止爪2aから外
れることから、強制的に、カートリッジ蓋2の係止が解
除され、該蓋2が開けられることとなる。したがって、
カメラの販売店において、大掛りな作業を行わずに、容
易にカートリッジ蓋2を開けることができる。また、場
合によってはユーザー自身でカートリッジ蓋2を開ける
ことも可能となる。
【0024】(第2実施形態例)次に本発明の第2の実
施の形態について説明する。図2及び図3は、本発明の
カメラの一例を示すもので、図2(a)はカートリッジ
蓋を閉じた状態のカメラ内部の側面図を、図2(b)は
図2(a)の状態を外部から見た下面図を、図3は図2
(a)の状態をカメラ前方から見た一部断面図である。
ここで、16はカートリッジ蓋2に設けられている肉抜
き部である。
【0025】本実施例のカメラは、第1実施形態例で説
明したカメラとほぼ同様の構造であり、本実施の形態例
のカメラにおけるカートリッジ蓋をカメラ本体に係止す
る係止手段では、係止部材であるカギイタ3の爪部3a
に、カートリッジ蓋2の係止爪2aが係合することによ
り、カートリッジ蓋2を閉じた状態でカメラ本体1に係
止する。
【0026】図1に示したカメラと異なる点は、解除口
6をカメラ本体1ではなくてカートリッジ蓋2に設けた
点と、カギイタ3に設けられた突起部3bの代わりに突
起部3cを設けた点にあるのでこれらについて詳述し、
その他の共通部分については同一符号を付してその説明
を簡略化する。
【0027】カートリッジ蓋2の側端面部には、成形時
のひけによる変形防止のために肉抜き部16が複数個形
成され、この例では6個形成されている。肉抜き部16
のうち、図2で右端にある肉抜き部16には、解除口1
6aが設けられている。この解除口16aは常時開放さ
れているが、図3に示すように、カートリッジ蓋2が閉
じられているときにカートリッジ装填室は遮光される構
造になっていることから、解除口16aが常時開放され
ていても、フィルムカートリッジ内のフィルムが露光さ
れることはない。カギイタ3には、図1の突起部3bの
代わりに、その面から延出するように突起部3cが設け
られていて、この突起部3cは、解除口16aに対し
て、解除口16aから棒状治具Mのような外部手段を挿
入する際に、突起部3cの下面に棒状治具Mが当接する
ことができるような位置に設けられている。このカギイ
タ3は、図1と同様に図示しないカメラ本体1の外側面
部に取り付けられているカギツマミによって、回動する
ように構成されている。
【0028】そして、上記構成のカメラにおいては、図
1のカメラと同様に、通常、ユーザーはカメラ外側面部
に設けられた図示しないカギツマミを操作することによ
り、カートリッジ蓋2をカメラ本体1に係止している係
止手段を解除してカートリッジ蓋2を開けることができ
る。
【0029】しかし、何らかのトラブルにより、前記係
止手段を解除できなかった場合の、解除方法について以
下に説明する。まず、外部手段として棒状治具Mを解除
口16aから挿入する。そして、図2(a)及び図3に
示すように、この棒状治具Mをガギイタ3の突起部3c
の下面に当接させた状態で、棒状治具Mの先端を上方に
押し上げると、カギイタ3は、カギバネ5の付勢力に抗
して反時計方向(A方向)に回転し、その下部に形成さ
れた爪部3aがカートリッジ蓋2の係止爪2aから外れ
て、カートリッジ蓋2の係止が解除され、該蓋2を開け
ることができる。
【0030】このような本発明のカメラによれば、カー
トリッジ蓋2には解除口16aが設けられ、カメラ本体
内の係止部材であるカギイタ3には、解除口16aから
棒状治具Mのような外部手段が挿入される際に、棒状治
具Mが当接することができるような位置に、突起部3c
が設けられていることから、何らかのトラブルによりカ
ートリッジ蓋2をカメラ本体1に係止する係止手段を通
常の方法により解除できなくなった場合であっても、棒
状治具Mを解除口16aからカメラ本体1内に挿入し、
棒状治具Mを突起部3cに当接させて突起部3cを押し
上げると、突起部3cが固定されているカギイタ3が回
転動作し、カギイタ3の爪部3aがカートリッジ蓋2の
係止爪2aから外れることから、強制的に、カートリッ
ジ蓋2の係止が解除され、該蓋2が開けられることとな
る。したがって、カメラの販売店において、大掛りな作
業を行わずに、容易にカートリッジ蓋2を開けることが
できる。また、場合によってはユーザー自身でカートリ
ッジ蓋2を開けることも可能となる。
【0031】(第3実施形態例)次に、本発明の第3の
実施の形態を図4〜図7に基づいて説明する。本実施の
形態例のカメラは、カメラ本体内に、カートリッジ蓋を
閉じた状態でカメラ本体に係止する係止手段を有し、フ
ィルムカートリッジからフィルムが送り出されてから巻
き戻されるまでの間、該係止手段をロックするロック機
構が設けられている。図4はカメラの内部を示すもの
で、カートリッジ蓋が閉じている状態を示す側面図であ
り、21はカメラ本体、22はカートリッジ蓋、23は
カギイタ、24はボス、25はカギバネ、26はカギギ
ヤ、27は開孔部、28はラチェット部、29は止めビ
ス、30はロック機構の係合レバーである。
【0032】図4に示すように、カメラ本体21にはボ
ス24が形成されており、このボス24には、カギイタ
23が回動自在に嵌合されている。このカギイタ23の
上部側方には、円板状のカギギヤ26が設けられてお
り、このカギギヤ26の端面には、カメラ本体21の外
側面部に設けられている図示しないカギツマミが一体に
取付けられている。これらカギギヤ26とカギツマミと
は、止めビス29によって回転可能に軸止されており、
当該止めビス29は、前記カギイタ23に形成された開
孔部27を通してカメラ本体21にねじ込まれている。
なお、前記開孔部27は、カギイタ23が前記ボス24
を軸として回動できるような長孔に形成されている。
【0033】さらに、前記カギイタ23の上部には、ラ
チェット部28が設けられており、このラチェット部2
8には前記カギギヤ26が噛合されている。したがっ
て、カギイタ23は、前記カギツマミを回転させること
によって、カギギヤ26、ラチェット部28を介して、
ボス24を軸として回転するようになっている。また、
前記カギイタ23の下部には爪部23aが設けられてい
る。この爪部23aはカートリッジ蓋22に設けられた
係止爪22aに着脱自在に係止するものであり、すなわ
ち、図4のカメラにおけるカートリッジ蓋22をカメラ
本体に係止する係止手段では、爪部23aに係止爪22
aが係合することにより、カートリッジ蓋22を閉じた
状態でカメラ本体21に係止するものである。
【0034】また、前記カギイタ23の下部には、アー
ム23bが前記爪部23aの後方に設けられ、一方、カ
メラ本体21にはその下部内面に係止部20が設けられ
ている。前記アーム23bは、前記カートリッジ蓋22
を開けた際に前記係止部20に係止してカギイタ23の
戻りを防止するとともに、前記カートリッジ蓋22を閉
じる際に、該蓋22によって押圧されて前記係止部20
への係止が解除されるものであり、基端部を支点として
撓み可能に形成されている。
【0035】さらに、前記カギイタ23の下部には、カ
ギバネ25の下端部が係止され、該カギバネ25の上端
部はカメラ本体21の壁部に立設されたピンに係止され
ている。前記カギバネ25はカギイタ23を、それに設
けられた爪部23aが前記カートリッジ蓋22に設けら
れた係止爪22aに係合する方向に付勢するもので、図
4においては、カギイタ23をボス24を軸として時計
方向(図4のB方向)に付勢している。
【0036】そして、上記構成のカメラにおいては、カ
ーリッジ蓋22を開放する際において、ロック機構がは
ずれている場合には、図示しないカギツマミを操作する
ことによってカギイタ23を前記カギバネ25の付勢力
に抗して反時計方向(A方向)に回転させると、その下
部に形成された爪部23aが前記カートリッジ蓋22の
係止爪22aから外れて、カートリッジ蓋22の係止が
解除され、該蓋22を開けることができる。また、カー
トリッジ蓋22を開放した際に、カギイタ23のアーム
23bを係止部20に係止させることによって、カギイ
タ23が元に戻らないようになっている。
【0037】次に、本発明に係るカメラおけるロック機
構について説明する。すなわち、このロック機構45
は、フィルムカートリッジからフィルムが送り出されて
から巻き戻されるまでの間、前記カートリッジ蓋22を
閉じた状態でカメラ本体21に係止している係止手段を
ロックする機構である。以下にロック機構45について
詳述する。
【0038】図5及び図6ははカメラの後カバーを外し
た状態を示す背面図で、図5はカートリッジ蓋が開いて
いる状態を示した図で、図6はカートリッジ蓋が閉じて
いる状態を示した図で、30は係合レバー、32は圧
板、33はビス、34は駆動機構、35は係合レバーバ
ネ、36は中間レバー、37は駆動レバー、38は駆動
レバーバネ、40はローラである。また、図7は、カメ
ラ本体の後カバーに設けられた解除口50と係合レバー
30の突起部30bとの位置関係を示す上断面図であ
る。
【0039】係合レバー30には、突起部30bが設け
られていて、この突起部30bは、後述のカメラ本体2
1の後カバーに形成されている解除口50に対して、解
除口50から棒状治具のような外部手段を挿入する際
に、該棒状治具が当接可能になるような位置に設けられ
ている。この係合レバー30は、カメラ本体21の圧板
32に、図5及び図6において左右に往復動作可能に設
けられている。すなわち、係合レバー30には、一対の
長孔30a,30aが形成されており、これら長孔30
a,30aにビス33,33を通して前記圧板32にね
じ込むことによって、係合レバー30は左右に往復動可
能となっている。
【0040】前記係合レバー30は、カギギヤ26に係
脱自在に摺動するようになっている。すなわち、前記カ
ギギヤ26の外周部には、図4に示すように径方向外方
に延出する延出部26aが形成されており、この延出部
26aに、係合レバー30が右方に移動してきて係合
し、また、係合レバー30が左方に移動して外れるよう
になっている。
【0041】また、前記カメラ本体21内には、前記係
合レバー30を前記カギギヤ26に係脱させる方向に駆
動させる駆動機構34が設けられている。すなわち、ま
ず、前記圧板32には、係合レバーバネ35が取付けら
れており、この係合レバーバネ35の一端部が前記係合
レバー30に係止され、これによって、係合レバー30
は、カギギヤ26側(図5及び図6において右側)に付
勢されている。
【0042】また、前記圧板32には、中間レバー36
がその中央部を支点として回動自在に取付けられてお
り、該中間レバー36の上端部は、前記係合レバー30
の左端部に係合されている。したがって、中間レバー3
6が時計方向に回転すると、係合レバー30は前記係合
レバーバネ35の付勢力によって、右側に移動するよう
になっている。
【0043】さらに、前記圧板32には、前記中間レバ
ー36の下方位置において、駆動レバー37がその中央
部を支点として回動自在に取付けられている。この駆動
レバー37の右端部は前記中間レバー36の下端部に回
動自在に連結されている。したがって、この駆動レバー
37が反時計方向に回転すると、前記中間レバー36が
時計方向に回転し、これによって前記係合レバー30が
前記係合レバーバネ35の付勢力によって、右側に移動
するようになっている。
【0044】また、前記駆動レバー37の左端部には、
前記係合レバーバネ35より付勢力が大きく設定された
駆動レバーバネ38の下端部が係止されており、この駆
動レバーバネ38の上端部は圧板32に引っ張った状態
で係止されている。したがって、前記駆動レバー37は
駆動レバーバネ38によって時計方向に付勢されてお
り、これによって、前記係合レバー30は、前記係合レ
バーバネ35の付勢力に抗して、中間レバー36を介し
て左側に付勢されている。
【0045】また、前記駆動レバー37の左端部には、
ローラ40が回転自在に取付けられており、このローラ
40には、フィルムカートリッジから巻き出されている
フィルムFの下縁部が接離するようになっている。すな
わち、前記ローラ40は、図5に示すようなカートリッ
ジ蓋22が開いた状態では、ローラ40の外周の上部
が、巻き出されるべきフィルムF(図6参照)の下縁部
より、上方に位置しており、この状態でフィルムFを巻
き出すと、図6に示すように、フィルムFの先端下部の
傾斜部F1がローラ40に当接して、これを下方に押し
下げ、さらにこのフィルムFの下縁部がローラ40に当
接することによって、これを下方に押し下げた状態に保
持し、一方、前記フィルムFが巻き取られると、該フィ
ルムFの下縁部が前記ローラ40から外れるようになっ
ている。なお、図5および図6において、符号41はフ
ォトインタラプタを示し、該フォトインタラプタ41に
よって、フィルムFに設けられたパーフォレーション4
2を検出し、これによって、フィルムFの移動検知を行
うようになっている。
【0046】次に、上記構成のカメラのロック機構45
の動作について説明する。まず、カートリッジ蓋22を
開いてカメラ本体21内にフィルムカートリッジを装填
して、カートリッジ蓋22を閉じる。すると、カートリ
ッジ蓋22によって押されてカギイタ23のアーム23
bが係止部20から外れ、カギイタ23がカギバネ25
によって時計方向に回転され、図4に示すように、カギ
イタ23の爪部23aがカートリッジ蓋22の係止爪2
2aに係合して、カートリッジ蓋22は閉じた状態で係
止される。また、カギイタ23が回転するに伴って、前
記カギギヤ26が回転し、その延出部6aが前記係合レ
バー30より上方に位置する。
【0047】カートリッジ蓋22を閉じると、フィルム
カートリッジからフィルムFが送り出される。すると、
フィルムFの先端下部の傾斜部F1が前記駆動レバー3
7のローラ40に当接してこれを、前記駆動レバーバネ
38の付勢力に抗して下方に押し下げ、さらに図6に示
すように、このフィルムFの下縁部がローラ40に当接
することによって、これを下方に押し下げた状態に保持
する。
【0048】ローラ40が下方に押し下げられると、駆
動レバー37が反時計方向に回転し、これによって中間
レバー36が時計方向に回転する。すると、前記係合レ
バー30が前記係合レバーバネ35の付勢力によって、
右側に移動しその右端部が前記カギギヤ26の延出部2
6a直下に位置して係合する。これによって、前記カギ
ギヤ26が図4において反時計方向への回転が阻止され
るので、カギイタ23の反時計方向への回転が阻止さ
れ、すなわち、カートリッジ蓋22をカメラ本体21に
係止する係止手段がロックされ、該係止手段は解除不能
になる。
【0049】したがって、フィルムカートリッジからフ
ィルムFが送り出されてから巻き戻されるまでの間にお
いては、カートリッジ蓋22が開放されることが確実に
阻止される。
【0050】また、フィルムFが巻き戻されると、フィ
ルムFの下縁部が前記駆動レバー37のローラ40から
外れる。すると、駆動レバー37が駆動レバーバネ38
の付勢力によって時計方向に回転し、これによって、中
間レバー36が反時計方向に回転して、係合レバー30
が左側に押されて移動し、該係合レバー30の右端部が
前記カギギヤ26の延出部26aから外れてロックが解
除され、前記係止手段が解除可能な状態になる。
【0051】したがって、通常は、フィルムFを巻き戻
すことで、前記係止手段のロックが解除され、前述のよ
うに、図示しないカギツマミを操作することによって、
カギイタ23の爪部23aがカートリッジ蓋22の係止
爪22aから外れて、カートリッジ蓋22の係止が解除
され、該蓋22を開けることができる。
【0052】しかし、何らかのトラブルにより、ロック
機構45を解除できなかった場合における、ロック機構
45の解除の方法について以下に説明する。本発明のカ
メラのカメラ本体21の図示しない後カバーには、解除
口50が設けられていて、この解除口50をビス51が
取り外し可能な状態で塞いでいる(図7)。まず、解除
口50を塞いでいるビス51を取り外し、次に外部手段
として棒状治具Mを解除口50から挿入する。そして、
図7に示すように、この棒状治具Mを係合レバー30の
突起部30bの側面に当接させた状態で、棒状治具Mの
先端を左方(図6のC方向)に押し込むと、係合レバー
30が左側に押されて移動し、該係合レバー30の右端
部が前記カギギヤ26の延出部26aから外れてロック
が解除される。よって、カギツマミを操作することが可
能となり、カギイタ23を前記カギバネ25の付勢力に
抗して反時計方向に回転させると、その下部に形成され
た爪部23aが前記カートリッジ蓋22の係止爪22a
から外れて、カートリッジ蓋22の係止が解除され、該
蓋22を開けることができる。
【0053】このような本発明のカメラによれば、カメ
ラ本体21には解除口50が設けられ、係止手段をロッ
クしているロック機構45の係合レバー30には突起部
30bが設けられていて、この突起部30bは、解除口
50から棒状治具Mのような外部手段が挿入される際
に、棒状治具Mが当接することができる位置に設けられ
ていることから、何らかのトラブルによりロック機構が
解除できなくなり、その結果、該係止手段を解除できな
い場合であっても、棒状治具Mを解除口50からカメラ
本体21内に挿入し、棒状治具Mを突起部30bに当接
させて左方に押し込むと、突起部30bが固定されてい
る係合レバー30が左側に移動し、係合レバー30の右
端部が前記カギギヤ26の延出部26aから外れてロッ
クが解除される。結果として、カメラ本体21へのカー
トリッジ蓋22の係止が解除可能となり、該蓋22を開
けることができるようになる。すなわち、上記の本発明
のカメラでは、棒状治具Mによって、ロック機構45を
解除し、結果として、前記係止手段を解除可能にしてい
る。したがって、カメラの販売店において、大掛りな作
業を行わずに、容易にカートリッジ蓋2を開けることが
できる。また、場合によってはユーザー自身でカートリ
ッジ蓋2を開けることも可能となる。
【0054】なお、以上の第3の実施の形態において
は、係止手段をロックしているロック機構に解除機構が
設けられていて、結果として、間接的に係止手段を解除
できる場合について説明したが、このカメラには、さら
に、第1の実施の形態または第2の実施の形態における
解除機構を有していてもよく、その場合、第3の実施の
形態において記載されている解除機構によってロック機
構を解除し、なお係止手段が解除不可能な状態であると
きは、第1の実施の形態または第2の実施の形態で説明
した解除機構によって係止手段を直接解除することがで
きる。
【0055】また、上記の第1、第2及び第3の実施の
形態例において記載した本発明のカメラの各部の大き
さ、形状等は適宜変更可能であり、具体的な細部構造等
についても任意であることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】請求項1に記載のカメラによれば、何ら
かのトラブルにより、カートリッジ蓋を開けることがで
きなくなった場合においても、外部手段を用いて強制的
に係止手段を解除することができる。したがって、カメ
ラの販売店において、大掛りな作業を行わずに、容易に
カートリッジ蓋を開けることができる。また、場合によ
ってはユーザー自身でカートリッジ蓋を開けることも可
能となる。
【0057】請求項2に記載のカメラによれば、棒状治
具をカメラ本体に設けられた解除口からカメラ本体内に
挿入し、係止部材の突起部に当接させて、棒状治具によ
って突起部を介して前記係止部材を動作させることで本
体側係止部をカートリッジ側係止部から外すことがで
き、容易にカートリッジ蓋を開けることができる。
【0058】請求項3に記載のカメラによれば、棒状治
具をカートリッジ蓋に設けられた解除口からカメラ本体
内に挿入し、係止部材の突起部に当接させて、棒状治具
によって突起部を介して前記係止部材を動作させること
で本体側係止部をカートリッジ側係止部から外すことが
でき、容易にカートリッジ蓋を開けることができる。
【0059】請求項4に記載のカメラによれば、棒状治
具をカメラ本体に設けられた解除口からカメラ本体内に
挿入し、棒状治具をロック機構の係合レバーに設けられ
ている突起部に当接させて、棒状治具によって突起部を
介してこの係合レバーを動作させることで係止手段をロ
ックしているロック機構を解除することができる。これ
により、前記係止手段は解除可能な状態になり、容易に
カートリッジ蓋を開けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの一例を示すもので、カートリ
ッジ蓋を閉じた状態のカメラ内部の側面図である。
【図2】(a)本発明のカメラの第二の例を示すもの
で、カートリッジ蓋を閉じた状態のカメラ内部の側面図
である。 (b)(a)の状態を外部から見た下面図である。
【図3】図2(a)の状態をカメラ前方から見た一部断
面図である。
【図4】本発明のカメラの第三の例を示すもので、カー
トリッジ蓋を閉じた状態のカメラ内部の側面図である。
【図5】図4のカメラの後カバーを外し、カートリッジ
蓋が開いている状態を示す背面図である。
【図6】図4のカメラの後カバーを外し、カートリッジ
蓋が閉じている状態を示す背面図である。
【図7】図4のカメラのカメラ本体に設けられた解除口
と係合レバーに設けられた突起部との位置関係を示す図
である。
【符号の説明】
1、21 カメラ本体 2、22 カートリッジ蓋 3、23 カギイタ(係止部材) 4、24 ボス 5、25 カギバネ 6 解除口 7 ビス 16 肉抜き部 16a 解除口 30 係合レバー 45 ロック機構 50 解除口 51 ビス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ周辺部に設けられたカートリッジ
    蓋を開けてフィルムカートリッジをカメラ本体内に装填
    するカメラにおける、前記カートリッジ蓋を閉じた状態
    でカメラ本体に係止する係止手段を有するカメラにおい
    て、 前記係止手段を前記カメラの外部から加えられる外部手
    段によって強制的に解除可能にする解除機構を備えてい
    ることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記係止手段は、前記カメラ本体に備え
    られている係止部材に設けられた本体側係止部に、前記
    カートリッジ蓋に設けられたカートリッジ蓋側係止部が
    係合することから構成されていて、前記外部手段は棒状
    治具である場合に、 前記解除機構は、前記カメラ本体に設けられた解除口
    と、 前記係止部材の、前記解除口から挿入される前記棒状治
    具が当接可能となる位置に設けられた突起部とを備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記係止手段は、前記カメラ本体に備え
    られている係止部材に設けられた本体側係止部に、前記
    カートリッジ蓋に設けられたカートリッジ蓋側係止部が
    係合することから構成されていて、前記外部手段は棒状
    治具である場合に、 前記解除機構は、前記カートリッジ蓋に設けられた解除
    口と、 前記係止部材の、前記解除口から挿入される前記棒状治
    具が当接可能となる位置に設けられた突起部とを備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記カメラ本体には、前記係止手段に係
    合可能な係合レバーを備え前記係止手段をロックするロ
    ック機構が設けられていて、前記外部手段は棒状治具で
    ある場合に、 前記解除機構は、前記カメラ本体に設けられた解除口
    と、 前記係合レバーの、前記解除口から挿入される前記棒状
    治具が当接可能となる位置に設けられた突起部とを備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006186453A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Hitachi Ltd ビデオカメラ
JP2011100053A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Ricoh Co Ltd カメラボディおよび撮像装置

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