JPH10224792A - 画像信号の符号化方法及び装置 - Google Patents

画像信号の符号化方法及び装置

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JPH10224792A
JPH10224792A JP2749797A JP2749797A JPH10224792A JP H10224792 A JPH10224792 A JP H10224792A JP 2749797 A JP2749797 A JP 2749797A JP 2749797 A JP2749797 A JP 2749797A JP H10224792 A JPH10224792 A JP H10224792A
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JP2749797A
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Satoshi Mitsusaka
智 三坂
Yuichiro Nakaya
雄一郎 中屋
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的演算量が少なく、高い情報圧縮率を達成
することが可能な画像コンテント・ベース符号化方法を
実現する。 【解決手段】8×8画素ブロックの水平方向又は垂直方
向の一列に並んだ8画素に対して適用する1次元DCTの
変換基底には、絶対値が等しく且つ符号が反対である2
つの係数が存在する。その2つの係数に対応する8画素
の中の2つの画素で、第1の画素がコンテントの内側に
存在しているかコンテントの外側で既にパディングが完
了していて、第2の画素がコンテントの外側でパディン
グが施されていない場合、第1の画素のサンプル値をそ
のまま第2の画素にパディングを行う。 【効果】コンテントの外側にパディングされる輝度値を
計算する必要が無いことから、従来方法よりも演算負荷
をかけずに高い情報圧縮率の達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号の符号化
方法及び措置、更に詳しくいえば、画像内の人物やその
他の物体毎、つまりコンテント毎に符号化を行うコンテ
ント・ベース符号化方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンテント・ベース符号化方法とは、M
PEG(Moving Picture ExpertGroup)1やMPEG2
で採用されているような長方形の画像全体を符号化する
方法ではなく、予め何等かの方法で生成されたアルファ
・プレーンによって切り出された画像の中の人物やその
他の物体、つまり画像のコンテント毎に符号化を行う方
法である(コンテント・ベース符号化方法が記載された
文献として、例えば、栄藤、“画像符号化装置、画像復
号化装置及び動きベクトル検出装置”、特開平08 - 116
5424号公報、1996.05.07がある。)。アルファ・プレー
ンとは、画像と全く同じ縦横の画素数を持ち、符号化対
象となっているコンテントの形状を表す一種の画像であ
る。アルファ・プレーンには各画素が1bitで表される
バイナリ・アルファ・プレーンと、各画素が2bit以上
で表されるグレイスケール・アルファ・プレーンがあ
る。バイナリ・アルファ・プレーンは通常、画素の値が
“1”の領域はコンテント領域、“0”の領域はコンテ
ント外の領域を表すことが多い。以下の説明ではバイナ
リ・アルファ・プレーンを用いた場合に関して説明する
が、同様にグレイスケール・アルファ・プレーンを用い
た場合にも適用できる。
【0003】図1を用いて画像のコンテント・ベース符
号化方法を説明する。図1はアルファ・プレーンで切り
出される画像の様子を表した図である。図1(A)には
画像1及び図1(B)にはそれぞれアルファ・プレーン
2及びアルファ・プレーン上で画素の値が“0”である
領域3、アルファ・プレーン上で画素の値が“1”の領
域4、図1(C)にはコンテントの領域5が示されてい
る。以下の説明ではコンテント5の領域を8×8画素ブ
ロックの2次元DCT(例えば、安田、”画像符号化技
術−DCTとその国際標準−”、オーム社、1992)
によって変換符号化する場合を扱う。しかし、DCTは
ブロック処理であるため、コンテントのような任意の形
状の領域を変換符号化することはできない。
【0004】図2は、符号化される8×8画素ブロック
の例を表した図である。図2(A)にはアルファ・プレ
ーンを8×8画素ブロック毎に分割した際のブロック
6、ブロック6内でサンプル値が“1”である領域7及
び“0”である領域8、図2(B)には画像内でブロッ
ク6に対応する位置に存在するブロック9、ブロック9
内でコンテント領域10及びコンテント外の領域11が
示されている。コンテント外の領域11を含む画素ブロ
ックに対して2次元DCTを適用する為には、コンテン
トの外側の画素に対しても疑似的なサンプル値を与える
必要がある。このように、コンテントの外側の画素に疑
似的なサンプル値を与える操作をパディングと呼ぶ。図
2(C)にコンテント領域10及びパディングを施した
コンテント外の領域12を含む画素ブロック9を示す。
一般的に、コンテントの内側のサンプル値と相関の無い
サンプル値でコンテントの外側の領域にパディングを施
した場合、コンテントの境界部には大きな不連続が生じ
る。この不連続が原因で、2次元DCTを適用した際に
高周波成分のエネルギーが増加し、符号量が増加する、
すなわち高い情報圧縮が達成できない問題が生じる。こ
の問題を解決するパディング方法としては、符号化対象
となるコンテントのサンプル値の平均値を求め、求めた
平均値をコンテントの外側の画素総てのサンプル値とす
る方法(例えば、鹿喰、“領域サポートDCTを用いた
任意形状符号化の検討”、TECHNICAL REPORT OF IEIC
E、IE95-109、pp.61-66、1995-12、または宮森、粕谷、
富永、“構造化ビデオによる映像内容操作とその符号化
フォーマットの検討”、TECHNICALREPORT OF IEICE、IE
95-148、pp.1-8、1996-03、等)が考案されている。こ
のパディング方法は良好な符号化効率が得られる、つま
り少ない符号量で良好な画質が得られる利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コンテントの
サンプル値の平均値をコンテントの外側の画素総てのサ
ンプル値とする方法では、上記平均値を求める際にコン
テントの画素数と等しい回数の加算演算と、8×8画素
ブロック毎に1回の割り算を実行する必要があり、演算
負荷がかかり、高速処理の障害となる問題が生じる。
【0006】従って本発明は少ない演算量で、高い情報
圧縮率を達成する画像のコンテント・ベース符号化方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンテント・ベース符号化方法では、N×
N画素(Nは水平又は垂直方向の画素数)の画素ブロッ
クの画像信号の中のコンテントに含まれない画素に対し
てパディング処理を行った後、上記画素ブロックの直交
変換による変換符号化を行う符号化方法において、上記
パディング処理が上記画素ブロック内の水平又は垂直方
向へ一列に並んだN画素に適用する直交変換の1次元の
変換基底上で、絶対値が等しく且つ符号が反対である点
対称の2個の係数に対応する第1及び第2の画素で、第
1の画素が上記コンテントの内側に存在しているか、コ
ンテントの外側に存在し既にパディングがされて、第2
の画素が上記コンテントの外側でパディングがされてい
ないとき、すなわち第2の画素がパディングすべき画素
であるとき、第1の画素のサンプル値を第2の画素に代
入することによりパディングを行う。
【0008】上記直交変換による変換符号化は2次元D
CTによる変換符号化が望ましいが、これに限定されな
い。例えば、後で説明する変換基底に点対称性が存在す
る2次元アダマール変換等にも適用できる。
【0009】また、本発明による画像信号のコンテント
・ベース符号化装置は、N×N画素(Nは水平又は垂直
方向の画素数)の画素ブロックの画像信号取り込み部
と、画素ブロックに対応するアルファ・プレーン取り込
み部と、画素ブロックのパディング処理状態を示すステ
ータス・ブロックと、上記ステータス・ブロックを参照
して上記画素ブロックの画素をパディングすべきかどう
かを判別する判別部と、上記判別部がパディングすべき
と判別したときパディングすべき画素を上記画素ブロッ
クのコンテンツ領域の画素のサンプル値又は既にパディ
ングされたサンプル値に置換するパディング処理部と、
上記パディング処理された画素ブロックの信号を2次元
直交変換による変換符号化を行う符号変換部とをもち、
上記パディング処理部が、上記パディングすべき画素
が、上記画素ブロック内の水平又は垂直方向へ一列に並
んだN画素に適用する1次元DCTの変換基底上で、絶
対値が等しく且つ符号が反対である2個の係数に対応す
る2つの画素の一つであるとき、上記2つの画素の他方
の画素のサンプル値を上記代入するサンプル値とするよ
うに構成される。なお、画像の変換符号化では8×8画
素ブロックの2次元DCTがよく用いられており、また
以下説明する原理により上記画素数Nは8の場合が実用
上好ましいが、これに限定されない。
【0010】8×8画素ブロックの2次元DCTの変換
符号化を例に本発明の原理について説明する。8×8画
素ブロック(以下単に画素ブロックとも略称)の2次元
DCTを行うことは、先ず画素ブロック中の水平方向に
並んだ8画素に対して1次元DCTを行い、この結果求
まった8×8個の重み付け係数に対し垂直方向に1次元
DCTを施すことに相当する。反対に画素ブロック中の
垂直方向に並んだ8画素に対して1次元DCTを施し、
この結果求まった8×8個の重み付け係に対し水平方向
に1次元DCTを施してもよい。図3は8画素の1次元
DCTの変換基底の図である。図3の13〜20は8画
素の1次元DCTの第1〜8変換基底、21〜28は変
換基底16〜23上の係数を示す。
【0011】ここで変換基底とは、信号を特定の周波数
成分の重み付け係数に変換する為に用いる係数群のこと
をいう。各周波数成分の重み付け係数は、各変換基底上
に存在する係数とその係数に対応する画素のサンプル値
との積和演算で求まる。変換基底13は直流成分を表
し、変換基底14から変換基底20に行くに従って高周
波成分を表している。ここで注目すべきことは、各変換
基底上の係数の間に点対称性が存在することである。
【0012】図4は上記点対称性を説明するための変換
基底の係数群を示す図である。29〜31はそれぞれ、
8画素の1次元DCTの1/2点対称、1/4点対称、
1/8点対称の変換基底の例である。ここで定義する点
対称とは、図3中の8画素の1次元DCTの着目する変
換基底上に存在する絶対値が等しく且つ符号が反対であ
る2個の係数の関係を言う。8画素の1次元DCTの変
換基底上の係数を順番に並べた場合、並べられた係数の
1番目と8番目、2番目と7番目、3番目と6番目及び
4番目と5番目の間で点対称となっている関係を1/2
点対称、1番目と4番目、2番目と3番目、5番目と8
番目及び6番目と7番目の間で点対称となっている関係
を1/4点対称、そして1番目と2番目、3番目と4番
目、5番目と6番目及び7番目と8番目の間で点対称と
なっている関係を1/8点対称と定義する。つまり、図
4の変換基底29のような変換基底のことを1/2点対
称の変換基底、変換基底30のような変換基底のことを
1/4点対称の変換基底、そして変換基底31のような
変換基底のことを1/8点対称の変換基底という。
【0013】以上の定義によると図3の8画素の1次元
DCTの各変換基底は、変換基底14と16と18と2
0が1/2点対称、変換基底15と19が1/4点対称
及び変換基底17が1/8点対称の変換基底である。ま
た、一般的に画素ブロックがN×N画素ブロックで、N
が2のM(Mは自然数)乗であるとき、N画素の1次元
DCTの各変換基底は、1/(2M)点対称を有するの
で、上記関係を持つ場合に適用できる。更に、本発明は
目的用途によってはDCT以外の点対称性を有する直交
変換にも適用が可能である。
【0014】図5は本発明の原理を説明するための図で
ある。図5にはパディングすべき画素32、1/2、1
/4、1/8点対称の係数対を持つ水平の変換基底3
3、34、35、1/2、1/4、1/8点対称の係数
対を持つ垂直の変換基底36、37、38、画素32に
対して水平の1/8、1/4、1/2点対称の位置に存
在する画素39、40、41、画素32に対して垂直の
1/8、1/4、1/2点対称の位置に存在する画素4
2、43、44が示されている。
【0015】画素32を画素39〜44の何れかのサン
プル値を用いてパディングを行う場合を例に、本発明に
よる8画素の1次元DCTの各変換基底が持つ点対称性を
利用したパディング方法を説明する。図6(A)はパデ
ィングされる画素32に対し水平、垂直方向に1/8点
対称の画素のサンプル値を用いてパディングを行う操作
45、46、図6(B)は同じく水平、垂直方向に1/
4点対称の画素のサンプル値を用いてパディングを行う
操作47、48、そして図6(C)は同じく水平、垂直
方向に1/2点対称の画素のサンプル値を用いてパディ
ングを行う操作49、50を示す。これらのパディング
操作を行うことにより等しくされた2個のサンプル値は
互いに8画素の1次元DCTによる変換過程で相殺さ
れ、周波数領域に変換された重み付け係数を積極的に小
さくすることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>図7は、本発明による画像信号の符号化
方法の一実施形態におけるパディング処理を表すフロー
チャートである。本実施形態の符号化法マイクロプロセ
ッサでパディング処理が実施され、パディング処理の他
の画像の取り込み、DCT等は従来と同じであるので、
パディング処理部のみについて説明する。
【0017】フローチャートのパディング開始からパデ
ィング終了まで矢印の順に従って行われる。処理51で
は、画素ブロックとアルファ・プレーンのメモリへの読
み込みを行う。処理52では、アルファ・プレーンの8
×8画素ブロックの各画素に対応するステータス・ブロ
ックに、アルファ・プレーンにおける8×8画素ブロッ
クの画素の値をコピーする。すなわちアルファ・プレー
ンの8×8画素ブロックとステータス・ブロックの内容
を同じ状態にする。この時アルファ・プレーンの8×8
画素ブロックが示すコンテントの外側のパディングすべ
き画素数をカウンタで計数しカウンタ(又はメモリ)に
保存する。
【0018】図7のcountはカウンタに保存されている
数値、すなわち画素ブロックの中でパディングすべき画
素数を表す。処理53では、カウンタに保存されている
値countが64に等しいかを判別する。数値countが64
ならば、8×8画素ブロックには符号化対象となるコン
テンツの画素が全く無いので、処理55において画像の
8×8画素ブロックの総ての画素のサンプル値を0に
し、パディング処理を終了する。数値countが64でな
ければ、処理54でカウンタに保存されている数値coun
tが0より大きいか判別する。カウンタ89に保存され
ている値countが0ならば、画像の8×8画素ブロック
の画素に全くパディングする必要が無いので、パディン
グを終了させる。
【0019】一方、カウンタ89に保存されている値co
untが0より大きいならば、画像の8×8画素ブロック
にはパディングが行われていない画素が存在しているの
で、処理56を行う。処理56では、8×8画素ブロッ
ク内でコンテントに含まれておらず、且つパディングが
行われていない画素に対し、水平方向に1/8点対称の
画素を用いたパディングを行う。1画素のパディングを
行う毎に値countを1だけ減数する。以下、フローチャ
ートに従ってカウンタ89に保存されている値が0にな
るまで、コンテントに含まれておらず、且つパディング
が行われていない画素に対し、図6で説明したように、
垂直方向に1/8点対称の画素を用いたパディング5
7、水平方向に1/4点対称の画素を用いたパディング
58、垂直方向に1/4点対称の画素を用いたパディン
グ59、水平方向に1/2点対称の画素を用いたパディ
ング60、垂直方向に1/2点対称の画素を用いたパデ
ィング61を行う。パディング処理56、57、58、
59、60及び61が行われ度にカウンタ89のカウン
ト値countが1だけ減数される。また、これらの各処理の
前には処理54と同様のパディング終了判別処理62〜
66が行われる。
【0020】図7の例では、処理順序として水平方向、
垂直方向と交互にパディングを行っているが、垂直方向
から先にパディングを行っても構わない。また、図7の
フローチャートでは処理順序として1/8、1/4、1
/2点対称のサンプル値を用いたパディングという順に
一連のパディング処理を行っている。このような順にし
た理由は、パディングが施される画素から近い画素のサ
ンプル値を用いてパディング処理を行うことにより、D
CTを行う場合に高周波成分の重み付け係数を小さくす
ることができるからである。
【0021】図8は上記実施形態における水平方向に1
/2、1/4又は1/8点対称の画素を用いたパディン
グ処理を説明するフローチャートである。図8中のDは
点対称の種類を区別するパラメータであり、1/8点対
称ならばDは2、1/4点対称ならばDは4、1/2点
対称ならばDは8と設定する。またiは画像の8×8画
素ブロック及びステータス・ブロック84の垂直座標、
j、kはパディング操作を水平方向に移動させる為に用い
るパラメータである。値countは、図7のcountと同じパ
ラメータでカウンタのカウント値である。先ず、処理6
7ではパラメータi、j及びkを0で初期化を行うと同時
にパラメータDでこれから実行するパディングに利用さ
れる点対称性の種類を設定する。図7の処理56を行う
場合はDを2に、処理58を行う場合はDを4、処理6
0を行う場合はDを8に設定する。
【0022】処理67の終了後、処理68ではiが8以
上の場合は図8のフローは終了、8より小さい場合には
処理69に進む。処理69ではkが8以上の場合には処
理75、8より小さい場合は処理70に進む。処理70
ではjがDの2分の1以上の場合は処理74、Dの2分
の1より小さい場合は処理71に進む。
【0023】処理71では、もしDの値が2、4又は8
ならば、パディングされる画素に対して水平方向の1/
8、1/4又は1/2点対称の画素のサンプル値を用い
たパディング処理を行う。処理71の後、処理72でカ
ウンタの値countが0、つまりコンテントの外側の画素
総てがパディングされたかどうかを判別する。もしcoun
tが0でないならば処理73に進み、0なら一連のパデ
ィング処理を直ちに終了させる。処理73ではJに1だ
け加算し、処理70に戻る。処理73でjに1を加算す
ることは、現在パディングが行われている画素に対し、
水平方向に1だけ移動した画素にパディングを行う準備
を行ったことに相当する。処理74ではkにDを加算
し、処理69に戻る。処理74でkにDを加算すること
は、点対称の中心を空間的にDだけ移動したことに相当
する。処理75ではiに1を加算し、処理68に戻る。
処理75でiに1を加算することは、現在、処理71を
行っている画像の8×8画素ブロックの水平方向の8画
素に対し、1だけ垂直方向に移動した水平方向の8画素
に対して処理71を適用する準備を行ったことに相当す
る。
【0024】図9は図8の処理71の詳細を説明したフ
ローチャートである。図9の中のi、j、k及びDは図
8に示したi、j、k及びDと同じパラメータである。
また図9の中のcountは図7、8に示した値countと同じ
パラメータである。img_blk(pos1(j,k),i)とimg_blk(po
s2(j,k),i)はこれからパディングを行おうとしている1
/8、1/4又は1/2点対称の関係にある画素のサン
プル値で、pos1(j,k)とpos2(j,k)は、それぞれの水平座
標の値を表す。また、stts_blk(pos1(j,k),i)とstts_bl
k(pos2(j,k),i)は、それぞれimg_blk(pos1(j,k),i)とim
g_blk(pos2(j,k),i)に対応するステータス・ブロックの
中の画素のサンプル値である。処理71は図9のフロー
チャートの矢印の順に従って行われる。
【0025】先ず処理76で、パラメータj、k及びD
を用いてパディングされる画素の水平座標pos1(j,k)
と、その画素に対して1/8、1/4又は1/2点対称
の位置にある画素の水平座標pos2(j,k)を求める。次に
処理77で、もしstts_blk(pos1(j,k),i)が0、つまり
(pos1(j,k),i)に位置する画素がコンテント外のパディ
ングが行われていない画素の場合は処理78に進み、そ
れ以外の場合は処理80に進む。処理78でstts_blk(p
os1(j,k),i)が0でない、つまり(pos2(j,k),i)に位置す
る画素がコンテント内又はコンテント外でパディングが
施されている画素であるならば、処理79に行き、それ
以外なら図8の処理71を直ちに終了させる。
【0026】処理79では(pos1(j,k),i)に位置する画
素に対して水平方向に1/8か1/4か1/2点対称の
位置にある画素を用いたパディングを行う。更に処理7
9ではパディング処理をした印としてstts_blk(pos1(j,
k),i)を0でない値にして、カウンタの値countから1を
引く。処理79の後は、図8の処理71を終了させる。
処理80、81は、処理78、79で処理を行った点対
称関係にある2個の画素に対し、パディングの方向を逆
にした処理を行うことに相当する。
【0027】以上、本発明によるパディング処理の一実
施形態について説明した。但し垂直方向の8画素の中の
コンテントに含まれておらず、且つパディングが行われ
ていない画素に対して垂直方向に1/2、1/4又は1
/8点対称の画素を用いるパディングは、それぞれ水平
方向のパディングの際の1/2、1/4又は1/8点対
称の画素の垂直座標の値と水平座標の値を入れ替えるこ
とで実行が可能となる。つまり図9中のimg_blk(pos1
(j,k),i)をimg_blk(i,pos1(j,k))、img_blk(pos2(j,k),
i)をimg_blk(i,pos2(j,k))、stts_blk(pos1(j,k),i)をs
tts_blk(i,pos1(j,k))、stts_blk(pos2(j,k),i)をstts_
blk(i,pos2(j,k))に置き換えることにより、パディング
が施される画素に対して垂直方向に1/2、1/4か1
/8点対称のいずれかの画素を用いたパディングが実行
できる。
【0028】<実施形態2>図10は本発明による画像
信号の符号化装置の一実施形態の構成を示すブロック図
である。8×8画素の画素ブロック9に分割され画素信
号9は、画像信号取り込み部82のメモリに取り込まれ
る。同時に画素ブロック9に対応するアルファ・プレー
ン6はアルファ・プレーン取り込み部83のメモリに記
憶される。なお、画素ブロック9及びアルファ・プレー
ン6の生成については、従来良く知られているので説明
を省く。メモリには画素ブロックのパディング状態を示
すステータス・ブロック84が設けられる。ステータス
・ブロック84は複写制御部93によってアルファ・プ
レーン6の内容が転写される。この際、複写制御部93
は画素ブロック9内でパディングすべき画素数を計数
し、パディング処理部85のカウンタ87にセットす
る。
【0029】パディング処理部85は、判別部86及び
判別部86からの判別結果に基づき制御されるセレクタ
88を持つ。判別部86は、カウンタ87、ステータス
・ブロック84の内容、制御部89のアドレス情報90
を入力し、図7、図8、図9で説明したと同様の判別を
行う。画素ブロック9にパディング処理すべき画素がな
いとき及び画素ブロック9の全ての画素がパディング処
理すべき画素である時は、それぞれ画素ブロック9の全
ての画素を直接選択する及び全ての画素のサンプル値を
0にする。
【0030】画素ブロック9にパディング処理すべき画
素がある時、すなわちカウンタ87の数が画素ブロック
9の総画素数より小さいとき、セレクタ88はパディン
グ処理対称の画素に対して1次元DCTの変換基底上の係
数が1/2点対称、1/4点対称又は1/8点対称とな
る画素のいずれかで、上記画素ブロック9のコンテンツ
領域の画素のサンプル値又はすでにパディングされたサ
ンプル値を選択するように制御される。上記サンプル値
の選択は点対称アドレス選択部91によって選択された
アドレスによって画像信号取り込み部82から読み出さ
れる。アドレス選択部91は制御部89のアドレス情報
90(i,j,k,D)を対象画像のアドレスに変換
し、変換したアドレスを読み出しアドレスとしてサンプ
ル値を読み出す回路で構成される。1つの画素のパディ
ング処理を行ったときは、判定部86によりカウンタ8
7のカウント値を1だけ減数すると共に、ステータス・
ブロック84の中で、パディング処理した画素に対応す
る画素のステータスをパディング処理が済んだことを表
す状態に変更する。
【0031】符号変換部92はパディング処理部85で
処理された画素ブロックの信号を2次元DCTによる変
換符号化を行う。符号変換部92は従来知られている2
次元DCT回路94、DCTされた信号を量子化し符号
化する可変長符号化回路95で構成される。また、制御
部89は当然のことながら、画像信号取り込み部82、
アルファ・プレーン取り込み部83の書き込み、更新の
制御、複写制御部93の駆動制御を行う。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、コンテントの外側にパ
ディングするサンプル値として一定位置関係にある画素
のサンプル値を直接用いれば良く、輝度値を計算する必
要が無いことから、従来のパディング方法よりも演算負
荷をかけずに高い情報圧縮率を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アルファ・プレーンで切り出される画挿の様子
を表した図
【図2】符号化される8×8画素ブロックの例を表した
【図3】8画素の1次元DCTの変換基底の図
【図4】本発明で用いる点対称の概念に関する図
【図5】本発明の原理説明のための8×8画素ブロック
と1次元DCTの変換基底関係を示す図
【図6】本発明の原理説明のための8画素の1次元DCT
の各変換基底が持つ点対称性を利用したパディング方法
を説明する図
【図7】8×8画素ブロックのコンテントの外側の画素
にパディングを実施する方法の例を表すフローチャート
【図8】本発明による画像信号の符号化法の一実施形態
におけるパディングすべき画素に対して水平方向に1/
2、1/4又は1/8点対称の画素を用いたパディング
処理のフローチャート
【図9】図8の処理71の詳細を説明したフローチャー
【図10】本発明による画像信号の符号化装置の一実施
形態を示すブロック構成図
【符号の説明】
1:画像、2:アルファ・プレーン、 3:アルファ・プレーン上の画素の値が総て0の領域、 4:アルファ・プレーン上の画素の値が総て0以外の領
域、 5:コンテントの領域、 6:アルファ・プレーンを分割したブロック、 7:アルファ・プレーンを分割したブロックで透明を表
す領域、 8:アルファ・プレーンを分割したブロックで不透明を
表す領域、 9:画像を分割したブロック、10:画像を分割したブ
ロックのコンテントの領域、 11:画素ブロックのコンテントの外側の領域、 12:パディングされたコンテント外の領域、 13…20:8画素の1次元DCTの変換基底、 21…28:8画素の1次元DCTの変換基底の係数、 29:1/2点対称の変換基底の例、30:1/4点対
称の変換基底の例、 31:1/8点対称の変換基底の例、32:パディング
が施される画素、 33…38:点対称の係数対を持つ変換基底、 39…44:画素32に対して点対称の位置に存在する
画素、 45…50:パディングが施される画素に対して点対称
の画素のサンプル値を用いてパディングを行う操作、 51〜81:処理 82:画像信号取り込み部、83アルファプレーン取り
込み部:、 84:ステータス・ブロック、85:パディング処理
部、86:判別部、 87:カウンタ、88:セテクタ、89:制御部、9
0:アドレス、 91:点対称アドレス選択部、92:符号変換部、9
3:複写制御部、 94:DCT回路、95:可変長符号化部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N×N画素(Nは水平又は垂直方向の画素
    数)の画素ブロックの画像信号の各画素ブロック内でコ
    ンテントに含まれない画素に対してパディング処理を行
    った後、上記画素ブロックの直交変換による変換符号化
    を行う符号化方法において、 上記パディング処理が上記画素ブロック内の水平又は垂
    直方向へ一列に並んだN画素に適用する直交変換の1次
    元の変換基底上で絶対値が等しく且つ符号が反対である
    点対称の2個の係数に対応する第1及び第2の画素で、
    第1の画素が上記コンテントの内側に存在しているか、
    コンテントの外側に存在し既にパディング処理がされ
    て、第2の画素が上記コンテントの外側でパディングが
    されていないとき、第1の画素のサンプル値を第2の画
    素に代入することを特徴とする画像信号の符号化方法。
  2. 【請求項2】上記Nが8であり、直交変換が2次元DC
    Tであることを特徴とする請求項1記載の画像信号の符
    号化方法。
  3. 【請求項3】上記点対称の2個の係数が水平又は垂直方
    向へ一列に並んだ8画素に対する1次元DCTの変換基
    底上の係数を順番に並べた場合、並べられた係数の1番
    目と8番目、2番目と7番目、3番目と6番目、4番目
    と5番目の間で絶対値が等しく且つ符号が反対である関
    係を1/2点対称、1番目と4番目、2番目と3番目、
    5番目と8番目、6番目と7番目の間で絶対値が等しく
    且つ符号が反対である関係を1/4点対称、1番目と2
    番目、3番目と4番目、5番目と6番目、7番目と8番
    目の間で絶対値が等しく且つ符号が反対である関係を1
    /8点対称と定義し、上記第1及び第2の画素が上記1
    /2点対称、1/4点対称及び1/8点対称のいずれか
    の関係にある2画素であることを特徴とする請求項2に
    記載の画像信号の符号化方法。
  4. 【請求項4】上記水平方向における上記1/2点対称の
    関係にある画素の間でパディングを行う第1の操作、上
    記水平方向における上記1/4点対称の関係にある画素
    の間でパディングを行う第2の操作、上記水平方向にお
    ける1/8点対称の関係にある画素の間でパディングを
    行う第3の操作、上記垂直方向における1/2点対称の
    関係にある画素の間でパディングを行う第4の操作、上
    記垂直方向における1/4点対称の関係にある画素の間
    でパディングを行う第5の操作、上記垂直方向における
    1/8点対称の関係にある画素の間でパディングを行う
    第6の操作の6通りの操作の組み合わせにより、上記画
    素ブロックの中のコンテントに含まれない画素に対しパ
    ディングを行うことを特徴とする請求項3に記載の画像
    信号の符号化方法。
  5. 【請求項5】上記6通りの操作の組み合わせを上記第3
    の操作、第6の操作、第2の操作、第5の操作、第1の
    操作及び第4の操作の順序で上記パディングを行うこと
    を特徴とする請求項4に記載の画像信号の符号化方法。
  6. 【請求項6】上記6通りの操作の組み合わせを上記第6
    の操作、第3の操作、第5の操作、第2の操作、第4の
    操作及び第1の操作の順序で上記パディングを行うこと
    を特徴とする請求項4に記載の画像信号の符号化方法。
  7. 【請求項7】上記パディング処理は上記パディング処理
    前に上記画素ブロックの中のパディング処理すべき画素
    の数を求め、これをメモリに記録し、画素のパディング
    が施される度にメモリに記録されている値を減らし、メ
    モリに記録されている値が、符号化対象となっているコ
    ンテントの外側の画素総てに対してパディングが完了し
    たことを表す値となった場合、上記画素ブロックのパデ
    ィング処理を終了することを特徴とする請求項1ないし
    6の一つに記載の画像信号の符号化方法。
  8. 【請求項8】N×N画素(Nは水平又は垂直方向の画素
    数)の画素ブロックの画像信号取り込み部と、上記画素
    ブロックに対応するアルファ・プレーン取り込み部と、
    画素ブロックのパディング処理状態を示すステータス・
    ブロックと、上記ステータス・ブロックを参照して上記
    画素ブロックの画素をパディングすべきかどうかを判別
    する判別部と、上記判別部がパディングすべきと判別し
    たときパディングすべき画素のサンプル値を上記画素ブ
    ロックのコンテンツ領域の画素のサンプル値又はすでに
    パディングされたサンプル値に置換するパディング処理
    部と、上記パディング処理された画素ブロックの信号を
    2次元DCTによる変換符号化を行う符号変換部とをも
    ち、上記パディング処理部が、上記パディングすべき画
    素が、上記画素ブロック内の水平又は垂直方向へ一列に
    並んだN画素に適用する1次元DCTの変換基底上で、
    絶対値が等しく且つ符号が反対である2個の係数に対応
    する2つの画素の一つであるとき、上記2つの画素の他
    方の画素のサンプル値を代入するサンプル値とするよう
    に構成されたことを特徴とする画像信号の符号化装置。
  9. 【請求項9】上記Nが2のM乗(Mが自然数)であり、
    1次元DCTの変換基底上で絶対値が等しく且つ符号が
    反対である2個の係数に対応する2つの画素は1/(2
    M)点対称の位置の2画素であることを特徴とする請求
    項8記載の画像信号の符号化装置。
  10. 【請求項10】上記Mが3、Nが8であることを特徴と
    する請求項9記載の画像信号の符号化装置。
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