JPH10224323A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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Publication number
JPH10224323A
JPH10224323A JP9021197A JP2119797A JPH10224323A JP H10224323 A JPH10224323 A JP H10224323A JP 9021197 A JP9021197 A JP 9021197A JP 2119797 A JP2119797 A JP 2119797A JP H10224323 A JPH10224323 A JP H10224323A
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JP
Japan
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preamble
time
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Pending
Application number
JP9021197A
Other languages
English (en)
Inventor
Minako Takeishi
美奈子 武石
Takeshi Ikeda
健 池田
Kenichi Takahashi
憲一 高橋
Hiroshi Onishi
博 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多元接続方式を用いて高速同期捕捉を行う無
線通信システムにおいて、TDMAスロットのプリアン
ブル信号に用いる拡散符号を、基地局毎に共通または短
周期とすることで高速同期引き込みを可能とすることを
目的とする。 【解決手段】 基地局のCDM/TDMA送信信号のそ
れぞれのタイムスロットT1〜T4のプリアンブル信号
拡散符号に、データ多重に用いる符号およびタイムスロ
ットに拘わらず、基地局によって共通の拡散符号Cpを
用いることにより、移動局での高速同期引き込みを可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多元接続方式を用
いて高速同期捕捉を行う無線通信システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルにおける無線通信シス
テムでは、周波数分割多元接続(以下、FDMAと記
す。)方式および、時分割多元接続(以下、TDMAと
記す。)方式が検討及び実施されている。また、符号分
割多重接続(以下、CDMAと記す。)方式についても
実施が進められている。しかし、更なるチャネル数の増
大、周波数利用効率の向上等の要求から、複数の多元接
続方式の併用が提案され、符号分割多重/時分割多元接
続(以下、CDM/TDMAと記す。)方式を用いた通
信システムや、直交周波数分割接続(以下、OFDMと
記す。)方式に関しても検討が進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CDM
A方式および、TDMA方式のどちらもが高度な同期捕
捉技術が必要な方式であり、その2つを併用したCDM
/TDMA方式は、さらに高速な同期捕捉技術が要求さ
れる。また、CDMA方式での通信の場合、多重に用い
る符号の選び方やシステムの構成方法により、周波数利
用効率が大きく変わるため、この点においてはOFDM
方式の方が周波数利用効率は良い。ただし、このOFD
M方式は1対多のような放送形式に適しており、複数の
移動局から基地局への送信といった状況にはそれぞれの
移動局の同期を取ることが難しく、不適切である。
【0004】本発明は、TDMAスロットのプリアンブ
ル信号に適用する拡散符号を、その基地局毎に共通また
は短周期とすることで高速同期引き込みを可能とするこ
とを目的とする。
【0005】また、基地局からの送信にOFDM方式を
用い、個々の移動局からの送信には非同期でCDMA方
式を用いることにより、複雑な制御を行うことなく周波
数利用効率を上げることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、基地局からのCDM/TDMA送信信号に
おいて、それぞれのタイムスロットのプリアンブル信号
拡散符号に、データの多重に用いている符号およびタイ
ムスロットに拘わらず、基地局によって共通の拡散符号
を用いるか、もしくは、データの拡散符号の周期よりも
短い符号周期の拡散符号を用いることにしたものであ
る。また、基地局からの送信にOFDM方式を用い、同
期をとるのが困難な個々の移動局からの送信には非同期
でCDMA方式を用いることにしたものである。
【0007】これにより、移動局側では、プリアンブル
の高速同期捕捉とそれに続くデータ部分の逆拡散符号同
期が実現可能となる。また、基地局、移動局といった、
一方では多重の同期が容易にでき、他方では同期をとり
あうのが困難なシステムにおいては、OFDM、CDM
Aといった異なる多元接続の方式を用いることで、各々
の方式の特徴を活かし、周波数利用効率を上げることが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、基地局と複数の移動局とを有する通信システムにお
いて、直接スペクトル拡散を用いた符号分割多重接続方
式で、かつ各々の符合毎に時分割多元接続方式の通信回
線を有し、前記基地局からのそれぞれの時分割されたタ
イムスロットのプリアンブル信号の拡散符号として、前
記基地局毎に共通の符号を用いることを特徴とする無線
通信システムであり、分割/多元に用いた符号およびス
ロットタイミングに関係なく、プリアンブル信号の拡散
符号を共通にして基地局から同期して送信することで、
プリアンブルの信号レベルが上がり、移動局側では同期
捕捉が容易になり、プリアンブル同期がとれれば、以降
のデータ部分に関しては、個々の分割符号の逆拡散符号
同期が容易に捕捉可能となる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、基地局と
複数の移動局とを有する通信システムにおいて、直接ス
ペクトル拡散を用いた符号分割多重接続方式で、かつ各
々の符合毎に時分割多元接続方式の通信回線を有し、前
記基地局からのそれぞれの時分割されたタイムスロット
のプリアンブル信号の拡散符号として、通信データの拡
散符号よりも周期の短い符号を用いることを特徴とする
無線通信システムであり、データ拡散符号より短い周期
の符号をプリアンブルの拡散符号に用いることで、プリ
アンブルの高速引き込みが可能となり、さらにプリアン
ブル同期以降のデータ部分に関しての逆拡散符号同期が
容易となる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、基地局と
複数の移動局とを有する通信システムにおいて、直接ス
ペクトル拡散を用いた符号分割多重接続方式で、かつ各
々の符合毎に時分割多元接続方式の通信回線を有し、前
記基地局からのそれぞれの時分割されたタイムスロット
のプリアンブル信号の拡散符号として、前記基地局毎に
共通で、かつ通信データの拡散符号よりも周期の短い符
号を用いることを特徴とする無線通信システムであり、
プリアンブル信号の拡散符号に、データ拡散符号より短
い周期の符号を、分割/多元に用いた符号および、スロ
ットタイミングに関係なく共通に用い、基地局から同期
して送信することで、移動局側ではプリアンブルの高速
引き込みが可能となり、さらにプリアンブル同期以降の
データ部分に関しての逆拡散符号同期が容易となる。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、基地局と
複数の移動局とを有する通信システムにおいて、前記基
地局側から前記移動局側へ通信する下り回線には直交周
波数分割多重方式を用い、前記移動局側から前記基地局
側へ通信する上り回線には符号分割多重接続方式を用い
ることを特徴とする無線通信システムであり、基地局側
からの送信には全チャネルのタイミング同期が容易なO
FDM方式を用い、個々の移動局から基地局への送信に
は非同期CDMA方式を用いて通信を行うことで、各々
の方式の特徴を活かし、周波数利用効率を上げることが
可能となる。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、実施の形態1における基地局
から各移動局に送信するデータの拡散符号/タイムスロ
ット割り当て構成を示す概念図である。図1では、フレ
ームタイミングkを4個のタイムスロットに分割したも
のを示し、それぞれT1〜T4とする。11は符号チャ
ネル1の送信信号列であり、それぞれのタイムスロット
におけるプリアンブルをP1〜P4、データをDB1k
〜DB4kとし、それぞれの括弧内は、プリアンブルを
拡散するプリアンブル拡散符号Cp、データを拡散する
データ拡散符号C11を示す。同様に、12は符号チャ
ネル2の送信信号列で、符号チャネルのプリアンブルを
P1〜P4、データをDB5k〜DB8kとし、プリアン
ブル拡散符号をCp、データ拡散符号をC12とする。
同様に、13は符号チャネル3の送信信号列で、符号チ
ャネルのプリアンブルをP1〜P4、データをDB9k
〜DB12kとし、プリアンブル拡散符号をCp、デー
タ拡散符号をC13とする。
【0013】図2は各移動局への送信データ列を示す概
念図である。図2において、各移動局へのそれぞれの送
信データ列をD1〜D12、各々のデータ列から任意の
タイミングkで生成されるバーストデータをDB1k
DB12kとする。
【0014】以下、図1、図2を用いてその信号構成を
説明する。図2において、それぞれの移動局への送信デ
ータ列D1〜D12をスロットの大きさに合わせて区切
り、システム内で予め決められた手段を用いて時間圧縮
し、バーストデータDB1k〜DB12k (kは任意の
フレームタイミング)を生成する。生成された12個の
バーストデータを、図1に示すような符号チャネル/タ
イムスロットの組み合わせの中に割り当てる。このとき
各タイムスロットのプリアンブルパターンP1〜P4
は、符号チャネルに関係なくスロットタイミングによっ
て決まる。次に、拡散信号を生成するにあたり、図1に
示したように、プリアンブルP1〜P4は符号チャネ
ル、スロットタイミングに関係なく拡散符号Cpを用い
て拡散する。各スロット内のデータDB1k〜DB12k
は、各々対応する拡散符号C11〜C13を用いて拡
散、送信信号データ列を生成する。
【0015】移動局側では、割り当てられたタイムスロ
ットのプリアンブルタイミングに併せて符号Cpで符号
およびクロック同期捕捉を行い、同期捕捉後はプリアン
ブル以降の拡散データ信号を予め割り当てられた拡散符
号Ci(11≦i≦13)で逆拡散する。このとき、プ
リアンブルで符号、クロック同期がとれているので、デ
ータ拡散符号Ciで改めて符号同期を行う必要はなく、
同期引き込みが容易に行える。
【0016】以上においては、各符号チャネル毎に送信
データ列を生成した後、個々のデータ列を拡散する手順
を用いたが、多重符号、スロットタイミングに依存しな
い、全プリアンブルに共通の拡散符号をもつ符号割り当
て方式であれば、プリアンブル、データを予め割り当て
られた拡散符号で拡散した後に送信信号列を生成し、送
信する手順でもよい。また、符号分割数3、タイムスロ
ット分割数4としたが、CDM/TDMA多重接続に従
う方式であれば多重数、移動局数は限定されない。
【0017】以上のように本実施の形態によれば、符号
およびスロットタイミングに関係なく基地局からのプリ
アンブル信号の拡散符号を共通にして送信することで、
各スロットタイミングでは、プリアンブル信号の時だけ
全符号チャネルが同じ信号であるため、信号レベルが上
がり、移動局側ではプリアンブルの同期捕捉が容易にな
り、以降のデータ部分に関しても同様に高速の符号同期
が可能となる。
【0018】(実施の形態2)図3は、実施の形態2に
おける基地局から各移動局に送信するデータの拡散符号
/タイムスロット割り当て構成を示す概念図である。図
3では、フレームタイミングkを4個のタイムスロット
に分割したものを示し、それぞれT1〜T4とする。2
1は符号チャネル1の送信信号列であり、それぞれのタ
イムスロットにおけるプリアンブルをP1〜P4、デー
タをDB1k〜DB4kとし、それぞれの括弧内は、プリ
アンブルを拡散する周期長Nのプリアンブル拡散符号C
P1N〜CP4N、データを拡散する周期長M(MはNの倍
数)のデータ拡散符号C21M を示す。同様に、22は
符号チャネル2の送信信号列で、符号チャネルのプリア
ンブルをP1〜P4、データをDB5k〜DB8kとし、
プリアンブル拡散符号をCP1 N〜CP4N、データ拡散符号
をC22M とする。同様に、23は符号チャネル3の送
信信号列で、符号チャネルのプリアンブルをP1〜P
4、データをDB9k 〜DB12k とし、プリアンブル
拡散符号をCP1N〜CP4N、データ拡散符号をC23M
する。
【0019】各移動局への送信データ列の概念図とし
て、図2を用いる。図2において、各移動局へのそれぞ
れの送信データ列をD1〜D12、各々のデータ列から
任意のタイミングkで生成されるバーストデータをDB
k〜DB12kとする。
【0020】以下、図3、図2を用いてその信号構成を
説明する。図2において、それぞれの移動局への送信デ
ータ列D1〜D12をスロットの大きさに合わせて区切
り、システム内で予め決められた手段を用いて時間圧縮
し、バーストデータDB1k〜DB12k (kは任意の
フレームタイミング)を生成する。生成された12個の
バーストデータを、図3に示すような符号チャネル/タ
イムスロットの組み合わせの中に割り当てる。このとき
各タイムスロットのプリアンブルパターンP1〜P4
は、符号チャネルに関係なくスロットタイミングによっ
て決まる。次に、拡散信号を生成するにあたり、図3に
示したように、プリアンブルP1〜P4はそれぞれ周期
長Nのプリアンブル拡散符号CP1N〜CP4Nを割り当て拡
散する。更に、各スロット内のデータDB1k〜DB1
kは、各々対応する周期長Mの拡散符号C21M〜C2
Mを用いて拡散、送信信号データ列を生成する。
【0021】移動局側では、割り当てられたタイムスロ
ットのプリアンブルタイミングに併せて対応する拡散符
号 CPjN(1≦j≦4)を用いて符号およびクロック同
期捕捉を行い、同期捕捉後はプリアンブル以降の拡散デ
ータ信号を予め割り当てられた拡散符号 CiM(21≦
i≦23)で逆拡散する。このとき、プリアンブルで符
号、クロック同期がとれているので、データ拡散符号C
M で改めて符号同期を行う必要はなく、同期引き込み
が容易に行える。
【0022】以上においては、各符号チャネル毎に送信
データ列を生成した後、個々のデータ列を拡散する手順
を用いたが、多重符号、スロットタイミングに依存しな
い、全プリアンブルに共通の拡散符号をもつ符号割り当
て方式であれば、プリアンブル、データを予め割り当て
られた拡散符号で拡散した後に送信信号列を生成し、送
信する手順でもよい。また、符号分割数3、タイムスロ
ット分割数4としたが、CDM/TDMA多重接続に従
う方式であれば多重数、移動局数は限定されない。
【0023】以上のように本実施の形態によれば、デー
タ拡散符号より短い周期の符号をプリアンブルの拡散符
号に用いることで、移動局側ではプリアンブルの高速引
き込みが容易になり、以降のデータ部分に関しても同様
に高速の符号同期が可能となる。
【0024】(実施の形態3)図4は、実施の形態3に
おける基地局から各移動局に送信するデータの拡散符号
/タイムスロット割り当て構成を示す概念図である。図
4では、フレームタイミングkを4個のタイムスロット
に分割したものを示し、それぞれT1〜T4とする。3
1は符号チャネル1の送信信号列であり、それぞれのタ
イムスロットにおけるプリアンブルをP1〜P4、デー
タをDB1k〜DB4kとし、それぞれの括弧内は、プリ
アンブルを拡散する周期長Nの共通のプリアンブル拡散
符号CPN、データを拡散する周期長M(MはNの倍数)
のデータ拡散符号C31M を示す。同様に、32は符号
チャネル2の送信信号列で、符号チャネルのプリアンブ
ルをP1〜P4、データをDB5k〜DB8kとし、プリ
アンブル拡散符号をCPN、データ拡散符号をC32M
する。同様に、33は符号チャネル3の送信信号列で、
符号チャネルのプリアンブルをP1〜P4、データをD
B9k 〜DB12kとし、プリアンブル拡散符号をC
PN、データ拡散符号をC33M とする。
【0025】各移動局への送信データ列の概念図とし
て、図2を用いる。図2において、各移動局へのそれぞ
れの送信データ列をD1〜D12、各々のデータ列から
任意のタイミングkで生成されるバーストデータをDB
k〜DB12kとする。
【0026】以下、図4、図2を用いてその信号構成を
説明する。図2において、それぞれの移動局への送信デ
ータ列D1〜D12をスロットの大きさに合わせて区切
り、システム内で予め決められた手段を用いて時間圧縮
し、バーストデータDB1k〜DB12k (kは任意の
フレームタイミング)を生成する。生成された12個の
バーストデータを、図4に示すような符号チャネル/タ
イムスロットの組み合わせの中に割り当てる。このとき
各タイムスロットのプリアンブルパターンP1〜P4
は、符号チャネルに関係なくスロットタイミングによっ
て決まる。次に、拡散信号を生成するにあたり、図4に
示したように、プリアンブルP1〜P4は符号チャネ
ル、スロットタイミングに関係なく共通の周期長Nのプ
リアンブル拡散符号CPNを割り当て拡散する。更に、各
スロット内のデータDB1k 〜DB12k は、各々対応
する周期長Mの拡散符号C31M〜C33Mを用いて拡
散、送信信号データ列を生成する。
【0027】移動局側では、割り当てられたタイムスロ
ットのプリアンブルタイミングに併せて拡散符号CPN
用いて符号およびクロック同期捕捉を行い、同期捕捉後
はプリアンブル以降の拡散データ信号を予め割り当てら
れた拡散符号 CiM(31≦i≦33)で逆拡散する。
このとき、プリアンブルで符号、クロック同期がとれて
いるので、データ拡散符号CiM で改めて符号同期を行
う必要はなく、同期引き込みが容易に行える。
【0028】以上においては、各符号チャネル毎に送信
データ列を生成した後、個々のデータ列を拡散する手順
を用いたが、多重符号、スロットタイミングに依存しな
い、全プリアンブルに共通の拡散符号をもつ符号割り当
て方式であれば、プリアンブル、データを予め割り当て
られた拡散符号で拡散した後に送信信号列を生成し、送
信する手順でもよい。また、符号分割数3、タイムスロ
ット分割数4としたが、CDM/TDMA多重接続に従
う方式であれば多重数、移動局数は限定されない。
【0029】以上のように本実施の形態によれば、デー
タ拡散符号より短い周期の符号を、分割/多元した符号
およびスロットタイミングに関係なく共通に用い、基地
局から同期して送信し、データ拡散符号より短い周期の
符号をプリアンブルの拡散符号に用いることで、各スロ
ットタイミングではプリアンブル信号の時だけ全符号チ
ャネルが同じ信号であるため、信号レベルが上がり、移
動局側ではプリアンブルの同期捕捉が容易になり、以降
のデータ部分に関しても同様に高速の符号同期が可能と
なる。
【0030】(実施の形態4)図5(a)は、実施の形
態4における基地局と移動局間の通信システムの一例を
示す概念図である。図5(a)の通信システムは、基地
局からの恒常的な複数チャネルの送信データに対し、移
動局側で一時的な送信内容、順番の変更要求を行うもの
である。図5(a)において、51はシステムの基地
局、52〜57は移動局を示す。
【0031】図5(b)は、図5(a)の通信システム
における基地局および移動局の無線通信部の一例を示す
回路ブロック図である。図5(b)において、基地局側
の構成は、500が基地局制御部、510が基地局無線
部、511が無線データ制御部、512がOFDM変調
部、513がスペクトル拡散受信復号回路513a 〜5
13k を持つCDMA受信部、514が送信アンテナ、
515が受信アンテナである。また、移動局側の構成
は、520が移動局無線部ブロック、521が移動局制
御部、522がOFDM復調部、523がCDMA送信
部、524がアンテナ切り替え器、525がアンテナで
ある。
【0032】以上のように構成された無線通信システム
について説明する。基地局無線データ制御部511に
は、基地局制御部500が選択した、上り回線CDMA
符号などのセル内制御情報や、交通情報、地理、気象情
報、ニュース等のサービスチャネルのデータが送られて
くる。基地局から無線で同時送信可能なLチャネル分の
この送信データは、基地局無線データ制御部511から
OFDM変調部512に送られ、無線変調されてアンテ
ナ514から送信される。
【0033】移動局では、基地局からの送信信号をアン
テナ525で受信し、OFDM復調部522でデータ復
調し、移動局制御部521で目的とする情報チャネルを
探す。希望のチャネルが送信されてこなかった場合、移
動局制御部521は基地局に対し、そのチャネルの送信
要求を行う。このとき、移動局制御部521では、要求
情報を乗せた送信信号データ列RDを生成するととも
に、基地局より送信されている前記上り回線CDMA符
号の情報の中から一つCDMA符号Crを選択し、CD
MA送信部523へ送る。CDMA送信部523では、
移動局制御部521より送られた送信信号データ列RD
をCrで拡散し、無線変調して送信する。
【0034】基地局側のCDMA受信部513では、そ
れぞれのCDMA符号に対応するスペクトル拡散受信復
号回路 513i(a≦i≦k)が、受信アンテナ515
からの受信信号を常時監視し、入力信号があった場合
は、CDMA復号したデータを無線データ制御部511
へ送る。無線データ制御部511では、CDMA受信部
513で復号されたデータから、移動局からの要求を解
読し、基地局制御部500に送る。基地局制御部500
では、送信サービスチャネルの内容変更、もしくは送信
順番を繰り上げる等の対応を行う。移動局側では、任意
の時間サイクルで、希望チャネルが送信されるまで要求
を繰り返す。
【0035】以上においては、基地局側では放送に近い
送信形態で、移動局側では非同期で単発の要求信号送信
といった、双方向同時通信ではないシステムを示した
が、基地局、移動局といった、一方では多重の同期が容
易にできるが、他方では同期をとりあうのが困難である
ようなシステムであれば、同時双方向通信であるか否か
は特に限定されない。
【0036】以上のように本実施の形態によれば、基地
局、移動局といった、一方では多重の同期が容易にで
き、他方では同期をとりあうのが困難なシステムで、基
地局側からの送信には全チャネルのタイミング同期が容
易なOFDM方式を用い、個々の移動局から基地局への
送信には非同期CDMA方式を用いて通信を行うこと
で、各々の方式の特徴を活かし、周波数利用効率を上げ
ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基地局か
らのCDM/TDMA送信信号において、それぞれのタ
イムスロットのプリアンブルの拡散符号に、データの多
重に用いる符号およびタイムスロットに拘わらず基地局
によって共通の拡散符号を用いるか、もしくはデータの
拡散符号の周期よりも短い符号周期の拡散符号を用いる
ことにより、移動局側ではプリアンブルの高速同期捕捉
とそれに続くデータ部分の逆拡散符号の高速同期確立が
実現可能になるという有利な効果が得られる。
【0038】また、一方では多重の同期が容易にでき、
他方では同期をとりあうのが困難なシステムにおいて、
同期をとるのが容易な場合の送信にはOFDM方式を用
い、同期を取り合うのが困難な個々の移動局から基地局
への送信には非同期CDMA方式を用いることで、各々
の方式の特徴を活かし、周波数利用効率を上げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における基地局から各移
動局に送信するデータの拡散符号/タイムスロット割り
当て構成を示す概念図
【図2】本発明の一実施の形態における各移動局への送
信データ列を示す概念図
【図3】本発明の一実施の形態における基地局から各移
動局に送信するデータの拡散符号/タイムスロット割り
当て構成を示す概念図
【図4】本発明の一実施の形態における基地局から各移
動局に送信するデータの拡散符号/タイムスロット割り
当て構成を示す概念図
【図5】(a)本発明の一実施の形態における基地局と
移動局間の通信システムの一例を示す概念図 (b)本発明の一実施の形態における基地局および移動
局の無線通信部の一例を示す回路ブロック図
【符号の説明】
11 符号チャネル1の送信信号列 12 符号チャネル2の送信信号列 13 符号チャネル3の送信信号列 21 符号チャネル1の送信信号列 22 符号チャネル2の送信信号列 23 符号チャネル3の送信信号列 31 符号チャネル1の送信信号列 32 符号チャネル2の送信信号列 33 符号チャネル3の送信信号列 51 基地局 52、53、54、55、56、57 移動局 500 基地局制御部 510 基地局無線部ブロック 511 無線データ制御部 512 OFDM変調部 513 CDMA受信部 514 送信アンテナ 515 受信アンテナ 520 移動局無線部ブロック 521 移動局制御部 522 OFDM復調部 523 CDMA送信部 524 アンテナ切り替え器 525 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 博 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と複数の移動局とを有する通信シ
    ステムにおいて、直接スペクトル拡散を用いた符号分割
    多重接続方式で、かつ各々の符合毎に時分割多元接続方
    式の通信回線を有し、前記基地局からのそれぞれの時分
    割されたタイムスロットのプリアンブル信号の拡散符号
    として、前記基地局毎に共通の符号を用いることを特徴
    とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 基地局と複数の移動局とを有する通信シ
    ステムにおいて、直接スペクトル拡散を用いた符号分割
    多重接続方式で、かつ各々の符合毎に時分割多元接続方
    式の通信回線を有し、前記基地局からのそれぞれの時分
    割されたタイムスロットのプリアンブル信号の拡散符号
    として、通信データの拡散符号よりも周期の短い符号を
    用いることを特徴とする無線通信システム。
  3. 【請求項3】 基地局と複数の移動局とを有する通信シ
    ステムにおいて、直接スペクトル拡散を用いた符号分割
    多重接続方式で、かつ各々の符合毎に時分割多元接続方
    式の通信回線を有し、前記基地局からのそれぞれの時分
    割されたタイムスロットのプリアンブル信号の拡散符号
    として、前記基地局毎に共通で、かつ通信データの拡散
    符号よりも周期の短い符号を用いることを特徴とする無
    線通信システム。
  4. 【請求項4】 基地局と複数の移動局とを有する通信シ
    ステムにおいて、前記基地局側から前記移動局側へ通信
    する下り回線には直交周波数分割多重方式を用い、前記
    移動局側から前記基地局側へ通信する上り回線には符号
    分割多重接続方式を用いることを特徴とする無線通信シ
    ステム。
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