JPH10222288A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JPH10222288A
JPH10222288A JP9023899A JP2389997A JPH10222288A JP H10222288 A JPH10222288 A JP H10222288A JP 9023899 A JP9023899 A JP 9023899A JP 2389997 A JP2389997 A JP 2389997A JP H10222288 A JPH10222288 A JP H10222288A
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JP
Japan
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board
mouse
input device
pointing device
antenna
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JP9023899A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Amijima
和博 網島
Shusaku Tanabe
秀作 田辺
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位装置と接続するための通信ケーブルをな
くして、ポインティングデバイスの操作性を改善した入
力装置を提供する。 【解決手段】 1は入力装置を構成するマウスであり、
その内部の底面近傍にループ状アンテナ11が底面と平
行に円環状に配置されている。2はマウス1とともに入
力装置を構成する盤であって、この盤2の内部にもルー
プ状アンテナ21、及び回路部22が配置されている。
3は盤2の回路部22と接続され、入力装置と上位装置
との間でデータの送受信を行うためのケーブルである。
操作者がマウス1を盤2の上で移動させたときのX軸方
向の変位量とY軸方向の変位量等の信号は、ループ状の
アンテナ11とアンテナ21の間を電磁結合することに
よって、盤2に伝送されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータやワークステーションなどのGUI(グラフィ
カルユーザインタフェース)環境において、表示装置の
画面上のポインティングデバイスとして使われる入力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に従来のポインティングデバイスの
使用例を示す。この種のポインティングデバイスとして
は、マウス、トラックボール、或いはスティックなどが
一般に使用されているが、図9に示すポインティングデ
バイスは、メカニカルマウスと呼ばれているマウス10
1である。このマウス101は、通信用ケーブル102
によりパーソナルコンピュータ本体103と接続して使
用される。104はCRT等の表示装置、105はキー
ボードである。
【0003】つぎに、図10に従来のマウス内部の詳細
な構成を示す。111,112は入力用のスイッチであ
る。113,114は、金属或いは硬質樹脂等でできた
球体115に接触して、マウス101のX軸方向の変位
量とY軸方向の変位量を別々に検出するエンコーダーで
ある。116はスイッチ111,112とエンコーダ−
113,114の制御、及び上位装置、例えばパーソナ
ルコンピュータ本体103とのインタフェース信号を制
御する回路部である。
【0004】このようなマウス101は、キーボード1
05のカーソルキー等を操作して表示装置104の画面
上でポインタを操作することに比較すると、迅速な操作
が可能になる等の利点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マウスは、通信用ケーブル102がマウス操作の妨げに
なるという欠点があった。
【0006】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、上位装置と接続するための通信
ケーブルをなくして、ポインティングデバイスの操作性
を改善した入力装置を提供することを目的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る入力装置
は、ループ状アンテナを有する盤と、ループ状アンテナ
を有するポインティングデバイスとを備え、前記アンテ
ナ間を電磁結合することによって、前記盤と前記ポイン
ティングデバイスとの間でデータの送受信を行うもので
ある。
【0008】この発明に係る入力装置において、前記盤
と前記ポインティングデバイスは、それぞれ単一のルー
プ状アンテナを備え、前記アンテナ間を電磁結合するこ
とによって、前記盤と前記ポインティングデバイスとの
間でデータを送受信するとともに、前記ポインティング
デバイスへの電力供給を行うように構成できる。
【0009】また、前記盤と前記ポインティングデバイ
スは、それぞれ2組のループ状アンテナを備え、一方の
アンテナ間を電磁結合することによって、前記盤と前記
ポインティングデバイスとの間でデータを送受信すると
ともに、他方のアンテナによって前記ポインティングデ
バイスへの電力供給を行うようにすることもできる。こ
の発明に係る別の入力装置は、ループ状アンテナを有す
る盤と、前記盤とケーブルによって接続された赤外線通
信ユニットと、ループ状アンテナ及び赤外線インタフェ
ース(以下、I/Fと略記する)を有するポインティン
グデバイスとを備え、前記アンテナ間を電磁結合するこ
とによって、前記ポインティングデバイスへの電力供給
を行うとともに、前記盤と前記ポインティングデバイス
との間で赤外線によってデータを送受信するものであ
る。
【0010】また、この発明に係る別の入力装置は、ル
ープ状アンテナを有する盤と、前記盤とケーブルによっ
て接続された無線通信ユニットと、ループ状アンテナ及
び無線I/Fを有するポインティングデバイスとを備
え、前記アンテナ間を電磁結合することによって、前記
ポインティングデバイスへの電力供給を行うとともに、
前記盤と前記ポインティングデバイスとの間で電波によ
ってデータを送受信するものである。
【0011】さらに、この発明に係る入力装置におい
て、前記ポインティングデバイスは、前記盤上で移動操
作されるマウスであってもよい。
【0012】この発明に係る入力装置において、前記ル
ープ状のアンテナを有する盤を、弾性部材で構成するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明をマウスに適用した場合の実施の形態を説明す
る。
【0014】実施の形態1.図1(a)、(b)は、こ
の発明の実施の形態1の入力装置の構成を示す斜視図及
び側面図である。
【0015】図において、1は入力装置を構成するマウ
スであり、その内部の底面近傍にループ状アンテナ11
が底面と平行に円環状に配置されている。2はマウス1
とともに入力装置を構成する盤であって、この盤2の内
部にもループ状アンテナ21、及び回路部22が配置さ
れている。3は盤2の回路部22と接続され、入力装置
と上位装置との間でデータの送受信を行うためのケーブ
ルである。なお、盤2はその上でマウス1を移動させる
関係から、例えば約30cm四方の大きさであって、か
つ所定の弾力を有する弾性部材で構成されている。
【0016】図2は、図1に示すマウス1内部の詳細な
構成を示す平面図である。
【0017】図において、12,13は操作者が指等で
押下操作する入力用のスイッチである。14は金属或い
は硬質樹脂の球体であって、入力装置1が図1の盤2上
を移動することによって回転運動を行う。15、16は
球体14によってマウス1のX軸方向とY軸方向の変位
量を別個に検出するエンコーダである。17はスイッチ
12、13及びエンコーダ15,16の信号を制御する
ための回路部であって、この回路部17にはアンテナ1
1も接続されている。
【0018】操作者がマウス1を盤2の上で移動させる
ことにより、球体14が回転し、エンコーダ15,16
からX軸方向の変位量とY軸方向の変位量をそれぞれ取
り出すことができる。また、操作者が指等でスイッチ1
2,13を押下することにより、入力信号を取り出すこ
とができる。これらの変位量や入力信号は、回路部17
からループ状のアンテナ11とアンテナ21(図1参
照)の間を電磁結合することによって、盤2に伝送され
るようになっている。盤2はゴム等の弾性部材で構成さ
れているから、マウス1の動きを滑らかに、しかも球体
14の動きを伝えやすく、かつアンテナ21への電磁波
に影響を与えない。
【0019】図3は、この発明の実施の形態1の入力装
置の回路構成を示すブロック図である。
【0020】破線22で囲んだ部分は、盤2に実装され
ている回路部を示す。23は制御回路、24は送信デー
タを変調する変調回路、25は変調された信号を増幅す
る増幅回路であり、この増幅回路25の出力信号に基づ
いてアンテナ21に交番電流を流して、電磁波を発生す
る。26はアンテナ21で受けた信号を増幅する増幅回
路、27は信号を復調する復調回路であり、制御回路2
3に受信データを渡す。また、制御回路23はケーブル
3を経由して上位装置とのデータの送受信を行う。
【0021】破線17で囲んだ部分は、マウス1に実装
されている回路部を示す。31は制御回路、34は送信
データを変調する変調回路、35は変調された信号を増
幅する増幅回路であり、この増幅回路35の出力信号に
基づいてアンテナ11に交番電流を流し電磁波を発生す
る。32はアンテナ11で受けた信号を増幅する増幅回
路、33は信号を復調する復調回路であり、制御回路3
1に受信データを渡す。この制御回路31には入力スイ
ッチ12,13が接続され、マウス操作者からの所定の
タイミング信号が制御回路31に入力される。制御回路
31には、エンコーダ15,16からそれぞれX軸方向
の変位量とY軸方向の変位量が入力される。また、36
はアンテナ11と接続された整流回路であって、アンテ
ナ11で受けた交番電流を整流して回路部17に必要な
直流電力を取り出す。
【0022】アンテナ21とアンテナ11は、電磁結合
によりデータの送受信を行うものであって、これらのア
ンテナ11とアンテナ21がそれぞれ送信用と受信用と
を兼用している。
【0023】図4は、この実施の形態1の入力装置の使
用例を示す斜視図である。アンテナを内蔵した盤2とパ
ーソナルコンピュータ等の上位装置4とはケーブル3を
介して接続されている。7はCRT等の表示装置、8は
キーボードである。マウス1と盤2は、それぞれに内蔵
されているアンテナによって電磁結合され、データの授
受が行われるため、従来のマウスのような接続ケーブル
を必要としない構成になっている。
【0024】つぎに、上記構成の入力装置の動作を説明
する。
【0025】まず、マウス1のスイッチ12又は13が
押下されると、制御回路31では対応するタイミング信
号が検出される。制御回路31からは、検出された信号
をあらかじめ定めた出力信号に変換して変調回路34に
出力する。変調信号は、増幅回路35で増幅され、アン
テナ11に交番電流を流すことで電磁波が発生する。そ
の電磁波は、アンテナ11とアンテナ21の電磁結合に
より盤2の回路部22に伝えられ、増幅回路26で増幅
される。次に復調回路により復調され、制御回路23に
データとして伝えられる。このデータは、上位装置4と
入力装置との間で取り決めた信号に変換され、ケーブル
3を経由して上位装置4に伝えられる。
【0026】同様にして、マウス1の変位量に応じて、
エンコーダ15、16からの移動方向および移動量デー
タを、上位装置4に伝えることができる。
【0027】マウス1の電力が低下すると、アンテナ1
1からアンテナ21を介して制御回路23に伝達される
マウス1の出力信号レベルが低下する。この信号レベル
の低下を検知すると、アンテナ21からアンテナ11を
介してマウス1の回路部17に電力低下を知らせ、制御
回路31によってマウス1のアンテナ11からの信号出
力を停止する。そして、同じアンテナ11とアンテナ2
1の電磁結合による誘導起電力に基づいて、マウス1内
の回路部17に電力供給を行う。
【0028】上記実施の形態1では、アンテナ11とア
ンテナ21がデータ送受信用及び電源供給用として兼用
されているため、電力供給中にはマウス1と盤2との間
でのデータ伝送が中断される。しかし、マウス1内に電
力信号からデータを分離するためのデータ分離回路等を
設け、電力キャリアによってアンテナ11、21間で授
受されるデータをAM変調する変調方式とすることによ
って、マウス1と盤2との間でのデータ伝送を継続して
行うことも可能である。
【0029】以上のように構成され、動作する入力装置
は、以下のような効果を有する。
【0030】第1に、マウス1と盤2との間を電磁結合
してデータの送受信を行うことにより、マウス1からケ
ーブルをなくすことができるから、入力装置の操作性が
大幅に向上する。
【0031】第2に、マウス1と盤2との間でデータと
電力とを伝送するようにしたので、マウス1内に電池等
を搭載することなくマウスに電力供給できるから、マウ
ス1の電池交換などが不要であって、半永久的な使用が
可能になる。
【0032】第3に、アンテナを内蔵する盤2が弾性部
材で構成されていることにより、マウス1の操作性が更
に向上する。
【0033】なお、上記実施の形態1では、マウス1側
に整流回路36を設け、アンテナ11で受信した電力信
号から電力を取り出すようにしたが、マウス1内部に電
池を搭載して、その回路部17に電力を供給するように
してもよい。
【0034】また、上記実施の形態1の入力装置は、そ
れぞれアンテナ11とアンテナ21がデータ送受信用と
電源供給用とを兼用する構成であるが、マウス1と盤2
とにそれぞれ2個ずつのアンテナを設ける構成とすれ
ば、電力信号からデータを分離するためのデータ分離回
路が設けられていなくても、継続した電力供給が可能に
なる。
【0035】実施の形態2.図5(a)、(b)は、こ
の発明の実施の形態2の入力装置の構成を示す斜視図及
び側面図である。
【0036】図5において、実施の形態1(図1〜図
4)と対応する部分には同一の参照符号を付けている。
マウス1の内部には、ループ状のアンテナ11とともに
赤外線I/F(インタフェース)18および赤外線透過
フィルター19を備えている。入力装置を構成する盤2
は、ループ状アンテナ21と回路部22を備え、さらに
盤2を上位装置と接続するためのケーブル3には、図示
しない赤外線通信ユニットが接続され、このケーブル3
を介して赤外線通信用ユニットから盤2に電源が供給さ
れている。
【0037】図6は、図5に示すマウス内部の詳細な構
成を示す図である。
【0038】マウス1の内部には、入力用のスイッチ1
2,13、球体14、エンコーダ15,16、スイッチ
12,13及びエンコーダ15,16の制御を行う回路
部17とともに、アンテナ11および赤外線I/F18
が設けられている。
【0039】操作者がマウス1を盤2上で移動させるこ
とにより、球体14が回転し、エンコーダ15,16か
らX軸方向の変位量とY軸方向の変位量を取り出すこと
ができる。また、操作者が指等でスイッチ12,13を
押下することにより、タイミング信号を取り出すことが
できる。そして、この実施の形態2では、これらの変位
量やタイミング信号が回路部17から赤外線I/F18
に出力され、この赤外線I/F18から赤外線透過フィ
ルター19を介して図示しない赤外線通信ユニットに光
伝送される点で、実施の形態1と異なっている。
【0040】図7は、この発明の実施の形態2の入力装
置の回路構成を示すブロック図である。
【0041】破線22で囲んだ部分は、盤2に実装され
ている回路部を示す。28は発振回路、25は発振回路
で生成した信号を増幅する増幅回路であり、この増幅回
路25の出力信号に基づいてアンテナ21に交番電流を
流して、電磁波を発生させる。29はケーブル3から供
給される電源を昇圧もしくは降圧などを行う電源回路で
ある。
【0042】破線17で囲んだ部分は、マウス1に実装
されている回路部を示す。31は制御回路、36はアン
テナ11と接続された整流回路、37は送受信データを
変復調する変復調回路、38は送受信信号の増幅を行う
増幅回路、18は光信号と電気信号との変換を行う赤外
線I/Fである。この制御回路31には入力スイッチ1
2,13が接続され、マウス操作者からの所定のタイミ
ング信号が制御回路31に入力される。制御回路31に
は、エンコーダ15,16からそれぞれX軸方向の変位
量とY軸方向の変位量が入力される。また、回路部22
側のアンテナ21はアンテナ11との電磁結合により回
路部17に電力供給を行う。
【0043】破線5で囲んだ部分は赤外線通信ユニット
である。41は制御回路、42は送受信データを変復調
する変復調回路であり、43は送受信信号の増幅を行う
増幅回路、44は光信号と電気信号との変換を行う赤外
線I/Fである。また、制御回路41はケーブル6を介
して図示しない上位装置とのデータ通信を行うととも
に、ケーブル3を介して回路部22に所定の電力を供給
する。
【0044】図8は、実施の形態2の入力装置の使用例
を示す斜視図である。赤外線通信ユニット5とパーソナ
ルコンピュータ等の上位装置4とは、ケーブル6を介し
て接続されている。7はCRT等の表示装置、8はキー
ボードである。また、赤外線通信ユニット5と盤2とが
ケーブル3を介して接続されている。しかし、マウス1
と盤2にそれぞれ内蔵されているアンテナによって電磁
結合されて電力供給が行われ、マウス1と赤外線通信ユ
ニット5とは、赤外線によってデータを送受信するた
め、マウス1はケーブルを必要としない構成になってい
る。
【0045】つぎに、上記構成の入力装置の動作を説明
する。
【0046】まず、盤2の回路部22には、パーソナル
コンピュータ等の上位装置4からケーブル6、赤外線通
信ユニット5の制御回路41、及びケーブル3を介して
盤2の電源回路29で昇圧または降圧された電源が供給
される。盤2に電源が供給されると、回路部22の発振
回路28では、所定の周波数fの信号が生成され、増幅
回路25で増幅され、負荷であるアンテナ21に交番電
流を流すことによって、そこに磁界が発生する。
【0047】この盤2の上にマウス1を置くと、盤2の
アンテナ21から発生している磁界によりマウス1のア
ンテナ11に誘導起電力が発生する。この起電力を整流
回路36により整流し、マウス1の電源とする。
【0048】次に、マウス1のスイッチ12又は13が
押下されると、制御回路31では対応するタイミング信
号が検出される。また、マウス1を移動すると、その変
位量がエンコーダ15、16からの移動方向及び移動量
データとして制御回路31に渡される。制御装置31で
は、このスイッチ検出信号や移動方向及び移動量データ
をあらかじめ定められたフォーマットのデータに変換し
て、変復調回路37に出力する。制御回路31から変復
調回路37へ渡されたデータは、そこで変調され、増幅
回路38で信号増幅され、赤外線I/F18で光信号に
変換されて、マウス1から図6に示す赤外線透過フィル
ター19を通して外部に放射される。
【0049】赤外線通信ユニット5では、マウス1から
放射された赤外線の信号を赤外線I/F44により図示
しない赤外線透過フィルターを通して受信する。この受
信データは増幅回路43にて信号増幅され、変復調回路
42にて復調され、制御回路41に渡される。このデー
タは、上位装置4と入力装置との間で取り決めた信号に
変換され、ケーブル6を経由して上位装置4に伝えられ
る。
【0050】以上のように構成され、動作する入力装置
は、以下のような効果を有する。
【0051】第1に、データの送受信を光通信で行うこ
とにより、入力装置の可動部分であるマウス1からケー
ブルをなくすことができるから、その操作性が大幅に向
上する。
【0052】第2に、マウス1の電源を電磁結合により
盤2から供給するようにしたので、マウス1内に電池等
を搭載する必要がない。
【0053】第3に、データの送受信が光通信で行われ
るために、盤2のアンテナなどから発生する電磁ノイズ
の影響を全く受けず、データ伝送の信頼性を向上するこ
とができる。
【0054】なお、上記実施の形態2では、マウス1お
よび赤外線通信ユニット5にそれぞれ赤外線I/F1
8,44を設けて、光通信によるデータ送受信を行って
いたが、これら赤外線I/F18,44の代わりに、例
えばマイクロストリップラインを用いたマイクロ波用ア
ンテナと無線I/Fなどを設けて、電波によるデータ送
受信を行うことも可能である。
【0055】また、いずれの実施の形態とも、上位装置
に1つの盤2だけを接続する場合を説明したが、複数の
盤を上位装置に接続して、いずれかの盤を選択して使用
することも可能である。また、ポインティングデバイス
としてマウスを使用した場合を説明したが、この発明を
トラックボール、或いはスティックなどを使用する入力
装置に適用する場合でも、その可動部分からケーブルを
なくすことで、同様の効果を奏することができる。
【0056】
【発明の効果】この発明の入力装置は、以上に説明した
ように構成されているので、上位装置と接続するための
通信ケーブルをなくして、ポインティングデバイスの操
作性を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 同図(a)、(b)は、この発明の実施の形
態1の入力装置の構成を示す斜視図及び側面図である。
【図2】 図1に示すマウス内部の詳細な構成を示す図
である。
【図3】 この発明の実施の形態1の入力装置の回路構
成を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態1の入力装置の使用例を示す斜視
図である。
【図5】 同図(a)、(b)は、この発明の第2の実
施形態1の入力装置の構成を示す斜視図及び側面図であ
る。
【図6】 図5に示すマウス内部の詳細な構成を示す図
である。
【図7】 この発明の実施の形態2の入力装置の回路構
成を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態2の入力装置の使用例を示す斜視
図である。
【図9】 従来の入力装置の一例を示す斜視図である。
【図10】 従来のマウスの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 マウス、 2 盤、 3,6 ケーブル、 4 上
位装置(パーソナルコンピュータ)、 5 赤外線通信
ユニット、 7 表示装置、 8 キーボード、 1
1,21 ループ状アンテナ、 12,13 入力用ス
イッチ、 14球体、 15、16 エンコーダ、 1
7,22 回路部、 18 赤外線I/F(インタフェ
ース)、 19 赤外線透過フィルター、 29 電源
回路、36 整流回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状アンテナを有する盤と、 ループ状アンテナを有するポインティングデバイスとを
    備え、 前記アンテナ間を電磁結合することによって、前記盤と
    前記ポインティングデバイスとの間でデータの送受信を
    行うようにしたことを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記盤と前記ポインティングデバイス
    は、それぞれ単一のループ状アンテナを備え、 前記アンテナ間を電磁結合することによって、前記盤と
    前記ポインティングデバイスとの間でデータを送受信す
    るとともに、前記ポインティングデバイスへの電力供給
    を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の入
    力装置。
  3. 【請求項3】 前記盤と前記ポインティングデバイス
    は、それぞれ2組のループ状アンテナを備え、 一方のアンテナ間を電磁結合することによって、前記盤
    と前記ポインティングデバイスとの間でデータを送受信
    するとともに、他方のアンテナによって前記ポインティ
    ングデバイスへの電力供給を行うようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 ループ状アンテナを有する盤と、 前記盤とケーブルによって接続された赤外線通信ユニッ
    トと、 ループ状アンテナ及び赤外線インタフェース(以下、I
    /Fと略記する)を有するポインティングデバイスとを
    備え、 前記アンテナ間を電磁結合することによって、前記ポイ
    ンティングデバイスへの電力供給を行うとともに、前記
    盤と前記ポインティングデバイスとの間で赤外線によっ
    てデータを送受信することを特徴とする入力装置。
  5. 【請求項5】 ループ状アンテナを有する盤と、 前記盤とケーブルによって接続された無線通信ユニット
    と、 ループ状アンテナ及び無線I/Fを有するポインティン
    グデバイスとを備え、 前記アンテナ間を電磁結合することによって、前記ポイ
    ンティングデバイスへの電力供給を行うとともに、前記
    盤と前記ポインティングデバイスとの間で電波によって
    データを送受信することを特徴とする入力装置。
  6. 【請求項6】 前記ポインティングデバイスは、前記盤
    上で移動操作されるマウスであることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載の入力装置。
  7. 【請求項7】 前記ループ状のアンテナを有する盤を、
    弾性部材で構成したことを特徴とする請求項6に記載の
    入力装置。
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JP9023899A Withdrawn JPH10222288A (ja) 1997-02-06 1997-02-06 入力装置

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