JPH10221752A - 撮像装置、ディジタルスチルカメラ及びpcカード - Google Patents

撮像装置、ディジタルスチルカメラ及びpcカード

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JPH10221752A
JPH10221752A JP2739197A JP2739197A JPH10221752A JP H10221752 A JPH10221752 A JP H10221752A JP 2739197 A JP2739197 A JP 2739197A JP 2739197 A JP2739197 A JP 2739197A JP H10221752 A JPH10221752 A JP H10221752A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像された画像の背景にある自然状況をシミ
ュレーションできる撮像装置を提供する。 【解決手段】 撮像手段(2,4)と、撮像方向の高度
角を計測する手段(12)と、撮像方向の方位角を計測
する手段(13)と、撮像位置を特定する位置取得手段
(18)と、撮像時期を特定する手段(19)と、撮像
時の前記高度角、方位角、撮像位置及び撮像時期で特定
される地点で観測目的とする自然状況をシミュレーショ
ンする演算手段(7)と、シミュレーションされた自然
状況を撮像手段で撮像された映像に重畳する重畳手段
(7)とを含む。重畳された画像には、山や建物などの
背景と共にシミュレーション画像が重ねられ、太陽が建
物に遮られる状況や、日没又は日の出の位置と時刻をそ
の重畳画像から把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像時のデータ収
集機能を有する撮像装置や、そのデータ収集機能を実現
するためのPCカードに関し、例えばディジタルスチル
カメラに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】風景写真では一般に被写体がフラットに
見える日中のトップライトを避け、朝夕の斜光線を利用
して撮られることが多い。このため、朝日や夕日がどの
方向から射すのかを事前に知ることが必要とされる。ま
た、朝日や夕日を入れた風景を撮る場合は太陽の出入り
の場所を事前に知ることが必須である。このように、カ
メラ撮影では予め必要な情報を収集することによって高
品位の撮影が可能になる。
【0003】しかしながらそのような情報を取得するた
めに、日の出・日の入りの方位と時刻を月毎に透明アク
リル板に記入したテンプレートを地図に当てて予測する
ような特別な器具を用いることができるが、太陽が山や
建物に遮られる状況まで把握することは実質的に難し
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は、撮
像時のデータ収集機能を有する撮像装置などについて検
討した。このとき、銀塩カメラを電子化したディジタル
スチルカメラが数多く提供されており、その中には、PC
カードインタフェースを備え、撮像データを一時的に格
納したり撮像データをパーソナルコンピュータなどとや
り取りするためのフラッシュメモリを搭載したPCカード
を装着できるようになっているものもある。
【0005】本発明者はディジタルスチルカメラが持つ
データ処理若しくは画像処理機能、更にはPCカードイン
タフェース仕様の汎用性に着目し、ディジタルスチルカ
メラに単なる撮影装置の機能を超えた計測機能を持たせ
ること、更には、そのような計測機能をPCカードで実現
することを検討し、これによって、前記日の出・日の入
りなど撮像に必要な情報を収集して、高品位の撮像を容
易化することが可能であることを見出し、その結果、以
下に示される本発明に至ったものである。
【0006】本発明の目的は、ディジタルスチルカメラ
などの撮像装置に、撮像時のデータ収集機能を持たせる
ことにある。
【0007】本発明の目的はそのようなデータ収集機能
を支援するPCカードを提供することにある。
【0008】更に本発明は、撮像された画像の背景にあ
る自然状況をシミュレーションできる撮像装置やディジ
タルスチルカメラを提供することを目的とする。
【0009】本発明のその他に目的は、撮像された画像
の背景にある自然状況のシミュレーションを支援するPC
カードを提供することにある。
【0010】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0012】すなわち、撮像装置は、撮像手段と、前記
撮像手段による撮像方向の高度角を計測する手段と、前
記撮像手段による撮像方向の方位角を計測する手段と、
撮像位置を特定する位置取得手段と、撮像時期を特定す
る手段と、前記撮像手段による撮像時の前記高度角、方
位角、撮像位置及び撮像時期で特定される地点で観測目
的とする自然状況をシミュレーションする演算手段と、
演算手段でシミュレーションされた前記自然状況を前記
撮像手段で撮像された画像に重畳する重畳手段と、を含
んで成る。
【0013】上記手段によれば、撮像装置は、前記高度
角、方位角、撮像位置及び撮像時期というシミュレーシ
ョンに必要なデータを取得する。前記演算手段は、それ
ら取得された高度角、方位角、撮像位置及び撮像時期で
特定される地点で観測目的とする自然状況をシミュレー
ションする。例えば、自然状況は、目的とする天体例え
ば太陽の軌跡や位置である。シミュレーションされた前
記自然状況は撮像された画像に重畳される。重畳された
画像には、山や建物などの背景と共にシミュレーション
画像が重ねられ、例えば太陽が建物に遮られる状況や、
日没又は日の出の位置と時刻をその重畳画像から把握す
ることができる。したがって、風景撮影の場合には、朝
日や夕日がどの方向から射すのかを事前に知ることがで
き、また、朝日や夕日を入れた風景を撮る場合には太陽
の出入りの場所を事前に知ることができる。このよう
に、カメラ撮影に予め必要な情報を簡単に且つ正確に収
集することができりから、高品位の撮影が容易であり、
太陽の位置など所望のレイアウトで撮影を行うことが容
易になる。また、撮影のための前準備とは無関係に、日
の出及び日の入りの場所と時刻を予測する観測機器とし
ても利用できる。シミュレーションプログラムの内容に
従って、太陽と同じように月、惑星、恒星などの天体の
位置も予測でき、天体観測の支援にも利用できる。
【0014】前記撮像装置は、撮像された画像と前記重
畳された画像を表示可能な画像表示手段を更に備えるこ
とができる。
【0015】前記位置取得手段には全地球測位システム
を採用できる。前記位置取得手段のコストを低減するに
は、画像表示した地図上で指された位置を取得するポイ
ンティング入力手段を採用することができる。或いは、
位置指定を電話番号の局番や郵便番号の入力に代えるこ
とも可能である。
【0016】前記撮像装置は、撮像手段と、この撮像手
段によって撮像された画像を表示可能な表示手段とを含
む筐体に、それら回路要素を組み込んだディジタルスチ
ルカメラとして構成することができる。
【0017】PCカードスロットを備えたパーソナルコン
ピュータによって前記シミュレーション演算や画像の重
畳処理を行うことを想定したディジタルスチルカメラ
は、撮像手段と、前記撮像手段による撮像方向の高度角
を計測する手段と、前記撮像手段による撮像方向の方位
角を計測する手段と、撮像位置を特定する位置取得手段
と、計測された高度角、方位角及び撮像データを出力す
るPCカードインタフェース手段とを含んで構成でき
る。
【0018】PCカードスロットを有する従来の撮像機能
のみを有するディジタルスチルカメラを用いて前記撮像
時のデータ収集を可能にするには、PCカードの筐体
に、筐体の所定の基準面の高度角を計測する手段と、前
記基準面の方位角を計測する手段と、計測された高度角
と方位角を出力するPCカードインタフェース手段とを
含んで構成できる。このようなPCカードにより、撮像さ
れた画像の背景にある自然状況のシミュレーションを支
援できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1には本発明に係る撮像装置の
一例であるディジタルスチルカメラ1のブロック図が示
される。図1において2は撮像用の光学系である。この
光学系2は被写体に向けられるレンズユニットや絞り機
構を有し、光学系駆動回路3によってレンズの焦点合わ
せや露出が設定される。光学系2を介して入力された光
学像はCCD撮像デバイス4によって電荷情報として蓄積
される。CCD撮像デバイス4は、特に制限されないが、
インタライン転送方式の2次元CCDであり、撮像コント
ローラ5によって電荷転送制御が行われ、転送された電
荷情報は増幅回路で増幅され且つA/D変換され、画像
情報としてバス6に出力される。マイクロプロセッサ7
はその画像情報をRAM(Random Access Memory)8の
バッファ領域に格納する。RAM8に格納された画像情
報はディスプレイコントローラ9によってVRAM(Vi
deo RAM)10に描画され、描画された画像情報はディ
スプレイコントローラ9の表示制御によって液晶表示装
置11にモニタ表示される。尚、前記光学系2及びCC
D撮像デバイス4が撮像手段を構成する。
【0020】図1において12で示されるものは、前記
光学系2による撮像方向の高度角を計測するロータリエ
ンコーダである。13で示されるものは前記光学系2に
よる撮像方向の方位角を計測する地磁気センサーであ
る。ロータリエンコーダ12は、特にその詳細な図示は
省略するが、ディスクに2進符号化された孔が同心円上
に多数形成され、ディスクの回転角度に応じた孔の配列
を光源からの光の透過によって光学的に読み取り、これ
によってディスクと光源の相対的な回転角度を計測する
ものである。高度角測定用のロータリーエンコーダ12
はディジタルスチルカメラ1の基準となる撮像操作ポジ
ションに対してディスクが鉛直方向を向くようにカメラ
の筐体に設けられる。地磁気センサー13は、特にその
詳細な図示は省略するが、リング状の磁気コアに電磁コ
イルと1組の検出コイルを巻きつけ、それぞれの検出コ
イルの出力位相とレベル比から地磁気に対するセンサー
の角度を計測するものである。方位角を測定する地磁気
センサー13は水平方向を向くようにカメラの筐体に設
けられている。ロータリエンコーダ12と地磁気センサ
ー13の出力はA/D変換回路14,15でディジタル信
号に変換される。マイクロプロセッサ7はその変換デー
タを所定のタイミングでサンプリングし、サンプリング
したデータに基づいて方位角及び高度角を演算する。演
算された高度角及び方位角はRAM8のバッファ領域に格
納され、ディスプレイコントローラ9によりVRAM10を
介して方位角及び高度角が液晶表示装置11に表示され
る。
【0021】図1において18で示されるものは、撮像
場所を特定する位置取得手段の一例である全地球測位シ
ステム(GPS=Grobal Positioning System)である。GP
S18は複数の人工衛星からの電波の到着時間の差に基
づいて現在位置を計測する装置である。これによって、
撮像場所の経度及び緯度を得ることができる。取得され
た経度及び緯度の情報はマイクロプロセッサ7によって
RAM8のバッファ領域に格納され、ディスプレイコント
ローラ9によりVRAM10を介して前記緯度及び経度が液
晶表示装置11に表示される。
【0022】図1において19で示されるものは時計回
路であり、現在の年月日及び時刻を計数する。年月日及
び時刻の情報は、マイクロプロセッサ7によってRAM8
のバッファ領域に格納され、ディスプレイコントローラ
9によりVRAM10を介して現在の年月日及び時刻が液晶
表示装置11に表示される。20で示されるものは入力
装置である。この入力装置20は、例えば、シャッター
ボタン、モード設定ボタン、パラメータ入力ボタン、及
び電源スイッチなどの操作ボタンを総称する。シャッタ
ーボタンがオンにされると、マイクロプロセッサ7はRA
M8のバッファ領域に保持されている画像データ、方位
角データ、高度角データ、緯度及び軽度データ、現在の
年月日及び時刻データをRAM8のワーク領域に転送す
る。ワーク領域に転送されたデータは、例えばフラッシ
ュメモリ23に格納される。このとき画像データは圧縮
されることがある。また、マイクロプロセッサ7はワー
ク領域に転送されたデータに基づいて後述のシミュレー
ション演算及び画像重畳処理等を行う。特に制限されな
いが、マイクロプロセッサ7の動作プログラムやデータ
テーブルなどはROM(Read Only Memory)22に格納
されている。21で示されるものは、フラッシュメモリ
23に格納された画像データなどを外部に出力するため
の出力装置である。
【0023】図2にはディジタルスチルカメラの動作フ
ローチャートの一例が示される。ディジタルスチルカメ
ラ1に電源が投入されると、光学系2及びCCD撮像デ
バイス4によってモニタ用の撮像が行われる(S1)。
同じく時計回路19で現在の年月日及び時刻が計測され
(S2)、GPS18で現在位置が計測され(S3)、
地磁気センサー13で方位角が計測され(S4)、ロー
タリエンコーダ12で高度角が計測される(S5)。夫
々の計測データ及び画像データはマイクロプロセッサ7
により、例えば時分割でサンプリングされ、RAM8の
バッファ領域を介して液晶表示装置11に表示される
(S6〜S10)。上記動作は撮像のためのアイドル状
態である。
【0024】このアイドル状態においてマイクロプロセ
ッサ7は入力装置20に含まれるシャッターボタンが操
作されたか否かを監視し(S11)、シャッターボタン
のオン動作を検出すると、所定のタイミングをもって、
RAM8のバッファ領域に格納されている撮像データ、
年月日及び時刻情報、経度及び緯度データ、方位角デー
タ、そして高度角データを、RAM8のワーク領域にロ
ードする(S12)。尚、図示はしないが、RAM8の
ワーク領域にロードされたデータは保存用データとして
フラッシュメモリ21にも格納されることになる。
【0025】そしてマイクロプロセッサ7はRAM8の
ワーク領域にロードされた高度角、方位角、経度及び緯
度、そして年月日及び時刻の各データを順次読み込み
(S13)、それらデータで特定される地点で観測目的
とする自然状況をシミュレーションする(S14)。例
えば、その位置で観測できる目的天体の軌跡を演算す
る。月や太陽などの天体の運行は現在精密に測定されて
おり、観測位置や観測年月日及び時刻を特定することに
より、そのときの天体の運行を高次関数を利用してシミ
ュレーションすることができる。実際にそのようなシミ
ュレーションプログラムは、パーソナルコンピュータ上
で利用できるものとして提供されている。このようなプ
ログラムが前記ROM22に格納されている。一般に天
体の位置は地球が自転していることから図3に例示され
るように赤道座標系(赤経、赤緯)で計算される。観測
者が地上に立ってみる空の風景は図4に例示されるよう
に地平座標系(高度角、方位角)によって特定される。
前記シミュレーションプログラムにおいては、現在の年
月日及び時刻、高度角、方位角、経度及び緯度を用いて
赤道座標系にデータを換算して目的とする天体の運行デ
ータを取得し、取得された天体の運行データを地平座標
系に変換する。これにより、カメラで撮影された風景に
対応する前記天体の運行軌跡のデータが得られる。
【0026】前記シミュレーション演算によって得られ
た運行軌跡データは、カメラの倍率に応じた倍率で画像
化される(S15)。そして、前記撮像データがRAM
8のワーク領域から読み込まれ(S16)、その撮像デ
ータと前記運行軌跡の画像化されたデータとが重畳され
る(S17)。重畳された画像データはディスプレイコ
ントローラ9を介して液晶表示装置11に表示される
(S18)。
【0027】図5には重畳されたデータの表示例が示さ
れる。例えば図5においてLcは撮像年月日における太
陽の運行軌跡である。この例では、その前月と翌月の運
行軌跡Lb,Laも一緒にシミュレーションされて表示
されている。また、運行軌跡上には所要の位置での時刻
が併せて表示されている。
【0028】図5に代表的に示された重畳画像を得るこ
とにより、撮像された風景に対する日没時刻を予想する
ことが可能になる。特に図示はしないが、日中の別の風
景に対してはその重畳画像から太陽の南中時刻を予想で
き、また、午前中の更に別の風景に対してはその重畳画
像から日の出の時刻を予測することができる。また、都
市部の撮像風景に対しては、例えば太陽が建物に遮られ
る時刻も予想できる。したがって、風景撮影の場合に
は、朝日や夕日がどの方向から射すのかを事前に知るこ
とができ、また、朝日や夕日を入れた風景を撮る場合に
は太陽の出入りの場所を事前に知ることができる。この
ように、カメラ撮影に予め必要な情報を簡単に且つ正確
に収集することができるから、高品位の撮影が容易であ
り、太陽の位置など所望のレイアウトで撮影を行うこと
が容易になる。また、撮影のための前準備とは無関係
に、日の出及び日の入りの場所と時刻を予測する観測機
器としても利用できる。シミュレーションプログラムの
内容に応じて、太陽と同じように、月、惑星、恒星など
の天体の位置も予測でき、天体観測の支援にも利用でき
る。上述の説明では、シミュレーションに利用する年月
日及び時刻は時計回路19から取得した現在の年月日及
び時刻であるが、図2のステップS14において所望の
年月日をパラメータ入力すれば、その年月日での太陽な
どの運行を演算することができる。また、シミュレーシ
ョンの目的とする天体は撮像年月日及び時刻に応じて観
測可能な天体を自動的に決定することができる。或い
は、ステップS14において所望の天体をパラメータ入
力し、その天体についてのみ運行を演算することもでき
る。
【0029】図6にはPCカードスロットを有するディジ
タルスチルカメラを用いて前記撮像時のデータ収集を可
能にするシステムのブロック図が示される。図6におい
て1AはPCカードスロット26を有するディジタルス
チルカメラ、25Aは前記撮像時のデータ収集を可能に
するPCカードである。図7にはPCカード25Aをデ
ィジタルスチルカメラ1Aに装着する状態が示され、
(A)は正面、(B)は背面を夫々示している。
【0030】PCカード25Aは、前記ロータリエンコ
ーダ12、地磁気センサー13、A/D変換回路14,
15及びフラッシュメモリ23を有する。ロータリエン
コーダ12はPCカードの筐体27の所定の基準面28
の高度角を計測し、地磁気センサー13は前記基準面2
8の方位角を計測する。前記A/D変換回路14,15
及びフラッシュメモリ23はバス6Aに結合され、この
バス6Aには更に、マイクロプロセッサ7A、RAM8
A及びROM22Aが結合されている。
【0031】前記PCカードインタフェースコントロー
ラ24は、特に制限されないが、PCMCIA−ATA
(Personal Computer Memory Card International Asso
ciation−ATAttachment)のような規格に準拠したPC
カードインタフェース機能を有する。RAM8Aは前記
PCカードインタフェースコントローラ24を介して外
部とやり取りするデータのバッファ領域、並びにマイク
ロプロセッサ7Aのワーク領域とされる。マイクロプロ
セッサ7Aは、前記ロータリエンコーダ12及び地磁気
センサー13で取得された方位角及び高度角データをサ
ンプリングしてRAM8Aに格納する。この例では位置
計測のための前記GPS18を備えていない。これに代
えて、代表的な都市名とその中心部の緯度及び経度デー
タをペアとしたデータテーブルをフラッシュメモリ23
に用意してある。撮像位置の指定は入力装置20によっ
て行う。マイクロプロセッサ7Aは入力された都市名を
キーとしてフラッシュメモリ23のテーブルを検索し、
その都市名に対応される緯度及び経度データを取得す
る。また、マイクロプロセッサ7Aは、時計回路19か
ら現在の年月日及び時刻を取得する。マイクロプロセッ
サ7Aはディジタルスチルカメラ1Aでシャッターボタ
ンが操作されたかを監視し、操作されたとき、方位角、
高度角、緯度・経度及び年月日・時刻の情報に基づいて
前記目的とする天体の軌跡を演算する。マイクロプロセ
ッサ7Aはその演算結果を前記と同じように画像化す
る。そしてマイクロプロセッサ7Aは撮像された画像デ
ータをPCカードインタフェースコントローラ24を介
してディジタルスチルカメラ1Aから受け取り、この画
像データに運行軌跡の画像データを重畳する。重畳され
た画像データはPCカードインタフェースコントローラ
24を介してRAM8Bのバッファ領域に転送され、デ
ィスプレイコントローラ9を介して液晶表示装置11に
表示される。前記方位角、高度角のサンプリング、位置
データの検索、天体運行軌跡のシミュレーション、シミ
ュレーションデータの画像化、画像化されたシミュレー
ションデータと撮像データの重畳、及びPCカードイン
タフェースコントローラ24を介するディジタルスチル
カメラ1Aとのデータ転送制御のための動作プログラム
はROM22Aに格納されていいる。
【0032】ディジタルスチルカメラ1Aは、前述の前
記光学系2、光学系駆動回路3、CCD撮像デバイス
4、撮像コントローラ5、入力装置20、出力装置2
1、ディスプレイコントローラ9、VRAM10、液晶
表示装置11、時計回路19及びバス6Bを有する。内
部バス6Bには更にマイクロプロセッサ7B、RAM8
B及びROM22Bが接続されている。それら回路手段
を有するディジタルスチルカメラ1Aは撮像機能をサポ
ートする。撮像及びPCカードとのインタフェース制御
のための動作プログラムはROM22Bに格納されてい
る。RAM8Bはマイクロプロセッサ7Bのデータ一時
記憶領域及びワーク領域として利用される。尚、図にお
いて図1と同一機能を有する回路ブロックには同一符号
を付してその詳細な説明を省略する。
【0033】このような構成においても図1と同じよう
に、カメラ撮影に予め必要な情報を簡単に且つ正確に収
集することができりから、高品位の撮影が容易であり、
太陽の位置など所望のレイアウトで撮影を行うことが容
易になる。また、撮影のための前準備とは無関係に、日
の出及び日の入りの場所と時刻を予測する観測機器とし
ても利用できる。しかも、撮像に必要なデータ収集機能
はすべてPCカード25Aが備えているから、各種ディ
ジタルスチルカメラに対してそのPCカード25Aを広
く適用することができる。また、GPS18の代わりに
位置データテーブルを用いるので、コストも低減でき
る。また、前記位置データテーブルはROM22Aに搭
載することも可能である。
【0034】撮像位置を特定するための位置データに代
えて、地図データを持ち、画像表示した地図上で指され
た位置を取得するポインティング入力回路を入力装置2
0に採用すれば、視覚的に撮像位置を特定することがで
きる。そのような入力装置は所謂公知の静電誘導などを
利用したペン入力装置によって実現でき、液晶表示装置
の11の画面に組み込んで構成できる。このような撮像
位置を特定する構成は図1の構成でもGPS18に代え
て採用することも可能である。
【0035】図8にはPCカードスロットを有するパー
ソナルコンピュータを用いて前記撮像に必要なデータ収
集を可能にするシステムのブロック図が示される。図8
において30はPCカードスロット32を有するパーソ
ナルコンピュータ、31は接続用PCカード例えばSC
SIインタフェースカード、1Cはディジタルスチルカ
メラである。図9には図8のシステムの外観の一例が示
される。
【0036】図8のディジタルスチルカメラ1Cは図1
に比べて、時計回路19、出力装置21、ディスプレイ
コントローラ9、VRAM10及び液晶表示装置11が
省かれている点で相違する。それら省かれた回路モジュ
ールの機能は、パーソナルコンピュータ30に搭載され
た時計回路35、表示装置38などで代替させる。ま
た、前記天体の軌跡のシミュレーション、シミュレーシ
ョンデータの画像化、画像化されたシミュレーションデ
ータと撮像データとの重畳、重畳された画像の表示の各
種制御はパーソナルコンピュータ30のマイクロプロセ
ッサ33によって行う。そのためのアプリケーションプ
ログラムは、ハードディスク装置などの補助記憶装置3
4に格納され、必要に応じてマイクロプロセッサ33が
実行する。図8において32はPCカードスロット、3
6はインタフェースコントローラである。ROM22は
図1に示されるものと比べると、PCカードインタフェ
ース用のプログラムを新たに含み、前記アプリケーショ
ンプログラムがサポートする機能は省かれている。
【0037】この構成においても図1と同じように、カ
メラ撮影に予め必要な情報を簡単に且つ正確に収集する
ことができるから、高品位の撮影が容易であり、太陽の
位置など所望のレイアウトで撮影を行うことが容易にな
る。また、撮影のための前準備とは無関係に、日の出及
び日の入りの場所と時刻を予測する観測機器としても利
用できる。
【0038】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0039】例えば、自然状況のシミュレーションは、
天体の軌跡に限定されず、天体の位置であってもよく、
更には夕焼けなど天文薄明かり時の空の明るさ等をシミ
ュレーションすることも可能である。また、観測時期の
指定は、必ずしも年月日及び時刻である必要はなく、シ
ミュレーションの精度に応じて部分的に簡略化すること
も可能である。また、本発明はディジタルスチルカメラ
に限定されず、ヴィデオカメラなどにも適用することが
できる。
【0040】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0041】すなわち、ディジタルスチルカメラなどの
撮像装置に、撮像時のデータ収集機能を持たせることが
できる。そのようなデータ収集機能を支援するPCカー
ドを提供することができる。また、撮像された画像の背
景にある自然状況をシミュレーションできる撮像装置や
ディジタルスチルカメラを提供することができる。
【0042】撮像された画像の背景にある自然状況のシ
ミュレーションを支援するPCカードを提供することがで
きる。更に、撮像装置は、前記高度角、方位角、撮像位
置及び撮像時期という自然状況のシミュレーションに必
要なデータを取得することができる。そして、取得され
た高度角、方位角、撮像位置及び撮像時期で特定される
地点で観測目的とする自然状況をシミュレーションする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撮像装置の一例であるディジタル
スチルカメラのブロック図である。
【図2】図1のディジタルスチルカメラの動作例を示す
フローチャートである。
【図3】赤道座標系の一例説明図である。
【図4】地平座標系(高度角、方位角)の一例説明図で
ある。
【図5】撮像画像データと天体の運行軌跡画像データと
重畳したときの表示状態の一例を示す説明図である。
【図6】PCカードスロットを有するディジタルスチル
カメラを用いて撮像に必要なデータ収集を可能にするシ
ステムの一例ブロック図である。
【図7】PCカードをディジタルスチルカメラに装着す
る状態を正面及び背面から示した説明図である。
【図8】PCカードスロットを有するパーソナルコンピ
ュータを用いて撮像に必要なデータ収集を可能にするシ
ステムの一例ブロック図である。
【図9】図8のシステムの外観の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,1A,1C ディジタルスチルカメラ 2 光学系 4 CCD撮像デバイス 7,7A マイクロプロセッサ 11 液晶表示装置 12 高度角測定用のロータリエンコーダ 13 方位角測定用の地磁気センサー 18 GPS 19 時計回路 20 入力装置 22,22A ROM 23 フラッシュメモリ 24 PCカードインタフェースコントローラ 25A PCカード 27 PCカードの筐体 28 基準面 30 パーソナルコンピュータ 32 PCカードスロット 33 マイクロプロセッサ 34 補助記憶装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、前記撮像手段による撮像方
    向の高度角を計測する手段と、前記撮像手段による撮像
    方向の方位角を計測する手段と、撮像位置を特定する位
    置取得手段と、撮像時期を特定する手段と、前記撮像手
    段による撮像時の前記高度角、方位角、撮像位置及び撮
    像時期で特定される地点で観測目的とする自然状況をシ
    ミュレーションする演算手段と、演算手段でシミュレー
    ションされた前記自然状況を前記撮像手段で撮像された
    画像に重畳する重畳手段と、を含んで成るものであるこ
    とを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記目的とする自然状況は、目的とする
    天体の位置または軌跡であることを特徴とする請求項1
    記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像された画像と前記重畳された画
    像を表示可能な画像表示手段を更に含んで成るものであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記位置取得手段は、全地球測位システ
    ムであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項
    に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記位置取得手段は、画像表示した地図
    上で指された位置を取得するポインティング入力手段で
    あることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記
    載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 撮像手段と、この撮像手段によって撮像
    された画像を表示可能な表示手段とを含む筐体に、前記
    撮像手段による撮像方向の高度角を計測する手段と、前
    記撮像手段による撮像方向の方位角を計測する手段と、
    撮像位置を特定する位置取得手段と、撮像時期を特定す
    る手段と、前記撮像手段による撮像時の前記高度角、方
    位角、撮像位置及び撮像時期で特定される地点で観測目
    的とする自然状況をシミュレーションする演算手段と、
    演算手段でシミュレーションされた前記自然状況を前記
    撮像手段で撮像された画像に重畳して前記表示手段に表
    示可能にする重畳手段とを設けて成るものであることを
    特徴とするディジタルスチルカメラ。
  7. 【請求項7】 撮像手段と、前記撮像手段による撮像方
    向の高度角を計測する手段と、前記撮像手段による撮像
    方向の方位角を計測する手段と、撮像位置を特定する位
    置取得手段と、計測された高度角、方位角及び撮像デー
    タを出力するPCカードインタフェース手段とを含んで
    成るものであることを特徴とするディジタルスチルカメ
    ラ。
  8. 【請求項8】 PCカードの筐体に、筐体の所定の基準
    面の高度角を計測する手段と、前記基準面の方位角を計
    測する手段と、計測された高度角と方位角を出力するP
    Cカードインタフェース手段とを含んで成るものである
    ことを特徴とするPCカード。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011160345A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Panasonic Corp 日照確認装置
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JP2011199750A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Olympus Corp 撮像端末、外部端末、撮像システム、及び撮像方法
JP2014131315A (ja) * 2014-02-12 2014-07-10 Olympus Imaging Corp 撮像装置および撮像方法
JP2015159510A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 オリンパス株式会社 撮像装置および撮像装置の制御方法

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