JPH10220673A - 分岐管の流量調節方法 - Google Patents

分岐管の流量調節方法

Info

Publication number
JPH10220673A
JPH10220673A JP2641297A JP2641297A JPH10220673A JP H10220673 A JPH10220673 A JP H10220673A JP 2641297 A JP2641297 A JP 2641297A JP 2641297 A JP2641297 A JP 2641297A JP H10220673 A JPH10220673 A JP H10220673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branch
branch pipe
pipe
flow
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2641297A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyoshi Nakamura
基良 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2641297A priority Critical patent/JPH10220673A/ja
Publication of JPH10220673A publication Critical patent/JPH10220673A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主管と同主管の側部に接続された分岐管とか
らなる管路における同分岐管への分岐流量を調節する方
法において、分岐管の径を変えたり、弁やコックを使用
することなく、分岐流量を調節できるようにする。 【解決手段】 分岐管の端部を斜めに切断し、この端部
の主管への挿入量を調節することにより分岐管への分岐
流量を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舶用内燃機関へ冷
却用海水を供給する場合などに用いられる分岐管の流量
調節方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は舶用内燃機関の各装置へ冷却水を
供給する従来の冷却水配管の系統図、図5は上記系統の
分岐部の詳細図である。図において、1は舶用内燃機
関、3は同機関に設けてあるインタークーラ、4はマリ
ンギヤ用オイルクーラ、5は清水クーラである。6はこ
れらのクーラに海水を供給する主管路、2は海水を送る
ための海水ポンプ、8は主管路6から分岐してマリンギ
ヤ用オイルクーラ4を経て再び主管路6へ戻る分岐管で
ある。9は上記分岐部の主管路に設けてある弁またはコ
ックである。
【0003】海水ポンプ2で吸い上げられた海水冷却水
は主管路6を通りインタークーラ3を冷却した後、分岐
管8を通り、マリンギヤ用オイルクーラ4を冷却する。
最後に清水クーラ5を冷却し外部へ放出される。マリン
ギヤ用オイルクーラ4に向けて設けられている分岐管8
は冷却水不足による異常過熱及び冷却水過大によるキャ
ビテーション発生を防止するため、主管路から適正な冷
却水流量をマリンギヤ用オイルクーラ4へ分岐するもの
である。
【0004】従来、マリンギヤ用オイルクーラ4に海水
を供給する場合には、主管路6から分岐する分岐管8を
設け、この分岐管8へ流入する海水の流量は、必要な冷
却水量に応じて適切な分岐管8の太さを選定したり、主
管路6側に設けられた弁またはコック9の開度を適切に
設定するなどして調節していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】舶用内燃機関において
は、各種の装置へ冷却水を供給するために多数の冷却水
分岐管が使われている。分岐管は装置毎の冷却水量に応
じて管の太さを何種類も用意するか、もしくは弁やコッ
クを管路の途中に設けて流量を調節し設定していた。そ
のため、部品点数が多くなり、かつ配管が複雑になるこ
とによるスペース確保が問題となっていた。
【0006】本発明は用意する分岐管の太さの種類を少
くし、かつ、弁やコックの設置を不要にする分岐管の流
量調節方法を提供し、部品種類の削減及び配管スペース
の確保を図ろうとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、主管と同主管の側部に接続された分
岐管とからなる管路における同分岐管への分岐流量を調
節する方法において、分岐管の端部を斜めに切断し、こ
の端部の主管への挿入量を調節することにより分岐管へ
の分岐流量を調節することを特徴とする分岐管の流量調
節方法に関するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態に係
る分岐部の縦断面図、図2は図1のII−II断面矢視図、
図3は上記実施形態の分岐部の構成が用いられている舶
用内燃機関の冷却水配管の系統図である。図3において
はXを付した部分に図1,図2の分岐管が用いられてい
る。これらの図において、7は先端部が斜めに切断さ
れ、主管路6の中へ挿入され、冷却水必要量を分岐する
最適な挿入位置で固定されている分岐管である。図3の
系統において、本実施形態の分岐部の主管路には、弁や
コックは設置されていない。
【0009】図1のような先端斜め切断分岐管7を主管
路6に挿入した時、分岐管の主管路6の流量Wは分岐管
7によって分岐流量wと通過流量(W−w)とに分かれ
る。図1のII−II断面矢印方向から主管内を見ると、図
2のようになり、分岐部入口面積Bと通過部面積Aが観
察される。前記の分岐流量と通過流量の比は、分岐部入
口面積と通過部面積との比にほぼ対応すると考えられ
る。即ち、w/(W−w)=B/Aの関係となる。図2
に示した分岐管7の挿入寸法hを変えることによって、
通過部面積Aを増減させることができるので、主管路の
流量Wに対する分岐流量wを変えることができる。これ
によって分岐管の適切な挿入寸法を選ぶことによって、
任意の適切な分岐流量を得ることができるので、径の異
る配管を多数用意したり、弁やコックを取り付ける必要
がなくなり、部品種類を削減することができる。
【0010】
【発明の効果】主管と同主管の側部に接続された分岐管
とからなる管路における同分岐管への分岐流量を調節す
る方法において、本発明では、分岐管の端部を斜めに切
断し、この端部の主管への挿入量を調節することにより
分岐管への分岐流量を調節する。即ち、上記挿入量の変
化によって主管における流体通過部面積を変えることに
よって、分岐流量を調節することができるので、径の異
る分岐管を多数用意したり、弁やコックを取付ける必要
がなくなり、部品種類を削減し、配管スペースを確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る分岐部の縦断面
図。
【図2】図1のII−II断面矢視図。
【図3】上記実施形態の分岐部の構成が用いられている
舶用内燃機関の冷却水配管の系統図。
【図4】舶用内燃機関の各装置へ冷却水を供給する従来
の冷却水配管の系統図。
【図5】上記系統の分岐部の詳細図。
【符号の説明】
1 舶用内燃機関 2 海水ポンプ 3 インタークーラ 4 マリンギヤ用オイルクーラ 5 清水クーラ 6 主管路 7 分岐管(本発明) 8 分岐管(従来) 9 弁またはコック A 通過部面積 B 分岐部入口面積 W 主管路流量 w 分岐流量

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主管と同主管の側部に接続された分岐管
    とからなる管路における同分岐管への分岐流量を調節す
    る方法において、分岐管の端部を斜めに切断し、この端
    部の主管への挿入量を調節することにより分岐管への分
    岐流量を調節することを特徴とする分岐管の流量調節方
    法。
JP2641297A 1997-02-10 1997-02-10 分岐管の流量調節方法 Pending JPH10220673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2641297A JPH10220673A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 分岐管の流量調節方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2641297A JPH10220673A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 分岐管の流量調節方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10220673A true JPH10220673A (ja) 1998-08-21

Family

ID=12192845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2641297A Pending JPH10220673A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 分岐管の流量調節方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10220673A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005014154A1 (de) * 2005-03-29 2006-10-05 Valeo Klimasysteme Gmbh Vorrichtung zum Aufteilen eines in Kanälen geführten Fluidstroms
CN102788216A (zh) * 2012-07-24 2012-11-21 北京国电富通科技发展有限责任公司 一种换流阀配水管路
KR102142631B1 (ko) * 2019-10-17 2020-08-07 (주) 시온텍 배관직결 약품투입장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005014154A1 (de) * 2005-03-29 2006-10-05 Valeo Klimasysteme Gmbh Vorrichtung zum Aufteilen eines in Kanälen geführten Fluidstroms
CN102788216A (zh) * 2012-07-24 2012-11-21 北京国电富通科技发展有限责任公司 一种换流阀配水管路
KR102142631B1 (ko) * 2019-10-17 2020-08-07 (주) 시온텍 배관직결 약품투입장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102947574B (zh) 具有用于关机冷却和/或暖机冷却的冷却剂汇流排的内燃机
US20090159239A1 (en) Vehicle heat exchanger and method for selectively controlling functions
FR3060057B1 (fr) Circuit fluidique dans une turbomachine
CN101473112B (zh) 具有集成的冷却水通道的机油供给模块
US6135064A (en) Engine drain system
JPH10220673A (ja) 分岐管の流量調節方法
EP0900924A3 (en) Apparatus for circulating cooling water for internal combustion engine
US20070105464A1 (en) Engine flushing system
US10640170B2 (en) Straddle-type vehicle
US11492090B2 (en) Jet pump
US11319045B2 (en) Jet pump
US11072408B1 (en) Marine engines and cooling systems for cooling lubricant in a crankcase of a marine engine
JP2021161979A (ja) エンジンのegrシステム
JP6131937B2 (ja) ロータリピストンエンジンの冷却装置
US7225797B2 (en) Remotely mounted fuel system
CN105026720A (zh) 用于待冷却部件的冷却剂供给法兰、以及设置有这种法兰的部件
EP3309370A1 (en) Outboard motor unit and marine vessel
JPH07259657A (ja) V型エンジンの排気環流装置
JP2005351194A (ja) Egr装置
JP3724881B2 (ja) 流体管路
US11352937B1 (en) Marine drives and cooling systems for marine drives having a crankcase cooler
CN214788971U (zh) 一种船机齿轮箱冷却系统
JPH03185211A (ja) 内燃機関の冷却水温制御装置
JP6875881B2 (ja) 内燃機関の冷却水系統の構造
JPH0828374A (ja) スロットルボディ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040622

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20041102

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041220

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050517