JPH10220673A - 分岐管の流量調節方法 - Google Patents
分岐管の流量調節方法Info
- Publication number
- JPH10220673A JPH10220673A JP2641297A JP2641297A JPH10220673A JP H10220673 A JPH10220673 A JP H10220673A JP 2641297 A JP2641297 A JP 2641297A JP 2641297 A JP2641297 A JP 2641297A JP H10220673 A JPH10220673 A JP H10220673A
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- JP
- Japan
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- branch pipe
- pipe
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- Pending
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Abstract
らなる管路における同分岐管への分岐流量を調節する方
法において、分岐管の径を変えたり、弁やコックを使用
することなく、分岐流量を調節できるようにする。 【解決手段】 分岐管の端部を斜めに切断し、この端部
の主管への挿入量を調節することにより分岐管への分岐
流量を調節する。
Description
却用海水を供給する場合などに用いられる分岐管の流量
調節方法に関するものである。
供給する従来の冷却水配管の系統図、図5は上記系統の
分岐部の詳細図である。図において、1は舶用内燃機
関、3は同機関に設けてあるインタークーラ、4はマリ
ンギヤ用オイルクーラ、5は清水クーラである。6はこ
れらのクーラに海水を供給する主管路、2は海水を送る
ための海水ポンプ、8は主管路6から分岐してマリンギ
ヤ用オイルクーラ4を経て再び主管路6へ戻る分岐管で
ある。9は上記分岐部の主管路に設けてある弁またはコ
ックである。
は主管路6を通りインタークーラ3を冷却した後、分岐
管8を通り、マリンギヤ用オイルクーラ4を冷却する。
最後に清水クーラ5を冷却し外部へ放出される。マリン
ギヤ用オイルクーラ4に向けて設けられている分岐管8
は冷却水不足による異常過熱及び冷却水過大によるキャ
ビテーション発生を防止するため、主管路から適正な冷
却水流量をマリンギヤ用オイルクーラ4へ分岐するもの
である。
を供給する場合には、主管路6から分岐する分岐管8を
設け、この分岐管8へ流入する海水の流量は、必要な冷
却水量に応じて適切な分岐管8の太さを選定したり、主
管路6側に設けられた弁またはコック9の開度を適切に
設定するなどして調節していた。
は、各種の装置へ冷却水を供給するために多数の冷却水
分岐管が使われている。分岐管は装置毎の冷却水量に応
じて管の太さを何種類も用意するか、もしくは弁やコッ
クを管路の途中に設けて流量を調節し設定していた。そ
のため、部品点数が多くなり、かつ配管が複雑になるこ
とによるスペース確保が問題となっていた。
くし、かつ、弁やコックの設置を不要にする分岐管の流
量調節方法を提供し、部品種類の削減及び配管スペース
の確保を図ろうとするものである。
したものであって、主管と同主管の側部に接続された分
岐管とからなる管路における同分岐管への分岐流量を調
節する方法において、分岐管の端部を斜めに切断し、こ
の端部の主管への挿入量を調節することにより分岐管へ
の分岐流量を調節することを特徴とする分岐管の流量調
節方法に関するものである。
る分岐部の縦断面図、図2は図1のII−II断面矢視図、
図3は上記実施形態の分岐部の構成が用いられている舶
用内燃機関の冷却水配管の系統図である。図3において
はXを付した部分に図1,図2の分岐管が用いられてい
る。これらの図において、7は先端部が斜めに切断さ
れ、主管路6の中へ挿入され、冷却水必要量を分岐する
最適な挿入位置で固定されている分岐管である。図3の
系統において、本実施形態の分岐部の主管路には、弁や
コックは設置されていない。
路6に挿入した時、分岐管の主管路6の流量Wは分岐管
7によって分岐流量wと通過流量(W−w)とに分かれ
る。図1のII−II断面矢印方向から主管内を見ると、図
2のようになり、分岐部入口面積Bと通過部面積Aが観
察される。前記の分岐流量と通過流量の比は、分岐部入
口面積と通過部面積との比にほぼ対応すると考えられ
る。即ち、w/(W−w)=B/Aの関係となる。図2
に示した分岐管7の挿入寸法hを変えることによって、
通過部面積Aを増減させることができるので、主管路の
流量Wに対する分岐流量wを変えることができる。これ
によって分岐管の適切な挿入寸法を選ぶことによって、
任意の適切な分岐流量を得ることができるので、径の異
る配管を多数用意したり、弁やコックを取り付ける必要
がなくなり、部品種類を削減することができる。
とからなる管路における同分岐管への分岐流量を調節す
る方法において、本発明では、分岐管の端部を斜めに切
断し、この端部の主管への挿入量を調節することにより
分岐管への分岐流量を調節する。即ち、上記挿入量の変
化によって主管における流体通過部面積を変えることに
よって、分岐流量を調節することができるので、径の異
る分岐管を多数用意したり、弁やコックを取付ける必要
がなくなり、部品種類を削減し、配管スペースを確保す
ることができる。
図。
舶用内燃機関の冷却水配管の系統図。
の冷却水配管の系統図。
Claims (1)
- 【請求項1】 主管と同主管の側部に接続された分岐管
とからなる管路における同分岐管への分岐流量を調節す
る方法において、分岐管の端部を斜めに切断し、この端
部の主管への挿入量を調節することにより分岐管への分
岐流量を調節することを特徴とする分岐管の流量調節方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2641297A JPH10220673A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 分岐管の流量調節方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2641297A JPH10220673A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 分岐管の流量調節方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10220673A true JPH10220673A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12192845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2641297A Pending JPH10220673A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 分岐管の流量調節方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10220673A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005014154A1 (de) * | 2005-03-29 | 2006-10-05 | Valeo Klimasysteme Gmbh | Vorrichtung zum Aufteilen eines in Kanälen geführten Fluidstroms |
CN102788216A (zh) * | 2012-07-24 | 2012-11-21 | 北京国电富通科技发展有限责任公司 | 一种换流阀配水管路 |
KR102142631B1 (ko) * | 2019-10-17 | 2020-08-07 | (주) 시온텍 | 배관직결 약품투입장치 |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP2641297A patent/JPH10220673A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005014154A1 (de) * | 2005-03-29 | 2006-10-05 | Valeo Klimasysteme Gmbh | Vorrichtung zum Aufteilen eines in Kanälen geführten Fluidstroms |
CN102788216A (zh) * | 2012-07-24 | 2012-11-21 | 北京国电富通科技发展有限责任公司 | 一种换流阀配水管路 |
KR102142631B1 (ko) * | 2019-10-17 | 2020-08-07 | (주) 시온텍 | 배관직결 약품투입장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041220 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050118 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050517 |