JPH10219722A - 引きがねレバー付折りたたみスコップ - Google Patents

引きがねレバー付折りたたみスコップ

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JPH10219722A
JPH10219722A JP6168997A JP6168997A JPH10219722A JP H10219722 A JPH10219722 A JP H10219722A JP 6168997 A JP6168997 A JP 6168997A JP 6168997 A JP6168997 A JP 6168997A JP H10219722 A JPH10219722 A JP H10219722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
handle
pin
scoop
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP6168997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Aida
浩樹 相田
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Individual
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Priority to JP6168997A priority Critical patent/JPH10219722A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 引きがね型の操作レバーの操作で、伸長便用
状態と折りたたみ不使用状態に容易且つ確実に切り替え
られ、その操作レバーに人差し指を掛けて握ることによ
り、穴掘り作業及びブレードの切断刃を使う作業におい
て効率よく使用できる、軽量でありコンパクトに収納可
能な、携帯に適したスコップを提供する。 【解決手段】 ハンドル部と、ブレード刃部3aを有す
るブレード部を、ピン5を介して回転折りたたみ可能に
連結し、且つハンドル部品2に引きかけバネ6を有する
引きがね型操作レバー7をピン8を介して回転可能に取
り付ける。ブレード部品4に、上記引きかけバネ6の先
端部を操作レバー7の回動操作に応じて係脱するストッ
パーピン9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、引きがね型の操作レ
バー(7)の回動操作により、伸長使用状態と折りたた
み不使用状態に容易且つ確実に切り替える事ができ、そ
の操作レバー(7)に人差し指を掛けてハンドル(1)
を握ることにより、穴掘り作業及びブレード(3)に設
けた切断刃を使っての作業において効率よく使用でき
る、軽量でコンパクトに収納可能な、携帯に適したスコ
ップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、ブレードに連結された細い丸棒
を曲げてバネ効果を持たせただけのハンドルを、ブレー
ドの一部に付けたくぼみに係脱するだけで伸長状態と折
りたたみ状態に切り替える軽量な折りたたみスコップ
(PAT.NO.U.S.4424997)や、ハンド
ルとブレードの連結部をロックナットで固定する折りた
たみスコップや、ハンドルの握り具合をよくするため、
人差し指をかける突起をハンドルに設けた折りたたみ不
可能なスコップや、ブレードをわずかに湾曲させて穴掘
り可能にした折りたたみ不可能なナイフ等しかなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらには次のような
欠点がある。前述の丸棒でできたハンドルの折りたたみ
スコップでは、ハンドルが握りにくいので作業時に力を
かけにくく、又固い地面に穴を掘る場合には、ハンドル
が手にくい込み痛くて非常に使いにくい。その上、土等
をすくう方向の力に対してはハンドルとブレードの固定
が解除されることはないが、その逆の方向に対しては固
定が不完全であり思わぬ時に解除されることがある。前
述のロックナットでハンドルとブレードを固定する折り
たたみスコップでは、構造上重くなる上、固定及び解除
に時間がかかるし操作が煩わしい。前述の人差し指をか
ける突起を設けたスコップでは、折りたためないので持
ち歩くには長さがうっとうしく携帯には不向きである。
前述の穴掘り可能なナイフは、切断作業に重点を置いて
作られていて蛇やナイフに近いものであるため、穴を掘
るには半端な形状をしているし、重厚であり折りたため
もしないためスコップとして使うにも携帯するにも不便
である。本発明は、これらの欠点を除くためになされた
ものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】ハンドル(1)は軽量な
樹脂かそれに類する材料を用い、表面に滑り止めを施し
た握りやすい形状に作り、ハンドル部品(2)、ブレー
ド部品(4)、操作レバー(7)は、高剛性の薄い鉄板
かそれに類する材料を用い、十分な強度を出すためV、
U、L構造、リブ構造あるいはそれらを組み合わせた構
造とする。なお、操作レバー(7)の形状は、操作レバ
ー(7)によるハンドル部とブレード部の固定及び解除
をするための回動操作を容易にするためと、ハンドル
(1)を握る時に人差し指を掛かけられるようにするた
め引きがね型に作る。ブレード(3)には刃物鋼の薄板
で作り調質してエッヂに切断刃を設けた物を使用する。
なお、ブレード(3)の断面形状を、十分な強度を出す
ためと、エッヂの切断刃を有効に使用できる角度にする
ためと、折りたたみ時にコンパクトにするためにV字状
に作る。ピン(5)とピン(8)及びストッパーピン
(9)は高剛性の鉄もしくはそれに類する材質で作られ
たリベットを用いる。引きかけバネ(6)はバネ材を用
い、調質してバネ効果を持たせる。以上の部品の構成を
以下に述べる。ハンドル(1)にハンドル部品(2)を
設けてハンドル部とする。エッジにブレード刃部(3
a)を有するブレード(3)に、一対のブレード部品
(4)を設けてブレード部とする。ハンドル部とブレー
ド部を、ピン(5)を介して回転折りたたみ可能に連結
する。引きかけバネ(6)を有する操作レバー(7)
を、引きかけバネ(6)をハンドル部品(2)の一部に
設けられたガイド部(2a)の切り欠きにはめるように
ピン(8)を介してハンドル部品(2)に回転可能に取
り付ける。ブレード部品(4)に、上記引きかけバネ
(6)の先端部を操作レバー(7)の回動操作に応じて
係脱するストッパーピン(9)を設ける。又、ガイド部
(2a)の切り欠きは、はめられた引きかけバネ(6)
が切り欠き内の外側及び内側に必要なだけ移動できるよ
うに切り欠くこととする。このスコップを安全に携帯す
るためにシースを作り、これに納めることとする。本発
明は、以上のような構成よりなる折りたたみスコップで
ある。
【0005】
【作用】上記のような構造により十分な強度もあり、非
常に軽量に作ることができ、しかも操作レバー(7)に
操作レバーと指掛けの2つの機能を共有させたことも軽
量化に貢献している。又、操作レバー(7)は形状を引
きがね型としたことで、親指若しくは人差し指一本だけ
で開動操作することができ便利である。(図3)の状態
から操作レバー(7)を起こすと、引きかけバネ(6)
は操作レバー(7)との相関関係により発生するバネ効
果により外側に開こうとする。しかし引きかけバネ
(6)はガイド部(2a)の切り欠きにはめ込まれてい
るため、(図4)の如く切り欠きの外側に沿いながら前
進する事となる。そのため引きかけバネ(6)は短い移
動ストロークでハンドル部先端との隙間を十分に確保で
き、ストッパーピン(9)に接触することなくハンドル
部とブレード部を開きストッパーピン(9)を所定の位
置に向かい入れることができる。その後(図1)の如く
操作レバー(7)を倒すと先ほどとは逆に引きかけバネ
(6)がガイド部(2a)の切り欠きの内側に沿って後
退し、引きかけバネ(6)がストッパーピン(9)をハ
ンドル部品(2)の先端部に押さえ込み、ハンドル部と
ブレード部を固定し伸長使用状態となる。このような構
造にしないと、操作レバー(7)を起こしたとき引きか
けバネ(6)はガイド部(2a)の内側に沿って前進す
るため、ハンドル部先端との隙間を十分に確保できな
い。ストッパーピン(9)を所定の位置にもってくるだ
けの隙間を確保するには、操作レバー(7)の回動操作
を大きくしなければならなくなり操作が煩わしくなる。
折りたたみ不使用状態にするには前述と逆の操作を行え
ば良く、コンパクトに折りたため、軽量である事と併せ
て携帯に便利である。一般的なスコップとして使用する
には、操作レバー(7)に人差し指を掛けてハンドル
(1)を握ることで握りが安定し作業しやすくなる。
又、ブレード(3)に加わるあらゆる方向からの力に対
して、ハンドル部とブレード部の固定が強固で確実なた
め、ブレード刃部(3a)で山菜等の茎を切断して採取
するように使う場合でもハンドル部とブレード部の固定
が不意に解除されることもなく、しかも前述の握りかた
により切断刃に力を有効に加えやすく効率よく作業でき
る。
【0006】
【実施例】
(イ) 各部品の形状を図面の如く作る。 (ロ) ハンドル(1)を樹脂で作る。 (ハ) ハンドルを中空軸を樹脂で覆って作る。 (ニ) ハンドルを木材で作る。 (ホ) ハンドルの表面に滑り止めを施す。 (ヘ) ハンドル部品(2)、ブレード部品(4)、操
作レバー(7)を高剛性の薄い鉄板かそれに類する材料
で作る。 (ト) 操作レバー(7)の形状を引きがね型に作る。 (チ) 操作レバーの形状をリング型に作る。 (リ) 操作レバーの指の触れる部分を樹脂で覆う。 (ヌ) ブレード(3)を刃物鋼の薄板で(図5)の如
くV字状に作り調質してエッヂにブレード刃部(3a)
を設ける。 (ル) ブレードを高剛性の薄い鉄板かそれに類する材
料で(図5)の如くV字状に作り刃部は設けない。 (ヲ) ブレードを高剛性の薄い鉄板かそれに類する材
料で(図6)の如くU字状に作る。又この場合はブレー
ド部品を4aの如く作る。 (ワ) ブレードを刃物鋼の薄板で(図7)の如く平面
状に作り調質してエッヂに平面ブレード刃部(11a)
を設ける。又この場合はブレード部品を4bの如く作
る。 (カ) ブレードを高剛性の薄い鉄板かそれに類する材
料で(図7)の如く平面状に作り刃部は設けない。又こ
の場合はブレード部品を4bの如く作る。 (ヨ) ピン(5)とピン(8)及びストッパーピン
(9)は高剛性の鉄もしくはそれに類する材質で作られ
たリベットを用いる。 (タ) 引きかけバネ(6)はバネ材を用い、調質して
バネ効果を持たせる。 (レ) ハンドル(1)にハンドル部品(2)を設けた
ハンドル部を作る。 (ソ) ブレード(3)に一対のブレード部品(4)を
設けたブレード部を作る。 (ツ) ブレード部を刃物鋼の薄板で(図8)の如く一
体に作り調質してエッヂに一体ブレード刃部(12a)
を設ける。 (ネ) ブレード部を高剛性の薄い鉄板かそれに類する
材料で(図8)の如く一体に作り刃部は設けない。 (ナ) ブレード(3)、Uブレード(10)、平面ブ
レード(11)、一体ブレード(12)を樹脂で作る。 (ラ) ハンドル部とブレード部を、ピン(5)を介し
て回転折りたたみ可能に連結する。 (ム) 引きかけバネ(6)を有する操作レバー(7)
を、引きかけバネ(6)をハンドル部品(2)の一部に
設けられたガイド部(2a)の切り欠きにはめるように
ピン(8)を介して、ハンドル部品(2)に回転可能に
取り付ける。 (ウ) ブレード部品(4)に、引きかけバネ(6)の
先端部を操作レバー(7)の回動操作に応じて係脱する
ストッパーピン(9)を設ける。 (エ) ガイド部(2a)の切り欠きを、はめられた引
きかけバネ(6)が切り欠き内の外側及び内側に必要な
だけ移動できるように切り欠く。 (ノ) 安全に携帯するためのシースを作りこれに納め
る。
【0007】
【発明の効果】本発明は以上のような構造であるため、
引きがね型操作レバー(7)の回動操作により、伸長使
用状態と折りたたみ不使用状態に容易且つ確実に切り替
える事ができ、その操作レバー(7)に人差し指を掛け
てハンドル(1)を握ることにより、穴掘り作業及びブ
レード(3)に設けた切断刃を使っての作業において効
率よく使用できる、軽量でコンパクトに収納可能な、携
帯に適したスコップができ、これを提供できる。
【図面の簡単な説明】
全図面の縮尺は本発明の80%である。
【図1】 本発明の一部を切り欠いて手前のブレード部
品(4)を取り去った状態の正面図である。
【図2】 本発明の一部を切り欠いた左側面図である。
【図3】 本発明の折りたたみ不使用状態の、一部を切
り欠いた正面図である。
【図4】 本発明の折りたたんだまま操作レバー(7)
を起こした状態の、一部を切り欠いた正面図である。
【図5】 本発明の平面図である。
【図6】 本発明のブレードをU字状に作った平面図で
ある。
【図7】 本発明のブレードを平面状に作った平面図で
ある。
【図8】 本発明のブレード部を一体に作った、一部を
切り欠いた正面図である。
【符号の説明】
1 ハンドル 2 ハンドル部品 2a ガイド部 3 ブレード 3a ブレード刃部 4 ブレード部品 4a Uブレード部品 4b
平面ブレード部品 5 ピン 6 引きかけバネ 7 操作レバー
8 ピン 9 ストッパーピン 10 Uブレード 11 平面ブレード 11a 平面ブレード刃部 12 一体ブレード 12a 一体ブレード刃部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) ハンドル部と、ブレード刃部(3
    a)を有するブレード部を、ピン(5)を介して回転折
    りたたみ可能に連結する。 (ロ) ハンドル部品(2)に、引きかけバネ(6)を
    有する引きがねがたの操作レバー(7)をピン(8)を
    介して回転可能に取り付ける。 (ハ) ブレード部品(4)に、上記引きかけバネ
    (6)の先端部を操作レバー(7)の回動操作に応じて
    係脱するストッパーピン(9)を設ける。 以上の如く構成された引きがねレバー付折りたたみスコ
    ップ。
JP6168997A 1997-02-07 1997-02-07 引きがねレバー付折りたたみスコップ Pending JPH10219722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6168997A JPH10219722A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 引きがねレバー付折りたたみスコップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6168997A JPH10219722A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 引きがねレバー付折りたたみスコップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10219722A true JPH10219722A (ja) 1998-08-18

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ID=13178486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6168997A Pending JPH10219722A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 引きがねレバー付折りたたみスコップ

Country Status (1)

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JP (1) JPH10219722A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105464156A (zh) * 2015-11-16 2016-04-06 重庆市合川区盐井建筑工程有限公司 一种建筑施工简易折叠铲

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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