JPH10216446A - 流体処理組立体 - Google Patents
流体処理組立体Info
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- JPH10216446A JPH10216446A JP1118298A JP1118298A JPH10216446A JP H10216446 A JPH10216446 A JP H10216446A JP 1118298 A JP1118298 A JP 1118298A JP 1118298 A JP1118298 A JP 1118298A JP H10216446 A JPH10216446 A JP H10216446A
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- housing
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/10—Preparation of respiratory gases or vapours
- A61M16/105—Filters
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- A61M16/1055—Filters bacterial
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- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 嵩張らずに、低流れ抵抗と高交換効率をもつ
改良した流体処理組立体を提供することにある。 【解決手段】 医療用呼吸フィルタが可撓性の管状外側
ハウジング（５）をもち、前記ハウジングが患者に連結
される一つのポート（２）と、換気ガスを受け入れるた
めに連結されるもう１つのポート（６）を有し、可撓性
の管状フィルタ（１０）がハウジング（５）に同軸に取
付けられ、その一端が２つのポート間でハウジングとシ
ールされている。フィルタ（１０）の反対端（１５）
は、ハウジングを通って流れるガスがフィルタの厚さを
通って流れるように閉鎖されている。
改良した流体処理組立体を提供することにある。 【解決手段】 医療用呼吸フィルタが可撓性の管状外側
ハウジング（５）をもち、前記ハウジングが患者に連結
される一つのポート（２）と、換気ガスを受け入れるた
めに連結されるもう１つのポート（６）を有し、可撓性
の管状フィルタ（１０）がハウジング（５）に同軸に取
付けられ、その一端が２つのポート間でハウジングとシ
ールされている。フィルタ（１０）の反対端（１５）
は、ハウジングを通って流れるガスがフィルタの厚さを
通って流れるように閉鎖されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は外側ハウジングと、
第一ポートと第二ポート間でハウジング内に置かれた流
体処理素子とを含む種類の流体処理組立体に関するもの
である。
第一ポートと第二ポート間でハウジング内に置かれた流
体処理素子とを含む種類の流体処理組立体に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】フィルタは患者に対して供給、排出する
空気又はガスを濾過するために医療呼吸用として使用さ
れる。バクテリア又はウイルスをフィルタによって完全
に阻止するために、フィルタは高い効率をもたなければ
ならないが、これは流れ抵抗を増大させる結果となる。
流れ抵抗はフィルタ面積を増大させることによって最小
限となすことができ、従って許容できる濾過効率と流れ
抵抗をもつ医療用フィルタは嵩張る傾向がある。このこ
とは一般に望ましくない。というのは、それが患者への
アクセスを妨げそして患者の近くにある他の器具の邪魔
をする傾向が強いからである。熱・水分交換器（ＨＭ
Ｅ）もまた、低流れ抵抗と高交換効率をもつときには嵩
張る傾向がある。
空気又はガスを濾過するために医療呼吸用として使用さ
れる。バクテリア又はウイルスをフィルタによって完全
に阻止するために、フィルタは高い効率をもたなければ
ならないが、これは流れ抵抗を増大させる結果となる。
流れ抵抗はフィルタ面積を増大させることによって最小
限となすことができ、従って許容できる濾過効率と流れ
抵抗をもつ医療用フィルタは嵩張る傾向がある。このこ
とは一般に望ましくない。というのは、それが患者への
アクセスを妨げそして患者の近くにある他の器具の邪魔
をする傾向が強いからである。熱・水分交換器（ＨＭ
Ｅ）もまた、低流れ抵抗と高交換効率をもつときには嵩
張る傾向がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、改良
した流体処理組立体を提供することにある。
した流体処理組立体を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ハウジ
ングが管形状をなし、流体処理素子がハウジング内で同
軸に延在する管状部分をもち、管状部分の一端が第一と
第二のポート間でハウジングとシールされており、管状
部分の他端が閉鎖されていて、第一と第二のポート間で
ハウジングを通過する流体が流体処理素子の厚さを通し
て流れるなければならないようになしたこと特徴とする
上記型式の流体処理組立体が提供される。
ングが管形状をなし、流体処理素子がハウジング内で同
軸に延在する管状部分をもち、管状部分の一端が第一と
第二のポート間でハウジングとシールされており、管状
部分の他端が閉鎖されていて、第一と第二のポート間で
ハウジングを通過する流体が流体処理素子の厚さを通し
て流れるなければならないようになしたこと特徴とする
上記型式の流体処理組立体が提供される。
【０００５】本発明の実施態様においては、外側ハウジ
ングと管状部分は可撓性とすることができる。管状部分
は一端から延在する外側管状部分を含み、内側管状部分
が外側管状部分の他端と接合されかつ外側管状部分内で
同軸状に延在することができる。外側管状部分は好適に
は、一端から他端までテーパ付きとなっており、内側管
状部分が反対方向にテーパ付きとなっていて、外側管状
部分と内側管状部分間にテーパ付き管状凹所を提供す
る。管状部分は波形付きとなし得る。好適には、管状部
分は円錐形の径方向にひだ付きのひだえりとすることが
できる。代案として、管状部分は端と端を接して互いに
接合された複数の円錐形素子によって提供される。代案
として、管状部分は螺旋状に巻かれた帯材によって提供
される。代案として、管状部分はその表面積と可撓性を
増すためにその厚さを通してしわ付けされたフィルタ材
料のチューブによって提供される。流体処理素子は好適
には、医療用呼吸ガスフィルタとし、発泡体の如きＨＭ
Ｅ素子を含むことができる。以下、本発明のフィルタ組
立体を実施例につき図を参照して説明する。
ングと管状部分は可撓性とすることができる。管状部分
は一端から延在する外側管状部分を含み、内側管状部分
が外側管状部分の他端と接合されかつ外側管状部分内で
同軸状に延在することができる。外側管状部分は好適に
は、一端から他端までテーパ付きとなっており、内側管
状部分が反対方向にテーパ付きとなっていて、外側管状
部分と内側管状部分間にテーパ付き管状凹所を提供す
る。管状部分は波形付きとなし得る。好適には、管状部
分は円錐形の径方向にひだ付きのひだえりとすることが
できる。代案として、管状部分は端と端を接して互いに
接合された複数の円錐形素子によって提供される。代案
として、管状部分は螺旋状に巻かれた帯材によって提供
される。代案として、管状部分はその表面積と可撓性を
増すためにその厚さを通してしわ付けされたフィルタ材
料のチューブによって提供される。流体処理素子は好適
には、医療用呼吸ガスフィルタとし、発泡体の如きＨＭ
Ｅ素子を含むことができる。以下、本発明のフィルタ組
立体を実施例につき図を参照して説明する。
【０００６】
【発明実施の形態】図１、２を参照すれば、機械端にポ
ート又はコネクタ２をもつ気管チューブ１（一部のみを
示す）を含む組立体が示されており、機械端はカテーテ
ル取付け部材４の患者端で直角継手３に連結する。カテ
ーテル取付け部材は一本の可撓性の波形付きチューブ５
をもち、チューブ５は患者端コネクタ２から機械端ポー
ト又はコネクタ６まで延在し、前記コネクタ６は次い
で、換気チュービング８の患者端でコネクタ７に連結す
る。換気チュービング８によって医療用呼吸ガスが前記
組立体に対して供給、排出される。
ート又はコネクタ２をもつ気管チューブ１（一部のみを
示す）を含む組立体が示されており、機械端はカテーテ
ル取付け部材４の患者端で直角継手３に連結する。カテ
ーテル取付け部材は一本の可撓性の波形付きチューブ５
をもち、チューブ５は患者端コネクタ２から機械端ポー
ト又はコネクタ６まで延在し、前記コネクタ６は次い
で、換気チュービング８の患者端でコネクタ７に連結す
る。換気チュービング８によって医療用呼吸ガスが前記
組立体に対して供給、排出される。
【０００７】カテーテル取付け部材４はフィルタ組立体
１０を含み、このフィルタ組立体はカテーテル取付け部
材内で長手方向にその長さの約半分に沿って前方に延在
している。このカテーテル取付け部材４はフィルタ組立
体１０用の外側ハウジングを提供し、コネクタ２と６は
フィルタ組立体を通るガス通過用のポートを形成する。
フィルタ組立体１０はその後端に剛性で円形の取付け板
１１を持つ。この取付け板は２つのＤ形開口を孔明けさ
れている。慣例のフィルタ紙又は織物材料のフィルタ素
子１３は一端を前記取付け板１１の前側に接合する。フ
ィルタ素子１３は他方の前端１５の縮小直径に向かって
僅かに勾配の付いた円錐形の外側チューブ１４を含み、
これは前記前端で内側チューブ１６に接合する。本文中
で用いる用語“円錐”又は“円錐形”は切頭円錐形の如
き部分円錐形を含むものとする。内側チューブ１６は同
様にテーパ付きとされ、外側チューブ１４内で同軸に後
方へ延在し、外側チューブはその後端に縮小直径をも
つ。内側チューブ１６の内部はフィルタ素子１３の前端
で開口する。フィルタ素子１３は、本例では、単一の円
錐形部材として形成し、小さい方の端部が大きい方の端
部内にめくり返されて、２つの同心の外側チューブ１４
と内側チューブ１６を形成する。代案として、内側チュ
ーブと外側チューブは別々に形成し、その後接合する。
内側チューブ１６の後端１７は例えば前記板１１上の中
心ボス１８と接合することによって、シールされる。２
つの開口１２は外側チューブ１４と内側チューブ１４の
間の環状凹所１９内に開口する。フィルタ取付け板１１
は機械端の継手６にその外縁の周囲でシールされ、カテ
ーテル取付け部材４に沿って流れるすべてのガスは前記
開口１２を通って、それ故外側チューブ１４又は内側チ
ューブ１６の各々の壁の厚さを通して、通過しなければ
ならない。患者へ流れるガスは環状スペース１９から内
側チューブ１６を通って内側へ又は外側チューブ１４を
通って外側へ流れる。患者から反対方向へ流れるガスは
外側チューブ１４又は内側チューブ１６の壁を通って環
状スペース１９内へ流れる。外側チューブ１４の外径
は、チューブの外側と波形付きチュービング５の内側間
をガスが流れるのに十分な隙間を残すよう選択する。フ
ィルタ素子１３を形成する材料は可撓性であるか又は湾
曲可能であり、それによってカテーテル取付け部材４は
チュービング５に又はフィルタ組立体１０に損傷を与え
ることなしに曲げることができる。外側フィルタチュー
ブ１４と内側フィルタチューブ１６の同軸配置によっ
て、比較的大きいフィルタ面積を比較的小さい横断面寸
法で得ることができ、それによってフィルタをカテーテ
ル取付け部材それ自身内に備えることを可能ならじめ
る。
１０を含み、このフィルタ組立体はカテーテル取付け部
材内で長手方向にその長さの約半分に沿って前方に延在
している。このカテーテル取付け部材４はフィルタ組立
体１０用の外側ハウジングを提供し、コネクタ２と６は
フィルタ組立体を通るガス通過用のポートを形成する。
フィルタ組立体１０はその後端に剛性で円形の取付け板
１１を持つ。この取付け板は２つのＤ形開口を孔明けさ
れている。慣例のフィルタ紙又は織物材料のフィルタ素
子１３は一端を前記取付け板１１の前側に接合する。フ
ィルタ素子１３は他方の前端１５の縮小直径に向かって
僅かに勾配の付いた円錐形の外側チューブ１４を含み、
これは前記前端で内側チューブ１６に接合する。本文中
で用いる用語“円錐”又は“円錐形”は切頭円錐形の如
き部分円錐形を含むものとする。内側チューブ１６は同
様にテーパ付きとされ、外側チューブ１４内で同軸に後
方へ延在し、外側チューブはその後端に縮小直径をも
つ。内側チューブ１６の内部はフィルタ素子１３の前端
で開口する。フィルタ素子１３は、本例では、単一の円
錐形部材として形成し、小さい方の端部が大きい方の端
部内にめくり返されて、２つの同心の外側チューブ１４
と内側チューブ１６を形成する。代案として、内側チュ
ーブと外側チューブは別々に形成し、その後接合する。
内側チューブ１６の後端１７は例えば前記板１１上の中
心ボス１８と接合することによって、シールされる。２
つの開口１２は外側チューブ１４と内側チューブ１４の
間の環状凹所１９内に開口する。フィルタ取付け板１１
は機械端の継手６にその外縁の周囲でシールされ、カテ
ーテル取付け部材４に沿って流れるすべてのガスは前記
開口１２を通って、それ故外側チューブ１４又は内側チ
ューブ１６の各々の壁の厚さを通して、通過しなければ
ならない。患者へ流れるガスは環状スペース１９から内
側チューブ１６を通って内側へ又は外側チューブ１４を
通って外側へ流れる。患者から反対方向へ流れるガスは
外側チューブ１４又は内側チューブ１６の壁を通って環
状スペース１９内へ流れる。外側チューブ１４の外径
は、チューブの外側と波形付きチュービング５の内側間
をガスが流れるのに十分な隙間を残すよう選択する。フ
ィルタ素子１３を形成する材料は可撓性であるか又は湾
曲可能であり、それによってカテーテル取付け部材４は
チュービング５に又はフィルタ組立体１０に損傷を与え
ることなしに曲げることができる。外側フィルタチュー
ブ１４と内側フィルタチューブ１６の同軸配置によっ
て、比較的大きいフィルタ面積を比較的小さい横断面寸
法で得ることができ、それによってフィルタをカテーテ
ル取付け部材それ自身内に備えることを可能ならじめ
る。
【０００８】この組立体はまた、フィルタ素子１３の前
方でチュービング５内に可撓性の吸湿性発泡体の如きＨ
ＭＥ材料を含むことによって熱・水分交換性を与えられ
ることができる。
方でチュービング５内に可撓性の吸湿性発泡体の如きＨ
ＭＥ材料を含むことによって熱・水分交換性を与えられ
ることができる。
【０００９】図３を参照すれば、内側と外側のチューブ
２１と２２をもつ変更されたフィルタ素子２０が示され
ており、前記２つのチューブは同心状に波形付けされて
いる。このことによって、同じ表面積をより短い長さで
作ることができ、またフィルタ素子の可撓性を改良する
ことができる。内側と外側のチューブ２１と２２間のス
ペースは吸湿性発泡体の如きＨＭＥ材料２３を含む。こ
のフィルタ素子２０は入口ポートと出口ポート間のハウ
ジング内に置かれる。
２１と２２をもつ変更されたフィルタ素子２０が示され
ており、前記２つのチューブは同心状に波形付けされて
いる。このことによって、同じ表面積をより短い長さで
作ることができ、またフィルタ素子の可撓性を改良する
ことができる。内側と外側のチューブ２１と２２間のス
ペースは吸湿性発泡体の如きＨＭＥ材料２３を含む。こ
のフィルタ素子２０は入口ポートと出口ポート間のハウ
ジング内に置かれる。
【００１０】図４には円錐形の代案としての管状フィル
タ素子３０を示し、このフィルタ素子は中心３２から外
に延びる径方向ひだ３１をもつ。フィルタ素子３０の外
縁は２つのポート（図示せず）間でハウジングに例えば
熱溶融接着剤によってシールされる。更に、この構造は
比較的小さい横断面で比較的大きいフィルタ面積を得る
ことができる。フィルタ素子３０は矩形の横ひだ付きパ
ック３３を用いて、熱溶融接着剤又は同様の材料のライ
ン３４を図５に示す如く一縁近くで長手方向に付着する
ことによって作る。ひだ付きパック３３の対向する両端
を接着剤のライン３４を付着した縁を囲むように組み合
わせ、図６に示す如くひだえりを形成するように合わせ
てシールする。次いで、ひだえりの中心を外縁に対して
下方に変位させて図４に示す円錐形状を作り、その中心
を閉鎖して、ガスが直接それを通過しないようにする。
それは追加のフィルタ材料で閉鎖することもできる。
タ素子３０を示し、このフィルタ素子は中心３２から外
に延びる径方向ひだ３１をもつ。フィルタ素子３０の外
縁は２つのポート（図示せず）間でハウジングに例えば
熱溶融接着剤によってシールされる。更に、この構造は
比較的小さい横断面で比較的大きいフィルタ面積を得る
ことができる。フィルタ素子３０は矩形の横ひだ付きパ
ック３３を用いて、熱溶融接着剤又は同様の材料のライ
ン３４を図５に示す如く一縁近くで長手方向に付着する
ことによって作る。ひだ付きパック３３の対向する両端
を接着剤のライン３４を付着した縁を囲むように組み合
わせ、図６に示す如くひだえりを形成するように合わせ
てシールする。次いで、ひだえりの中心を外縁に対して
下方に変位させて図４に示す円錐形状を作り、その中心
を閉鎖して、ガスが直接それを通過しないようにする。
それは追加のフィルタ材料で閉鎖することもできる。
【００１１】次に図７を参照すれば、 図４の径方向ひ
だ付きのフィルタ素子３０の変更形であるフィルタ素子
４０が示されている。フィルタ素子４０は、その中心４
１が図２、３に示すフィルタと同様な手法で、その外側
に対して反転している点で、他の素子と異なっている。
図７に示す種類のフィルタ素子４０を含む組立体もま
た、図８に示す如くＨＭＥ素子４２を含むことができ
る。ＨＭＥ素子４２は円錐形をなし、フィルタ素子内に
嵌め込まれる。
だ付きのフィルタ素子３０の変更形であるフィルタ素子
４０が示されている。フィルタ素子４０は、その中心４
１が図２、３に示すフィルタと同様な手法で、その外側
に対して反転している点で、他の素子と異なっている。
図７に示す種類のフィルタ素子４０を含む組立体もま
た、図８に示す如くＨＭＥ素子４２を含むことができ
る。ＨＭＥ素子４２は円錐形をなし、フィルタ素子内に
嵌め込まれる。
【００１２】図９を参照すれば、図４に示すものと同様
な種類の５個の円錐形の、径方向ひだ付きフィルタ素子
５０乃至５４をもつフィルタ組立体が示されている。４
個のフィルタ素子５０乃至５３はそれらの中心を開口し
たままとして、端と端を合わせて接合している。この順
序で第一のフィルタ素子５０はその外縁５５をハウジン
グ５６に対してシールしており、その対向する両端は夫
々フィルタ組立体の入口又は出口ポートを提供する。前
記第一フィルタ素子５０は次の素子５１の中心開口５８
に対してシールされており、この素子５１は第一素子５
０に対して反対向きとなしている。第二素子５１の外縁
５９は第三素子５２の外縁６０とシールされる。この第
三素子は第一素子５０と同じ方向に向いている。第三素
子５２の中心６１は第四素子５３の中心６２とシールさ
れる。この第四素子は第二フィルタ素子５１と同じ方向
に向いている。第四フィルタ素子５３の外縁６３は最後
の素子の外縁６４とシールされる。最後の素子５４は第
一素子と同じ方向に向いており、その中心６５は閉鎖さ
れている。第二乃至第四フィルタ素子５１乃至５４は第
一素子５０と比べて僅かに細長くなっていて、大きい方
の端のそれらの直径はハウジング５６の内径より小さ
い。ガス流が左から右に流れるとき、ガスは組み合わせ
フィルタ構造の中央に沿って流れ、フィルタ素子５０乃
至５４の壁を通って外方に流れてフィルタ素子とハウジ
ング５６間のスペースに流入する。反対方向にハウジン
グ５６に沿って行くガスは反対方向にフィルタ素子５４
乃至５０を通って流れる。
な種類の５個の円錐形の、径方向ひだ付きフィルタ素子
５０乃至５４をもつフィルタ組立体が示されている。４
個のフィルタ素子５０乃至５３はそれらの中心を開口し
たままとして、端と端を合わせて接合している。この順
序で第一のフィルタ素子５０はその外縁５５をハウジン
グ５６に対してシールしており、その対向する両端は夫
々フィルタ組立体の入口又は出口ポートを提供する。前
記第一フィルタ素子５０は次の素子５１の中心開口５８
に対してシールされており、この素子５１は第一素子５
０に対して反対向きとなしている。第二素子５１の外縁
５９は第三素子５２の外縁６０とシールされる。この第
三素子は第一素子５０と同じ方向に向いている。第三素
子５２の中心６１は第四素子５３の中心６２とシールさ
れる。この第四素子は第二フィルタ素子５１と同じ方向
に向いている。第四フィルタ素子５３の外縁６３は最後
の素子の外縁６４とシールされる。最後の素子５４は第
一素子と同じ方向に向いており、その中心６５は閉鎖さ
れている。第二乃至第四フィルタ素子５１乃至５４は第
一素子５０と比べて僅かに細長くなっていて、大きい方
の端のそれらの直径はハウジング５６の内径より小さ
い。ガス流が左から右に流れるとき、ガスは組み合わせ
フィルタ構造の中央に沿って流れ、フィルタ素子５０乃
至５４の壁を通って外方に流れてフィルタ素子とハウジ
ング５６間のスペースに流入する。反対方向にハウジン
グ５６に沿って行くガスは反対方向にフィルタ素子５４
乃至５０を通って流れる。
【００１３】もう１つの代案としてのフィルタ素子７０
は図１０に示す。このフィルタ素子７０は円錐形であり
かつ螺旋状に巻いたフィルタ材料７１の帯材からなり、
そしてその帯材の幅は螺旋軸線と平行に延在すると共
に、帯材の隣接ターンは重なっていて互いにシールされ
る。帯材７１は平らであってもよく、又は対向縁に沿っ
て延びる溝形リップ７２をもっていてもよい。フィルタ
素子７０はフィルタ材料の帯材を最初平らなコイルに巻
いて、帯材の外端を下にあるターンに熱溶融接着剤でシ
ールすることによって、図１１に示す手法で作られる。
このコイルをジグ７３内に置き、円錐形成形部材７４を
コイル中心に押し下げ、これによってコイル中心を押し
出してそれを円錐形に成形する。帯材７１がリップ７２
をもつ場合、隣接ターンのリップの抱き合わせはコイル
の延長長さを制限する。次いで帯材をシールしかつ螺旋
形状に維持するために、熱溶融接着剤のライン又は類似
材料が帯材７１の、下にあるターンに重なる縁に沿って
付着される。コイルの内側中心も同様にして閉鎖され
る。
は図１０に示す。このフィルタ素子７０は円錐形であり
かつ螺旋状に巻いたフィルタ材料７１の帯材からなり、
そしてその帯材の幅は螺旋軸線と平行に延在すると共
に、帯材の隣接ターンは重なっていて互いにシールされ
る。帯材７１は平らであってもよく、又は対向縁に沿っ
て延びる溝形リップ７２をもっていてもよい。フィルタ
素子７０はフィルタ材料の帯材を最初平らなコイルに巻
いて、帯材の外端を下にあるターンに熱溶融接着剤でシ
ールすることによって、図１１に示す手法で作られる。
このコイルをジグ７３内に置き、円錐形成形部材７４を
コイル中心に押し下げ、これによってコイル中心を押し
出してそれを円錐形に成形する。帯材７１がリップ７２
をもつ場合、隣接ターンのリップの抱き合わせはコイル
の延長長さを制限する。次いで帯材をシールしかつ螺旋
形状に維持するために、熱溶融接着剤のライン又は類似
材料が帯材７１の、下にあるターンに重なる縁に沿って
付着される。コイルの内側中心も同様にして閉鎖され
る。
【００１４】図１２に示すフィルタ素子８０は一端８２
のその口部の周りで孔明き板８３に取付けられたフィル
タ材料の単一チューブ８１を含み、この孔明き板は次い
で、その外側周囲でハウジングの内側に対してシールさ
れる。ハウジング８４は管形状をなし、チューブ８１は
ハウジングに沿って軸線方向に延在し、フィルタチュー
ブの一端のシールはハウジングの対向端のポート８５と
８６間に置かれる。フィルタチューブ８１の他端８７は
例えばチューブを平らにして、平らにした側を接着剤で
合わせてシールすることによって閉鎖される。チューブ
８１の壁はその全長に沿って皺模様を壁厚さを通して形
成され、その結果外面の凹みが内面の突起として現れ
る。これらの皺はチューブ８１を一層可撓性となして、
それをカテーテル取付け部材の如き可撓性外側ハウジン
グ内に使用可能となす。また、この皺は同じ長さと直径
の皺なしチューブと比較してチューブ表面積を増す。
のその口部の周りで孔明き板８３に取付けられたフィル
タ材料の単一チューブ８１を含み、この孔明き板は次い
で、その外側周囲でハウジングの内側に対してシールさ
れる。ハウジング８４は管形状をなし、チューブ８１は
ハウジングに沿って軸線方向に延在し、フィルタチュー
ブの一端のシールはハウジングの対向端のポート８５と
８６間に置かれる。フィルタチューブ８１の他端８７は
例えばチューブを平らにして、平らにした側を接着剤で
合わせてシールすることによって閉鎖される。チューブ
８１の壁はその全長に沿って皺模様を壁厚さを通して形
成され、その結果外面の凹みが内面の突起として現れ
る。これらの皺はチューブ８１を一層可撓性となして、
それをカテーテル取付け部材の如き可撓性外側ハウジン
グ内に使用可能となす。また、この皺は同じ長さと直径
の皺なしチューブと比較してチューブ表面積を増す。
【００１５】上記フィルタ素子は例えば吸湿性紙の同じ
形状のＨＭＥ素子と置き換えることができ、又はフィル
タ素子・ＨＭＥ素子組合せ体によって置き換えることが
できる。
形状のＨＭＥ素子と置き換えることができ、又はフィル
タ素子・ＨＭＥ素子組合せ体によって置き換えることが
できる。
【図１】使用中のフィルタ組立体の側立面である。
【図２】図１のフィルタ組立体の斜視図である。
【図３】代案としてのフィルタ組立体の横断、側立面図
である。
である。
【図４】他の組立体のフィルタ素子の斜視図である。
【図５】図４のフィルタ素子を製造する一段階を示す図
である。
である。
【図６】図４のフィルタ素子を製造する次の段階を示す
図である。
図である。
【図７】他のフィルタ素子の斜視図である。
【図８】図７のフィルタ素子の変更型式の横断、側立面
図である。
図である。
【図９】もう１つの代案としてのフィルタ組立体の横
断、側立面図である。
断、側立面図である。
【図１０】他の代案としてのフィルタ素子の斜視図であ
る。
る。
【図１１】図１０のフィルタ素子の製造段階を示す斜視
図である。
図である。
【図１２】もう１つの代案としてのフィルタ組立体の横
断、側立面図である。
断、側立面図である。
１ 気管チューブ ２ コネクタ ５ 波形付きチューブ ８ 換気チュービング １０ フィルタ組立体 １１ 取付け板 １３ フィルタ素子 １４ 外側チューブ １６ 内側チューブ ２０ フィルタ素子 ２３ ＨＭＥ素子 ３０ 管状フィルタ素子 ３３ 横ひだ付きパック ３４ ライン ４２ ＨＭＥ素子 ５０、５１、５２、５３、５４ 径方向ひだ付きフィル
タ素子 ７０ フィルタ素子 ７１ フィルタ材料又は帯材 ８１ フィルタチューブ ８３ 孔明き板 ８４ ハウジング
タ素子 ７０ フィルタ素子 ７１ フィルタ材料又は帯材 ８１ フィルタチューブ ８３ 孔明き板 ８４ ハウジング
Claims (12)
- 【請求項１】 外側ハウジング（５、５６、８４）と、
第一ポート（２、８６）と第二ポート（６、８５）の間
でハウジング内に置かれた流体処理素子（１０、２０、
３０、４０、５０乃至５４、７０、８０）とを備えた流
体処理組立体において、ハウジング（５、５６、８４）
が管形状をなし、流体処理素子（１０、２０、３０、４
０、５０、７０、８０）がハウジング内で同軸に延在す
る管状部分（１４、２２、５０乃至５４、７０、８１）
をもち、管状部分の一端（５５、８２）が第一と第二の
ポート間でハウジング（５、５６、８４）とシールされ
ており、管状部分の他端（１５、６５、８７）が閉鎖さ
れていて、第一と第二のポート間でハウジングを通過す
る流体が流体処理素子の厚さを通して流れなければなら
ないようになしたこと特徴とする流体処理組立体。 - 【請求項２】 外側ハウジング（５、５６、８４）と管
状部分（１４、２２、５０乃至５４、７０、８１）は可
撓性であること特徴とする請求項１に記載の流体処理組
立体。 - 【請求項３】 管状部分が一端から延在する外側管状部
分（１４、２２）を含み、内側管状部分（１６、２１、
４１）が外側管状部分の他端と接合されかつ外側管状部
分内で同軸状に延在すること特徴とする請求項１又は２
に記載の流体処理組立体。 - 【請求項４】 外側管状部分（１４、２２）が一端から
他端までテーパ付きとなっており、内側管状部分（１
６、２１、４１）が反対方向にテーパ付きとなってい
て、外側管状部分と内側管状部分間にテーパ付き管状凹
所（１９）を提供すること特徴とする請求項３に記載の
流体処理組立体。 - 【請求項５】 管状部分（２０、３０、４０、５０乃至
５４）が波形付きとなっていること特徴とする請求項１
から４の何れか１項に記載の流体処理組立体。 - 【請求項６】 管状部分が円錐形の径方向にひだ付きの
ひだえり（３０、４０、５０乃至５４）であること特徴
とする請求項１から３の何れか１項に記載の流体処理組
立体。 - 【請求項７】 管状部分が端と端を接して互いに接合さ
れた複数の円錐形素子（５０乃至５４）によって提供さ
れること特徴とする請求項１又は２に記載の流体処理組
立体。 - 【請求項８】 管状部分（７０）は螺旋状に巻かれた帯
材（７１）によって提供されること特徴とする請求項１
又は２に記載の流体処理組立体。 - 【請求項９】 管状部分（８０）はその表面積と可撓性
を増すためにその厚さを通してしわ付けされたフィルタ
材料のチューブ（８１）によって提供されること特徴と
する請求項１又は２に記載の流体処理組立体。 - 【請求項１０】 流体処理素子（１０、２０、３０、４
０、５０乃至５４、７０、８０）が医療用呼吸ガスフィ
ルタであること特徴とする請求項１から９の何れか１項
に記載の流体処理組立体。 - 【請求項１１】 流体処理素子（２０、４０）がＨＭＥ
素子（２３、４２）を含むこと特徴とする請求項１から
１０の何れか１項に記載の流体処理組立体。 - 【請求項１２】 ＨＭＥ素子（２３、４２）が発泡体で
あること特徴とする請求項１１に記載の流体処理組立
体。
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|---|---|---|---|
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1118298A Pending JPH10216446A (ja) | 1997-01-31 | 1998-01-23 | 流体処理組立体 |
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| JP (1) | JPH10216446A (ja) |
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