JPH10216297A - スノーボード用ビンディング - Google Patents

スノーボード用ビンディング

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JPH10216297A
JPH10216297A JP9028041A JP2804197A JPH10216297A JP H10216297 A JPH10216297 A JP H10216297A JP 9028041 A JP9028041 A JP 9028041A JP 2804197 A JP2804197 A JP 2804197A JP H10216297 A JPH10216297 A JP H10216297A
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JP
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binding
snowboard
positioning member
rotating body
rotating
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JP9028041A
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Inventor
Akira Sasaki
彰 佐々木
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角度調整後のビンディングを強固に固定でき
るとともに、角度調整に重要な箇所への雪の侵入を防止
できるスノーボード用のビンディングを提供する。 【解決手段】 ビンディング本体10に回動自在に内蔵
された回転体15a,15bと、この回転体に挿通され
つつ位置決め部材14a,14bを連結する連結用ピン
16a,16bと、回転体が回動する中心からの距離を
変化しつつ回動方向に連続して設けられ、かつ、回転体
の回動による連結用ピンの移動を規制する規制溝55と
を備えてなることを特徴とする。また、調整体20とス
ノーボード3との間に、薄いシート状のアンダーパネル
40を設け、しかも、そのアンダーパネルが、その外周
端縁付近の全周に断面形状略山形の仕切り部41を有
し、この仕切り部が調整体の裏面において係入孔21よ
りも外周に当接できるように構成されてなるのが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるスノーボ
ードに乗って雪上を滑走するスポーツにおいて、このス
ノーボードに専用ブーツを固定するための器具であるい
わゆるビンディングに関し、特に、取付け角度を自在に
調整できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スノーボードに取り付けられ
るビンディングは、そのビンディングによって固定され
る足の向きがスノーボードの長手方向に対して斜めとな
るように調整されていた。この足の向きに規則はなくス
ノーボード前方に対して右を向くか左を向くかは本人の
自由であり、また、斜めにする角度も自由である。そし
て、ビンディングの取り付けは、スノーボードに対して
直接ねじ等で締着させており、スノーボードに取り付け
たビンディングの角度は固定的であって、特に、角度を
変更する場合には上記のねじによる締着そのものを変更
するほかはなかった。なぜなら、ビンディングは、滑走
するスノーボードと操作する者の足とを一体化するため
の道具であって、スノーボードから容易に離脱しない構
造でなければならず、使用の際には操作する者が重心を
移動させてスノーボードを左右に傾けるのであるが、そ
の際にも容易に離脱してはならないからであった。
【0003】ところが、スノーボードを使用するときの
足の向きが固定されたのでは、雪上を滑走しない状態で
あっても斜めを向いているので歩きづらく、一般には、
後ろ側の足をビンディングから離して自由にし、前側の
足をやや内股にしてスノーボードを進行方向に向けて滑
らせながら歩かなければならず、リフトに乗った場合に
おいても、固定されている側の足が前を向いたときスノ
ーボードが斜めを向くので、ペアリフトやトリプルリフ
トのように複数の人が一緒に乗り合わせる場合には、同
乗した人のスノーボードやスキー板が接触するなど、互
いに不快に感じることが多かった。
【0004】そこで、出願人は、平成7年特許願第18
2842号及び平成7年特許願第328768号におい
て示すように、ビンディングの角度を容易に変更できる
調整装置を発明した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものを使用する場合、一般的な使用者は、各自がそれぞ
れ最適な角度を見出すまでは角度調整を頻繁に行うが、
一度最適な角度に調整した後は、その角度が変更するこ
とを嫌っていた。つまり、角度調整が完了した後に再び
角度を調整することはなかったのである。また、上級者
にあっては、急角度の斜面を速く滑走することから、角
度調整の至便よりも多少の衝撃によって角度が変更しな
い構造が好まれていた。従って、調整を終了した後に
は、その角度が固定的となるようなビンディングが切望
されていたのである。さらに、長時間の雪上における使
用によって、角度調整のために設けられている係入孔に
雪が侵入することがあり、再び角度調整をしようとする
とき十分に機能しないことがあるという問題点もあっ
た。
【0006】本発明は、上記諸点にかんがみ、角度調整
後のビンディングを強固に固定できるとともに、角度調
整に重要な箇所への雪の侵入を防止できるスノーボード
用のビンディングを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、周方向に所定ピッチの係入孔を有する
調整体と、この調整体の表面に摺接するビンディング本
体と、このビンディング本体に支持されるとともに上記
係入孔に係入できる係入突起を有する位置決め部材と、
上記ビンディング本体を調整体との間で挟持しつつスノ
ーボードに固定できる固定部材とを備えてなるスノーボ
ード用のビンディングにおいて、ビンディング本体に回
動自在に内蔵された回転体と、この回転体に挿通されつ
つ位置決め部材を連結する連結用ピンと、回転体が回動
する中心からの距離を変化しつつ回動方向に連続して設
けられ、かつ、回転体の回動による連結用ピンの移動を
規制する規制溝とを備えてなることを特徴とするスノー
ボード用ビンディングを要旨としている。
【0008】また、本発明は、周方向に所定ピッチの係
入孔を有する調整体と、この調整体の表面に摺接するビ
ンディング本体と、このビンディング本体に支持される
とともに上記係入孔に係入できる係入突起を有する位置
決め部材と、上記ビンディング本体を調整体との間で挟
持しつつスノーボードに固定できる固定部材とを備えて
なるスノーボード用のビンディングにおいて、ビンディ
ング本体に回動自在に内蔵された回転体と、この回転体
に挿通されつつ位置決め部材を連結する連結用ピンと、
回転体が回動する中心からの距離を変化しつつ回動方向
に連続して設けられた規制溝とを備えてなり、上記位置
決め部材の移動方向を制限するとともに、回転体の回動
に伴い規制溝に沿って連結用ピンを摺動可能にしてなる
ことを特徴とするスノーボード用ビンディングをも要旨
としている。
【0009】そして、前記位置決め部材が、調整部の係
入孔に向かって付勢されてなるのが好ましい。さらに、
本発明は、周方向に所定ピッチの係入孔を有する調整体
と、この調整体の表面に摺接するビンディング本体と、
このビンディング本体に支持されるとともに上記係入孔
に係入できる係入突起を有する位置決め部材と、上記ビ
ンディング本体を調整体との間で挟持しつつスノーボー
ドに固定できる固定部材とを備えてなるスノーボード用
のビンディングにおいて、ビンディング本体に回動自在
に内蔵された円板状の回転体と、この回転体の中央に貫
通して刻設された雌ネジと、上記位置決め部材から突出
する軸部に、この雌ネジに螺合する雄ネジを螺刻した雄
ネジ部とを備えてなることを特徴とするスノーボード用
ビンディングをも要旨としている。
【0010】そして、前記回転体が、調整部の係入孔に
逆らう方向に付勢されてなるのが好ましい。また、前記
調整体と前記スノーボードとの間に、薄いシート状のア
ンダーパネルを設けてなるのが好ましく、しかも、その
アンダーパネルが、その外周端縁付近の全周に断面形状
略山形の仕切り部を有してなるアンダーパネルであっ
て、この仕切り部が調整体の裏面において係入孔よりも
外周に当接できるように構成されてなるのが好ましい。
また、前記調整体と前記アンダーパネルとを、一体的に
構成してなるのが好ましい。そして、前記アンダーパネ
ルが、前記調整体よりも大径に構成され、外周付近に角
度調整時の目安となる目盛りを施してなるアンダーパネ
ルであってもよい。さらに、前記ビンディング本体が、
任意の箇所に複数の位置決め部材を備えたビンディング
本体であってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明はスノーボード用のビンデ
ィングにかかるものであるところ、まず、スノーボード
とビンディングとの概略を説明すると、図1に示すよう
に、2個のビンディング1,2がスノーボード3の長手
方向に離れて取り付けられ、滑走方向に対して斜めを向
いて足が固定できるようになっている。両方のビンディ
ング1,2はそれぞれ角度調整が可能となっているが、
片方(滑走方向Xに対して前側)のビンディング1のみ
の角度が調整できるものであっても十分である。これ
は、滑走方向Xに対して前方に位置する側の足によって
滑走中の姿勢が決定するため、この足の向きが最も重要
となるからである。また、当然のことながら、ビンディ
ング1,2にはバックル4,5が設けられていて、ブー
ツを履いた状態の足を固定できるようになっているので
ある。
【0012】次に、本発明にかかるビンディングの第一
の実施形態について説明する。図2に示すように、ビン
ディング1は、ビンディング本体10と調整体20と固
定部材30とアンダーパネル40とで構成されている。
ビンディング本体10には、そのほぼ中央に中心孔11
が貫設されており、固定部材30の下面に設けられる厚
肉部分31が嵌入できるようになっている。また、この
中心孔11の周辺には固定部材30の周縁付近が摺接で
きる摺接面12が設けられており、固定部材30が調整
体20とアンダーパネル40をスノーボード3に固定し
た状態でもビンディング本体10のみを回動できるので
ある。ビンディング本体10の両側には、複数の係入突
起13a,13bを有する位置決め部材14a,14b
が内蔵できるようになっていて、係入突起13a,13
bを下向きにしてビンディング本体10の下部から挿入
できるとともに、ビンディング本体10の側方から嵌合
する回転体15a,15bに連結用ピン16a,16b
で連結できるようになっている。この回転体15a,1
5bにはレバー17a,17bが設けられ、人為的に回
動を操作できるようになっているとともに、この回動に
伴って位置決め部材14a,14bを昇降できるように
なっている。そして、位置決め部材14a,14bが下
降するとき、下端の係入突起13a,13bが調整体2
0の係入孔21に係入できるのである。また、このよう
な係入ができるかどうかの判断を容易にするため、プレ
ッシャーボール18a,18bがバネ19a,19bに
よって付勢されつつ係入孔21の方向に向けて押しつけ
られており、このプレッシャーボール18a,18bが
安定するとき、即ち、ちょうどプレッシャーボール18
a,18bの下部が係入孔21に嵌まっているとき、係
入突起13a,13bが係入孔21に係入できる位置で
あることを示唆することができるのである。
【0013】調整体20は略円形板状で構成されてお
り、その周縁付近の全周には、垂直方向に貫通する係入
孔21が穿設されていて、ちょうど上記の位置決め部材
14a,14bを昇降させるとき、その係入突起13
a,13bが出没できるようになっている。また、これ
らの係入孔21よりも内側の4箇所には長孔22,2
3,24,25が穿設されていて、固定部材30によっ
て固定されるときに使用されるボルト32,33,3
4,35が貫通できるようになっている。また、中央に
は丸孔26が貫設されており、下部から皿ネジ27を貫
通しつつ固定部材30に締着でき、スノーボード3に固
定されるまでの間、固定部材30と一体的に維持できる
ようになっている。さらに、上記各孔22〜26を避け
た箇所に丸孔28,29も貫設されており、アンダーパ
ネル40の表面に設けられる丸形突起48,49が嵌合
でき、調整体20とアンダーパネル40とが一体的に連
結できるようになっている。
【0014】固定部材30には、上記のとおり、ビンデ
ィング本体10の中心孔11内に嵌入できる厚肉部分3
1が設けられているとともに、スノーボード3との固定
のためにボルト32,33,34,35が用意されてい
る。そして、このボルト32,33,34,35を貫通
させるための長孔36,37,38,39が貫設されて
おり、各ボルト32〜35が長孔36〜39の長さの範
囲で位置を調整できるようになっていて、固定部材30
をスノーボード3に固定させるとき、スノーボード3の
表面に予め設けられている複数のナット孔6に合わせて
螺入できるようになっている。
【0015】アンダーパネル40は、薄肉のプラスチッ
ク素材で構成されており、外周端縁からやや内側表面に
は断面略山形の仕切り部41が全周に設けられている。
この仕切り部41は、調整体20に重なるとき、ちょう
ど調整体20の外周端縁と係入孔21との間の下側に当
接するように設けられ、係入孔21の外側でスノーボー
ド3と調整体20との間のシール材としての機能をはた
しているのである。また、このアンダーパネル40にも
長孔42,43,44,45が貫設されていて、上記固
定部材30のボルト32,33,34,35が貫通でき
るようになっている。また、前述したように、調整体2
0との一体化のための円形突起48,49が設けられて
いる。
【0016】このように各部が構成されているから、固
定部材30によって、ビンディング本体10、調整体2
0、及び、アンダーパネル40を順次重ねてスノーボー
ド3に固定すると、図3に示すように、固定部材30の
表面がビンディング本体10の表面と一致して平らな状
態となり、調整体20はビンディング本体10の下側で
見えなくなり、アンダーパネル40の周縁の一部が露出
するようになるのである。
【0017】そこで、このように固定された状態におけ
るビンディング本体10の内部と調整体20との関係
を、位置決め部材14a,14b及び回転体15a,1
5bを中心に詳述する。図4(a),(b)に示すよう
に、ビンディング本体10に内蔵される位置決め部材1
4aは、回転体15aの内部を貫通して配置されるとと
もに、その上端部51がビンディグ本体10に挿入され
ており、かつ、連結用ピン16aによって位置決め部材
14aと回転体15aとが連結されており、位置決め部
材14a及び回転体15aはビンディング本体10から
容易に離脱できないようになっている。回転体15aは
二枚の円板状部材が二箇所52,53で支持されて一体
的なドラム形に構成されており、ちょうど二箇所52,
53を避けた状態で位置決め部材14aが貫通できるよ
うになっているのである。また、回転体15aが嵌合し
ているビンディング本体10の下方には、位置決め部材
14aの移動を制限するための案内部54が形成されて
おり、位置決め部材14aは上下方向にのみ案内される
ようになっている。連結用ピン16aは、位置決め部材
14aと回転体15aとを同時に挿入しており、位置決
め部材14aには固定的である反面、回転体15aには
規制溝55の内部に摺動可能に挿通されている。ここ
で、回転体15aに設けられる規制溝55は、回転体1
5aが回動する中心からの距離を変化するように連続的
な細長に設けられており、回動の中心近くから遠くに向
かって徐々に変化するように形成されている。そして、
回転体15aを回動させるとき、連結用ピン16aは、
位置決め部材14aとの連結から周方向への移動ができ
ず、規制溝55の内側を摺動しつつ位置決め部材14a
が移動できる方向へのみ、即ち、位置決め部材14aを
伴って上下方向のみへ移動できることとなる。なお、回
転体15aの回動はレバー17aを使用して人為的に行
われるものである。また、アンダーパネル40の仕切り
部41は、調整体20の端縁と係入孔21との中間の位
置に密着しており、外部から雪などの侵入を防止できる
ようになっている。この状態は、前述のとおり、固定部
材30をスノーボード3に強固に固定することによって
密着させることができるものである。また、調整体20
の外周端縁がアンダーパネル40の表面に当接するの
で、調整体20によってスノーボード3表面が損傷する
ことを防止できる。
【0018】上記のような構成であるので、本実施形態
によるビンディング本体10の角度調整をするときは、
レバー17aを操作することによってなされる。そし
て、レバー17aを横向きにするとき、図3に示すよう
に、連結用ピン16aは回転体15aの中心から離れた
位置の規制溝55内にあり、位置決め部材14aは下降
されている。この状態において、位置決め部材14aの
係入突起13aが調整体20の係入孔21に係入し、位
置決め部材14aを内蔵しているビンディング本体10
を固定的に係止できることとなる。また、レバー17a
が上向きになるように、回転部15aを回動させること
によって、図4に示すように、連結用ピン16aが回転
体15aの中心に接近し、位置決め部材14aを上昇さ
せることができるのである。この状態において、位置決
め部材14aの係入突起13aは調整体20の係入孔2
1から離脱し、位置決め部材14aを内蔵しているビン
ディング本体10が係止されることなく、ビンディング
10の角度を調整することができるようになる。上記の
ような、レバー17aが横向きの状態(図3)から上向
きの状態(図4)に移行する場合、また、逆に上向きか
ら横向きにする場合、当該レバー17aは、回転体15
aを中心に90度回転させることとなるが、その際に位
置決め部材14aは約5ミリメートルの昇降をするのみ
であり、細長の規制溝55の一端から他端まで連結用ピ
ン16aが通過しなければならないことから、回転体1
5aの回動なしに位置決め部材14aを昇降することは
なく、しかも、レバー17aによらなければ、回転体1
5aの回動は困難である。
【0019】このように、位置決め部材14aによる調
整体20との係止状態を操作するときには、回転体15
aの回動が必要となり、特に、係止状態を解除するとき
は、回転体15aが回動しなければ位置決め部材14a
が移動できず、従って、振動や衝撃などによって位置決
め部材14aが移動することや、係入突起13aが係入
孔21から離脱することがないのである。また、位置決
め部材14aを下方に付勢するバネ56が設けられてい
るので、連結用ピン16aと規制溝55との間に遊びを
生じた場合でも、係入孔21と係入突起13aとの間の
遊びの発生を少なくできるものである。
【0020】次に、第二の実施形態について説明する。
本実施形態は、図6に示すように、第一の実施形態から
位置決め部材114a,114bと回転体115a,1
15bとを変更したものである。なお、ビンディング本
体110の形状が、第一の実施形態と異なるが、これ
は、固定すべきブーツの種類などによってビンディング
本体110を変化できることを例として示すものであ
り、第一の実施形態と同じものに使用できることは当然
であって、本実施形態の趣旨に影響を与えるものではな
い。また、本実施形態のビンディング101が、ビンデ
ィング本体110、調整体120、固定部材130、及
び、アンダーパネル140で構成されていること、調整
体120には係入孔121が穿設されていること、並び
に、固定部材130のボルト132〜135によって全
体をスノーボード103に固定できるようになっている
ことは、第一の実施形態と同様である。
【0021】そこで、ビンディング本体110の両側に
設けられる位置決め部材114a,114bと、この位
置決め部材114a,114bを昇降させる回転体11
5a,115bを中心に以下に説明する。まず、回転体
115a,115bは、保持部材161a,161bに
よって保持されるとともに、固定ボルト166a,16
7a,166b,167bによってビンディング本体1
10に固定される。また、この回転体115a,115
bの中心には雌ネジ162a,162bが刻設されてお
り、一方、位置決め部材114a,114bには、この
雌ネジ162a,162bに螺合できる雄ネジ部163
a,163bが設けられている。そして、位置決め部材
114a,114bは、ビンディング本体110に貫設
される案内部164a,164bの内部に配置されると
ともに、雄ネジ部163a,163bが回転体115
a,115bの雌ネジ162a,162bに螺入しつ
つ、さらに先端部165a,165bが保持部材161
a,161bを貫通して上方に突出するようになってい
る。
【0022】このような構成から、固定部材130によ
って全体をスノーボード103に固定すると、図7に示
すように、保持部材161a,161bはビンディング
本体110と一体的に固定され、回転体115a,11
5bは、それに内蔵されるように組み立てられる。ま
た、位置決め部材114a,114bもビンディング本
体110の内部に組み込まれて露出しない状態となる。
なお、アンダーパネル140の一部はビンディング本体
110の下側から少し露出することとなる。
【0023】次に、位置決め部材114a,114bと
調整体120の係入孔121との関係を詳述する。図8
(a),(b)に示すように、保持部材161aによっ
て保持される回転体115aはビンディング本体110
との間でバネ168a,169aによって上方に付勢さ
れており、保持部材161aの内側に遊びができないよ
うに保持され、回転体115aを回動させないときに
は、回転体115aが振動などによって回動することを
防止している。また、回転体115aの下部でバネ16
8a,169aに当接する箇所に溝部170aが設けら
れており、バネ168a,169aとの間には球体17
1a,172aが介され、回転体115aの回動がバネ
168a,169aによって阻害されることを防止して
いる。このようにして、定められた位置で回動できる回
転体115aの雌ネジ162aには位置決め部材114
aの雄ネジ部163aが螺合しているので、回転体11
5aの回動によって位置決め部材114aを昇降できる
のである。そして、位置決め部材114aが下降すると
き、その下部の係入突起113aが調整体120の係入
孔121に係入でき、また、位置決め部材114aが上
昇するとき、係入突起113aは調整体120の係入孔
121の係入を解除するようになっている。位置決め部
材114aは、その下方が案内部164aの内部に配置
されており、回転体115aが回動したとしても位置決
め部材114aが回動することはなく、また、上端16
5aが保持部材161aを貫通しており、位置決め部材
114aの昇降は直線的に上下方向に規制されている。
【0024】本実施形態の作動態様を説明すれば、ま
ず、位置決め部材114aによるビンディング本体11
0を係止させる場合は、回転体115aを右回転に回動
させると、回転体115aの雌ネジ162aと位置決め
部材114aの雌ネジ163aによって、回転体115
aと位置決め部材114aとが相対的に離れる方向に移
動し、この移動に伴って位置決め部材114aを下降さ
せることができ、係入突起113aを調整体120の係
入孔121に係入させるのである(図8)。また、位置
決め部材114aの係止を解除させる場合は、回転体1
15aを左回転に回動させると、図9(a),(b)に
示すように、回転体115aと位置決め部材114aと
が相対的に近くなる方向に移動し、位置決め部材114
aを上昇させて係入突起113aを係入孔121から離
脱させることができるのである。
【0025】なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々なる実施の態様を取り得ることは無論である。例え
ば、アンダーパネル40,140の形状に関し、中心付
近を除去した円環状に成形したもの、また、第一の実施
形態のうち回転体15a,15bの形状を変化したもの
であってもよい。この場合の例を説明すれば、図10に
示すように、アンダーパネル240は円環状になってお
り、仕切り部241は第一実施形態と同様に調整体22
0の下側に配置されるようになっている。このとき、調
整体220との連結のための丸形突起48,49(図
2)は除去されており、これに代えて、円環内周付近の
表面上に4個の小突起281,282,283,284
が設けられている。そして、これを嵌合する丸孔29
1,292,293,294が調整体220の所定箇所
に穿設されているのである。このような構成から、固定
部材230のボルト232,233,234,235は
アンダーパネル240を貫通することはなく、従って、
固定部材230による固定力が直接アンダーパネル24
0に作用することはない。これは、滑走中であってもア
ンダーパネル240に負荷が作用しないことから、その
中央部分を固定部材230で固定する必然性がなく、そ
のために、不必要な部分をできる限り省略したことによ
るものである。一方、回転体215a,215bに関す
る例としては、図11(a),(b)に示すように、連
結用ピン216aが回転体215aと位置決め部材21
4aとを連結する際、回転体215aを貫通しない形状
になっており(図11(b)参照)、回転体215aの
レバー217a側半分と位置決め部材214aのみを貫
通できるように構成されたものである。これは、連結用
ピン216aは、位置決め部材214aとは強固に連結
されるが、回転体215aにおいては規制溝255aの
内部に遊嵌された状態であるため、位置決め部材214
aの両側で貫通させなくても連結状態に変化がないこ
と、及び、ビンディング本体210の内側は、使用の際
に固定すべき足が当接するため、内側に突出する部分を
少なくする必要があることによるものである。その他の
部材に異なるところはなく、従って、レバー217aを
操作することによって、横向きの場合は、図11のよう
に、位置決め部材214aの下端に設けられている係入
突起213aは調整体220の係入孔221に係入し、
また、縦向きの場合は、図12に示すように、係入突起
213aは係入孔221から離脱する。そして、このと
きの位置決め部材214aの昇降には、回転体215a
の規制溝255a内を連結用ピン216aが移動するこ
とによるのである。
【0026】また、上記に説明した実施形態において
は、アンダーパネル40,140,240は、いずれも
スノーボードに固定したとき、その外周端縁の一部がビ
ンディング本体から露出しており、この部分に目盛り若
しくは数字を付することによって、スノーボードの長手
方向に対するビンディングの角度を調整する際、目安と
なるので便利である。
【0027】さらに、スノーボード用のビンディング本
体形状は、図3のような左右のバックルで固定するタイ
プと、図7のような前後の補助具で固定するタイプの二
種類が存在するが、第二の実施形態を説明するなかで既
に記載したとおり、どちらのタイプであっても調整体、
固定部材、回転体などを設けることができるものであ
り、これらの組み合わせによって数種類のビンディング
ができることは明らかである。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明は、周方向に所定
ピッチの係入孔を有する調整体と、この調整体の表面に
摺接するビンディング本体と、このビンディング本体に
支持されるとともに上記係入孔に係入できる係入突起を
有する位置決め部材と、上記ビンディング本体を調整体
との間で挟持しつつスノーボードに固定できる固定部材
とを備えてなるスノーボード用のビンディングにおい
て、ビンディング本体に回動自在に内蔵された回転体
と、この回転体に挿通されつつ位置決め部材を連結する
連結用ピンと、回転体が回動する中心からの距離を変化
しつつ回動方向に連続して設けられ、かつ、回転体の回
動による連結用ピンの移動を規制する規制溝とを備えて
なることを特徴とするスノーボード用ビンディングを要
旨としているので、連結用ピンは回転体の回動によっ
て、その中心からの距離を変化させ、この変化に伴って
連結される位置決め部材を移動させることになるから、
回転体を人為的に回動させなければ位置決め部材が移動
することがなく、係入孔によって係止される位置決め部
材が何らかの衝撃で離脱することはない。
【0029】また、本発明は、周方向に所定ピッチの係
入孔を有する調整体と、この調整体の表面に摺接するビ
ンディング本体と、このビンディング本体に支持される
とともに上記係入孔に係入できる係入突起を有する位置
決め部材と、上記ビンディング本体を調整体との間で挟
持しつつスノーボードに固定できる固定部材とを備えて
なるスノーボード用のビンディングにおいて、ビンディ
ング本体に回動自在に内蔵された回転体と、この回転体
に挿通されつつ位置決め部材を連結する連結用ピンと、
回転体が回動する中心からの距離を変化しつつ回動方向
に連続して設けられた規制溝とを備えてなり、上記位置
決め部材の移動方向を制限するとともに、回転体の回動
に伴い規制溝に沿って連結用ピンを摺動可能にしてなる
ことを特徴とするスノーボード用ビンディングをも要旨
としているので、位置決め部材はその係入突起が係入孔
に係入できる方向へのみ移動を許容されることとなり、
一方の連結用ピンは、位置決め部材を連結するために上
記の移動に拘束されるとともに、回転体の規制溝内を摺
動することとなり、回転体の回動に伴って、回転体が回
動する中心に対する位置を変化させつつ位置決め部材の
移動可能方向に移動することとなる。従って、このよう
な位置決め部材の移動によって、係入突起を係入孔に係
入したり、離脱させたりすることができることとなる。
そして、この係入突起の係入状態をすべて回転体の回動
によらせることができ、ビンディングの固定を強固にす
ることができる。
【0030】そして、前記位置決め部材が、調整部の係
入孔に向かって付勢されてなるのであれば、位置決め部
材の係入孔との係止が不十分な状態となることを防止で
きるとともに、振動のような衝撃を受ける場合には、そ
れを緩衝することがきることとなる。さらに、本発明
は、周方向に所定ピッチの係入孔を有する調整体と、こ
の調整体の表面に摺接するビンディング本体と、このビ
ンディング本体に支持されるとともに上記係入孔に係入
できる係入突起を有する位置決め部材と、上記ビンディ
ング本体を調整体との間で挟持しつつスノーボードに固
定できる固定部材とを備えてなるスノーボード用のビン
ディングにおいて、ビンディング本体に回動自在に内蔵
された円板状の回転体と、この回転体の中央に貫通して
刻設された雌ネジと、上記位置決め部材から突出する軸
部に、この雌ネジに螺合する雄ネジを螺刻した雄ネジ部
とを備えてなることを特徴とするスノーボード用ビンデ
ィングをも要旨としているので、回転体の回動によって
のみ位置決め部材の移動を可能にし、しかもその移動量
は回転体内部のネジのピッチ分となるのであるから、位
置決め部材が係入孔に係止する状態から離脱するまで
に、回転体の数回転を必要とするように調整すれば、多
少の衝撃を受けたとしても、位置決め部材は簡単に離脱
することはない。そして、前記回転体が、調整部の係入
孔に逆らう方向に付勢されてなるのであれば、回転体の
回動を抑止することができ人為的に回動させない限り、
振動などによる自然な回動を防止することができる。
【0031】また、前記調整体と前記スノーボードとの
間に、薄いシート状のアンダーパネルを設ければ、ビン
ディングを構成する部材のうちのスノーボードに当接す
る部材がアンダーパネルとなり、滑走中にスノーボード
が撓むことなどによってビンディングとの間で僅かに生
じる間隙が、アンダーパネルとの間で生じさせることが
でき、この間隙からの雪の侵入を許容し、その反射的な
効果として調整体の係入孔への雪の侵入を防止できるの
である。しかも、そのアンダーパネルが、その外周端縁
付近の全周に断面形状略山形の仕切り部を有してなるア
ンダーパネルであって、この仕切り部が調整体の裏面に
おいて係入孔よりも外周に当接できるように構成されて
なることにより、上記のような間隙、即ち、ビンディン
グを構成する調整体とスノーボードとの間隙の発生をよ
り効率よく防止でき、かつ、調整体に設けられる係入孔
の外側において間隙を生じさせないので、雪などが係入
孔に侵入できなくなる。また、前記調整体と前記アンダ
ーパネルとを、一体的に構成してなることによれば、ス
ノーボードに取り付ける部品数を増加させることなく、
雪の侵入を簡単に防ぐことができることとなる。そし
て、前記アンダーパネルが、前記調整体よりも大径に構
成すれば、このアンダーパネルの外周付近のみが調整体
から外方に露出することとなるので、その外周付近に角
度調整時の目安となる目盛りを施すことによって、ビン
ディングの角度を目によって確認することもできる。さ
らに、前記ビンディング本体が、任意の箇所に複数の位
置決め部材を備えたビンディング本体であれば、大重量
の使用者や非常に急な斜面を高速で滑走する使用者、さ
らに、ジャンプなどの激しい滑走をする使用者において
も、十分な耐久性を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スノーボード全体の説明図である。
【図2】組み立て斜視図である。
【図3】ビンディングを取り付けた状態の斜視図であ
る。
【図4】(a)はIVA−IVA断面図、(b)はIV
B−IVB断面図である。
【図5】作動の態様を示す断面図である。
【図6】第二の実施形態の組み立て斜視図である。
【図7】第二の実施形態を取り付けた状態の斜視図であ
る。
【図8】(a)はVIIIA−VIIIA断面図、
(b)はVIIIB−VIIIB断面図である。
【図9】第二の実施形態の作動の態様を示す断面図であ
る。
【図10】その他の実施形態の組み立て斜視図である。
【図11】その他の実施形態の細部を示す断面図であ
る。
【図12】その他の実施形態の細部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1,2,101,210 ビンディング 3,103,203 スノーボード 10,110,210 ビンディング本体 14a,14b,114a,114b,214a,21
4b 位置決め部材 15a,15b,115a,115b,215a,21
5b 回転体 16a,16b,116a,116b,216a,21
6b 連結用ピン 17a,17b,117a,117b,217a,21
7b レバー 20,120,220 調整体 21,121,221 係入孔 30,130,230 固定部材 40,140,240 アンダーパネル 41,141,241 仕切り部 55,255 規制溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向に所定ピッチの係入孔を有する調
    整体と、この調整体の表面に摺接するビンディング本体
    と、このビンディング本体に支持されるとともに上記係
    入孔に係入できる係入突起を有する位置決め部材と、上
    記ビンディング本体を調整体との間で挟持しつつスノー
    ボードに固定できる固定部材とを備えてなるスノーボー
    ド用のビンディングにおいて、 ビンディング本体に回動自在に内蔵された回転体と、こ
    の回転体に挿通されつつ位置決め部材を連結する連結用
    ピンと、回転体が回動する中心からの距離を変化しつつ
    回動方向に連続して設けられ、かつ、回転体の回動によ
    る連結用ピンの移動を規制する規制溝とを備えてなるこ
    とを特徴とするスノーボード用ビンディング。
  2. 【請求項2】 周方向に所定ピッチの係入孔を有する調
    整体と、この調整体の表面に摺接するビンディング本体
    と、このビンディング本体に支持されるとともに上記係
    入孔に係入できる係入突起を有する位置決め部材と、上
    記ビンディング本体を調整体との間で挟持しつつスノー
    ボードに固定できる固定部材とを備えてなるスノーボー
    ド用のビンディングにおいて、 ビンディング本体に回動自在に内蔵された回転体と、こ
    の回転体に挿通されつつ位置決め部材を連結する連結用
    ピンと、回転体が回動する中心からの距離を変化しつつ
    回動方向に連続して設けられた規制溝とを備えてなり、
    上記位置決め部材の移動方向を制限するとともに、回転
    体の回動に伴い規制溝に沿って連結用ピンを摺動可能に
    してなることを特徴とするスノーボード用ビンディン
    グ。
  3. 【請求項3】 前記位置決め部材が、調整部の係入孔に
    向かって付勢されてなる請求項1又は2記載のスノーボ
    ード用ビンディング。
  4. 【請求項4】 周方向に所定ピッチの係入孔を有する調
    整体と、この調整体の表面に摺接するビンディング本体
    と、このビンディング本体に支持されるとともに上記係
    入孔に係入できる係入突起を有する位置決め部材と、上
    記ビンディング本体を調整体との間で挟持しつつスノー
    ボードに固定できる固定部材とを備えてなるスノーボー
    ド用のビンディングにおいて、 ビンディング本体に回動自在に内蔵された円板状の回転
    体と、この回転体の中央に貫通して刻設された雌ネジ
    と、上記位置決め部材から突出する軸部に、この雌ネジ
    に螺合する雄ネジを螺刻した雄ネジ部とを備えてなるこ
    とを特徴とするスノーボード用ビンディング。
  5. 【請求項5】 前記回転体が、調整部の係入孔に逆らう
    方向に付勢されてなる請求項4記載のスノーボード用ビ
    ンディング。
  6. 【請求項6】 前記調整体と前記スノーボードとの間
    に、薄いシート状のアンダーパネルを設けてなる請求項
    1ないし5のいずれかに記載のスノーボード用ビンディ
    ング。
  7. 【請求項7】 前記アンダーパネルが、その外周端縁付
    近の全周に断面形状略山形の仕切り部を有してなるアン
    ダーパネルであって、この仕切り部が調整体の裏面にお
    いて係入孔よりも外周に当接できるように構成されてな
    る請求項6記載のスノーボード用ビンディング。
  8. 【請求項8】 前記調整体と前記アンダーパネルとを、
    一体的に構成してなる請求項6又は7記載のスノーボー
    ド用ビンディング。
  9. 【請求項9】 前記アンダーパネルが、前記調整体より
    も大径に構成され、外周付近に角度調整時の目安となる
    目盛りを施してなるアンダーパネルである請求項6ない
    し8のいずれかに記載のスノーボード用ビンディング。
  10. 【請求項10】 前記ビンディング本体が、任意の箇所
    に複数の位置決め部材を備えたビンディング本体である
    請求項1ないし9のいずれかに記載のスノーボード用ビ
    ンディング。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110560589A (zh) * 2019-07-23 2019-12-13 浙江意可味厨具制造有限公司 一种角度可调的锅体打孔装置
US10646770B2 (en) 2018-01-25 2020-05-12 Spark R&DIP Holdings, LLC Three degrees of freedom mounting system for snowboards and splitboards

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