JPH10215334A - 新聞伝送装置 - Google Patents

新聞伝送装置

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JPH10215334A
JPH10215334A JP9016104A JP1610497A JPH10215334A JP H10215334 A JPH10215334 A JP H10215334A JP 9016104 A JP9016104 A JP 9016104A JP 1610497 A JP1610497 A JP 1610497A JP H10215334 A JPH10215334 A JP H10215334A
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JP9016104A
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English (en)
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Tomohisa Kai
友久 賀井
Hideo Uchida
日出夫 内田
Ryokichi Hattori
良▲吉▼ 服部
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新聞等の紙面情報を無線と有線を用いて受信
させ、各利用者毎に目的に叶った紙面情報を出力させる
ことのできる新聞伝送端末装置を提供する。 【解決手段】 無線受信に失敗した場合、紙面情報を受
信するために有線の通信制御手段29を用いて発呼を行
ない、受信できなかった紙面情報を受信する。受信した
紙面情報はRAM22にある管理テーブルを参照し、各
利用者毎が設定した記事内容を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来、紙等に印刷
されたものを人手により配達していた新聞等の各情報を
無線、及び有線を用いて配信する新聞伝送システムに関
し、特にこの新聞伝送システムに使用され、受信した紙
面情報を簡易に有効活用することのできる新聞伝送端末
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば新聞、宣伝公告等のよう
に、情報を紙に印刷したものを配達員等の人によって各
家庭に配達されているものがある。各家庭の購読者は、
配達された新聞紙を各家庭内で、もしくは新聞を各職場
等に持出して利用していた。
【0003】しかし、紙を用いて情報の伝達を行なう
と、例えば、新聞を例にあげると、新聞の印刷、流通費
用、紙資源の有効利用の観点から効率的ではない。
【0004】また、紙という記録媒体を用いていること
から、複数の利用者が同時に新聞を利用することができ
ず、情報の伝達方法としても効率的ではない。
【0005】そこで、流通費用を大幅に削減するため、
各家庭に無線端末装置を配置し、通信衛星を用い新聞、
公告等の情報を一気に複数の利用者に伝達しようとする
ものがある。無線により一つの放送局から複数の購読者
に対し一度に情報を配信することで流通費用を大幅に削
減するという技術が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように紙により情報を各利用者に配達すると以下によう
な問題が上げられる。
【0007】通常、新聞は複数人で構成された家族で共
有するものであることから、利用者の誰かが新聞を家庭
から持ち出したり、独占したりすると、家庭の他の者の
為にもう一部新聞が必要となっていた。
【0008】また、各個人毎に新聞の中で必要とする情
報が異なっていることから、全く読まれない記事が存在
し、その記事分無駄が生じていた。
【0009】また、逆に皆が読む様な記事があると、読
みたくても誰かが読んでいる間他の利用者は記事を見る
ことができない。そのため、新聞を人数分購読すること
も考えられるが、読まない無駄な記事が多いとコスト的
にも問題があった。
【0010】また、無線により紙面情報を伝達する場合
にも以下のような問題が上げられる。
【0011】無線により情報を伝達する場合、それぞれ
の利用者の受信環境、利用者の住む地形、或いはその日
の天候などによっては全ての利用者に対し、確実に紙面
情報を伝送できる保証がないという問題があった。
【0012】また、紙面情報は天気予報や、株価、番組
情報などその日の朝から確実に必要な情報が存在するた
め、決められた時間までに確実に配信されなくてはなら
ないが、無線による紙面情報の受信に失敗していること
を確認して、改めて受信に失敗した紙面情報の獲得の為
に操作をしなければなく、簡単確実でタイムリーな配信
ができないという問題があった。
【0013】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、新聞を始めとする紙面情報を無線を介して直接
利用者に配信し、なおかつ受信に失敗したとしても利用
者に負担を掛けることなくタイムリーに紙面情報を確実
に提供することのできる新聞伝送端末装置を提供するこ
とを目的とする。また、家庭の各利用者が受信した紙面
情報を各自で有効に活用できる新聞伝送端末装置を提供
することも目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、通信社から送信される紙
面情報を受信する受信手段と、紙面情報を受信した日時
に対応づけて逐次記憶する記憶手段と、この記憶手段に
前記紙面情報が記憶できなくなった場合、最も古い日付
の紙面情報を消去して新しい前記紙面情報を記憶する記
憶制御手段と、前記記憶手段に記憶された紙面情報を出
力する記録手段とを備え、前記紙面情報は、前記記憶制
御手段によってのみ消去されるように構成したものであ
る。
【0015】この構成によって、紙面情報は出力されて
も消去されず、操作を誤って紙面情報を消去してしまう
ことがないので、家庭の各利用者はそれぞれが必要な紙
面情報を出力させて保持することができる。また、利用
者が誤って紙面情報を消去してしまうことを確実に防止
することができる。
【0016】また、請求項2に係る発明は、通信社から
無線で送信される紙面情報を受信する無線受信手段と、
この無線受信手段で受信できなかった旨を検知する受信
検知手段と、この受信検知手段にて受信ができなかった
と検知すると、有線回線により受信できなかった紙面情
報を受信する有線回線受信手段とを備えたものである。
【0017】この構成によって、無線により紙面情報を
受信できなかった場合には、有線回線を用いて紙面情報
を自動的に受信するので、利用者に操作の負担をかける
ことなく確実に紙面情報を得ることができる。さらに、
通信社に受信を失敗した旨を送信することから、通信社
側で無線による送信が失敗している端末を簡易に特定す
ることができる。
【0018】また、請求項3に係る発明は、無線により
紙面情報が受信できなかった場合、有線回線を用いて予
め装置に登録されている宛先IDに自動発呼する発呼手
段と、回線接続後、装置に予め登録されているIDを自
動送信することでパスワード照合を行う通信制御手段と
を備えたものである。
【0019】この構成によって、通信社はパスワード照
合を行なわせて端末を特定するので、他の装置から不正
に紙面情報を引き出されることを防止することができ、
さらに無線による送信不良が発生している端末を素早く
把握でき、迅速なサービスを行なうことができる。
【0020】また、請求項4に係る発明は、通信社から
送信される紙面情報を受信する受信手段と、利用者毎に
前記紙面情報の記事毎に出力設定する出力設定手段と、
この出力設定手段に設定された記事内容のみを選択して
出力する出力制御手段とを備えたものである。
【0021】この構成によって、各利用者毎の目的に叶
った記事内容だけ出力するので、各利用者は紙面情報の
中から目的とする記事内容を探す必要がなくなり、ま
た、読まないような無駄な記事の分の紙、印刷代のコス
トを軽減させることができる。
【0022】更に、請求項5に係る発明は、各利用者が
設定した記事内容で出力した旨を付加して紙面情報を出
力する機能を備えた出力制御手段を備えたものである。
【0023】この構成によって、出力された紙面情報に
この紙面の所有者を付加して出力するので、紙面情報が
他の利用者の紙面情報と混在してしまうようなことを防
止することができ、自らが出力した紙面情報を簡易に見
つけ出すことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて説明する。
【0025】本発明の新聞伝送システムの一実施例を説
明する。図1は新聞伝送システムの一実施例を示した概
略図である。
【0026】1は紙面情報をデジタル化して送信する新
聞社、2は新聞社1から送信される紙面情報をデジタル
化して無線送信する通信社、3は新聞社1と通信社2と
の通信を行うための専用線、4は通信社2から送信され
た紙面情報を受信して広領域に渡って再送信する人工衛
星、5は人工衛星4から送信された紙面情報を各家庭、
或いは新聞販売店で受信するための新聞伝送端末装置、
6は紙面情報に広告などを載せた業者、7は新聞社1、
家庭、新聞販売店5、及び業者6との有線通信を行うた
めの公衆通信回線網である。
【0027】次に、本発明の新聞伝送端末装置の概略構
成を説明する。図2は新聞伝送端末装置の概略構成図で
ある。
【0028】21は、動作プログラムを格納したRO
M、22はROM21の動作、受信した紙面情報を記憶
するRAM、23はRAM22に記憶されている圧縮さ
れた紙面情報を表示できるように解凍したり、或いは解
凍した紙面情報を圧縮したりするデコーダ・エンコーダ
手段、24はデコーダ・エンコーダ手段23によりデコ
ーダされた紙面情報を再生表示するための表示手段、2
5はキーボード、タッチパネル、或いは画情報などの入
力を行う入力手段、26は紙面情報を紙に出力するため
の記録手段、27は外部装置を接続するためのインター
フェイス手段、28は外部IF手段27に接続されたハ
ードディスク、或いはコンピュータ、29は有線回線を
用いて通信を行うための通信手段、211は紙面情報を
無線により受信するためのアンテナ、212はアンテナ
211にて受信した紙面情報を誤り訂正等の処理を行
い、デジタル信号に符号化する符号化手段、213は時
を計時するタイマー手段、214はこれら各手段を制御
するためのシステム制御手段である。
【0029】次に、送信される紙面情報の構成を説明す
る。図3は送信される紙面情報の構成を示す概略構成図
である。
【0030】31は契約している情報の提供元である新
聞社名、スポーツ、経済、政治の分類を示す記事内容、
実際に送信した送信日時等からなる管理情報部、32は
紙面情報を構成しているファイル情報の組み合わせによ
り構成されていて、記事内容毎のファイル名と、ファイ
ルの大きさと、その記事内容がテキスト、静止画、動
画、或いは音声なのかを示すデータ情報と、どのような
圧縮方法で圧縮されているかの圧縮情報とを格納してあ
る制御情報部、33は紙面情報の実際の記事内容のデー
タ部、34は送信した時に符号化手段212にて誤り訂
正されるときに用いられる誤り符号部である。
【0031】新聞社1では、紙面情報を作成、編集し、
情報にあった圧縮方法、例えば、モノクロ画像ならMH
方式、カラー画像ならJPEG、或いは動画ならMPE
Gに圧縮し、各ファイルを一つにまとめる。この時に、
どの記事がどの情報で構成されており、どのような圧縮
方法で圧縮されているかをもって、制御情報部32を生
成する。制御情報部32を参照すれば、任意の情報のみ
をデータ部33から抽出することも可能である。
【0032】このように構成された紙面情報は、受信さ
れてRAM22に記憶される場合、受信した日時の情報
を付加されて記憶される。また、この例ではファイルを
一つにまとめたものを例に上げたが、実際にはファイル
を分割して、記事内容毎に送信することもできるのはい
うまでもない。
【0033】次に、各利用者毎に紙面情報の出力設定を
行なうための管理テーブルについて説明する。図4は家
庭内の各利用者がどの記事が必要であるかを登録した管
理テーブルを示す概略図である。
【0034】41は紙面情報の記事内容を示す記事内容
カラム、42は各利用者がどの記事内容を欲しているか
を登録する記事設定カラム、43は最新の紙面情報を受
信した場合、自動的に記録手段26で記録を行うか否か
を示す自動出力設定カラムである。
【0035】利用者1は全ての記事内容の中から任意の
記事内容を自動的に出力するように設定してある。この
ため、最新の紙面情報を受信すると自動的に利用者1の
為の紙面情報が出力される。
【0036】また、利用者2は経済面、スポーツ面を指
定していることから、入力手段25により利用者2であ
ることと紙面情報を出力する旨を入力すると、経済面と
スポーツ面が自動的に出力される。
【0037】このように、利用者毎にどの記事内容を出
力したいかを予め設定しておくことで、各利用者が欲す
る記事内容のみをすばやく簡易に出力させることができ
るので、操作の軽減を図ることができ、また必要な記事
内容のみを出力させ、読まない記事内容は出力させない
ことができるので紙、及び印刷の無駄なコスト削減を行
うことができる。
【0038】次に、紙面情報の出力例を説明する。図5
は管理テーブルに設定している利用者1が管理テーブル
に設定した紙面情報の記事内容の出力例を示す概略図で
ある。
【0039】51は紙面情報の管理情報部31に格納さ
れている紙面情報を受信した日時、52は管理情報部3
1に含まれる紙面情報のどの記事かを示す記事内容紙、
53、54はデータ部33に含まれている記事内容であ
り、テキストと画情報、55はこの紙面情報を出力した
利用者を示している。
【0040】このように、紙面情報を出力する際には実
際に受信をした日時を出力させることによって、昨日の
紙面情報を今日の紙面情報と誤って認識してしまうこと
を防止することができる。また、出力した利用者を紙面
情報に付加して出力することで、出力した紙面情報がい
ずれの利用者の所有するものであるのかを確認すること
ができ、他の利用者が誤って出力した紙面情報を持って
いってしまうなどの混乱を防ぐことができる。
【0041】なお、紙に紙面情報を出力する例を示した
が、表示手段24に紙面情報を出力させることも可能で
あり、動画などを再生させることも可能である。また、
図示しない音声出力手段により、音声の再生を行なわせ
ることも可能である。このように紙面情報は紙に出力で
きるものに限るものではなく、デジタル化できる音声、
動画なども利用可能であり、それぞれ再生手段を持ち合
せればこのような情報も利用可能であることは言うまで
もない。
【0042】新聞伝送端末装置の動作の概略を説明す
る。図6は新聞伝送端末装置の紙面情報の出力動作の概
略を示したフロー図である。
【0043】放送局から紙面情報が送信されており、か
つ受信可能か否かを検知する(ステップ61)。受信可
能であるならば、紙面情報を受信して記憶する(ステッ
プ62)。
【0044】一方、ステップ61で紙面情報が送信され
ていないと判断されると、入力手段25により出力の指
示がされているか否かを判断する(ステップ63)。
【0045】ステップ63でキー入力により紙面情報の
出力が指示されていると判断すると、記憶手段であるR
AM22に記憶されている紙面情報のリストを表示手段
24に表示する(ステップ64)。表示手段64に表示
されているリストを見て利用者は目的とする紙面情報を
選択する(ステップ65)。選択された紙面情報をRA
M22から読みだして記録手段26を用いて出力する
(ステップ66、ステップ67)。
【0046】一方、ステップ63で、キー入力により出
力の指示もされていないと判断すると、タイマー手段2
13の時間を参照して自動出力設定時間か否かを判断す
る(ステップ68)。自動出力設定時間であると判断す
ると、管理テーブルの自動出力設定カラム43の内容を
参照し、自動出力設定がされているものの記事内容カラ
ム41を読みだす(ステップ69)。管理テーブルに設
定されている紙面情報を利用者毎の設定に対応して読み
だし、どの利用者の設定であるかの情報を付加して記録
手段をもって出力する(ステップ611、ステップ6
7)。
【0047】このように、予め設定されている時刻にな
れば管理テーブルを自動的に参照して各利用者が設定し
た記事内容を自動的に出力するので、利用者は特に操作
を行わなくとも所定の時間には目的とする紙面情報の記
事内容を入手することができる。
【0048】次に、ステップ62においての紙面情報の
記憶動作を説明する。図7は紙面情報の記憶動作を示す
フロー図である。
【0049】受信する紙面情報をRAM22に記憶でき
るか否かを判断し(ステップ71)、記憶できると判断
されると書き込み開始アドレスを設定し、このアドレス
から受信した紙面情報を記憶する(ステップ72、ステ
ップ73)。
【0050】一方、ステップ71で受信する紙面情報が
記憶できる容量が確保できず、RAM22に記憶できな
いと判断されると、最も古い受信日時の紙面情報の開始
アドレスを算出して、この最も古い受信日時の紙面情報
を消去する(ステップ74、ステップ75)。次に、最
も古い受信日時の紙面情報の開始アドレスを紙面情報を
記憶する開始アドレスとして記憶する(ステップ7
3)。
【0051】なお、消去してから紙面情報を記憶する方
法を説明したが、上書きし記憶してもよい。
【0052】このように、RAM22の記憶可能な容量
が少なくなり、受信した紙面情報を記憶できなくなった
場合には、自動的に最も古い受信日時の紙面情報を抽出
して消去するので、利用者は特に操作を行なわなくて
も、新しい紙面情報を確実に受信して記憶することがで
きる。また、一般的に紙面情報に記載の情報は時間が経
過すると陳腐化して必要ない情報になるものが多いた
め、最も古い紙面情報を消去することで、新鮮な情報の
みを残すことができる。
【0053】なお、長期間残しておきたい紙面情報があ
るばあいには、入力手段25から装置を操作し、外部I
F27に接続されたPC、ハードディスク28等の外部
記憶装置に別途記憶させておき、後に再生してもよい。
【0054】次に、新聞伝送端末装置が紙面情報を受信
する動作を説明する。図8は紙面情報を受信する動作を
示したフロー図である。
【0055】予め定められた時刻になると、最新の紙面
情報が受信されているか否かを判断し(ステップ8
1)、受信されていると判断すると処理を終了する(ス
テップ86)。
【0056】一方、ステップ81で最新の紙面情報が受
信されていないと判断されると、何故受信に失敗したの
かを解析する。例えば、受信はしたがエラーが多く誤り
符号34を持ってしても誤りが訂正できなかった場合、
或いは全く受信電波をキャッチできなかった場合等の理
由を解析する。装置本体に予め設定してある通信社2、
或いは新聞販売店5の宛先情報をROM21、或いはR
AM22から読出し、通信制御手段29を用い有線回線
である公衆回線7の回線をもって発呼を行なう(ステッ
プ84)。ここで使用される宛先情報には例えば、01
20で始まるような課金が行なわれない宛先情報を使用
することが望ましい。回線の接続後、予め装置に記憶さ
れているパスワード、或いはIDを送信して端末の識別
照合を行なったのち、ステップ82において解析した結
果を相手先に送信し、受信できなかった紙面情報を受信
し、RAM22に記憶する(ステップ84、ステップ8
5)。
【0057】このように、無線による受信に失敗した場
合においても、有線回線を用いて紙面情報を受信するの
で、利用者は特に操作を行なわなくとも確実に紙面情報
を受信することができ、なおかつ、無線により受信でき
なかった理由を送信するので、通信社2、或いは新聞販
売店5において、障害のある利用者の装置状況の情報を
自動的に収集することができ、より迅速なサービスを利
用者に提供することできる。
【0058】また、装置に予め設定されているパスワー
ド、或いはIDを持って自動的に照合させることによっ
て、有線回線を他の端末から不正に使用されることを防
止しつつ、なおかつ、通信社2或いは新聞販売店5は端
末の識別を容易におこなうことができる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明は、記憶容量が少なくなり受信する紙面情
報ができない場合には、最も古い紙面情報を消去して新
しい紙面情報を受信、記憶することよって、最新の紙面
情報を確実に受信することができ、なおかつ、これ以外
の手段で紙面情報は消去されないので、利用者は消去な
どの操作を行なう必要はなく、自動的に新しい紙面情報
を確実に受信することができる。
【0060】また、請求項2に係る発明は、無線による
紙面情報の受信に失敗した場合、自動的に有線回線を用
いて紙面情報を受信し、なおかつ無線により受信できな
かった旨を送信することによって、利用者は特に操作を
行なわなくても確実に紙面情報の受信を行なわせるの
で、利用者は確実に紙面情報を入手することができ、さ
らに、通信局側では無線による受信に失敗した端末を簡
易に特定することができる。
【0061】また、請求項3に係る発明は、有線回線に
よって紙面情報を受信する際に、装置に予め登録された
宛先IDに発呼を行ない、さらに予め登録さえれている
IDを送信してパスワード照合を行なわせるので、他の
端末から不正に紙面情報を引き出すことを防止すること
ができる。
【0062】また、請求項4に係る発明は、各利用者毎
に目的とする記事だけを選択させて出力させることによ
って、利用者の希望する記事内容だけで構成された紙面
情報を出力できるので、読まないような無駄な記事内容
の出力を防止し、紙、印刷代等のコストの軽減を図るこ
とができる。
【0063】また、請求項5に係る発明は、利用者を特
定する情報を付加して紙面情報を出力させることによっ
て、出力された紙面情報の所有者を目視により瞬時に確
認できるので、他の利用者の出力した紙面情報と自分の
紙面情報が混在してしまうことを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による新聞伝送システムの概
略ブロック図
【図2】本発明の新聞伝送端末装置の概略ブロック図
【図3】本発明の送信される紙面情報の概略構成図
【図4】本発明の記事内容別出力のための管理テーブル
の概略構成図
【図5】本発明の紙面情報の出力例を示すブロック図
【図6】本発明の新聞伝送端末装置の出力動作を示すフ
ロー図
【図7】本発明の新聞伝送端末装置の紙面情報の記憶動
作を示すフロー図
【図8】本発明の新聞伝送端末装置の紙面情報の受信動
作を示すフロー図
【符号の説明】 1 新聞社 2 通信社 3 専用回線 4 通信衛星 5 新聞伝送端末装置 6 広告業者 7 公衆回線網 21 ROM 22 RAM 23 デコーダ・エンコーダ 24 表示手段 25 入力手段 26 記憶手段 27 外部IF 28 PC、HDD 29 通信制御手段 211 アンテナ 212 符号化手段 213 タイマー手段 214 システム制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/387 H04N 1/387

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信社から送信される紙面情報を受信す
    る受信手段と、紙面情報を受信した日時に対応づけて逐
    次記憶する記憶手段と、この記憶手段に前記紙面情報が
    記憶できなくなった場合、最も古い日付の紙面情報を消
    去して新しい前記紙面情報を記憶する記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶された紙面情報を出力する記録手段
    とを備え、前記紙面情報は、前記記憶制御手段によって
    のみ消去されることを特徴とする新聞伝送端末装置。
  2. 【請求項2】 通信社から無線で送信される紙面情報を
    受信する無線受信手段と、この無線受信手段で受信でき
    なかった旨を検知する受信検知手段と、この受信検知手
    段にて受信ができなかったと検知すると、有線回線によ
    り受信できなかった旨の情報を送信し、受信できなかっ
    た紙面情報を受信する有線回線受信手段とを備えたこと
    を特徴とする新聞伝送通信端末装置。
  3. 【請求項3】 無線により紙面情報が受信できなかった
    場合、有線回線を用いて予め装置に登録されている宛先
    IDに自動発呼する発呼手段と、回線接続後、装置に予
    め登録されているIDを自動送信することでパスワード
    照合を行う通信制御手段とを備えたことを特徴とする請
    求項2記載の新聞伝送端末装置。
  4. 【請求項4】 通信社から送信される紙面情報を受信す
    る受信手段と、利用者毎に前記紙面情報の記事毎に出力
    設定する出力設定手段と、この出力設定手段に設定され
    た記事内容のみを選択して出力する出力制御手段とを備
    えたことを特徴とする新聞伝送端末装置。
  5. 【請求項5】 各利用者が設定した記事内容で出力した
    旨を付加して紙面情報を出力する機能を備えた出力制御
    手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の新聞伝送
    端末装置。
JP9016104A 1997-01-30 1997-01-30 新聞伝送装置 Pending JPH10215334A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002298017A (ja) * 2001-04-03 2002-10-11 Nec Corp パーソナル新聞販売システム及び同システム用プログラム
JP2011138539A (ja) * 1999-12-01 2011-07-14 Silverbrook Research Pty Ltd 休暇モードを備えたプリンタ

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