JPH10214038A - 巡回点検支援システム - Google Patents

巡回点検支援システム

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JPH10214038A
JPH10214038A JP3116197A JP3116197A JPH10214038A JP H10214038 A JPH10214038 A JP H10214038A JP 3116197 A JP3116197 A JP 3116197A JP 3116197 A JP3116197 A JP 3116197A JP H10214038 A JPH10214038 A JP H10214038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】点検作業を効率良く、確実、安全に行うことが
でき、異状事態が発生した場合も迅速に把握できる巡回
点検支援システムを提供する。 【解決手段】点検者2に装着可能な頭部装着型表示装置
3と、複数の点検対象1に関する情報を記憶する手段4
と、その記憶された点検対象1に関する情報に対応する
画像信号を出力する手段4とを備える。その頭部装着型
表示装置3により、その画像信号に対応する点検対象1
に関する情報が点検者2の視野内に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント等を巡回
しながら点検を行う点検者を支援するシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】プラント等の巡回点検作業に際しては、
点検項目や点検作業手順等の点検対象に関する情報を記
載した点検簿や、その情報を記憶したホストコンピュー
タとのデータ交信用ハンディターミナルが、点検者によ
り携帯される。そのハンディターミナルを用いたホスト
コンピュータとの交信において、点検対象の画像情報を
ペン入力することが行われている。さらに、点検者が音
声情報の無線通信装置を携帯することで、ホストコンピ
ュータ側の管理者とリアルタイムで交信することも行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】点検作業において点検
簿やハンディターミナルを用いる場合、点検者は点検対
象から視線を外す必要があるため、作業効率が低下す
る。また、その視線を外している間の点検対象の変化を
見落とす可能性があった。
【0004】点検者が巡回中に梯子を登る作業や、放射
線被爆等のおそれのある危険度の高い作業を行う場合、
点検簿やハンディターミナルを携帯すると片手を使うこ
とができず、首に掛けた場合には引っ掛けるおそれがあ
り、作業の安全確保が問題になる。
【0005】ハンディターミナルに画像情報をペン入力
する場合、その入力作業中は視線を点検対象から外す必
要があり、その入力作業は手間を要するため作業性が低
かった。また、入力用ペンを持ち歩く必要があり、これ
を落とす可能性があった。
【0006】また、点検者と管理者とが音声情報だけで
交信する場合は、聞き間違いがあるため作業の確実性が
低下し、聞いた事を忘れない為にメモを取る等の必要が
あり、作業効率を低下させていた。
【0007】本発明は、上記問題を解決することのでき
る巡回点検支援システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による巡回点検支
援システムは、点検者に装着可能な頭部装着型表示装置
と、複数の点検対象に関する情報を記憶する手段と、そ
の記憶された点検対象に関する情報に対応する画像信号
を出力する手段とを備え、その頭部装着型表示装置によ
り、その画像信号に対応する点検対象に関する情報が点
検者の視野内に表示されることを特徴とする。
【0009】本発明の構成によれば、点検対象に関する
情報を頭部装着型表示装置により点検者の視野内に表示
することができるので、点検者は点検対象から視線を外
すことなく、その情報を視認することができる。これに
より、作業効率を向上し、点検対象の変化の見落としを
防止して点検作業の確実性を向上できる。また、音声だ
けでは伝わらない情報を表示できるので、情報伝達を確
実に行うと共に作業効率を向上することができる。ま
た、点検者はハンズフリーの状態で梯子を登る作業や危
険度の高い作業を行うことが可能になるので、安全性を
容易に確保できる。
【0010】本発明において、複数の点検対象に対応す
る位置それぞれにおいて、その位置の点検対象の識別信
号を出力する手段と、点検者に装着可能な前記識別信号
の読み取り手段とを備え、前記画像信号出力手段は、そ
の読み取り手段により読み取られた識別信号に対応する
点検対象に関する情報を、画像信号として出力可能であ
るのが好ましい。これにより、点検者が点検対象に近接
したならば、その点検対象に関する情報を自動的に頭部
装着型表示装置により表示させることができ、点検作業
を確実かつ効率良く行うことができる。
【0011】本発明において、複数の点検対象に関する
情報を記憶する手段と、その記憶された情報に対応する
画像信号を出力する手段とは点検対象から離れて配置さ
れ、その読み取り手段により読み取られた識別信号を、
その出力手段に無線で送り、その識別信号に対応する点
検対象に関する情報に対応する画像信号を頭部装着型表
示装置に無線で送る無線通信装置を備えるのが好まし
い。これにより、複数の点検対象に関する情報を点検対
象から離れた位置で一括して効率良く管理でき、また、
点検者個々が情報の記憶手段を装備する必要がなく、シ
ステムを簡単化することができる。
【0012】本発明において、複数の点検対象に対応す
る位置それぞれにおいて、その位置の点検対象に関する
情報に対応する画像信号を出力する手段を備えてもよ
い。これによっても、点検者が点検対象に近接したなら
ば、その点検対象に関する情報を自動的に頭部装着型表
示装置により表示させることができ、点検作業を確実か
つ効率良く行うことができる。
【0013】本発明において用いられる頭部装着型表示
装置は、その画像信号に対応する画像表示光の出射手段
と、その画像表示光の光路を変更可能かつ点検者の前方
からの光を透過可能な光学系とを備え、その光路変更さ
れた画像表示光により点検者の視野内に画像を形成可能
であるのが好ましい。これにより、点検者は、その光学
系により光路変更された画像表示光に基づき点検対象に
関する情報を視認すると同時に、その光学系を透過する
光に基づき点検対象そのものを視認できる。
【0014】本発明において、その頭部装着型表示装置
に表示される画像と同一画像を表示可能な別の表示装置
と、その頭部装着型表示装置の表示面と別の表示装置の
表示面上において、その点検者と別の表示装置の観察者
の何れによる操作によってもカーソルを移動させること
ができる手段が設けられているのが好ましい。その別の
表示装置は、別の点検者に装着される頭部装着型表示装
置であってもよいし、管理室のオペレータ用の表示装置
であってもよい。これにより、点検者と別の表示装置の
観察者である他の点検者や管理者等とが、離れた場所に
いても、その表示画像を視認しながら、指で点検対象を
差し示すようなイメージでの情報交換が可能になり、交
信が確実かつ円滑になる。また、その交信の際に、交信
者は視線を表示画像から外したり、情報をメモに取る等
の必要がなく、作業性を向上し、また、入力ペン等を持
ち歩く必要がない。この場合、その点検者に装着可能な
撮像装置を備え、その撮像装置による撮影画像を頭部装
着型表示装置と別の表示装置とに表示可能であるのが好
ましい。これにより、点検者と別の表示装置の観察者で
ある他の点検者や管理者等とが、点検対象を視認しなが
ら交信できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0016】図1は、プラントの巡回点検支援システム
の構成を示すものであって、配管等の複数の点検対象1
を巡回しながら点検する複数の点検者2の支援を行うも
のであり、各点検者2に装着される頭部装着型表示装置
3と、点検対象1から離れた位置にある管理室内のホス
トコンピュータ4とを備える。
【0017】各点検対象1に対応する位置には、それぞ
れIDタグ5が取り付けられている。各IDタグ5は、
自身が取り付けられている位置の各点検対象1の識別信
号を出力するもので、例えば電磁波等の無線信号を識別
信号として発信するトランスポンダにより構成できる。
【0018】各点検者2に、上記各IDタグ5の発信す
る識別信号を読み取るリーダ6が装着される。そのリー
ダ6は、点検者2が点検対象1に近接したならば、その
点検対象1に取り付けられたIDタグ5が発する識別信
号を受信できる位置に装着される。
【0019】その点検者2に装着されるリーダ6は、そ
の点検者2に装着される制御装置7に接続される。その
制御装置7は、その点検者2に装着される無線通信装置
8に接続される。その点検者用制御装置7と無線通信装
置8は、例えばベルトにより点検者2に装着される。
【0020】各点検者2に装着される頭部装着型表示装
置3は、表示部3aと、この表示部3aを点検者2の頭
部に装着するためのバンド、ヘルメット等の保持部材3
bとを備える。なお、本件発明において頭部とは、顔面
を含む頸部から上の部分を言う。その表示部3aは、上
記制御装置7に接続される。その表示部3aとしては、
図2に示すように、その制御装置7からの画像信号に対
応する画像表示光を出射するバックライト付液晶表示器
等の表示器30と、その表示器30にアーム31を介し
て取り付けられることで点検者2の目の前方に配置され
る光学系32とを有するものにより構成できる。その光
学系32は、図2において2点鎖線で示すように、その
画像表示光Lの光路を変更して点検者2の視野内に表示
画像を形成するホログラム素子やハーフミラー等により
構成できる。その画像表示光の光路変更用の光学系とし
て、ホログラム素子やハーフミラーのように点検者2の
前方からの光を透過することが可能なものを用いること
で、点検者2は点検対象1に関する情報と点検対象1そ
のものとを同時に視認することができる。
【0021】その頭部装着型表示装置3に、CCDカメ
ラ等の撮像装置9が、点検者2が着目する点検対象1を
撮影できる位置に取り付けられている。その撮像装置9
は上記制御装置7に接続される。
【0022】各点検者2に、他の点検者2、および、上
記ホストコンピュータ4のオペレータとのハンズフリー
での音声による交信を可能にするため、その保持部材3
bを介してマイク10とスピーカ11が取り付けられ
る。そのマイク10とスピーカ11は上記制御装置7に
接続される。さらに、その制御装置7は、そのマイク1
0から入力された音声を認識して文字データに変換する
音声認識機能を有するものとされている。
【0023】また、各点検者2に、ベルト等を介して点
検者用ポインティングデバイス12が装着される。この
点検者用ポインティングデバイス12は上記制御装置7
に接続され、各頭部装着型表示装置3の表示面と、上記
ホストコンピュータ4に接続される表示装置13の表示
面において、カーソルを移動させるための信号を出力す
るもので、そのカーソル移動のための操作は、例えば押
釦スイッチやトラックボール等により行われる。
【0024】さらに、各点検者2に、放射線センサー、
ガスセンサー、ショックセンサー、あるいは赤外線カメ
ラ等の安全確認用センサー15が、ベルト等を介して装
着され、そのセンサー15は上記制御装置7に接続され
る。
【0025】そのホストコンピュータ4に、無線通信装
置17と、オペレータ用ポインティングデバイス16
と、点検者2との音声による交信を行うためのマイク1
7とスピーカ18が接続される。そのオペレータ用ポイ
ンティングデバイス16は、各頭部装着型表示装置3の
表示面と、ホストコンピュータ4に接続される表示装置
13の表示面において、カーソルを移動させるための信
号を出力するもので、そのカーソル移動のための操作
は、例えば押釦スイッチやトラックボール等により行わ
れる。さらに、そのホストコンピュータ4は、そのマイ
ク17から入力された音声を認識して文字データに変換
する音声認識機能を有する。
【0026】そのホストコンピュータ4は、複数の点検
対象に関する情報を記憶する。その点検対象に関する情
報は、各点検者2の巡回点検を支援できる情報であれば
特に限定されず、例えば、点検項目、点検作業の手順、
点検対象1の正常時の状態表示用パラメーター等を記憶
する。このホストコンピュータ4と上記制御装置7に記
憶されたプログラムに基づき、以下のように点検者2に
よる巡回点検の支援が行われる。
【0027】上記構成において、点検者2が点検対象1
に近接すると、IDタグ5の発信する識別信号がリーダ
6により読み取られ、その識別信号は制御装置7、無線
通信装置8、17を介してホストコンピュータ4に送ら
れる。そのホストコンピュータ4は、その入力された識
別信号に対応する点検対象1に関する記憶情報を、無線
通信装置17、8、制御装置7を介して頭部装着型表示
装置3に画像信号として出力する。これにより、その頭
部装着型表示装置3に点検対象1に関する画像情報が表
示され、その情報を点検者2は視認することができる。
また、その頭部装着型表示装置3による表示画像と同一
画像が、表示装置13に表示される。
【0028】また、音声をマイク10、17、ホストコ
ンピュータ4、制御装置7、無線通信装置17、8を介
してスピーカ11、18から出力することができるの
で、各点検者2相互、および、点検者2とホストコンピ
ュータ4のオペレータとは音声で交信できる。また、マ
イク10から入力された点検者2の音声を制御装置7の
音声認識機能により文字データにより変換し、その変換
したデータを無線通信装置8、17、ホストコンピュー
タ4を介して他の点検者2の頭部装着型表示装置3や表
示装置13に出力して文字画像として表示し、マイク1
7から入力されたオペレータの音声をホストコンピュー
タ4の音声認識機能により文字データにより変換し、そ
の変換したデータを無線通信装置17、8、制御装置7
を介して各頭部装着型表示装置3に出力して文字画像と
して表示することによっても、各点検者2相互、およ
び、点検者2とオペレータとは交信できる。さらに、ホ
ストコンピュータ4からの点検対象1に関する記憶情報
が頭部装着型表示装置3に着信した場合や、後述のよう
な安全確認用センサー15により放射能等の危険が検知
された場合に、その着信音や警告音を、スピーカ11、
18から発するための音源装置をホストコンピュータ4
や制御装置7に設けてもよい。
【0029】また、点検者2に装着された撮像装置9か
ら撮影された点検対象1の画像信号が、制御装置7を介
して当該点検者2自身の頭部装着型表示装置3に出力さ
れることで、その頭部装着型表示装置3により撮影画像
が表示され、また、その画像信号は制御装置7、無線通
信装置8、17、ホストコンピュータ4を介して、別の
点検者2の頭部装着型表示装置3あるいは表示装置13
に出力され、その別の点検者2の頭部装着型表示装置3
あるいは表示装置13に、その頭部装着型表示装置3の
表示画像と同一画像が表示される。その頭部装着型表示
装置3と表示装置13の表示面上において、図3の
(1)に示すように、点検対象1の撮影画像に併せてカ
ーソル25が表示される。そのカーソル25が点検者用
ポインティングデバイス12とオペレータ用ポインティ
ングデバイス16により、各点検者2とオペレータの何
れによっても移動可能とされることで、各点検者2相
互、および、各点検者2とオペレータは、離れた場所に
いても、その表示された点検対象1の撮影画像を視認し
ながら、点検対象1を指で差し示すようなイメージでの
交信が可能になり、交信が確実かつ円滑になる。さら
に、そのカーソル25で示した表示画像の一部を、図3
の(2)に示すように拡大表示する画像制御機能を制御
装置7とホストコンピュータ4に設けてもよい。また、
カーソル25は、撮像装置9による撮影画像の表示中だ
けに限らず、頭部装着型表示装置3と表示装置13によ
り表示される他の画像の表示中においても、表示される
と共にポインティングデバイス12、16により移動可
能とされてもよい。
【0030】放射線センサー、ガスセンサー、ショック
センサー、あるいは赤外線カメラ等の安全確認用センサ
ー15により検知された情報は、制御装置7から頭部装
着型表示装置3に画像信号として出力されて点検者2に
より視認可能な画像として表示され、また、その画像信
号は制御装置7、無線通信装置8、17、ホストコンピ
ュータ4を介して、他の点検者2の頭部装着型表示装置
3および表示装置13に出力され、他の点検者2および
ホストコンピュータ4のオペレータによっても視認可能
とされる。これにより、例えば放射線センサーにより放
射線を検知することで、放射能漏れの有無の判断や放射
能の被爆防止を行ったり、ガスセンサーによりガスを検
知することで、ガス漏れの有無の判断や有毒ガスの吸引
事故防止を行ったり、ショックセンサーにより衝撃を検
知することで、点検者2の転倒や転落等の事故の把握を
行ったり、赤外線カメラによる画像情報を、停電時や発
煙時の避難や救助、ボイラー回りの断熱検査、発電機や
配電機器などの発熱検査に利用したりできる。
【0031】上記システムによれば、点検者2は点検対
象1から視線を外すことなく、点検対象1に関する情報
を視認でき、同時に点検対象1そのものを視認できるの
で、作業効率を向上し、点検対象1の変化の見落としを
防止して点検作業の確実性を向上できる。また、音声だ
けでは伝わらない情報を表示できるので、情報伝達を確
実に行うと共に作業効率を向上することができる。ま
た、点検者2はハンズフリーの状態で梯子を登る作業や
危険度の高い作業を行うことが可能になるので、安全性
を容易に確保できる。また、点検者2が点検対象1に近
接したならば、その点検対象1に関する情報を自動的に
頭部装着型表示装置3により表示できるので、点検作業
を確実かつ効率良く行うことができる。また、複数の点
検対象に関する情報をホストコンピュータ4により記憶
することで、その情報を一括して効率良く管理でき、ま
た、点検者2個々が情報の記憶手段を装備する必要がな
く、システムを簡単化することができる。さらに、点検
者2相互、および点検者2と管理室のオペレータとが、
指で点検対象1を差し示すようなイメージでの情報交換
が可能になり、交信が確実かつ円滑になる。また、その
交信の際に、交信者は視線を表示画像から外したり、情
報をメモに取る等の必要がなく、作業性を向上し、ま
た、入力ペン等を持ち歩く必要がない。
【0032】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、上記実施形態では、IDタグ5は、自身が
取り付けられている位置の点検対象の識別信号を出力す
るだけであるが、その位置の点検対象に関する情報に対
応する画像信号を出力し、その画像信号をリーダ6、制
御装置7を介して頭部装着型表示装置3に送り、また、
リーダ6、制御装置7、無線通信装置8、17を介して
表示装置13に送り、その情報を点検対象1とオペレー
タに視認可能な画像として表示するようにしてもよい。
これによっても、点検者2が点検対象1に近接したなら
ば、その点検対象1に関する情報を自動的に頭部装着型
表示装置3により表示させることができ、点検作業を確
実かつ効率良く行うことができる。また、点検者2に装
着される制御装置7により点検対象に関する情報を記憶
し、その情報に対応する画像信号を出力してもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、点検作業を効率良く、
確実、安全に行うことができ、異状事態が発生した場合
も迅速に把握できる巡回点検支援システムを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の巡回点検支援システムの構
成説明図
【図2】本発明の実施形態の頭部装着型表示装置の構成
説明図
【図3】(1)、(2)は、それぞれ本発明の実施形態
の表示装置による表示例を示す図
【符号の説明】
2 点検者 3 頭部装着型表示装置 4 ホストコンピュータ 5 IDタグ 6 リーダ 12、16 ポインティングデバイス 13 表示装置 25 カーソル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点検者に装着可能な頭部装着型表示装置
    と、 複数の点検対象に関する情報を記憶する手段と、 その記憶された点検対象に関する情報に対応する画像信
    号を出力する手段とを備え、 その頭部装着型表示装置により、その画像信号に対応す
    る点検対象に関する情報が点検者の視野内に表示される
    ことを特徴とする巡回点検支援システム。
  2. 【請求項2】 複数の点検対象に対応する位置それぞれ
    において、その位置の点検対象の識別信号を出力する手
    段と、 点検者に装着可能な前記識別信号の読み取り手段とを備
    え、 前記画像信号出力手段は、その読み取り手段により読み
    取られた識別信号に対応する点検対象に関する情報を、
    画像信号として出力可能な請求項1に記載の巡回点検支
    援システム。
  3. 【請求項3】 複数の点検対象に対応する位置それぞれ
    において、その位置の点検対象に関する情報に対応する
    画像信号を出力する手段を備える請求項1に記載の巡回
    点検支援システム。
  4. 【請求項4】 その頭部装着型表示装置に表示される画
    像と同一画像を表示可能な別の表示装置と、 その頭部装着型表示装置の表示面と別の表示装置の表示
    面上において、その点検者と別の表示装置の観察者の何
    れによる操作によってもカーソルを移動させることがで
    きる手段とが設けられている請求項1〜3の何れかに記
    載の巡回点検支援システム。
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