JPH10212730A - 水中作業機の均圧制御システム - Google Patents

水中作業機の均圧制御システム

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JPH10212730A
JPH10212730A JP1608797A JP1608797A JPH10212730A JP H10212730 A JPH10212730 A JP H10212730A JP 1608797 A JP1608797 A JP 1608797A JP 1608797 A JP1608797 A JP 1608797A JP H10212730 A JPH10212730 A JP H10212730A
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JP
Japan
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pressure
water
air
working
control system
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Pending
Application number
JP1608797A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaharu Omiya
敬治 大宮
Hiroyuki Kanayama
裕幸 金山
Kyoichi Okamura
恭一 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saeki Kensetsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Saeki Kensetsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水中作業機において、作業水深下に調圧用レ
ギュレータを配置する必要がなくなり、水上または地上
にて自動制御することによって、機械室としての均圧室
の内部圧力を作業水深の水圧と平衡に維持する場合の信
頼性を高めた均圧制御システムを提供する。 【解決手段】 内部圧力を作業水深の水圧P1 (kgf
/cm2 )と平衡した状態に維持して機器類を収容する
機械室としての均圧室30を装備した水中作業機であ
り、制御ユニット105では、水上または地上に配置さ
れた空気供給源のレシーブタンク101において、空気
圧センサ104により検出された空気圧P2(kgf/
cm2 )が、水圧センサ103によって検出された作業
水深の水圧P 1 に例えば0.5kgf/cm2 を加算し
た値よりも下回ったか、または上回ったかどうかを常に
監視制御する。制御ユニット105からの制御信号によ
って、空気供給源のコンプレッサー100の運転をオン
/オフする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広範囲の水深にお
ける各種水中作業に適用可能な水中作業機に係り、さら
に詳しくは、内部圧力を作業水深の水圧と平衡した状態
に維持して機器類を収容する機械室としての均圧室に空
気を供給する均圧制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、防波堤や護岸を構築する場合
は、基礎となる多量の捨石を水底に投入した後、投入さ
れた個々の捨石を潜水士が移動させたり積み上げたりし
て均し作業を実施している。しかし、このような方法で
は作業効率が悪く、多くの労力と時間を必要とする。ま
た、作業が人力で行われるために十分な締め固めができ
ず、強固な基礎が得られないという問題があった。
【0003】これを解消するために、例えば陸上用ブル
ドーザのエンジン部分を耐圧殻構造の機械室に収納し、
水深に対応した高い排気煙突を設けて水底を走行できる
ようにした水中ブルドーザなどが開発されている。すな
わち、水圧に対応させるためにかなり板厚の大きい鋼板
を用いて耐圧殻の機械室を構成し、そこにエンジン部分
等を収納している。そのため、機械室重量が増して製造
コスト面等において不利である他、あまり煙突を高くす
ると重心が高くなって転倒し易いという不都合が生ず
る。そのため、水深7m程度が構造上の使用限界となっ
ている。また、マニピュレータを備えた潜水船式の作業
機械も知られているが、船体が大きくなるために小回り
がきかず、喫水の浅い場所での使用も困難であり、船体
に対してマニピュレータが比較的小型となるため捨石の
均し作業のような重量物を扱う作業には利用できない等
の問題があった。
【0004】以上のような従来からの問題を勘案し、本
出願人は、海底等の水中にて小回りがきいて作業性に優
れ、水陸両用可能に改造した陸上建設機械のバックホウ
による水中作業機を提案した(特開平8−60662号
公報)。この水中作業機においては、同時に、エンジン
部分を収納する従来の耐圧殻構造の機械室に代えて、内
部圧力を均圧にした機械室を設けたことを要点としてい
る。均圧室とは、台船等の水上に配置した動力ユニット
から空気を供給し、この空気圧によって均圧室内を水圧
に平衡させた値に維持できるようにしている。そこに水
濡れや水の浸入を避ける必要のある各種機械ユニットや
機器部材を収容する。
【0005】そうした均圧室を設けることにより、従来
の機械室の水圧対策として、耐圧殻構造とすることの不
具合を解消している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この均圧室
を設けたシステムの場合、均圧室内の空気圧を水圧に平
衡した値に維持するために、均圧室近傍の水中に調圧用
のレギュレータが配置されている。レギュレータには種
々の構造のものがある。例えば、水圧と均圧室内圧との
圧力平衡が崩れるとダイヤフラムが動作し、ダイヤフラ
ムの挙動をレバーを介して弁体に伝える。この弁体の開
閉動作によって、均圧室内に空気を導入するか、あるい
は排出して調圧する機構がある。
【0007】しかしながら、そうした機構をもつレギュ
レータを長期間にわたり特に海中での使用を繰り返す
と、機構各部に劣化や不良化が生じ易い。その場合、均
圧システムの信頼性を低下させることになる。
【0008】したがって、本発明の目的は、水中作業機
において、作業水深下に調圧用レギュレータを配置する
必要がなくなり、水上または地上にて自動制御すること
によって、機械室としての均圧室の内部圧力を作業水深
の水圧と平衡に維持する場合の信頼性の高めた均圧制御
システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の水中作業機の均
圧制御システムは、内部圧力を作業水深の水圧と平衡し
た状態に維持して機器類を収容する機械室としての均圧
室が装備された水中作業機において、水上または地上に
配置された空気供給源の空気圧が前記作業水深の水圧以
上となるように制御する制御ユニットを有し、制御され
た空気圧を均圧室に導入してその内部圧力が作業水深の
水圧と平衡する値に維持するよう構成している。
【0010】この場合、均圧室の近傍水中に配置した第
1の圧力センサによって作業水深の水圧を検出する。ま
た、空気供給源の空気圧をそこに配置された第2の圧力
センサによって検出して、両検出信号に基づいて制御ユ
ニットは空気圧を水圧またはそれ以上に制御するように
なっている。
【0011】以上の構成により、均圧室の内部圧力は水
上または地上にて制御ユニットにより自動制御され、従
来より、均圧室近傍の水中に配置される調圧用レギュレ
ータは不要である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の水中作業機の均圧
調整システムの実施の形態について、図面に基づいて詳
細に説明する。なお、本実施の形態では動力として油圧
が利用されている。
【0013】図1は、本実施の形態に係る水中作業機を
用いた水中作業システムの一例を示す概念図、図2は水
中作業機1のみを示す側面図である。また、図3
(A),(B)は動力ユニットの一例を示す平面図と側
面図である。図1の場合、水中捨石マウンド8を構築す
る作業例を示しており、1は水中作業機、2は動力ユニ
ット、3は潜水士、4は水中作業機用の空気/油圧供給
ケーブル、5は潜水士用の空気供給ケーブル、6はリモ
コンケーブル、7は支援母船である。
【0014】水中作業機1には、例えば陸上用のバック
ホウ形式の建設機械を水中作業用に改造したものが使用
される。すなわち図2に示すように、クローラ式の走行
装置11、先端にバケット12aなどを設けたバックホ
ウ形式の作業アーム12や操縦席13などを備えてお
り、作業アーム12や操縦席13などを搭載した旋回体
14が走行装置11に対して旋回できる構造となってい
る。これらの点は一般の陸上用と同様であるが、エンジ
ンや油圧ポンプなどの動力装置は取り外されて、必要な
動力を支援母船上の動力ユニット2から供給するように
なっている。また、本発明の要部である均圧室30を設
けて、その内部を機械室とし、水漏れや水の侵入を避け
るべき機械ユニットや部材等を収納してある。
【0015】なお、この水中作業機1は、水中での作業
能力向上、トラブル防止、水中での視認性向上などのた
めに水中部分をできるだけ小型化すると共に、構造を簡
素化してある。すなわち、陸上用における操縦席カバ
ー、外部カウンターウェイト、エンジンカバーなどを取
り外すと共に、重心の変化や浮力発生を考慮して旋回体
14の内部にカウンターウェイトを設けるなどの処置を
とり、バランス調整してある。また、例えば操縦席13
の後部には非常用の空気ボンベ(図示せず)が設けら
れ、さらに転倒時の防護用として操縦席13や均圧室3
0などを覆う防護柵15が設けられる。また、操縦席1
3の上部に水中テレビカメラ(図示せず)が設置されて
いる。
【0016】動力ユニット2は、支援母船7上に設置さ
れて水中作業機1に動力を供給するものであって、少な
くとも陸上用の建設機械から取り外された動力装置に相
当する機器が備えられる。本実施の形態にあっては、図
3(A),(B)に示すように、固定脚21aと移動用
車輪21bを有する基台21に、エンジン22、油圧ポ
ンプ23、コンプレッサー24、ケーブルドラム25、
ケーブルリール26、リモコン使用時パトライト27、
異常用パトライト28等が搭載される。なお作業場所に
よっては、動力ユニット2は支援母船7上ではなく陸上
に設置することもできる。
【0017】また、この動力ユニット2として、後述す
る本発明の均圧調整システムに用いられる均圧用の空気
供給源を組み込むことができる。
【0018】ケーブルドラム25は、集合耐圧ホースで
ある空気/油圧供給ケーブル4の巻き取り用であり、巻
き取り動力には動力ユニット2自身の油圧を供給してお
り、例えば長さ70〜80m程度までの空気/油圧供給
ケーブル4を収納できるように構成される。水中作業機
1は、この空気/油圧供給ケーブル4によってエンジン
22、油圧ポンプ23、コンプレッサー24に接続され
る。供給される油圧は例えば250Kgf/cm2 に設
定されている。また、潜水士3の空気供給ケーブル5は
空気タンクに接続される。
【0019】次に、図4は、本発明の実施の形態による
均圧調整システムを示す構成図である。動力ユニット2
に組み込まれた空気供給源を構成するコンプレッサー1
00を有し、このコンプレッサー100で生成された圧
縮空気がレシーブタンク101に送られて貯留されるよ
うになっている。レシーブタンク101から供給される
空気は、空気/油圧供給ケーブル4を構成するエア供給
ケーブル102を通して前述の均圧室30に導入され
る。均圧室30内の空気圧は作業水深の水圧に見合って
平衡する値に維持される。
【0020】また、均圧室30近傍の水中に臨んで第1
の圧力センサ(以下、水圧センサという)103が配置
され、この水圧センサ103によって作業水深における
水圧P1 (kgf/cm2 )が検出される。さらに、前
述のレシーブタンク101にはこの内部の貯留空気圧を
検出する第2の圧力センサ(空気圧センサ)104が配
置され、この圧力センサ104によってレシーブタンク
101内の空気圧P2(kgf/cm2 )が検出され
る。水圧センサ103および空気圧センサ104によっ
て検出された水圧および空気圧の各検出信号は、マイコ
ンによる電子制御を行う制御ユニット105に送られる
ようになっている。
【0021】制御ユニット105は、信号の入出力I/
Oポート、主記憶部、演算部および制御部等からなるC
PU(中央処理装置)を有している。ここでは、作業水
深における水圧P1 とレシーブタンク101における空
気圧P2 の両検出信号に基づいた比較が行われ、レシー
ブタンク101内の空気圧P2 が作業水深の水圧P1
例えば0.5kgf/cm2 を加算した値よりも下回っ
たか、または上回ったかどうかを常に監視制御してい
る。すなわち、 P2 ≧P1 +0.5 で表される演算式から、レシーブタンク101内の空気
圧P2 が、作業水深の水圧P1 に0.5kgf/cm2
を加算した値を下回ったとき、これに基づく制御信号を
オン信号としてコンプレッサー100に送って起動させ
る。反対に加算した値を上回った場合は、オフ信号をコ
ンプレッサー100に送って運転を停止させ、レシーブ
タンク101への圧縮空気の供給を停止する。
【0022】係る制御によって、レシーブタンク101
から均圧室30には作業水深の水圧P1 にほぼ見合った
空気圧が供給され、均圧室30内の空気圧を水圧に平衡
した値(P1 )に維持する。
【0023】ここで、図4において、均圧室30の一構
成例について説明する。この均圧室30は、旋回体14
の旋回中心であるスイベルジョイント31を含む位置に
上下にまたがって設けられている。すなわち、30aは
旋回体14に、また30bは走行装置11のフレーム1
1aにそれぞれ水密的に設けられたハウジングであっ
て、均圧室30の上部と下部はガイドパイプ30cで連
通している。また、均圧室30の内部圧力が水圧よりも
前述のように必要以上に高くなった場合は、内部圧力を
排出する排気弁30dが備わっている。
【0024】均圧室30の内部は機械室となっていて、
メインコントロールバルブ32や油圧式旋回モータ3
3、フレーム11aに固定されて油圧式旋回モータ33
の出力ギア33aと噛み合うリングギア34等が収納さ
れており、さらに一部は操縦席13の下部まで延びてパ
イロットアーム13aで操作されるパイロットバルブ1
3bが収納されている。
【0025】また、図5に示すように、リモコン操作に
よる制御機構は、均圧室30の内部においてパイロット
油圧ポンプ70が設けられており、パイロット油圧回路
71により、パイロットバルブ13bおよびメインコン
トロールバルブ32と連結されている。パイロットバル
ブ13bは、電磁バルブ72により操作できるようにな
っており、この電磁バルブはリモコン装置73により制
御される。
【0026】さらに、均圧室30の内部には、支援母船
7上の動力ユニット2の油圧ポンプ23(図3A参照)
を油圧供給源とする油圧回路75が設けられている。こ
の油圧回路75にはメインコントロールバルブ32、各
操作シリンダーおよび各油圧シリンダー76が接続され
ている。これら各油圧シリンダー等には、前述した油圧
式旋回モータ33、作業アーム12の油圧シリンダー1
2b,12c,12d、そして走行装置11の駆動用油
圧モータよりなる油圧系が接続されている。
【0027】パイロットバルブ13bは、潜水士が操縦
するパイロットアーム13aにより、またはリモコン装
置73により制御される電磁バルブ72により操作され
るが、潜水士により操縦している場合には、リモコン装
置による遠隔制御を避けるために、後述するようにリモ
コン装置側にオンオフ・スイッチを設けて、リモコン信
号が送られてこないようにオフにしておくのが良い。
【0028】あるいはまた、前述のようなオンオフ・ス
イッチを設けない場合には、潜水士が操縦するパイロッ
トバルブ13bによる直接操作、リモコン装置による遠
隔操作のいずれか一方を優先操作とする安全装置を均圧
室30内に設けることができる。潜水士3により水中作
業機1が操縦される場合には、潜水士による直接操縦を
優先させる。また、水中作業機1が遠隔操縦される場合
には、パイロットアーム13aの誤作動の発生を考慮し
て、遠隔操縦を優先させる。
【0029】空気/油圧供給ケーブル4には当然のこと
ながら油圧のリターン側ホースも含まれているが、必要
に応じて通信用の信号ケーブル類も備えられる。
【0030】なお、この実施の形態では、水圧センサ1
03によって作業水深の水圧を常時検出して、その検出
信号を制御ユニット105に送り、空気圧センサ104
で検出したレシーブタンク101内の空気圧と比較制御
する方式が説明された。
【0031】本発明はこれに限定されず、作業水深の水
圧を予め適宜手段でもって測定しておき、この測定水圧
を設定値にしてレシーブタンク101内の空気圧を制御
し、制御空気圧を均圧室30に導入するようにシステム
化した構成も可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による水中
作業機の均圧調整システムは、内部圧力を水圧に平衡に
維持する機械室としての均圧室を備えたもので、水上ま
たは地上に配置した空気供給源から均圧室に供給する空
気圧を制御ユニットで自動制御するようになっているか
ら、従来より作業水深下の水中にて配置される均圧室調
圧用のレギュレータが不要となり、レギュレータの内部
機構の劣化などの懸念もなく、均圧システムの信頼性を
高めるのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水中作業機を用いた作業方法の一
例を示す概念図である。
【図2】水中作業機の一例の側面図である。
【図3】動力ユニットの一例の平面図および側面図であ
る。
【図4】本実施の形態の均圧制御システムを示す構成図
である。
【図5】リモコン操作による制御機構を示す図である。
【符号の説明】
1 水中作業機 2 動力ユニット 3 潜水士 4 空気/油圧供給ケーブル 5 空気供給ケーブル 6 リモコンケーブル 7 支援母船 10 安全装置 11 走行装置 12 作業アーム 13 操縦席 13a パイロットアーム 13b パイロットバルブ 14 旋回体 22 エンジン 23 油圧ポンプ 24 コンプレッサー 25 ケーブルドラム 26 ケーブルリール 32 メインコントロールバルブ 100 コンプレッサー 101 レシーブタンク 102 エア供給ケーブル 103 水圧センサ(第1の圧力センサ) 104 空気圧センサ(第2の圧力センサ) 105 制御ユニット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部圧力を作業水深の水圧と平衡した状態
    に維持して機器類を収容する機械室としての均圧室が装
    備された水中作業機において、 水上または地上に配置された空気供給源の空気圧が前記
    作業水深の水圧以上となるように制御する制御ユニット
    を有し、制御された空気圧を前記均圧室に導入してその
    内部圧力が前記作業水深の水圧と平衡する値に維持する
    よう構成したことを特徴とする均圧制御システム。
  2. 【請求項2】前記均圧室の近傍水中に配置した第1の圧
    力センサによって前記作業水深の水圧を検出し、この水
    圧検出信号に基づいて前記制御ユニットが前記空気供給
    源の空気圧を制御することを特徴とする請求項1に記載
    の均圧制御システム。
  3. 【請求項3】前記均圧室の近傍水中に配置された前記第
    1の圧力センサによって前記作業水深の水圧を検出する
    と共に、前記空気供給源の空気圧をそこに配置された第
    2の圧力センサによって検出して、両検出信号に基づい
    て前記制御ユニットは前記空気圧を前記水圧またはそれ
    以上に制御することを特徴とする請求項1または2に記
    載の均圧制御システム。
  4. 【請求項4】前記空気供給源は、前記制御ユニットから
    の制御信号によって運転をオン/オフするコンプレッサ
    ーを有し、このコンプレッサーからの圧縮空気を貯留し
    て前記均圧室に供給するレシーブタンクを有してなって
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    均圧制御システム。
  5. 【請求項5】前記制御ユニットは、前記コンプレッサー
    に対して、前記レシーブタンク内の空気圧が前記作業水
    深の水圧を下回ったときオン信号を出力し、空気圧が前
    記作業水深の水圧に0.5kgf/cm2 を加算した値
    を上回ったときにオフ信号を出力することを特徴とする
    請求項4に記載の均圧制御システム。
  6. 【請求項6】前記第2の圧力センサは、前記レシーブタ
    ンク内の空気圧を検出できる位置に配置されていること
    を特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の均圧制御
    システム。
  7. 【請求項7】内部圧力を作業水深の水圧と平衡した状態
    に維持して機器類を収容する機械室としての均圧室が装
    備された水中作業機において、 水上または地上に配置された空気供給源の空気圧を、予
    め測定された前記作業水深の水圧またはそれ以上となる
    ように制御し、制御された空気圧を前記均圧室に導入し
    てその内部圧力を前記作業水深の水圧と平衡となる値に
    維持するよう構成したことを特徴とする均圧制御システ
    ム。
JP1608797A 1997-01-30 1997-01-30 水中作業機の均圧制御システム Pending JPH10212730A (ja)

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