JPH10211397A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH10211397A
JPH10211397A JP9014011A JP1401197A JPH10211397A JP H10211397 A JPH10211397 A JP H10211397A JP 9014011 A JP9014011 A JP 9014011A JP 1401197 A JP1401197 A JP 1401197A JP H10211397 A JPH10211397 A JP H10211397A
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JP
Japan
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drum
mirror
clothes
door
clothes dryer
Prior art date
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Pending
Application number
JP9014011A
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English (en)
Inventor
Hideaki Munakata
英明 宗形
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH10211397A publication Critical patent/JPH10211397A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目線の低い人でも高い位置に設置された衣類
乾燥機のドラムのドアの手前側部分を目視できるように
して衣類の取り残しを防止する。 【解決手段】 衣類乾燥機100のドア2の内側に鏡面
部2−1aを設け、ドア2を開いたときにこの鏡面部2
−1aでドラム3内底部3−3を映し出すようにして低
い目線21の使用者22でも死角を小さくし、ドラム3
内を充分に見ることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類を収納したド
ラムを回転させて、さらに、温風を供給して衣類の乾燥
を行う衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】衣類を収納したドラムを回転させるとと
もに、そのドラム内に温風を供給して乾燥させるこの種
の衣類乾燥機では、衣類を収納するドラムの外径は、一
般に衣類投入口よりも大きく設定されている。また、衣
類乾燥機は、洗濯機本体の洗濯槽の上方に設置される場
合が多く、その際、衣類乾燥機は洗濯物の出し入れ口の
上側に位置するため、その出し入れ口の蓋の開閉をクリ
アしたり、衣類を出し入れするためのスペースが必要な
ため、必然的に高い位置に設置される。したがって、背
の低い人、特に女性や子供ではドラムのドアの開閉位置
よりも目線が低くなる場合が多い。一方、前述のように
ドラムの外径は衣類投入口よりも大きいので、たとえ背
の高い人であってもドアを開放してドラム内を覗いたと
きに、ドラムの底部の手前側の部分は死角となり易く、
視覚による衣類の有無の確認は非常に困難であった。
【0003】そこで、ドラム内部が良く見えるように、
言い換えればドラム内の状態を視認しやすくするために
ドラム内の端面(背面)、すなわちドアに対向する面に
反射鏡を設置した衣類乾燥機も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のように
目線が衣類乾燥機の衣類投入口の下端よりも低くなるよ
うな人では、たとえ反射鏡がドラムのドアの対向面に設
けられていたとしても、反射した視野は下方に広がらな
いので、この反射鏡は有効に機能しない。したがって、
ドラム内の状態を、言い換えればドラム内の衣類の状態
を視覚によって把握することは容易でない。そのため、
このような構成の衣類乾燥機では、靴下やハンカチ等の
小物がドラムの底部、特にドア手前側の部分に位置した
状態で乾燥運転が終了してドラムの回転が停止してしま
うと、衣類の有無を目視で確認することができないため
に、取り残してしまうことがある。
【0005】本発明の目的は、このような従来の衣類乾
燥機の欠点を解決し、低い目線での目視でもドラム内底
部の状態を視認することができるようにして、乾燥後の
衣類を取り残すおそれのない衣類乾燥機を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、衣類の出し入れ時に開放するドアを有
し、衣類を収納したドラムを回転させるとともに温風を
供給して衣類の乾燥を行う衣類乾燥機において、前記ド
アの内側にドラム内底部の状態を視認可能な鏡面部を設
けたことを特徴としている。
【0007】この場合、前記鏡面部を前記ドアの内面に
設けた鏡から構成したり、ドアの内側に形成された凸面
形状の反射面から構成したりするとよく、その際、前記
鏡面部が下向きの反射角度を持つように設定することが
望ましい。
【0008】また、前記鏡面部はドアの内側の全面に形
成してもよく、ドアの内側の構成する部材そのものによ
って構成してもよい。
【0009】このように、ドアの内側にドラム内底部の
状態を映し出すような鏡面部を設けることによって、衣
類乾燥運転終了後にドアを開け、衣類を取り出す状態で
は、前記鏡面部によってドラム内底部の状態、特に手前
側の部分を映し出して、低い目線でもドラム内低部の状
態を視認できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態に係る衣類乾燥
機100を側面から見たときの縦断面図である。
【0012】外枠体1の内部には、乾燥すべき衣類を収
納するドラム3、ドラム3を駆動するモータ4、および
ドラム3内に温風を供給するファン8などが設置されて
いる。このドラム3は、ドラム駆動プーリ4−2と張力
印加プーリ13とにより張力を与えられたドラムベルト
15を介してモータ4によって駆動される。このモータ
4は外枠体1にモータベース4−1を介して取り付けら
れる。また、前記ドラム3は、前側が前記外枠体1の外
枠体前板1−1に取り付けられたドラム支持体17に回
転自在に支持され、後側は外枠体1の後方に取り付けら
れたドラム・ファン支持板9に固定されたドラム軸9−
1にドラム軸受3−1を介して回転自在に支持されてい
る。
【0013】ドラム3に衣類の出し入れを行う衣類投入
口20の前面に設置されたドア2は、外枠体前板1−1
に支持され、閉めたときには衣類投入口20と気密を保
持するように設置される。なお、衣類投入口20は、外
枠体前板1−1に取り付けられている。このドア2に
は、図3に詳細に示すように内側を透明なドア裏面カバ
ー2−2で覆った鏡2−1aが取り付けられている。こ
の鏡2−1aは、ドア2を開いた状態で比較的低い目線
21(図2)でもドラム3内底部3−3(図2)を視認
することができるように、下向きの反射角度で設置され
る。
【0014】ドラム3のドラム排気口3−2の後方に
は、ファンケーシング8および該ファンケーシング8に
収められたファン6が設置されている。ファンケーシン
グ8は、ドラム・ファン支持板9に固定され、ファン6
はドラム・ファン支持板9に固定されたファン軸9−2
に回転自在に支持されている。また、ファン6はモータ
4に取付けられたファン駆動プーリ(図示せず)とファ
ンベルト10を介してモータ4により回転駆動される。
ここで、ファン6は、仕切り板7と連係してファンケー
シング8を仕切り、その表裏に、循環側流路Aと冷却側
流路Bを形成し、循環側流路Aでドラム3内の空気の循
環を行い、冷却側流路Bでは前記外枠体1の後面を覆う
裏板14に設けられた裏板吸気口14−1と裏板排気口
14−2を通して外気の吸・排気を行う表裏両翼タイプ
のいわゆる熱交換器を構成する。なお、仕切り板7とフ
ァン8とによって仕切られた部分は、ファン6の外周に
一体的に設けられた断面が櫛歯状のリブと、仕切り板7
に設けられた同じく断面が櫛歯状のリブとが互いに非接
触の状態で凹凸係合された構成のいわゆるラビリンスシ
ールを構成している。
【0015】温風を供給するための発熱体5は、ドラム
支持体17の下方に位置するドラム吸気口17−1の直
前に設置されている。ドラム3のドラム排気口3−2の
直前には捕集ネット19−1を有するフィルタ支持台1
9が設けられ、このフィルタ支持台19に集塵フィルタ
16−1と不織布フィルタ16−2を備えた糸屑捕集装
置16が着脱自在に取り付けられ、ドラム3内の衣類か
ら発生する糸屑等の塵埃を捕集するようになっている。
ファンケーシング8のケーシング吐出口8−1とドラム
吸気口17−1は、その途中に排水口11−1を備えた
循環ダクト11および循環ダクト前部12によって気密
を保持して連結されている。このように構成することに
よって、ドラム3内の空気は、ドラム3→糸屑捕集装置
16→ドラム排気口3−2→ファンケーシング8(循環
側流路A)→ケーシング吐出口8−1→循環ダクト11
→循環ダクト前部12→発熱体5→ドラム吸気口17−
1(温風吹出口)→ドラム3の循環風路を循環するよう
になる。また、モータ4と発熱体5等の運転制御を司る
制御装置18がパネル18−1を介して外枠体前板1−
1に取り付けられている。
【0016】このように構成された衣類乾燥機の運転が
開始されると、モータ4と発熱体5に通電されてモータ
4が回転を始め、このモータの回転開始に応じてドラム
3とファン6が各々回転するとともに、発熱体5も発熱
して温風がドラム3内に供給され、ドラム3内に収納さ
れた衣類を攪拌しながら乾燥させる。衣類から蒸発した
湿気は、循環風と一緒に糸屑捕集装置16を通過し、ド
ラム排気口3−2を通ってファンケーシング8の循環側
流路Aに流入する。また、外気が裏板14の裏板吸気口
14−1からファンケーシング8の冷却側流路Bに流入
し、裏板排気口14−2から排気される。ファン6の外
周部においては仕切り板7とのラビリンスシール部で循
環風と冷却風とが出入りすることなく仕切られており、
ここでファン6の表裏においてファンケーシング8の循
環側流路Aと冷却側流路Bとの間で熱交換され、循環風
に含まれる湿気は凝縮され水となってファンケーシング
8のケーシング吐出口8−1から循環ダクト11へと流
入し、排水口11−1から機外へ排出される。このよう
にして、衣類乾燥機の乾燥運転が継続される。
【0017】この種の衣類乾燥機100は、多くの場合
は、図2に示すように洗濯機200の上部に設置して使
用される。この場合、使用者22の目線21が衣類投入
口20の下端20−1よりも低い場合には、使用者22
はドラム3内の底部3−3を直接見ることはできず、前
記底部3−3は死角となるために、視覚で衣類23の有
無を確認することは困難となる。
【0018】ところが、鏡2−1aをドア2の内側に設
けると、その鏡2−1aがドラム3の底部3−3を映し
出すために、鏡2−1aの反射像からドラム3の底部3
−3に取り残しの衣類23があるときにはこれを視認す
ることができる。
【0019】なお、鏡2−1aを覆う透明なドア裏面カ
バー2−2は、運転中に使用者22がドア2を開けたと
きに触れて火傷しないように、熱伝導を遅くすることが
できる透明なプラスチック材で構成している。この鏡
は、図4に示すように、鏡面加工されたステンレス板や
メッキあるいはコーティングされた板材を凸形状に形成
した鏡面板を凸面鏡2−1bとしてドア2の内側に全面
を構成するように設置してもよい。この凸面鏡2−1b
は、ドラム3の内部を鮮明に映し出さなくても衣類の有
無が確認できる程度の反射機能をもっていれば、当初の
目的を果たすことができる。
【0020】なお、図2から分かるように、鏡2−1a
によってドラム3内の状態はほとんど把握できるが、さ
らに使用者22が目線21の低い子供などでは、衣類投
入口20の真裏にあたるドラム3内底部3−3のドア2
の手前側部分3−4が見にくい場合も生じ得る。このよ
うな場合は、前述の公知例のようにドラム3内の背面を
反射面に設定しておけば、その反射面に映っている像を
鏡2−1aで見ることによりほとんど死角のないといっ
てよい構造とすることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、目線の低
い人でも高い位置に設置された衣類乾燥機のドラム内底
部のドアの手前側部分の死角を小さくすることができ
る。これによって背が低くとも衣類の取り残しを防止
し、使い勝手のよい衣類乾燥機とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る衣類乾燥機の縦断面
図である。
【図2】洗濯機の上方に衣類乾燥機を設置したときの使
用状態を示す説明図である。
【図3】本発明に係る衣類乾燥機のドアの一実施形態を
示す縦断面図である。
【図4】本発明に係る衣類乾燥機のドアの他の実施形態
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 ドア 2−1a 鏡 2−1b 凹面鏡 2−2 ドア裏面カバー 3 ドラム 3−3 ドラム内底部 20 衣類投入口 21 目線 100 衣類乾燥機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類の出し入れ時に開放するドアを有
    し、衣類を収納したドラムを回転させるとともに温風を
    供給して衣類の乾燥を行う衣類乾燥機において、 前記ドアの内側にドラム内底部の状態を視認可能な鏡面
    部を設けたことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 前記鏡面部は、前記ドアの内面に設けた
    鏡からなることを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥
    機。
  3. 【請求項3】 前記鏡面部は、ドアの内側に形成された
    凸状の反射面からなることを特徴とする請求項1記載の
    衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 前記鏡面部は、下向きの反射角度に形成
    されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か1項に記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 前記鏡面部は、ドアの内側の全面に形成
    されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か1項に記載の衣類乾燥機。
  6. 【請求項6】 前記鏡面部はドア内面を構成する部材に
    よって構成されていることを特徴とする請求項1、3、
    4および5のいずれか1項に記載の衣類乾燥機。
JP9014011A 1997-01-28 1997-01-28 衣類乾燥機 Pending JPH10211397A (ja)

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JP9014011A JPH10211397A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 衣類乾燥機

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180053192A (ko) * 2016-11-11 2018-05-21 엘지전자 주식회사 의류처리장치
JP2022541099A (ja) * 2019-05-29 2022-09-22 青島海爾洗衣机有限公司 衣類処理機及び当該衣類処理機の制御方法

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