JPH10210437A - 通信端末機、ホスト通信機及び通信システム - Google Patents

通信端末機、ホスト通信機及び通信システム

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JPH10210437A
JPH10210437A JP9028398A JP2839897A JPH10210437A JP H10210437 A JPH10210437 A JP H10210437A JP 9028398 A JP9028398 A JP 9028398A JP 2839897 A JP2839897 A JP 2839897A JP H10210437 A JPH10210437 A JP H10210437A
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JP9028398A
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Shigeru Kafuku
滋 加福
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像情報の通信に際して不可避的に生ずる待
機時間にユーザーの視覚を刺激することのできる通信端
末機を提供する。 【解決手段】 ダイヤル入力がなされると(ステップA
1)、通常の電話としての会話が可能な状態が形成され
る(ステップA2)。所定のスイッチを操作すると、ス
テップA3からステップA4に進み、一般電話モードか
らテレビ電話モードに移行し、ネゴを開始する(ステッ
プA4)。引き続き、ネゴ処理が終了したか否かを判別
し(ステップA5)、終了していなければ、ネゴ処理を
継続し(ステップA6)、ネゴ用メモリから予め記憶し
てある画像データを順次数秒間隔で読み出し(ステップ
A7)、この読み出した画像データに基づく画像をモニ
ターに表示させる(ステップA8)。したがって、ネゴ
処理中に画像が表示され、この表示された画像を見るこ
とにより、待機時間となるネゴ処理中におけるユーザー
の退屈さが解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも画像を
表示する表示手段を備えた通信端末機、及びホスト通信
機と通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像を表示し得る表示手段を備え
た通信端末機として、テレビ電話が一般的に知られてい
る。このテレビ電話により、アナログ回線を使って通信
を行う場合、先ず一般のアナログ電話モードで接続し、
その後、スイッチ等の操作によりテレビ電話モードに入
る。その際、ネゴシエーション(以下、ネゴと略称す)
と称されるモデムの接続条件や通信能力の交換等の処理
が不可避的に必要となり、このネゴにはアナログ回線の
場合、10から20秒程度を要する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビ電話では、ネゴ中の10数秒間、モニターには接
続中であることを示す所定の表示がなされるだけであ
る。したがって、この待機時間がユーザーにとっては、
極めて退屈且つ苦痛な時間となり、製品への印象も悪い
ものとなっているのが実情である。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、画像情報の通信に際して不可避的
に生ずる待機時間にユーザーの視覚を刺激することので
きる通信端末機、及びホスト通信機と通信システムとを
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明にあっては、画像情報を通信する
通信手段と、この通信手段により受信された画像情報を
表示する表示手段とを有する通信端末機において、前記
通信手段により受信された画像情報を記憶する記憶手段
と、相手通信端末機との画像情報の通信が可能となるま
での不可避的待機時間内に、前記記憶手段に記憶されて
いる画像情報を読み出して、前記表示手段に表示させる
制御手段とを備えている。かかる構成において、記憶手
段は通信手段により受信された画像情報を予め記憶して
おり、通信を開始するに際して、相手通信端末機との画
像情報の通信が可能となるまでの不可避的待機時間が発
生すると、制御手段が記憶手段から画像情報を読み出し
て表示手段に表示させる。したがって、相手通信端末機
との画像情報の通信が可能となるまでの待機時間中に、
表示手段には以前の通信で受信した画像が表示され、ユ
ーザーはこの画像により視覚を刺激されて、待機時間中
の退屈さを解消される。
【0006】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記制御手段は、相手端末機との通信による画像が表示さ
れるまでの不可避的待機時間内に、前記記憶手段に記憶
されている画像情報を読み出して、前記表示手段に表示
させる。したがって、テレビ電話のように、電話モード
で音声情報の通信を開始してから、画像情報の通信に際
してネゴが必要となる通信端末機において、ネゴ中に前
回の通信で受信した画像が表示手段に表示される。
【0007】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記記憶手段は、前記通信手段により受信された相手側機
器からの画像情報を記憶する。したがって、記憶手段に
記憶されている画像情報は、言わば今までの交信記録と
して機能し、待機時間中に交信記録としての画像を見る
ことができる。
【0008】また、請求項4記載の発明にあっては、前
記記憶手段は、前回の通信を開始してから終了するまで
に受信した画像情報を記憶し、前記制御手段は今回の通
信を開始するに際しての不可避的待機時間内に、前記記
憶手段に記憶されている前回通信時の画像情報を前記表
示手段に表示させる。したがって、今回の通信時におけ
る待機時間中に前回通信時の画像情報に基づく画像を見
ることにより前回の通信内容が思い出される。よって、
前回と今回とで関連性のある通信を行う場合、その内容
の交信にスムーズに移行することが可能となる。
【0009】また、請求項5記載の発明にあっては、前
記記憶手段は、前記通信手段により受信された所定のサ
ービスセンタから送信されてくる画像情報を記憶する。
したがって、ユーザーは自己が行った通信以外の画像情
報を待機時間中に見ることができ、視覚的な刺激を一層
受ける。
【0010】さらに、請求項6記載の発明にあっては、
前記記憶手段は、前記通信手段による相手側機器との通
信終了に伴って、所定のサービスセンタから送信されて
くる画像情報を記憶する。したがって、記憶手段には通
信が終了する毎に、所定のサービスセンタから新たに送
信されてくる画像情報が記憶されており、次の通信時の
待機時間中に、この新たに送信されてきた画像情報に基
づく画像を見ることができる。
【0011】一方、請求項7記載の発明にあっては、画
像情報を通信する通信手段と、この通信手段により受信
された画像情報を表示する表示手段と、前記通信手段に
より受信された画像情報を記憶する記憶手段と、前記画
像情報の通信が可能となるまでの不可避的待機時間内
に、前記記憶手段に記憶されている画像情報を読み出し
て、前記表示手段に表示させる制御手段とを有する通信
端末機にサービスを提供するホスト通信機において、所
定のタイミングで前記通信端末機に、前記記憶手段に記
憶させるための画像情報を送信するように構成されてい
る。かかる構成において、このホスト通信機の送信手段
から送信された画像情報が通信端末機の記憶手段に記憶
され、この通信端末機にて通信を行う際には、不可避的
待機時間内に、前記記憶手段に記憶されている画像情報
が読み出されて、表示手段に表示される。したがって、
ホスト通信機の送信手段からコマーシャルメッセージや
他の情報を送信することにより、待機時間を利用して宣
伝広告や情報の提供が可能となる。
【0012】他方、請求項8記載の発明にあっては、画
像情報を通信する通信手段とこの通信手段により受信さ
れた画像情報を表示する表示手段とを有する通信端末機
と、この端末機にサービスを提供するホスト通信機とか
らなる通信システムにおいて、前記通信端末機は、前記
通信手段により受信された画像情報を記憶する記憶手段
と、前記画像情報の通信が可能となるまでの不可避的待
機時間内に、前記記憶手段に記憶されている画像情報を
読み出して、表示手段に表示させる制御手段とを備え、
前記ホスト通信機は、所定のタイミングで前記通信端末
機に、前記記憶手段に記憶させるための画像情報を送信
する送信手段を備えている。かかる構成において、ホス
ト通信機の送信手段からは所定のタイミングで画像情報
が送信されて通信端末機の記憶手段に記憶される。この
通信端末機にて通信を行う際には、所定のタイミングで
送信されて記憶手段に記憶されている画像情報が読み出
されて、不可避的待機時間内に、前記表示手段に表示さ
れる。したがって、ホスト通信機の送信手段からコマー
シャルメッセージや他の情報を送信することにより、待
機時間を利用して宣伝広告や情報の提供が可能となる通
信システムが確立される。
【0013】また、請求項9記載の発明にあっては、前
記制御手段は、前記通信手段による画像が表示されてい
ない不可避的待機時間内に、前記記憶手段に記憶されて
いる画像情報を読み出して、前記表示手段に表示させ
る。したがって、テレビ電話のように、電話モードで音
声情報の通信を開始してから、画像情報の通信に際して
ネゴが必要となる通信端末とホスト通信機とを有するテ
レビ電話システムにおいて、待機時間を利用して宣伝広
告や情報の提供が可能となる。
【0014】さらに、請求項10記載の発明にあって
は、前記ホスト通信機の送信手段は、前記通信手段によ
る相手側機器との通信終了に伴って、前記画像情報を送
信する。したがって、通信終了毎に記憶手段に新たな外
部からの画像情報を記憶させることができ、通信時の待
機時間中に常に新たな画像を視認するが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。この実施の形態は、本発明をテレビ
電話に適用したものであり、図1に示すように、モニタ
ー1上には機器本体2が載置され、機器本体2の中央部
にはカメラ部3が設けられている。この機器本体2は、
一端部に接続されたコードを部屋内に設けられているジ
ャックに接続させることにより、通信回線を介してホス
ト局20(サービスセンタ)に接続されるとともに、相
手側機器と接続される。また、機器本体2の他端部に
は、電話機4が接続されており、この電話機4には送受
話器5と複数のダイヤルキー6とが設けられている。
【0016】図2は、前記機器本体2の回路構成を示す
ブロック図であり、CPU7は、ROM8に格納されて
いるプログラムに従ってRAM9をワークエリアとして
使用しつつ動作し、各部を制御する。モデム10は、C
PU7からの指示に従って動作して、通信回線、インタ
ーフェース13を介して相手側機器から送信される画像
信号及び音声信号を復調する。そして、画像信号に基づ
く画像データはネゴ用メモリ11に記憶され、あるいは
インタフェース13を介してモニター1に転送される一
方、音声信号はインタフェース13を介し電話機4に転
送される。また、電話機4から出力される音声信号及び
カメラ部3から出力される画像信号は、インタフェース
13を介して取り込まれてモデム10で変調され、イン
タフェース13、通信回線を介して相手側機器に転送さ
れる。
【0017】キー入力部12には、一般電話モードから
テレビ電話モードに移行する際に操作されるべき所定の
スイッチや電源スイッチ等の各種キースイッチが設けら
れており、CPU7はこれらスイッチを走査してその状
態を取り込む。また、制御手段としてのCPU7は、ネ
ゴ処理の開始に伴ってネゴ用メモリ11に記憶された画
像データを数秒間隔で読み出し、この画像データをイン
タフェース13を介してモニター1に転送する。これに
より、表示手段としてのモニター1には、ネゴ用メモリ
11に記憶された画像データに基づく画像が数秒間隔で
変化しつつ表示されるように構成されている。
【0018】次に、以上の構成にかかる本実施の形態の
動作を図3に示すフローチャートに従って説明する。す
なわち、電話をかけるに際して送受話器5を取ってダイ
ヤルキー6を操作すると、操作したダイヤルがインタフ
ェース13を介して入力される(ステップA1)。これ
により一般電話モードの状態となって、通信回線を介し
て相手側との接続がなされ、通常の電話としての会話が
可能な状態が形成される(ステップA2)。
【0019】そして、ユーザーが相手との会話を開始し
た後、任意の時点でキー入力部12に設けられているテ
レビ電話モードに移行する際に操作されるべき所定のス
イッチを操作すると、ステップA3からステップA4に
進む。これにより、一般電話モードからテレビ電話モー
ドに移行し、CPU7はネゴを開始する(ステップA
4)。引き続き、CPU7は、ネゴ処理が終了したか否
かを判別し(ステップA5)、終了していなければ、ネ
ゴ処理を継続してモデム10の接続条件や通信能力の交
換等の処理を行う(ステップA6)。次に、ネゴ用メモ
リ11から、後述するように予め記憶してある画像デー
タを順次数秒間隔で読み出し(ステップA7)、この読
み出した画像データに基づく画像をモニター1に表示さ
せる(ステップA8)。
【0020】CPU7は、このステップA6〜A8の処
理をネゴ処理が終了するまで繰り返し、ネゴ処理が終了
したならば、テレビ電話モードでの通話処理を実行する
(ステップA9)。このテレビ電話モードでの通話処理
の実行に伴って、カメラ部3で撮像された画像の画像デ
ータが所定のタイミングでインタフェース13、及び通
信回線を介して相手側機器に転送され、相手側機器のモ
ニター1にカメラ部3で撮像された画像が表示される。
また、相手側機器からの画像データが通信回線を介して
転送されて、インタフェース13及びモデム10を介し
てモニター1に入力され、モニター1に相手側の画像が
表示される。
【0021】このテレビ電話モードが実行されている状
態において、CPU7は所定のデータセーブタイミング
となったか否かを判別し(ステップA10)、データセ
ーブタイミングとなったならば、ネゴ用メモリ11に相
手から転送された画像データをセーブする(ステップA
11)。このとき、CPU7はネゴ用メモリ11に記憶
されている従前のデータを消去してからセーブを開始
し、これにより、ネゴ用メモリ11には、今回のテレビ
電話時における相手からの画像データのみがセーブされ
る。
【0022】また、ステップA10又はステップA11
に続くステップ12では、送受話器5を電話機4に戻す
等の通話終了操作が行われたか否かを判別し(ステップ
A12)、通話終了操作が行われるまで、ステップA9
〜A12のループを繰り返す。したがって、通話終了と
なるまでの間、図4の(a)〜(n)に例示するよう
に、今回のテレビ電話時における相手からの画像データ
が所定のセーブタイミング(例えば、テレビ電話通話に
移ってから所定間隔)毎にネゴ用メモリ11にセーブさ
れて行く。そして、通話終了操作がなされた時点で、こ
のフローチャートに従った処理を終了してエンドに進
む。よって、テレビ電話モードでの通話が終了すると、
ネゴ用メモリ11には、データセーブタイミングで取り
込まれた相手側からの画像データ(a)〜(n)が記憶
されている。
【0023】そして、ユーザーが再度電話をかけ、一般
電話モードからテレビ電話モードに移行させるべく所定
のスイッチを操作すると、前述したようにネゴ処理が開
始された後ネゴ処理が終了するまで、ステップA6〜A
8の処理が繰り返される。このとき、ステップA7及び
A8の処理により、図4の(a)に示す画像の画像デー
タがネゴ用メモリ11から読み出されてモニター1に表
示され、引き続きネゴ処理が終了するまで、順次モニタ
ー1に画像(b)・・・(n)が数秒間隔で表示されて
行く。したがって、ネゴ処理中にこの画像(a)(b)
・・・(n)を見ることにより、ユーザーはこの画像に
より視覚を刺激されて、不可避的待機時間であるネゴ処
理中の退屈さを解消される。
【0024】また、ネゴ処理中にモニター1に表示させ
る画像(a)(b)・・・(n)は、前回のテレビ電話
モードで通話を行った際の画像であることから、前回の
通信内容を思い出すこともでき、今回のテレビ電話で関
連性のある会話を行う場合、その内容にスムーズに移行
することが可能となる。そして、ネゴ処理が終了する
と、前述したようにステップA5からステップA9に進
んで、テレビ電話モードでの通話が開始されることによ
り、図4(A)に示すように、現在の通話で相手側から
送信されてきた画像データに基づく画像が、モニター1
に表示されることとなる。
【0025】なお、この実施例においては、ステップA
11でネゴ用メモリ11に相手から転送された画像デー
タをセーブする際に、ネゴ用メモリ11に記憶されてい
る従前のデータを消去してからセーブを開始し、これに
より、ネゴ用メモリ11に、今回のテレビ電話時におけ
る相手からの画像データのみをセーブさせるようにし
た。しかし、消去を行うことなく、順次相手側からの画
像データをセーブして蓄積するようにしてもよい。これ
により、ネゴ用メモリ11には、今までのテレビ電話時
の画像データが全て残存していることとなり、ネゴ用メ
モリ11に記憶されている画像データは、言わば交信記
録として機能する。したがって、ステップA6〜A8の
処理がなされことにより、待機時間中に交信記録として
の画像を見ることが可能となる。また、この場合、ネゴ
用メモリ11に日時や交信時間等を記憶させることによ
り、交信記録としての価値を高めることができる。
【0026】図5は、本発明の他の実施の形態の動作を
示すフローチャートであり、ステップB1〜B9まで
は、前述した実施の形態のステップA1〜A9と同様で
ある。そして、ステップB9に続くステップB10で
は、通話終了操作が行われたか否かを判別し、行われた
ならば回線を切断する(ステップB11)。次に、モー
ドがオンであるか否か、つまりキー入力部12に設けら
れている画像のサービスを受けるモードを設定するため
のスイッチがオンとなっているか否かを判別する。(ス
テップB12)。そして、該スイッチがオンとなってお
り前記モードが設定されている場合には、所定のタイミ
ングとなったか否かを判別し(ステップB13)、所定
のタイミングとなるまで待機する(ステップB14)。
ここで、所定のタイミングとは、ステップB11で回線
を切断した直後であってもよいし、あるいは深夜等の電
話の使用頻度が低い時間帯であってもよい。
【0027】そして、所定のタイミングとなったならば
インタフェース13を介して、ホスト局に回線を接続す
る(ステップB15)。引き続き、ホスト局のサーバー
に格納されている画像データをダウンロードして(ステ
ップB16)、ネゴ用メモリ11の記憶内容を更新した
後、回線を切断する(ステップB17)。
【0028】すなわち、ホスト局は、例えば図6の
(a)(b)・・・(n)に示すような鳥シリーズの画
像、或いは山シリーズ、花シリーズ等のシリーズ画像等
の画像データを、1日毎あるいは数時間等のステップB
13のタイミングに対応する時間間隔で更新してサーバ
ーに格納している。したがって、ステップB16の処理
を行うと、ホスト局のサーバーに新たに格納された画像
データがダウンロードされて、ネゴ用メモリ11には、
図6の(a)(b)・・・(n)の画像に対応する画像
データが記憶されることとなる。
【0029】そして、ユーザーが再度電話をかけ、一般
電話モードからテレビ電話モードに移行させるべく所定
のスイッチを操作すると、前述したようにネゴ処理が開
始された後ネゴ処理が終了するまで、ステップB6〜B
8の処理が繰り返される。このとき、ステップB7及び
B8の処理により、図6の(a)に示す画像の画像デー
タがネゴ用メモリ11から読み出されてモニター1に表
示され、引き続きネゴ処理が終了するまで、順次モニタ
ー1に画像(b)・・・(n)が数秒間隔で表示されて
行く。したがって、ネゴ処理中にこの画像(a)(b)
・・・(n)を見ることにより、ユーザーは視覚を刺激
されて、不可避的待機時間であるネゴ処理中の退屈さを
解消される。
【0030】しかも、この図6の画像(a)(b)・・
・(n)は、前述した実施の形態とは異なり、ユーザー
が行ったテレビ電話では表示されたことのない新鮮な画
像であることから、この新鮮な画像を待機時間中に見る
ことにより、視覚的な刺激を強く受ける。加えて、この
待機時間中に画像表示させるための画像データは、ホス
ト局でのサーバーの更新がある毎に新たなものとなるこ
とから、見飽きることもなく待機時間における退屈感の
発生を確実に防止することができる。そして、ネゴ処理
が終了すると、ステップB5からステップB9に進ん
で、テレビ電話モードでの通話が開始されることによ
り、図6の(A)に示すように、現在の通話で相手側か
ら送信されたきた画像データに基づく画像が、モニター
1に表示され始める。
【0031】なお、ホスト局がサーバーに格納する画像
データは美的なものに限らず、図7の(a)(b)・・
・(n)に示すようなコマーシャルメッセージ的な画像
データであってもよい。かかる画像データを、ホスト局
が一定時間間隔で更新しつつサーバーに格納しておけ
ば、前述したステップB7及びB8の処理により、図7
の(a)に示すコマーシャルメッセージの画像データが
ネゴ用メモリ11から読み出されてモニター1に表示さ
れ、ネゴ処理が終了するまで、順次モニター1に画像
(b)・・・(n)が数秒間隔で表示されて行く。した
がって、ネゴ処理中にユーザーがこの図7の画像(a)
(b)・・・(n)を見ることにより、宣伝広告効果を
発生させることができ、テレビ電話を宣伝広告媒体とし
て活用することが可能となる。無論、コマーシャルメッ
セージとしての画像は、図示のように募集した種々の業
種からのものであってもよいし、当該ホスト局の業務に
関するコマーシャルメッセージ的画像であってもよい。
このとき、ホスト局20に通信回線を接続して画像デー
タをダウンロードするための通話料は、ホスト局20側
が払ってもいいし、サービス料として、端末側が払って
もいい。
【0032】また、この実施の形態においては、所定の
タイミングとなった時点で、画像データのダウンロード
を行うようにしたが、通話が終了したタイミング毎にダ
ウンロードを行うようにしてもよく、この場合、ステッ
プB11で回線を切断することなく、その回線を接続さ
せたまま、ダウンロードを開始すればよい。その際に
は、ホスト局のサーバーに格納されている異なる画像デ
ータをダウンロードさせるようにすることにより、ネゴ
処理中に毎回異なる画像を見ることが可能となる。さら
に、実施の形態においては、所定のタイミングでユーザ
ーの機器本体2側からホスト局に接続して画像データを
ダウンロードするようにしたが、所定のタイミングでホ
スト局側の送信機側から各ユーザーの機器本体2に接続
して、画像データを送信し、ネゴ用メモリ11の記憶内
容を書き換えさせるようにしてもよい。
【0033】さらに、この実施の形態においては、ネゴ
処理中にネゴ用メモリ11の画像を表示したが、保留時
等に表示してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、通信時に
予め画像情報を記憶しておき、相手通信端末機との画像
情報の通信が可能となるまでの不可避的待機時間内に、
予め記憶しておいた画像情報を読み出して表示するよう
にした。よって、待機時間中にユーザーの視覚を刺激す
ることができ、待機時間中におけるユーザーの退屈感の
発生を解消することができるとともに、製品への印象を
改善することができる。また、相手端末機との通信によ
る画像が表示されるまでの不可避的待機時間内に、予め
記憶させてある画像情報を読み出して表示させるように
した。よって、テレビ電話のように、電話モードで音声
情報の通信を開始してから、画像情報の通信に際してネ
ゴが必要となる通信端末機において、ネゴ中における退
屈感の発生を防止することができる。
【0035】また、受信された相手側機器からの画像情
報を記憶しておいて、これを不可避的待機時間内に表示
するようにしたことから、記憶した画像情報が言わば交
信記録として機能し、待機時間を利用して交信記録を視
認することができる。また、前回の通信を開始してから
終了するまでに受信した画像情報を記憶し、今回の通信
を開始するに際しての不可避的待機時間内に、前回通信
時の画像情報を表示させるようにしたことから、前回と
今回とで関連性のある通信を行う場合、その内容の会話
にスムーズに移行することが可能となる。
【0036】また、所定のサービスセンタから送信され
てくる画像情報を予め記憶しておいて、これを不可避的
待機時間内に表示するようにしたことから、ユーザーは
自己が行った通信以外の画像情報を待機時間中に見るこ
とができ、これにより視覚的な刺激を一層受けて、退屈
感の発生を一層防止することができる。また、相手側機
器との通信終了に伴って、所定のサービスセンタから送
信されてくる画像情報を記憶するようにしたことから、
次の通信時の待機時間中に、この新たに送信されてきた
画像情報に基づく画像を見ることができ、待機時間に興
味を生じさせることも可能となる。
【0037】また、通信端末機にサービスを提供するホ
スト通信機において、所定のタイミングで端末機側に記
憶させるための画像情報を送信するようにしたことか
ら、ホスト通信機の送信手段からコマーシャルメッセー
ジや他の情報を送信することにより、待機時間を利用し
て宣伝広告や情報の提供が可能となる。さらに、端末機
とこの端末機にサービスを提供するホスト通信機とから
なる通信システムにおいては、待機時間を利用して宣伝
広告や情報の提供が可能となる通信システムを確立する
ことができる。加えて、相手側機器との通信終了に伴っ
て、ホスト通信機側から画像情報を送信することによ
り、通信終了毎に記憶手段に新たな外部からの画像情報
を記憶させることができ、通信時の待機時間中に常に新
たな画像を視認することが可能となる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す外観図である。
【図2】同実施の形態の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】同実施の形態の表示遷移図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】同実施の形態の表示遷移図である。
【図7】同実施の形態の他の表示遷移図である。
【符号の説明】
1 モニター 2 機器本体 3 カメラ部 4 電話機 7 CPU 11 ネゴ用メモリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を通信する通信手段と、この通
    信手段により受信された画像情報を表示する表示手段と
    を有する通信端末機において、 前記通信手段により受信された画像情報を記憶する記憶
    手段と、 相手通信端末機との画像情報の通信が可能となるまでの
    不可避的待機時間内に、前記記憶手段に記憶されている
    画像情報を読み出して、前記表示手段に表示させる制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする通信端末機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、相手端末機との通信に
    よる画像が表示されるまでの不可避的待機時間内に、前
    記記憶手段に記憶されている画像情報を読み出して、前
    記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1記載
    の通信端末機。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記通信手段により受
    信された相手側機器からの画像情報を記憶することを特
    徴とする請求項1又は2記載の通信端末機。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、前回の通信を開始して
    から終了するまでに受信した画像情報を記憶し、前記制
    御手段は今回の通信を開始するに際しての不可避的待機
    時間内に、前記記憶手段に記憶されている前回通信時の
    画像情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする
    請求項1、2又は3記載の通信端末機。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記通信手段により受
    信された所定のサービスセンタから送信されてくる画像
    情報を記憶することを特徴とする請求項1又は2記載の
    通信端末機。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、前記通信手段による相
    手側機器との通信終了に伴って、所定のサービスセンタ
    から送信されてくる画像情報を記憶することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の通信端末機。
  7. 【請求項7】 画像情報を通信する通信手段と、この通
    信手段により受信された画像情報を表示する表示手段
    と、前記通信手段により受信された画像情報を記憶する
    記憶手段と、前記画像情報の通信が可能となるまでの不
    可避的待機時間内に、前記記憶手段に記憶されている画
    像情報を読み出して、前記表示手段に表示させる制御手
    段とを有する通信端末機にサービスを提供するホスト通
    信機において、 所定のタイミングで前記通信端末機に、前記記憶手段に
    記憶させるための画像情報を送信することを特徴とする
    ホスト通信機。
  8. 【請求項8】 画像情報を通信する通信手段とこの通信
    手段により受信された画像情報を表示する表示手段とを
    有する通信端末機と、この端末機にサービスを提供する
    ホスト通信機とからなる通信システムにおいて、 前記通信端末機は、前記通信手段により受信された画像
    情報を記憶する記憶手段と、前記画像情報の通信が可能
    となるまでの不可避的待機時間内に、前記記憶手段に記
    憶されている画像情報を読み出して、前記表示手段に表
    示させる制御手段とを備え、 前記ホスト通信機は、所定のタイミングで前記通信端末
    機に、前記記憶手段に記憶させるための画像情報を送信
    する送信手段を備えたことを特徴とする通信システム。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記通信手段による画
    像が表示されていない不可避的待機時間内に、前記記憶
    手段に記憶されている画像情報を読み出して、前記表示
    手段に表示させることを特徴とする請求項9記載の通信
    システム。
  10. 【請求項10】 前記ホスト通信機の送信手段は、前記
    通信手段による相手側機器との通信終了に伴って、前記
    画像情報を送信することを特徴とする請求項8又は9記
    載の通信システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027418A (ja) * 2000-07-06 2002-01-25 Mitsubishi Electric Corp テレビ電話装置
US6529231B1 (en) * 1999-05-12 2003-03-04 Nec Corporation Television meeting system
US7053923B1 (en) * 1998-10-28 2006-05-30 Ncr Corporation Establishing audio communication during initialization of video conference calls
US7450563B2 (en) * 2003-01-06 2008-11-11 At&T Intellectual Property, Ii, L.P. Call setup request confirmation

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