JPH10209958A - 電波出力制限付き設備による通信方式 - Google Patents

電波出力制限付き設備による通信方式

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JPH10209958A
JPH10209958A JP1982197A JP1982197A JPH10209958A JP H10209958 A JPH10209958 A JP H10209958A JP 1982197 A JP1982197 A JP 1982197A JP 1982197 A JP1982197 A JP 1982197A JP H10209958 A JPH10209958 A JP H10209958A
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  • Radio Relay Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無線通信の利点である壁越え時の通信可能距離
を拡大すると共に、電波群の通信可能距離を拡大する電
波出力制限付き設備の通信方式の提供。 【解決手段】互いに干渉しない2つ以上のチャネルを持
つ電波群(スペクトラム拡散等の複数波長の電波を1チ
ャネル電波群とする)を持ち、チャネルn電波群送信手
段(図2の36)により発信した電波群を、チャネルn
電波群受信手段(図2の35)で受信し、チャネルn用
電波群→チャネルm用電波群変換増幅手段(図2の3
1)により、電波出力制限まで増幅し、チャネルm用電
波群送信手段(図2の34)により送信し、壁を通過す
る前と後で出力電波を出力制限値まで高めることを可能
としている。この増幅を繰り返すことにより、電波群の
通信可能距離の拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定小電力無線設
備等の電波出力制限のある電波を利用した無線通信方式
に関し、特に無線LAN(ローカルエリアネットワー
ク)に用いて好適な無線通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、電波免許(無線局免許)、及び資
格を必要としない無線設備としては、特定小電力無線設
備と微弱無線設備とがある。これらの無線設備では、電
波出力制限(最大10mW)や識別信号の自動送信が義
務付けられている。
【0003】このうち、現在主流である、特定小電力無
線設備には、2つの周波数帯の設備が利用されている。
【0004】第1の設備は、2.4GHzの周波数帯を
使用したスペクトラム拡散方式(Spread Spectrum方
式)の設備である。この設備は、最大電送速度が、2M
bpsと高速であり、3GHz以下(準マイクロ波帯)
であるため、搭載する半導体デバイス等を安価に製造で
きることもあり、オフィス等のコンピュータ無線LAN
(ローカルエリアネットワーク)に適している。なおス
ペクトラム拡散(SS)方式については、例えば特開平
8−195699号公報、特開平7−170210号公
報等が参照される。
【0005】第2の設備は、コードレス電話等で使用し
ている1200MHzの周波数帯を使用した設備であ
る。この設備は、最大電送速度は、32kbpsと低速
であるが、データ転送チャネルは20本使用できる。
【0006】従来、無線LANを使用する場合には、オ
フィス等の壁の無いオープンな空間での利用を前提とし
ており、オフィス内でのLANケーブルの配線を無く
し、コンピュータの移動性を容易にし、また配線の無い
美観の向上に貢献している。そして、別オフィスへの通
信には、壁に、LANケーブルを通して、利用してい
る。
【0007】しかしながら、無線LANの最大の利点で
ある、LANの配線の行い難い、壁を通して各部屋に別
々に設置かれた、コンピュータ同士を、LANで接続す
るためには、特定小電力無線設備(最大10mW)とい
う制限事項があり、壁を通過した後の電波は著しく弱ま
り、このため、通過後の部屋全体には、届かなくなる。
【0008】2.4GHzの周波数帯を使用したスペク
トラム拡散方式の設備においては、遮る物のないオープ
ン空間では、最大65mのステーション間隔となり、壁
等で遮断されたクローズド空間では、最大15m以下の
ステーション間隔となり、またコンクリート壁で遮断さ
れた場合には、最大10m以下のステーション間隔とな
り、オフィスと別のオフィスの端にあるコンピュータ間
では電波が届かず、通信不可となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の無線通信方式は下記記載の問題点を有している。
【0010】(1)第1の問題点は、無線通信の最大の
利点である、配線を行い難い部屋間で通信を行う場合
は、壁等のあるクローズされた空間での無線通信となる
場合が多く、特定小電力無線設備等の電波出力制限のあ
る無線通信では、通信可能距離は大幅に短くなってしま
う、ということである。
【0011】その理由は、無線通信の電波群が壁等にぶ
つかり、壁を通して相手に伝わる電波群が少なくなるた
めである。
【0012】(2)第2の問題点は、途中で電波群の出
力を単純に増幅することができない、ということであ
る。
【0013】その理由は、電波群増幅時に、増幅前の電
波群と、増幅後の電波群が共存し、互いに干渉し、電波
群が壊れる、ためである。
【0014】したがって、本発明は、上記問題点を解消
すべくなされたものであって、その目的は、特定小電力
無線設備等の電波出力制限付き設備を利用した無線通信
における通信方式において、互いに干渉しない2つ以上
のチャネルをもつ電波群(スペクトラム拡散等の複数波
長の電波を1チャネル電波群とする)を持ち、壁越え等
の電波群通信可能エリアの端で別のチャネルの電波群へ
変換するとともに、電波出力制限の最大値まで出力数を
増幅させることにより、また、これらを繰り返すことに
より、電波群の通信可能距離を拡大するようにした通信
方式を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、小電力無線設備等の電波出力制限付き設
備による通信方式において、互いに干渉しない2つ以上
のチャネルをもつ電波群(但し、スペクトラム拡散等の
複数波長の電波を1チャネル電波群とする)を持ち、チ
ャネルn及びチャネルmを設定する手段と、チャネルn
用電波群を送信する手段と、チャネルn用電波群を受信
する手段と、チャネルm用電波群を送信する手段と、チ
ャネルm用電波群を受信する手段と、チャネルn用電波
群からチャネルm用電波群へ変換して増幅する手段と、
チャネルm用電波群からチャネルn用電波群へ変換して
増幅する手段と、電波群送信のインタフェース手段と、
電波群受信のインタフェース手段と、を備え、電波群の
通信が可能な範囲の先端で、別チャネルの電波群を変換
増幅時に、電波出力制限にまで増幅し、また、これらの
変換増幅を繰り返すことにより、無線LANの通信範囲
を拡大する、ようにしたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、互いに干渉しない複数のチャネルを持つ電波群(ス
ペクトラム拡散等の複数波長の電波を「1チャネル電波
群」とする)を持ち、チャネルn電波群送信手段(図2
の36)により発信した電波群を、チャネルn電波群受
信手段(図2の35)で受信し、チャネルn用電波群→
チャネルm用電波群変換増幅手段(図2の31)により
別チャネルm用電波群に変換増幅し、その際、電波出力
制限にまで増幅し、チャネルm用電波群送信手段(図2
の34)により送信することにより、壁を通過する前と
後で出力電波を出力制限値まで高める、ことを可能とし
たものである。また、上記増幅を繰り返すことにより、
電波群の通信可能距離の拡大する。
【0017】本発明の実施の形態の動作の一例について
説明すれば、電波を遮る壁等で仕切られ別々の第1、第
2の部屋(図1の16、17)にそれぞれ設置され互い
に無線通信を行う第1、第2の装置(図1のコンピュー
タ1−1、2−1)の各々が、第1、及び第2の装置間
での通信用のチャネル電波群(図1のチャネル2用電波
群2)と、同一の部屋内での装置間の通信に用いる別の
チャネル電波群を設定使用し、これらのチャネル電波群
は互いに干渉しないものとし、第1の部屋内の装置(例
えば図1のコンピュータ1−2)から第2の部屋の装置
(例えば図1のコンピュータ2−2)への無線通信の際
に、第1の装置(図1のコンピュータ1−1)は、第1
の部屋内の送信元装置(図1のコンピュータ1−2)か
ら受信したチャネル電波群(図1のチャネル1用電波群
1)を、第1、及び第2の装置間での通信用チャネル電
波群(図1のチャネル2用電波群2)に変換増幅(好ま
しくは、出力制限値にまで増幅)して無線送信し、第2
の装置(図1のコンピュータ2−1)は、第1の装置
(図1のコンピュータ1−1)から送信された第1、及
び第2の装置間での通信用のチャネル電波群(図1のチ
ャネル2用電波群2)を受信して、これを、第2の部屋
内での装置間の通信に用いる別のチャネル電波群(図1
のチャネル3用電波群3)に変換増幅して無線送信す
る。
【0018】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。図1は、本発明の一実施例を説明す
るための図である。
【0019】図1を参照して、第1の部屋16には、コ
ンピュータ12(第1の部屋の第2のコンピュータを示
す意味で「コンピュータ1−2」という)の他にコンピ
ュータ13(第1の部屋の第1のコンピュータを示す意
味で「コンピュータ1−1」という)が設置され、コン
ピュータ1−2は増幅機能無しの電波通信用ボード8と
電波送受信アンテナ4を備え、コンピュータ1−1は増
幅機能付きの電波通信用ボード8と電波送受信アンテナ
5を備えている。また第2の部屋17には、コンピュー
タ15(第2の部屋の第2のコンピュータを示す意味で
「コンピュータ2−2」という)の他にコンピュータ1
4(第2の部屋の第1のコンピュータを示す意味で「コ
ンピュータ2−1」という)が設置され、コンピュータ
2−2は増幅機能無しの電波通信用ボード11と電波送
受信アンテナ7を備え、一方、コンピュータ2−1は増
幅機能付きの電波通信用ボード10と電波送受信アンテ
ナ6を備えている。
【0020】互いに干渉しない2つ以上のチャネルをも
つ電波群(スペクトラム拡散等の複数波長の電波を1チ
ャネル電波群とする)を持つ。
【0021】より詳細には、図1を参照して、壁等の障
害物の無い端末間で使用するチャネル1用電波群1と、
壁越え用に使用するチャネル2用電波群2と、壁を越え
た後の障害物の無い端末間で使用するチャネル3用電波
群3に分ける。
【0022】図2は、本発明の一実施例における電波送
受信アンテナ、及び増幅機能付電波通信用ボードの構成
を示す図である。図2を参照すると、増幅機能付き電波
通信用ボード30(図1の9、10に対応する)は、チ
ャネルn及びチャネルmの値を設定する手段35と、チ
ャネルn用電波群を送信する手段36と、チャネルn用
電波群を受信する手段35と、チャネルm用電波群を送
信する手段34と、チャネルm用電波群を受信する手段
33と、チャネルn用電波群→チャネルm用電波群変換
増幅手段31と、チャネルm用電波群→チャネルn用電
波群変換増幅手段32と、電波群送信インタフェース手
段38と、電波群受信インタフェース手段39と、を備
えて構成され、コンピュータ40(図1のコンピュータ
1−1、2−1に対応する)は、電波群送信通信ボード
インタフェース手段41と、電波群受信通信ボードイン
タフェース手段42を備えている。
【0023】また図3は、本発明の一実施例における電
波送受信アンテナ、及び増幅機能無し電波通信用ボード
の構成を示す図である。図3を参照すると、増幅機能無
し電波通信用ボード60(図1の8、11に対応する)
は、チャネルnの値を設定する手段65と、チャネルn
用電波群を送信する手段61と、チャネルn用電波群を
受信する手段62と、電波群送信インタフェース手段6
3と、電波群受信インタフェース手段64と、を備えて
構成され、コンピュータ70(図1のコンピュータ1−
2、2−2に対応する)は、電波群送信通信ボードイン
タフェース手段71と、電波群受信通信ボードインタフ
ェース手段72を備えている。
【0024】次に本発明の実施例の動作について説明す
る。以下では、第1の部屋16に設置されているコンピ
ュータ1−2から第2の部屋17に設置されているコン
ピュータ2−2との壁越えの無線LAN通信を一例とし
て説明する。図1に示す例では、この第1の部屋16の
コンピュータ1−2と第2の部屋17のコンピュータ2
−2の無線LAN通信が最も複雑なケースとなる。上記
したように、壁等の障害物の無い端末間で使用するチャ
ネル1用電波群1と、壁越え用に使用するチャネル2用
電波群2と、壁を越えた後の障害物の無い端末間で使用
するチャネル3用電波群3に分ける。
【0025】まず、第1の部屋16のコンピュータ1−
2の増幅機能無し電波通信ボード8では、チャネルn設
定手段(図3の65)により、チャネルnの値に「1」
を設定する。
【0026】コンピュータ1−1の増幅機能付き電波通
信ボード9では、チャネルn、m設定手段(図2の3
9)により、チャネルn、mの値に「1」、「2」を設
定する。
【0027】次に、第2の部屋17のコンピュータ2−
1の増幅機能付き電波通信ボード10のチャネルn、m
設定手段(図2の39)により、チャネルn、mの値に
「3」、「2」をそれぞれ設定する。
【0028】そしてコンピュータ2−2の増幅機能無し
電波通信ボード11のチャネルn設定手段(図3の6
5)によりチャネルnの値に「3」を設定する。
【0029】コンピュータ1−2の電波送信通信ボード
インタフェース(図3の71)より増幅機能無し電波通
信ボード8の電波群送信インタフェース手段(図3の6
3)に対してデータ送信を要求する。
【0030】コンピュータ1−2の増幅機能無し電波通
信ボード8は、チャネルn用電波送信手段(図3の6
1)により、電波送受信アンテナ4からチャネル1用電
波群1を送信する。
【0031】コンピュータ1−1の電波送受信アンテナ
5は、チャネル1用電波群1を受信し、増幅機能付き電
波通信ボード9に渡す。
【0032】増幅機能付き電波通信ボード9のチャネル
n用電波群受信手段(図2の35)は、電波群受信イン
タフェース手段(図2の37)を通してコンピュータ1
−1の電波受信通信ボードインタフェース手段(図2の
41)に受信データを渡す。
【0033】また、同時に、増幅機能付き電波通信ボー
ド9のチャネルn用電波群受信手段(図2の35、但し
nは1)は、チャネルn用電波群→チャネルm用電波群
変換増幅手段(図2の31)により、チャネル2用電波
群2を、電波出力制限(最大10mW)で変換増幅し、
チャネルm用電波群送信手段(図2の34、但しmは
2)により発信しチャネル2用電波群2を電波送受信ア
ンテナ5から送信する。
【0034】次に、第1の部屋16と第2の部屋17を
仕切る壁を越えたチャネル2用電波群2は、第2の部屋
17のコンピュータ2−1の電波送受信アンテナ6で受
信し、増幅機能付き電波通信ボード10に渡す。
【0035】増幅機能付き電波通信ボード10のチャネ
ルm用電波群受信手段(図2の33、mは2)は、電波
群受信インタフェース手段(図2の37)を通して、コ
ンピュータ2−1の電波受信通信ボードインタフェース
手段(図2の41)に受信データを渡す。また、同時
に、増幅機能付き電波通信ボード10のチャネルm用電
波群受信手段(図2の33)は、チャネルm用電波群→
チャネルn用電波群変換増幅手段(図2の32、mは
2、nは3)により、チャネル3用電波群3を電波出力
制限(最大10mW)で変換増幅し、チャネルn用電波
群送信手段(図2の36、nは3)により発信しチャネ
ル3用電波群3を電波送受信アンテナ6から送信する。
【0036】コンピュータ2−2の電波送受信アンテナ
7は、チャネル3用電波群3を受信し、増幅機能無し電
波通信ボード11に渡す。
【0037】増幅機能無し電波通信ボード11のチャネ
ルn用電波群受信手段(図3の62)は、電波群受信イ
ンタフェース手段(図3の64)を通して、コンピュー
タ2−2の電波受信通信ボードインタフェース手段(図
3の72)に受信データを渡す。
【0038】図4を参照して、本発明の実施の形態の作
用効果について、電波出力制限付き設備(最大10m
W)を基に、本発明を用いない場合と用いた場合とを比
較して説明する。なお図中、白抜き星印で示すコンピュ
ータ1−2、2−2は増幅機能無し電波通信ボード(図
3参照)と電波送受信アンテナを持つコンピュータ、黒
塗り星印で示すコンピュータ1−1、2−1は増幅機能
付き電波通信ボード(図2参照)と電波送受信アンテナ
を持つコンピュータを示している。
【0039】まず、本発明を用いない場合には、図4
(A)を参照して、第1の部屋1−1のコンピュータ1
−2からの電波が届く範囲は、第1の部屋1−1の網掛
け部分のみであり、第2の部屋2−1には電波出力制限
(最大10mW)があり、電波は届かない。
【0040】このためコンピュータ1−2と通信ができ
るのは、同一部屋内のコンピュータ1−1のみである。
【0041】次に本発明を用いた場合は、第1の部屋1
−1のコンピュータ1−2より電波が届く範囲は、第1
の部屋1−1の網掛け部分(図4(A)参考)と、コン
ピュータ1−1が電波群を変換増幅後送信した第1の部
屋1−2及び第2の部屋2−2の網掛け部分(図4
(B)参照)と、コンピュータ2−1が電波群を変換増
幅後送信した第2の部屋2−3の網掛け部分(図4
(C)参照)となる。
【0042】このため、コンピュータ1−2と通信がで
きるのは、第1の部屋のコンピュータ1−1と第2の部
屋のコンピュータ2−1及びコンピュータ2−2とな
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0044】(1)本発明の第1の効果は、配線の行い
難い部屋間でも容易に電波が壁を越えることができ、さ
らに壁を越えた後も、壁を越えた受信地点より、通信可
能距離が最大値に戻る、ということである。
【0045】その理由は、本発明においては、特定小電
力設備の電波出力制限(最大10mW)に、壁越え前と
壁越え後で、2回変換増幅しているためである。
【0046】(2)本発明の第2の効果は、途中で電波
群の出力を何回でも増幅することができ、通信可能範囲
を大幅に拡大することを可能とする、ということであ
る。
【0047】その理由は、本発明においては、互いに干
渉しない2つ以上のチャネルを持つ電波群を利用して電
波出力を増幅する、ようにしたことによる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例における電波送受信アンテ
ナ、及び増幅機能付電波通信用ボードの構成を示す図で
ある。
【図3】本発明の一実施例における電波送受信アンテ
ナ、増幅機能無電波通信用ボードの構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の作用効果を説明するための
図である。
【符号の説明】
1 チャネル1用電波群 2 チャネル2用電波群 3 チャネル3用電波群 4、5、6、7 電波送受信アンテナ 8、11 増幅機能無電波通信用ボード 9、10 増幅機能付電波通信用ボード 12、13、14、15 コンピュータ 16 部屋1 17 部屋2 20、50 電波送受信アンテナ 21 チャネルm用電波群 22、51 チャネルn用電波群 22 チャネルm用電波群 24、52 チャネルn用電波群 30 増幅機能付電波通信用ボード 31 チャネルn用電波群→チャネルm用電波群変換増
幅手段 32 チャネルm用電波群→チャネルn用電波群変換増
幅手段 33 チャネルm用電波群受信手段 34 チャネルm用電波群送信手段 35、62 チャネルn用電波群受信手段 36、61 チャネルn用電波群送信手段 37、63 電波群受信インタフェース手段 38、64 電波群送信インタフェース手段 39 チャネルm、n設定手段 40、70 コンピュータ 41、71 電波受信通信ボードインタフェース手段 42、72 電波送信通信ボードインタフェース手段 65 チャネルn設定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小電力無線設備等の電波出力制限付き設備
    による通信方式において、 互いに干渉しない2つ以上のチャネルをもつ電波群(但
    し、スペクトラム拡散等の複数波長の電波を「1チャネ
    ル電波群」とする)を持ち、 チャネルn及びチャネルmを設定する手段と、 チャネルn用電波群を送信する手段と、 チャネルn用電波群を受信する手段と、 チャネルm用電波群を送信する手段と、 チャネルm用電波群を受信する手段と、 チャネルn用電波群からチャネルm用電波群へ変換して
    増幅する手段と、 チャネルm用電波群からチャネルn用電波群へ変換して
    増幅する手段と、 電波群送信のインタフェース手段と、 電波群受信のインタフェース手段と、 を備え、 電波群の通信が可能な領域の先端で、別チャネルの電波
    群を変換増幅時に、電波出力制限にまで増幅し、またこ
    のような増幅を繰り返すことにより、無線LANの通信
    範囲を拡大する、ようにしたことを特徴とする通信方
    式。
  2. 【請求項2】小電力無線設備等の電波出力制限付き設備
    による通信方式において、 電波を遮る壁等で仕切られ別々の第1、第2の空間にそ
    れぞれ設置され互いに無線通信を行う第1、第2の装置
    の各々が、 異なる空間に設置された前記第1、及び第2の装置間で
    の通信用のチャネル電波群と、同一空間内での装置間の
    通信に用いる別のチャネル電波群を設定使用し、これら
    のチャネル電波群は互いに干渉しないものとし、 前記第1の空間内の装置から前記第2の空間の装置への
    無線通信の際に、 前記第1の装置は、前記第1の空間内の送信元装置から
    受信したチャネル電波群を、前記第1、及び第2の装置
    間での通信用のチャネル電波群に変換増幅して無線送信
    し、 前記第2の装置は、前記第1の装置から送信された前記
    第1、及び第2の装置間での通信用のチャネル電波群を
    受信して、これを、第2の空間内での装置間の通信に用
    いる別のチャネル電波群に変換増幅して無線送信し、 前記チャネル電波群の変換増幅時には電波出力制限値に
    まで増幅する、ことを特徴とする無線通信方式。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04123631U (ja) * 1991-04-19 1992-11-10 株式会社アイチコーポレーシヨン 無線システム
JPH07235898A (ja) * 1994-01-31 1995-09-05 R C S:Kk 基地局分散装置
JPH0879151A (ja) * 1992-12-30 1996-03-22 R C S:Kk 基地局分散装置
JPH0897821A (ja) * 1994-09-21 1996-04-12 Hitachi Ltd 無線データ通信方法および装置ならびに無線データ通信システム

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