JPH1020985A - 適応型ヒューマン・インターフェース - Google Patents
適応型ヒューマン・インターフェースInfo
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- JPH1020985A JPH1020985A JP8176284A JP17628496A JPH1020985A JP H1020985 A JPH1020985 A JP H1020985A JP 8176284 A JP8176284 A JP 8176284A JP 17628496 A JP17628496 A JP 17628496A JP H1020985 A JPH1020985 A JP H1020985A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば利用者の嗜好・習熟度に合うようにヒ
ューマン・インターフェースの振る舞いを変更すること
ができる適応型ヒューマン・インターフェースを提供す
る。 【解決手段】 情報収集部1が利用者に対し1つ以上の
質問を発することによって得た利用者情報を、情報記憶
部2に保持し、この利用者情報を特性分析部3が分析し
た結果を特性記憶部4が記憶し、この利用者特性に基づ
いて振る舞い変更部5がヒューマン・インターフェース
の振る舞いを変更し、利用者が複雑な設定をすることな
しにヒューマン・インターフェースを例えば利用者自身
の嗜好・習熟度に合うように変更することができる。
ューマン・インターフェースの振る舞いを変更すること
ができる適応型ヒューマン・インターフェースを提供す
る。 【解決手段】 情報収集部1が利用者に対し1つ以上の
質問を発することによって得た利用者情報を、情報記憶
部2に保持し、この利用者情報を特性分析部3が分析し
た結果を特性記憶部4が記憶し、この利用者特性に基づ
いて振る舞い変更部5がヒューマン・インターフェース
の振る舞いを変更し、利用者が複雑な設定をすることな
しにヒューマン・インターフェースを例えば利用者自身
の嗜好・習熟度に合うように変更することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば利用者の
嗜好、習熟度に応じて振る舞いを変化させる適応型ヒュ
ーマン・インターフェースに関するものである。
嗜好、習熟度に応じて振る舞いを変化させる適応型ヒュ
ーマン・インターフェースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平5−40560号公
報に示された従来のヒューマン・インターフェースを示
す構成図であり、図において、71はそれぞれ異なる複
雑性レベルを有する多重ユーザインターフェース、72
はこの多重ユーザインターフェース71を設定する多重
ユーザインターフェース設定工程、73はユーザに対し
所望の複雑性レベルを指定するユーザプロファイル、7
4はこのユーザプロファイル73をユーザに対して作成
するユーザプロファイル作成工程、75はユーザプロフ
ァイル73に基づき多重ユーザインターフェース71の
特定の1個を自動的に選択するユーザプロファイルを活
用する工程である。
報に示された従来のヒューマン・インターフェースを示
す構成図であり、図において、71はそれぞれ異なる複
雑性レベルを有する多重ユーザインターフェース、72
はこの多重ユーザインターフェース71を設定する多重
ユーザインターフェース設定工程、73はユーザに対し
所望の複雑性レベルを指定するユーザプロファイル、7
4はこのユーザプロファイル73をユーザに対して作成
するユーザプロファイル作成工程、75はユーザプロフ
ァイル73に基づき多重ユーザインターフェース71の
特定の1個を自動的に選択するユーザプロファイルを活
用する工程である。
【0003】次に、上記従来例の動作について説明す
る。1つ以上のアプリケーション・ソフトウェアに対す
る多重ユーザインターフェース71は、多重ユーザイン
ターフェース設定工程72によって設定されている。一
方、ユーザプロファイル作成工程74によって利用者が
1つ以上のアプリケーション・ソフトウェアの各機能に
対して所望の複雑性レベルを指定すると、ユーザプロフ
ァイル73が作成ないし更新される。利用者が1つ以上
のアプリケーション・ソフトウェアを利用する際には、
ユーザプロファイルを活用する工程75が利用者の所望
する複雑性レベルに応じた多重ユーザインターフェース
71を自動的に選択して利用者に提供する。
る。1つ以上のアプリケーション・ソフトウェアに対す
る多重ユーザインターフェース71は、多重ユーザイン
ターフェース設定工程72によって設定されている。一
方、ユーザプロファイル作成工程74によって利用者が
1つ以上のアプリケーション・ソフトウェアの各機能に
対して所望の複雑性レベルを指定すると、ユーザプロフ
ァイル73が作成ないし更新される。利用者が1つ以上
のアプリケーション・ソフトウェアを利用する際には、
ユーザプロファイルを活用する工程75が利用者の所望
する複雑性レベルに応じた多重ユーザインターフェース
71を自動的に選択して利用者に提供する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のヒューマン・イ
ンターフェースは以上のように構成されているので、利
用者の例えば嗜好、習熟度に合せるためには、利用者自
身が選択しカスタマイズを行わなければならず、利用者
はヒューマン・インターフェースの選択候補ないしはカ
スタマイズ方法について知悉していることが必要であ
る。
ンターフェースは以上のように構成されているので、利
用者の例えば嗜好、習熟度に合せるためには、利用者自
身が選択しカスタマイズを行わなければならず、利用者
はヒューマン・インターフェースの選択候補ないしはカ
スタマイズ方法について知悉していることが必要であ
る。
【0005】また、利用者が自身の嗜好・習熟度にヒュ
ーマン・インターフェースをできるだけ適合させようと
すると、カスタマイズの設定項目が多くなり過ぎたり、
利用者が自身の嗜好・習熟度を客観的に把握している必
要があったりする。
ーマン・インターフェースをできるだけ適合させようと
すると、カスタマイズの設定項目が多くなり過ぎたり、
利用者が自身の嗜好・習熟度を客観的に把握している必
要があったりする。
【0006】さらに、利用者が自身に合せるヒューマン
・インターフェースの設定は、特定のアプリケーション
・ソフトウェアないしは特定のオペレーティング・シス
テムに依存しており、異なるシステムが同一の環境を利
用者に提供することは困難である等の問題があった。
・インターフェースの設定は、特定のアプリケーション
・ソフトウェアないしは特定のオペレーティング・シス
テムに依存しており、異なるシステムが同一の環境を利
用者に提供することは困難である等の問題があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、1つ以上の質問を利用者に対
して為し、その回答を分析することにより、例えば利用
者の嗜好・習熟度を把握し、それに基づいて適切なヒュ
ーマン・インターフェースを利用者に提供する適応型ヒ
ューマン・インターフェースを得ることを目的とする。
るためになされたもので、1つ以上の質問を利用者に対
して為し、その回答を分析することにより、例えば利用
者の嗜好・習熟度を把握し、それに基づいて適切なヒュ
ーマン・インターフェースを利用者に提供する適応型ヒ
ューマン・インターフェースを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、利用
者に対し1つ以上の質問を発することによって利用者情
報を収集する情報収集部と、この利用者情報を保持する
情報記憶部と、この利用者情報に基づいて利用者特性を
分析する特性分析部と、この利用者特性を保持する特性
記憶部と、この利用者特性に基づいてヒューマン・イン
ターフェースの振る舞いを変更する振る舞い変更部とを
備え、利用者に対する質問の回答を分析することによ
り、利用者が詳細な設定をせずとも利用者の嗜好・習熟
度に適合するヒューマン・インターフェースを提供す
る。
者に対し1つ以上の質問を発することによって利用者情
報を収集する情報収集部と、この利用者情報を保持する
情報記憶部と、この利用者情報に基づいて利用者特性を
分析する特性分析部と、この利用者特性を保持する特性
記憶部と、この利用者特性に基づいてヒューマン・イン
ターフェースの振る舞いを変更する振る舞い変更部とを
備え、利用者に対する質問の回答を分析することによ
り、利用者が詳細な設定をせずとも利用者の嗜好・習熟
度に適合するヒューマン・インターフェースを提供す
る。
【0009】請求項2の発明は、情報収集部が利用者の
操作の監視することにより操作誤りを取得して上記利用
者情報に加え、操作誤りを分析して振る舞いを変更する
ことにより、利用者の負担軽減を図る。
操作の監視することにより操作誤りを取得して上記利用
者情報に加え、操作誤りを分析して振る舞いを変更する
ことにより、利用者の負担軽減を図る。
【0010】請求項3の発明は、情報収集部が利用者の
利用日時を取得して上記利用日時を上記利用者情報に加
え、特性分析部がその利用日時に基づき利用頻度を計算
し分析要因に加えるようにしたものであり、利用者の習
熟ないし忘却を勘案したヒューマン・インターフェース
の操作難易度の調整を可能にした。
利用日時を取得して上記利用日時を上記利用者情報に加
え、特性分析部がその利用日時に基づき利用頻度を計算
し分析要因に加えるようにしたものであり、利用者の習
熟ないし忘却を勘案したヒューマン・インターフェース
の操作難易度の調整を可能にした。
【0011】請求項4の発明は、特性記憶部を携帯型の
記憶装置にして、異なるシステムにおいて同一の操作環
境の提供を可能にする。
記憶装置にして、異なるシステムにおいて同一の操作環
境の提供を可能にする。
【0012】請求項5の発明は、振る舞い変更部がネッ
トワークを介して特性記憶部から利用者特性を得られる
ようにしたものであり、利用者特性を携帯等せずとも異
なるシステムにおいて同一の操作環境の提供を可能にす
る。
トワークを介して特性記憶部から利用者特性を得られる
ようにしたものであり、利用者特性を携帯等せずとも異
なるシステムにおいて同一の操作環境の提供を可能にす
る。
【0013】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図に基
づいて説明する。図1はこの発明の適応型ヒューマン・
インターフェースの構成を示したものであり、図におい
て、1は利用者に対し1つ以上の質問を発することによ
って利用者情報を収集する情報収集部、2は上記利用者
情報を保持する情報記憶部、3は上記利用者情報に基づ
いて利用者特性を分析する特性分析部、4は上記利用者
特性を保持する特性記憶部、5は上記利用者特性に基づ
いてヒューマン・インターフェースの振る舞いを変更す
る振る舞い変更部である。
づいて説明する。図1はこの発明の適応型ヒューマン・
インターフェースの構成を示したものであり、図におい
て、1は利用者に対し1つ以上の質問を発することによ
って利用者情報を収集する情報収集部、2は上記利用者
情報を保持する情報記憶部、3は上記利用者情報に基づ
いて利用者特性を分析する特性分析部、4は上記利用者
特性を保持する特性記憶部、5は上記利用者特性に基づ
いてヒューマン・インターフェースの振る舞いを変更す
る振る舞い変更部である。
【0014】次に、実施の形態1の動作について説明す
る。図2はこの動作のフローチャートを示すもので、S
T21は開始ステップである。ステップST22におい
て特性記憶部4に利用者特性が保持されているか否かを
判断し、また、ステップST23において保持されてい
る利用者特性を変更したいか否かを判断する。ここで、
特性記憶部4に利用者特性が保持されていないか、ある
いは保持されている利用者特性を変更したい場合には、
利用者に対して情報収集部1は、1つ以上の質問を発す
る(ST24)。上記質問に対する利用者の回答は、情
報記憶部2に保持される(ST25)。上記質問は例え
ばAHP(ArchitecturalHierarc
hy Process)に基づいて為され、その回答は
上記AHPに基づいて特性分析部3によって分析される
(ST26)。上記分析の結果は利用者特性として特性
記憶部4に保持される(ST27)。利用者が例えばア
プリケーション・ソフトウェアを利用する際に、特性記
憶部4に保持された利用者特性に基づいて振る舞い変更
部5は上記アプリケーション・ソフトウェアのヒューマ
ン・インターフェースの振る舞いを利用者に適したもの
に変更する(ST28)。ST29は終了ステップであ
る。
る。図2はこの動作のフローチャートを示すもので、S
T21は開始ステップである。ステップST22におい
て特性記憶部4に利用者特性が保持されているか否かを
判断し、また、ステップST23において保持されてい
る利用者特性を変更したいか否かを判断する。ここで、
特性記憶部4に利用者特性が保持されていないか、ある
いは保持されている利用者特性を変更したい場合には、
利用者に対して情報収集部1は、1つ以上の質問を発す
る(ST24)。上記質問に対する利用者の回答は、情
報記憶部2に保持される(ST25)。上記質問は例え
ばAHP(ArchitecturalHierarc
hy Process)に基づいて為され、その回答は
上記AHPに基づいて特性分析部3によって分析される
(ST26)。上記分析の結果は利用者特性として特性
記憶部4に保持される(ST27)。利用者が例えばア
プリケーション・ソフトウェアを利用する際に、特性記
憶部4に保持された利用者特性に基づいて振る舞い変更
部5は上記アプリケーション・ソフトウェアのヒューマ
ン・インターフェースの振る舞いを利用者に適したもの
に変更する(ST28)。ST29は終了ステップであ
る。
【0015】ここで、AHPとは、オペレーションズ・
リサーチ(OperationsResearch;O
R)分野において意思決定手段として登場したものであ
り、いくつかの選択肢に対し、その中から2つを取り上
げて比較する(一対比較)ことによって、選択肢の重み
を計算し、その重みに基づいて意思決定を行えるように
したものである。
リサーチ(OperationsResearch;O
R)分野において意思決定手段として登場したものであ
り、いくつかの選択肢に対し、その中から2つを取り上
げて比較する(一対比較)ことによって、選択肢の重み
を計算し、その重みに基づいて意思決定を行えるように
したものである。
【0016】AHPに基づく質問・分析の例として、O
S1,OS2,OS3という3つのオペレーティングシ
ステム(以下、OSと呼ぶ)の中からどのOSを選択す
るかの意思決定について考えてみる。ここで、OSを評
価する基準としては、価格,外観,操作性の3つを採用
する。
S1,OS2,OS3という3つのオペレーティングシ
ステム(以下、OSと呼ぶ)の中からどのOSを選択す
るかの意思決定について考えてみる。ここで、OSを評
価する基準としては、価格,外観,操作性の3つを採用
する。
【0017】まず、価格,外観,操作性のそれぞれにつ
いて、OS1とOS2,OS1とOS3,OS2とOS
3という対においてどちらのOSがどれだけ優れている
と思うかを、例えば7段階で評価してもらう。
いて、OS1とOS2,OS1とOS3,OS2とOS
3という対においてどちらのOSがどれだけ優れている
と思うかを、例えば7段階で評価してもらう。
【0018】次に、価格と外観,価格と操作性,外観と
操作性という対においてどちらをどれだけ重要視するか
を、例えば7段階で評価してもらう。
操作性という対においてどちらをどれだけ重要視するか
を、例えば7段階で評価してもらう。
【0019】それぞれの評価結果を数値化し、それぞれ
の評価に対する一対比較行列を作成する。その行列の最
大固有値を与える固有ベクトルを求め、そのベクトルの
各成分を重み付けの数値とする。
の評価に対する一対比較行列を作成する。その行列の最
大固有値を与える固有ベクトルを求め、そのベクトルの
各成分を重み付けの数値とする。
【0020】その重み付けの数値を、先ほど評価項目毎
のOS比較に掛け合わせ、OSの評価を行い、最も得点
の高かったOSを選択するものである。
のOS比較に掛け合わせ、OSの評価を行い、最も得点
の高かったOSを選択するものである。
【0021】このように、OS1,OS2,OS3とい
う3つのオペレーティングシステムが使用できるマシン
があったとき、上記の質問をすることによって3つのO
Sの中から、各利用者にとって最も適切と考えられるO
Sを提供できるようになる。
う3つのオペレーティングシステムが使用できるマシン
があったとき、上記の質問をすることによって3つのO
Sの中から、各利用者にとって最も適切と考えられるO
Sを提供できるようになる。
【0022】ここでは、オペレーティングシステムの選
択の例を取り上げたが、グラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェース等、各種のヒューマン・インターフェースに
適用できる。
択の例を取り上げたが、グラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェース等、各種のヒューマン・インターフェースに
適用できる。
【0023】この実施の形態1では質問をAHPによっ
て行う場合について述べたが、これを例えばSD法、数
量化理論といった手法によって行っても同様の効果が期
待できる。
て行う場合について述べたが、これを例えばSD法、数
量化理論といった手法によって行っても同様の効果が期
待できる。
【0024】ここで、SD法とは、Semantic
Differencial法の略称であり、人間の感性
を数値化しようとするいう試みの一種である。例えば、
「高級な←→大衆的な」とか、「フォーマルな←→カジ
ュアルな」といった反意的な一対の形容詞対を呈示し、
ある対象がその形容詞対のどの辺に相当するか、例えば
5段階評価といった形で被験者に答えてもらい、その対
象がどのようなイメージをもたれているかを調べる方法
である。
Differencial法の略称であり、人間の感性
を数値化しようとするいう試みの一種である。例えば、
「高級な←→大衆的な」とか、「フォーマルな←→カジ
ュアルな」といった反意的な一対の形容詞対を呈示し、
ある対象がその形容詞対のどの辺に相当するか、例えば
5段階評価といった形で被験者に答えてもらい、その対
象がどのようなイメージをもたれているかを調べる方法
である。
【0025】そして、多数の形容詞対に対する回答を因
子分析することにより、感性的な評価の構造を探ること
ができる。
子分析することにより、感性的な評価の構造を探ること
ができる。
【0026】また、数量化理論とは、定性的なデータ
(程度・状態・有無・肯定/否定)に対し適当な数量を
与えることによって定量化し、多変量解析手法(重回帰
分析・判別分析・主成分分析等)と同様な分析を行える
ようにする手法である。
(程度・状態・有無・肯定/否定)に対し適当な数量を
与えることによって定量化し、多変量解析手法(重回帰
分析・判別分析・主成分分析等)と同様な分析を行える
ようにする手法である。
【0027】数量化理論には1類から4類まであり、そ
れぞれ多変量解析手法に対し、 1類←→重回帰分析 2類←→判別分析 3類←→主成分分析 4類←→多次元尺度構成法 と対応づけられる。
れぞれ多変量解析手法に対し、 1類←→重回帰分析 2類←→判別分析 3類←→主成分分析 4類←→多次元尺度構成法 と対応づけられる。
【0028】なおこの手法は、定性データを定量化して
処理できるので、アンケート調査の結果を統計処理する
のによく用いられる手法である。
処理できるので、アンケート調査の結果を統計処理する
のによく用いられる手法である。
【0029】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を図に基づいて説明する。この実施の形態のヒュー
マン・インターフェースの構成は図1とほぼ同様であ
り、1は利用者に対し1つ以上の質問を発することによ
って利用者情報を収集するであり、本実施の形態では利
用者が操作誤りをしていないかを判断する情報収集部、
2は上記利用者情報及び上記操作誤りを保持する情報記
憶部、3は上記利用者情報に基づいて利用者特性を分析
し、上記操作誤り情報に基づいて操作誤りの傾向を分析
する特性分析部、4は上記利用者特性及び上記操作誤り
の分析結果を保持する特性記憶部、5は上記利用者特性
に基づいてヒューマン・インターフェースの振る舞いを
変更する振る舞い変更部である。
態2を図に基づいて説明する。この実施の形態のヒュー
マン・インターフェースの構成は図1とほぼ同様であ
り、1は利用者に対し1つ以上の質問を発することによ
って利用者情報を収集するであり、本実施の形態では利
用者が操作誤りをしていないかを判断する情報収集部、
2は上記利用者情報及び上記操作誤りを保持する情報記
憶部、3は上記利用者情報に基づいて利用者特性を分析
し、上記操作誤り情報に基づいて操作誤りの傾向を分析
する特性分析部、4は上記利用者特性及び上記操作誤り
の分析結果を保持する特性記憶部、5は上記利用者特性
に基づいてヒューマン・インターフェースの振る舞いを
変更する振る舞い変更部である。
【0030】次に、実施の形態2の動作について説明す
る。図3はこの動作のフローチャートを示すもので、S
T31は開始ステップである。情報収集部1は、ST3
2において利用者が操作誤りをしていないかどうかを判
断する。操作誤りがなければST37の終了ステップへ
進む。操作誤りがあれば情報記憶部2は、上記操作誤り
を保存する。特性分析部3は、ST34において上記操
作誤りの傾向を分析し、特性記憶部4は、ST35にお
いて上記操作誤りの分析結果を保存する。振る舞い変更
部5は、ST37において上記分析結果に基づいてヒュ
ーマン・インターフェースの振る舞いを利用者に適した
ものに変更する。
る。図3はこの動作のフローチャートを示すもので、S
T31は開始ステップである。情報収集部1は、ST3
2において利用者が操作誤りをしていないかどうかを判
断する。操作誤りがなければST37の終了ステップへ
進む。操作誤りがあれば情報記憶部2は、上記操作誤り
を保存する。特性分析部3は、ST34において上記操
作誤りの傾向を分析し、特性記憶部4は、ST35にお
いて上記操作誤りの分析結果を保存する。振る舞い変更
部5は、ST37において上記分析結果に基づいてヒュ
ーマン・インターフェースの振る舞いを利用者に適した
ものに変更する。
【0031】ここで、特性分析部3で分析する操作誤り
の傾向とは、例えば、コマンド入力型のインターフェー
スにおいて、「コマンドを間違える」、「正しいコマン
ド名を知っているが、文法を間違える」といったものか
ら、「コマンドの綴りを間違えるのは2文字の順序を入
れ間違える場合が多いからである」といった傾向や、G
UI(Graphical User Interfa
ce)において、「undoの使用が多い」、「よくキ
ャンセルボタンを押す」といったものから、「終了に対
するキャンセルが多い」といったシーケンスの傾向を指
す。
の傾向とは、例えば、コマンド入力型のインターフェー
スにおいて、「コマンドを間違える」、「正しいコマン
ド名を知っているが、文法を間違える」といったものか
ら、「コマンドの綴りを間違えるのは2文字の順序を入
れ間違える場合が多いからである」といった傾向や、G
UI(Graphical User Interfa
ce)において、「undoの使用が多い」、「よくキ
ャンセルボタンを押す」といったものから、「終了に対
するキャンセルが多い」といったシーケンスの傾向を指
す。
【0032】このような傾向を、例えば予め格納してあ
るパターンと照合し、利用者の誤り傾向を分類すること
により、操作誤りの分析を行う。
るパターンと照合し、利用者の誤り傾向を分類すること
により、操作誤りの分析を行う。
【0033】そして、振る舞いの変更部5による振る舞
いの変更とは、例えば、文法誤りが多い利用者に対して
は、コマンド入力時にヘルプを出す等の対応をすること
を言う。また、ある利用者があるコマンドにおいて誤り
が見られなくなった場合ヘルプを抑制することもこれに
当たる。
いの変更とは、例えば、文法誤りが多い利用者に対して
は、コマンド入力時にヘルプを出す等の対応をすること
を言う。また、ある利用者があるコマンドにおいて誤り
が見られなくなった場合ヘルプを抑制することもこれに
当たる。
【0034】以上のように、実施の形態2によれば、利
用者の操作誤りの監視によりヒューマン・インターフェ
ースの振る舞いを変更し、図3のST31からST37
までを常に繰り返すようにしたので、利用者の特性の変
化に追随できる。
用者の操作誤りの監視によりヒューマン・インターフェ
ースの振る舞いを変更し、図3のST31からST37
までを常に繰り返すようにしたので、利用者の特性の変
化に追随できる。
【0035】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3を図に基づいて説明する。この実施の形態のヒュー
マン・インターフェースの構成は図1とほぼ同様であ
り、図1において、1は利用者に対し1つ以上の質問を
発することによって利用者情報を収集するとともに、利
用日時の情報を収集する情報収集部、2は上記利用者情
報及び上記利用日時情報を保持する情報記憶部、3は上
記利用者情報に基づいて利用者特性を分析するととも
に、上記利用日時情報に基づいて利用頻度を分析する特
性分析部、4は上記利用者特性及び上記利用頻度を保持
する特性記憶部、5は上記利用者特性及び上記利用頻度
に基づいてヒューマン・インターフェースの振る舞いを
変更する振る舞い変更部である。
態3を図に基づいて説明する。この実施の形態のヒュー
マン・インターフェースの構成は図1とほぼ同様であ
り、図1において、1は利用者に対し1つ以上の質問を
発することによって利用者情報を収集するとともに、利
用日時の情報を収集する情報収集部、2は上記利用者情
報及び上記利用日時情報を保持する情報記憶部、3は上
記利用者情報に基づいて利用者特性を分析するととも
に、上記利用日時情報に基づいて利用頻度を分析する特
性分析部、4は上記利用者特性及び上記利用頻度を保持
する特性記憶部、5は上記利用者特性及び上記利用頻度
に基づいてヒューマン・インターフェースの振る舞いを
変更する振る舞い変更部である。
【0036】次に、実施の形態3の動作について説明す
る。図4はこの動作のフローチャートを示すもので、S
T41は開始ステップである。情報収集部1は、ST4
2において情報記憶部2に利用日時が保存されているか
どうかを調べ、利用日時がなければ情報記憶部2は、S
T46において利用日時を保存し、ST47にて終了す
る。利用日時があれば、特性分析部3はST43におい
て利用頻度を分析し、上記分析結果は、ST44におい
て特性記憶部4に保存される。振る舞い変更部5は、S
T45において上記分析結果に基づきヒューマン・イン
ターフェースの振る舞いを変更する。そして、情報記憶
部2はST46で利用日時を保存し、ST47で終了す
る。
る。図4はこの動作のフローチャートを示すもので、S
T41は開始ステップである。情報収集部1は、ST4
2において情報記憶部2に利用日時が保存されているか
どうかを調べ、利用日時がなければ情報記憶部2は、S
T46において利用日時を保存し、ST47にて終了す
る。利用日時があれば、特性分析部3はST43におい
て利用頻度を分析し、上記分析結果は、ST44におい
て特性記憶部4に保存される。振る舞い変更部5は、S
T45において上記分析結果に基づきヒューマン・イン
ターフェースの振る舞いを変更する。そして、情報記憶
部2はST46で利用日時を保存し、ST47で終了す
る。
【0037】以上のように、実施の形態3では、利用者
の利用頻度を分析要因に加えヒューマン・インターフェ
ースの振る舞いを変更することにより、利用者の習熟な
いし忘却を勘案したヒューマン・インターフェースの操
作難易度の調整を可能にする。また、図4のST41か
らST47までを利用の度に行うようにしたので、利用
者の習熟度の変化に追随できる。
の利用頻度を分析要因に加えヒューマン・インターフェ
ースの振る舞いを変更することにより、利用者の習熟な
いし忘却を勘案したヒューマン・インターフェースの操
作難易度の調整を可能にする。また、図4のST41か
らST47までを利用の度に行うようにしたので、利用
者の習熟度の変化に追随できる。
【0038】実施の形態4.以下、この発明、実施の形
態4を図に基づいて説明する。図5はこの実施の形態4
の適応型ヒューマン・インターフェースの構成を示した
ものであり、図において、1は利用者に対し1つ以上の
質問を発することによって利用者情報を収集する情報収
集部、2は上記利用者情報を保持する情報記憶部、3は
上記利用者情報に基づいて利用者特性を分析する特性分
析部、4aはICカード読み書き装置、4bは上記IC
カード読み書き装置4aで読み出し・書き込みできるI
Cカードであり、このICカード読み書き装置4aとI
Cカード4bにより上記利用者特性を保持する特性記憶
部4が構成される。5は上記利用者特性に基づいてヒュ
ーマン・インターフェースの振る舞いを変更する振る舞
い変更部である。
態4を図に基づいて説明する。図5はこの実施の形態4
の適応型ヒューマン・インターフェースの構成を示した
ものであり、図において、1は利用者に対し1つ以上の
質問を発することによって利用者情報を収集する情報収
集部、2は上記利用者情報を保持する情報記憶部、3は
上記利用者情報に基づいて利用者特性を分析する特性分
析部、4aはICカード読み書き装置、4bは上記IC
カード読み書き装置4aで読み出し・書き込みできるI
Cカードであり、このICカード読み書き装置4aとI
Cカード4bにより上記利用者特性を保持する特性記憶
部4が構成される。5は上記利用者特性に基づいてヒュ
ーマン・インターフェースの振る舞いを変更する振る舞
い変更部である。
【0039】次に、実施の形態4の動作について説明す
る。利用者は各自専用の例えばICカード4bをICカ
ード読み書き装置4aに接続する。図2において、IC
カード4bに利用者特性が保持されていないか(ST2
2)あるいは保持されている利用者特性を変更したい
(ST23)場合には、利用者に対して情報収集部1
は、1つ以上の質問を発する(ST24)。上記質問に
対する利用者の回答は、情報記憶部2に保持される(S
T25)。上記質問は例えばAHP(ArchtecturalHier
archy Process)に基づいて為され、上記回答は上記A
HPに基づいて特性分析部3によって分析される(ST
26)。上記分析の結果は利用者特性としてICカード
読み書き装置4aを通じてICカード4bに保持される
(ST27)。利用者が例えばアプリケーション・ソフ
トウェアを利用する際には、ICカード4bに保持され
た利用者特性に基づいて振る舞い変更部5は上記アプリ
ケーション・ソフトウェアのヒューマン・インターフェ
ースの振る舞いを利用者に適したものに変更する(ST
28)。
る。利用者は各自専用の例えばICカード4bをICカ
ード読み書き装置4aに接続する。図2において、IC
カード4bに利用者特性が保持されていないか(ST2
2)あるいは保持されている利用者特性を変更したい
(ST23)場合には、利用者に対して情報収集部1
は、1つ以上の質問を発する(ST24)。上記質問に
対する利用者の回答は、情報記憶部2に保持される(S
T25)。上記質問は例えばAHP(ArchtecturalHier
archy Process)に基づいて為され、上記回答は上記A
HPに基づいて特性分析部3によって分析される(ST
26)。上記分析の結果は利用者特性としてICカード
読み書き装置4aを通じてICカード4bに保持される
(ST27)。利用者が例えばアプリケーション・ソフ
トウェアを利用する際には、ICカード4bに保持され
た利用者特性に基づいて振る舞い変更部5は上記アプリ
ケーション・ソフトウェアのヒューマン・インターフェ
ースの振る舞いを利用者に適したものに変更する(ST
28)。
【0040】なお、この実施の形態では質問をAHPに
よって行う場合について述べたが、これを例えばSD
法、数量化理論といった手法によって行っても同様の効
果が期待できる。
よって行う場合について述べたが、これを例えばSD
法、数量化理論といった手法によって行っても同様の効
果が期待できる。
【0041】以上のように、上記実施の形態4では、特
性記憶部4を携帯型、すなわち、ICカード読み書き装
置4aを設けICカード4bを利用者特性の記憶媒体と
して用いるようにしたので、特性を記憶したシステムと
は異なるシステムで利用者特性を用いてヒューマン・イ
ンターフェースの振る舞いを変更でき、異なるシステム
において同一の操作環境の提供を可能にする。
性記憶部4を携帯型、すなわち、ICカード読み書き装
置4aを設けICカード4bを利用者特性の記憶媒体と
して用いるようにしたので、特性を記憶したシステムと
は異なるシステムで利用者特性を用いてヒューマン・イ
ンターフェースの振る舞いを変更でき、異なるシステム
において同一の操作環境の提供を可能にする。
【0042】なお、上記実施の形態4では、特性記憶部
4をICカード読み書き装置4aとICカード4bによ
り構成したが、これを磁気カード読み書き装置と磁気カ
ード、あるいは光磁気ディスク読み書き装置と光磁気デ
ィスクといった携帯型の情報記憶媒体とその読み書き装
置とで構成しても同様の効果が期待できる。
4をICカード読み書き装置4aとICカード4bによ
り構成したが、これを磁気カード読み書き装置と磁気カ
ード、あるいは光磁気ディスク読み書き装置と光磁気デ
ィスクといった携帯型の情報記憶媒体とその読み書き装
置とで構成しても同様の効果が期待できる。
【0043】実施の形態5.以下、この発明の実施の形
態5を図に基づいて説明する。図6は実施の形態5の適
応型ヒューマン・インターフェースの構成を示したもの
であり、図において、1は利用者に対し1つ以上の質問
を発することによって利用者情報を収集する情報収集
部、2は上記利用者情報を保持する情報記憶部、3は上
記利用者情報に基づいて利用者特性を分析する特性分析
部、4は上記利用者特性を保持する特性記憶部、5は上
記利用者特性に基づいてヒューマン・インターフェース
の振る舞いを変更する振る舞い変更部、6は特性記憶部
4と振る舞い変更部5とを繋ぐネットワークである。
態5を図に基づいて説明する。図6は実施の形態5の適
応型ヒューマン・インターフェースの構成を示したもの
であり、図において、1は利用者に対し1つ以上の質問
を発することによって利用者情報を収集する情報収集
部、2は上記利用者情報を保持する情報記憶部、3は上
記利用者情報に基づいて利用者特性を分析する特性分析
部、4は上記利用者特性を保持する特性記憶部、5は上
記利用者特性に基づいてヒューマン・インターフェース
の振る舞いを変更する振る舞い変更部、6は特性記憶部
4と振る舞い変更部5とを繋ぐネットワークである。
【0044】次に、実施の形態5の動作について説明す
る。図2において、特性記憶部4に利用者特性が保持さ
れていない(ST22)あるいは保持されている利用者
特性を変更したい(ST23)場合には、利用者に対し
て情報収集部1は、1つ以上の質問を発する(ST2
4)。上記質問に対する利用者の回答は、情報記憶部2
に保持される(ST25)。上記質問は例えばAHP
(Archtectural HierarchyProcess)に基づいて為さ
れ、上記回答は上記AHPに基づいて特性分析部3によ
って分析される(ST26)。上記分析の結果は利用者
特性として特性記憶部4に保持される(ST27)。利
用者が例えばアプリケーション・ソフトウェアを利用す
る際には、特性記憶部4に保持された利用者特性をネッ
トワーク6を介して得た振る舞い変更部5は上記アプリ
ケーション・ソフトウェアのヒューマン・インターフェ
ースの振る舞いを利用者に適したものに変更する(ST
28)。
る。図2において、特性記憶部4に利用者特性が保持さ
れていない(ST22)あるいは保持されている利用者
特性を変更したい(ST23)場合には、利用者に対し
て情報収集部1は、1つ以上の質問を発する(ST2
4)。上記質問に対する利用者の回答は、情報記憶部2
に保持される(ST25)。上記質問は例えばAHP
(Archtectural HierarchyProcess)に基づいて為さ
れ、上記回答は上記AHPに基づいて特性分析部3によ
って分析される(ST26)。上記分析の結果は利用者
特性として特性記憶部4に保持される(ST27)。利
用者が例えばアプリケーション・ソフトウェアを利用す
る際には、特性記憶部4に保持された利用者特性をネッ
トワーク6を介して得た振る舞い変更部5は上記アプリ
ケーション・ソフトウェアのヒューマン・インターフェ
ースの振る舞いを利用者に適したものに変更する(ST
28)。
【0045】なお、この実施の形態では質問をAHPに
よって行う場合について述べたが、これを例えばSD
法、数量化理論といった手法によって行っても同様の効
果が期待できる。
よって行う場合について述べたが、これを例えばSD
法、数量化理論といった手法によって行っても同様の効
果が期待できる。
【0046】以上のように、実施の形態5では、図6に
示すように、ネットワーク6を設け、上記ネットワーク
6を介して振る舞い変更部5が利用者特性を得られるよ
うにしたので、利用者特性を保存したシステムとは異な
るシステムにおいて、特性記憶部4を可搬記憶媒体とし
て持ち運ぶことなしに、同一のヒューマン・インターフ
ェースを利用者に提供することができる。
示すように、ネットワーク6を設け、上記ネットワーク
6を介して振る舞い変更部5が利用者特性を得られるよ
うにしたので、利用者特性を保存したシステムとは異な
るシステムにおいて、特性記憶部4を可搬記憶媒体とし
て持ち運ぶことなしに、同一のヒューマン・インターフ
ェースを利用者に提供することができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、利用者に1つ以上の質問をすることによって利用者
の例えば嗜好・習熟度を知り、それに合わせたヒューマ
ン・インターフェースに変更できるように構成したの
で、利用者が快適かつ容易に使用できるシステムを提供
できる。また、利用者特性を利用してヒューマン・イン
ターフェースの振る舞いを変更するように構成したの
で、利用者はヒューマン・インターフェースの振る舞い
を規定する要素を全て指定する必要がなくなり、利用者
がヒューマン・インターフェースをカスタマイズするこ
とを容易にすることができる。
ば、利用者に1つ以上の質問をすることによって利用者
の例えば嗜好・習熟度を知り、それに合わせたヒューマ
ン・インターフェースに変更できるように構成したの
で、利用者が快適かつ容易に使用できるシステムを提供
できる。また、利用者特性を利用してヒューマン・イン
ターフェースの振る舞いを変更するように構成したの
で、利用者はヒューマン・インターフェースの振る舞い
を規定する要素を全て指定する必要がなくなり、利用者
がヒューマン・インターフェースをカスタマイズするこ
とを容易にすることができる。
【0048】請求項2の発明によれば、利用者の操作誤
りを監視することによって利用者の習熟度を知り、習熟
度の要素も含めて利用者に合ったヒューマン・インター
フェースに変更できるように構成したので、システムを
使用中の利用者の変化に追従し、ある時点で最適と思わ
れるヒューマン・インターフェースを利用者に提供する
ことができる。
りを監視することによって利用者の習熟度を知り、習熟
度の要素も含めて利用者に合ったヒューマン・インター
フェースに変更できるように構成したので、システムを
使用中の利用者の変化に追従し、ある時点で最適と思わ
れるヒューマン・インターフェースを利用者に提供する
ことができる。
【0049】請求項3の発明によれば、利用日時を記憶
することによって利用者の利用頻度を知り、習熟・忘却
の要素も含めて利用者に合ったヒューマン・インターフ
ェースに変更できるように構成したので、システムを使
用中の利用者の変化に追随し、ある時点で最適と思われ
るヒューマン・インターフェースを利用者に提供するこ
とができる。
することによって利用者の利用頻度を知り、習熟・忘却
の要素も含めて利用者に合ったヒューマン・インターフ
ェースに変更できるように構成したので、システムを使
用中の利用者の変化に追随し、ある時点で最適と思われ
るヒューマン・インターフェースを利用者に提供するこ
とができる。
【0050】請求項4の発明によれば、利用者特性を例
えばICカードのような携帯型の記憶媒体に記憶させる
ように構成したので、利用者が利用者特性を記憶させた
システムとは異なるシステムにおいても同一のヒューマ
ン・インターフェースで利用できるようになる。
えばICカードのような携帯型の記憶媒体に記憶させる
ように構成したので、利用者が利用者特性を記憶させた
システムとは異なるシステムにおいても同一のヒューマ
ン・インターフェースで利用できるようになる。
【0051】請求項5の発明によれば、利用者特性を例
えばLANのようなネットワークを介して転送できるよ
うに構成したので、利用者が利用者特性を記憶させたシ
ステムとは異なるシステムにおいても利用者特性の記憶
媒体を持ち運ぶことなしに同一のヒューマン・インター
フェースで利用できるようになる。
えばLANのようなネットワークを介して転送できるよ
うに構成したので、利用者が利用者特性を記憶させたシ
ステムとは異なるシステムにおいても利用者特性の記憶
媒体を持ち運ぶことなしに同一のヒューマン・インター
フェースで利用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の適応型ヒューマン・インターフェ
ースの構成を示した図である。
ースの構成を示した図である。
【図2】 実施の形態1の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図3】 実施の形態2の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図4】 実施の形態3の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図5】 実施の形態4の適応型ヒューマン・インター
フェースの構成を示す図である。
フェースの構成を示す図である。
【図6】 実施の形態5の適応型ヒューマン・インター
フェースの構成を示す図である。
フェースの構成を示す図である。
【図7】 従来のヒューマン・インターフェースの構成
を示す図である。
を示す図である。
1 情報収集部、2 情報記憶部、3 特性分析部、4
特性記憶部、4aICカード読み書き装置、4b I
Cカード、5 振る舞い変更部、6 ネットワーク。
特性記憶部、4aICカード読み書き装置、4b I
Cカード、5 振る舞い変更部、6 ネットワーク。
Claims (5)
- 【請求項1】 利用者に対し1つ以上の質問を発するこ
とによって利用者情報を収集する情報収集部と、上記利
用者情報を保持する情報記憶部と、上記利用者情報に基
づいて利用者特性を分析する特性分析部と、上記利用者
特性を保持する特性記憶部と、上記利用者特性に基づい
てヒューマン・インターフェースの振る舞いを変更する
振る舞い変更部とを備えた適応型ヒューマン・インター
フェース。 - 【請求項2】 上記情報収集部は、利用者の操作の監視
により操作誤りを取得して上記利用者情報に加えること
を特徴とする請求項1記載の適応型ヒューマン・インタ
ーフェース。 - 【請求項3】 上記情報収集部は、利用者の利用日時を
取得して上記利用日時を上記利用者情報に加えることを
特徴とする請求項1又は請求項2記載の適応型ヒューマ
ン・インターフェース。 - 【請求項4】 上記特性記憶部は、携帯型の記憶装置で
あることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
1項に記載の適応型ヒューマン・インターフェース。 - 【請求項5】 上記振る舞い変更部は、ネットワークを
介して上記特性記憶部から利用者特性を得ることを特徴
とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の適
応型ヒューマン・インターフェース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8176284A JPH1020985A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 適応型ヒューマン・インターフェース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8176284A JPH1020985A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 適応型ヒューマン・インターフェース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1020985A true JPH1020985A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16010898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8176284A Pending JPH1020985A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 適応型ヒューマン・インターフェース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1020985A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008276669A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Victor Co Of Japan Ltd | 機器動作設定装置 |
US8106756B2 (en) | 2006-08-11 | 2012-01-31 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Adaptive interface providing apparatus and method |
US8515569B2 (en) | 2009-10-22 | 2013-08-20 | Hitachi, Ltd. | Work support system, work support method, and storage medium |
US10412335B2 (en) | 2017-03-23 | 2019-09-10 | Seiko Epson Corporation | Display apparatus and method for controlling display apparatus |
US10623684B2 (en) | 2017-04-27 | 2020-04-14 | Seiko Epson Corporation | Display device, and method of controlling display device |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP8176284A patent/JPH1020985A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8106756B2 (en) | 2006-08-11 | 2012-01-31 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Adaptive interface providing apparatus and method |
JP2008276669A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Victor Co Of Japan Ltd | 機器動作設定装置 |
US8515569B2 (en) | 2009-10-22 | 2013-08-20 | Hitachi, Ltd. | Work support system, work support method, and storage medium |
US10412335B2 (en) | 2017-03-23 | 2019-09-10 | Seiko Epson Corporation | Display apparatus and method for controlling display apparatus |
US10623684B2 (en) | 2017-04-27 | 2020-04-14 | Seiko Epson Corporation | Display device, and method of controlling display device |
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