JPWO2020170845A1 - 情報処理装置、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
装飾対象となる対象者の画像と、前記対象者とは異なる評価者を識別する少なくとも1つの評価者IDと、を受け付ける手段を備え、
前記画像に装飾が施された複数の対象装飾画像を生成する手段を備え、
複数の人物の画像に装飾が施された複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する評価者による評価に関する参照画像スコアと、前記参照装飾画像を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する手段を備え、
複数の前記参照画像スコアのうち、前記受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアに基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する手段を備え、
前記複数の対象装飾画像のうち、前記対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象装飾画像を提示する手段を備える、
情報処理装置である。
情報処理システムの構成について説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。
クライアント装置10及びサーバ30は、ネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)NWを介して接続される。
クライアント装置10の構成について説明する。
・OS(Operating System)のプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
サーバ30の構成について説明する。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーションのプログラム
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理の実行結果
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
本実施形態の概要について説明する。図2は、本実施形態の概要の説明図である。
サーバ30は、対象者の画像に装飾が施された複数の対象装飾画像を生成する。
サーバ30は、複数の人物の画像に装飾が施された複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する評価者による評価に関する参照画像スコアと、参照装飾画像を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶している。
サーバ30は、複数の参照画像スコアのうち、受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアに基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する。
サーバ30は、クライアント装置10を介して、複数の対象装飾画像のうち、対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象装飾画像を提示する。
本実施形態のデータベースについて説明する。以下のデータベースは、記憶装置31に記憶される。
本実施形態のユーザ情報データベースについて説明する。図3は、本実施形態のユーザ情報データベースのデータ構造を示す図である。
ユーザ情報データベースは、「ユーザID」フィールドと、「ユーザ名」フィールドと、「ユーザ属性」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
本実施形態のメークパターン情報データベースについて説明する。図4は、本実施形態のメークパターン情報データベースのデータ構造を示す図である。
本実施形態の評価者情報データベースについて説明する。図5は、本実施形態の評価者情報データベースのデータ構造を示す図である。
・メーキャップのプロフェッショナル(以下「メーキャップアーティスト」という)
・メーキャップのプロフェッショナル以外の人物(例えば、一般的な消費者)
本実施形態の参照画像情報データベースについて説明する。図6は、本実施形態の参照画像情報データベースのデータ構造を示す図である。
参照画像情報データベースは、評価者IDに関連付けられている。
本実施形態の情報処理について説明する。図7は、本実施形態のメーキャップシミュレーション処理のシーケンス図である。図8は、図7の情報処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、プロセッサ12は、画面P100(図8)をディスプレイに表示する。
フィールドオブジェクトF100aは、メーキャップシミュレーションの対象となる対象者の素顔の画像(以下「対象素顔画像」という)を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF100bは、メーキャップシミュレーションの評価者を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB100は、フィールドオブジェクトF100a〜F100bに入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、ユーザが、フィールドオブジェクトF100aに自身の素顔の画像の画像データを指定し、フィールドオブジェクトF100bにメーキャップのシミュレーションにおける少なくとも1人の評価者の評価者情報(例えば、評価者名又は評価者の属性)を入力し、かつ、操作オブジェクトB100を操作すると、プロセッサ12は、シミュレーションリクエストデータをサーバ30に送信する。
シミュレーションリクエストデータは、以下の情報を含む。
・対象者のユーザID(以下「対象ユーザID」という)
・フィールドオブジェクトF100aに指定された対象素顔画像の画像データ
・フィールドオブジェクトF100bに指定された評価者情報
具体的には、プロセッサ32は、メークパターン情報データベース(図4)を参照して、各メークパターン画像を対象素顔画像に重ね合わせ、各メークパターン画像に対応する対象メーク画像を生成する。
具体的には、プロセッサ32は、評価者情報データベース(図5)を参照して、シミュレーションリクエストデータに含まれる評価者情報に関連付けられた少なくとも1つの評価者IDを特定する。
プロセッサ32は、参照画像情報データベース(図6)を参照して、評価者IDに関連付けられた参照メーク画像の画像データ及び参照画像スコアを特定する。
プロセッサ32は、ステップS300で生成した各対象メーク画像に対応する対象画像スコアを計算する。一例として、プロセッサ32は、記憶装置31に記憶された計算モデルG1(x)に対象メーク画像を適用することによって、対象画像スコアS1を計算する。計算モデルG1(x)は、特定された全ての参照メーク画像と、各参照メーク画像に関連付けられた参照画像スコアと、をパラメータとして含む関数である。
S1=G1(x)…(式1)
・S1:対象画像スコア
・G1(x):計算モデル
・x=対象メーク画像
すなわち、1つの対象メーク画像と、特定された全ての参照メーク画像とを比較し、各参照画像スコアに基づいて、1つの対象メーク画像の対象画像スコアを計算する。この対象画像スコアの計算を、ステップS300において生成した全ての対象メーク画像に対して行う。
プロセッサ32は、ステップS300で生成した複数の対象メーク画像のうち、上記で計算した対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象メーク画像を、ユーザに提示すべき提示画像として特定する。所定条件としては、以下の何れかが挙げられる。
・対象画像スコアが予め定めた値以上であること
・対象画像スコアが予め定めた順位内に入ること
具体的には、プロセッサ32は、シミュレーションレスポンスデータをクライアント装置10に送信する。
シミュレーションレスポンスデータは、以下の情報を含む。
・ステップS301で特定された対象メーク画像の画像データ
具体的には、プロセッサ12は、シミュレーションレスポンスデータに基づいて、画面P101(図8)をディスプレイに表示する。
表示オブジェクトA101は、シミュレーションレスポンスデータに含まれる画像データに対応する対象メーク画像(つまり、対象画像スコアが所定条件を満たす対象メーク画像)を含む。
特に、評価者として特定のメーキャップアーティストを指定することにより、当該メーキャップアーティストの個性を生かしたシミュレーション結果を提示することができる。
また、流行に敏感なユーザについては、評価者として一般人を含めることにより、流行が反映されたシミュレーション結果を提示することができる。
本実施形態の変形例について説明する。
変形例1について説明する。変形例1は、生成された対象メーク画像に対する評価者からの参照画像スコアの指定を受け付ける例である。ここでは、提示された対象メーク画像に対する対象者(ユーザ)からの参照画像スコアの指定も受け付ける例を説明する。
変形例1の画像生成ログ情報データベースについて説明する。図9は、変形例1の画像生成ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
画像生成ログ情報データベースは、ユーザIDに関連付けられている。
変形例1の情報処理について説明する。
変形例1のメーキャップシミュレーション処理について説明する。図10は、変形例1のメーキャップシミュレーション処理のシーケンス図である。図11は、図10の情報処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、プロセッサ32は、シミュレーションリクエストデータに含まれる対象ユーザIDに関連付けられた画像生成ログ情報データベース(図9)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「画像生成ログID」フィールドには、新規の画像生成ログIDが格納される。
・「対象素顔画像」フィールドには、シミュレーションリクエストデータに含まれる対象素顔画像の画像データが格納される。
・「対象メーク画像」フィールドには、ステップS300で生成した対象メーク画像の画像データが格納される。
具体的には、プロセッサ32は、シミュレーションレスポンスデータをクライアント装置10に送信する。
シミュレーションレスポンスデータは、以下の情報を含む。
・ステップS301で特定された対象メーク画像の画像データ
・ステップS301で特定された対象メーク画像の画像生成ログID
具体的には、プロセッサ12は、シミュレーションレスポンスデータに基づいて、画面P201(図11)をディスプレイに表示する。
各表示オブジェクトA201は、シミュレーションレスポンスデータに含まれる画像データに対応する対象メーク画像(つまり、対象画像スコアが所定条件を満たす対象メーク画像)を含む。各表示オブジェクトA201はシミュレーション結果である。
各フィールドオブジェクトF201は、対象メーク画像に対するユーザによる評価に関する参照画像スコアの指定を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB201は、フィールドオブジェクトF201に入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、ユーザが、表示オブジェクトA201に表示された対象メーク画像に対する評価スコア(参照画像スコア)をフィールドオブジェクトF201に入力し、かつ、操作オブジェクトB201を操作すると、プロセッサ12は、フィードバックリクエストデータをサーバ30に送信する。
フィードバックリクエストデータは、以下の情報を含む。
・対象ユーザID
・参照画像スコア
・画像生成ログID
具体的には、プロセッサ32は、フィードバックリクエストデータに含まれる対象ユーザIDに関連付けられた画像生成ログ情報データベース(図9)の「参照画像スコア」フィールドに、フィードバックリクエストデータに含まれる参照画像スコアを格納する。
変形例1の評価者フィードバック処理について説明する。図12は、変形例1の評価者フィードバック処理のシーケンス図である。図13は、図12の情報処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、プロセッサ12は、画面P300(図13)をディスプレイに表示する。
フィールドオブジェクトF300は、評価者IDを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB300は、フィールドオブジェクトF300に入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、評価者が、フィールドオブジェクトF300に自身の評価者IDを入力し、かつ、操作オブジェクトB300を操作すると、プロセッサ12は、更新リクエストデータをサーバ30に送信する。
更新リクエストデータは、以下の情報を含む。
・評価者の評価者ID
なお、評価者は、ステップS100においてユーザが指定した評価者であってもよいし、ステップS100においてユーザが指定しなかった評価者であってもよい。
具体的には、プロセッサ32は、画像生成ログ情報データベース(図9)及び参照画像情報データベース(図6)に基づき、評価者がまだ評価を行っていない対象メーク画像を特定する。プロセッサ32は、画像生成ログ情報データベース(図9)を参照して、評価リクエストデータをクライアント装置10に送信する。
評価リクエストデータは、以下の情報を含む。
・画像生成ログID
・対象素顔画像の画像データ
・対象メーク画像の画像データ
具体的には、プロセッサ12は、評価リクエストデータに基づいて、画面P301(図13)をディスプレイに表示する。
各表示オブジェクトA301は、評価リクエストデータに含まれる画像データに対応する対象メーク画像(つまり、評価者がまだ評価を行っていない対象メーク画像)を含む。各表示オブジェクトA301は、対応する対象素顔画像をさらに含んでもよい。
各フィールドオブジェクトF301は、対象メーク画像に対する評価者による評価に関する参照画像スコアの指定を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB301は、フィールドオブジェクトF301に入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、評価者が、表示オブジェクトA301に表示された対象メーク画像に対する評価スコア(参照画像スコア)をフィールドオブジェクトF301に入力し、かつ、操作オブジェクトB301を操作すると、プロセッサ12は、フィードバックリクエストデータをサーバ30に送信する。
フィードバックリクエストデータは、以下の情報を含む。
・評価者ID
・参照画像スコア
・画像生成ログID
具体的には、プロセッサ32は、フィードバックリクエストデータに含まれる評価者IDに関連付けられた参照画像情報データベース(図6)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「参照画像ID」フィールドには、フィードバックリクエストデータに含まれる画像生成ログIDが格納される。
・「参照素顔画像」フィールドには、画像生成ログIDに関連付けられた対象素顔画像の画像データが格納される。
・「参照メーク画像」フィールドには、画像生成ログIDに関連付けられた対象メーク画像の画像データが格納される。
・「参照画像スコア」フィールドには、フィードバックリクエストデータに含まれる参照画像スコアが格納される。
変形例2について説明する。変形例2は、ユーザが指定する生成条件(ユーザの属性及びユーザの要望等)を反映した対象メーク画像が生成される例である。
変形例2の情報処理について説明する。図14は、変形例2の情報処理において表示される画面例を示す図である。
フィールドオブジェクトF400aは、対象素顔画像を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF400bは、メーキャップシミュレーションの評価者を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF400cは、メーキャップシミュレーションにおけるメークテイストを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF400dは、メーキャップシミュレーションにおけるユーザ属性の反映の要否を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB400は、フィールドオブジェクトF400a〜F400dに入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
具体的には、ユーザが、フィールドオブジェクトF400aに自身の素顔の画像の画像データを指定し、フィールドオブジェクトF400bにメーキャップのシミュレーションにおける少なくとも1人の評価者の評価者情報(例えば、評価者名又は評価者の属性)を入力し、フィールドオブジェクトF400cにメーキャップシミュレーションにおけるメークテイストを入力し、フィールドオブジェクトF400dにメーキャップシミュレーションにおけるユーザ属性の反映の要否を入力し、かつ、操作オブジェクトB400を操作すると、プロセッサ12は、シミュレーションリクエストデータをサーバ30に送信する。
シミュレーションリクエストデータは、以下の情報を含む。
・対象ユーザID
・フィールドオブジェクトF400aに指定された対象素顔画像の画像データ
・フィールドオブジェクトF400bに指定された評価者情報
・フィールドオブジェクトF400cに指定されたメークテイストに関する情報
・フィールドオブジェクトF400dに指定されたユーザ属性の反映の要否に関する情報
具体的には、プロセッサ32は、ユーザ情報データベース(図3)を参照して、シミュレーションリクエストデータに含まれる対象ユーザIDに関連付けられたユーザ属性(性別及び年齢)を特定する。
プロセッサ32は、メークパターン情報データベース(図4)を参照して、特定されたユーザ属性及びシミュレーションリクエストデータに含まれるメークテイストに関する情報に該当する複数のメークパターン画像を特定する。
プロセッサ32は、特定された各メークパターン画像を対象素顔画像に重ね合わせ、各メークパターン画像に対応する対象メーク画像を生成する。
変形例3について説明する。変形例3は、提示される対象メーク画像に対応する化粧品に関する化粧品情報を提示する例である。
変形例3の画像生成ログ情報データベースについて説明する。図15は、変形例3の画像生成ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
画像生成ログ情報データベースは、ユーザIDに関連付けられている。
変形例3の情報処理について説明する。図16は、変形例3の情報処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、プロセッサ32は、メークパターン情報データベース(図4)を参照して、各メークパターン画像を対象素顔画像に重ね合わせ、各メークパターン画像に対応する対象メーク画像を生成する。
プロセッサ32は、シミュレーションリクエストデータに含まれる対象ユーザIDに関連付けられた画像生成ログ情報データベース(図15)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「画像生成ログID」フィールドには、新規の画像生成ログIDが格納される。
・「対象素顔画像」フィールドには、シミュレーションリクエストデータに含まれる対象素顔画像の画像データが格納される。
・「対象メーク画像」フィールドには、ステップS300で生成した対象メーク画像の画像データが格納される。
・「化粧品情報」フィールドには、ステップS300で生成した対象メーク画像の画像データに対応するメークパターン画像に関連付けられた化粧品情報が格納される。
具体的には、図7と同様に、プロセッサ32は、ステップS300で生成した複数の対象メーク画像のうち、ステップS301で計算した対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象メーク画像を、ユーザに提示すべき提示画像として特定する。
プロセッサ32は、画像生成ログ情報データベース(図15)を参照して、特定された対象メーク画像に対応する化粧品情報を特定する。
具体的には、プロセッサ32は、シミュレーションレスポンスデータをクライアント装置10に送信する。
シミュレーションレスポンスデータは、以下の情報を含む。
・ステップS301で特定された対象メーク画像の画像データ
・ステップS301で特定された化粧品情報
具体的には、プロセッサ12は、シミュレーションレスポンスデータに基づいて、画面P501(図16)をディスプレイに表示する。
表示オブジェクトA501aは、シミュレーションレスポンスデータに含まれる画像データに対応する対象メーク画像(つまり、対象画像スコアが所定条件を満たす対象メーク画像)を含む。
表示オブジェクトA501bは、シミュレーションレスポンスデータに含まれる化粧品情報を含む。
変形例4について説明する。変形例4は、提示される対象メーク画像に対する対象コメント文を生成する例である。
変形例4の候補コメント情報データベースについて説明する。図17は、変形例4の候補コメント情報データベースのデータ構造を示す図である。
変形例4の参照コメント情報データベースについて説明する。図18は、変形例4の参照コメント情報データベースのデータ構造を示す図である。
参照画像情報データベースは、評価者IDに関連付けられている。
変形例4の情報処理について説明する。図19は、変形例4のメーキャップシミュレーション処理のシーケンス図である。図20は、図19の情報処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、プロセッサ32は、参照コメント情報データベース(図18)を参照して、シミュレーションリクエストデータに含まれる評価者IDに関連付けられた参照画像ID、参照コメント文の情報、及び、参照コメントスコアを特定する。プロセッサ32は、参照画像情報データベース(図6)を参照して、特定された参照画像IDに関連付けられた参照メーク画像を特定する。
プロセッサ32は、候補コメント情報データベース(図17)に格納されている各候補コメント文に対する評価に関する対象コメントスコアを計算する。一例として、プロセッサ32は、記憶装置31に記憶された計算モデルG2(x)に候補コメント文を適用することによって、対象コメントスコアS2を計算する。計算モデルG2(x)は、特定された全ての参照メーク画像と、ステップS301で特定された対象メーク画像と、各参照メーク画像に関連付けられた参照コメント文と、参照コメントスコアと、をパラメータとして含む関数である。
S2=G2(x)…(式2)
・S2:対象コメントスコア
・G2(x):計算モデル
・x=候補コメント文
すなわち、参照画像IDに関連付けられた全ての参照メーク画像と、ステップS301で特定された対象メーク画像と、参照コメント文と、参照コメントスコアとから、候補コメント情報データベース(図17)に格納されている各候補コメント文に対する評価に関する対象コメントスコアを計算する。
プロセッサ32は、候補コメント情報データベース(図17)に格納されている候補コメント文のうち、上記で計算した対象コメントスコアが最も高い1つの候補コメント文(以下「対象コメント文」という)を、ユーザに提示すべき提示コメント文として特定する。
具体的には、プロセッサ32は、シミュレーションレスポンスデータをクライアント装置10に送信する。
シミュレーションレスポンスデータは、以下の情報を含む。
・ステップS301で特定された対象メーク画像の画像データ
・ステップS332で特定された対象コメント文に関する情報
具体的には、プロセッサ12は、シミュレーションレスポンスデータに基づいて、画面P601(図20)をディスプレイに表示する。
表示オブジェクトA601aは、シミュレーションレスポンスデータに含まれる画像データに対応する対象メーク画像(つまり、対象画像スコアが所定条件を満たす対象メーク画像)を含む。
表示オブジェクトA601bは、シミュレーションレスポンスデータに含まれる対象コメント文に関する情報(例えば、テキスト)を含む。
また、変形例4では、ユーザが指定した評価者IDに関連付けられた参照コメントスコアに基づいて、提示される対象メーク画像に対する対象コメント文を生成される。そのため、提示される対象装飾画像に合い、かつ、ユーザの嗜好が反映された対象コメント文を提示することができる。
本実施形態について小括する。
装飾対象となる対象者の画像と、対象者とは異なる評価者を識別する少なくとも1つの評価者IDと、を受け付ける手段(例えば、ステップS300の処理を実行するプロセッサ32)を備え、
対象者の画像に装飾が施された複数の対象装飾画像を生成する手段(例えば、ステップS300の処理を実行するプロセッサ32)を備え、
複数の人物の画像に装飾が施された複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する評価者による評価に関する参照画像スコアと、参照装飾画像を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する手段(例えば、評価者情報データベース(図5)を管理するプロセッサ32)を備え、
複数の参照画像スコアのうち、受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアに基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する手段(例えば、ステップS301の処理を実行するプロセッサ32)を備え、
複数の対象装飾画像のうち、対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象装飾画像を提示する手段(例えば、ステップS302の処理を実行するプロセッサ32)を備える、
情報処理装置(例えば、サーバ30)である。
できる。
生成された対象装飾画像に対する評価者からの参照画像スコアの指定を受け付ける手段(例えば、ステップS321の処理を実行するプロセッサ32)を更に備え、
記憶する手段は、生成された対象装飾画像を参照装飾画像として記憶し、かつ、参照装飾画像と、評価者から指定された参照画像スコアと、評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する、
情報処理装置である。
提示された対象装飾画像に対する対象者からの参照画像スコアの指定を受け付ける手段(例えば、ステップS313の処理を実行するプロセッサ32)を更に備え、
記憶する手段は、提示された対象装飾画像と、対象者から指定された参照画像スコアと、対象者を識別する対象者IDと、を関連付けて記憶し、
計算する手段は、複数の前記参照画像スコアのうち、受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアと、対象者IDに関連付けられた参照画像スコアと、に基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する、
情報処理装置である。
対象装飾画像に関する生成条件を受け付ける手段(例えば、ステップS300の処理を実行するプロセッサ32)を更に備え、
生成する手段は、生成条件に基づき前記複数の対象装飾画像を生成する、
情報処理装置である。
装飾が、顔に対するメーキャップである、
情報処理装置である。
複数の対象装飾画像のそれぞれに対応する化粧品に関する化粧品情報を記憶する手段(例えば、メークパターン情報データベース(図4)を管理するプロセッサ32)を更に備え、
提示される対象装飾画像に対応する化粧品に関する化粧品情報を提示する手段(例えば、ステップS302の処理を実行するプロセッサ32)を更に備える、
情報処理装置である。
提示される対象装飾画像に対する対象コメント文を生成する手段(例えば、ステップS332の処理を実行するプロセッサ32)を備える、
情報処理装置である。
複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する参照コメント文と、各参照コメント文に対する評価者による評価に関する参照コメントスコアと、参照コメント文を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する手段を更に備え、
対象コメント文を生成する手段は、複数の参照コメントスコアのうち、受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照コメントスコアに基づいて、提示される対象装飾画像に対する対象コメント文を生成する、
情報処理装置である。
コンピュータ(例えば、プロセッサ32)を、上記の各手段として機能させるためのプログラムである。
・「季節」(メークパターン情報データベース(図16)のメークパターンIDに関連付けられる。季節に合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。)
・「シーン」(メークパターン情報データベース(図16)のメークパターンIDに関連付けられる。シーンに合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。)
・「メークパターンの作成時期」(メークパターン情報データベース(図16)のメークパターンIDに関連付けられる。最新の流行を反映したシミュレーション結果をユーザに提示することができる。)
・「メークパターンの作成者」(メークパターン情報データベース(図16)のメークパターンIDに関連付けられる。ユーザの嗜好に合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。メークパターンの作成者は、評価者と同一人物であり得、また、ユーザがフィールドオブジェクトF400aに入力した「評価者」と同じ「メークパターンの作成者」であるメークパターン画像を用いて対象メーク画像が生成され得る。)
・「難易度」(メークパターン情報データベース(図16)のメークパターンIDに関連付けられる。ユーザのメーク技術の高さに合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。)
・「評価日」(参照画像情報データベース(図6)の参照画像IDに関連付けられる。ステップS301において、ユーザが指定した期間の参照画像スコアのみを用いることによって、流行に合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。)
・顔の特徴に関するコメント文
・顔の各部位の色に関するコメント文
・メーク技術に関するコメント文
・最新の流行に関するコメント文
10 :クライアント装置
11 :記憶装置
12 :プロセッサ
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
30 :サーバ
31 :記憶装置
32 :プロセッサ
33 :入出力インタフェース
34 :通信インタフェース
Claims (9)
- 装飾対象となる対象者の画像と、前記対象者とは異なる評価者を識別する少なくとも1つの評価者IDと、を受け付ける手段を備え、
前記画像に装飾が施された複数の対象装飾画像を生成する手段を備え、
複数の人物の画像に装飾が施された複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する評価者による評価に関する参照画像スコアと、前記参照装飾画像を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する手段を備え、
複数の前記参照画像スコアのうち、前記受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアに基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する手段を備え、
前記複数の対象装飾画像のうち、前記対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象装飾画像を提示する手段を備える、
情報処理装置。 - 前記生成された対象装飾画像に対する評価者からの参照画像スコアの指定を受け付ける手段を更に備え、
前記記憶する手段は、前記生成された対象装飾画像を参照装飾画像として記憶し、かつ、前記参照装飾画像と、前記評価者から指定された参照画像スコアと、前記評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記提示された対象装飾画像に対する前記対象者からの参照画像スコアの指定を受け付ける手段を更に備え、
前記記憶する手段は、前記提示された対象装飾画像と、前記対象者から指定された参照画像スコアと、前記対象者を識別する対象者IDと、を関連付けて記憶し、
前記計算する手段は、複数の前記参照画像スコアのうち、前記受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアと、前記対象者IDに関連付けられた参照画像スコアと、に基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 対象装飾画像に関する生成条件を受け付ける手段を更に備え、
前記生成する手段は、前記生成条件に基づき前記複数の対象装飾画像を生成する、
請求項1〜3の何れかに記載の情報処理装置。 - 前記装飾は顔に対するメーキャップである、
請求項1〜4の何れかに記載の情報処理装置。 - 前記複数の対象装飾画像のそれぞれに対応する化粧品に関する化粧品情報を記憶する手段を更に備え、
提示される前記対象装飾画像に対応する化粧品に関する化粧品情報を提示する手段を更に備える、
請求項5に記載の情報処理装置。 - 提示される前記対象装飾画像に対する対象コメント文を生成する手段を備える、
請求項1〜6の何れかに記載の情報処理装置。 - 前記複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する参照コメント文と、各参照コメント文に対する評価者による評価に関する参照コメントスコアと、前記参照コメント文を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する手段を更に備え、
前記対象コメント文を生成する手段は、複数の前記参照コメントスコアのうち、前記受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照コメントスコアに基づいて、前記提示される前記対象装飾画像に対する対象コメント文を生成する、
請求項7に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、請求項1〜8の何れかに記載の各手段として機能させるためのプログラム。
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