JPWO2020170845A1 - 情報処理装置、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

情報処理装置は、装飾対象となる対象者の画像と、前記対象者とは異なる評価者を識別する少なくとも1つの評価者IDと、を受け付ける手段と、前記画像に装飾が施された複数の対象装飾画像を生成する手段と、複数の人物の画像に装飾が施された複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する評価者による評価に関する参照画像スコアと、前記参照装飾画像を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する手段と、複数の前記参照画像スコアのうち、前記受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアに基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する手段と、前記複数の対象装飾画像のうち、前記対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象装飾画像を提示する手段と、を備える。

Description

本発明は、情報処理装置、及び、プログラムに関する。
近年、装飾(例えば、メーキャップ、ヘアスタイリング、又は、服飾コーディネート)の多様化が進んでいる。無数の選択肢の中から適切な装飾を選択するには、それらの選択肢を実際に試して判断及び比較を行う必要があるため、膨大な時間及び手間を要する。特に装飾についての十分な知識を有さない人にとっては、極めて困難である。
例えば、適切なメーキャップをするためには、顔の特徴に合うメーキャップを選択し、そのメーキャップを再現する必要がある。メーキャップの実施技術の向上のための技術としては、例えば、特開2014−149696号公報に記載のものがある。特開2014−149696号公報では、ユーザの実施メーク(メークアップの仕方)とユーザが参考にすべき参考メークとを比較して実施メークに対する評価を行い、その評価の結果をユーザに提示する。これにより、ユーザが行ったメークに対する客観的な評価をユーザに提示することができるので、メークの技術向上を含めたメークアップの支援を行うことができる。
しかしながら、特開2014−149696号公報では、ユーザには自身の顔に合った参考メークが提示されないので、ユーザは実施メークの評価を知ることはできるが、自身の顔に合ったメークを知ることはできない。また、美的感覚(感性)には個人差があるため、実施メークに対する評価の結果には、ユーザの嗜好が反映されていない。
このように、特開2014−149696号公報では、ユーザの身体的特徴に合い、かつ、ユーザの嗜好が反映されたシミュレーション結果を提供することはできない。
本発明の目的は、ユーザの身体的特徴に合い、かつ、ユーザの嗜好が反映されたシミュレーション結果を提示することである。
本発明の一態様は、
装飾対象となる対象者の画像と、前記対象者とは異なる評価者を識別する少なくとも1つの評価者IDと、を受け付ける手段を備え、
前記画像に装飾が施された複数の対象装飾画像を生成する手段を備え、
複数の人物の画像に装飾が施された複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する評価者による評価に関する参照画像スコアと、前記参照装飾画像を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する手段を備え、
複数の前記参照画像スコアのうち、前記受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアに基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する手段を備え、
前記複数の対象装飾画像のうち、前記対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象装飾画像を提示する手段を備える、
情報処理装置である。
本発明によれば、ユーザの身体的特徴に合い、かつ、ユーザの嗜好が反映されたシミュレーション結果を提示することができる。
本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態の概要の説明図である。 本実施形態のユーザ情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態のメークパターン情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の評価者情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の参照画像情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態のメーキャップシミュレーション処理のシーケンス図である。 図7の情報処理において表示される画面例を示す図である。 変形例1の画像生成ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。 変形例1のメーキャップシミュレーション処理のシーケンス図である。 図10の情報処理において表示される画面例を示す図である。 変形例1の評価者フィードバック処理のシーケンス図である。 図12の情報処理において表示される画面例を示す図である。 変形例2の情報処理において表示される画面例を示す図である。 変形例3の画像生成ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。 変形例3の情報処理において表示される画面例を示す図である。 変形例4の候補コメント情報データベースのデータ構造を示す図である。 変形例4の参照コメント情報データベースのデータ構造を示す図である。 変形例4のメーキャップシミュレーション処理のシーケンス図である。 図19の情報処理において表示される画面例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(1)情報処理システムの構成
情報処理システムの構成について説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、クライアント装置10と、サーバ30とを備える。
クライアント装置10及びサーバ30は、ネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)NWを介して接続される。
クライアント装置10は、サーバ30にリクエストを送信する情報処理装置の一例である。クライアント装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又は、パーソナルコンピュータである。
サーバ30は、クライアント装置10から送信されたリクエストに応じたレスポンスをクライアント装置10に提供する情報処理装置の一例である。サーバ30は、例えば、ウェブサーバである。
(1−1)クライアント装置の構成
クライアント装置10の構成について説明する。
図1に示すように、クライアント装置10は、記憶装置11と、プロセッサ12と、入出力インタフェース13と、通信インタフェース14とを備える。
記憶装置11は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置11は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OS(Operating System)のプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
プロセッサ12は、記憶装置11に記憶されたプログラムを起動することによって、クライアント装置10の機能を実現するように構成される。プロセッサ12は、コンピュータの一例である。
入出力インタフェース13は、クライアント装置10に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、クライアント装置10に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース14は、クライアント装置10とサーバ30との間の通信を制御するように構成される。
(1−2)サーバの構成
サーバ30の構成について説明する。
図1に示すように、サーバ30は、記憶装置31と、プロセッサ32と、入出力インタフェース33と、通信インタフェース34とを備える。
記憶装置31は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置31は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーションのプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理の実行結果
プロセッサ32は、記憶装置31に記憶されたプログラムを起動することによって、サーバ30の機能を実現するように構成される。プロセッサ32は、コンピュータの一例である。
入出力インタフェース33は、サーバ30に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、サーバ30に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース34は、サーバ30とクライアント装置10との間の通信を制御するように構成される。
(2)実施形態の概要
本実施形態の概要について説明する。図2は、本実施形態の概要の説明図である。
図2に示すように、サーバ30は、クライアント装置10を介して、装飾対象となる対象者の画像と、対象者とは異なる評価者を識別する少なくとも1つの評価者IDと、を受け付ける。
サーバ30は、対象者の画像に装飾が施された複数の対象装飾画像を生成する。
サーバ30は、複数の人物の画像に装飾が施された複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する評価者による評価に関する参照画像スコアと、参照装飾画像を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶している。
サーバ30は、複数の参照画像スコアのうち、受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアに基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する。
サーバ30は、クライアント装置10を介して、複数の対象装飾画像のうち、対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象装飾画像を提示する。
本実施形態によれば、ユーザの身体的特徴に合い、かつ、ユーザの嗜好が反映されたシミュレーション結果を提示することができる。
(3)データベース
本実施形態のデータベースについて説明する。以下のデータベースは、記憶装置31に記憶される。
(3−1)ユーザ情報データベース
本実施形態のユーザ情報データベースについて説明する。図3は、本実施形態のユーザ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図3のユーザ情報データベースには、ユーザに関するユーザ情報が格納されている。
ユーザ情報データベースは、「ユーザID」フィールドと、「ユーザ名」フィールドと、「ユーザ属性」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
「ユーザID」フィールドには、ユーザIDが格納される。ユーザIDは、ユーザを識別するユーザ識別情報の一例である。
「ユーザ名」フィールドには、ユーザ名に関する情報(例えば、テキスト)が格納される。
「ユーザ属性」フィールドには、ユーザの属性に関するユーザ属性情報が格納される。「ユーザ属性」フィールドは、複数のサブフィールド(「性別」フィールド及び「年齢」フィールド)を含む。
「性別」フィールドには、ユーザの性別に関する情報が格納される。
「年齢」フィールドには、ユーザの年齢に関する情報が格納される。
(3−2)メークパターン情報データベース
本実施形態のメークパターン情報データベースについて説明する。図4は、本実施形態のメークパターン情報データベースのデータ構造を示す図である。
図4のメークパターン情報データベースには、メークのシミュレーション画像を生成するためのメークパターンに関するメークパターン情報が格納される。メークパターン情報データベースは、「メークパターンID」フィールドと、「メークパターン画像」フィールドと、「メークテイスト」フィールドと、「対象性別」フィールドと、「対象年齢」フィールドと、「化粧品情報」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
「メークパターンID」フィールドには、メークパターンIDが格納される。メークパターンIDは、メークパターンを識別するメークパターン識別情報の一例である。
「メークパターン画像」フィールドには、メークパターン画像データが格納される。メークパターン画像データは、メーキャップシミュレーション画像の生成のために参照される。
「メークテイスト」フィールドには、メークパターンのテイストに関する情報が格納される。
「対象性別」フィールドには、メークパターンの対象性別に関する情報が格納される。
「対象年齢」フィールドには、メークパターンの対象年齢に関する情報が格納される。
「化粧品情報」フィールドには、メークパターン画像に係るメーキャップを行うための化粧品に関する情報(例えば、化粧品名を含むテキスト)が格納される。
(3−3)評価者情報データベース
本実施形態の評価者情報データベースについて説明する。図5は、本実施形態の評価者情報データベースのデータ構造を示す図である。
図5の評価者情報データベースには、評価者に関する評価者情報が格納される。評価者情報データベースは、「評価者ID」フィールドと、「評価者名」フィールドと、「評価者属性」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。評価者は、例えば、以下の少なくとも1つを含む。
・メーキャップのプロフェッショナル(以下「メーキャップアーティスト」という)
・メーキャップのプロフェッショナル以外の人物(例えば、一般的な消費者)
「評価者ID」フィールドには、評価者IDが格納される。評価者IDは、評価者を識別する評価者識別情報の一例である。
「評価者名」フィールドには、評価者名に関する情報(例えば、テキスト)が格納される。
「評価者属性」フィールドには、評価者の属性に関する評価者属性情報が格納される。「評価者属性」フィールドは、複数のサブフィールド(「性別」フィールド、「年齢」フィールド、及び、「スキル」フィールド)を含む。
「性別」フィールドには、評価者の性別に関する情報が格納される。
「年齢」フィールドには、評価者の年齢に関する情報が格納される。
「スキル」フィールドには、評価者のメーキャップスキルに関する情報が格納される。例えば、「メーキャップアーティスト」は、プロフェッショナルレベルのメーキャップスキルを有することを意味する。「一般」は、一般的な消費者レベルのスキルを有することを意味する。
(3−4)参照画像情報データベース
本実施形態の参照画像情報データベースについて説明する。図6は、本実施形態の参照画像情報データベースのデータ構造を示す図である。
図6の参照画像情報データベースには、参照メーク画像に対する評価に関する参照画像情報が格納される。参照画像情報データベースは、「参照画像ID」フィールドと、「参照素顔画像」フィールドと、「参照メーク画像」フィールドと、「参照画像スコア」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
参照画像情報データベースは、評価者IDに関連付けられている。
「参照画像ID」フィールドには、参照画像IDが格納される。
「参照素顔画像」フィールドには、人物の素顔画像の画像データが格納される。1つのレコードの「参照素顔画像」フィールドには1人の人物の素顔画像が含まれる。
「参照メーク画像」フィールドには、人物の素顔に対してメーキャップを施した参照メーク画像の画像データが格納される。参照メーク画像の画像データは、人物の素顔に対して実際にメークを施したものであってもよいし、メーキャップシミュレーションにより生成されたものであってもよい。
「参照画像スコア」フィールドには、参照メーク画像に対する評価者による評価に関する情報(例えば、スコア)が格納される。
(4)情報処理
本実施形態の情報処理について説明する。図7は、本実施形態のメーキャップシミュレーション処理のシーケンス図である。図8は、図7の情報処理において表示される画面例を示す図である。
クライアント装置10のユーザは、メーキャップシミュレーションの対象者である。
図7に示すように、クライアント装置10は、シミュレーション条件の受付(S100)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P100(図8)をディスプレイに表示する。
画面P100は、フィールドオブジェクトF100a〜F100bと、操作オブジェクトB100と、を含む。
フィールドオブジェクトF100aは、メーキャップシミュレーションの対象となる対象者の素顔の画像(以下「対象素顔画像」という)を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF100bは、メーキャップシミュレーションの評価者を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB100は、フィールドオブジェクトF100a〜F100bに入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ステップS100の後、クライアント装置10は、シミュレーションリクエスト(S101)を実行する。
具体的には、ユーザが、フィールドオブジェクトF100aに自身の素顔の画像の画像データを指定し、フィールドオブジェクトF100bにメーキャップのシミュレーションにおける少なくとも1人の評価者の評価者情報(例えば、評価者名又は評価者の属性)を入力し、かつ、操作オブジェクトB100を操作すると、プロセッサ12は、シミュレーションリクエストデータをサーバ30に送信する。
シミュレーションリクエストデータは、以下の情報を含む。
・対象者のユーザID(以下「対象ユーザID」という)
・フィールドオブジェクトF100aに指定された対象素顔画像の画像データ
・フィールドオブジェクトF100bに指定された評価者情報
ステップS101の後、サーバ30は、対象メーク画像の生成(S300)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、メークパターン情報データベース(図4)を参照して、各メークパターン画像を対象素顔画像に重ね合わせ、各メークパターン画像に対応する対象メーク画像を生成する。
ステップS300の後、サーバ30は、提示画像の特定(S301)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、評価者情報データベース(図5)を参照して、シミュレーションリクエストデータに含まれる評価者情報に関連付けられた少なくとも1つの評価者IDを特定する。
プロセッサ32は、参照画像情報データベース(図6)を参照して、評価者IDに関連付けられた参照メーク画像の画像データ及び参照画像スコアを特定する。
プロセッサ32は、ステップS300で生成した各対象メーク画像に対応する対象画像スコアを計算する。一例として、プロセッサ32は、記憶装置31に記憶された計算モデルG1(x)に対象メーク画像を適用することによって、対象画像スコアS1を計算する。計算モデルG1(x)は、特定された全ての参照メーク画像と、各参照メーク画像に関連付けられた参照画像スコアと、をパラメータとして含む関数である。
S1=G1(x)…(式1)
・S1:対象画像スコア
・G1(x):計算モデル
・x=対象メーク画像
すなわち、1つの対象メーク画像と、特定された全ての参照メーク画像とを比較し、各参照画像スコアに基づいて、1つの対象メーク画像の対象画像スコアを計算する。この対象画像スコアの計算を、ステップS300において生成した全ての対象メーク画像に対して行う。
プロセッサ32は、ステップS300で生成した複数の対象メーク画像のうち、上記で計算した対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象メーク画像を、ユーザに提示すべき提示画像として特定する。所定条件としては、以下の何れかが挙げられる。
・対象画像スコアが予め定めた値以上であること
・対象画像スコアが予め定めた順位内に入ること
ステップS301の後、サーバ30は、シミュレーションレスポンス(S302)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、シミュレーションレスポンスデータをクライアント装置10に送信する。
シミュレーションレスポンスデータは、以下の情報を含む。
・ステップS301で特定された対象メーク画像の画像データ
ステップS302の後、クライアント装置10は、シミュレーション結果の提示(S102)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、シミュレーションレスポンスデータに基づいて、画面P101(図8)をディスプレイに表示する。
画面P101は、表示オブジェクトA101を含む。
表示オブジェクトA101は、シミュレーションレスポンスデータに含まれる画像データに対応する対象メーク画像(つまり、対象画像スコアが所定条件を満たす対象メーク画像)を含む。
本実施形態によれば、自身の素顔画像と所望の評価者情報を入力することで、対象者の身体的特徴(顔の特徴)に合い、かつ、評価者の感性が反映されたシミュレーション結果を提示することができる。評価者はユーザが指定するものであるため、ユーザの嗜好が反映されたシミュレーション結果となる。
特に、評価者として特定のメーキャップアーティストを指定することにより、当該メーキャップアーティストの個性を生かしたシミュレーション結果を提示することができる。
また、流行に敏感なユーザについては、評価者として一般人を含めることにより、流行が反映されたシミュレーション結果を提示することができる。
(5)変形例
本実施形態の変形例について説明する。
(5−1)変形例1
変形例1について説明する。変形例1は、生成された対象メーク画像に対する評価者からの参照画像スコアの指定を受け付ける例である。ここでは、提示された対象メーク画像に対する対象者(ユーザ)からの参照画像スコアの指定も受け付ける例を説明する。
(5−1−1)画像生成ログ情報データベース
変形例1の画像生成ログ情報データベースについて説明する。図9は、変形例1の画像生成ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図9の画像生成ログ情報データベースには、対象メーク画像の生成の実行結果の履歴に関する画像生成ログ情報が格納される。画像生成ログ情報データベースは、「画像生成ログID」フィールドと、「対象素顔画像」フィールドと、「対象メーク画像」フィールドと、「参照画像スコア」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
画像生成ログ情報データベースは、ユーザIDに関連付けられている。
「画像生成ログID」フィールドには、画像生成ログ情報を識別する画像生成ログIDが格納される。画像生成ログIDは、画像生成ログを識別する画像生成ログ識別情報の一例である。
「対象素顔画像」フィールドには、対象素顔画像の画像データが格納される。
「対象メーク画像」フィールドには、対象メーク画像の画像データが格納される。
「参照画像スコア」フィールドには、対象メーク画像に対するユーザによる評価に関する情報(例えば、スコア)が格納される。
(5−1−2)情報処理
変形例1の情報処理について説明する。
(5−1−2−1)メーキャップシミュレーション処理
変形例1のメーキャップシミュレーション処理について説明する。図10は、変形例1のメーキャップシミュレーション処理のシーケンス図である。図11は、図10の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図10のクライアント装置10のユーザは、メーキャップシミュレーションの対象者である。
図10に示すように、クライアント装置10は、図7と同様に、ステップS100〜S101を実行する。
ステップS101の後、サーバ30は、図7と同様に、ステップS300を実行する。
ステップS300の後、サーバ30は、データベースの更新(S311)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、シミュレーションリクエストデータに含まれる対象ユーザIDに関連付けられた画像生成ログ情報データベース(図9)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「画像生成ログID」フィールドには、新規の画像生成ログIDが格納される。
・「対象素顔画像」フィールドには、シミュレーションリクエストデータに含まれる対象素顔画像の画像データが格納される。
・「対象メーク画像」フィールドには、ステップS300で生成した対象メーク画像の画像データが格納される。
ステップS311の後、サーバ30は、図7と同様に、ステップS301を実行する。
ステップS301の後、サーバ30は、シミュレーションレスポンス(S312)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、シミュレーションレスポンスデータをクライアント装置10に送信する。
シミュレーションレスポンスデータは、以下の情報を含む。
・ステップS301で特定された対象メーク画像の画像データ
・ステップS301で特定された対象メーク画像の画像生成ログID
ステップS312の後、クライアント装置10は、シミュレーション結果の提示(S112)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、シミュレーションレスポンスデータに基づいて、画面P201(図11)をディスプレイに表示する。
画面P201は、1つ以上の表示オブジェクトA201と、1つ以上のフィールドオブジェクトF201と、操作オブジェクトB201と、を含む。表示オブジェクトA201及びフィールドオブジェクトF201のそれぞれの個数は、ステップS301で特定された対象メーク画像の個数と同じである。例えば、当該対象メーク画像が2つである場合、画面P201は、2つの表示オブジェクトA201(A201a,A201b)と、2つのフィールドオブジェクトF201(F201a,F201b)と、を含む。
各表示オブジェクトA201は、シミュレーションレスポンスデータに含まれる画像データに対応する対象メーク画像(つまり、対象画像スコアが所定条件を満たす対象メーク画像)を含む。各表示オブジェクトA201はシミュレーション結果である。
各フィールドオブジェクトF201は、対象メーク画像に対するユーザによる評価に関する参照画像スコアの指定を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB201は、フィールドオブジェクトF201に入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ステップS112の後、クライアント装置10は、フィードバックリクエスト(S113)を実行する。
具体的には、ユーザが、表示オブジェクトA201に表示された対象メーク画像に対する評価スコア(参照画像スコア)をフィールドオブジェクトF201に入力し、かつ、操作オブジェクトB201を操作すると、プロセッサ12は、フィードバックリクエストデータをサーバ30に送信する。
フィードバックリクエストデータは、以下の情報を含む。
・対象ユーザID
・参照画像スコア
・画像生成ログID
ステップS113の後、サーバ30は、データベースの更新(S313)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、フィードバックリクエストデータに含まれる対象ユーザIDに関連付けられた画像生成ログ情報データベース(図9)の「参照画像スコア」フィールドに、フィードバックリクエストデータに含まれる参照画像スコアを格納する。
(5−1−2−2)評価者フィードバック処理
変形例1の評価者フィードバック処理について説明する。図12は、変形例1の評価者フィードバック処理のシーケンス図である。図13は、図12の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図12のクライアント装置10のユーザは、評価者である。
クライアント装置10は、評価者ログイン情報の受付(S120)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P300(図13)をディスプレイに表示する。
画面P300は、フィールドオブジェクトF300と、操作オブジェクトB300と、を含む。
フィールドオブジェクトF300は、評価者IDを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB300は、フィールドオブジェクトF300に入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ステップS120の後、クライアント装置10は、更新リクエスト(S121)を実行する。
具体的には、評価者が、フィールドオブジェクトF300に自身の評価者IDを入力し、かつ、操作オブジェクトB300を操作すると、プロセッサ12は、更新リクエストデータをサーバ30に送信する。
更新リクエストデータは、以下の情報を含む。
・評価者の評価者ID
なお、評価者は、ステップS100においてユーザが指定した評価者であってもよいし、ステップS100においてユーザが指定しなかった評価者であってもよい。
ステップS121の後、サーバ30は、新規画像の提示(S320)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、画像生成ログ情報データベース(図9)及び参照画像情報データベース(図6)に基づき、評価者がまだ評価を行っていない対象メーク画像を特定する。プロセッサ32は、画像生成ログ情報データベース(図9)を参照して、評価リクエストデータをクライアント装置10に送信する。
評価リクエストデータは、以下の情報を含む。
・画像生成ログID
・対象素顔画像の画像データ
・対象メーク画像の画像データ
評価者がまだ評価を行っていない対象メーク画像には、ステップS112で提示された対象メーク画像(つまり、ステップS301で計算された対象画像スコアが所定条件を満たした対象メーク画像)、及び、ステップS112で提示されなかった対象メーク画像(つまり、ステップS301で計算された対象画像スコアが所定条件を満たさなかった対象メーク画像)が含まれ得る。
ステップS320の後、クライアント装置10は、参照画像スコアの受付(S122)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、評価リクエストデータに基づいて、画面P301(図13)をディスプレイに表示する。
画面P301は、1つ以上の表示オブジェクトA301と、1つ以上のフィールドオブジェクトF301と、操作オブジェクトB301と、を含む。表示オブジェクトA301及びフィールドオブジェクトF301のそれぞれの個数は、ステップS320で特定された対象メーク画像の個数と同じである。例えば、当該対象メーク画像が3つの場合、画面P301は、3つの表示オブジェクトA301(A301a,A301b,A301c)と、3つのフィールドオブジェクトF301(F301a,F301b,F301c)と、を含む。
各表示オブジェクトA301は、評価リクエストデータに含まれる画像データに対応する対象メーク画像(つまり、評価者がまだ評価を行っていない対象メーク画像)を含む。各表示オブジェクトA301は、対応する対象素顔画像をさらに含んでもよい。
各フィールドオブジェクトF301は、対象メーク画像に対する評価者による評価に関する参照画像スコアの指定を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB301は、フィールドオブジェクトF301に入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ステップS122の後、クライアント装置10は、フィードバックリクエスト(S123)を実行する。
具体的には、評価者が、表示オブジェクトA301に表示された対象メーク画像に対する評価スコア(参照画像スコア)をフィールドオブジェクトF301に入力し、かつ、操作オブジェクトB301を操作すると、プロセッサ12は、フィードバックリクエストデータをサーバ30に送信する。
フィードバックリクエストデータは、以下の情報を含む。
・評価者ID
・参照画像スコア
・画像生成ログID
ステップS123の後、サーバ30は、データベースの更新(S321)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、フィードバックリクエストデータに含まれる評価者IDに関連付けられた参照画像情報データベース(図6)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「参照画像ID」フィールドには、フィードバックリクエストデータに含まれる画像生成ログIDが格納される。
・「参照素顔画像」フィールドには、画像生成ログIDに関連付けられた対象素顔画像の画像データが格納される。
・「参照メーク画像」フィールドには、画像生成ログIDに関連付けられた対象メーク画像の画像データが格納される。
・「参照画像スコア」フィールドには、フィードバックリクエストデータに含まれる参照画像スコアが格納される。
このように、変形例1では、ステップS300において生成された対象メーク画像に対する評価者からの参照画像スコアが記憶される。これによって、次回以降のシミュレーションでは、評価者によるフィードバックの内容が考慮されて対象画像スコアの計算が行われるため、評価者独自の感性(個性)をより生かしたシミュレーション結果を提示することができる。
また、変形例1では、ステップS112において提示された対象メーク画像に対するユーザからの参照画像スコアが記憶される。これによって、次回以降のシミュレーションでは、ステップS100において指定する評価者にユーザ自身を含めることによって、ユーザによるフィードバックの内容が考慮されて対象画像スコアの計算が行われるため、ユーザの嗜好がより反映されたシミュレーション結果を提示することができる。
(5−2)変形例2
変形例2について説明する。変形例2は、ユーザが指定する生成条件(ユーザの属性及びユーザの要望等)を反映した対象メーク画像が生成される例である。
(5−2−1)情報処理
変形例2の情報処理について説明する。図14は、変形例2の情報処理において表示される画面例を示す図である。
変形例2では、図7のステップS100において、プロセッサ12は、画面P400(図14)をディスプレイに表示する。
画面P400は、フィールドオブジェクトF400a〜F400dと、操作オブジェクトB400と、を含む。
フィールドオブジェクトF400aは、対象素顔画像を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF400bは、メーキャップシミュレーションの評価者を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF400cは、メーキャップシミュレーションにおけるメークテイストを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF400dは、メーキャップシミュレーションにおけるユーザ属性の反映の要否を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB400は、フィールドオブジェクトF400a〜F400dに入力されたユーザ指示をサーバ30に送信するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ステップS100の後、クライアント装置10は、シミュレーションリクエスト(S101)を実行する。
具体的には、ユーザが、フィールドオブジェクトF400aに自身の素顔の画像の画像データを指定し、フィールドオブジェクトF400bにメーキャップのシミュレーションにおける少なくとも1人の評価者の評価者情報(例えば、評価者名又は評価者の属性)を入力し、フィールドオブジェクトF400cにメーキャップシミュレーションにおけるメークテイストを入力し、フィールドオブジェクトF400dにメーキャップシミュレーションにおけるユーザ属性の反映の要否を入力し、かつ、操作オブジェクトB400を操作すると、プロセッサ12は、シミュレーションリクエストデータをサーバ30に送信する。
シミュレーションリクエストデータは、以下の情報を含む。
・対象ユーザID
・フィールドオブジェクトF400aに指定された対象素顔画像の画像データ
・フィールドオブジェクトF400bに指定された評価者情報
・フィールドオブジェクトF400cに指定されたメークテイストに関する情報
・フィールドオブジェクトF400dに指定されたユーザ属性の反映の要否に関する情報
ステップS101の後、サーバ30は、対象メーク画像の生成(S300)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、ユーザ情報データベース(図3)を参照して、シミュレーションリクエストデータに含まれる対象ユーザIDに関連付けられたユーザ属性(性別及び年齢)を特定する。
プロセッサ32は、メークパターン情報データベース(図4)を参照して、特定されたユーザ属性及びシミュレーションリクエストデータに含まれるメークテイストに関する情報に該当する複数のメークパターン画像を特定する。
プロセッサ32は、特定された各メークパターン画像を対象素顔画像に重ね合わせ、各メークパターン画像に対応する対象メーク画像を生成する。
ステップS300の後、サーバ30は、図7と同様に、ステップS301〜S302を実行する。
ステップS302の後、クライアント装置10は、図7と同様に、ステップS102を実行する。
このように、変形例2では、ユーザが指定する生成条件(ユーザの属性及びユーザの要望等)を反映した対象メーク画像が生成される。そのため、ユーザの属性及び嗜好等に合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。
(5−3)変形例3
変形例3について説明する。変形例3は、提示される対象メーク画像に対応する化粧品に関する化粧品情報を提示する例である。
(5−3−1)画像生成ログ情報データベース
変形例3の画像生成ログ情報データベースについて説明する。図15は、変形例3の画像生成ログ情報データベースのデータ構造を示す図である。
図15の画像生成ログ情報データベースには、対象メーク画像の生成の実行結果の履歴に関する画像生成ログ情報が格納される。画像生成ログ情報データベースは、「画像生成ログID」フィールドと、「対象素顔画像」フィールドと、「対象メーク画像」フィールドと、「化粧品情報」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
画像生成ログ情報データベースは、ユーザIDに関連付けられている。
「画像生成ログID」フィールド、「対象素顔画像」フィールド、及び、「対象メーク画像」フィールドは、図9の説明と同様である。
「化粧品情報」フィールドには、シミュレーションに用いたメークパターン画像に関連付けられた化粧品に関する情報(例えば、化粧品名を含むテキスト)が格納される。
(5−3−2)情報処理
変形例3の情報処理について説明する。図16は、変形例3の情報処理において表示される画面例を示す図である。
クライアント装置10は、図7と同様に、ステップS100〜S101を実行する。
ステップS101の後、サーバ30は、対象メーク画像の生成(S300)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、メークパターン情報データベース(図4)を参照して、各メークパターン画像を対象素顔画像に重ね合わせ、各メークパターン画像に対応する対象メーク画像を生成する。
プロセッサ32は、シミュレーションリクエストデータに含まれる対象ユーザIDに関連付けられた画像生成ログ情報データベース(図15)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「画像生成ログID」フィールドには、新規の画像生成ログIDが格納される。
・「対象素顔画像」フィールドには、シミュレーションリクエストデータに含まれる対象素顔画像の画像データが格納される。
・「対象メーク画像」フィールドには、ステップS300で生成した対象メーク画像の画像データが格納される。
・「化粧品情報」フィールドには、ステップS300で生成した対象メーク画像の画像データに対応するメークパターン画像に関連付けられた化粧品情報が格納される。
ステップS300の後、サーバ30は、提示画像の特定(S301)を実行する。
具体的には、図7と同様に、プロセッサ32は、ステップS300で生成した複数の対象メーク画像のうち、ステップS301で計算した対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象メーク画像を、ユーザに提示すべき提示画像として特定する。
プロセッサ32は、画像生成ログ情報データベース(図15)を参照して、特定された対象メーク画像に対応する化粧品情報を特定する。
ステップS301の後、サーバ30は、シミュレーションレスポンス(S302)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、シミュレーションレスポンスデータをクライアント装置10に送信する。
シミュレーションレスポンスデータは、以下の情報を含む。
・ステップS301で特定された対象メーク画像の画像データ
・ステップS301で特定された化粧品情報
ステップS302の後、クライアント装置10は、シミュレーション結果の提示(S102)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、シミュレーションレスポンスデータに基づいて、画面P501(図16)をディスプレイに表示する。
画面P501は、表示オブジェクトA501a〜A501bを含む。
表示オブジェクトA501aは、シミュレーションレスポンスデータに含まれる画像データに対応する対象メーク画像(つまり、対象画像スコアが所定条件を満たす対象メーク画像)を含む。
表示オブジェクトA501bは、シミュレーションレスポンスデータに含まれる化粧品情報を含む。
このように、変形例3では、対象メーク画像に対応する化粧品に関する情報が提示される。これによって、ユーザは、提示された対象メーク画像におけるメーキャップを実際に行うために必要な化粧品を知ることができる。そのため、ユーザによる対象メーク画像のメーキャップの再現度が高まる。
(5−4)変形例4
変形例4について説明する。変形例4は、提示される対象メーク画像に対する対象コメント文を生成する例である。
(5−4−1)候補コメント情報データベース
変形例4の候補コメント情報データベースについて説明する。図17は、変形例4の候補コメント情報データベースのデータ構造を示す図である。
図17の候補コメント情報データベースには、ユーザに提示する候補となるコメント文に関する候補コメント情報が格納されている。候補コメント情報データベースは、「候補コメントID」フィールドと、「候補コメント文」フィールドと、を含む。
「候補コメントID」フィールドには、候補コメントIDが格納される。
「候補コメント文」フィールドには、ユーザに提示する候補となるコメント文に関する情報(例えば、テキスト)が格納される。
(5−4−2)参照コメント情報データベース
変形例4の参照コメント情報データベースについて説明する。図18は、変形例4の参照コメント情報データベースのデータ構造を示す図である。
図18の参照コメント情報データベースには、参照コメント文に対する評価に関する参照コメント情報が格納されている。参照コメント情報データベースは、「参照コメントID」フィールドと、「参照画像ID」フィールドと、「参照コメント文」フィールドと、「参照コメントスコア」フィールドと、を含む。
参照画像情報データベースは、評価者IDに関連付けられている。
「参照コメントID」フィールドには、参照コメントIDが格納される。
「参照画像ID」フィールドには、参照画像ID(図6)が格納される。
「参照コメント文」フィールドには、参照画像IDに関連付けられた参照メーク画像に対するコメント文に関する情報(例えば、テキスト)が格納される。
「参照コメントスコア」フィールドには、参照コメント文に対する評価者による評価に関する情報(例えば、スコア)が格納される。
(5−4−3)情報処理
変形例4の情報処理について説明する。図19は、変形例4のメーキャップシミュレーション処理のシーケンス図である。図20は、図19の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図19に示すように、クライアント装置10は、図7と同様に、ステップS100〜S101を実行する。
ステップS101の後、サーバ30は、図7と同様に、ステップS300〜S301を実行する。
ステップS301の後、サーバ30は、対象コメント文の生成(S332)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、参照コメント情報データベース(図18)を参照して、シミュレーションリクエストデータに含まれる評価者IDに関連付けられた参照画像ID、参照コメント文の情報、及び、参照コメントスコアを特定する。プロセッサ32は、参照画像情報データベース(図6)を参照して、特定された参照画像IDに関連付けられた参照メーク画像を特定する。
プロセッサ32は、候補コメント情報データベース(図17)に格納されている各候補コメント文に対する評価に関する対象コメントスコアを計算する。一例として、プロセッサ32は、記憶装置31に記憶された計算モデルG2(x)に候補コメント文を適用することによって、対象コメントスコアS2を計算する。計算モデルG2(x)は、特定された全ての参照メーク画像と、ステップS301で特定された対象メーク画像と、各参照メーク画像に関連付けられた参照コメント文と、参照コメントスコアと、をパラメータとして含む関数である。
S2=G2(x)…(式2)
・S2:対象コメントスコア
・G2(x):計算モデル
・x=候補コメント文
すなわち、参照画像IDに関連付けられた全ての参照メーク画像と、ステップS301で特定された対象メーク画像と、参照コメント文と、参照コメントスコアとから、候補コメント情報データベース(図17)に格納されている各候補コメント文に対する評価に関する対象コメントスコアを計算する。
プロセッサ32は、候補コメント情報データベース(図17)に格納されている候補コメント文のうち、上記で計算した対象コメントスコアが最も高い1つの候補コメント文(以下「対象コメント文」という)を、ユーザに提示すべき提示コメント文として特定する。
ステップS332の後、サーバ30は、シミュレーションレスポンス(S333)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、シミュレーションレスポンスデータをクライアント装置10に送信する。
シミュレーションレスポンスデータは、以下の情報を含む。
・ステップS301で特定された対象メーク画像の画像データ
・ステップS332で特定された対象コメント文に関する情報
ステップS333の後、クライアント装置10は、シミュレーション結果の提示(S132)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、シミュレーションレスポンスデータに基づいて、画面P601(図20)をディスプレイに表示する。
画面P601は、表示オブジェクトA601a〜A601bを含む。
表示オブジェクトA601aは、シミュレーションレスポンスデータに含まれる画像データに対応する対象メーク画像(つまり、対象画像スコアが所定条件を満たす対象メーク画像)を含む。
表示オブジェクトA601bは、シミュレーションレスポンスデータに含まれる対象コメント文に関する情報(例えば、テキスト)を含む。
このように、変形例4では、提示される対象メーク画像に対する対象コメント文が提示される。そのため、ユーザは、提示された対象メーク画像に関するアドバイス情報等を得ることができる。
また、変形例4では、ユーザが指定した評価者IDに関連付けられた参照コメントスコアに基づいて、提示される対象メーク画像に対する対象コメント文を生成される。そのため、提示される対象装飾画像に合い、かつ、ユーザの嗜好が反映された対象コメント文を提示することができる。
(6)本実施形態の小括
本実施形態について小括する。
本実施形態の第1態様は、
装飾対象となる対象者の画像と、対象者とは異なる評価者を識別する少なくとも1つの評価者IDと、を受け付ける手段(例えば、ステップS300の処理を実行するプロセッサ32)を備え、
対象者の画像に装飾が施された複数の対象装飾画像を生成する手段(例えば、ステップS300の処理を実行するプロセッサ32)を備え、
複数の人物の画像に装飾が施された複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する評価者による評価に関する参照画像スコアと、参照装飾画像を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する手段(例えば、評価者情報データベース(図5)を管理するプロセッサ32)を備え、
複数の参照画像スコアのうち、受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアに基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する手段(例えば、ステップS301の処理を実行するプロセッサ32)を備え、
複数の対象装飾画像のうち、対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象装飾画像を提示する手段(例えば、ステップS302の処理を実行するプロセッサ32)を備える、
情報処理装置(例えば、サーバ30)である。
第1態様によれば、ユーザの身体的特徴に合い、かつ、ユーザの嗜好が反映されたシミュレーション結果を提示することができる。
できる。
本実施形態の第2態様は、
生成された対象装飾画像に対する評価者からの参照画像スコアの指定を受け付ける手段(例えば、ステップS321の処理を実行するプロセッサ32)を更に備え、
記憶する手段は、生成された対象装飾画像を参照装飾画像として記憶し、かつ、参照装飾画像と、評価者から指定された参照画像スコアと、評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する、
情報処理装置である。
第2態様によれば、生成された対象装飾画像に対する評価者からの参照画像スコアが記憶される。これによって、次回以降のシミュレーションでは、評価者によるフィードバックの内容が考慮されて対象画像スコアの計算が行われるため、評価者独自の感性(個性)をより生かしたシミュレーション結果を提示することができる。
本実施形態の第3態様は、
提示された対象装飾画像に対する対象者からの参照画像スコアの指定を受け付ける手段(例えば、ステップS313の処理を実行するプロセッサ32)を更に備え、
記憶する手段は、提示された対象装飾画像と、対象者から指定された参照画像スコアと、対象者を識別する対象者IDと、を関連付けて記憶し、
計算する手段は、複数の前記参照画像スコアのうち、受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアと、対象者IDに関連付けられた参照画像スコアと、に基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する、
情報処理装置である。
第3態様によれば、提示された対象装飾画像に対するユーザからの参照画像スコアが記憶される。これによって、次回以降のシミュレーションでは、指定する評価者にユーザ自身を含めることによって、ユーザによるフィードバックの内容が考慮されて対象画像スコアの計算が行われるため、ユーザの嗜好がより反映されたシミュレーション結果を提示することができる。
本実施形態の第4態様は、
対象装飾画像に関する生成条件を受け付ける手段(例えば、ステップS300の処理を実行するプロセッサ32)を更に備え、
生成する手段は、生成条件に基づき前記複数の対象装飾画像を生成する、
情報処理装置である。
第4態様によれば、ユーザが指定する生成条件(ユーザの属性及びユーザの要望等)を反映した対象装飾画像が生成される。そのため、ユーザの属性及び嗜好等に合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。
本実施形態の第5態様は、
装飾が、顔に対するメーキャップである、
情報処理装置である。
第5態様によれば、顔に対するメーキャップに関して、ユーザの身体的特徴に合い、かつ、ユーザの嗜好が反映されたシミュレーション結果を提示することができる。
本実施形態の第6態様は、
複数の対象装飾画像のそれぞれに対応する化粧品に関する化粧品情報を記憶する手段(例えば、メークパターン情報データベース(図4)を管理するプロセッサ32)を更に備え、
提示される対象装飾画像に対応する化粧品に関する化粧品情報を提示する手段(例えば、ステップS302の処理を実行するプロセッサ32)を更に備える、
情報処理装置である。
第6態様によれば、対象装飾画像に対応する化粧品に関する情報が提示される。これによって、ユーザは、提示された対象装飾画像におけるメーキャップを実際に行うために必要な化粧品を知ることができる。そのため、ユーザによる対象装飾画像のメーキャップの再現度が高まる。
本実施形態の第7態様は、
提示される対象装飾画像に対する対象コメント文を生成する手段(例えば、ステップS332の処理を実行するプロセッサ32)を備える、
情報処理装置である。
第7態様によれば、提示される対象装飾画像に対する対象コメント文が提示される。そのため、ユーザは、提示された対象装飾画像に関するアドバイス情報等を得ることができる。
本実施形態の第8態様は、
複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する参照コメント文と、各参照コメント文に対する評価者による評価に関する参照コメントスコアと、参照コメント文を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する手段を更に備え、
対象コメント文を生成する手段は、複数の参照コメントスコアのうち、受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照コメントスコアに基づいて、提示される対象装飾画像に対する対象コメント文を生成する、
情報処理装置である。
第8態様によれば、ユーザが指定した評価者IDに関連付けられた参照コメントスコアに基づいて、提示される対象装飾画像に対する対象コメント文を生成される。そのため、提示される対象装飾画像に合い、かつ、ユーザの嗜好が反映された対象コメント文を提示することができる。
本実施形態の第9態様は、
コンピュータ(例えば、プロセッサ32)を、上記の各手段として機能させるためのプログラムである。
(7)その他の変形例
記憶装置11は、ネットワークNWを介して、クライアント装置10と接続されてもよい。記憶装置31は、ネットワークNWを介して、サーバ30と接続されてもよい。
上記の情報処理の各ステップは、クライアント装置10及びサーバ30の何れでも実行可能である。
本実施形態では、「装飾」がメーキャップである例を示したが、本実施形態はこれに限られない。「装飾」としては、他にも、ヘアスタイリング、服飾等が挙げられる。ヘアスタイリングの場合、評価者情報データベースに情報が格納される評価者として、例えば、ヘアスタイリングのプロフェッショナル(ヘアスタイリスト等)を含む。また、服飾の場合、評価者情報データベースに情報が格納される評価者として、例えば、服飾コーディネートのプロフェッショナル(スタイリスト等)を含む。
本実施形態では、ユーザは、メーキャップシミュレーションの対象者である例を示したが、本実施形態はこれに限られない。ユーザは、対象者に対してサービスを提供する操作者(例えば、メーキャップアイテムの販売店の店頭スタッフ)でもよい。
本実施形態では、提示画像の特定(S301)において、対象メーク画像と参照メーク画像との比較に基づいて各対象メーク画像の対象画像スコアを計算する例を示したが、本実施形態はこれに限られない。提示画像の特定(S301)において、さらに対象素顔画像と参照素顔画像との比較に基づいてもよい。
変形例2における生成条件として、上記の他に、例えば、以下のものが挙げられる。
・「季節」(メークパターン情報データベース(図16)のメークパターンIDに関連付けられる。季節に合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。)
・「シーン」(メークパターン情報データベース(図16)のメークパターンIDに関連付けられる。シーンに合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。)
・「メークパターンの作成時期」(メークパターン情報データベース(図16)のメークパターンIDに関連付けられる。最新の流行を反映したシミュレーション結果をユーザに提示することができる。)
・「メークパターンの作成者」(メークパターン情報データベース(図16)のメークパターンIDに関連付けられる。ユーザの嗜好に合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。メークパターンの作成者は、評価者と同一人物であり得、また、ユーザがフィールドオブジェクトF400aに入力した「評価者」と同じ「メークパターンの作成者」であるメークパターン画像を用いて対象メーク画像が生成され得る。)
・「難易度」(メークパターン情報データベース(図16)のメークパターンIDに関連付けられる。ユーザのメーク技術の高さに合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。)
・「評価日」(参照画像情報データベース(図6)の参照画像IDに関連付けられる。ステップS301において、ユーザが指定した期間の参照画像スコアのみを用いることによって、流行に合うシミュレーション結果をユーザに提示することができる。)
変形例3では、化粧品情報として、化粧品名が提示される例を示したが、本実施形態はこれに限られない。提示される化粧品情報は、化粧品の画像であってもよい。
変形例4では、提示されるコメント文は、特定された1つの候補コメント文である例を示したが、本実施形態はこれに限られない。提示されるコメント文は、例えば、複数の候補コメント文を繋ぎ合わせたものであってもよい。例えば、候補コメント情報データベース(図17)が「候補コメント属性」フィールドを含み、ステップS332において、1つの属性に該当する複数の候補コメント文のうちから1つのコメント文を特定し、ステップS132において、各属性のコメント文が繋ぎ合わされたコメント文を提示する。候補コメント属性としては、例えば、以下が挙げられる。
・顔の特徴に関するコメント文
・顔の各部位の色に関するコメント文
・メーク技術に関するコメント文
・最新の流行に関するコメント文
変形例4において、対象コメント文についても、変形例1と同様に、評価者及びユーザの少なくとも一方から対象コメント文に対する評価に関するフィードバックを受け付けてもよい。
変形例4では、対象コメント文の生成(S332)は、参照コメントスコアに基づく例を示したが、本実施形態はこれに限られない。例えば、メークパターン情報データベース(図4)が「コメント文」フィールドを含み、ステップS332において、ステップS301で特定された対象メーク画像の生成に用いたメークパターン画像に関連付けられたコメント文を特定し、ステップS132において、特定されたコメント文を提示してもよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例は、組合せ可能である。
1 :情報処理システム
10 :クライアント装置
11 :記憶装置
12 :プロセッサ
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
30 :サーバ
31 :記憶装置
32 :プロセッサ
33 :入出力インタフェース
34 :通信インタフェース

Claims (9)

  1. 装飾対象となる対象者の画像と、前記対象者とは異なる評価者を識別する少なくとも1つの評価者IDと、を受け付ける手段を備え、
    前記画像に装飾が施された複数の対象装飾画像を生成する手段を備え、
    複数の人物の画像に装飾が施された複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する評価者による評価に関する参照画像スコアと、前記参照装飾画像を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する手段を備え、
    複数の前記参照画像スコアのうち、前記受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアに基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する手段を備え、
    前記複数の対象装飾画像のうち、前記対象画像スコアが所定条件を満たす少なくとも1つの対象装飾画像を提示する手段を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記生成された対象装飾画像に対する評価者からの参照画像スコアの指定を受け付ける手段を更に備え、
    前記記憶する手段は、前記生成された対象装飾画像を参照装飾画像として記憶し、かつ、前記参照装飾画像と、前記評価者から指定された参照画像スコアと、前記評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提示された対象装飾画像に対する前記対象者からの参照画像スコアの指定を受け付ける手段を更に備え、
    前記記憶する手段は、前記提示された対象装飾画像と、前記対象者から指定された参照画像スコアと、前記対象者を識別する対象者IDと、を関連付けて記憶し、
    前記計算する手段は、複数の前記参照画像スコアのうち、前記受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照画像スコアと、前記対象者IDに関連付けられた参照画像スコアと、に基づいて、各対象装飾画像に対する評価に関する対象画像スコアを計算する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 対象装飾画像に関する生成条件を受け付ける手段を更に備え、
    前記生成する手段は、前記生成条件に基づき前記複数の対象装飾画像を生成する、
    請求項1〜3の何れかに記載の情報処理装置。
  5. 前記装飾は顔に対するメーキャップである、
    請求項1〜4の何れかに記載の情報処理装置。
  6. 前記複数の対象装飾画像のそれぞれに対応する化粧品に関する化粧品情報を記憶する手段を更に備え、
    提示される前記対象装飾画像に対応する化粧品に関する化粧品情報を提示する手段を更に備える、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 提示される前記対象装飾画像に対する対象コメント文を生成する手段を備える、
    請求項1〜6の何れかに記載の情報処理装置。
  8. 前記複数の参照装飾画像と、各参照装飾画像に対する参照コメント文と、各参照コメント文に対する評価者による評価に関する参照コメントスコアと、前記参照コメント文を評価した評価者の評価者IDと、を関連付けて記憶する手段を更に備え、
    前記対象コメント文を生成する手段は、複数の前記参照コメントスコアのうち、前記受け付けられた評価者IDに関連付けられた参照コメントスコアに基づいて、前記提示される前記対象装飾画像に対する対象コメント文を生成する、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータを、請求項1〜8の何れかに記載の各手段として機能させるためのプログラム。
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