JPH10208117A - 機械式販売機 - Google Patents

機械式販売機

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JPH10208117A
JPH10208117A JP1061097A JP1061097A JPH10208117A JP H10208117 A JPH10208117 A JP H10208117A JP 1061097 A JP1061097 A JP 1061097A JP 1061097 A JP1061097 A JP 1061097A JP H10208117 A JPH10208117 A JP H10208117A
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JP
Japan
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product
coin
lever
holding
coins
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JP1061097A
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English (en)
Inventor
Yoshihide Kurihara
良英 栗原
Yasuto Takayashiki
保人 高屋敷
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Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Publication date
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Publication of JPH10208117A publication Critical patent/JPH10208117A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定枚数の硬貨が投入されているときのみ、
商品排出要求動作を有効にすることを、簡単な構成によ
り実現する。 【解決手段】 購入ボタンが結合された作動部材に、一
端に検出部を、他端に係止部を有するロックレバーをそ
の中間部で回動自在に取付け、前記ロックレバーに前記
検出部を硬貨保留部の方向に回動させるように付勢し、
硬貨保留部には、所定枚数目の保留硬貨が存しない場合
に作動部材の下降途中の前記検出部が進入し得る検出孔
を、作動部材を案内する固定部材には、ロックレバーの
検出部が前記検出孔に進入したときに前記係止部が進入
し得る係止孔をそれぞれ設けた。投入硬貨がないとき
は、購入ボタン押下時に作動部材が所定位置まで下降し
ないため、商品が排出されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、購買者の硬貨投入
と商品排出要求動作により、商品収容部より商品を商品
受取口に排出する機械式販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】電子式自動販売機においては、商品排出
条件が充足されれば、すなわち、硬貨投入額と指定され
た商品の金額が一致すれば、商品排出機構の駆動制御を
行い、指定された商品を商品受取口に排出するようにな
っており、硬貨投入と商品排出要求の先後関係は問わな
い。しかし、電子式自動販売機は、安定した電源を必要
とするので、バスその他の交通機関などの、安定した電
源の装備や電池の随時交換が困難な移動体に設置される
販売機には、電源を必要としない機械式販売機が有利で
ある。しかしながら、商品排出要求動作により商品排出
機構が駆動されて商品を排出する機械式販売機において
は、顧客が所定枚数の正貨を投入した後に、商品排出要
求動作をしたときに限り、商品を商品受取口に排出する
ように構成される必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような、投入され
た硬貨の鑑別、正貨と判定された硬貨の計数、商品排出
要求動作がされた時点において既に投入された正貨の枚
数の認識、及び、正貨枚数が所定数か否かに応じた商品
排出動作の許否を、機械的に行う従来の自動販売機は、
構造がどうしても複雑となり、製造、組立て及び保守点
検が容易でないという問題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、購買者の硬貨投入と商品排出要求
動作により、商品収容部から商品を受取口に排出する機
械式販売機において、所定枚数の硬貨が投入されている
ときのみ、商品排出要求動作を有効にし、その硬貨の収
納と引き換えに商品排出機構を駆動させて商品を受取口
に排出することを、簡単な構成により実現することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る機械式販売機は、硬貨投入口から投入
され、硬貨鑑別器により正貨と鑑別された硬貨を一時保
留する硬貨保留部と、商品を積載した状態で保持し、下
端部に商品テーブルと商品排出口を有する商品収容部
と、商品排出要求ボタンの押下と連動して下降し、か
つ、前記商品排出要求ボタンの押下を解除すると復帰手
段により原位置に上昇復帰される作動部材と、前記作動
部材を昇降方向に案内する固定部材と、前記硬貨保留部
の硬貨排出口を金庫方向に対して閉鎖するように付勢さ
れ、所定位置まで下降された前記作動部材により開放さ
れる硬貨収納フラッパと、前記作動部材の昇降と連動し
て前記商品収容部の商品テーブルに載置されている商品
を商品受取口に排出する商品排出機構とを有し、前記商
品排出機構は、前記作動部材が所定位置まで下降された
ときは、商品排出口の遮閉位置から退避位置まで移動
し、前記作動部材が所定位置まで上昇復帰するときは、
退避位置から遮閉位置まで復帰して、前記商品テーブル
に落下している商品を前記商品排出口から商品受取口に
排出する商品排出レバーを有し、前記作動部材に、一端
に検出部を、他端に係止部を有するロックレバーをその
中間部において回動自在に取付けるとともに、前記ロッ
クレバーに前記検出部を前記硬貨保留部の方向に回動さ
せるように付勢する付勢部材を設け、前記硬貨保留部に
は、所定枚数目の保留硬貨が存在しない場合に前記作動
部材の下降途中の前記検出部が進入し得る検出孔を、前
記固定部材には、前記ロックレバーの検出部が前記検出
孔に進入したときに前記係止部が進入し得る係止孔をそ
れぞれ設けたことを特徴としている。
【0006】上記構成により、硬貨保留部に保留されて
いる硬貨がない状態で商品排出要求ボタンを押下する
と、作動部材が所定位置まで下降する前に、ロックレバ
ーの検出部が検出孔に進入してロックレバーが回動され
る結果、ロックレバーの係止部が固定部材の係止孔に進
入してロックするため、作動部材のそれ以上の下降が阻
止される。従って、作動部材が所定位置まで下降しない
ので、硬貨収納フラッパは硬貨保留部を金庫方向に開放
させず、また、商品排出レバーは退避位置まで移動した
のち遮閉位置に復帰する動作をしないので、商品収容部
の商品は商品受取口に排出されない。これに対して、硬
貨保留部に所定枚数の硬貨が保留されている状態で商品
排出要求ボタンを押下すると、ロックレバーは硬貨によ
り回動を阻止され、係止部が固定部材の係止孔に進入し
てロックすることがないので、作動部材は、所定位置ま
で下降される。従って、作動部材が硬貨収納フラッパを
開放して、硬貨保留部に保留されている硬貨が金庫に収
納され、また、作動部材は所定位置まで下降するため、
商品排出レバーは退避位置まで回動したのち遮閉位置に
復帰するので、商品収容部の商品を商品受取口に排出す
る。
【0007】商品排出レバーの支軸に独立して回転可能
に枢支され、商品の背面を押圧する方向に付勢され、退
避される前記商品排出レバーと係合して退避される商品
保持レバーを備えることが望ましい。この商品保持レバ
ーを設けた場合は、商品排出要求ボタン押下に伴い商品
排出レバーが後退する間、所定退避位置に達するまで、
商品収容部の最下位置の商品が商品保持レバーにより商
品テーブルに落下せずに保持されるので、商品排出レバ
ーの後退が円滑にでき、所定退避位置に達したときに最
下位置の商品が商品テーブルに落下し、商品排出レバー
が遮閉位置に復帰する時は、商品を確実に商品受取口に
排出する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図示の実施例に基づいて、説明する。図1は本実施
例の機械式販売機の正面図、図2は図1の右側面部の一
部を除去して要部を示す縦断面図、図3は図1のX−X
線断面図である。図示の例は、バス等の客室に搭載し
て、乗客の利用に供されるように製作された車載型販売
機である。
【0009】この販売機は、概略的には、硬貨投入口1
9から所定金額の硬貨を所定枚数投入した後、表に突設
されている商品排出要求ボタン(以下、購入ボタンとい
う)21を所定位置まで押し下げた時に、投入された硬
貨を金庫18に収納するとともに、内部に設けてある商
品収容部4に縦一列にストックされている商品Mの中か
ら1個を、商品受取口8に排出するようにしたものであ
る。
【0010】以下に、各構成要素について、順次詳細に
説明する。販売機は、正面側に開口する収容空間を備え
た箱状の本体1と、その本体の開口面の一側に蝶番2に
より開閉自在に取付けられ、背面側及び下面側に開口す
る収容空間を備えた箱状の前扉(以下、単に扉という)
3とからなる筐体Hを有している。
【0011】本体1の収容空間1aには、主として、商
品収容部4が収容され、商品排出レバー5及び商品保持
レバー6を主たる構成要素とする商品排出機構が設けら
れている。
【0012】商品収容部4は、横断面コ字形の樋状に形
成され、開口面を本体の正面側に向けた状態で取付けら
れ、本体の上部付近から底部付近まで延長している。そ
して、開口面を観音開き状に開閉可能な商品保持部材4
aが設けてあり、扉3を開けた後、商品保持部材4aを
開放して、商品を商品収容部4に積載することができる
ようになっている。また、商品収容部4の下端部には商
品テーブル4bが設けてあり、商品テーブル4bの前端
部と商品保持部材4aの下端部との間に、本体1の下部
のおいて正面方向に開口する商品排出口4cが設けてあ
る。
【0013】商品排出機構の商品排出レバー5は、商品
収容部の商品テーブル4bに落下している商品Mを商品
排出口4cから商品受取口8に排出させるものであり、
商品収容部4の側面壁と本体の間に設けられた支軸7に
より回動自在に支持されている。支軸7は、筐体の本体
1に固定しても良いし、図4〜図6に示すように、本体
の内側に設けた別のフレーム1bに固定しても良い。図
4及び図5は、図3における商品排出機構の構成及び作
用を説明する要部側面図であり、図6は図4のY−Y線
断面図である。
【0014】商品排出レバー5は、左右一対の側面ほぼ
L字形の腕部5aと、その両腕部の下端部同志を連結す
る水平な排出部5bとを有して、正面から見た場合は上
方に開口するコ字形に形成されており、腕部5aの中間
屈曲部において、支軸7により回動自在に支持されてい
る。そして、支軸7に巻装されたトルクバネ等の付勢部
材(図示省略)により、図5に示す退避位置に移動され
た排出部5bが図4に示す遮閉位置に復帰するように付
勢されており、排出部5bは、腕部5aの回動ととも
に、商品排出口4cを遮閉する位置(遮閉位置)から商
品収容部の下端部を背後方向に通過して退避した位置
(退避位置)との間を移動できるようになっている。
【0015】また、商品保持レバー6は、左右一対の腕
部6aと、その両腕部の下端部を連結する連結部6bと
を有して、正面から見た場合は、上方に開口するコ字形
に形成されており、連結部6bの中央に当接部6cが形
成されている。そして、両腕部6aの上端部において、
前記支軸7により、商品排出レバー5から独立して回動
可能に支持されている。この商品保持レバー6も、別の
付勢部材(図示省略)により、当接部6bが商品収容部
4の最下位置の商品(商品テーブル4c上に落下した商
品)より一つ上の商品(下から二番目の商品)を商品排
出口4cの上辺を形成するゲート4dに押し当てるよう
に付勢されている。そして、商品排出レバー5が図5に
示すように、退避位置に後退されるときは、その途中で
商品排出レバー5に商品保持レバー6が係合して一緒に
後退されるようになっている。従って、商品収容部4に
一つ以上の商品がある場合は、商品排出レバー5が退避
位置方向に移動しても、商品保持レバーに当接するまで
は、商品は商品テーブル4c上に落下しない。
【0016】商品収容部4の商品数が0になり、商品収
容部4に商品を補給する際は、商品保持レバー6の当接
部6cが商品収容部の底部に張出して、商品の安定した
積載が困難になり、迅速な商品補給を妨げる虞がある。
これを防止するため、図2に示すように、好ましくは、
扉3を開放する前に、扉3を本体1に施錠している錠9
の鍵による解錠動作により、錠に結合されているフック
10が図2において時計方向に回転されて扉3に設けて
ある係止金具11から離間する際に、フック10に一体
に形成されているカム12が本体1の側面に枢支されて
いるレバー13を、図2において反時計方向に回転さ
せ、そのレバー13により、商品収容部4の側面外を上
下方向に延長するリンク14に設けた係止部材15を押
し上げるようにするとともに、リンク14の下端部を商
品保持レバー6の一方の腕部6aに設けた肘部6cに枢
着してある。リンク14の上端部はアーム16に枢支さ
れている。
【0017】この構成により、商品補給のために、鍵で
錠を解錠動作する度に、リンク14が上方に引き上げら
れ、商品保持レバー6が支軸7を中心に図2において反
時計方向(図3〜図5においては時計方向)に回転さ
れ、商品収容部4の背面側に退避されるため、保持部材
4aを開けて、商品保持レバー6に邪魔されることな
く、商品を商品収容部4に積載することができる。
【0018】本体1には、商品収容部4の下部の前方で
あって、商品受取口8の上側に、金庫装填部17が設け
られている。金庫装填部17には、所定の鍵で解錠して
扉3を開けた状態で、金庫18を装填し又は取出すこと
ができるようになっている。商品受取口8は金庫装填部
17の下方において本体の正面、すなわち、接客面に開
口されている。前記商品テーブル4bは商品受取口8を
形成する壁体8aの背面上部に一体に形成されている。
【0019】他方、扉3の正面、すなわち、販売機の接
客面には、利用者の操作部が配置されている。詳述する
と、上部から下方に向かって、この順序で、硬貨投入口
19が設けられ、かつ、硬貨投入後、購入ボタン押下前
に投入硬貨の返却を要求するため取消ボタン20及び商
品排出を要求するための購入ボタン21がいずれも昇降
自在に設けてあり、下部右側に硬貨返却口22が開口さ
れている。
【0020】また、扉3の収容空間3aには硬貨処理機
構を構成する、硬貨投入口19から投入される硬貨を硬
貨鑑別器24に向けて案内する案内通路23と、投入さ
れた硬貨を磁性の有無及び径寸法に基づいて鑑別する周
知の前記硬貨鑑別器24と、その硬貨鑑別器により正貨
と鑑別された硬貨を、商品排出要求動作又は硬貨返却要
求動作がされるまで、一時保留する硬貨保留部256と
が、それぞれ取付部材23a〜25aを介して固定部材
29に取付けられている。また、硬貨返却口22の内側
に返却硬貨容器22aが取付けられている。
【0021】図7及び図8は、硬貨処理機構の硬貨鑑別
器24から硬貨保留部25を経て金庫18又は硬貨返却
口22に至るまでの硬貨の行程を示す断面図である。硬
貨鑑別器24において正貨と鑑別された硬貨は、硬貨保
留部25の保留通路25a中に収容され、保留通路の底
部を金庫18方向に対して開閉するように設けられ、い
ずれも後述される硬貨収納フラッパ(以下、単に収納フ
ラッパという)26及び硬貨返却口22方向に対して開
閉するように設けられた硬貨返却フラッパ(以下、単に
返却フラッパとう)27により止められる。しかし、所
定金種以外の硬貨又は偽貨と鑑別された硬貨は、硬貨保
留部25の保留通路25aの背面側に設けられた返却通
路25bを経て、硬貨返却口22に落下放出されるよう
になっている。
【0022】保留通路25aは、図9に示すように、一
例として100円硬貨、その他の所定金種の硬貨Cを6
枚まで収容することができる。そして、扉3には、購入
動作と連動して硬貨保留部25の収納フラッパ26が下
降するとともに、収容された硬貨のうち下から2枚目と
3枚目の間に突出して、下から2枚目の硬貨を金庫側に
落下させ、3枚目以上の硬貨を保留する硬貨分離手段2
8が備えてある。硬貨分離手段28は、固定部材29に
支点28aにより回動自在に支持され、コイルバネなど
の付勢部材28bにより下方に付勢されたレバー28c
と、そのレバーに固着され、図9のように、レバー28
cが上位に存する時は保留通路25aに保留されている
2枚目と3枚目の硬貨の間の停止位置に突出して3枚目
以上の硬貨を停止し、図10のように、レバー28cが
下位に移動されたときは保留通路から退避した退避位置
に移動して、停止されていた硬貨を落下させる係止部材
28dとを有している。
【0023】硬貨投入後、購入ボタン21が押下された
ときに、これと連動して、商品排出レバー5を回動させ
て商品収容部4より商品を商品受取口8に排出させ、か
つ、同時に収納フラッパ26と硬貨分離手段28を駆動
して、所定枚数の硬貨を金庫18に収納させるために、
扉3の収納空間には、扉の正面板と案内通路23、硬貨
鑑別器24及び硬貨保留部25との間において、固定部
材29が設けられ、この固定部材に連動機構が取付けら
れている。連動機構は、固定部材29に昇降自在に保持
された作動部材30を有している。
【0024】これら固定部材29と作動部材30につい
て、主として図11ないし図13を用いて説明する。図
11は、固定部材29の正面形状を示す。固定部材29
は、扉の上部から返却硬貨容器22aの取付位置まで連
続する平板状をなし、上端部右側には、硬貨案内通路2
3を通すための切欠29aが、取消ボタン20と硬貨鑑
別器24のジャム硬貨排除レバー24bとを連結する部
材を通し、かつ、取消ボタン20と連結部材の昇降を可
能にするための孔29bが設けられている。固定部材2
9の下半部中央には、上下二つの案内孔29c,29d
と、その上側の案内孔の両側に設けられた孔29eと、
下側の案内孔のそれぞれ反対側に設けられた挿通孔29
f,29gとが形成されている。また、下端部右側に
は、返却硬貨容器22aを取付けるための切欠29hが
形成されている。
【0025】硬貨鑑別器24のジャム硬貨排除レバー2
4bの先端には、上端部が固定部材29に結合されたコ
イルバネ24cの下端部が結合されていて、ジャム硬貨
排除レバー24bが常時は鑑別器内の硬貨通路を閉塞す
るように付勢されているが、取消ボタン20を押下する
と、ジャム硬貨排除レバー24bが支点24dを中心に
回転し、かつ、図示されていないテーパガイドにより正
面方向に離間されるため、鑑別器内にジャムしている硬
貨が硬貨保留部25の返却通路25bに落下されるよう
になっている。
【0026】ジャム硬貨排除レバー24bにはリンク3
1の上端部が枢着されており、そのリンク31は固定部
材29の背面側を下方に延長して、下端部は返却フラッ
パ27の一端部に枢着されている。返却フラッパ27
は、固定部材29に中間において枢支されている。従っ
て、取消ボタン20を押下すると、ジャム硬貨排除レバ
ー24bと返却フラッパ27の双方が開放駆動され(図
12において、一点鎖線位置に移動されて)、硬貨鑑別
器24のジャム硬貨と硬貨保留部25の保留硬貨が、硬
貨返却容器22aに排出されるようになっている。
【0027】購入ボタン21は、これが押下された時
に、前記収納フラッパ26と、商品排出レバー5とを一
緒に下降させて、硬貨保留部25の保留通路25aの下
端部を金庫方向に開放させ、かつ、商品排出口4cの商
品を商品受取口8に排出させるための作動部材30に結
合されている。作動部材30は、図9,10,13に示
すように、固定部材29と平行な面に沿って延在する連
結部30aと、連結部の左右両端において連結部の正面
側に突出し、かつ、その連結部から下方に等距離延長す
る側部30bと、側部の下端部間を連結するように設け
られた第1作動部30cと、連結部30aの中央から下
方に延長する取付部30dと、その取付部の下端部に設
けられたほぼJ字形の第2作動部30eとを有してい
る。そして、作動部材30は、連結部30aを固定部材
29の背面に近接するとともに、左右の側部30bで固
定部材29の両側部を挟み込んで昇降自在に案内され、
固定部材29の正面側から案内孔29c,29dの幅よ
りも径が大きいワッシャ状の止め部材32a,32bを
固着したネジを案内孔29c,29dに貫通し、これを
作動部材30にねじ込むことにより、作動部材30は固
定部材29の高さ方向に昇降自在に支持されている。
【0028】連結部30aの上部には正面方向に突出す
る二つの突起30f,30gが設けられ、これらが固定
部材の縦孔29eから固定部材の正面側に昇降自在に突
出され、一方の突起30fには購入ボタン21が結合さ
れ、他方の突起30gに下端部を結合したコイルバネな
どの付勢部材30hの上端部を固定部材29の上部に結
合することにより、常時上方に付勢されている。
【0029】第1作動部30cは、側部の僅かに背面方
向に変異した位置に設けてあるため、付勢部材30hに
よる上向きの付勢により、第1作動部30cが図7に示
すように、固定部材29の下端部29iに当接して、作
動部材が所定の上限位置に停止される。作動部材30が
定位に存在する時は、図9に示すように、第2作動部3
0cの上辺が硬貨分離手段のレバー28cをその先端
の、縦孔29fに挿入されたピン28c´を介して付勢
部材28bに抗して上方に回動させるため、停止部材2
8dが保留通路25aから退避した位置に保持される。
また、第2作動部30eの下辺は、硬貨収納フラッパ2
6の中間部の正面側に突設されているピン26bに対応
しており、収納フラッパ26は、図12に示すように、
トルクバネなどの付勢部材26bにより常時上向きに付
勢されているため、図10に示すように、作動部材30
が定位に存在する時は、硬貨収納フラッパ26は、保留
通路の下端部を閉鎖する状態に保持される。
【0030】図9は、購入ボタン21が押下されない時
の作動部材30の固定部材29に対する位置(上昇位
置)並びに硬貨分離手段28及び収納フラッパ26の状
態を示している。また、図3,4は、作動部材30が上
昇位置に存在する時の商品排出レバー5の定常位置を示
している。
【0031】上記の構成により、購入ボタン21を押下
した時は、図10に示すように、作動部材30がこれに
連動して下降し、第1作動部30c及び第2作動部30
eも下降する。第1作動部30cが、所定位置まで下降
した時は、図5に示すように、商品排出レバー5が時計
方向に回動され、排出部5bが退避位置に移動される。
退避位置に移動する商品排出レバー5により商品保持レ
バー6が背後方向に押される。従って、それまで商品保
持レバー6により押圧保持されていた、商品収容部内の
最下位の商品Mが商品テーブル4b上に落下し、その前
端部が商品排出口4cに対向する。
【0032】また、第2作動部30cが所定位置まで下
降した時は、硬貨分離手段のレバー28cが図10に示
すように、時計方向に回動するため停止部材28dが停
止位置に移動するとともに、第2作動部30eがピン2
6aを押下するため収納フラッパ26が開放位置まで回
動される。従って、保留通路25aに保留されている2
枚目までの硬貨が金庫方向に落下され、3枚目以上の保
留硬貨がある場合は、停止部材28dにより停止され
る。
【0033】購入ボタン21から押下力を解除すると、
作動部材30が付勢部材30hにより上昇復帰される。
これに伴い、商品排出レバー5が付勢部材により図4に
示す初期位置に復帰され、購入ボタン押下時に商品テー
ブル4bに落下した商品Mが商品排出口4cから商品受
取口8に押し出して排出される。なお、商品が小型の場
合は、商品保持レバー6の退避位置への移動に伴い、商
品が落下する際に商品収容部4の底部で転倒し、その勢
いで商品受取口8に転げ落ちる恐れがある。
【0034】これを防止するため、好ましい実施例で
は、商品排出部に脱落防止機構40が設けられている。
この機構は、図4,5に示すように、商品排出口4cの
外側の左右いずれか一方側に回転自在に取付けられ、付
勢部材(図示省略)により下端部が商品排出口の方向に
付勢されたラッチレバー41と、商品収容部4の下端部
の側部外側に支軸43により回転自在に支持された商品
シャッタレバー42と、一端部が商品シャッタレバーの
一端部に枢着され、他端部に長孔45を有して、商品収
容部4の背後に備えられた固定軸47を長孔45に挿入
されたリンク46とからなっている。そして、商品排出
レバー5が通常位置に存在する時は、図4に示すよう
に、ラッチレバー42を付勢部材に抗して退避位置に移
動させるため、図示されていない付勢部材により図4に
おいて反時計方向に回転されるように付勢されている商
品シャッタレバー44は、同方向に回転し、その閉鎖部
44aが商品排出口4cの商品排出レバー5による閉鎖
位置の下側部分を閉鎖する。そして、購入ボタン21を
介して作動部材30が下降される時は、図5に示すよう
に、商品排出レバー5の下端部がリンク46の後端部を
押すまでは、商品シャッタレバー44が閉鎖位置に維持
される。従って、商品排出レバー51の退避位置への移
動に伴って商品保持レバー6が後退されて、これに保持
されていた商品が商品テーブル4bに落下する際に転倒
したとしても、商品排出口4cから外転げ出ることが阻
止される。
【0035】そして、後退した商品排出レバー5の下端
部がリンク46の後端部を押すと、リンク46が後方に
移動されて、商品シャッタレバー44が支軸43を中心
として時計方向に回転し、商品シャッタレバー44の閉
鎖部44aが商品テーブル4bよりも下方に退避され
る。また、ラッチレバー42も反時計方向に回転復帰し
て、係止部42aが商品シャッタレバー44の前端部の
被係止部44bに係合して、その状態が保たれる。
【0036】従って、その後、購入ボタン21から押下
力を解除したことに伴い、商品排出レバー5が当初位置
に復帰する際は、商品テーブル4bに落下した商品が商
品排出レバー5の排出部5bに押されて、商品受取口8
に排出される。また、商品排出レバー5が当初位置に復
帰すると、ラッチレバー42を付勢部材に抗して退避さ
せるので、商品シャッタレバー44が再び図4の初期位
置に復帰して、商品排出口4cを閉鎖する。こうして、
商品収容部4の商品の大小に関わりなく、購入ボタンを
操作した時は、所定位置まで押下した後、その購入ボタ
ンから手を放した時のみ、商品が排出されるようになっ
ている。
【0037】ところで、上記の構成では、所定枚数の硬
貨を投入せずに、購入ボタンを押した場合にも、商品が
排出される。このような事態が発生しないように、本発
明では、所定枚数の硬貨の投入後にのみ、購入ボタンの
押下を有効にするための硬貨検出機構50が付加されて
いる。
【0038】以下に、この機構50について、図7〜図
10に基づいて説明する。図7は、硬貨保留部25に所
定枚数の硬貨が保留されているときの動作説明図であ
り、図8は、所定枚数の硬貨が保留されていない時の動
作説明図である。
【0039】作動部材30の取付部30dには、ほぼU
字形の取付部材51が固着され、その取付部材51に設
けた支軸52により硬貨有無チェックレバー53が回転
自在に支持され、その硬貨有無チェックレバーは、支軸
52に巻装されたトルクバネ等の付勢部材54により、
その下端部が硬貨保留部25側に付勢されている。硬貨
有無チェックレバー53の上端部には係止部53aが、
下端部には検出部53bが設けられ、また、中間部に
は、固定部材29側に突出するローラ55が回転自在に
取付けられている。硬貨保留部25には、保留通路25
aに保留されている下から、販売される商品の価格対応
する所定枚数目、図示の例では2枚目、の硬貨に対応す
る範囲であって、作動部材30の下降途中において検出
部53bに対応する位置に、検出孔25cが設けられて
いる。そして、固定部材29には、作動部材30が、硬
貨有無チェックレバー53の検出部53bが硬貨保留部
の検出孔25cに対向する位置まで下降された時にロー
ラ55が嵌合して、硬貨有無チェックレバー53の図
7,8において時計方向の回転を可能にする凹部29
j、及び硬貨有無チェックレバー53が時計方向に回転
したとき、係止部53aが進入して係止される係止孔2
9kが形成されている。
【0040】上記の構成により、購入ボタンの押下によ
り作動部材30が下降する際に、硬貨保留部25に所定
枚数の硬貨、図示の例では、2枚目の硬貨がある場合
は、硬貨有無チェックレバー53の下端部はその2枚目
の硬貨により回転を阻止されるので、ローラ55が凹部
に嵌合しない。従って、硬貨有無チェックレバー53の
係止部53aが固定部材29の係止孔29kに係止され
ることがない。従って、作動部材30を所定位置まで下
降することができるので、上述したように、第1作動部
30c及び第2作動部30eがそれぞれ商品排出レバー
5、収納フラッパ26及び硬貨分離手段28を作動する
ため、所定枚数の硬貨が金庫に収納されるのに引き換
え、商品収容部4から商品が排出される。
【0041】以上に説明した実施例によれば、商品保持
レバー6を設けた場合は、商品排出レバー5が後退する
までは最下位置の商品を商品テーブル4cから上方に保
持できるから、商品排出レバーを上側の商品に邪魔され
ずに円滑容易に後退させることができる。
【0042】また、商品排出機構が商品保持レバー6を
有する場合、商品保持レバーに一端が枢支されたリンク
と、扉の錠のフックに形成されたカムの間に、解錠時の
カムの回動と連動してリンクを上昇させるレバーとから
なる商品保持レバー退避機構を設けた場合は、特別の動
作を追加することなく、通常の解錠動作及び施錠動作を
行うだけで、商品保持レバーを退避位置と通常の動作位
置へ移動させることができ、従って、商品保持レバーを
備えても、これに邪魔されることなく、商品補給を容易
に行うことができる。
【0043】また、商品排出部に脱出防止機構を備えた
場合は、商品保持レバーが後退する商品排出レバーによ
り一緒に後退する際に、商品が小型であるために商品テ
ーブル上に落下する時に転倒することがあっても、硬貨
収納前に商品が排出されることを防止することができ
る。
【0044】また、硬貨収納部に所定の2枚目の保留硬
貨の上流側において保留通路に出没して硬貨を止める係
止部材を連動させるレバーからなる硬貨分離機構を設
け、作動部材の昇降と連動して出没されるようにした場
合は、保留硬貨が2枚以上ある時は、購入ボタンを一回
動作させるごとに、2枚の硬貨を金庫に収納し、かつ、
1個の商品を排出する動作を繰り返して行うことがで
き、予め投入した硬貨の枚数が例えば最大6枚である場
合は、購入ボタンを連続して3回押下して、各回1個ず
つ、計3個の商品を排出させることができる。
【0045】さらに、取消ボタンと硬貨鑑別器のジャム
硬貨排出レバーと硬貨保留部の返却フラッパとをリンク
で連結した場合は、一つの取消ボタンの押下により、硬
貨鑑別器内のジャム硬貨及び硬貨保留部の保留硬貨を一
度に硬貨返却口に排出することができる。
【0046】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、所定
枚数の硬貨を投入せずに購入ボタンを押下しても、有効
とされないので、機械式販売機においても、不正購入を
効果的に防止することができる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、商品保持レ
バーを備えたことにより、商品排出レバーを所定位置に
後退したときに初めて、商品収容部の最下位置の商品が
商品テーブルに落下するので、購入ボタン押下時の商品
排出レバーの後退が商品に邪魔されず、又は積載商品荷
重により重くならない。また、商品保持レバーは商品の
背面を押圧して保持するので、商品の大小に係わりな
く、確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の正面図である。
【図2】図1の販売機の側面の一部を除去し、内部機構
の一部を省略した要部断面図である。
【図3】図1のX−X線に沿った断面図である。
【図4】本発明の主として商品排出機構及び脱出防止機
構の構成及び購入ボタン押下前の状態を示す要部断面図
である。
【図5】同じく、購入ボタン押下後の状態を示す要部断
面図である。
【図6】同じく商品排出機構及び脱出防止機構の構成を
示す、正面側から見た要部の断面図である。
【図7】本発明の要部である硬貨検出機構の構成及び購
入ボタン押下前の状態を示す要部の断面図である。
【図8】同じく、保留硬貨がない状態で購入ボタンを押
下した時の状態を示す要部断面図である。
【図9】主として硬貨保留部及び硬貨検出機構の構成及
び購入ボタン押下前の状態を示す要部断面図である。
【図10】同じく、購入ボタンを押下した時の状態を示
す要部断面図である。
【図11】固定部材のみの正面図である。
【図12】硬貨案内通路、硬貨鑑別器、硬貨保留部、硬
貨分離機構、収納フラッパ及び返却フラッパが取付けら
れた状態の、固定部材の正面図である。
【図13】硬貨検出機構を備えた作動部材の正面図であ
る。
【図14】商品脱出防止機構の構成部材であるラッチレ
バーの形状構造を示す図である。
【図15】同じく、商品脱出防止機構の構成部材である
商品シャッタレバーの形状構造を示す図である。
【符号の説明】
H 筐体 1 本体 3 扉 4 商品収容部 4b 商品テーブル 4c 商品排出口 5 商品排出レバー 6 商品保持レバー 8 商品受取口 18 金庫 19 硬貨投入口 20 取消ボタン 21 購入ボタン(商品排出要求ボタン) 22 硬貨返却口 24 硬貨鑑別器 25 硬貨保留部 25c 検出孔 29 固定部材 29k 係止孔 30 作動部材 50 硬貨検出機構 53 硬貨有無チェックレバー 53a 係止部 53b 検出部 54 付勢部材 55 ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨投入口から投入され、硬貨鑑別器に
    より正貨と鑑別された硬貨を一時保留する硬貨保留部
    と、商品を積載した状態で保持し、下端部に商品テーブ
    ルと商品排出口を有する商品収容部と、商品排出要求ボ
    タンの押下と連動して下降し、かつ、前記商品排出要求
    ボタンの押下を解除すると復帰手段により原位置に上昇
    復帰される作動部材と、前記作動部材を昇降方向に案内
    する固定部材と、前記硬貨保留部の硬貨排出口を金庫方
    向に対して閉鎖するように付勢され、所定位置まで下降
    された前記作動部材により開放される硬貨収納フラッパ
    と、前記作動部材の昇降と連動して前記商品収容部の商
    品テーブルに載置されている商品を商品受取口に排出す
    る商品排出機構とを有し、 前記商品排出機構は、前記作動部材が所定位置まで下降
    されたときは、商品排出口の遮閉位置から退避位置まで
    移動し、前記作動部材が所定位置まで上昇復帰するとき
    は、退避位置から遮閉位置まで復帰して、前記商品テー
    ブルに落下している商品を前記商品排出口から商品受取
    口に排出する商品排出レバーを有し、 前記作動部材に、一端に検出部を、他端に係止部を有す
    るロックレバーをその中間部において回動自在に取付け
    るとともに、前記ロックレバーに前記検出部を前記硬貨
    保留部の方向に回動させるように付勢する付勢部材を設
    け、 前記硬貨保留部には、所定枚数目の保留硬貨が存在しな
    い場合に前記作動部材の下降途中の前記検出部が進入し
    得る検出孔を、前記固定部材には、前記ロックレバーの
    検出部が前記検出孔に進入したときに前記係止部が進入
    し得る係止孔をそれぞれ設けたことを特徴とする機械式
    販売機。
  2. 【請求項2】 商品排出レバーの支軸で共通に枢支さ
    れ、商品の背面を押圧する方向に付勢され、退避される
    前記商品排出レバーと係合して退避される商品保持レバ
    ーを備えたことを特徴とする請求項1記載の機械式販売
    機。
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