JPH10206084A - 熱交換器の製造方法 - Google Patents
熱交換器の製造方法Info
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Abstract
チューブとヘッダパイプの組み付け性を向上するととも
に、ろう付け性を向上すること。 【構成】 蛇行状に湾曲する偏平帯状チューブ2にフィ
ン3を介装し、チューブ2の端部に熱交換媒体を受給・
送給するヘッダパイプ4を連通接続した熱交換器の製造
方法において、チューブ端部の幅方向の少なくとも一方
の外形状を、先細り形状に、又は段差部を設けて形成
し、チューブ2の端部をヘッダパイプ4のチューブ挿入
孔5に挿入した後に、ヘッダパイプ内のチューブ端部部
分を、チューブ外方に突出変形させて、抜け止め部2c
とした構成の熱交換器の製造方法である。また、チュー
ブ端部の突出変形が、ヘッダパイプ4の一端開口から差
込まれる成形器具8により行われる。
Description
に装備されるコンデンサ、エバポレータ等の空調装置に
用いられる熱交換器の製造方法に関するものである。
及びエバポレータ等の熱交換器においては、蛇行状に屈
曲して形成された単一のチューブと、このチューブの互
いに平行な直管部間に介装されたフィンと、このチュー
ブの両端部にヘッダパイプを備えたサーペンタインタイ
プの熱交換器が知られている。
器は、各部を仮組みした後に、炉中一体ろう付けして、
製作されている。この場合、チューブの両端部はそれぞ
れ、ヘッダパイプに形成されたチューブ挿入孔に接続さ
れて、ヘッダパイプに組み付けられ、その後一体ろう付
けされている。
と直交する向きに取り付けられており、そしてヘッダパ
イプの一方の端部は閉塞され、他方の端部は熱交換媒体
の出入口になっている。
イプのチューブ挿入孔の孔形状は、チューブとヘッダパ
イプのろう付けを良好に行う必要から、チューブ横断面
の外形状よりも僅かに大きく形成されており、従って、
チューブ端部をチューブ挿入孔に挿入して正確な位置決
めを行うのは困難であった。
は、仮組みされた後、その仮組みされたままの状態でベ
ルトコンベヤ上に横たえるように載置され、ろう付け炉
まで運ばれる。この間、チューブがチューブ挿入孔から
外れたり、傾いたりすることが多く、そのまま炉中ろう
付けされてしまうと、製造歩留りが低下する問題を生じ
ていた。
平3−168590号公報記載の発明は、複数のチュー
ブを、2分割されたヘッダのエンドプレートに形成され
た貫通孔部に貫通させた後、治具を用いて前記チューブ
端部を所定角度θだけ屈曲させ、その後、前記エンドプ
レートにタンクプレートを取付けて、前記チューブの一
側端部を覆蓋するように組み付けてタンクを形成してい
る。この場合、前記チューブは、所定角θだけ屈曲され
ているため、エンドプレートに固定され、ろう付け時に
チューブが傾いたり外れたりする問題は回避される。こ
の場合、チューブはエンドプレートに組み付けられてか
ら治具で屈曲され、その後にタンクを形成するタンクプ
レートが取り付けられているため、チューブを屈曲する
治具を用いるスペースが十分確保されている。
報記載の発明は、ヘッダパイプの構成が、このような2
分割タイプに限られ、生産コスト的に有利で簡素な単一
成形タイプのものには、適用することができないという
不都合が生じていた。すなわち、例えば、サーペンタイ
ンタイプの熱交換器等に一般的に用いられている丸めて
円管状に形成したヘッダパイプにチューブを組み付けた
場合は、ヘッダパイプ中に前記治具を挿入することがで
きず、チューブをヘッダパイプに固定することができな
い。
号公報に記載の発明は、チューブ端部に段押し加工によ
って段部を形成する一方、ヘッダパイプに形成したチュ
ーブ挿入孔には、段部形状の張り出し部を形成し、前記
張り出し部の部分までヘッダパイプにチューブを挿入す
ることによってチューブの位置決めを行うとともに、ヘ
ッダパイプに組み付けられたチューブがヘッダパイプに
対して傾くことを防止している。
端部をプレス加工等によってテーパ部2bを形成し、テ
ーパ部2bをヘッダパイプ4のチューブ挿入孔5に挿入
することによってチューブの位置決めを行い、ヘッダパ
イプのチューブ挿入孔の嵌め合いによってチューブが傾
くことを防止している。
出し部又はテーパ部を形成すると、ヘッダパイプとチュ
ーブを組み付ける際にチューブの挿入部分の位置決めを
行うことができ、組み付け性が良好になるという利点を
有する。
公報に記載された発明の場合も、チューブとヘッダパイ
プは仮組み状態のままで、その後の工程まで運ばれるた
め、搬送中にチューブがヘッダパイプに対して傾いた
り、外れたりする問題は残っていた。
ので、チューブ端部をヘッダパイプのチューブ挿入孔に
容易に挿入できる形状に形成するとともに、チューブ端
部の挿入後に、ヘッダパイプ内のチューブ端部部分を変
形させて、抜け止め部とすることにより、ヘッダパイプ
とチューブとの組み付け性とろう付け性の双方を向上す
ることができる熱交換器の製造方法を提供することを目
的としている。
た発明は、蛇行状に湾曲する偏平帯状チューブにフィン
を介装し、前記チューブの端部に熱交換媒体を受給・送
給するヘッダパイプを連通接続した熱交換器の製造方法
において、前記チューブ端部の幅方向の少なくとも一方
の外形状を、先細り形状に、又は段差部を設けて形成
し、前記チューブの端部を前記ヘッダパイプのチューブ
挿入孔に挿入した後に、ヘッダパイプ内のチューブ端部
部分を、チューブ外方に突出変形させて、抜け止め部と
した構成の熱交換器の製造方法である。
り形状に形成され、或いは、チューブ端部に段部が形成
されていると、ヘッダパイプにチューブを組み付ける際
に、前記テーパ部及び段部によりチューブの位置決めが
なされ、チューブとヘッダパイプの組み付け性が向上す
る。
られた後、ヘッダパイプ内に例えば治具を挿入して、ヘ
ッダパイプ内部の挿入されたチューブ端部を拡管する等
の変形を加えることにより、チューブはチューブ挿入孔
から抜けるのが阻止される。このようにして、チューブ
端部の突出変形した部分がチューブの抜け止め防止とな
ってチューブがヘッダパイプに固定されるため、ろう付
け性を向上することができ、製造歩留りが低減されて良
品率が向上する。
1請求項の発明において、前記チューブ端部の突出変形
が、ヘッダパイプの一端開口から差込まれる成形器具に
より行われる構成の熱交換器の製造方法である。
込み、これによりチューブ端部の突出変形を行うことに
より、当該変形を簡単に実施することができる。
づいて説明する。
の熱交換器1において、チューブ2は、アルミ材又はア
ルミ合金材を用いて押し出し成形により、蛇行状に湾曲
して成形されている。そしてチューブ2の直管部2a,
2aの間にフィン3,3が介装され、前記チューブ2の
端部が、チューブ2内を通流する熱交換媒体の流れと直
交する方向に配置されたヘッダパイプ4,4に、組み付
けられている。ヘッダパイプ4,4の一端部はキャップ
6によって閉塞され、他端部は、熱交換媒体の出入口と
なる継手(図示省略)が取り付けられる。
を示し、図2は熱交換器1の側面図であり、図3は図2
に示す熱交換器の平面図である。図2及び図3中、7は
サイドプレートである。図2及び図3に示す熱交換器1
の場合も、チューブ2は、アルミ材又はアルミ合金材を
用いて押し出し成形により、蛇行状に湾曲して成形され
ている。そしてチューブ2の直管部の間にフィン3,3
が介装され、前記チューブ2の端部が、チューブ2内を
通流する熱交換媒体の流れと直交する方向に配置された
ヘッダパイプ4,4に、組み付けられている。ヘッダパ
イプ4,4の一端部はキャップによって閉塞され、他端
部は、熱交換媒体の出入口となる継手が取り付けられ
る。
で、このチューブ2は断面偏平状に形成され、チューブ
2内部の流通路2dを、幅方向に複数に区画する区画壁
2eがチューブ長手方向の全長に渡って設けられ、これ
らの区画壁2eによって、熱交換媒体が通流する複数の
区画された流路2fが形成されている。また、このチュ
ーブ2には、塑性変形が可能で成形性が良好なアルミ素
材を用いて、前述した形状に押出し成形により形成され
ており、また、後述するようにヘッダパイプ4に差込ま
れて組み付けられた後に、ヘッダパイプ4内のチューブ
2挿入部分が塑性変形できるようにしている。
及びヘッダパイプを示す。
に、所定径の直管状で且つ、その長手方向の長さが、チ
ューブ2の幅方向の長さよりも大きく形成されている。
また、このヘッダパイプ4の側面には、その長手方向に
沿って、チューブ2横断面の外形状よりも僅かに大きな
孔形状に形成された長孔形状のチューブ挿入孔5が貫設
されている。
ス加工等により、チューブ端縁部分を先細り形状とした
テーパ部2bが形成されている。すなわち、このチュー
ブ2端部は、チューブ2のチューブ長手方向に沿って、
少なくとも、そのチューブ幅寸法及び厚さ寸法が、チュ
ーブ端部に向うに伴い減少するような先細り形状に形成
されている。
のチューブ挿入孔5に挿入する場合は、チューブ2端部
が先細り形状に形成されているので、ヘッダパイプ4の
チューブ挿入孔5に対するチューブ2の挿入位置決めに
精度を要しないとともに、前記テーパ部2bによってガ
イドされ、チューブ2をチューブ挿入孔5にスムーズに
所定量、差し込むことができ、チューブとヘッダパイプ
の組み付け性を向上することができる。
を組み付けた後に、器具による抜け止め固着工程を示
し、図6は、チューブ、ヘッダパイプ及び器具を示す平
面図、図7はチューブ、ヘッダパイプ及び器具を示す斜
視図である。
ブを組み付けた後、ヘッダパイプ4の開口部4aから器
具8を挿入し、この器具8により、ヘッダパイプ4内部
に挿入されたチューブ2のテーパ部2aの開口部4aに
近い方を拡管するようにしている。尚、同図中に示すよ
うに、このように各部を組み付けた後には、ヘッダパイ
プ4の他端の開口部は、キャップ6により閉塞されてい
る。
用いて、その先端部8aが、L字状に曲げられて形成さ
れており、このL字状の側方に突出する長さは、ヘッダ
パイプ4の内直径よりも、所定寸法だけ短い長さに設定
されている。
パイプ4内部に挿入し、チューブ2の端縁からチューブ
内部に引っ掛けて、前記器具8を手前方向(図中、矢印
方向)に引くことにより、チューブ2のテーパ部2b
は、その開口部4a側の部分が、チューブの幅方向に引
張られて膨出し、係止部2cが形成される。
プ4の開口部4aから、そのヘッダパイプ4内の長手方
向に所定量挿入し、器具8の先端部8aを、ヘッダパイ
プ4内に突出したチューブ2端部内に対峙させる。そし
て次に、器具8をチューブ2側に近づけて、器具8の先
端部8aを、チューブ2の開口部4aに近いテーパ部2
aの内側に位置させ、更に、器具8を挿入方向と逆方向
のヘッダパイプ4から排出するように、所定量、移動す
ると、先端部8aによりチューブ2の一端縁が、内側か
ら外側に引張られて膨出し、抜け止め部である係止部2
cが形成される。最後に、器具8をチューブ2から離し
て、器具8の先端部8aとチューブ2端部との係合を解
除し、器具8がヘッダパイプ4から引き抜かれる。
されると、チューブ2は、係止部2cを形成する際に引
張られてヘッダパイプ4のチューブ挿入孔5に圧着さ
れ、この係止部2cによって、チューブ2がヘッダパイ
プ4に強固に固定されるので、チューブ2がヘッダパイ
プ4から外れたり傾いたりすることなく、確実に組み付
けられることになり、この正常な姿勢を維持したまま、
炉中に移送され、炉中ろう付けされる。この結果、ろう
付け性が向上し、製品歩留りが低減されて、良品率が向
上する。
端開口部がキャップによって閉塞された状態において、
チューブ端部の変形加工を行っているので、チューブの
幅方向における開口部に近い一端のみ変形加工したが、
これに限らず、ヘッダパイプの両端が開口状態時に、チ
ューブを組付け、ヘッダパイプの両端開口部から器具を
挿入して、チューブの幅方向両端を変形加工することも
可能である。
いる場合にも、所定長さの器具を用いて、ヘッダパイプ
の開口部から離れたチューブ端部を、内側から突いて押
し広げることにより、チューブ幅方向の両端を変形加工
することも可能である。
ーブ端部の外形状を、先細り形状に形成し、該チューブ
の前記ヘッダパイプへの挿入組み付け後に、ヘッダパイ
プ内のチューブ端部部分を外方に変形させて、抜け止め
固着部としたことにより、ヘッダパイプとチューブとの
組み付け性やろう付け性を向上することができる。すな
わち、チューブ端部が先細り形状に形成されてるので、
ヘッダパイプのチューブ挿入孔に対するチューブの位置
決めが容易にできるとともに、この挿入孔にチューブを
差込み挿入することもスムーズに行うことができ、組み
付け性を向上できる。また、挿入終了後にヘッダパイプ
内のチューブ端部部分をチューブ外方に変形させて、チ
ューブ端部をチューブ挿入孔に係合するようにしている
ので、組付け後のチューブ外れ防止を図れるとともに、
ヘッダパイプにチューブを安定した正常な姿勢を維持で
き、後続する炉中一体ろう付け工程においても、良好に
ろう付けが行え、ろう付け性も向上することができる。
た後に、このヘッダパイプの一端開口部から、器具を挿
入して、チューブ端部を係合加工しているので、2分割
タイプのヘッダパイプのみならず、単一部材から丸め成
形されたヘッダパイプにおいても、適用することがで
き、適用範囲を増大することができる。また、同様に、
ヘッダパイプ内のチューブ端部と、これに対向するヘッ
ダパイプの内壁との間に、器具の先端を差込める長さが
確保できれば、ヘッダパイプの横断面形状が、どのよう
に異形状なものでも適用することができる。
示し、ヘッダパイプに組み付けられた状態のヘッダパイ
プ及びチューブの平面図である。
によりチューブ21の幅方向両端部に段部21b,21
bを形成し、これらの段部21b,21bにより、チュ
ーブ21のヘッダパイプ4内への挿入量を、一定に規制
できるようにしたものである。
プ4のチューブ挿入孔5に組み付けると、前記段部21
b,21bによって、チューブ2の位置決めがなされ、
チューブとヘッダパイプの組み付け性が向上する。
一端から挿入され、器具8の先端部8aをチューブ21
の段部21bの一端縁に引っ掛けて手前方向(図中、矢
印方向)に引張るとチューブ21の端縁が膨出し、チュ
ーブ21に係止部21cが形成される。
たチューブ21の端部を拡管することにより、チューブ
21端部をヘッダパイプ4のチューブ挿入孔5の内側か
ら圧接して、チューブ21をヘッダパイプ4に固定して
いるので、チューブ21の組み付け姿勢が安定して維持
できることになり、ろう付け性が向上する。
たチューブ21の端縁と、段部との互いの係合部分が深
くなるので、より一層チューブの抜け止め及び固定を確
実に行える。
加工等により、その端縁部の幅方向一端側にチューブ2
2内側方向に傾斜する傾斜部22aを形成するととも
に、他端側に段部22bを形成し、傾斜部22aによ
り、チューブ挿入による組付けを容易にするとともに、
段部22bにより、チューブ挿入量を所定量に規制でき
るようにしている。
イプのチューブ22の幅方向他端側は、段部22bが形
成されている。チューブ22をヘッダパイプ4のチュー
ブ挿入孔5に組み付ける際、前記傾斜部22aと段部2
2bがチューブ22の位置決めとなりチューブとヘッダ
パイプの組み付け性が向上する。
た後、ヘッダパイプ端部開口部から器具8をヘッダパイ
プ内部に挿入し、前記チューブ22の傾斜部22aに器
具8の先端部を引っ掛けて、器具8をヘッダパイプの幅
方向(図中、矢印方向)に引張ることにより、チューブ
22の傾斜部22aが幅方向に引張られてチューブ22
の幅方向に膨出した係止部22cとなる。前記器具8に
よって係止部22cを形成することにより、チューブ2
2はチューブ挿入孔5に圧着され、また、前記係止部2
2cによってチューブ22がヘッダパイプ4に固定され
るため、ろう付け性が向上し、製造歩留りを低減するこ
とができ、良品率が向上する。
等によりテーパ形状或いは、段部を形成すると、チュー
ブとヘッダパイプの組み付け性が改善され、更に、ヘッ
ダパイプに組み付けた後のチューブ先端部を器具によっ
て追加加工することにより、チューブがヘッダパイプの
チューブ挿入孔に圧着され、また、追加加工によってチ
ューブ先端部に形成された係止部によりチューブ挿入孔
からチューブが外れたり、傾いたりすることがなく、ヘ
ッダパイプに対するチューブの組み付け姿勢を維持でき
るので、ろう付け性を向上することができ、製造歩留り
を低減し、良品率を向上することができる。
に湾曲する偏平帯状チューブにフィンを介装し、前記チ
ューブの端部に熱交換媒体を受給・送給するヘッダパイ
プを連通接続した熱交換器の製造方法において、前記チ
ューブ端部の幅方向の少なくとも一方の外形状を、先細
り形状に、又は段差部を設けて形成し、前記チューブの
端部を前記ヘッダパイプのチューブ挿入孔に挿入した後
に、ヘッダパイプ内のチューブ端部部分を、チューブ外
方に突出変形させて、抜け止め部とした構成の熱交換器
の製造方法である。
状に形成され、或いは、チューブ端部に段部が形成され
ているので、ヘッダパイプにチューブを組み付ける際
に、前記テーパ部及び段部によりチューブの位置決めが
なされ、チューブとヘッダパイプの組み付け性が向上す
る。
られた後、ヘッダパイプ内に例えば治具を挿入して、ヘ
ッダパイプ内部の挿入されたチューブ端部を拡管する等
の変形を加えることにより、チューブはチューブ挿入孔
から抜けるのが阻止される。このようにして、チューブ
端部の突出変形した部分がチューブの抜け止め防止とな
ってチューブがヘッダパイプに固定されるため、ろう付
け性を向上することができ、製造歩留りが低減されて良
品率が向上するものである。
ある。
ある。
ある。
である。
イプの斜視図である。
工程時のチューブ、ヘッダパイプ及び治具を示す平面図
である。
程時のチューブ、ヘッダパイプ及び治具を示す斜視図で
ある。
工程時のチューブ、ヘッダパイプ及び治具を示す平面図
である。
工程時のチューブ、ヘッダパイプ及び治具を示す平面図
である。
組み付け状態を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 蛇行状に湾曲する偏平帯状チューブにフ
ィンを介装し、前記チューブの端部に熱交換媒体を受給
・送給するヘッダパイプを連通接続した熱交換器の製造
方法において、 前記チューブ端部の幅方向の少なくとも一方の外形状
を、先細り形状に、又は段差部を設けて形成し、 前記チューブの端部を前記ヘッダパイプのチューブ挿入
孔に挿入した後に、ヘッダパイプ内のチューブ端部部分
を、チューブ外方に突出変形させて、抜け止め部とした
ことを特徴とする熱交換器の製造方法。 - 【請求項2】 前記チューブ端部の突出変形が、ヘッダ
パイプの一端開口から差込まれる成形器具により行われ
ることを特徴とする請求項1記載の熱交換器の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9007990A JPH10206084A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 熱交換器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9007990A JPH10206084A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 熱交換器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10206084A true JPH10206084A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11680859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9007990A Pending JPH10206084A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 熱交換器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10206084A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1298401A2 (en) | 2001-09-29 | 2003-04-02 | Halla Climate Control Corporation | Heat exchanger |
JP2004286280A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Denso Corp | 熱交換器 |
US7318984B2 (en) * | 2002-05-17 | 2008-01-15 | Nitto Denko Corporation | Adhesive composition-supporting separator for battery and electrode/separator laminate obtained by using the same |
WO2022118739A1 (ja) * | 2020-12-03 | 2022-06-09 | パナソニックホールディングス株式会社 | 蓄熱装置及び蓄熱装置の製造方法 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP9007990A patent/JPH10206084A/ja active Pending
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