JPH10205683A - 流体用配管に於ける腐食防止装置 - Google Patents

流体用配管に於ける腐食防止装置

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JPH10205683A
JPH10205683A JP2196697A JP2196697A JPH10205683A JP H10205683 A JPH10205683 A JP H10205683A JP 2196697 A JP2196697 A JP 2196697A JP 2196697 A JP2196697 A JP 2196697A JP H10205683 A JPH10205683 A JP H10205683A
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electrode
magnetic
prevention device
cylindrical
corrosion prevention
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Mitsuhiro Fukada
深田光博
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 配管1、1の間に複数個の固定手段9を
介して一体的に連結される流体用配管に於ける腐食防止
装置2に於いて、この腐食防止装置2は、筒状本体3内
に固定的に対設されたイオン化傾向の大きい第1電極4
及びイオン化傾向の小さい第2電極5と、これらの第1
電極4及び第2電極5に対して交差するように前記筒状
本体3の壁面に対設し、かつ、筒状本体3に磁場を形成
することができるようにS極とN極とが対極する磁性体
6、7と、前記第1電極4及び第2電極5を接続する電
気的接続部材8とを備えることを特徴とする流体用配管
に於ける腐食防止装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体用配管に於ける
腐食防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水道水、温泉、鉱泉水、下水、海水等の
流体を一方向に案内する配管は、普通一般に金属で形成
されているために腐食する。腐食は金属が溶解したり、
或いは錆びたりする現象である。そこで、金属の腐食を
防止するために、犠牲アノード方式や強制通電方式が考
えられている。犠牲アノード方式は、要はイオン化傾向
の大きい腐食金属とイオン化傾向の小さい被防食金属と
を電気的に接続する方法である。この場合腐食金属を犠
牲アノードと言う。このように異なる2種類の金属を電
気的に接続しておくと、これらの金属が前記流体(電解
質溶液)にさらされた時、被接触部分同志が流体を介し
導通され、電池が形成される。
【0003】これに対し、強制通電方式は、要は被防食
金属に対して別の金属を同一の腐食媒質中に入れ、前者
をカソード、一方、後者をアノードとなるように外部か
ら強制的に電圧を印加する方法である。これは一種の電
解系である。
【0004】ところで、上記のような防食対策が知られ
ている当業者間に於いて、従来、熱交換器や配管の腐食
防止装置は、殆どが外部電源を利用する強制通電方式を
採用している。例えば米国製のハイドロトリーター(商
標)と称される配管の腐食防止装置が、我国では森永エ
ンジリアリング株式会社により販売されている。この公
知の腐食防止装置の構成は、図8で示す通りである。
【0005】すなわち、50は水源で、この水源50
は、流体51が、例えば飲料水である時は、水槽に収納
されている。52、53は流体51を一方向に案内する
複数個の金属性配管である。54はこれらの配管52、
53に介在する腐食防止装置である。この腐食防止装置
54と配管52、53とは、それぞれの取付けフランジ
部55、56を介して一体的に連結される。
【0006】腐食防止装置54は、外部電源57と電源
コード58を介して電気的に接続する電子発生部60を
有している。61は陰極としての金属パイプで、この金
属パイプ61内には、陽極としての金属性棒状体62が
軸芯方向に所要空間を有して配設されている。そして、
金属性棒状体62は前記電子発生部60と電気的に接続
している。また金属性棒状体62と金属パイプは一部が
電気的に接続している。
【0007】上記構成に於いては、外部電源57から金
属性棒状体62に通電すると、金属性棒状体62が犠牲
アノード、一方、金属パイプ61がカソードと成る。し
たがって、腐食防止装置54の取付けフランジ部56と
一体的に連結された金属性配管52、53の腐食が防止
される。
【0008】しかしながら、上記構成に於いては、外部
電源57を使用するため、次に列挙するような欠点があ
った。 装置54を配管52、53に連結する際に電気的工事
が必要である。したがって、電気工事代がかかる。 常に外部電源57を使用するため、ランニングコスト
(電気代、定期的な整備・点検代等)がかかる。また装
置が大型化する。 電子発生部60が故障する場合がある。 装置が複雑(作動状態を示す点燈ランプ等が必要)と
なり、安価に製作することができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の要望点に鑑み、第1の目的は、配管の腐食を防止
するために、外部電源を使用しないで、強制通電方式に
犠牲アノード方式を取入れることができることである。
第2の目的は安価に製作することができると共に、装置
を小型化することができることである。第3の目的は装
置の取付け費用が安いと共に、ランニングコストがかか
らないことである。第4の目的は故障しないことであ
る。第5の目的は装置の筒状本体内に強い磁場を形成す
ることがてきることである。第6の目的は装置を構成す
る各部材を合理的に組合わせることができることであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の流体用配管に於
ける腐食防止装置は、配管1、1の間に複数個の固定手
段9を介して一体的に連結される流体用配管に於ける腐
食防止装置2に於いて、この腐食防止装置2は、筒状本
体3内に固定的に対設されたイオン化傾向の大きい第1
電極4及びイオン化傾向の小さい第2電極5と、これら
の第1電極4及び第2電極5に対して交差するように前
記筒状本体3の壁面に対設し、かつ、筒状本体3に磁場
を形成することができるようにS極とN極とが対極する
磁性体6、7と、前記第1電極4及び第2電極5を接続
する電気的接続部材8とを備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】まず図1及び図2は本発明の電気
防食(腐食防止)の原理を示す各説明図である。本発明
の腐食防止装置は、連結された複数又は多数の配管がそ
れぞれ全体的に腐食するのを防止するために、配管シス
テムの一部に連結された腐食防止装置の犠牲アノード
(負極側の腐食金属)を溶解させる。例えば水道水、温
泉、鉱泉水、下水、海水等電解質溶液を一方向に案内す
る多数の連結された配管の長さが300mであるのに対
し、本発明の腐食防止装置の筒状本体のそれは、30乃
至60cm程度である。このような場合、連結された各
配管を腐食させないように、配管同志に介在する1個の
腐食防止装置の犠牲アノード(配管システムの一部分)
を溶解させる。そうすれば配管全体的な腐食の防止を図
ることができる。
【0012】図1及び図2に於いて、1は金属製の複数
又は多数の配管である。2は図1を基準にすると、左右
の配管1、1の間にそれぞれ固定手段を介して一体的に
連結される本発明の腐食防止装置である。
【0013】なお、本発明は外部電源、発電用モータ等
を有しないので、「腐食防止具」と称しても良いが、筒
状本体の内側又は外側には、S極とN極とが対極する磁
性体が対設され、かつ、これらの磁性体により形成され
た磁場の中を流体(電解質溶液)が流れると、ローレン
ツ電解に於ける起電力(ホール効果)により、イオン化
傾向の小さい電極から電気的接続部材を介し、イオン化
傾向の大きい電極へと電流が流れる(電子が電流とは反
対方向へ移動する)ので、便宜上「腐食防止装置」と称
する。
【0014】そこで、腐食防止装置2について簡単に説
明する。3は例えばPVC(塩化ビニール樹脂)で形成
された配管用筒状本体である。この筒状本体は、例えば
半径が20cm程度で、かつ、軸芯方向の長さは30乃
至60cmである。一般に配管1の半径と筒状本体3の
それは同径であるが、配管1の方が筒状本体3よりも長
い。
【0015】4は配管用筒状本体3内に固定的に設けら
れた長板状の第1電極である。一方、5は第1電極に対
向するように筒状本体3内に固定的に設けられた長板状
の第2電極である。したがって、図2を基準にすると、
第1電極4は筒状本体3の内周壁の上方に、一方、第2
電極5は筒状本体3の内周壁の下方に対設されている。
しかして、第1電極4は、標準電極電位に於いて、第
2電極よりもイオン化傾向の大きい材質(標準電極電位
が負極側である金属)が使用されている。
【0016】6、7は筒状本体3の外壁又は内壁に固定
的に対設された左右の磁性体(磁石)である。これらの
磁性体6、7は、筒状本体3内に磁場を形成することが
できるように第1電極4及び第2電極5に対して交差す
る位置にそれぞれ配設され、かつ、対向する磁性体6、
7のS極とN極とが対極している。
【0017】したがって、図2を基準にすると、上方の
第1電極4、下方の第2電極5、左側の磁性体6、右側
の磁性体7は、それぞれ配管1に「+字状」に配設され
ている。8は上方の第1電極4と下方の第2電極5を接
続するリング状の電気的接続部材(電極コネクター)で
ある。電気的接続部材8の形状は特に問わない。
【0018】上記構成に於いては、腐食防止装置2は、
多数の配管1、1の間に複数個の固定手段9を介して一
体的に連結される。そこで、今仮に水道水、温泉、鉱泉
水、下水、海水等電解質溶液10が、図1の矢印で示す
ように筒状本体3を流れると、筒状本体3内には磁場が
形成されているから、ローレンツ電解に於ける起電力が
発生し、図2で示すようにイオン化傾向の小さい第2電
極5から電気的接続部材8を介し、イオン化傾向の大き
い第1電極4へと電流が流れる。この時、いわば第2電
極5としての被防食金属が電池の正極に、一方、第1電
極4としての犠牲アノード(溶解する金属)が電池の負
極に成る。
【0019】したがって、第1電極4側の電子は、第1
電極4側から電気的接続部材8を介し、第2電極5、配
管1側の方向へと位置を変えて移動する。その結果、第
1電極4としての犠牲アノードは電池反応にしたがって
溶解してゆく反面、電池の正極となる第2電極5は溶解
しない。
【0020】そこで、図3乃至7図に示す第1実施例を
参照に、上記原理を応用した本発明の実施の形態を説明
する。この第1実施例は、例えば図示しない水源(水
槽)側から飲用水を複数個の配管を介して家庭内の蛇口
へと案内する場合の配管システムである。なお、この第
1実施例の構成を説明するに当たって、構成上同一の部
分には図1及び図2の原理図の符号をそのまま用いる。
【0021】まず2は前後の配管1、1の間に固定手段
9を介して連結された腐食防止装置、3は配管用筒状本
体、4は第1電極、5は第2電極、6、7は磁性体、8
は電気的接続部材、10は電解質溶液としての飲料水で
ある。
【0022】筒状本体3は、前述したように塩化ビニー
ル樹脂で形成され、その軸芯方向の長さは30乃至60
cmである。また第1電極4は、犠牲アノード(溶解す
る金属)であるが、本実施例では、例えばチタンTiで
ある。一方、第2電極5は、被防食金属であるが、本実
施例では、例えば鉄Feである。
【0023】第1電極4及び第2電極5は共に長板状に
形成され、これらの両端部は筒状本体3から突出してい
る。第1電極4及び第2電極5の形状は特に限定しない
が、第1電極4及び第2電極5は、筒状本体3内に設け
られ、かつ、対向する必要がある。
【0024】次に15は筒状本体3の両端部に固定的に
嵌合する筒状絶縁体である。この筒状絶縁体15は、外
周壁に周溝16を有する大径部17と、この大径部17
に連設して筒状本体3の外端部に嵌合する小径部18と
から成る。
【0025】19は前記周溝16に係合する突壁状の係
合部20を有する取付けフランジ部である。腐食防止装
置2は、この取付けフランジ部19及び固定手段9を介
して前後の配管1、1に一体的に連結される。この取付
けフランジ部19は、第1電極4、第2電極5の端部を
直接的にカバーする筒状絶縁体15に対し、導電性部材
(例えばステンレス)で環状に形成されている。
【0026】次に21は両端開口22の空き缶形状に形
成された磁性体7、8用の支持カバーである。この支持
カバー21は、軸芯方向にやや長く形成された筒状支持
部21aと、この筒状支持部21aから前記開口22に
向かって次第に半径が小さくなるように形成され、か
つ、端縁部が絶縁体15の大径部17に当接する筒状当
接部21bとから成る。
【0027】次に25は支持カバー21と筒状本体3と
の間に介在する磁性体用の環状枠である。この環状枠2
5は、本実施例では磁性体6、7が筒状本体3の外周壁
3aに対して、又は環状枠25の内側に位置しているこ
とから、外枠(ヨーク)である。
【0028】環状枠25は、図4で示すように筒状本体
3の軸芯方向に所定間隔を有して複数個(合計4個)配
設されている。また図5で示すように環状枠25の外周
壁26は支持カバー21の内周壁と略当接し、一方、そ
の内周壁27と筒状本体3の外周壁3aの間には、環状
の空間部28が設けられている。そして、前記内周壁2
7は、図5を基準にすると、左右に対向する垂直面27
aと、上下に対向する弧状面27bとから成る。
【0029】次に磁性体6、7は、筒状本体3の外周壁
3aと環状枠25の内周壁27との間に位置するように
複数個設けられている。もちろん、磁性体6、7は、門
型の1個の形状のものでも良い。図5を基準にすると、
左右の磁性体6、7は筒状本体3を挟み、かつ、環状枠
25内にS極とN極とが対極するよう配設されている。
そして、各磁性体6、7は、支持カバー21内に適宜に
設けられた複数個(3個)の磁性体用支持部材30を介
し、環状枠25内に固定的に支持されている。
【0030】ところで、前記磁性体用支持部材30は、
図7で示すように全体として「とい受け金物形状」に形
成されている。すなわち、30aは筒状本体3の外周壁
3aに面接触するように湾曲形成された湾曲部、30b
はこの湾曲部30aの両端部から水平方向にそれぞれ延
びる磁性体6、7用支持部、30cは湾曲部30aの中
央部から垂直方向に設けられ、かつ、環状枠25の内周
壁27の弧状面27bと係合する段差状係合部である。
段差状係合部30cは側面から見るとT字形状である。
【0031】次に8は第1電極4と第2電極5を接続す
る電気的接続部材(電極コネクター)である。この電気
的接続部材8の形状は、線状、板状、リング状など特に
形状は問わない。要は電子が移動するように電流がイオ
ン化傾向の小さい第2電極5から電気的接続部材8を介
してイオン化傾向の大きい第1電極4へと流れれば良
い。
【0032】次に31は第1電極4を筒状絶縁体15に
固定するための第1の固着手段である。第1の固着手段
31は取付けフランジ部19から離れている。したがっ
て、単なる固着手段に過ぎない。一方、32は第2電極
5を筒状絶縁体15に固定するための第2の固着手段で
ある。第2の固着手段32は取付けフランジ部19に食
い込んでいる。したがって、この第2の固着手段32は
導電手段を兼ねている。なお、上記構成の作用は、電気
防食の原理を説明する際に既に述べたので省略する。
【0033】
【実施例】第1実施例に於いて、筒状本体3は角筒でも
良い。また第1電極4及び第2電極5は棒状でも良い。
また磁性体6、7は、望ましくは筒状本体3内を一方向
に流れる電解質溶液10を挟むように、筒状本体3の外
壁面3aの左右に固定的に配設すべきであるが、筒状本
体3の内壁面の左右に固定的に配設しても良い。さら
に、磁性体用支持部材30は複数個の支持部材30を一
体的(長い支持枠状)に構成し、この長い支持枠状の支
持部材に、磁性体6、7を筒状本体3の軸芯方向に所要
間隔を有して複数個配設しても良い。したがって、磁性
体用支持部材30の形状は任意に設計変更することがで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。 (1)配管の腐食を防止するために、外部電源を使用し
ないで、強制通電方式に犠牲アノード方式を取入れるこ
とができる。 (2)装置自体が自己発電する(外部電源を使用しな
い)ので、取付け費用が安価であると共に、電気代(ラ
ンニングコスト)がかからない。また外部電源を使用し
ないので、安価に製作することができると共に、故障し
ない。さらに、装置のコンパクト化を図ることができ
る。 (3)第1電極4及び第2電極5が長板状に形成され、
一方、磁性体6、7が磁性体用支持部材30を介し、筒
状本体3の軸芯方向に所要間隔を有して複数個配設され
ている実施例の場合には、筒状本体3内の磁場を強力に
することできる。 (4)第2電極5が、筒状本体3の端部に一体的に設け
られた筒状絶縁体15並びに取付けフランジ部19に食
い込む導電性の固着手段32を介し、前記筒状本体3に
固定されている場合には、各部材を合理的に組合わせる
ことができる。 (5)磁性体6、7が、両端開口22の空き缶形状に形
成された支持カバー21内に設けられている場合には、
筒状本体3は外部から侵されないと共に、多数の磁性体
を外枠(ヨーク)を介し軸芯方向に支持した状態で配設
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する全体の説明図。
【図2】本発明の原理を説明する説明図(電極と磁性体
との位置の関係)。
【図3】本発明の第1実施例を示す一部切欠の概略説明
図。
【図4】本発明の概略断面説明図。
【図5】図4の5−5線端面図。
【図6】図4の6−6線端面図。
【図7】本発明の要部の説明図。
【図8】従来の一実施例の概略説明図。
【符号の説明】
1…配管、2…腐食防止装置、3…筒状本体、4…第1
電極、5…第2電極、6、7…磁性体、8…電気的接続
部材、9…固定手段、10…電解質溶液、15…筒状絶
縁体、19…取付けフランジ部、21…支持カバー、2
2…開口、25…環状枠、28…空間部、30…支持部
材、31、32…固着手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管1、1の間に複数個の固定手段9を
    介して一体的に連結される流体用配管に於ける腐食防止
    装置2に於いて、この腐食防止装置2は、筒状本体3内
    に固定的に対設されたイオン化傾向の大きい第1電極4
    及びイオン化傾向の小さい第2電極5と、これらの第1
    電極4及び第2電極5に対して交差するように前記筒状
    本体3の壁面に対設し、かつ、筒状本体3に磁場を形成
    することができるようにS極とN極とが対極する磁性体
    6、7と、前記第1電極4及び第2電極5を接続する電
    気的接続部材8とを備えることを特徴とする流体用配管
    に於ける腐食防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、磁性体6、7は、筒
    状本体3内を一方向に流れる電解質溶液10を挟むよう
    に、筒状本体3の外壁面3aの左右に固定的に配設され
    ていることを特徴とする流体用配管に於ける腐食防止装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、第1電極4及び第2
    電極5は、長板状に形成され、筒状本体3の軸芯方向に
    設けられていることを特徴とする流体用配管に於ける腐
    食防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、磁性体6、7は、筒
    状本体3の外側に磁性体用支持部材30を介して配設さ
    れた枠25の内周壁27と筒状本体3の外壁面3aとの
    間に形成された空間部28に設けられていることを特徴
    とする流体用配管に於ける腐食防止装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に於いて磁性体6、7は、磁性
    体用支持部材30を介し、筒状本体3の軸芯方向に所要
    間隔を有して複数個配設されていることを特徴とする流
    体用配管に於ける腐食防止装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に於いて、第2電極5は、筒状
    本体3の端部に一体的に設けられた筒状絶縁体15並び
    に取付けフランジ部19に食い込む導電性の固着手段3
    2を介し、前記筒状本体3に固定されていることを特徴
    とする流体用配管に於ける腐食防止装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に於いて、腐食防止装置2は、
    磁性体6、7を包む支持カバー21を備えていることを
    特徴とする流体用配管に於ける腐食防止装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に於いて、磁性体6、7は、両
    端開口22の空き缶形状に形成された支持カバー21内
    に設けられた複数個の磁性体用支持部材30を介し、筒
    状本体3の軸芯方向に所要間隔を有して複数個配設され
    ていることを特徴とする流体用配管に於ける腐食防止装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8に於いて、磁性体用支持部材3
    0は、全体として「とい受け金物形状」に形成され、筒
    状本体3の外周壁3aに面接触するように湾曲形成され
    た湾曲部30aと、この湾曲部30aの両端部から水平
    方向にそれぞれ延びる磁性体6、7用支持部30bと、
    湾曲部30aの中央部から垂直方向に設けられ、かつ、
    環状枠25の内周壁27と係合する段差状係合部30c
    とから成ることを特徴とする流体用配管に於ける腐食防
    止装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101271487B1 (ko) * 2012-11-14 2013-06-05 동림엔텍주식회사 배관 내부의 녹 및 스케일 제거 장치
CN112226784A (zh) * 2020-11-09 2021-01-15 珠海格力电器股份有限公司 电极固定结构、电极组件及电解装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101271487B1 (ko) * 2012-11-14 2013-06-05 동림엔텍주식회사 배관 내부의 녹 및 스케일 제거 장치
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