JPH10202740A - 断熱シート製造用のエンボスフィルム成形装置 - Google Patents

断熱シート製造用のエンボスフィルム成形装置

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JPH10202740A
JPH10202740A JP894697A JP894697A JPH10202740A JP H10202740 A JPH10202740 A JP H10202740A JP 894697 A JP894697 A JP 894697A JP 894697 A JP894697 A JP 894697A JP H10202740 A JPH10202740 A JP H10202740A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂のフィルムに断面がほぼ台形である
突起を多数設けたエンボスフィルムの突起の頂面の側に
平坦なライナーフィルムを貼り合わせてなる断熱シート
を製造するための、エンボスフィルム成形装置を提供す
る。 【解決手段】 両端の閉じた肉厚円筒状のロール本体の
両端部分の円周面を基底面より高くし、基底面に断面形
状がほぼ台形である突起を多数配列し、肉厚部分に軸と
平行に走る真空吸引用貫通孔を円周上に配置するととも
に、それら貫通孔と上記形状の突起の立ち上る位置とを
結ぶ真空吸引用小孔を多数設けたものを使用する。 こ
の成形ロールは、従来の気泡シート製造用のものと同様
に使用して、断熱シートを製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂のフィル
ムに断面形状がほぼ台形である突起を多数設けたエンボ
スフィルムと合成樹脂の平坦なライナーフィルムとから
構成される断熱シートの製造に使用する、上記エンボス
フィルムの成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に包装用の緩衝材として使用されて
いる「気泡シート」、すなわち合成樹脂フィルムに円柱
状の突起を多数設け、その底面の側に平坦なフィルムを
貼着したものは、断熱機能もあるため、たとえばガラス
窓などに一時的な断熱性を与えるために使用されてい
る。
【0003】しかし在来の気泡シートは、透明性が高く
ないこと、外観が美しくないこと、また嵩高で取扱いに
不便であることなど、断熱材としては十分満足なもので
はない。
【0004】そこで出願人は、こうした欠点をなくした
合成樹脂製の断熱シートとして、合成樹脂のフィルムに
円錐台形または角錐台形の突起を多数設けたエンボスフ
ィルムを用意し、その台形の頂面の側に合成樹脂の平坦
なライナーフィルムを貼り二層に構成するか、またはさ
らに底面の側にも合成樹脂の平坦なベースフィルムを貼
り三層に構成した断熱シートを開発し、すでに提案した
(特願平8−316631号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
したような断熱シートの材料とするエンボスフィルムの
製造に好適なエンボスフィルム成形装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の断熱シート製造
用のエンボスフィルム成形装置は、合成樹脂のフィルム
に断面形状がほぼ台形である突起を多数設けたエンボス
フィルムの台形の頂面の側に平坦なライナーフィルムを
貼り合わせてなる断熱シートを製造するための、上記エ
ンボスフィルムの成形装置であって、図1に例示するよ
うに、両端の閉じた肉厚円筒状のロール本体(11)と
その端から延びる回転用の軸(12A,12B)とから
なる成形ロール(1)、上記回転軸を支承する軸受け
(2A,2B)、および上記成形ロールの少なくとも一
方の端(図示した例では両方の端)に向って付勢され、一
定の圧力でこれに接して、回転する端面と摺動する1枚
または2枚(図示した例では2枚)のサイドプレート
(7A,7B)から本質的に構成され、成形ロールの表
面には前記形状の突起(4)を多数配列し、ロール本体の
円筒の肉厚内には軸と平行に走り両端面に開口する真空
吸引用の貫通孔(5)を円周上に配置するとともに、それ
ら貫通孔とロール本体表面の基底面とを接続する真空吸
引用の小孔(6)を多数設け、上記回転用の軸(12
A,12B)は少なくとも一方が中空であってロール本
体を内部から冷却する熱媒体が循環可能である構造と
し、上記サイドプレート(7A,7B)内には上記真空
吸引用の貫通孔の各々が回転により所定の位置にあらわ
れたときに真空源(図示してない)に接続する通路(31)
を設け、かつ成形ロールの回転駆動手段(図示してない)
および真空源を加えてなる。
【0007】ここで、断面形状がほぼ「台形」である突
起は、円錐台形の突起および角錐台形の突起のいずれで
あってもよい。 円錐は、底面が長円形や小判形のもの
を包含し、角錐は、底面が正方形または長方形の四角錐
のほか、三角錐や六角錐などの多角錐を包含する。 凹
部すなわち内角が180°を超える稜をもつ多角形の錐
体であってもよい。 断面形状が「ほぼ」台形である突
起とは、円錐や角錐のように、縦断面において傾斜した
辺が直線であるもののほか、曲線であるものをも包含す
る意味である。 曲線は、外に向って凸なものと、凹な
ものとがある。図2のA,BおよびCは、これらの態様
を示す。
【0008】台形のテーパは、合成樹脂フィルムの成形
に必要であるというだけの観点からは0.5°〜1.0
°以上あれば足り、その場合、突起は角柱や円柱に近い
ものになる。 しかし、前記特願平8−316631号
の断熱材に関して述べたように、好ましくは30〜70
°、最も好ましくは45°内外にえらぶのがよい。70
°よりも大きいと断熱材製品を平らに潰したときの復元
力が不足であり、30°に達しない緩い立ち上がりは、
製品の美観上適切とはいえない。 発明者らの経験にも
とづけば、45°近辺のテーパであれば復元力、美観と
もにすぐれた断熱材製品を与える。 台形の縦断面にお
ける傾斜辺が曲線である場合のテーパは、突起の立ち上
がりの部分におけるそれが重要である。
【0009】成形ロールは、上述の構成を有しそれらが
与える機能を発揮できる限り、内部構造ないし製作の手
法は任意にえらぶことができるが、好適な具体例とし
て、断面形状がほぼ台形である突起が角錐台形の突起で
ある、つぎの二種を挙げることができる。
【0010】そのひとつは、ロール本体が一体に形成さ
れているタイプであって、図3に示すように、成形ロー
ルにおける前記角錐台形の突起の形成を、ロール本体表
面の機械加工により、軸方向に互いに平行で平らな底面
をもつ凹条(14)を多数設けて基底面とするととも
に、円周方向に互いに平行で上記基底面とほぼ一致する
平らな底面をもつ溝を多数設け、凹条の形成に伴って形
成された凸条を分断して角錐台形の突起(4)を形成す
ることにより行ない、真空吸引用の貫通孔の形成を、角
錐台形の列の下に軸方向に平行な貫通孔(5)を設ける
ことにより行ない、かつ真空吸引用の小孔の形成を、各
角錐台形が立ち上がる位置に半径方向の小孔(6)を設け
ることにより行なったものである。 いうまでもない
が、この「小孔」は円形の孔であってもよいし、スリッ
トの形をしていてもよい。
【0011】図3において、ロール本体の両端部分の円
周面(13)は基底面(14)より高く、基底面に配置さ
れた突起の高さは上記両端部分の円周面の高さにほぼ一
致している。 このように構成すると、エンボスの形成
に当って真空吸引された空気の漏洩が少なく、効率がよ
くて有利である。 なお、符号(31)で示した部分
は、サイドプレートに設けた「バキュームゾーン」とよば
れる空間領域であって、ロール本体の真空吸引用貫通孔
またはそれと接続している接触リングの貫通孔がこの領
域に開口したとき、真空吸引を行なうためのものであ
る。
【0012】断熱材のエンボスフィルムを円錐台形突起
の集合した形にしようとする場合は、円周部分より残り
の部分の径が小さい円筒状のロール本体に対し、図4に
示すように、円錐台形の突起形成片(4′)の底部にア
ンカー(41)を有するものを、ロール本体に設けた取
付孔(42)に打ち込むかまたはネジのかみ合いにより
とりつけるのが、成形ロールの製作が容易であって好適
である。
【0013】上記のタイプに対するいまひとつの成形ロ
ールのタイプは、図5に示すように、成形ロールにおけ
る前記角錐台形の突起の形成および真空吸引用の貫通孔
の形成を、ロール本体表面の機械加工により、軸方向に
互いに平行な断面逆凸字形の深い溝(8)を多数彫り、
これらの溝の上部広幅部分の断面に対応する幅と厚さを
もち角錐台形の突起(4)が所定間隔で配置された帯状
の突起プレート(9)を上記の溝の上部に嵌合すること
によって行ない、真空吸引用の小孔の形成を、上記突起
プレートの各角錐台形が立ち上がる位置において突起プ
レートの厚さ方向に小孔を設けるか、または側方からス
リット(6)を設けることにより行なったものである。
この態様においても、図示した例ではロール本体の円
周部分が高くなっていて、突起の高さがそれとほぼ一致
する関係にある。
【0014】断面逆凸字形の溝の詳細を、図6に示す。
上記広幅部分(81)は、図に示すようにロール表面
寄りが中心寄りより狭くなるインロー形状とし、突起プ
レート(9)を軸方向に滑らせて固定する構造が有利で
ある。 突起プレート(9)の一例について、その形状
を図7Aおよび図7Bに示す。
【0015】この態様においても、円錐台形の突起の形
成を所望する場合は、突起プレートを単純な細長い板状
にし、そこへ円錐台形に製造した突起形成片を用意し、
第一の態様に関して述べたところと同様にしてそれらを
突起プレートにとりつければよい。
【0016】成形ロールの構造に関し、第一の態様すな
わち一体型のものは、製作が簡単であって熱伝導がよい
という利点がある。 第二の態様すなわち突起プレート
を別に用意するものは、台形の形状・構造をある範囲内
で変更することが容易であるという長所をもつ。
【0017】しかし、第一の態様と第二の態様とは画然
と区別されるものではなく、両者の折衷ないし融合した
態様もまた可能である。 たとえば、突起プレートを使
用した場合でも、真空吸引用貫通孔をロール本体の肉厚
部に軸方向にあけた孔とし、この貫通孔と突起プレート
に設けた真空吸引用小孔とが接続されるよう、小孔の位
置に同調して連絡用の孔を設けてもよい。 その例を、
図8に示す。
【0018】いまひとつの例を示せば、台形の突起を設
けた外側円筒内に、真空吸引用の貫通孔となる溝を表面
に彫った内側円筒を押し込んで、ロール本体を形成する
ものである。 その構成を、図9に示す。
【0019】実際の成形ロールにおいては、やはり図
1、図3および図5に示したように、ロール本体の両端
部分を、両端の閉じた肉厚円筒状体とは別に製作するこ
と、すなわち真空吸引用の貫通孔に対応する貫通孔をも
ちロール本体に固定されてそれとともに回転する一対の
接触リング(3A,3B)をもって構成し、この接触リ
ングの前記サイドプレートとの接触面に、滑り性がよく
摩耗が少ない材料からなるスライディングプレート(7
1)をとりつけた構造とすることが好ましい。
【0020】スライディングプレートの材料は、フッ素
樹脂、ナイロン、超高分子量ポリエチレンなどが好適で
あるが、砲金や真鍮のような金属も使用可能である。
【0021】
【作用】上記いずれの態様の成形ロールであっても、そ
れらを使用して行なうエンボスフィルムの製造は同様で
あって、一例を示せば、図10に示すような全体構成の
装置により行なう。 図10において、溶融した合成樹
脂はTダイ(T1)から押し出され、そのまま、または好
ましくは図示したように冷却ロール(R1)によりいった
ん急冷されたのち加熱ロール(R2)で加熱されて再び可
塑性となり、成形ロール(1)上に至る。 成形ロール
上の合成樹脂フィルムは、真空吸引により突起の形状に
従ったエンボスフィルムとなる。 合成樹脂フィルムが
突起の頂面に接した点では、フィルムと成形ロールとの
間の空間は開放されていて空気が流入できるので、強力
な真空吸引を必要とすること、また突起の高さをあまり
高くできないことなどの制約はあるが、フィルムがロー
ル本体の基底面に密着した段階で完全な真空成形が実現
するから、最終的には所望の形状をした突起をもったエ
ンボスフィルムが形成される。
【0022】エンボスフィルムの頂面へのライナーフィ
ルムの貼着は、成形ロールに続いて設けたフィルムのエ
ンボスと同調した突起を有し、成形ロールと同期的に回
転するロール上でドライラミネーションを行なう接着法
によってもよいし、在来の気泡シートの製造と同様に、
別のTダイ(T2)から押し出た合成樹脂フィルムが可塑
性を有する間に、成形ロール上で製造されたばかりのエ
ンボスフィルムに加圧ロール(R3)を用いて押圧し融着
させる融着法によってもよい。 図9は後者の手法を示
している。
【0023】
【発明の効果】本発明のエンボスフィルム成形装置は、
出願人が開発し提案した新規な合成樹脂断熱シートの製
造に使用するエンボスフィルムを、効率よく製造するこ
とができる。 とくにロール本体に突起プレートをとり
つける態様の成形ロールを使用する場合は、突起の形状
・寸法を変更することが容易であって、さまざまなグレ
ードの断熱シートの製造を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエンボスフィルム成形装置の構成を
示す、一部を断面とした側面図。
【図2】 A,BおよびCは、断面形状がほぼ台形であ
る突起の諸態様を示す縦断面図。
【図3】 本発明のエンボスフィルム成形装置の主要部
品である成形ロールについて、その構造の一態様を示す
展開斜視図。
【図4】 図3の装置の変更態様を示す、一部の拡大斜
視図。
【図5】 本発明のエンボスフィルム成形装置の主要部
品である成形ロールについて、その構造の別の態様を示
す、図3と同様な展開斜視図。
【図6】 図5の成形ロールの一部分の形状を示す拡大
断面図。
【図7】 図5の成形ロールの一部分の形状を示す拡大
図であって、図7Aは平面図、図7Bは図6AのI−I
断面図。
【図8】 成形ロールの変更態様を示す、図6に対応す
る一部の横断面図。
【図9】 成形ロールのさらに別の変更態様を示す横断
面図。
【図10】 本発明のエンボスフィルム成形装置を使用
して断熱シートを製造する装置の一例について、全体の
構成を示す説明図。
【符号の説明】
1 成形ロール 11 ロール本体 12A,12B 回転軸 13 両端部分の円周面 14 基底面(凹状) 2A,2B 軸受け 3A,3B 接触リング 31 真空源に接続する通路(バキュームゾーン) 4 角錐台形の突起 4′ 円錐台形の突
起形成片 41 アンカー 42 取付孔 5 真空吸引用貫通孔 6 真空吸引用小孔(スリット) 7A,7B サイドプレート 71 スライディング
プレート 8 断面逆凸字形溝 81 上部広幅部分 9 突起プレート T1 ,T2 Tダイ R1 冷却ロール R2 加熱ロール R3
加圧ロール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂のフィルムに断面形状がほぼ台
    形である突起を多数設けたエンボスフィルムの突起の頂
    面の側に平坦なライナーフィルムを貼り合わせてなる断
    熱シートを製造するための、上記エンボスフィルムの成
    形装置であって、両端の閉じた肉厚円筒状のロール本体
    とその端から延びる回転用の軸とからなる成形ロール、
    上記回転軸を支承する軸受け、および上記成形ロールの
    少なくとも一方の端に向って付勢され、一定の圧力でこ
    れに接して、回転する端面と摺動するサイドプレートか
    ら本質的に構成され、成形ロールの表面には前記形状の
    突起を多数配列し、ロール本体の円筒の肉厚内には軸と
    平行に走り両端面に開口する真空吸引用の貫通孔を円周
    上に配置するとともに、それら貫通孔とロール本体表面
    の基底面とを接続する真空吸引用の小孔を多数設け、上
    記回転用の軸は少なくとも一方が中空であってロール本
    体を内部から冷却する熱媒体が循環可能である構造と
    し、上記サイドプレート内には上記真空吸引用の貫通孔
    の各々が回転により所定の位置にあらわれたときに真空
    源に接続する通路を設け、かつ成形ロールの回転駆動手
    段および真空源を加えてなる断熱シート製造用のエンボ
    スフィルム成形装置。
  2. 【請求項2】 断面形状がほぼ台形である突起が、角錐
    台形の突起である請求項1のエンボスフィルム成形装
    置。
  3. 【請求項3】 成形ロールにおける前記角錐台形の突起
    の形成を、ロール本体表面の機械加工により、軸方向に
    互いに平行で平らな底面をもつ凹条を多数設けて基底面
    とするとともに、円周方向に互いに平行で上記基底面と
    ほぼ一致する平らな底面をもつ溝を多数設け、凹条の形
    成に伴って形成された凸条を分断して角錐台形を形成す
    ることにより行ない、真空吸引用の貫通孔の形成を、角
    錐台形の列の下に軸方向に平行な貫通孔を設けることに
    より行ない、かつ真空吸引用の小孔の形成を、各角錐台
    形が立ち上がる位置に半径方向の小孔を設けることによ
    り行なった請求項2のエンボスフィルム成形装置。
  4. 【請求項4】 成形ロールにおける前記角錐台形の突起
    の形成および真空吸引用の貫通孔の形成を、ロール本体
    表面の機械加工により、軸方向に互いに平行な断面逆凸
    字形の深い溝を多数彫り、これらの溝の上部広幅部分の
    断面に対応する幅と厚さをもち角錐台形の突起が所定間
    隔で配置された帯状の突起プレートを上記の溝の上部に
    嵌合することによって行ない、真空吸引用の小孔の形成
    を、上記突起プレートの各角錐台形が立ち上がる位置に
    おいて突起プレートの厚さ方向に小孔を設けるか、また
    は側方からスリットを設けることにより行なった請求項
    2のエンボスフィルム成形装置。
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