JPH10202207A - 噴出水による自動洗浄装置 - Google Patents
噴出水による自動洗浄装置Info
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- JPH10202207A JPH10202207A JP1384597A JP1384597A JPH10202207A JP H10202207 A JPH10202207 A JP H10202207A JP 1384597 A JP1384597 A JP 1384597A JP 1384597 A JP1384597 A JP 1384597A JP H10202207 A JPH10202207 A JP H10202207A
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- water
- sensor
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- water pressure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水中に検出面を有する測定器の検出面を自動
的に洗浄する自動洗浄装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 測定器本体１の外側に付属したポンプ３
からセンサー２ａ，２ｂの検出面に向けて噴出水を噴出
するようにノズル４ａ，４ｂを設け、測定器本体で制御
して間歇洗浄するものである。又、測定器本体の外周に
設けた水圧袋に上側にノズルを、下側に逆止弁を持った
吸水口を設け、波動又は水流の変動により水圧袋が受け
る水圧の変動によりノズルから検出面に水を噴出するも
のである。
的に洗浄する自動洗浄装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 測定器本体１の外側に付属したポンプ３
からセンサー２ａ，２ｂの検出面に向けて噴出水を噴出
するようにノズル４ａ，４ｂを設け、測定器本体で制御
して間歇洗浄するものである。又、測定器本体の外周に
設けた水圧袋に上側にノズルを、下側に逆止弁を持った
吸水口を設け、波動又は水流の変動により水圧袋が受け
る水圧の変動によりノズルから検出面に水を噴出するも
のである。
Description
【０００１】 〔発明の詳細な説明〕本発明は水中の溶存酸素、塩分、
濁度、光量子等を連続測定する装置に関し、特にそのセ
ンサーの検出面の自動洗浄装置に関する。
濁度、光量子等を連続測定する装置に関し、特にそのセ
ンサーの検出面の自動洗浄装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上述の水中の溶存酸素、塩分、濁
度、光量子等を連続測定することは殆ど行われていなか
った。又、間歇的に行われている場合には、その都度専
用の測定器を水中の所要位置に沈下させて測定してい
た。このため、水中に沈下させる前に測定器、特にセン
サーの検出面を清掃することは容易であり、この限りで
は問題がない。
度、光量子等を連続測定することは殆ど行われていなか
った。又、間歇的に行われている場合には、その都度専
用の測定器を水中の所要位置に沈下させて測定してい
た。このため、水中に沈下させる前に測定器、特にセン
サーの検出面を清掃することは容易であり、この限りで
は問題がない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、連続測定する
場合には、水中に挿入してから永い場合は数年を要する
ものがある。この様な場合には、検出面には水中の沈降
物が堆積したり、フジツボ等の貝類の付着もあり得、こ
の様な堆積や付着が起こった場合には検出値が変化した
り、場合によっては検出不可能となることもある。
場合には、水中に挿入してから永い場合は数年を要する
ものがある。この様な場合には、検出面には水中の沈降
物が堆積したり、フジツボ等の貝類の付着もあり得、こ
の様な堆積や付着が起こった場合には検出値が変化した
り、場合によっては検出不可能となることもある。
【０００４】本発明はこの様な事故防止を自動的に行う
ことが可能な自動洗浄装置を提供することを課題とす
る。
ことが可能な自動洗浄装置を提供することを課題とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、水中の溶存酸素計センサー、塩分計センサー、濁
度計センサー、光量子計センサー等の検出部を洗浄する
装置において、各センサーの検出部に向いたノズル４ａ
又は４ｂと、このノズル４ａ又は４ｂから噴出する圧力
水を供給するポンプ３とを設け、このポンプ３を駆動す
る電源をセンサー２ａ又は２ｂを設けた測定器本体１の
電源と共有すると共に、ポンプ３を間歇運転するもので
ある。
めに、水中の溶存酸素計センサー、塩分計センサー、濁
度計センサー、光量子計センサー等の検出部を洗浄する
装置において、各センサーの検出部に向いたノズル４ａ
又は４ｂと、このノズル４ａ又は４ｂから噴出する圧力
水を供給するポンプ３とを設け、このポンプ３を駆動す
る電源をセンサー２ａ又は２ｂを設けた測定器本体１の
電源と共有すると共に、ポンプ３を間歇運転するもので
ある。
【０００６】又、各センサー４ａ又は４ｂの測定器本体
１の外周上端部を取り囲んだ環状の圧力袋５を設け、こ
の圧力袋５はそれ自体の弾性又は内部に挿入してある弱
い蔓巻きばね５ａにより常に膨らんだ状態を保持すると
共に、環状の上側には各センサーの検出部に向いたノズ
ル４ａ又は４ｂと、下側には逆止弁を設けた吸水口６を
設け、波動又は流水の変動による外部水圧の変化によ
り、圧力袋５が水圧で押された時にノズル４ａ又は４ｂ
から各センサーに水を噴出し、水圧が減少した時には圧
力袋５の復元する力によって吸水口６から水を吸い込ん
で圧力袋５内が満水状態となるように構成されたもので
ある。
１の外周上端部を取り囲んだ環状の圧力袋５を設け、こ
の圧力袋５はそれ自体の弾性又は内部に挿入してある弱
い蔓巻きばね５ａにより常に膨らんだ状態を保持すると
共に、環状の上側には各センサーの検出部に向いたノズ
ル４ａ又は４ｂと、下側には逆止弁を設けた吸水口６を
設け、波動又は流水の変動による外部水圧の変化によ
り、圧力袋５が水圧で押された時にノズル４ａ又は４ｂ
から各センサーに水を噴出し、水圧が減少した時には圧
力袋５の復元する力によって吸水口６から水を吸い込ん
で圧力袋５内が満水状態となるように構成されたもので
ある。
【０００７】更に、ノズルは各センサーの検出面が横向
き、又は上向きによりそれぞれ噴出方向が横方向又は斜
め下方向の噴出口を持ったノズル４ａ又は４ｂと交換可
能に構成しているものである。
き、又は上向きによりそれぞれ噴出方向が横方向又は斜
め下方向の噴出口を持ったノズル４ａ又は４ｂと交換可
能に構成しているものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は本発明の電動方式の洗浄ポ
ンプの説明図で、（イ）は洗浄箇所が横向きの場合、
（ロ）は同じく上向きの場合であり、図２は水圧方式の
洗浄ポンプの説明図で、洗浄箇所が横向きの場合であ
る。
ンプの説明図で、（イ）は洗浄箇所が横向きの場合、
（ロ）は同じく上向きの場合であり、図２は水圧方式の
洗浄ポンプの説明図で、洗浄箇所が横向きの場合であ
る。
【０００９】図１の電動方式の場合について説明する。
図１の（イ）（ロ）共に測定器本体１の上面にセンサー
２ａ、２ｂが設けられている。センサー２ａは電磁誘導
型電動度センサー等検出面が横向きのものであり、２ｂ
は隔膜電極式溶存酸素センサー等検出面が上向きのもの
である。
図１の（イ）（ロ）共に測定器本体１の上面にセンサー
２ａ、２ｂが設けられている。センサー２ａは電磁誘導
型電動度センサー等検出面が横向きのものであり、２ｂ
は隔膜電極式溶存酸素センサー等検出面が上向きのもの
である。
【００１０】測定器本体１には、側面にポンプ３が取り
付けられており、ポンプ３の上面からノズルがセンサー
の検出面に向かって設けられている。図１（イ）の場合
は、検出面が横向きの場合で、ノズルは上端で横向きと
なるように湾曲したノズル４ａで、水は横方向に噴出し
て、図では環状の内側の検出面を洗浄するように構成さ
れている。
付けられており、ポンプ３の上面からノズルがセンサー
の検出面に向かって設けられている。図１（イ）の場合
は、検出面が横向きの場合で、ノズルは上端で横向きと
なるように湾曲したノズル４ａで、水は横方向に噴出し
て、図では環状の内側の検出面を洗浄するように構成さ
れている。
【００１１】図１（ロ）の場合は、検出面が上向きの場
合で、ノズルは上端で斜め下向きとなるように湾曲した
ノズル４ｂで、水は斜め下方向に噴出して上向きの検出
面を斜め上側から洗浄するように構成されている。又、
ノズルを図示しない攪拌用ノズルと交換することによ
り、攪拌装置として使用することも出来る。
合で、ノズルは上端で斜め下向きとなるように湾曲した
ノズル４ｂで、水は斜め下方向に噴出して上向きの検出
面を斜め上側から洗浄するように構成されている。又、
ノズルを図示しない攪拌用ノズルと交換することによ
り、攪拌装置として使用することも出来る。
【００１２】なお、これら何れの場合も、ホンプ３の駆
動電源は測定器本体１の電源と共通のものであり、かつ
ポンプ３は一定間隔の間歇運転となるように測定器本体
１内のＣＰＵで動作時間が制御されている。
動電源は測定器本体１の電源と共通のものであり、かつ
ポンプ３は一定間隔の間歇運転となるように測定器本体
１内のＣＰＵで動作時間が制御されている。
【００１３】図２は水圧方式のポンプの例で、この図で
は水圧袋５のみ断面図で示してある。測定器本体１の上
端側に環状の水圧袋５が測定器本体１の周囲を取り囲む
ように設けられている。この水圧袋５はそれ自体の弾性
で膨らむような材質で構成されているか、又は内部に弱
い蔓巻ばね５ａ等の弾性体で膨らませるように構成され
ている。更に、この水圧袋５には上面に図１の（イ）
（ロ）の場合と同様に先端が横向きノズル４ａ又は斜め
下向きのノズル４ｂが設けられている。又、水圧袋５の
下面には逆止弁を設けた吸水口６が設けられている。
は水圧袋５のみ断面図で示してある。測定器本体１の上
端側に環状の水圧袋５が測定器本体１の周囲を取り囲む
ように設けられている。この水圧袋５はそれ自体の弾性
で膨らむような材質で構成されているか、又は内部に弱
い蔓巻ばね５ａ等の弾性体で膨らませるように構成され
ている。更に、この水圧袋５には上面に図１の（イ）
（ロ）の場合と同様に先端が横向きノズル４ａ又は斜め
下向きのノズル４ｂが設けられている。又、水圧袋５の
下面には逆止弁を設けた吸水口６が設けられている。
【００１４】この水圧方式のポンプの場合、波動又は流
水の変動により、水圧袋５に外側から加わる水圧の変動
で、水圧袋５は収縮して内部の水をノズルから噴出して
検出面を清浄する。外側の水圧が減少すると、水圧袋５
は自身の復元力又は蔓巻ばね５ａの復元力により元の状
態に脹らみ、この時逆止弁を通って吸水口６から水を吸
い込み、もとの満水状態となり、再び到来する波動や流
水変動に備える状態となっている。従って、この場合は
一定間隔ではなく、不特定間隔で噴出洗浄することにな
る。
水の変動により、水圧袋５に外側から加わる水圧の変動
で、水圧袋５は収縮して内部の水をノズルから噴出して
検出面を清浄する。外側の水圧が減少すると、水圧袋５
は自身の復元力又は蔓巻ばね５ａの復元力により元の状
態に脹らみ、この時逆止弁を通って吸水口６から水を吸
い込み、もとの満水状態となり、再び到来する波動や流
水変動に備える状態となっている。従って、この場合は
一定間隔ではなく、不特定間隔で噴出洗浄することにな
る。
【００１５】なお、水圧方式の場合、上述の説明では環
状の水圧袋５を使用して、全方向からの変動に対応する
ように構成しているが、必ずしもこれに限定するもので
はなく、水流や波動の特徴により例えば半円周や単方向
のみの変動に対応するように構成しても良いことは勿論
である。
状の水圧袋５を使用して、全方向からの変動に対応する
ように構成しているが、必ずしもこれに限定するもので
はなく、水流や波動の特徴により例えば半円周や単方向
のみの変動に対応するように構成しても良いことは勿論
である。
【００１６】
【発明の効果】上述のポンプ３による噴出水の水圧はさ
ほど強いものではないが、頻繁に洗浄するために、沈降
物や付着した生物等は付着後間もなくは簡単に洗い落と
すことが可能で、常に清浄な検出面を維持することが可
能である。
ほど強いものではないが、頻繁に洗浄するために、沈降
物や付着した生物等は付着後間もなくは簡単に洗い落と
すことが可能で、常に清浄な検出面を維持することが可
能である。
【００１７】測定器本体１とは切り離して洗浄装置を設
けるものではなく、測定器本体１に付属する形で使用
し、測定器本体１が制御しているため、特に洗浄操作を
外部から行うことは不要である。
けるものではなく、測定器本体１に付属する形で使用
し、測定器本体１が制御しているため、特に洗浄操作を
外部から行うことは不要である。
【００１８】水圧方式の場合には、測定器本体１の電源
は使用しないので、この電源の寿命を縮めることはな
い。
は使用しないので、この電源の寿命を縮めることはな
い。
【００１９】ノズル交換により、横方向又は上面洗浄が
可能であると共に、更に攪拌装置としての使用も可能で
ある。
可能であると共に、更に攪拌装置としての使用も可能で
ある。
【図１】電動方式の洗浄ポンプの説明図で、（イ）は洗
浄箇所が横向きの場合、（ロ）は同じく上向きの場合で
ある。
浄箇所が横向きの場合、（ロ）は同じく上向きの場合で
ある。
【図２】水圧方式の洗浄ポンプの説明図で、洗浄箇所が
横向きの場合である。
横向きの場合である。
１ 測定器本体 ２ａ 横向きセンサー ２ｂ 上向きセンサー ３ ポンプ ４ａ 横向きノズル ４ｂ 斜下向きノズル ５ 水圧袋 ６ 吸水口
Claims (3)
- 【請求項１】 水中の溶存酸素計センサー、塩分計セン
サー、濁度計センサー、光量子計センサー等の検出部を
洗浄する装置において、前記各センサーの検出部に向い
たノズルと、このノズルから噴出する圧力水を供給する
ポンプとを設け、このポンプを駆動する電源を前記セン
サーを設けた測定器本体の電源と共有すると共に、前記
ポンプを間歇運転することを特徴とする噴出水による自
動洗浄装置。 - 【請求項２】 水中の溶存酸素計センサー、塩分計セン
サー、濁度計センサー、光量子計センサー等の検出部を
洗浄する装置において、前記各センサーの測定器本体の
外周上端部を取り囲んだ環状の水圧袋を設け、この水圧
袋はそれ自体の弾性又は内部に挿入してある弱い蔓巻き
状のばねにより常に膨らんだ状態を保持すると共に、環
状の上側には前記各センサーの検出部に向いたノズル
と、下側には逆止弁を設けた吸水口を設け、波動又は流
水の変動による外部水圧の変化により、前記水圧袋が水
圧で押された時に前記ノズルから前記センサーに水を噴
出し、前記水圧が減少した時には水圧袋の復元する力に
よって前記吸水口から水を吸い込んで水圧袋内が満水状
態となるように構成されたことを特徴とする噴出水によ
る自動洗浄装置。 - 【請求項３】 前記ノズルは前記各センサーの検出面が
横向き、又は上向きによりそれぞれ噴出方向が横方向又
は斜め下方向の噴出口を持ったノズルと交換可能に構成
してあることを特徴とする請求項１及び２の噴出水によ
る自動洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01384597A JP3532056B2 (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 噴出水による自動洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01384597A JP3532056B2 (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 噴出水による自動洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202207A true JPH10202207A (ja) | 1998-08-04 |
| JP3532056B2 JP3532056B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=11844622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01384597A Expired - Fee Related JP3532056B2 (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 噴出水による自動洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3532056B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2472857A (en) * | 2009-08-21 | 2011-02-23 | Process Instr | Oxygen sensor housing with self cleaning system |
| WO2021004220A1 (zh) * | 2019-07-11 | 2021-01-14 | 江苏南大五维电子科技有限公司 | 一种水质监测传感器自动清洁装置 |
| CN114965301A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-08-30 | 浙江嘉园智能科技有限公司 | 一种具备自清洗功能的传感器 |
-
1997
- 1997-01-28 JP JP01384597A patent/JP3532056B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2472857A (en) * | 2009-08-21 | 2011-02-23 | Process Instr | Oxygen sensor housing with self cleaning system |
| WO2021004220A1 (zh) * | 2019-07-11 | 2021-01-14 | 江苏南大五维电子科技有限公司 | 一种水质监测传感器自动清洁装置 |
| CN114965301A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-08-30 | 浙江嘉园智能科技有限公司 | 一种具备自清洗功能的传感器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3532056B2 (ja) | 2004-05-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20031225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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