JPH10202045A - 排ガス処理設備 - Google Patents

排ガス処理設備

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JPH10202045A
JPH10202045A JP9007904A JP790497A JPH10202045A JP H10202045 A JPH10202045 A JP H10202045A JP 9007904 A JP9007904 A JP 9007904A JP 790497 A JP790497 A JP 790497A JP H10202045 A JPH10202045 A JP H10202045A
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Japan
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air
valve
exhaust gas
nitrogen gas
controller
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JP9007904A
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Masahiro Hirata
昌洋 平田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造設備からの可燃性・爆発性ガスを
含む排ガスを加熱酸化分解させる排ガス処理設備におい
て、反応塔への空気、N2 ガスの供給が合理化され、か
つ反応塔が閉塞している場合には半導体製造設備を停止
させるインターロック機構を備えた排ガス処理設備を提
供すること。 【解決手段】 空気配管31の空気流量計32の上流側
に空気開閉弁63、N2ガス配管41のN2 ガス流量計
42の上流側にN2 ガス開閉弁64を設置し、半導体製
造設備1の起動・停止信号が入力される電磁弁61によ
って開閉させる。また、空気流量計32、N2 ガス流量
計42と半導体製造設備1との間にコントローラー65
を設置し、半導体製造設備1の起動信号の入力時点から
所定時間内に空気流量計32、N2 ガス流量計42から
所定の流量であることが入力されない場合にはインター
ロック信号を出力させて半導体製造設備1を停止させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造設備から
排出される爆発性ガス、可燃性ガスを含む排ガスを処理
するための排ガス処理設備に関するものであり、更に詳
しくは排ガス処理設備に供給される空気および窒素(N
2 )ガスの消費を合理化させると共に、排ガス処理設備
が閉塞するなどの異常が発生している場合にはインター
ロック機構を作動させて半導体製造設備を停止させるよ
うにした排ガス処理設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は半導体製造設備から排出される排
ガスを処理するための従来例の加熱酸化分解方式の排ガ
ス処理設備2’の要部の部分破断斜視図であり、図3は
全体の配管系統図である。この排ガス処理設備2’は半
導体装置の製造プロセスの成膜工程において使用される
シラン(SiH4 )系およびTEOS(テトラエトキシ
シラン)((C25 O)4 Si)系の如き爆発性ガ
ス、可燃性ガスを含む排ガスを処理し無害化する設備で
ある。図2、図3を参照して、排ガス処理設備2’は半
導体製造設備1から排出され排ガス配管9を経て導入さ
れる排ガスを加熱酸化分解させる反応塔10と、分解後
のガスを洗浄して大気中へ放出させる排気洗浄塔20
と、それらに使用される酸化用の空気、希釈その他用の
窒素(N2 )ガス、および冷却水、洗浄水の配管と流量
計からなっている。
【0003】すなわち、反応塔10は上方から排ガス導
入部11、反応部12、水冷部13からなるが、排ガス
導入部11へは排ガスを酸化分解させるための空気が空
気配管31から空気流量計32を経て供給されている。
また、急激な酸化分解が起こることを防ぐためと、酸
化分解によって生成する粉末状のSiO2 (酸化ケイ
素)などの固形物が反応部12の導入ノズル12N内ま
たはその周辺に付着し閉塞に至ることを防ぐためのN2
ガスがN2 ガス配管41からN2 ガス流量計42を経て
供給されている。反応部12は二重筒となっており、内
筒の外周面にはヒーター12Hが設置されて内筒内を加
熱するようになっているが、ヒーター12Hの熱を内筒
面で均一化するための空気が空気配管49によって外筒
と内筒との間へ供給されている。円筒内には反応温度測
定用の熱電対12Pが挿入されている。水冷部13は加
熱酸化分解された排ガスを水冷する部分である。
【0004】また、冷却および洗浄のための水道水配管
51は分岐され、一方の冷却水配管52は冷却水流量計
53を経て反応塔10の水冷部13へ供給され、他方の
洗浄水配管54は洗浄水流量計55を経て排気洗浄塔2
0の上下2か所へ供給されており、水冷部13からの排
水は排水管56によって系外へ導かれ、排気洗浄塔20
からの排水は排水管57を経て排水管56に合流されて
いる。そして、半導体製造設備1からの排ガスは排ガス
配管9から反応塔10の上部の排ガス導入部11へ導か
れ、反応部12で加熱酸化分解された後、水冷部13を
経て排気洗浄塔20へ送り込まれ、水洗浄されて大気中
へ放出される。
【0005】なお、半導体製造設備から排出される排ガ
スの処理に関して、特開昭63ー62528号公報に係
る「排気ガス処理装置」には、排気ガス導入管の排気ガ
スと空気の接触部分付近の内壁面に洗滌液の連結通水部
を設け、これにより排気ガスの燃焼による生成酸化物の
沈着を防ぐ排気ガス処理装置が開示されているが、その
内容は上述の図3の配管系統図における排ガス導入部1
1内の構造に対応するものである。また、特開平7ー3
23211号公報に係る「半導体製造排ガス除害方法と
その装置」には、半導体製造排ガスを水洗して水溶成分
を除去し、次いで水洗排ガスを加熱分解させた後、粉塵
を水洗除去する方法、ないしはこれらに加えて加熱分解
ゾーンに蓄積した粉塵を噴射除去する方法とその装置が
開示されているが、その内容は排ガス処理のプロセスの
組み合わせに関するものである。上記の何れにも排ガス
処理装置に使用される分解用ガスや希釈用ガスの消費の
合理化、ないしは加熱酸化分解の生成物によるラインの
閉塞に対処させるインターロック機構についての記述は
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3を参照して、従来
例の排ガス処理設備2’においては、排ガスを酸化分解
させるための空気が空気配管31から60〜70L/m
inの流量で反応塔10の排ガス導入部11へ供給され
ており、希釈と付着防止のためのN2 ガスがN2ガス配
管41から20〜30L/minの流量で同じく排ガス
導入部11へ供給されているが、何れも終日24時間流
されている。しかし、半導体製造設備1から排出される
排ガスは1日当たり約7時間であり、それ以外の約17
時間は空気とN2 ガスは無益に流されている。また、排
ガスを加熱酸化分解させた時に生成する粉末状のSiO
2 などの固形物が反応部12の導入ノズル12Nないし
はその周辺部に付着し、排ガス流入管を閉塞させる場合
がある。
【0007】従って、本発明は半導体製造設備から排ガ
スが排出されている時以外は、空気およびN2 ガスを停
止して運転コストを低減させ得ると共に、排ガス処理設
備が閉塞しているなどの異常がある時には自動的に半導
体製造設備を停止させ得る排ガス処理設備を提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は請求項1の
構成によって解決されるが、その解決手段を実施の形態
によって例示すれば、図1は本実施の形態による排ガス
処理設備2の配管系統図であり、反応塔10に接続され
る空気配管31の空気流量計32の上流側に空気開閉弁
63が設置され、同じく反応塔10に接続されるN2
ス配管41のN2 ガス流量計42の上流側にN2 ガス開
閉弁64が設置され、これらの空気開閉弁63およびN
2 ガス開閉弁64は何れもエア圧で開閉されるエアオペ
レートタイプであって、半導体製造設備1からの起動信
号および停止信号が入力される電磁弁61によってエア
圧が操作されて開閉される。従って、空気およびN2
スは半導体製造設備1が稼働している時のみ排ガス処理
設備2へ供給され、無駄に消費されない。また、空気開
閉弁63およびN2 ガス開閉弁64は何れも制御不能な
状態になった時に閉となるノーマリークローズタイプの
弁が設置されており、そのような場合にも空気やN2
スの放出は防がれる。
【0009】更には、上記の課題は請求項4の構成によ
って解決されるが、その解決手段を例示すれば図1を参
照して、空気流量計32およびN2 ガス流量計42と半
導体製造設備1との間にはコントローラー65が設置さ
れ、空気流量計32およびN2 ガス流量計42からそれ
ぞれ流量を示す信号が入力されると共に、半導体製造設
備1から起動信号が入力され、内蔵タイマーが起動信号
が入力された時からの経過時間をカウントするようにな
っている。そして所定時間内に空気流量計32およびN
2 ガス流量計42の少なくとも何れか一方から所定の流
量にあることの信号が入力されない場合には、コントロ
ーラー65は異常が発生していると判断してインターロ
ック信号を出力し半導体製造設備1を停止させる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の排ガ
ス処理設備について具体的に説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態による排ガス処
理設備2の配管系統図であり、基本的には図2、図3に
示した従来の排ガス処理設備2’と共通する部分が多い
が、本発明の排ガス処理設備2が従来の排ガス処理設備
2’と異なるところは、反応塔10の排ガス導入部11
へ接続されている空気配管31およびN2 ガス配管41
と、排ガスを排出する半導体製造設備1との間に制御機
構が設けられていることにある。
【0012】本発明の排ガス処理設備2においては、ノ
ーマリークローズタイプ、すなわち全停電時など、制御
が不可能な状態になった時には「閉」となるタイプのエ
アオペレート弁である空気開閉弁63を空気配管31の
空気流量計32の上流側に設置し、同様にノーマリーク
ローズタイプのエアオペレート弁であるN2 ガス開閉弁
64をN2 ガス配管41のN2 ガス流量計42の上流側
に設置して、それらの開閉は排ガスを排出する半導体製
造設備の起動信号と停止信号(例えば直流電圧24Vと
0Vとのオン・オフ信号)によって駆動される電磁弁6
1によって空気開閉弁63およびN2 ガス開閉弁64の
エア圧を制御して行なうようにしている。なお、空気開
閉弁63、N2 ガス開閉弁64にノーマリクローズタイ
プの弁を採用するのは、前述したような制御不能な状態
において、空気が半導体製造設備1内へ逆流するなどの
トラブルを予防し、半導体製造設備1と排ガス処理装置
2との安全性を高めるためである。また空気開閉弁6
3、N2 ガス開閉弁64にエアオペレート弁を採用する
のは、可燃性ガス、爆発性ガスが万が一にも漏出するこ
とを考慮したものであり、電気的に作動する弁は採用し
にくい。従ってまた電磁弁61も空気開閉弁63、N2
ガス開閉弁64とは離れた位置に設置される。
【0013】更に、コントローラー65が設置されてお
り、空気流量計32およびN2 ガス流量計42のそれぞ
れから空気またはN2 ガスの流量を示す信号がコントロ
ーラー65へ入力され、かつ半導体製造設備1の起動信
号と停止信号(直流電圧24Vと0Vとのオン・オフ信
号)が、電磁弁61へ入力されると同時に、コントロー
ラー65へも入力されるようになっている。そして半導
体製造設備1の起動信号(直流電圧24V)がコントロ
ーラー65へ入力されると内蔵されているタイマーが時
間のカウントを開始し、その起動信号によって同時に駆
動される電磁弁61を介して供給が開始される空気およ
びN2 ガスの空気流量計32およびN2ガス流量計42
との少なくとも何れか一方からの所定の流量であること
の信号が所定時間内にコントローラー65へ入力されな
いと、コントローラー65は排ガス処理設備2に異常が
あると判断して、インターロック信号を半導体製造設備
1に対して出力し、半導体製造設備1を停止させるよう
になっている。
【0014】本発明の排ガス処理設備2は以上のように
構成されるが、次にその作用を説明する。なお、水冷部
13における冷却水、排気洗浄塔20における洗浄水は
従来通り供給され、反応部12も従来通りヒーター12
Hによって加熱されるものとする。
【0015】半導体製造設備1が起動されると、その起
動信号(例えば直流電圧24V)によって駆動される電
磁弁61が空気配管31の空気開閉弁63にエア圧を加
え「開」として反応塔10への空気の供給を開始し、同
時に同様にしてN2 ガス配管41の空気開閉弁64を
「開」とし反応塔10へのN2 ガスの供給を開始する。
半導体製造設備1からの起動信号によって空気およびN
2 ガスが反応塔10へ供給されるので、半導体製造設備
1からの排ガスが本発明の排ガス処理設備2に到達する
までには十分な時間的余裕が確保される。
【0016】そして、半導体製造設備1からの排ガスは
排ガス配管9から反応塔10の上部の排ガス導入部11
へ導かれ、反応部12で加熱酸化分解された後、水冷部
13を経て排気洗浄塔20へ送り込まれ、水洗浄されて
大気中へ放出される。
【0017】半導体製造設備1が停止される場合は、起
動の場合と全く逆である。その停止信号(直流電圧0
V)によって電磁弁61がエアオペレートの空気開閉弁
63、およびエアオペレート弁のN2 ガス開閉弁64の
エア圧を解放して「閉」とし、反応塔10への空気およ
びN2 ガスの供給を停止する。 従って、酸化用の空気
や希釈用および付着防止用のN2 ガスが無益に流される
ことが防止される。
【0018】また、排ガス処理設備2においては、排ガ
スが加熱酸化分解されて生ずる粉末状のSiO2 等の固
形物が反応塔10の反応部12、特に導入ノズル12
N、およびその周辺に付着して詰まりを発生させ易い
が、そのような場合において、半導体製造設備1が起動
されると、その起動信号は電磁弁61へ入力されて空気
開閉弁63およびN2 ガス開閉弁64を開とし、空気お
よびN2 ガスは排ガス導入部11へ供給され始め、同時
にその起動信号はコントローラー65へ入力され、内蔵
タイマーが経過時間をカウントし始める。空気とN2
スが所定の流量で流れていることの信号が空気流量計3
2およびN2 ガス流量計42の少なくとも何れか一方か
ら所定時間内にコントローラー65へ入力されないと、
コントローラー65は反応塔10を含む排ガス処理設備
2において閉塞が生じていると判断してインターロック
信号を出力し半導体製造設備1を停止させる。従って、
反応塔10の圧力が高まり、予期しない大事故に繋がり
かねない危険を未然に防止する。
【0019】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限られることなく、本発明
の技術的精神に基づいて種々の変形が可能である。
【0020】例えば本発明の形態においては、排ガス処
理設備で処理する排ガスとして、SiH4 および(C2
5 O)4 Siを例示したが、これら含Si系のガス以
外に、ゲルマン(GeH4 )、アルシン(AsH3 )、
ホスフィン(PH3 )、ジボラン(B26 )など、酸
化されて粉末状の固形物を生成するガスも処理対象とな
る。また粉末状の固形物を生成しないまでも水素(H
2 )、メタン(CH4 )、エタン(C26 )も対象に
含まれる。
【0021】また本実施の形態においては、冷却水およ
び洗浄水について特に制御の対象としなかったが、空気
やN2 ガスと同様に、半導体製造設備1からの起動信号
と停止信号とによって反応塔10および洗浄放出塔20
へ供給し停止するようにしてもよい。
【0022】また本発明の形態においては、空気開閉弁
63およびN2 ガス開閉弁64をエアオペレート弁と
し、これらを電磁弁とすることは避けたが、簡便のため
にはこれらを電磁弁として半導体製造設備1からの起動
信号と停止信号とによって直接に開閉するようにしても
よい。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上に説明したような形態で実
施され、次に記載するような効果を奏する。
【0024】請求項1の排ガス処理設備によれば、排ガ
ス処理設備の稼働時のみに空気およびN2 ガスを反応塔
へ供給するので、空気およびN2 ガスの無益な消費を解
消し得る。
【0025】例えば、空気を70L/minの流量で2
4時間流した場合には100,800L/dayとな
り、半導体製造設備から排ガスが排出される7時間/d
ayの間に使用される空気量は29,400L/day
であるから、その差71,400L/dayの無駄が解
消されるので、空気の単価を3.7円/m2 として1カ
月当り7,925円が削減される。
【0026】また、N2 ガスを30L/minの流量で
24時間流した場合には43,200L/dayとな
り、半導体製造設備から排ガスが使用される7時間/d
ayの間に使用されるN2 ガス量は12,600L/d
ayであるから、その差30,600L/dayの無駄
が解消されるので、N2 ガスの単価を16円/m3 とし
て1カ月当り14,688円が削減される。すなわち、
空気とN2 ガスとで22,613円/月の削減となる。
半導体の量産ラインでは同様な排ガス処理設備が20台
程度設置されるが、仮に20台とすると合計で452,
260円/月が削減される。
【0027】請求項2の排ガス処理設備によれば、全停
電時など、制御が不能な状態になった場合においても、
例えばN2 ガス開閉弁64は閉となるので、無駄な放出
が避けられる。また、空気開閉弁63も閉とされ、半導
体製造設備1への逆流を防ぎ、かつ爆発性ガス、可燃性
ガスが漏出している場合の安全性を高める。
【0028】請求項4の排ガス処理設備によれば、半導
体製造設備の起動信号によって空気開閉弁およびN2
ス流量計との少なくとも何れか一方において所定の流量
が得られない場合にはコントローラーが半導体製造設備
を停止させるので、反応塔内の圧力が高まって予期しな
い大事故に繋がりかねない危険を未然に防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の排ガス処理設備の配管系統図で
ある。
【図2】従来例の排ガス処理設備の要部の部分破断斜視
図である。
【図3】同設備の配管系統図である。
【符号の説明】
1……半導体製造設備、2……排ガス処理設備、10…
…反応塔、11……排ガス導入部、12……反応部、1
3……水冷部、20……排気洗浄塔、31……空気配
管、32……空気流量計、41……N2 ガス配管、42
……N2 ガス流量計、61……電磁弁、63……空気開
閉弁、64……N2 ガス開閉弁、65……コントローラ
ー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造設備から排出される可燃性ガ
    ス、爆発性ガスを含む排ガスを導入すると共に、酸化の
    ための空気および希釈その他のための窒素ガスを供給し
    て、前記排ガスを加熱酸化分解させ無害な酸化物として
    処理する排ガス処理設備において、 前記半導体製造設備の起動信号によって開、停止信号に
    よって閉とされる空気開閉弁が空気供給配管に設置さ
    れ、同じく前記半導体製造設備の起動信号によって開、
    停止信号によって閉とされる窒素ガス開閉弁が窒素ガス
    供給配管に設置されており、 前記半導体製造設備の稼働時のみに前記空気および前記
    窒素ガスが供給されることを特徴とする排ガス処理設
    備。
  2. 【請求項2】 前記空気開閉弁および前記窒素ガス開閉
    弁が全停電時などの制御不能時において閉となるように
    設定されている弁であることを特徴とする請求項1に記
    載の排ガス処理設備。
  3. 【請求項3】 前記空気開閉弁および前記窒素ガス開閉
    弁がエア圧操作弁であり、前記半導体設備からの前記起
    動信号および前記停止信号が入力される電磁弁によって
    エア圧が操作されて開閉されることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の排ガス処理設備。
  4. 【請求項4】 前記空気供給配管における前記空気開閉
    弁の下流側に空気流量計、前記窒素ガス供給配管におけ
    る前記窒素ガス開閉弁の下流側に窒素ガス流量計、およ
    びそれらの流量計と前記半導体製造設備との間にコント
    ローラーが設置されており、それらの間において、 前記空気流量計からの前記空気の流量を示す信号、およ
    び前記窒素ガス流量計からの前記窒素ガスの流量を示す
    信号が独立して前記コントローラーへ入力され、かつ前
    記半導体製造設備の前記起動信号が前記コントローラー
    へ入力されて、該コントローラーのタイマーが前記起動
    信号の入力後の経過時間をカウントするようになってお
    り、 前記半導体製造設備からの前記起動信号によって前記空
    気開閉弁および前記窒素ガス開閉弁が開とされ、同時に
    前記コントローラーの前記タイマーが前記経過時間のカ
    ウントを開始した後、所定時間内に前記空気流量計およ
    び前記窒素ガス流量計の少なくとも何れか一方から所定
    の流量であることの信号が前記コントローラーへ入力さ
    れない場合には、前記コントローラーがインターロック
    信号を出力して前記半導体製造設備を停止させることを
    特徴とする請求項1に記載の排ガス処理設備。
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