JPH10201846A - シールド可能な注射器アッセンブリ - Google Patents

シールド可能な注射器アッセンブリ

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JPH10201846A
JPH10201846A JP10010366A JP1036698A JPH10201846A JP H10201846 A JPH10201846 A JP H10201846A JP 10010366 A JP10010366 A JP 10010366A JP 1036698 A JP1036698 A JP 1036698A JP H10201846 A JPH10201846 A JP H10201846A
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collet
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locking collar
collar
locking
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    • A61M5/347Constructions for connecting the needle, e.g. to syringe nozzle or needle hub rotatable, e.g. bayonet or screw

Abstract

(57)【要約】 【課題】 偶発的な穿刺および許可されない再使用を効
果的に防止することができ、構造が簡単なシールド可能
注射器アッセンブリを提供する。 【解決手段】 シールド可能な注射器アッセンブリ10
は 基端部と末端部と環状の溝32とをを有する注射器
胴部12を含む。ロッキングカラー76が注射器胴部1
2の末端部に取り付けられ、溝内に係合される複数の突
起90を含む。ロッキングカラーの外側部は内方に変形
可能なコレットを形成する。剛性の安全シールド54が
注射器胴部およびロッキングカラーの上に入り子式に設
けられ、基端位置から末端位置まで摺動可能である。安
全シールドの内側は末端位置にあるときコレットをロッ
ク係合させる。安全シールドの注射器胴部からの分離を
防止すべく、コレット係合部はコレットを内方に変形さ
せ溝内に緊密に係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はニードルカニューレ
との偶発的な接触を防止するのに役立つ皮下注射器用の
シールドに関する。
【0002】
【従来の技術】先行技術の皮下注射器は、対立する基端
部および末端部とそれらの間に延在し流体受容チャンバ
を画成する筒状の壁部とを有する注射器胴部を含んでい
る。注射器胴部の末端部は部分的に閉鎖され、胴部の流
体受容チャンバに連通する通路を有し短く末端方向に延
出する先端部で終わっている。胴部の基端部は広く開口
し、摺動、液密にプランジャを受け入れる。プランジャ
の末端方向への動きにより、注射器胴部の先端部の通路
を介して、チャンバから流体が排出される。プランジャ
の基端方向への動きにより流体をチャンバ内に引き込
む。
【0003】多くの皮下注射器の末端部はさらに先端部
を同心に取り囲む筒状のルアカラーにより特徴付けられ
る。ルアカラーの内表面領域には一条のねじ山が設けら
れている。
【0004】先行技術の皮下注射器にはさらに、ニード
ルカニューレとニードルハブとを含むニードルアッセン
ブリが設けられ得る。ニードルカニューレは基端部、鋭
利な末端部、およびそれらの間に延在する空腔部を含ん
でいる。先行技術のニードルカニューレの基端部はニー
ドルハブ内に固設されている。先行技術のニードルアッ
センブリのハブはルアカラーに螺合され、ニードルカニ
ューレを貫通する空腔を皮下注射器の先端部を貫通する
通路に連通させることができる。
【0005】ニードルカニューレの末端部の事故的な突
き刺しは、痛みを伴い、かつ、病気を伝染させ得る。結
果として、多くの先行技術の皮下注射器は、ニードルカ
ニューレの少なくとも鋭利な末端部を保護的に取り囲む
シールドを含んでいる。皮下注射器用の安全シールドは
使用するのが容易で、皮下注射器の通常の使用との干渉
が避けられねばならない。さらに、皮下注射器の無断な
再使用を防止するために、シールドされたニードルカニ
ューレの再露出を防止することが望ましい。
【0006】先行技術の安全シールドは米国特許第5,
385,555号に図示されている。米国特許第5,3
85,555号に示されているシールドは、対立する基
端および末端部と注射器胴部の長さにほぼ等しい長さを
有する剛性筒状構造体である。このシールドは注射器胴
部上に入り子式に設けられ、ニードルカニューレが露出
され使用の用意ができている基端位置から、シールドが
安全にニードルカニューレを取り囲む末端位置まで滑り
移動可能である。シールドの基端部および注射器胴部の
基端部は、皮下注射器の使用前および使用中にシールド
をその基端位置に取り外し可能に保持する構造を含んで
いる。安全シールドを、ニードルカニューレを取り囲む
その末端位置に永久的にロックするロック構造もまた設
けられている。
【0007】安全シールドをその末端位置にロックする
ロック構造は、筒状のルアカラーを取り囲む関係で配置
されているロッキングカラーを含んでいる。ロッキング
カラーには、ロッキングカラーが筒状のルアカラー上を
基端方向に摺動するのを許容すべく形状付けられた複数
の突起が設けられている。しかしながら、突起は末端方
向に向けられた力に応答してプラスチックの筒状ルアカ
ラーに噛み込む。ロッキングカラーはさらに、ロッキン
グカラーの基端部にロッキング壁を含んでいる。ロッキ
ング壁は概ね載頭円錐状のスカートであり、注射器胴部
の外径よりも大きな小径部をロッキングカラーの基端部
に含んでいる。ロッキング壁はより末端位置で外方に朝
顔形に開き、その最末端部は内方に撓み得る。安全シー
ルドの基端部は、ロッキングカラー上のロッキング壁の
小径部より小さい内径部を形成する複数のストッパブロ
ックを含んでいる。安全シールドの内側領域はさらに、
ストッパブロックから基端方向に離間された複数のロッ
ク用斜面を含んでいる。ストッパブロックと斜面との間
の安全シールドの内部は筒状である。
【0008】米国特許第5,385,555号の安全シ
ールドは、安全シールドを注射器胴部に対し末端方向に
摺動させて用いられる。末端方向に充分に移動した後、
安全シールドの内側の斜面がロッキングカラーのロッキ
ング壁に係合する。斜面はロッキング壁の内方への撓み
を生じさせ、安全シールドはさらに末端方向に進むこと
ができる。安全シールドが末端方向に充分に移動した
後、斜面はロッキングカラーのロッキング壁から外れ、
これによりロッキング壁が撓みの無い状態に弾性的に戻
ることを可能とする。安全シールドをさらに末端方向に
動かすと、ストッパブロックがロッキングカラーのロッ
キング壁の基端部内に入れ込まれる。かくて、安全シー
ルドは使用されたニードルカニューレを取り囲む関係で
延伸された末端位置に効果的にロックされる。ニードル
カニューレを再使用しようとして安全シールドに基端方
向の力を加えると、安全シールド内の斜面の末端部をロ
ッキング壁の大径端部に係合させる。載頭円錐スカート
状のロッキング壁は基端方向の力に応答しては撓まず、
そしてロッキングカラーはルアカラーを取り囲む注射器
胴部の肩部に単に押し付けられる。安全シールドを末端
方向に取り外そうとすると、ストッパブロックをロッキ
ングカラーの基端部に押し付け、ロッキングカラーの突
部をプラスチックのルアカラーに噛み込ませる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、偶発
的な穿刺および許可されない再使用を効果的に防止する
ことができ、構造が簡単なシールド可能注射器アッセン
ブリを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の一形態は、基端部と末端部とを有し、内方に向けら
れた溝が形成された注射器胴部と、前記注射器胴部の周
りに取り付けられるロッキングカラーであって、内方に
変形可能なコレットを含み、該コレットの一部が前記溝
内に延在しているロッキングカラーと、前記注射器胴部
および前記ロッキングカラーの上に入り子式に設けら
れ、前記注射器胴部の基端位置から末端位置まで移動可
能な管状の安全シールドであって、該安全シールドが前
記末端位置にあるとき前記コレットをロック係合させ、
かつ、前記安全シールドの前記末端位置からのさらなる
移動を防止すべく前記コレットを内方に変形させ前記注
射器胴部の前記溝内に緊密に係合させるコレット係合手
段が形成された安全シールドと、を備えることを特徴と
する。
【0011】ここで、前記ロッキングカラーは概ね管状
で両側の基端部および末端部を含み、前記コレットは前
記ロッキングカラーの前記基端部のほぼ近傍に存するも
のであってもよい。
【0012】前記ロッキングカラーのコレットは、前記
コレットの内方への変形を促進すべく前記基端部から末
端方向へ延在する複数のスロットを含んでもよい。
【0013】さらに、前記コレットはほぼ錐台形状の外
面を含み得る。
【0014】また、前記安全シールドのコレット係合手
段は、前記コレットとのウエッジ係合のため、かつ、前
記コレットを前記注射器胴部上で内方に変形させるため
に、前記安全シールドの前記基端部のほぼ近傍にほぼ錐
台状の内表面領域を含んでもよい。
【0015】同じく、前記安全シールドのコレット係合
手段は、前記安全シールドの前記基端部の近傍で内方に
突出する少なくとも一つのストッパブロックを含み、該
ストッパブロックが前記安全シールドの前記ロッキング
カラーを越える末端方向への移動を防止するように、該
ストッパブロックは前記ロッキングカラーの前記コレッ
トよりも小さな断面寸法を定めてもよい。
【0016】さらに、前記安全シールドのコレット係合
手段は、斜面および爪面を有し内方に向けられた少なく
とも一つの爪を含み、前記爪面は、前記安全シールドの
前記末端位置からの基端方向への移動を防止するため
に、前記コレットの末端部とロック係合するよう整列か
つ寸法付けられてもよい。
【0017】なお、前記注射器胴部は概ね管状の側壁と
該管状の側壁から末端方向に突出するルアカラーを含
み、該ルアカラーは、概ね環状の肩部が前記ルアカラー
と前記管状側壁との間に延在するよう前記側壁より断面
的に小さく、前記溝が前記ルアカラーに形成されている
のが好ましい。
【0018】そして、前記ロッキングカラーは、前記ル
アカラーから該ロッキングカラーが基端方向に移動する
のを防止するよう前記注射器胴部の前記肩部に対して係
合される基端部を含むことが好ましい。
【0019】本発明は、シールド可能な皮下注射器のア
ッセンブリに向けられている。このアッセンブリは、対
立する基端部および末端部と胴部内に流体受容チャンバ
を画成すべくこれらの間に延在している管状の側壁とを
有する注射器胴部を含んでいる。先端部は胴部の末端部
で末端方向に延在しそれを貫通する流体通路を含んでい
る。ルアカラーもまた、注射器胴部の末端部で末端方向
に延在し先端部を同心に取り囲む関係にある。ルアカラ
ーの内側は、先行技術におけると同様に、ニードルハブ
と螺合する一条のねじ山を含んでいる。
【0020】ルアカラーは、好ましくは、注射器胴部の
管状の側壁よりも小さな外径を定めている。かくて、肩
部がルアカラーと注射器胴部の管状の側壁との接合部に
形成される。加えて、環状の溝が環状の肩部のほぼ近傍
でルアカラーの基端部に形成されてもよい。
【0021】本発明の安全シールドアッセンブリは、対
立する基端部および末端部とルアカラーの軸方向長さに
ほぼ等しい長さを有する、短く、概ね管状のロッキング
カラーを含んでいる。ロッキングカラーの末端部はほぼ
円筒状で、ルアカラー上に滑り係合するよう寸法付けら
れた内径を定め得る。ロッキングカラーの基端部は複数
のロッキング突起により特徴付けられた内表面を含んで
いる。各突起は半径方向に整列された末端壁とテーパ付
けられた基端壁とを含んでいる。対向する突起により定
められる内径は、ルアカラーの外周の環状溝内に定めら
れる最小経とほぼ等しい。
【0022】ロッキングカラーの基端部の外側は、基端
部に小外径を、該基端部から末端方向に離間して大外径
を有する錐台状のコレットを形成している。コレットの
小外径は注射器胴部の管状側壁により定められた外径よ
りも大きい。ロッキングカラーにはさらに、基端部から
短い距離だけ軸方向に延在する複数のスロットが設けら
れている。
【0023】安全シールドは対立する基端部および末端
部と注射器胴部の長さにほぼ等しい長さとを有する剛性
の管状部材である。安全シールドはそのほぼ基端部の安
全シールドの内側に少なくとも一つのストッパブロック
を含んでいる。ストッパブロックは、注射器胴部の管状
側壁の外径よりも僅かに大きいが、ロッキングカラーの
基端部のコレットの小外径よりも小さな内径を定めてい
る。安全シールドの内側は、ストッパブロックよりも末
端側にコレットアクチュエータを含んでいる。コレット
アクチュエータは錐台状またはウエッジ状の内表面領域
であってもよい。安全シールドの内側の錐台状またはウ
エッジ状の領域は、ロッキングカラーのコレットの小外
径よりも大きな径のロッキング面のほぼ近傍の小内径を
含んでいる。
【0024】安全シールドの内側はさらに、錐台状また
はウエッジ状の領域の末端側でかつ近傍に爪を含んでい
る。爪は、錐台状またはウエッジ状の領域の直近にロッ
キングカラーの基端部のコレットの大外径よりも小さい
内径を定めている。偶発的なニードル穿刺に対しさらに
保護するために、それから安全キャップが安全シールド
の末端部上に固着されてもよい。
【0025】皮下注射器は従来の方法で用いられる。使
用後、施術者は単に一方の手で注射器胴部の基端部を、
および他方の手で安全シールドを保持する。そして、シ
ールドが注射器胴部に沿って末端方向に滑らされる。充
分に移動した後、安全シールドのテーパ付爪がロッキン
グカラーのコレットに係合する。この斜面による係合
は、安全シールドのさらなる末端方向への移動を許すべ
くコレットのわずかの内方への撓みを生じさせる。かか
るさらなる末端方向への移動の後、錐台状のコレットア
クチュエータ領域の小外径端部がロッキングカラーのコ
レットに係合する。相互に係合しているウエッジ部材の
楔作用による力が、ロッキングカラーの基端部における
突起をルアカラーの溝とのより緊密な把持係合をすべく
押しつけ、これにより安全シールドの末端方向への取り
外しを積極的に防止する。使用されたニードルカニュー
レを再露出しようとして安全シールドに加えられる基端
方向の力は、半径方向に整列された爪面がロッキングカ
ラーのコレットの末端部とロック係合するよう付勢し、
これによりロッキングカラーの基端部を注射器胴部の肩
部に付勢する。かくて、安全シールドは、使用されたニ
ードルカニューレの許可されていない再露出を防止する
べく基端または末端方向のいずれへの移動に対してロッ
クされる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明によるシールド可能な注射
器アッセンブリは、図1および図2において、全体的に
符号10で示されている。皮下注射器10は、部分的に
閉鎖された末端部14、広く開口された基端部16、お
よびそれらの間に延在し内部に流体受容チャンバ20を
画成している筒状の側壁18を有する概ね筒状の注射器
胴部12を含んでいる。筒状の側壁18は、図3に示さ
れるように、外径「a」を定めている。皮下注射器10
はさらに、注射器胴部12から末端方向に突出している
先細の先端部22を含んでいる。先端部22は、それを
貫通して延在し流体受容チャンバ20に連通する通路2
4を含んでいる。プランジャ26はチャンバ20に摺動
可能に受け入れられている。プランジャ26の図2に示
されている状態から基端方向への摺動により、流体が先
端部22内の通路24を通ってチャンバ20に引き込ま
れる。プランジャ26の末端方向への動きは、流体をチ
ャンバ20から先端部22の通路24を通って排出させ
る。
【0027】注射器胴部12はさらに、先端部22を取
り囲む関係でルアカラー28を含んでいる。ルアカラー
28には、後述するように、ニードルアセンブリのハブ
を螺合するための一条のねじ山29が設けられている。
ルアカラー28は、注射器胴部12の筒状側壁18の外
径「a」よりも小さい外径「b」を定めている。かく
て、ルアカラー28と注射器胴部12の筒状側壁18と
の間に環状の肩部30が形成されている。ルアカラー2
8はさらに、環状の肩部30にほぼ隣接する環状の溝3
2によって特徴付けられている。環状の溝32は、基端
側錐台表面34と末端側錐台表面36とを含む二つの交
差する錐台表面により形成されている。溝32を形成し
ている錐台34および36は、ルアカラー28の外径
「b」よりも小さな外径「c」を定めるべく交差してい
る。
【0028】皮下注射器アセンブリ10は、基端部44
と好ましくは鋭利な先端部47を含む末端部46とそれ
らの間に連続して延在する空腔とを備えるニードルカニ
ューレ42を有するニードルアッセンブリ40と共に用
いられる。ニードルカニューレ42の基端部44はハブ
48に堅固に埋設されている。ハブ48は、ルアカラー
28に螺合するよう寸法付け、かつ、形状付けられてい
る突部50を含んでいる。安全キャップ52がニードル
カニューレ42上に入り子式に設けられ、ハブ48に摩
擦係合されている。安全キャップ52は、皮下注射器1
0の最初の使用の前の偶発的穿刺を防止するのに有効で
ある。使用の直前に、安全キャップ52は取り外され廃
棄され得る。
【0029】シールド可能な皮下注射器10はさらに、
注射器胴部12上に入り子式に摺動可能に設けられた剛
性管状の安全シールド54を含んでいる。安全シールド
54は基端部56、末端部58およびそれらの間に連続
して延在している剛性管状の側壁60を含んでいる。管
状側壁60は、その末端部58から基端方向に延在して
安全シールド54の大部分の長さに沿う内径「d」を定
めている。安全シールド54の基端部56に隣接する内
部は、面取りされた基端面64と半径方向に整列された
末端側ロッキング面66とを有し、内方に向けられたロ
ッキング肩部62を含んでいる。ロッキング肩部62
は、注射器胴部12の外径「a」よりも僅かに大きな内
径「e」を定めている。かくて、安全シールドのロッキ
ング肩部62は注射器胴部12に沿って摺動され得る。
製作を容易とするために、ロッキング肩部は周方向に離
間された複数の不連続体であってもよい。
【0030】安全シールド54のロッキング肩部62か
ら末端側の内部は、ロッキング肩部62のロッキング面
66に隣接した小内径「f」を有する錐台状のウエッジ
表面68を形成し、ウエッジ表面68の最末端位置では
大内径「g」を有している。
【0031】爪70がウエッジ表面68より末端側に形
成され、爪70はウエッジ表面68の最末端を定め半径
方向に整列された爪面72および爪面72より末端側の
斜面74を含んでいる。爪面72と斜面74との交差部
は、ウエッジ表面68の小内径「f」よりも大きな内径
「h」を定めている。爪70の斜面74の末端部は、安
全シールド54の末端部58まで連続する筒状の内表面
と交差している。再度、製作を容易とするために、爪7
0はロッキング肩部62における周方向の不連続体と整
列されてもよい。
【0032】シールド可能な皮下注射器10はさらに、
図5および6に示されるように、基端部78、末端部8
0および概ね管状の側壁82を有するロッキングカラー
76を含んでいる。側壁82は好ましくは、末端部80
から基端方向に延在するその長さの大部分に沿ってほぼ
円筒状の内外表面を有する。管状側壁82の末端部80
に隣接する内表面領域は、必須ではないが、好ましくは
ルアカラー28の外径「b」よりも僅かに大きな内径
「i」を定めている。
【0033】ロッキングカラー76の基端部78は、錐
台状の基端面86と半径方向に整列された末端面88と
を有する環状の外側ウエッジ84を備えたコレットを形
成している。ロッキングカラー76の最基端部78は、
注射器胴部12の筒状側壁18の外径「a」、および、
安全シールド54のロッキング肩部62の内径「e」よ
りも大きな外径「j」を定めている。外側ウエッジ84
の錐台状の外壁86と末端面88との交差部は、安全シ
ールド54の爪70の爪面72と斜面74との交差部で
定められた内径「h」よりも大きな外径「k」を定めて
いる。
【0034】ロッキングカラー76の基端部78近傍の
内側領域は、テーパ付けられた基端面92および半径方
向に整列された末端面94を好ましくは有する突起90
を画成している。突起90の面92および94は、ルア
カラー28の溝32の外径「c」よりも僅かに大きい
が、ルアカラー28の他の位置における外径「b」より
も小さい内径「l」を定めるべく交差している(図
5)。ロッキングカラー76はさらに、基端部78から
末端方向に延在する複数のスロット96により画成され
ている。シールド54は、好ましくは、末端部58に固
設された末端カバー98を含む。カバー98は、ニード
ルアッセンブリ40が延出し得る中心開口を含んでい
る。カバー98の開口は指の進入を防止すべく寸法決め
されている。
【0035】シールド可能な注射器アッセンブリ10
は、最初に安全シールド54を注射器胴部12上に取り
付けることにより組み立てられ得る。注射器胴部12の
基端部16近傍の外径は、胴部の残りの部分の外径より
も幾らか大きく形成できるので、注射器胴部12の基端
部位置でシールド54を保持するために、胴部の基端部
はロッキング肩部62と解除可能に摩擦係合することが
できる。それから、ロッキングカラー76が安全シール
ド54の末端部58内でルアカラー28上に滑り込まさ
れる。この挿入の際、突起90の斜面とされた基端面9
2がルアカラー28に係合し、これによりロッキングカ
ラー76のスロット96近傍部分の半径方向への拡大が
生ずる。この半径方向の拡大によりロッキングカラー7
6がルアカラー28上をさらに基端方向に移動するのが
可能となる。しかしながら、基端方向に充分に移動した
後は、突起90がルアカラー28の溝32と整列する。
かくて、ロッキングカラー76の基端部78は撓みの無
い状態に弾性的に戻り、図7に示されるように、溝32
内に堅固に係合される。組立は、安全シールド54の末
端部58にカバー98を固設し、かつ、ニードルハブ4
8の突部50をルアカラー28に螺着することにより完
了する。
【0036】シールド可能なニードルアッセンブリ10
は、単に、ニードルカニューレ42およびハブ48から
キャップ52を取り外すことによる従来の方法によって
用いられ得る。皮下注射器10はそれから従来の方法で
充填され、適切な医薬を患者に注射するのに用いられ
る。
【0037】かかる使用後、ニードルカニューレ42は
汚染されているかもしれない。使用されたニードルカニ
ューレ42による偶発的な穿刺を防止するため、かつ、
皮下注射器10の許可のない再使用を防止するために
は、注射器10を使用している施術者は、安全シールド
54を注射器胴部12に対し末端方向に単に付勢すれば
よい。安全シールド54への最初の末端方向の力が、注
射器胴部12の基端部における幾らか拡大された部分と
の摩擦係合からロッキング肩部62を係合解除する。さ
らなる末端方向への移動は、実質的な干渉無く行われ
る。しかしながら、安全シールド54がニードルカニュ
ーレ42を取り囲む係合状態となったとき、爪70の斜
面74がロッキングカラー76の外側ウエッジ84の錐
台状ウエッジ面86に係合する。この最初の係合は、安
全シールド54の基端部56近傍部分の半径方向への僅
かな拡張を発生させ、安全シールド54のさらなる末端
方向移動を可能とする。しかしながら、安全シールド5
4のさらなる末端方向への移動の後は、そのウエッジ表
面68がロッキングカラー76の外側ウエッジ84と整
列し、これにより安全シールド54の基端部が、図8に
示すように、好ましくは拡張されない状態で弾性的に接
触するのが可能となる。安全シールド54をさらに僅か
に末端方向に移動させると、ウエッジ表面68のより小
さな基端部がロッキングカラー76の外側ウエッジ84
とウエッジ係合する。この係合は安全シールド54の末
端方向へのさらなる移動を遅め、同時に、ロッキングカ
ラー76の内側の突起90がルアカラー28の溝32内
により緊密に把持係合すべく付勢する。通常の作動力を
用いるときは、付加的な末端方向への移動が、ロッキン
グ肩部62のロッキング面66とロッキングカラー76
の基端部78との係合、および、安全シールド54のウ
エッジ表面68とロッキングカラー76の外側ウエッジ
84との間のより緊密なウエッジ係合により、防止され
る。再度、通常の作動力を用いるときは、ルアカラー2
8に対するロッキングカラー76の移動、すなわち、取
り外しは、上述の安全シールド54とロッキングカラー
76との間の相互のウエッジ作用により生ぜせしめられ
た突起90への内方へ向けられた力により防止される。
加えて、突起90の表面92および94の小径の交差部
がルアカラー28の溝32の錐台状の表面36と緊密な
把持係合状態に付勢される。その結果、安全シールド5
4を末端方向に取り外すことは、これらの相互作用およ
び取り外し機能を有効とする試みが取り外しに対する抵
抗を増大することになることによって、積極的に防止さ
れる。
【0038】安全シールド54の戻し、すなわち、末端
方向への移動もまた防止される。特に、安全シールド5
4の爪70の爪面72は、ロッキングカラー76の外側
ウエッジ84半径方向に整列された末端面88に付勢さ
れる。基端方向に向けられた力は、ロッキングカラー7
6の基端部78を注射器胴部12の筒状側壁18とルア
カラー28との接合部における肩部30に対して、単に
付勢する。かくて、使用されたニードルカニューレ42
の再露出もまた積極的に防止される。
【0039】本発明が好ましい実施例に関して説明され
たが、ここに定義される発明の範囲から逸脱することな
く変更がなされ得ることは明らかである。例えば、安全
シールドをその引き込まれて使用が可能な状態に、エレ
メント間の機械的相互作用で保持する他の配列が設けら
れてもよい。加えて、安全シールドの基端部近傍の内表
面には、一つの連続する周方向ロッキング肩部と一つの
連続する周方向爪、または、同じ機能を達成する周方向
に離間された複数のロッキング肩部および爪が設けられ
てもよい。同様に、ロッキングカラーの外側ウエッジお
よびロッキングカラーの突起は周方向に連続するか、ま
たは周方向に不連続であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による安全シールドを備えた皮下注射器
の斜視図である。
【図2】図1の皮下注射器の部分断面側面図である。
【図3】本発明の安全シールドアッセンブリを取り付け
る前の皮下注射器胴部の末端部の断面図である。
【図4】本発明の安全シールドアッセンブリの基端部を
示す断面図である。
【図5】ロッキングカラーの背面図である。
【図6】図5における6−6線における断面図である。
【図7】皮下注射器に取り付けられ、その使用の用意が
できた状態の安全シールドアッセンブリを示す、図3と
同様の断面図である。
【図8】皮下注射器のシールド位置にロックされた安全
シールドを示す、図7と同様の断面図である。
【符号の説明】
10 シールド可能な注射器アッセンブリ 12 注射器胴部 14 末端部 16 基端部 18 側壁 20 流体受容チャンバ 22 先端部 24 通路 26 プランジャ 28 ルアカラー 30 ねじ山 32 溝 34 基端側錐台表面 36 末端側錐台表面 40 ニードルアッセンブリ 42 ニードルカニューレ 44 基端部 46 末端部 48 ハブ 52 安全キャップ 54 安全シールド 56 基端部 58 末端部 60 側壁 62 ロッキング肩部 64 基端面 66 ロッキング面 68 ウエッジ表面 70 爪 72 爪面 74 斜面 76 ロッキングカラー 78 基端部 80 末端部 82 側壁 84 外側ウエッジ 86 錐台状外壁(ウエッジ面) 88 末端面 90 突起 92 基端面 94 末端面 96 スロット 98 末端カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595117091 1 BECTON DRIVE, FRA NKLIN LAKES, NEW JE RSEY 07417−1880, UNITED STATES OF AMERICA

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部と末端部とを有し、内方に向けら
    れた溝が形成された注射器胴部と、 前記注射器胴部の周りに取り付けられるロッキングカラ
    ーであって、内方に変形可能なコレットを含み、該コレ
    ットの一部が前記溝内に延在しているロッキングカラー
    と、 前記注射器胴部および前記ロッキングカラーの上に入り
    子式に設けられ、前記注射器胴部の基端位置から末端位
    置まで移動可能な管状の安全シールドであって、該安全
    シールドが前記末端位置にあるとき前記コレットをロッ
    ク係合させ、かつ、前記安全シールドの前記末端位置か
    らのさらなる移動を防止すべく前記コレットを内方に変
    形させ前記注射器胴部の前記溝内に緊密に係合させるコ
    レット係合手段が形成された安全シールドと、を備える
    ことを特徴とするシールド可能な注射器アッセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記ロッキングカラーは概ね管状で両側
    の基端部および末端部を含み、前記コレットは前記ロッ
    キングカラーの前記基端部のほぼ近傍に存することを特
    徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記ロッキングカラーのコレットは、前
    記コレットの内方への変形を促進すべく前記基端部から
    末端方向へ延在する複数のスロットを含むことを特徴と
    する請求項2に記載のアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記コレットはほぼ錐台形状の外面を含
    むことを特徴とする請求項3に記載のアセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記安全シールドのコレット係合手段
    は、前記コレットとのウエッジ係合のため、かつ、前記
    コレットを前記注射器胴部上で内方に変形させるため
    に、前記安全シールドの前記基端部のほぼ近傍にほぼ錐
    台状の内表面領域を含むことを特徴とする請求項4に記
    載のアセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記安全シールドのコレット係合手段
    は、前記安全シールドの前記基端部の近傍で内方に突出
    する少なくとも一つのストッパブロックを含み、該スト
    ッパブロックが前記安全シールドの前記ロッキングカラ
    ーを越える末端方向への移動を防止するように、該スト
    ッパブロックは前記ロッキングカラーの前記コレットよ
    りも小さな断面寸法を定めていることを特徴とする請求
    項4に記載のアセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記安全シールドのコレット係合手段
    は、斜面および爪面を有し内方に向けられた少なくとも
    一つの爪を含み、前記爪面は、前記安全シールドの前記
    末端位置からの基端方向への移動を防止するために、前
    記コレットの末端部とロック係合するよう整列かつ寸法
    付けられていることを特徴とする請求項4に記載のアセ
    ンブリ。
  8. 【請求項8】 前記注射器胴部は概ね管状の側壁と該管
    状の側壁から末端方向に突出するルアカラーを含み、該
    ルアカラーは、概ね環状の肩部が前記ルアカラーと前記
    管状側壁との間に延在するよう前記側壁より断面的に小
    さく、前記溝が前記ルアカラーに形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記ロッキングカラーは、前記ルアカラ
    ーから該ロッキングカラーが基端方向に移動するのを防
    止するよう前記注射器胴部の前記肩部に対して係合され
    る基端部を含むことを特徴とする請求項8に記載のアセ
    ンブリ。
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