JPH1020073A - 原子炉炉外核検出器 - Google Patents
原子炉炉外核検出器Info
- Publication number
- JPH1020073A JPH1020073A JP8170050A JP17005096A JPH1020073A JP H1020073 A JPH1020073 A JP H1020073A JP 8170050 A JP8170050 A JP 8170050A JP 17005096 A JP17005096 A JP 17005096A JP H1020073 A JPH1020073 A JP H1020073A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector
- main body
- vessel
- nuclear reactor
- detector main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原子炉容器の外側に設けられる炉外核検出器
の検出器本体を遠隔的に容器に挿着するに際し、検出器
本体の配向を容易に正しく行う。 【解決手段】 原子炉容器を取り囲む遮蔽壁１内の空所
５内にその原子炉容器に向いて配置される炉外核検出器
２０は、空所５内に鉛直方向に延び上方が開口した管状
容器２１と管状容器２１に挿着される検出器本体２９か
ら構成され、管状容器２１内面に形成された鉛直方向案
内溝２１ａに検出器本体の外面の突起が係合して検出器
本体の向きが規制される。
の検出器本体を遠隔的に容器に挿着するに際し、検出器
本体の配向を容易に正しく行う。 【解決手段】 原子炉容器を取り囲む遮蔽壁１内の空所
５内にその原子炉容器に向いて配置される炉外核検出器
２０は、空所５内に鉛直方向に延び上方が開口した管状
容器２１と管状容器２１に挿着される検出器本体２９か
ら構成され、管状容器２１内面に形成された鉛直方向案
内溝２１ａに検出器本体の外面の突起が係合して検出器
本体の向きが規制される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉の核計装に
関し、特に原子炉容器の外側に設置する炉外核検出器に
関する。
関し、特に原子炉容器の外側に設置する炉外核検出器に
関する。
【０００２】
【従来の技術】原子炉の核反応は、炉心内の中性子束に
依存するので、原子炉の運転を適切に行うために中性子
束検出器などの核検出器が使用されており、その一つと
して炉外核検出器が使用されている。この炉外核検出器
の配置例を説明すると、図３に示すように遮蔽壁１の中
に原子炉の炉心３に向いて開口した空所５が形成されて
いて、炉外核検出器７が設けられる。炉外核検出器７の
検出時位置は２点鎖線に示す位置であるが、検出器本体
９は点検、取換え等のために実線の位置で検出器容器１
１に挿脱される。即ち検出器本体９は，原子炉キャビテ
ィの床面１３に開口した挿入口１５を通して吊り降ろさ
れ、或いは吊り上げられる。この際検出器本体９は、信
号ケーブルを含むワイヤロープ１７により垂下される。
而して、炉外核検出器７は原子炉容器外の計測値で炉心
３内の状況を判断するために用いられるものであるか
ら、正確に炉心３の方向を向いていなければならず、こ
のため図４に示すような指向性マーキング９ａが検出器
本体９の上面に付されていて、マーキング９ａの矢印が
炉心３を向くようにセットしている。
依存するので、原子炉の運転を適切に行うために中性子
束検出器などの核検出器が使用されており、その一つと
して炉外核検出器が使用されている。この炉外核検出器
の配置例を説明すると、図３に示すように遮蔽壁１の中
に原子炉の炉心３に向いて開口した空所５が形成されて
いて、炉外核検出器７が設けられる。炉外核検出器７の
検出時位置は２点鎖線に示す位置であるが、検出器本体
９は点検、取換え等のために実線の位置で検出器容器１
１に挿脱される。即ち検出器本体９は，原子炉キャビテ
ィの床面１３に開口した挿入口１５を通して吊り降ろさ
れ、或いは吊り上げられる。この際検出器本体９は、信
号ケーブルを含むワイヤロープ１７により垂下される。
而して、炉外核検出器７は原子炉容器外の計測値で炉心
３内の状況を判断するために用いられるものであるか
ら、正確に炉心３の方向を向いていなければならず、こ
のため図４に示すような指向性マーキング９ａが検出器
本体９の上面に付されていて、マーキング９ａの矢印が
炉心３を向くようにセットしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに検出器本体９
をセットする操作員がいる床面１３は検出器容器１１が
ある空所５より数メートル高い位置にあり、更に挿入口
１５の径は小さいから、検出器本体９を正確に配向して
セットするのはかなり難しく、そのため配向位置の信頼
性にも問題があった。従って、本発明は検出器本体を検
出器容器にセットする際に容易に正確な配向が達成さ
れ、信頼性の高い位置決めが得られる原子炉炉外核検出
器を提供することを課題とする。
をセットする操作員がいる床面１３は検出器容器１１が
ある空所５より数メートル高い位置にあり、更に挿入口
１５の径は小さいから、検出器本体９を正確に配向して
セットするのはかなり難しく、そのため配向位置の信頼
性にも問題があった。従って、本発明は検出器本体を検
出器容器にセットする際に容易に正確な配向が達成さ
れ、信頼性の高い位置決めが得られる原子炉炉外核検出
器を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、原子炉容器を取り囲む遮蔽壁内の
空所内に前記原子炉容器に向いて配置される炉外核検出
器は、前記空所内に鉛直方向に延び上方が開口した管状
容器と同管状容器に挿着される検出器本体から構成さ
れ、その管状容器内面に形成された鉛直方向案内溝に検
出器本体の外面の突起が係合して同検出器本体の向きが
規制される。
め、本発明によれば、原子炉容器を取り囲む遮蔽壁内の
空所内に前記原子炉容器に向いて配置される炉外核検出
器は、前記空所内に鉛直方向に延び上方が開口した管状
容器と同管状容器に挿着される検出器本体から構成さ
れ、その管状容器内面に形成された鉛直方向案内溝に検
出器本体の外面の突起が係合して同検出器本体の向きが
規制される。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して本発明
の実施の形態を説明する。図１は炉外核検出器２０の管
状容器２１と関連部材を示している。即ち管状容器２１
は、上端が開口し、内面に鉛直方向に延びる案内溝２１
ａが形成されている。案内溝２１ａは管状容器２１の本
体に削成しても良いが、案内溝２１ａを有する内側スリ
ーブを挿着して構成しても良い。更には、管壁に案内溝
２１ａに相当するスリットを持つＣ断面管を管状容器本
体の内側に挿着固定して形成しても良い。又管状容器２
１の下端部には車輪２３が取り付けられ、遮蔽壁１の貫
通小孔を延びる押付け棒２５により計測位置と取換位置
との間で変位されるときの移動を容易たらしめている。
押付け棒２５の先端は遮蔽壁１により隔離された操作室
まで延び、掴持棒２７が取り付けられ、押引の便を図っ
ている。
の実施の形態を説明する。図１は炉外核検出器２０の管
状容器２１と関連部材を示している。即ち管状容器２１
は、上端が開口し、内面に鉛直方向に延びる案内溝２１
ａが形成されている。案内溝２１ａは管状容器２１の本
体に削成しても良いが、案内溝２１ａを有する内側スリ
ーブを挿着して構成しても良い。更には、管壁に案内溝
２１ａに相当するスリットを持つＣ断面管を管状容器本
体の内側に挿着固定して形成しても良い。又管状容器２
１の下端部には車輪２３が取り付けられ、遮蔽壁１の貫
通小孔を延びる押付け棒２５により計測位置と取換位置
との間で変位されるときの移動を容易たらしめている。
押付け棒２５の先端は遮蔽壁１により隔離された操作室
まで延び、掴持棒２７が取り付けられ、押引の便を図っ
ている。
【０００６】図２に管状容器２１と検出器本体２９との
関係が示されている。管状容器２１の内面の案内溝２１
ａに係合する突起２９ａが検出器本体２９の下部外面に
形成されており、両者が係合するようにして検出器本体
２９を管状容器２１に挿着すれば検出器本体２９の有感
部（図示しない）が正確に炉心の方を向くように配向さ
れる。そして掴持棒２７を持ち、押付け棒２５を介して
管状容器２１を計測位置に移動すれば、正確な計測デー
タが得られる。
関係が示されている。管状容器２１の内面の案内溝２１
ａに係合する突起２９ａが検出器本体２９の下部外面に
形成されており、両者が係合するようにして検出器本体
２９を管状容器２１に挿着すれば検出器本体２９の有感
部（図示しない）が正確に炉心の方を向くように配向さ
れる。そして掴持棒２７を持ち、押付け棒２５を介して
管状容器２１を計測位置に移動すれば、正確な計測デー
タが得られる。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
炉外核検出器の管状容器の内面に案内溝を形成し、検出
器本体の外面に突起を形成したので、離れた位置からで
も比較的容易に両者が係合することができ、検出器本体
を正確な方向に配向することができる。
炉外核検出器の管状容器の内面に案内溝を形成し、検出
器本体の外面に突起を形成したので、離れた位置からで
も比較的容易に両者が係合することができ、検出器本体
を正確な方向に配向することができる。
【図１】本発明の実施形態の全体構造を示す側面図であ
る。
る。
【図２】前記実施形態の要部を示す部分拡大断面図であ
る。
る。
【図３】従来のものの取付け状況を示す側面図である。
【図４】従来のものの部分平面図である。
１ 遮蔽壁 ５ 空所 ２０ 炉外核検出器 ２１ 管状容器 ２１ａ 案内溝 ２３ 車輪 ２５ 押付け棒 ２７ 掴持棒 ２９ 検出器本体 ２９ａ 突起
Claims (1)
- 【請求項１】 原子炉容器を取り囲む遮蔽壁内の空所内
に前記原子炉容器に向いて配置される炉外核検出器であ
って、前記空所内に鉛直方向に延び上方が開口した管状
容器と同管状容器に挿着される検出器本体から構成さ
れ、前記管状容器内面に形成された鉛直方向案内溝に前
記検出器本体の外面の突起が係合して同検出器本体の向
きが規制されていることを特徴とする原子炉炉外核検出
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8170050A JPH1020073A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 原子炉炉外核検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8170050A JPH1020073A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 原子炉炉外核検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1020073A true JPH1020073A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15897699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8170050A Withdrawn JPH1020073A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 原子炉炉外核検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1020073A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008175732A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Toshiba Corp | 中性子測定装置 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8170050A patent/JPH1020073A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008175732A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Toshiba Corp | 中性子測定装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2071360B1 (en) | Transverse in-core probe monitoring and calibration device for nuclear power plants, and method thereof | |
| TW201818044A (zh) | 長度測量裝置 | |
| JPH1020073A (ja) | 原子炉炉外核検出器 | |
| KR102200392B1 (ko) | 감마 증류탑 검사장치 | |
| US5661766A (en) | Nuclear fuel assembly bow and twist measurement apparatus | |
| US4968934A (en) | Magnetic marking apparatus for magnetically measuring displacement of a moveable element in a well | |
| US3967382A (en) | Plenum chamber length measurement system for nuclear fuel | |
| CN211717568U (zh) | 一种磁致收缩液位传感器外壳 | |
| JPH09196713A (ja) | 音響センサ据付交換治具 | |
| JP3424469B2 (ja) | フロート式液面計 | |
| KR100207042B1 (ko) | 풀로우트식 액면계 | |
| GB1589487A (en) | Feeding device | |
| US4109386A (en) | Signal-producing pipe caliper | |
| JP3174625B2 (ja) | シンブルチューブ炉内接触状況の確認方法 | |
| JPH0741499U (ja) | 検出器用容器における検出器位置決め装置 | |
| JP3247534B2 (ja) | 高温ガス炉の制御棒案内管取付け装置 | |
| JPH075414Y2 (ja) | 液体ナトリウム温度・流速計 | |
| JPH038717B2 (ja) | ||
| CN209327280U (zh) | 内壁旋转探头 | |
| TWI814135B (zh) | 放射性同位素活性監測設備、系統及方法 | |
| KR101373041B1 (ko) | 중수로 이동형 검출기 구동장치 | |
| JP3281178B2 (ja) | 制御棒駆動機構ハウジング据付部の寸法・形状測定装置 | |
| JPS58191987A (ja) | 計測線付燃料集合体 | |
| JP2994988B2 (ja) | 変位測定器 | |
| JPS6256997B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |