JPH10200439A - 無線端末用アンテナ装置 - Google Patents
無線端末用アンテナ装置Info
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- JPH10200439A JPH10200439A JP9354395A JP35439597A JPH10200439A JP H10200439 A JPH10200439 A JP H10200439A JP 9354395 A JP9354395 A JP 9354395A JP 35439597 A JP35439597 A JP 35439597A JP H10200439 A JPH10200439 A JP H10200439A
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- conductive element
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- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/242—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
- H01Q1/243—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
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- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/52—Means for reducing coupling between antennas; Means for reducing coupling between an antenna and another structure
- H01Q1/526—Electromagnetic shields
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- H01Q13/10—Resonant slot antennas
- H01Q13/16—Folded slot antennas
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- Waveguide Aerials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線端末用アンテナ装置を提供する。
【解決手段】 無線端末はハウジングを有し、このハウ
ジングには無線送受信機が収納され、その周囲は導電性
要素により包囲される。ハウジングには開口が形成さ
れ、導電性要素が電磁遮蔽機能を、開口が集積アンテナ
機能を提供する。複数の開口はアンテナダイバイティを
提供する。
ジングには無線送受信機が収納され、その周囲は導電性
要素により包囲される。ハウジングには開口が形成さ
れ、導電性要素が電磁遮蔽機能を、開口が集積アンテナ
機能を提供する。複数の開口はアンテナダイバイティを
提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話通信装置に関
し、特に、無線端末用アンテナに関する。
し、特に、無線端末用アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】無線端末は、無線(ラジオ)周波数信号
の送信及び/受信に使用される装置である。無線端末の
具体例には、テレビ、ラジオ、セルラ電話、呼出器、個
人用デジタル補助器及び衛星が含まれる。従来では有線
接続により信号の送信及び/または受信を行う多くの装
置は現在無線端末に代わっている。例えば、電話、スキ
ャナ、データ入力装置及び販売店でのPOS(point-of-
sale)端末では、現在無線技術を用いてホストシステム
との間に情報を交換するために信号の受信及び/または
受信を行う。
の送信及び/受信に使用される装置である。無線端末の
具体例には、テレビ、ラジオ、セルラ電話、呼出器、個
人用デジタル補助器及び衛星が含まれる。従来では有線
接続により信号の送信及び/または受信を行う多くの装
置は現在無線端末に代わっている。例えば、電話、スキ
ャナ、データ入力装置及び販売店でのPOS(point-of-
sale)端末では、現在無線技術を用いてホストシステム
との間に情報を交換するために信号の受信及び/または
受信を行う。
【0003】例えば、販売店端末は特定の売り出した商
品を表す信号をホストシステムに伝送する。ホストシス
テムには在庫品目録を管理するデータベースがあれば、
商品の売り出しを反映するデータベースの更新が行われ
る。さらに、ホストシステムは無線端末に処理情報(例
えば、商品の価格及び種々の税金)を表す信号を返送す
ることができる。無線端末はこれらの情報を用いて、例
えば、商品注文に必要なレシートの印刷のような他の付
加機能を実現できる。無線端末の信号の送信及び/また
は受信を実現するためにはアンテナが必要である。
品を表す信号をホストシステムに伝送する。ホストシス
テムには在庫品目録を管理するデータベースがあれば、
商品の売り出しを反映するデータベースの更新が行われ
る。さらに、ホストシステムは無線端末に処理情報(例
えば、商品の価格及び種々の税金)を表す信号を返送す
ることができる。無線端末はこれらの情報を用いて、例
えば、商品注文に必要なレシートの印刷のような他の付
加機能を実現できる。無線端末の信号の送信及び/また
は受信を実現するためにはアンテナが必要である。
【0004】無線端末のアンテナは無線端末の外部、ま
たはその内部に搭載される。外付けアンテナには幾つか
の欠点がある。例えば、外付けアンテナ(特に伸縮式の
アンテナを使用する場合)無線端末ユーザの目またはユ
ーザに近い人の目に当たる可能性がある。また、外付け
アンテナは無線端末の見栄えを損なうこともある。さら
に、外付けアンテナには機械的設備が必要であるため、
無線端末のコストが増大する。
たはその内部に搭載される。外付けアンテナには幾つか
の欠点がある。例えば、外付けアンテナ(特に伸縮式の
アンテナを使用する場合)無線端末ユーザの目またはユ
ーザに近い人の目に当たる可能性がある。また、外付け
アンテナは無線端末の見栄えを損なうこともある。さら
に、外付けアンテナには機械的設備が必要であるため、
無線端末のコストが増大する。
【0005】それに比べて、内蔵アンテナの欠点は、無
線端末の部品配置を行う前に十分にアンテナの配置を考
慮する必要がある。例えば、無線端末のハウジング内に
アンテナの収納空間を十分に用意しなければいけない。
さらに、無線端末の電磁遮蔽の設計において、内蔵アン
テナの所望の輻射パターンを考慮しなければならない。
線端末の部品配置を行う前に十分にアンテナの配置を考
慮する必要がある。例えば、無線端末のハウジング内に
アンテナの収納空間を十分に用意しなければいけない。
さらに、無線端末の電磁遮蔽の設計において、内蔵アン
テナの所望の輻射パターンを考慮しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、余分のコストをかからずに従来のアンテナに関わっ
た制限を無くして無線端末用アンテナを提供することで
ある。特に、本発明の実施例によれば、無線端末内の電
気部品の電気保護及び無線端末のアンテナ部品の両方の
機能を備えて、無線端末に導電性要素を使用することが
可能である。
は、余分のコストをかからずに従来のアンテナに関わっ
た制限を無くして無線端末用アンテナを提供することで
ある。特に、本発明の実施例によれば、無線端末内の電
気部品の電気保護及び無線端末のアンテナ部品の両方の
機能を備えて、無線端末に導電性要素を使用することが
可能である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例の装置
は、無線送受信機、ハウジング、開口を有して、前記ハ
ウジング内に配置される導電性要素を含み、前記導電性
要素は前記無線送受信機に対して電気的な保護を提供
し、前記無線送受信機と前記開口との間に信号伝送用の
伝送通路を提供する。
は、無線送受信機、ハウジング、開口を有して、前記ハ
ウジング内に配置される導電性要素を含み、前記導電性
要素は前記無線送受信機に対して電気的な保護を提供
し、前記無線送受信機と前記開口との間に信号伝送用の
伝送通路を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は無線端末100の外観を表
す斜視図であり、この無線端末には本発明の実施例が適
用される。無線端末100はハウジング102、キーパ
ッド103、ディスプレイ領域106、ハウジング10
2にある無線送受信機(図示せず)と他の関連電子部品
(図示せず)を含む。キーパッド103は無線端末10
0に情報を入力するために使用され、ディスプレイ領域
106は情報を表示するために使用される。また、無線
端末100には他の入、出力部品、例えば、レーザスキ
ャナ、マイクロフォン、スピーカなどが含まれることが
可能であることは、当業者にとって周知のことである。
ハウジング102は側面要素115を含み、この側面要
素115の上に開口120がある。本明細書において
は、無線送受信機はアンテナを介して送信する電気信号
の準備及び/またはアンテナを介して受信した信号の処
理を行う装置である。本明細書に使用される無線送受信
機とうい言葉は音声、データ、ビデオ及び他のマルチメ
ディア信号を処理することができる装置を含むことは、
当業者にとって周知のことである。
す斜視図であり、この無線端末には本発明の実施例が適
用される。無線端末100はハウジング102、キーパ
ッド103、ディスプレイ領域106、ハウジング10
2にある無線送受信機(図示せず)と他の関連電子部品
(図示せず)を含む。キーパッド103は無線端末10
0に情報を入力するために使用され、ディスプレイ領域
106は情報を表示するために使用される。また、無線
端末100には他の入、出力部品、例えば、レーザスキ
ャナ、マイクロフォン、スピーカなどが含まれることが
可能であることは、当業者にとって周知のことである。
ハウジング102は側面要素115を含み、この側面要
素115の上に開口120がある。本明細書において
は、無線送受信機はアンテナを介して送信する電気信号
の準備及び/またはアンテナを介して受信した信号の処
理を行う装置である。本明細書に使用される無線送受信
機とうい言葉は音声、データ、ビデオ及び他のマルチメ
ディア信号を処理することができる装置を含むことは、
当業者にとって周知のことである。
【0009】図2は無線端末100を表す分解斜視図で
あり、キーパッド103とディスプレイ106はハウジ
ング102から離れるよう表される。説明を容易にする
ために、無線端末100内にある無線送受信機及び他の
関連電子部品の表示が省略されたので、ハウジング10
2の内部の大きな部分が表示されるようになる。ハウジ
ング102の内壁には導電性要素200を含む。導電性
要素200はハウジング102の内壁に覆われた導電性
コートからなる。例えば、導電性要素200はコーティ
ング、または導電性層のスプレー、またはW.L.Gore & A
ssoc. U.K. Ltd.あるいはChemitron Dev. Shinto Paint
製あるいは電気コンプライアンスハンドブックに記載さ
れるペイントにより形成される。本発明の実施例によれ
ば、導電性要素200は(1)電気保護(例えば、電磁
適合性、干渉遮蔽及び/または静電気放電保護)と、
(2)無線端末100のアンテナの部品と、の2つの機
能を提供する。
あり、キーパッド103とディスプレイ106はハウジ
ング102から離れるよう表される。説明を容易にする
ために、無線端末100内にある無線送受信機及び他の
関連電子部品の表示が省略されたので、ハウジング10
2の内部の大きな部分が表示されるようになる。ハウジ
ング102の内壁には導電性要素200を含む。導電性
要素200はハウジング102の内壁に覆われた導電性
コートからなる。例えば、導電性要素200はコーティ
ング、または導電性層のスプレー、またはW.L.Gore & A
ssoc. U.K. Ltd.あるいはChemitron Dev. Shinto Paint
製あるいは電気コンプライアンスハンドブックに記載さ
れるペイントにより形成される。本発明の実施例によれ
ば、導電性要素200は(1)電気保護(例えば、電磁
適合性、干渉遮蔽及び/または静電気放電保護)と、
(2)無線端末100のアンテナの部品と、の2つの機
能を提供する。
【0010】図3は側面要素115の内部を示す側面図
であり、その内面には、側面要素115(図1を参照す
ること)にある開口120に対応する開口210の部分
を除いてすべて導電性要素200により被覆されてい
る。アンテナの輻射効率を向上させるためには、好まし
くは開口120は開口210に重ね合わされ、且つ少な
くとも開口210と同様な大きさを有する。開口120
と開口210の両方とも幅Wと長さLの矩形形状になる
ことが好ましい。開口120は「空白」状態または環境
の空気により充填される状態になってもよいが、誘電体
材料により充填される状態になってもよい。誘電体材料
は外部によるハウジングへの汚染を防止するために使用
され、その長さはスロットの要求及び無線端末の設計に
おけるアンテナ効率の要求の兼ね合いを考慮して決定さ
れる。
であり、その内面には、側面要素115(図1を参照す
ること)にある開口120に対応する開口210の部分
を除いてすべて導電性要素200により被覆されてい
る。アンテナの輻射効率を向上させるためには、好まし
くは開口120は開口210に重ね合わされ、且つ少な
くとも開口210と同様な大きさを有する。開口120
と開口210の両方とも幅Wと長さLの矩形形状になる
ことが好ましい。開口120は「空白」状態または環境
の空気により充填される状態になってもよいが、誘電体
材料により充填される状態になってもよい。誘電体材料
は外部によるハウジングへの汚染を防止するために使用
され、その長さはスロットの要求及び無線端末の設計に
おけるアンテナ効率の要求の兼ね合いを考慮して決定さ
れる。
【0011】導電性要素200にある開口210は、無
線端末の動作する周波数で共鳴するよう、アンテナを構
成する。開口210の形状は矩形になる場合には、アン
テナはスロットアンテナと称される。スロットアンテナ
の特徴(その構造及び輻射パターンを含む)は当業者に
とって周知のことであり、以下の参考文献に記述され
る。(1)Kai Fong Lee, Principles of Antenna Theo
ry, page 290-293, JohnWiley & Sons, Chichester, 19
84, ISBN 0471901679; (2)Reference Data for Engi
neers: Radio, Electronics, Computer and Communicat
ions, chapter 32, 7th ed., Howard W. Sams & Co., I
nc., Indianapolis, Indiana, 1985.当業者にとって周
知するように、開口210は導電性または誘導性の結合
により誘起される。導電性結合の例としては送受信され
る信号を搭載する伝送線(例、同軸ケーブル)を含み、
開口210に近い導電性要素200に機械的に接触する
(例、はんだ付けにより接続する)。それに対して、誘
電性結合は短く開放した輻射周波数(RF)線を設置す
ることにより実現される。この輻射周波数線は短い単極
アンテナとして機能し、開口210に近接してRF結合
を実現させる。
線端末の動作する周波数で共鳴するよう、アンテナを構
成する。開口210の形状は矩形になる場合には、アン
テナはスロットアンテナと称される。スロットアンテナ
の特徴(その構造及び輻射パターンを含む)は当業者に
とって周知のことであり、以下の参考文献に記述され
る。(1)Kai Fong Lee, Principles of Antenna Theo
ry, page 290-293, JohnWiley & Sons, Chichester, 19
84, ISBN 0471901679; (2)Reference Data for Engi
neers: Radio, Electronics, Computer and Communicat
ions, chapter 32, 7th ed., Howard W. Sams & Co., I
nc., Indianapolis, Indiana, 1985.当業者にとって周
知するように、開口210は導電性または誘導性の結合
により誘起される。導電性結合の例としては送受信され
る信号を搭載する伝送線(例、同軸ケーブル)を含み、
開口210に近い導電性要素200に機械的に接触する
(例、はんだ付けにより接続する)。それに対して、誘
電性結合は短く開放した輻射周波数(RF)線を設置す
ることにより実現される。この輻射周波数線は短い単極
アンテナとして機能し、開口210に近接してRF結合
を実現させる。
【0012】当業者にとって周知するように、アンテナ
の効率を改善するために、導電性要素200の表面積は
開口210の面積に比べて大きい方が有利である。無線
端末の送受信する信号の波長はλとなる場合、開口21
0の長さLは約0.25λと0.5λの間にあり、開口
210の幅Wは約0.10λ以下にあることが好まし
い。導電性要素200の表面積はλ2以上になることが
好ましい。例えば、無線端末100の動作周波数は2.
4GHzになると、λは約12cmとなり、Lは好まし
くは約3cmと6cmの間にあり、Wは好ましくは約
1.2cm以下にあり、導電性要素200の総表面積は
好ましくは144cm2以上にある。
の効率を改善するために、導電性要素200の表面積は
開口210の面積に比べて大きい方が有利である。無線
端末の送受信する信号の波長はλとなる場合、開口21
0の長さLは約0.25λと0.5λの間にあり、開口
210の幅Wは約0.10λ以下にあることが好まし
い。導電性要素200の表面積はλ2以上になることが
好ましい。例えば、無線端末100の動作周波数は2.
4GHzになると、λは約12cmとなり、Lは好まし
くは約3cmと6cmの間にあり、Wは好ましくは約
1.2cm以下にあり、導電性要素200の総表面積は
好ましくは144cm2以上にある。
【0013】図4は本発明の他の実施例を表す斜視図で
ある。ハウジングの開口は、無線端末400のハウジン
グ402の角部に沿って形成される。このような構成は
本発明の平面開口に比べてよりよい全方向性の放射パタ
ーンを提供する。図4に示すように、開口は曲げた矩形
になる場合、この実施例は「曲げスロット」アンテナと
して知られている。上述したように、当業者にとって曲
げスロットアンテナを使用して本発明の実施例を構築使
用することは容易である。これに関しては、文献A. Kum
oyama et al.,"UHF Bend-Slot Antenna System for Por
table Equipment-I," IEEE Trans. On Vehicular Tec
h., vol.VT-36, No.2, pp.78-85, Can 1987を参照のこ
と。
ある。ハウジングの開口は、無線端末400のハウジン
グ402の角部に沿って形成される。このような構成は
本発明の平面開口に比べてよりよい全方向性の放射パタ
ーンを提供する。図4に示すように、開口は曲げた矩形
になる場合、この実施例は「曲げスロット」アンテナと
して知られている。上述したように、当業者にとって曲
げスロットアンテナを使用して本発明の実施例を構築使
用することは容易である。これに関しては、文献A. Kum
oyama et al.,"UHF Bend-Slot Antenna System for Por
table Equipment-I," IEEE Trans. On Vehicular Tec
h., vol.VT-36, No.2, pp.78-85, Can 1987を参照のこ
と。
【0014】図5は本発明のもう一つの他の実施例を表
す斜視図であり、隣接した角部には2つの曲げスロット
アンテナ(開口)を用いて、アンテナのダイバシティを
提供する。このアンテナダイバシティは与えられた範囲
においてリンク信頼性を増大させ、または与えられたリ
ンク信頼性のレベルにおいて伝送の範囲を増大させるた
めに使用される。以上に述べたように、当業者にとっ
て、2以上の曲げアンテナを用いてアンテナダイバシテ
ィを実現させる実施例は周知のことである。
す斜視図であり、隣接した角部には2つの曲げスロット
アンテナ(開口)を用いて、アンテナのダイバシティを
提供する。このアンテナダイバシティは与えられた範囲
においてリンク信頼性を増大させ、または与えられたリ
ンク信頼性のレベルにおいて伝送の範囲を増大させるた
めに使用される。以上に述べたように、当業者にとっ
て、2以上の曲げアンテナを用いてアンテナダイバシテ
ィを実現させる実施例は周知のことである。
【0015】図6は本発明の他の実施例を表す分解斜視
図である。説明を容易にするため、無線送受信機及び無
線端末600の大部分の部品が省略して明瞭にした。本
実施例によれば、ハウジング620の内部は導電性分割
部、例えば印刷回路基板により2つの仕切りにより分離
されている。第1仕切りは開口655を有するが、第2
仕切りはそれを有さない。導電性分割部は金属のシー
ト、またはその他の導電体、または導電性平面を有する
印刷回路基板により形成される。第1仕切りにあるハウ
ジング620の内部には好ましくは導電性要素611を
含む。それに対して、第2仕切りにあるハウジング62
0の内部には導電性要素611を含まない。
図である。説明を容易にするため、無線送受信機及び無
線端末600の大部分の部品が省略して明瞭にした。本
実施例によれば、ハウジング620の内部は導電性分割
部、例えば印刷回路基板により2つの仕切りにより分離
されている。第1仕切りは開口655を有するが、第2
仕切りはそれを有さない。導電性分割部は金属のシー
ト、またはその他の導電体、または導電性平面を有する
印刷回路基板により形成される。第1仕切りにあるハウ
ジング620の内部には好ましくは導電性要素611を
含む。それに対して、第2仕切りにあるハウジング62
0の内部には導電性要素611を含まない。
【0016】好ましくは、ハウジング620の1つの壁
にある開口655は曲げスロットアンテナの一部分を構
成する。曲げスロットアンテナの他の部分は印刷回路基
板630にある開口650により形成される。印刷回路
基板630は好ましくは導電性要素、例えば、金属層を
含み、この印刷回路基板630の導電性要素は第1仕切
りにある導電性要素611と電気的及び機械的に接続す
るよう配置して、大きな導電性要素を形成する。例え
ば、この電気的及び機械的な接続は印刷回路基板630
をハウジング620(図示せず)の受け溝にはんだ付け
により取り付けることにより形成される。
にある開口655は曲げスロットアンテナの一部分を構
成する。曲げスロットアンテナの他の部分は印刷回路基
板630にある開口650により形成される。印刷回路
基板630は好ましくは導電性要素、例えば、金属層を
含み、この印刷回路基板630の導電性要素は第1仕切
りにある導電性要素611と電気的及び機械的に接続す
るよう配置して、大きな導電性要素を形成する。例え
ば、この電気的及び機械的な接続は印刷回路基板630
をハウジング620(図示せず)の受け溝にはんだ付け
により取り付けることにより形成される。
【0017】好ましくは、印刷回路基板630のサイズ
は0.25λ、または0.25λの2倍、またはさらに
大きい。前述したように、印刷回路基板630は開口6
50を含む。開口650と開口655の頂点は好ましく
は隣接して、スロットの長さと幅を前述したように選択
して曲げスロットアンテナとして誘起に適切する、単一
の連続な大開口を形成する。
は0.25λ、または0.25λの2倍、またはさらに
大きい。前述したように、印刷回路基板630は開口6
50を含む。開口650と開口655の頂点は好ましく
は隣接して、スロットの長さと幅を前述したように選択
して曲げスロットアンテナとして誘起に適切する、単一
の連続な大開口を形成する。
【0018】この実施例の利点として、伝送線(すなわ
ち、アンテナの共鳴を誘起させる無線送受信機からの信
号及びその逆の信号を搭載する通路)は印刷回路基板6
30との接続が導電性コートとの接続より機械的に簡単
である。例えば、印刷回路基板630になるストリップ
ラインは開口650と開口655の導電性結合として使
用される。前述したように、開口650と655の間及
び無線端末660の外部に導電性コートが使用せずに、
信号の放射を実現できる。
ち、アンテナの共鳴を誘起させる無線送受信機からの信
号及びその逆の信号を搭載する通路)は印刷回路基板6
30との接続が導電性コートとの接続より機械的に簡単
である。例えば、印刷回路基板630になるストリップ
ラインは開口650と開口655の導電性結合として使
用される。前述したように、開口650と655の間及
び無線端末660の外部に導電性コートが使用せずに、
信号の放射を実現できる。
【0019】本発明のこの実施例は特にバーコードのレ
ーザスキャン読み取り器及び赤外線低速データリンク結
合のような無線端末に適する。特に、これらの応用にお
いては、印刷回路基板630は一般的にハウジング62
0にあるウィンドウ680の後ろに配置され、このウィ
ンドウを介してレーザスキャンまたは無線端末660は
赤外線通信リンクを形成する。このような応用において
は、ウィンドウ680は無線端末の一部となり、その部
分は遮蔽されなく、信号は曲げスロットアンテナから伝
播される。当業者にとって、電気的な信号の伝送に適す
る他の材料(例えば、金または銅の薄板)は印刷回路基
板630の代わりに使用されることは周知である。
ーザスキャン読み取り器及び赤外線低速データリンク結
合のような無線端末に適する。特に、これらの応用にお
いては、印刷回路基板630は一般的にハウジング62
0にあるウィンドウ680の後ろに配置され、このウィ
ンドウを介してレーザスキャンまたは無線端末660は
赤外線通信リンクを形成する。このような応用において
は、ウィンドウ680は無線端末の一部となり、その部
分は遮蔽されなく、信号は曲げスロットアンテナから伝
播される。当業者にとって、電気的な信号の伝送に適す
る他の材料(例えば、金または銅の薄板)は印刷回路基
板630の代わりに使用されることは周知である。
【0020】ここで開示した装置については特定のハー
ドウェアを参照せずに述べたが、本発明の構成について
は当業者にとって適切で可能なハードウェアに当てはめ
ることができるよう述べてきた。以上で述べた本発明は
携帯無線端末用集積アンテナとして記述したが、これら
の方法は他応用、例えば、衛星通信にも適用できること
は周知である。
ドウェアを参照せずに述べたが、本発明の構成について
は当業者にとって適切で可能なハードウェアに当てはめ
ることができるよう述べてきた。以上で述べた本発明は
携帯無線端末用集積アンテナとして記述したが、これら
の方法は他応用、例えば、衛星通信にも適用できること
は周知である。
【0021】特に、当業者にとって、本発明によれば他
の実施例を構築することが容易なことである。例えば、
開口は必ずしもスロットの形状にする必要がない。例え
ば、開口210はジグザグパターン、またはv字パター
ン、または無線端末の1辺以上の辺に巻き曲げるように
形成されてもよい。以上に述べた実施例に示したよう
に、開口の長さは好ましくは導電性要素の寸法及び無線
端末の動作周波数に関連して選択される。
の実施例を構築することが容易なことである。例えば、
開口は必ずしもスロットの形状にする必要がない。例え
ば、開口210はジグザグパターン、またはv字パター
ン、または無線端末の1辺以上の辺に巻き曲げるように
形成されてもよい。以上に述べた実施例に示したよう
に、開口の長さは好ましくは導電性要素の寸法及び無線
端末の動作周波数に関連して選択される。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、余分のコ
ストをかからずに従来のアンテナに関わった制限を無く
して無線端末用アンテナを提供できた。特に、無線端末
に導電性要素を使用することにより、無線端末内の電気
部品の電気保護及び無線端末のアンテナ部品の両方の機
能を備えるようになった。
ストをかからずに従来のアンテナに関わった制限を無く
して無線端末用アンテナを提供できた。特に、無線端末
に導電性要素を使用することにより、無線端末内の電気
部品の電気保護及び無線端末のアンテナ部品の両方の機
能を備えるようになった。
【図1】本発明の実施例を使用することができる無線端
末100の外観を表す斜視図。
末100の外観を表す斜視図。
【図2】無線端末100を表す分解斜視図。
【図3】側面部品115の内部を表す側面図。
【図4】曲げスロットアンテナを含む無線端末400を
表す分解斜視図。
表す分解斜視図。
【図5】2つの曲げスロットアンテナを含む無線端末5
00を表す分解斜視図。
00を表す分解斜視図。
【図6】無線端末600を表す分解斜視図。ハウジング
602上の導電性部分からなる曲げスロットアンテナを
含む。
602上の導電性部分からなる曲げスロットアンテナを
含む。
100 無線端末 102 ハウジング 103 キーパッド 106 ディスプレイ 115 側面部品 120 開口 200 導電性要素 210 開口 400 無線端末 402 ハウジング 420 導電性要素 500 無線端末 502 ハウジング 504、506 導電性要素 600 無線端末 611 導電性要素 620 ハウジング 630 印刷回路基板 650、655 開口 680 ウィンドウ
フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 コーネリス リンクス オランダ、3871 ビーエル、ホーベレイケ ン、エルゼンラーン 24 (72)発明者 フルプス ヴィンセンティナス バーマー オランダ、3436 ズィーシー、ニューウェ ゲン、ドンカーガード 11
Claims (10)
- 【請求項1】 無線送受信機と、 前記無線送受信機を収納するハウジング(102)とか
らなり、 前記ハウジング(102)内に配置された導電性要素
(200)あるいは前記ハウジング(102)を構成す
る導電性要素(200)には開口(120)が形成さ
れ、 前記導電性要素(200)は、前記無線送受信機に対し
て電気的保護を提供し、 前記無線送受信機と前記開口(120)との間に信号を
伝送する伝送線が配置される ことを特徴とする無線端
末。 - 【請求項2】 前記開口は、幅W長さLの矩形形状であ
ることを特徴とする請求項1の無線端末。 - 【請求項3】 前記開口(120)は、0.25λの長
さを有する(λは無線端末の動作波長である)ことを特
徴とする請求項2の無線端末。 - 【請求項4】 前記開口(120)内には、なにも有さ
ないことを特徴とする請求項1の無線端末。 - 【請求項5】 前記開口(120)内は、誘電体材料で
充填されることを特徴とする請求項1の無線端末。 - 【請求項6】 ハウジングを有し、 前記ハウジング内に配置された導電性要素(200)あ
るいは前記ハウジング(102)を構成する導電性要素
(200)は第1開口と第2開口を有し、 前記導電性要素は、前記無線送受信機に対して電気的保
護を提供し、 前記包囲導電性要素には信号を伝送する第1伝送線を有
し、信号を前記無線送受信機と前記第1開口との間に伝
送し、 前記包囲導電性要素には信号を伝送する第2伝送線を有
し、信号を前記無線送受信機と前記第2開口との間に伝
送することを特徴とする無線端末。 - 【請求項7】 前記第1開口と前記第2開口は、曲げス
ロットアンテナとして機能することを特徴とする請求項
6の無線端末。 - 【請求項8】 前記第1開口と前記第2開口は、アンテ
ナダイバシティを提供することを特徴とする請求項6の
無線端末。 - 【請求項9】 前記第1開口と前記第2開口は、幅W長
さLの矩形形状であることを特徴とする請求項6の無線
端末。 - 【請求項10】 前記開口は、0.25λと0.5λの
間の長さLを有する(λは無線端末の動作波長である)
ことを特徴とする請求項9の無線端末。
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US08/781970 | 1996-12-28 |
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---|---|
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