JPH10200411A - オーバーサンプリング型d/a変換装置 - Google Patents

オーバーサンプリング型d/a変換装置

Info

Publication number
JPH10200411A
JPH10200411A JP72097A JP72097A JPH10200411A JP H10200411 A JPH10200411 A JP H10200411A JP 72097 A JP72097 A JP 72097A JP 72097 A JP72097 A JP 72097A JP H10200411 A JPH10200411 A JP H10200411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
delta
word length
modulation means
dither
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP72097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3350801B2 (ja
Inventor
Tetsuhiko Kaneaki
哲彦 金秋
Yasunori Tani
泰範 谷
Akira Sobashima
彰 傍島
Hideaki Hatanaka
秀晃 畠中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP00072097A priority Critical patent/JP3350801B2/ja
Publication of JPH10200411A publication Critical patent/JPH10200411A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3350801B2 publication Critical patent/JP3350801B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より少ない語長でありながら広ダイナミック
レンジが得られるオーバーサンプリング型D/A変換装
置を提供する。 【解決手段】 入力ディジタル信号のオーバーサンプリ
ング処理を行うディジタルフィルタ11から出力される
ディジタル信号の語長を1次デルタ・シグマ変調器12
により削減する。この1次デルタ・シグマ変調器12は
後段に接続される2次以上の次数を有するデルタ・シグ
マ変調手段であるMASH回路13と同じ動作速度で動
作させ、1次デルタ・シグマ変調器12の出力語長をデ
ィジタルフィルタ11の入力語長より小さくして、MA
SH回路13に入力する。このMASH回路13は入力
語長が削減された分、各構成要素の語長を減らすことが
でき、回路規模を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル信号をア
ナログ信号に変換するオーバーサンプリング型のD/A
変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のオーバーサンプリング型D/A変
換装置については、アイエー出版社発行の『ラジオ技
術』1989年10月号第50〜52頁に記載されたも
のが知られている。このオーバーサンプリング型D/A
変換装置の構成をブロック図として図3に示し、以下に
おいてその説明を行う。
【0003】オーバーサンプリング型のディジタルフィ
ルタ11が16ビット‐1fs (fs はサンプリング周
波数)の入力信号のオーバーサンプリングを行い、1f
s の信号を8倍サンプリングの8fs に変換することに
より、折り返し成分を高い周波数側に追いやる。このと
き、ディジタルフィルタ11では演算による誤差の蓄積
を極力減らすために語長を16ビットから24ビットに
増やしている。フィードバック型のデルタ・シグマ変調
手段の一種である1次デルタ・シグマ変調器112は8
fs で動作し、ディジタルフィルタ11の出力信号のデ
ルタ・シグマ変調を行うことにより24ビットから18
ビットにまで語長圧縮を行う。1次デルタ・シグマ変調
器112の出力はMASH(Multi stAge noise SHapin
g)回路113に入力される。MASH回路113は、
デルタ・シグマ変調器の一種であり、ここでは、1次の
デルタ・シグマ変調器と2次のデルタ・シグマ変調器に
よって構成されており、局部量子化器と加算器と積分器
と遅延器と微分器より成っており、このMASH回路1
13の詳細はアイエー出版社発行の『ラジオ技術』19
88年5月号の第140〜143頁に記載されている。
MASH回路113は32倍サンプリングの32fs で
動作し、その入力を11値(11階調)にまで圧縮す
る。この信号を右側PWM変換器14と左側PWM変換
器15においてパルス幅変調し、Lチャンネル、Rチャ
ンネルそれぞれのアナログ信号として出力する。
【0004】右側PWM変換器14および左側PWM変
換器15はそれぞれ高レベルの高域周波数の再生時に高
調波歪みをなくすために2つのPWM変換器14a,1
4bあるいは15a,15bに分け、相補的な関係のP
WM波のR1とR2を、あるいはL1とL2を出力し、
また、それぞれが正相と逆相の出力を有していて、後段
の図示しない差動回路を通すことにより、高調波歪みを
打ち消すとともにS/N特性を向上している。いま、内
部の1つのPWM変換器についてみると、そのPWM変
換器は、図4(a)に示すように11値(−5〜+5)
の入力をPWM変換して正相の出力端子から11通りの
パルス幅の信号を出力する。逆相の出力端子からは波形
上での上下関係が逆の信号を出力する。図4(b)に出
力の例を示す。左右が対称形をした状態での出力波形と
なっているのが特長である。ディジタルの入力信号列の
一例として“−4,−3,−1,−4,−2,−5”が
PWM変換されて図4(b)のアナログの出力信号とな
っている。T=1/768fs である。
【0005】以上のようにして、入力された16ビット
‐1fs の入力信号を効率良くパルス幅変調信号に変換
することにより、高性能のD/A変換を行うことができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の技術に係るオーバーサンプリング型D/A
変換装置の構成では、広ダイナミックレンジを得るため
に出力語長の大きな、したがって回路規模の大きなデル
タ・シグマ変調器112が必要となり、しかも後段に接
続されるフィードフォワード型のデルタ・シグマ変調手
段であるMASH回路113も入力ビット数が18ビッ
トと回路規模の大きなデルタ・シグマ変調器を必要とし
ていた。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、より少ない語長でありながら広ダイ
ナミックレンジが得られるオーバーサンプリング型D/
A変換装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明に係るオーバーサンプリング型D/A変換装置
は、入力ディジタル信号のオーバーサンプリング処理を
行うオーバーサンプリング型ディジタルフィルタと、こ
のオーバーサンプリング型ディジタルフィルタから出力
されるディジタル信号の語長を減ずる1次デルタ・シグ
マ変調手段と、この1次デルタ・シグマ変調手段の出力
を入力とする2次以上の次数を有するデルタ・シグマ変
調手段とを備え、前記1次デルタ・シグマ変調手段の動
作周期を前記2次以上のデルタ・シグマ変調手段の動作
周期と同じに設定してあるとともに、前記1次デルタ・
シグマ変調手段の出力語長を前記入力ディジタル信号の
語長より少なく設定してあることを特徴としている。2
次以上のデルタ・シグマ変調手段における局部量子化器
と加算器と積分器と遅延器と微分器などの各構成要素の
語長を減らすことができ、回路規模の大幅な削減を可能
としながら、広ダイナミックレンジを確保することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1のオーバー
サンプリング型D/A変換装置は、入力ディジタル信号
のオーバーサンプリング処理を行うオーバーサンプリン
グ型ディジタルフィルタと、このオーバーサンプリング
型ディジタルフィルタから出力されるディジタル信号の
語長を減ずる1次デルタ・シグマ変調手段と、この1次
デルタ・シグマ変調手段の出力を入力とする2次以上の
次数を有するデルタ・シグマ変調手段とを備え、前記1
次デルタ・シグマ変調手段の動作周期を前記2次以上の
デルタ・シグマ変調手段の動作周期と同じに設定してあ
るとともに、前記1次デルタ・シグマ変調手段の出力語
長を前記入力ディジタル信号の語長より少なく設定して
あることを特徴としている。1次デルタ・シグマ変調手
段を後段の2次以上のデルタ・シグマ変調手段と同等の
動作速度で動作させるように構成してあるので、低域
(オーディオ帯域である0〜0.5fs )のダイナミッ
クレンジが拡大するという作用を有する。
【0010】本発明に係る請求項2のオーバーサンプリ
ング型D/A変換装置は、上記請求項1において、オー
バーサンプリング型ディジタルフィルタの出力に対し、
ディザ信号を加えた後に1次デルタ・シグマ変調手段に
入力するように構成してあることを特徴としている。入
力ディジタル信号の信号レベルが微小な場合であっても
確実に1次デルタ・シグマ変調手段によるノイズシェー
ピングが行われるという作用を有する。
【0011】本発明に係る請求項3のオーバーサンプリ
ング型D/A変換装置は、上記請求項2において、ディ
ザ発生器は、それが発生するディザ信号が入力ディジタ
ル信号と比較して、レベルが低いか、あるいは帯域が高
い、の少なくとも一方を満たすように構成されているこ
とを特徴としている。入力ディジタル信号の信号レベル
が微小な場合であっても確実に1次デルタ・シグマ変調
手段によるノイズシェーピングが行われるとともに、加
えたディザ信号がオーディオ帯域に現れなくて、ディザ
信号自身が聴感上感知されないという作用を有する。
【0012】本発明に係る請求項4のオーバーサンプリ
ング型D/A変換装置は、上記請求項3において、ディ
ザ発生器は、それが発するディザ信号が入力ディジタル
信号と比較してレベルが低くかつ直流オフセット信号で
あるように構成されていることを特徴としている。この
場合も、入力ディジタル信号の信号レベルが微小な場合
であっても確実に1次デルタ・シグマ変調手段によるノ
イズシェーピングが行われるとともに、ディザ信号自身
が聴感上感知されないという作用を有する。
【0013】本発明に係る請求項5のオーバーサンプリ
ング型D/A変換装置は、上記請求項3において、ディ
ザ発生器は、それが発するディザ信号がレベルが低くか
つ直流オフセット信号に対して帯域が高い信号を加算し
た信号であるように構成されていることを特徴としてい
る。万一、入力ディジタル信号が逆極性で同一レベルの
オフセットを有する信号に出会った場合においても、確
実に1次デルタ・シグマ変調手段によってノイズシェー
ピングが行われ、しかも聴感上ディザ信号によるノイズ
の上昇がないという作用を有する。
【0014】以下、本発明に係るオーバーサンプリング
型D/A変換装置の具体的な実施の形態について、図面
に基づいて詳細に説明する。
【0015】〔実施の形態1〕図1は本発明の実施の形
態1に係るオーバーサンプリング型D/A変換装置の構
成を示すブロック図である。図1において、11は16
ビット‐1fs のディジタル入力信号を入力し24ビッ
ト‐8fs の状態で出力するオーバーサンプリング型の
ディジタルフィルタ、12はディジタルフィルタ11か
らの24ビット‐8fs の入力信号をノイズシェーピン
グにより10ビット‐32fs に変換して出力する1次
のデルタ・シグマ変調手段の一例である1次デルタ・シ
グマ変調器、13は1次デルタ・シグマ変調器12から
の10ビット‐32fs の入力信号を11値‐32fs
に変換して出力する2次のデルタ・シグマ変調手段の一
例であるMASH回路である。14は内部に第1のPW
M変換器14aと第2のPWM変換器14bとをもつ右
側PWM変換器、15は内部に第1のPWM変換器15
aと第2のPWM変換器15bとをもつ左側PWM変換
器である。
【0016】上記の構成において重要であるのは、1次
デルタ・シグマ変調器12の動作周期(1/32fs )
がMASH回路13の動作周期(1/32fs )と同じ
であり、さらに、1次デルタ・シグマ変調器12の出力
語長(10ビット)が入力ディジタル信号の語長(16
ビット)よりも少なくなっているという点である。
【0017】次に、動作を説明する。オーバーサンプリ
ング型のディジタルフィルタ11が16ビット‐1fs
の入力信号のオーバーサンプリングを行い、1fs の信
号を8倍サンプリングの8fs に変換することにより、
折り返し成分を高い周波数側に追いやる。このときディ
ジタルフィルタ11では演算による誤差の蓄積を極力減
らすために語長を16ビットから24ビットに増やして
出力する。
【0018】1次デルタ・シグマ変調器12は32fs
で動作しており、ディジタルフィルタ11の出力信号の
デルタ・シグマ変調を行うことにより24ビットから1
0ビットにまで語長圧縮を行う。1次のデルタ・シグマ
変調では低域にいくに従って量子化雑音を6dB/oct
で落とすことができる。つまり、帯域の下半分ではダイ
ナミックレンジが6dB良くなることを意味する。単に
fs が2倍になれば3dB改善するので、1次のデルタ
・シグマ変調ではfs を2倍にする毎に6dB+3dB
より、ダイナミックレンジを9dB改善することができ
る。ここでは、1次デルタ・シグマ変調器12を32f
s で動作させているので、32=25 より、オーディオ
帯域では9dB×5、すなわち45dB改善することが
できる。45dBは約7ビット相当のダイナミックレン
ジであるので、この1次デルタ・シグマ変調器12の出
力では、10+7で17ビット相当のダイナミックレン
ジを確保することができる。故に、ディジタルフィルタ
11に入力された16ビット‐1fs の入力はほとんど
ディジタルフィルタ11による演算誤差の影響を受ける
ことなく(信号のSN比を劣化させることなく)、MA
SH回路13へ入力される。
【0019】MASH回路13は32倍サンプリングの
32fs で動作しており、その入力を11値(11階
調)にまで圧縮する。前述の通り、MASH回路13は
1次のデルタ・シグマ変調と2次のデルタ・シグマ変調
によって構成されたデルタ・シグマ変調手段の一種であ
り、局部量子化器と加算器と積分器と遅延器と微分器よ
り成っている。一般にMASH回路は入力データのビッ
ト数が減った場合、その分を上記各加算器、遅延器から
その語長を削減してもそのダイナミックレンジは影響を
受けない。つまり、図1に示すように、MASH回路1
3の入力ビット数が図3に示す従来例の場合の18ビッ
トから10ビットに減ると、上記各加算器、遅延器も8
ビットその語長を削減することができる。すなわち、低
域(オーディオ帯域である0〜0.5fs )のダイナミ
ックレンジを拡大させて性能を劣化させることなく、大
幅な回路規模の削減が可能となる。 以下、従来例で示
した場合と同様に、MASH回路13の出力をPWM変
換器5,6でパルス幅変調し、Lチャンネル用、Rチャ
ンネル用として、それぞれのアナログ信号を出力する。
【0020】〔実施の形態2〕図2は本発明の実施の形
態2に係るオーバーサンプリング型D/A変換装置の構
成を示すブロック図である。図2において、実施の形態
1に係る図1におけるのと同一符号は同一構成を示し、
簡単に説明すると、11はオーバーサンプリング型のデ
ィジタルフィルタ、12は1次デルタ・シグマ変調器、
13は2次以上のデルタ・シグマ変調手段であるMAS
H回路、14は右側PWM変換器、15は左側PWM変
換器である。本実施の形態2においては、以上の構成に
加えて次のような構成を備えている。図2において、2
0はディジタルフィルタ11の出力端子と1次デルタ・
シグマ変調器12の入力端子との間に挿入された加算
器、21は加算器20に対してディザ信号を加えるディ
ザ発生器である。
【0021】ディザ発生器21はオーディオ帯域にスペ
クトル成分を有しないディザ信号を発生しており、この
ディザ信号が加算器20を用いてディジタルフィルタ1
1からの出力に加算される。このようなディザ信号を加
算することにより、入力信号のレベルが微小な場合であ
っても確実に1次デルタ・シグマ変調器12によるノイ
ズシェーピングが行われ、確実にそのダイナミックレン
ジを確保することができる。しかも、ディザ信号のスペ
クトル成分がオーディオ帯域にないため、原信号である
ディジタルフィルタ11への入力ディジタル信号の品質
が保たれた状態で出力される。
【0022】〔実施の形態3〕実施の形態3の場合のブ
ロック図は図2と同じである。上記の実施の形態2にお
いてはディザ信号としてオーディオ帯域にスペクトル成
分を有しないものを用いたが、この実施の形態3の場合
においては、ディザ発生器21として、それが発生する
ディザ信号がディジタルフィルタ11への入力ディジタ
ル信号と比較して、レベルが低いか、あるいは帯域が高
い、の少なくとも一方を満たすようにしたものである。
【0023】この場合、入力ディジタル信号の信号レベ
ルが微小な場合であっても確実に1次デルタ・シグマ変
調器12によるノイズシェーピングが行われるととも
に、ディザ信号自身が聴感上感知されないという効果が
ある。
【0024】〔実施の形態4〕実施の形態4の場合のブ
ロック図は図2と同じである。ディザ発生器21とし
て、それが発するディザ信号が入力ディジタル信号と比
較してレベルが低くかつ直流オフセット信号であるよう
に構成したものである。
【0025】この場合も、入力ディジタル信号の信号レ
ベルが微小な場合であっても確実に1次デルタ・シグマ
変調器12によるノイズシェーピングが行われるととも
に、ディザ信号自身が聴感上感知されないという効果が
ある。
【0026】〔実施の形態5〕実施の形態5の場合のブ
ロック図は図2と同じである。ディザ発生器21とし
て、それが発生するディザ信号が前記レベルが低い直流
オフセット信号に対して帯域が高い信号を加算した信号
であるように構成したものである。
【0027】このようにすると、万一、入力ディジタル
信号が逆極性で同一レベルのオフセットを有する信号に
出会った場合においても、確実に1次デルタ・シグマ変
調器12によってノイズシェーピングが行われ、しかも
聴感上ディザ信号によるノイズの上昇がないという効果
がある。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、オーバー
サンプリング型のディジタルフィルタに接続された1次
デルタ・シグマ変調手段によってその出力語長をディジ
タルフィルタの入力語長以下にすることができるため、
それの次段の2次以上のデルタ・シグマ変調手段に対す
る入力語長を少なくでき、これに伴って、この2次以上
のデルタ・シグマ変調手段における局部量子化器と加算
器と積分器と遅延器と微分器などの各構成要素の語長を
も減らすことができ、回路規模の大幅な削減を可能とし
ながらも、広ダイナミックレンジを確保することができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るオーバーサンプリ
ング型D/A変換装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係るオーバーサンプリ
ング型D/A変換装置の構成を示すブロック図である。
【図3】従来の技術に係るオーバーサンプリング型D/
A変換装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態および従来の技術における
PWM変換器の動作の説明図である。
【符号の説明】
11……オーバーサンプリング型ディジタルフィルタ 12……1次デルタ・シグマ変調器 13……2次以上のデルタ・シグマ変調手段としてのM
ASH回路 14……右側PWM変換器 15……左側PWM変換器 20……加算器 21……ディザ発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠中 秀晃 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディジタル信号のオーバーサンプリ
    ング処理を行うオーバーサンプリング型ディジタルフィ
    ルタと、このオーバーサンプリング型ディジタルフィル
    タから出力されるディジタル信号の語長を減ずる1次デ
    ルタ・シグマ変調手段と、この1次デルタ・シグマ変調
    手段の出力を入力とする2次以上の次数を有するデルタ
    ・シグマ変調手段とを備え、前記1次デルタ・シグマ変
    調手段の動作周期を前記2次以上のデルタ・シグマ変調
    手段の動作周期と同じに設定してあるとともに、前記1
    次デルタ・シグマ変調手段の出力語長を前記入力ディジ
    タル信号の語長より少なく設定してあることを特徴とす
    るオーバーサンプリング型D/A変換装置。
  2. 【請求項2】 オーバーサンプリング型ディジタルフィ
    ルタの出力に対し、ディザ信号を加えた後に1次デルタ
    ・シグマ変調手段に入力するように構成してあることを
    特徴とする請求項1に記載のオーバーサンプリング型D
    /A変換装置。
  3. 【請求項3】 ディザ発生器は、それが発生するディザ
    信号が入力ディジタル信号と比較して、レベルが低い
    か、あるいは帯域が高い、の少なくとも一方を満たすよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項2に記載の
    オーバーサンプリング型D/A変換装置。
  4. 【請求項4】 ディザ発生器は、それが発するディザ信
    号が入力ディジタル信号と比較してレベルが低くかつ直
    流オフセット信号であるように構成されていることを特
    徴とする請求項3に記載のオーバーサンプリング型D/
    A変換装置。
  5. 【請求項5】 ディザ発生器は、それが発するディザ信
    号がレベルが低くかつ直流オフセット信号に対して帯域
    が高い信号を加算した信号であるように構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のオーバーサンプリン
    グ型D/A変換装置。
JP00072097A 1997-01-07 1997-01-07 オーバーサンプリング型d/a変換装置 Expired - Fee Related JP3350801B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00072097A JP3350801B2 (ja) 1997-01-07 1997-01-07 オーバーサンプリング型d/a変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00072097A JP3350801B2 (ja) 1997-01-07 1997-01-07 オーバーサンプリング型d/a変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10200411A true JPH10200411A (ja) 1998-07-31
JP3350801B2 JP3350801B2 (ja) 2002-11-25

Family

ID=11481595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00072097A Expired - Fee Related JP3350801B2 (ja) 1997-01-07 1997-01-07 オーバーサンプリング型d/a変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3350801B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159027A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Toshiba Corp 通信装置
JP2009267698A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Renesas Technology Corp Δς型a/d変換器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159027A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Toshiba Corp 通信装置
JP2009267698A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Renesas Technology Corp Δς型a/d変換器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3350801B2 (ja) 2002-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7058464B2 (en) Device and method for signal processing
KR100451806B1 (ko) 과표본잡음성형용혼합신호처리방법및장치
JP3272438B2 (ja) 信号処理システムおよび処理方法
US6107876A (en) Digital input switching audio power amplifier
US7626519B2 (en) Pulse-width modulation of pulse-code modulated signals at selectable or dynamically varying sample rates
KR20070065375A (ko) 펄스폭 변조 장치
JPH11168384A (ja) D/a変換器
US7403066B2 (en) Method and system for creating a spectral null in a switching amplifier
US6256395B1 (en) Hearing aid output clipping apparatus
US8698662B2 (en) System and method for a high resolution digital input class D amplifier with feedback
JP3463513B2 (ja) Ad変換装置
JP2009147552A (ja) D級アンプ
US20140062748A1 (en) System and method for pulse width modulation digital-to-analog converter
US10224950B2 (en) Digital to analogue conversion
US7317758B2 (en) PCM-to-PWM converter
JP3350801B2 (ja) オーバーサンプリング型d/a変換装置
JP4952239B2 (ja) D級増幅器
Macgrath et al. Digital power amplification using sigma-delta modulation and bit flipping
US10972123B1 (en) Signal processing structure
JP2002237729A (ja) スイッチング増幅回路
JP3232865B2 (ja) デジタル/アナログ信号変換装置
JP2001237708A (ja) データ処理方式
JP3549045B2 (ja) スイッチング増幅器
US8698661B2 (en) System and method for pulse width modulation digital-to-analog converter
Adrian et al. A review of design methods for digital modulators

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees