JPH10199378A - インターロック装置 - Google Patents

インターロック装置

Info

Publication number
JPH10199378A
JPH10199378A JP1457597A JP1457597A JPH10199378A JP H10199378 A JPH10199378 A JP H10199378A JP 1457597 A JP1457597 A JP 1457597A JP 1457597 A JP1457597 A JP 1457597A JP H10199378 A JPH10199378 A JP H10199378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
lever
opening
plate
denotes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1457597A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Honda
正志 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP1457597A priority Critical patent/JPH10199378A/ja
Publication of JPH10199378A publication Critical patent/JPH10199378A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 故障等による電源の有無にかかわらず、遮断
器がオフ状態であれば、断路器の手動操作を行えるよう
にする。 【解決手段】 遮断器の操作軸81に、オン位置とオフ
位置とに移動する回転レバー84を固着し、回転レバー
84に、他端部に長孔93が形成された連結リンク92
に一端部を連結し、断路器開閉操作用の手動ハンドル挿
入口25をシャッタ34により閉塞し、このシャッタ3
4にワイヤ95を介してシャッタ34の開閉に連動する
可動レバー89の先端部を連結し、ばね91によりワイ
ヤ95を介してシャッタ34を閉位置に付勢し、可動レ
バー89の先端部に設けられた挿通杆90を連結リンク
92の長孔93に挿通し、回転レバー84のオン位置,
オフ位置において、挿通杆90を長孔93の一端,他端
に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮断器がオンの時
の断路器の開閉操作を防止するインターロック装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電力用開閉装置のうち、断路器
は電流開閉能力がなく、断路器の電流開閉による事故を
防止するため、インターロック装置により、遮断器がオ
ンの時の断路器の開閉操作を防止している。
【0003】このインターロック装置につき、斜視図の
図4、図4の正面図の図5A、図4の前面板を除去した
同B、図4の一部の拡大斜視図の図6、図4の回路図の
図7を参照して説明する。
【0004】それらの図において、1は操作装置、2,
3は前側及び後側に立設された操作装置1の支持板、4
は両支持板2,3を連結した4本の連結杆であり、両支
持板2,3の四隅を貫通している。5は各連結杆4に挿
通された六角柱状のカラーであり、両支持板2,3を所
定間隔に保持している。6は前後方向の断路器用の上操
作軸であり、両支持板2,3の右側上部に貫設されて回
転自在に支持されている。7は前後方向の接地開閉器用
の下操作軸であり、両支持板2,3の右側下部に貫設さ
れて回転自在に支持されている。
【0005】8は後側の支持板3の後方に立設された固
定板であり、固定板8の四隅を各連結杆4の後端部が貫
通し、ナットにより固定板8が支持板3と所定の間隔を
保持した位置に固定されている。9は固定板8の背面の
上部に設けられた上モータであり、上モータ9の回転軸
が固定板8の上部を貫通して上操作軸6の後端部に連結
され、上操作軸6を回転する。10は固定板8の背面の
下部に設けられた下モータであり、下モータ10の回転
軸が固定板8の下部を貫通して下操作軸7の後端部に連
結され、下操作軸7を回転する。11,12は両操作軸
6,7にそれぞれ螺合した上摺動子及び下摺動子であ
る。
【0006】13は操作レバーであり、上端部が上摺動
子11に連結され、下端部が下摺動子12に連結されて
いる。14は連結装置、15は連結装置14の操作ロッ
ドであり、前端部が操作レバー13の中央部に連結さ
れ、後端部がレバー16等を介してガス絶縁開閉装置1
7の断路器及び接地開閉器の開閉レバーに連結されてい
る。
【0007】18は円板状の断路器用の上開閉表示器で
あり、前側の支持板2の左側上部に回転自在に設けられ
ている。19は表示器18の前面に表示された直線状の
表示線であり、表示器18の回転により、表示線19が
縦方向,横方向に位置する。20は上開閉表示器18と
同形状の接地開閉器用の下開閉表示器であり、前側の支
持板2の左側下部に回転自在に設けられ、前面の表示線
21が表示器20の回転により縦方向,横方向に位置す
る。
【0008】22は前面板であり、前面板22の四隅を
各連結杆4の前端部が貫通し、ナットにより前側の支持
板2と所定の間隔を保持した位置に取り付けられてい
る。23は前面板22の左側上部に設けられた断路器用
の上押ボタンスイッチ、24は前面板22の左側下部に
設けられた接地開閉器用の下押ボタンスイッチである。
【0009】25は前面板22の右側上部に形成され,
手動ハンドルが挿入される断路器開閉操作用の手動ハン
ドル上挿入口であり、上挿入口25の後方に上操作軸6
の前端部が位置している。26は上挿入口25の左方に
形成された断路器用の上透視孔であり、上透視孔26の
後方に上開閉表示器18が位置している。27は断路器
用の上表示部であり、上透視孔26の上縁部に「入」、
左側縁部に「切」の文字が表示され、それぞれの文字の
位置に上開閉表示器18の表示線19が位置する。28
は上挿入口25の下方に形成された上長孔である。
【0010】29は前面板22の右側下部に形成された
接地開閉器操作用の手動ハンドル下挿入口であり、下挿
入口29の後方に下操作軸7の前端部が位置している。
30は下挿入口29の左方に形成された接地開閉器用の
下透視孔であり、下透視孔30の後方に下開閉表示器2
0が位置している。31は接地開閉器用の下表示部であ
り、下透視孔30の上縁部に「入」、左側縁部に「切」
の文字が表示され、それぞれの文字の位置に下開閉表示
器20の表示線21が位置する。32は下挿入口29の
下方に形成された下長孔である。
【0011】33は前面板22の後方に立設された取付
板であり、前面板22と同様に、右側上部及び右側下部
に上挿入口25及び下挿入口29が形成され、両挿入口
25,29の左方にそれぞれ上透視孔26及び下透視孔
30が形成されている。
【0012】34はコ字状の板体からなる断路器用の上
シャッタであり、水平方向の上板35及び下板36と、
上板35及び下板36の右端を連結した縦板37とから
なる。38は上板35及び下板36にそれぞれ形成され
た左右方向のガイド孔、39は下板36の上縁部の左端
に突設された突起、40は上板35から上方へ突設され
た押圧体であり、支持板41を介して押圧板42が水平
に形成されている。43は下板36の右側部に植設され
た前後方向のピンであり、前面板22の上長孔28に挿
通されている。44は取付板33の前面の上側に,上,
下に設けられたガイドピンであり、それぞれ両ガイド孔
38に挿通され、上シャッタ34の左右動をガイドして
いる。
【0013】45はコ字状の板体からなる接地開閉器用
の下シャッタであり、上シャッタ34と同様に、水平方
向の上板46,下板47及び縦板48とからなり、上板
46及び下板47にガイド孔49が形成され、下板47
の上縁部の左端に突起50が突設され、下板47から下
方へ押圧体51が突設され、支持板52を介して水平に
押圧板53が設けられ、下板47の右側部にピン54が
植設され、両ガイド孔49に、取付板33の前面の下側
の上,下に設けられたガイドピン55がそれぞれ挿通さ
れ、両ガイドピン55により下シャッタ45の左右動が
ガイドされている。
【0014】56は取付板33の前面の上端部に設けら
れた複数個の上シャッタ用リミットスイッチ、57はリ
ミットスイッチ56の可動片であり、各可動片57に上
シャッタ34の押圧体40の押圧板42が離,接するこ
とにより、各リミットスイッチ56の開,閉が行われ、
上シャッタ34の開,閉を検知する。58は取付板33
の前面の下端部に設けられた複数個の下シャッタ用リミ
ットスイッチであり、各リミットスイッチ58の可動片
59に下シャッタ45の押圧体51の押圧板53が離,
接することにより、各リミットスイッチ58の開,閉が
行われ、下シャッタ45の開,閉を検知する。
【0015】60は取付板33の前面の中央部に突設さ
れたストッパ、61は連結レバーであり、上端部が上シ
ャッタ34の下板36に連結され、下端部の長孔に下シ
ャッタ45の上板46に植設されたピンが遊挿されてい
る。62は取付板33の左方に設けられたドラム、63
はワイヤであり、一端が連結レバー61の中央部に接続
されている。64はドラム62を介したワイヤ63の他
端に設けられたばねであり、両シャッタ34,45を左
方、即ち閉塞方向に付勢している。
【0016】65は断路器用の上シャッタ34の上イン
ターロックコイルであり、前面板22と前側の支持板2
との間の上部に設けられている。66はコイル65の上
下方向のプランジャ、67は基部がプランジャ66の上
端部に回転自在に支持された左右方向のレバー、68は
支持手段(図示せず)により回転自在に支持された前後
方向の連結棒であり、後端部がレバー67の先端部に固
着され、前端部が取付板33の上部を貫通している。6
9は連結棒68の前端部に溶接により固着されたL字形
状のロックピンであり、プランジャ66の上下動により
レバー67を介して連結棒68が回転し、ロックピン6
9が上シャッタ34の突起39に係脱自在に係止する。
【0017】70は接地開閉器用の下シャッタ45の下
インターロックコイルであり、上インターロックコイル
65の下方に設けられ、上インターロックコイル65と
同様に、コイル70のプランジャ71にレバー72が回
転自在に支持され、支持手段(図示せず)により回転自
在に支持された連結棒73の後端部がレバー72の先端
部に固着され、連結棒73の前端部が取付板33の下部
を貫通し、プランジャ71の上下動によりレバー72を
介して連結棒73が回転し、下シャッタ45の突起50
に、連結棒73の前端部に固着されたロックピン74が
係脱自在に係止する。
【0018】そして、モータ操作回路(図示せず)に遮
断器の補助スイッチが設けられるとともに、図7に示す
ように、断路器用の上押ボタンスイッチ23,上インタ
ーロックコイル65,断路器の補助スイッチ75が直列
に接続され、かつ、接地開閉器用の下押ボタンスイッチ
24,下インターロックコイル70にも直列に補助スイ
ッチ75が設けられ、この両補助スイッチ75と前記モ
ータ操作回路の補助スイッチは、断路器がオンの時開に
なり、オフの時閉になり、両インターロックコイル6
5,70,両ロックピン69,74及び補助スイッチ7
5等により遮断器のインターロック装置が構成されてい
る。
【0019】そして、図4及び図5は、断路器がオンの
状態であり、上摺動子11が上操作軸6の後端部に位置
し、下摺動子12が下操作軸7の後端部に位置してい
る。
【0020】そして、前面板22の上透視孔26の上表
示部27の「入」の文字の位置に、上開閉表示器18の
表示線19が縦方向に位置し、下透視孔30の下表示部
31の「切」の文字に位置に、下開閉表示器20の表示
線21が横方向に位置している。
【0021】また、両シャッタ34,45が挿入口2
5,29を閉塞する閉位置に位置し、両押圧体40,5
1により両リミットスイッチ56,58の可動片57,
59が押圧され、両シャッタ34,45の閉状態が検知
されている。
【0022】つぎに、断路器の自動開閉操作について説
明する。遮断器がオフの場合、補助スイッチが閉、即ち
モータ操作回路が閉になっており、自動開閉操作により
上モータ9が駆動し、上操作軸6が回動するとともに、
操作レバー13が前後動し、これにより、連結装置14
を介して断路器がオン,オフし、上操作軸6に上開閉表
示器18が連動して回転し、前面板22の上表示部27
の「入」及び「切」の文字の位置に、表示器18の表示
線19が縦方向及び横方向に位置し、断路器のオン,オ
フが表示される。
【0023】そして、遮断器がオンの場合、補助スイッ
チが開、即ちモータ操作回路が開になっており、上モー
タ9が駆動されず、断路器の開閉操作を行うことができ
ない。
【0024】つぎに、断路器の手動開閉操作について説
明する。遮断器がオフの場合、補助スイッチ75は閉に
なっており、上押ボタンスイッチ23を押すと、インタ
ーロックコイル65が励磁され、プランジャ66が下動
し、レバー67を介して連結棒68が左回転し、ロック
ピン69が上シャッタ34の突起39から離脱する。
【0025】そして、ピン43を上長孔28に沿って右
方へ移動することにより、図6に示すように、上シャッ
タ34が鎖線の位置から実線の位置に移動し、上シャッ
タ34の縦板37が上挿入口25を開放する。
【0026】この時、上シャッタ34の押圧体40の押
圧板42が上シャッタ用リミットスイッチ56の可動片
57から離脱し、リミットスイッチ56が開になり、上
シャッタ34の開を検知する。
【0027】そして、上挿入口25に手動ハンドル76
を挿入し、上操作軸6にハンドル76を連結し、上操作
軸6を回動し、断路器をオン,オフする。なお、この時
断路器の電動回路をオフして電動での断路器の開閉を防
止している。
【0028】そして、遮断器がオンの場合、補助スイッ
チ75は開になっており、上押ボタンスイッチ23を押
しても、上インターロックコイル65は励磁されず、上
シャッタ34を移動できず、断路器の開閉操作ができな
い。
【0029】このように、補助スイッチ及びインターロ
ックコイル65を設けることにより、遮断器がオンの時
の断路器の自動及び手動の開閉操作が防止されている。
【0030】なお、接地開閉器の自動及び手動開閉操作
の場合も、断路器の自動及び手動開閉操作とほぼ同様で
ある。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記装置につい
て、故障等により、インターロックコイル65を励磁す
る電源が給電されない場合、シャッタ34の閉塞状態を
ロックしている。ロックピン69を解錠できないため、
遮断器がオフ状態であっても断路器の手動操作ができな
いという問題点がある。
【0032】本発明は、前記の点に留意し、電源の有無
にかかわらず、遮断器がオフ状態であれば、断路器の手
動操作が行えるインターロック装置を提供することを目
的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のインターロック装置は、遮断器の操作軸に
固着され,オン位置とオフ位置とに移動する回転レバー
と、一端部が前記回転レバーに連結され,他端部に長孔
が形成された連結リンクと、手動ハンドルが挿入される
断路器開閉操作用の手動ハンドル挿入口と、この挿入口
を閉塞する閉位置と,開放する開位置とに移動するシャ
ッタと、回転自在に支持され,先端部がワイヤを介して
前記シャッタに連結され,前記シャッタの開,閉に連動
して開位置,閉位置に移動する可動レバーと、前記ワイ
ヤを介して前記シャッタを閉位置に付勢したばねと、前
記可動レバーの先端部に設けられ,前記長孔に挿通さ
れ,前記回転レバーのオン位置において前記長孔の一端
に位置し,前記可動レバーの閉位置から開位置への移動
を阻止し,前記回転レバーのオフ位置において前記長孔
の他端に位置し,前記可動レバーの閉位置から開位置へ
の移動を可能にする挿通杆とを備えたものである。
【0034】従って、遮断器の操作軸に、オン位置とオ
フ位置とに移動する回転レバーを固着し、回転レバー
に、他端部に長孔が形成された連結リンクの一端部を連
結し、断路器開閉操作用の手動ハンドル挿入口をシャッ
タにより閉塞し、このシャッタに、ワイヤを介してシャ
ッタの開閉に連動する可動レバーの先端部を連結し、ば
ねによりワイヤを介してシャッタを閉位置に付勢し、可
動レバーの先端部に設けられた挿通杆を連結リンクの長
孔に挿通し、回転レバーのオン位置において、挿通杆を
長孔の一端に位置させ、可動レバーの閉位置から開位置
への移動を阻止するようにしたため、シャッタの開位置
への移動ができなくなり、遮断器がオンの時の断路器の
開閉操作を防止することができる。
【0035】しかも、回転レバーのオフ位置において、
挿通杆を長孔の他端に位置させ、可動レバーの閉位置が
開位置への移動を可能にするようにしたため、電源の有
無にかかわらず、シャッタの開閉が可能になり、遮断器
がオフの時の断路器の開閉操作を手動で行うことができ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】実施の1形態につき、斜視図の図
1,図1の一部の正面図の図2及び図1の他の状態の一
部の拡大斜視図の図3を参照して説明する。それらの図
において、図4及び図5と同一符号は同一もしくは相当
するものを示す。
【0037】77,78は取付板33の上部及び下部に
それぞれ2本ずつ螺合したガイドピンであり、上シャッ
タ34の上板35のガイド孔38及び下シャッタ45の
下板47のガイド孔49にそれぞれ挿通されている。
【0038】79は遮断器本体、80は本体79の側
板、81は本体79に設けられた遮断器の操作軸であ
り、右端部が側板80を貫通している。82は操作軸8
1の左端部に固着された操作レバー、83は本体79の
上部に設けられた遮断部であり、レバー,リンク等を介
して操作レバー82に連結されている。
【0039】84は操作軸81の右端部に固着された回
転レバーであり、オン位置とオフ位置に移動する。85
は断面L字状の支持板であり、縦板86と横板87とか
らなり、回転レバー84の下方の側板80に縦板86が
装着されている。88は支持板85の縦板86に植設さ
れた水平方向の支持杆、89は中央部が支持杆88に回
転自在に支持された可動レバー、90は可動レバー89
の一端部に植設された挿通杆、91は可動レバー89の
他端部に設けられたばねである。
【0040】92は上下方向の連結リンクであり、上端
部が回転レバー84の端部に連結されている。93は連
結リンク92の下端部に形成された長孔であり、長孔9
3に可動レバー89の挿通杆90が挿通されている。
【0041】94は支持板85の近傍及びドラム62の
下方に設けられた取付板、95は可撓性を有するワイヤ
であり、一端が両シャッタ34,45の連結レバー61
の中央部に接続され、他端がドラム62を介して取付板
94を貫通し、可動レバー89の一端部に接続されてい
る。96はワイヤ95が挿通されたシースであり、両端
が両取付板94に位置し、ばね91により可動レバー8
9,ワイヤ95,連結レバー61を介して両シャッタ3
4,45が閉位置に付勢され、両シャッタ34,45の
開,閉に連動して可動レバー89が開位置,閉位置に移
動する。
【0042】つぎに、手動操作について説明する。図1
の状態は、遮断器がオンの状態であり、連結リンク92
の長孔93の下端に、閉位置に位置した可動レバー89
の挿通杆90が当接し、上シャッタ34が閉位置に位置
して手動ハンドル上挿入口25を閉塞し、上開閉表示器
18の表示線19が縦方向に位置し、断路器が入状態を
表示している。
【0043】この場合、上シャッタ34を開位置に移動
しようとしても、挿通杆90が連結リンク92の長孔9
3の下端に当接しているため、可動レバー89の開位置
への移動が阻止され、ワイヤ95を引っ張ることができ
ず、上シャッタ34を開位置に移動することができな
い。
【0044】つぎに、遮断器が図1のオン状態から図3
のオフ状態になると、操作軸81の回転により回転レバ
ー84が回転して開位置に位置し、連結リンク92が下
動し、連結リンク92の長孔93の上端に、閉位置の可
動レバー89の挿通杆90が位置する。
【0045】そして、断路器を操作する場合、上シャッ
タ34のピン43を上長孔28に沿って移動し、上シャ
ッタ34を図3の鎖線の閉位置から実線の開位置に移動
する。この時、上シャッタ34の移動により、ワイヤ9
5が引っ張られ、ばね91に抗して可動レバー89が開
位置に回転し、可動レバー89の挿通杆90が長孔93
の下端部へ移動する。
【0046】そして、上シャッタ34の上挿入口25を
開放し、連結レバー61がストッパ60に当接し、上シ
ャッタ34の移動が規制される。
【0047】この状態で、上挿入口25に手動ハンドル
76を挿入し、上操作軸6を回動し、断路器を入から
切、或いは切から入に操作する。
【0048】そして、操作終了後、上挿入口25から手
動ハンドル76を引き外すと、ばね91により、可動レ
バー89が閉位置に回転し、可動レバー89の挿通杆9
0が長孔93の下端から上端へ移動し、ワイヤ95を介
して上シャッタ34が開位置から閉位置に移動し、自動
的に上挿入口25が閉塞される。
【0049】なお、接地開閉器の手動開閉操作の場合
も、断路器の手動開閉操作とほぼ同様である。
【0050】また、前記形態の場合、可撓性のあるワイ
ヤ95を用いているため、遮断器と断路器との位置が変
動しても対応できる。
【0051】さらに、ばね91を可動レバー89に設け
たが、これに限らず、ワイヤ95を介してシャッタ3
4,45を閉位置に付勢すればよく、どこに設けてもよ
い。
【0052】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明のイ
ンターロック装置は、遮断器の操作軸81に、オン位置
とオフ位置とに移動する回転レバー84を固着し、回転
レバー84に、他端部に長孔93が形成された連結リン
ク92の一端部を連結し、断路器開閉操作用の手動ハン
ドル挿入口25をシャッタ34により閉塞し、このシャ
ッタ34にワイヤ95を介してシャッタ34の開閉に連
動する可動レバー89の先端部を連結し、ばね91によ
りワイヤ95を介してシャッタ34を閉位置に付勢し、
可動レバー89の先端部に設けられた挿通杆90を連結
リンク92の長孔93に挿通し、回転レバー84のオン
位置において、挿通杆90を長孔93の一端に位置さ
せ、可動レバー89の閉位置から開位置への移動を阻止
するようにしたため、シャッタ34の開閉ができなくな
り、遮断器がオンの時の断路器の開閉操作を防止するこ
とができる。
【0053】しかも、回転レバー84のオフ位置におい
て、挿通杆90を長孔93の他端に位置させ、可動レバ
ー89の閉位置から開位置への移動を可能にするように
したため、電源の有無にかかわらず、シャッタ34の開
閉が可能になり、遮断器がオフの時の断路器の開閉操作
を手動で行うことができる。なお、接地開閉器の手動操
作についても、断路器の場合と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の斜視図である。
【図2】図1の一部の正面図である。
【図3】図1の他の状態の一部の拡大斜視図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【図5】Aは図4の正面図、Bは図4の前面板を除去し
た切断正面図である。
【図6】図4の一部の拡大斜視図である。
【図7】図4の回路図である。
【符号の説明】 25 手動ハンドル挿入口 34 シャッタ 81 操作軸 84 回転レバー 89 可動レバー 90 挿通杆 91 ばね 92 連結リンク 93 長孔 95 ワイヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断器の操作軸に固着され,オン位置と
    オフ位置とに移動する回転レバーと、 一端部が前記回転レバーに連結され,他端部に長孔が形
    成された連結リンクと、 手動ハンドルが挿入される断路器開閉操作用の手動ハン
    ドル挿入口と、 この挿入口を閉塞する閉位置と,開放する開位置とに移
    動するシャッタと、 回転自在に支持され,先端部がワイヤを介して前記シャ
    ッタに連結され,前記シャッタの開,閉に連動して開位
    置,閉位置に移動する可動レバーと、 前記ワイヤを介して前記シャッタを閉位置に付勢したば
    ねと、 前記可動レバーの先端部に設けられ,前記長孔に挿通さ
    れ,前記回転レバーのオン位置において前記長孔の一端
    に位置し,前記可動レバーの閉位置から開位置への移動
    を阻止し,前記回転レバーのオフ位置において前記長孔
    の他端に位置し,前記可動レバーの閉位置から開位置へ
    の移動を可能にする挿通杆とを備えたことを特徴とする
    インターロック装置。
JP1457597A 1997-01-09 1997-01-09 インターロック装置 Pending JPH10199378A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1457597A JPH10199378A (ja) 1997-01-09 1997-01-09 インターロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1457597A JPH10199378A (ja) 1997-01-09 1997-01-09 インターロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10199378A true JPH10199378A (ja) 1998-07-31

Family

ID=11864970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1457597A Pending JPH10199378A (ja) 1997-01-09 1997-01-09 インターロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10199378A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114551181A (zh) * 2022-03-22 2022-05-27 浙江兴邦电气有限公司 中置式充气柜隔离操作机构
WO2023010865A1 (zh) * 2021-08-04 2023-02-09 西电宝鸡电气有限公司 接地开关与断路器联锁机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023010865A1 (zh) * 2021-08-04 2023-02-09 西电宝鸡电气有限公司 接地开关与断路器联锁机构
CN114551181A (zh) * 2022-03-22 2022-05-27 浙江兴邦电气有限公司 中置式充气柜隔离操作机构
CN114551181B (zh) * 2022-03-22 2024-02-13 浙江兴邦电气有限公司 中置式充气柜隔离操作机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4761521A (en) Drawout and interlock assembly for molded case circuit breakers
US4926286A (en) Enclosed switchboard
US4017698A (en) Draw-out type circuit interrupter with modular construction
US3896353A (en) Enclosed high voltage motor control with interlocking elements
US5502286A (en) Bell alarm and lock-out for high ampere-rated circuit breakers
US4286242A (en) Mechanical interlock for low voltage circuit breakers
US6160229A (en) Electrical switchgear apparatus comprising a plug-in circuit breaker and position indicators of the circuit breaker in its frame
JPH06236720A (ja) 補助接点つきモールドケース回路遮断器
US4489362A (en) Electric switchboard apparatus with a breaker-fuse interlock
US5107236A (en) Molded case circuit breaker trip-to-test button and auxiliary switch interface
US4038626A (en) High voltage contactor
US5945648A (en) Push-button interlock mechanism for an industrial-rated circuit breaker
JPH10199378A (ja) インターロック装置
KR101403513B1 (ko) 도어의 잠금 모듈, 그를 갖는 모드 전환 장치 및 배전반
US5075658A (en) Molded case circuit breaker trip-to-test button and auxiliary switch interface
US3681545A (en) Drawout switchgear
US3991348A (en) Apparatus for controlling access to high voltage metal-enclosed switchgear
JPH09130928A (ja) 引出型回路遮断器の位置表示スイッチ装置
US11523529B2 (en) Coordinating installation and connection of a motor control center subunit having moveable line contacts
JP3355968B2 (ja) 開閉装置の操作装置
JPH10201020A (ja) スイッチギャ収納機器
EP1724804A2 (en) Reset module for an electrical safety device
JPH10188745A (ja) 遮断器のインターロック装置
JPH10229613A (ja) 遮断器のインターロック装置
CN210640165U (zh) 小型断路器