JPH10198629A - Pci−pci間のトランザクション通信方法及び装置 - Google Patents

Pci−pci間のトランザクション通信方法及び装置

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JPH10198629A
JPH10198629A JP9355278A JP35527897A JPH10198629A JP H10198629 A JPH10198629 A JP H10198629A JP 9355278 A JP9355278 A JP 9355278A JP 35527897 A JP35527897 A JP 35527897A JP H10198629 A JPH10198629 A JP H10198629A
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    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウエアに大幅な変更を行う必要なく、
PCIバス上の負荷の数を増加させる。 【解決手段】 一次PCIバス112と二次PCIバス
118との間に接続されたPCIリピータ116は、一
次バス・ユニット200、二次バス・ユニット202、
リード・プリフェッチ・バッファ208,ライト・プリ
フェッチ・バッファ210を含み、一次又は二次PCI
バス上で開始されたトランザクションを他方に中継す
る。PCIリピータは更にアービタ206を含み、1つ
のバス・マスタのみがバスの制御を有するように制御す
る。バースト処理の間、PCIリピータは、アービタが
許可信号を予測されるバス許可装置に供給するのを停止
させ、トランザクションがPCIリピータの両側におい
て完了した後に初めて、次のトランザクションを開始さ
せることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2系統のPCIバ
ス同士をブリッジする装置および方法に関し、特にPC
I−PCI間リピータ(中継器)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータ(PC)の性
能は、プロセッサの速度、メモリおよび入出力(I/
O)サブシステムのような、多数の要因によって左右さ
れる。1992年の周辺要素相互接続(PCI:periph
eral component interconnect)手法の導入により、I
/Oサブシステムには高性能バスが与えられ、該バスを
介して動作することとなった。
【0003】元来、PCIバスは、業界標準アーキテク
チャ(ISA:industry standardarchitecture)バス
または拡張業界標準アーキテクチャ(EISA:extend
ed industry standard architecture)のような既存の
拡張バスに取って代わることを意図したものではなかっ
た。しかしながら、コンピュータ業界からの圧力および
競合するバスにより、CPIバスはバス拡張の目的に利
用可能となった。このため、コンピュータ・システム
は、マザーボード上にPCI装置を実装したり、アド・
イン・ボード(add-in board)に対応することも可能とな
っている。
【0004】PCIバスは、メザニン・バス(mezzanine
bus)またはローカル・バスと呼ばれているが、その理
由は、通常、PCIバスは非常に性能が高いプロセッサ
・バスと性能が低いISAバスまたはEISAバスとの
間に位置するからである。一方のコンピュータ・バスを
他方のコンピュータ・バスに接続するロジックにおい
て、一方のバス上のエージェント(agent)が他方のバス
上のエージェントにアクセスできるようにするものは、
ブリッジとして知られている。PCIの世界(vernacula
r)では、エージェントとは、コンピュータ・バス上で動
作するいずれかのエンティティまたは装置のことであ
る。エージェントは、バス・マスタまたはバス・スレー
ブのいずれかとなることができる。バス・マスタ即ちイ
ニシエータ(initiator)はバス・トランザクションを開
始し、バス・スレーブ即ちターゲット(target)は、バス
・マスタによって開始されたバス・トランザクションに
応答する。多くの場合、イニシエータは一方のバス上に
あり、ターゲットは他方のバス上にある。
【0005】ブリッジは、コンピュータ・システムのメ
モリ空間またはI/Oアドレス空間のいずれの位置にマ
ップされているPCI装置にも直接プロセッサがアクセ
ス可能な、レイテンシの低い経路を提供する。ブリッジ
の主要な機能は、一方のバスのアドレス空間を他方のバ
スのアドレス空間にマップすることである。PCIバス
は、3種類の物理アドレス空間、即ち、メモリ空間、I
/O空間、およびコンフィギュレーション空間を定義す
る。PCIバス上でのアドレス・デコーディングは分散
される。即ち、PCIバスに結合されている各装置がア
ドレス・デコーディングを行う。PCIの仕様は、2つ
の形式のアドレス・デコーディング、即ち、肯定的(pos
itive)デコーディングおよび減算的(subtractive)デコ
ーディングを定義する。肯定的デコーディングは、各P
CI装置が、当該装置が割り当てられているアドレス範
囲(群)においてアクセスを探すので高速性に優れてい
る。減算的デコーディング装置は、他に肯定的にデコー
ドするエージェントがない全てのアクセスを受け入れる
ので、減算的デコーディングを実施可能な装置は、PC
Iバス上で1つのみである。
【0006】各PCI転送は、アドレス・フェーズから
開始され、この間にアドレス/データ・バス(AD[31:0])
がアドレスを転送し、コマンド/バイト・イネーブル(C
/BE_[3:0])バスがコマンド・コードを転送する。このフ
ェーズに続いて1回以上のデータ・フェーズが行われ、
この間に同じアドレス/データ・バスがデータを転送
し、コマンド/バイト・イネーブル・バスはバイト・イ
ネーブル信号を転送する。バースト・サイクルでは、単
一のアドレス・フェーズに続いて多数のデータ・フェー
ズを行うことができる。PCIの用語では、要求元のP
CI装置はイニシエータとして知られており、アドレス
指定されたPCI装置はターゲットとして知られてい
る。あらゆる転送は、フレーム(FRAME_)信号のアクティ
ブ化から始まる。
【0007】装置選択(DEVSEL#)信号がターゲットによ
って駆動されると、当該ターゲットがトランザクション
に応答していることを示す。ある装置が開始アドレスを
有する場合、その装置がアドレス/データ・ラインをデ
コードし、装置選択(DEVSEL#)信号をアサートする。DEV
SEL#は、低速タイミング、中速タイミング、または高速
タイミングで駆動することができる。低速タイミング・
パラメータ内ではDEVSEL#をアサートするエージェント
がない場合、減算的デコーディングを実行するエージェ
ントは、DEVSEL#を要求しアサートする。"#"または"_"
はアクティブ・ロー信号を意味する。PCIバス、特に
PCIアドレシングについての更なる詳細は、オレゴン
州ヒルスボローのPCI Special Interest Groupによって
発行された、PCI Local Bus Specification, Productio
n Version, Revision 2.1 (1995年6月1日)に示
されている。この文献は、この言及により本願にも含ま
れるものとする。
【0008】ターゲットは、アクティブのターゲット・
レディ(TRDY_)信号によって、それが準備できているこ
とを示す。ライト・アクセス中のアクティブなTRDY_
は、ターゲットがアドレス/データ・バスからデータを
取り込み可能であることを示す。リード・アクセス中の
アクティブなTRDY_は、要求されたデータがアドレス/
データ・バス上で入手可能であることを示す。
【0009】加えて、イニシエータも、アクティブなイ
ニシエータ・レディ(IRDY_)信号によって、準備ができ
ていることを、PCIブリッジに示さなければならな
い。ライト・アクセス中のアクティブなIRDY_信号は、
イニシエータがライト・データをアドレス/データ・バ
スに送ったことを示す。リード・アクセスでは、アクテ
ィブなIRDY_は、アドレス/データ・バスからデータを
受け入れることを示す。イニシエータは、FRAME_信号を
非アクティブ化することによって、転送を終了するかあ
るいは中断する。また、ターゲットも、停止(STOP_)信
号のアクティブ化によって、転送を停止することができ
る。
【0010】定義にあるように、PCIバスは10個の
負荷(ロード)に制限されている。マザーボード上に組
み込まれているPCI装置は、本質的に1つの負荷であ
り、PCIスロットは2つの負荷として見なされる。し
たがって、プロセッサ/PCIブリッジ、3つのPCI
スロット、およびPCI/ISAブリッジを備えている
コンピュータ・システムは、2つのマザーボード装置に
制限される。多くの場合、2つのマザーボード装置では
余りに少ないので、負荷の制限は10を超えることが望
ましい。
【0011】先に引用したPCI仕様に記載されている
負荷の数を拡張する1つ方法は、多数のPCIバスを用
いることである。多数のPCIバスを用いれば、1つの
PCIバスに直接接続可能な装置よりも多数の装置に対
応可能となる。多数のPCIバスを組織化するには、互
いに対等とするか、あるいは階層的にする、という2種
類の方法がある。対等なバスは、プロセッサ・バス上に
多数のブリッジを必要とし、負荷配分(loading)に影響
を与える可能性がある。階層的構造は、I/Oパターン
がPCI装置毎となる傾向がある場合に有利である。殆
どのI/Oトラフィックがメモリに入り、そして出る場
合、対等バスは一層効果的となる。しかしながら、いず
れのバス構成にしても、ブリッジを起動時に構成し、ア
ドレスが指定範囲に該当する場合にのみ、それらの一次
バス上のアクセスに応答するようにしなければならな
い。更に、ブリッジはバスを2つの論理バスに分離する
ことにより、構成の一層の複雑化を招いている。
【0012】各ブリッジはコンフィギュレーション空間
によってプログラム可能なアドレス・レジスタを含むの
で、これらのレジスタによって指定された範囲にアドレ
スが該当する場合にのみ、ブリッジはその一次バス上の
アクセスに応答する。その他の場合、アクセスは減算的
デコード・エージェントによって要求される。PCIの
仕様では、1組のアドレス範囲応答レジスタのみがあれ
ばよいが、多数のバスが設けられた場合、アドレスの複
雑性が高まるので、多数の組のレジスタが必要となる。
通常、アドレス範囲応答レジスタは、二次バスによって
要求されるメモリ空間の代わりに、一次バスによって使
用されないアドレスに対応するようにプログラムされて
いる。したがって、ブリッジの二次側は、アドレス応答
範囲レジスタによって指定された範囲に該当するものを
除いて、全てのメモリ・アクセスに応答する。二次バス
上で開始された全てのトランザクションの内、プログラ
ムされた範囲外のものは、一次バス上で応答される。ア
ドレス・デコーディングが適正に行われるように、ブリ
ッジのアドレス応答範囲レジスタを維持するのは、シス
テム・ソフトウエアの役割である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】アドレス範囲レジスタ
の構成は、装置のホット・プラグ(電源供給状態で周辺
装置等を接続する)を行えるようにした場合、一層複雑
となる。PCカードバス・カードのようなホット・プラ
グ可能な装置は、かかるホット・プラグ可能な装置の挿
入または取り外しによってアドレス範囲が変化するの
で、問題を生じる。したがって、このレベルの複雑性を
なくすと共に、十分な機能性および拡張性のために多数
のPCI負荷を同時に得られるようにすることが望まし
い。
【0014】トランスペアレント(透過性)ブリッジ(t
ransparent bridge)は、ブリッジをソフトウエアが見え
る(visible)ようにすることによって、コンフィギュレ
ーションの問題の解決を図ってきた。しかしながら、か
かるブリッジの性能は、多くの場合、必要性を満たして
いない。最上位のPCIバス速度で一次バス上で実行さ
れるサイクルは、適正なPCIタイミング規則に従う場
合、二次バス上で完了するよりも3倍長い時間がかか
る。したがって、透過性ブリッジの高性能化が望まれて
いる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のコンピュータ・
システムは、ソフトウエアに大幅な変更を行う必要な
く、PCIバス上の容量性負荷の数を増加させるPCI
ブリッジ即ちリピータを含む。このPCIリピータは、
PCIバスの一次部分をPCIバスの二次的部分に接続
する。これらの部分は1つの論理バスとして作用する
が、負荷割り当ての目的のためには、電気的に別々のも
のとなる。アービタが、バスに対するアクセスを制御す
る。
【0016】一次バス上で開始され二次バス上のターゲ
ットを対象とするトランザクションを下流トランザクシ
ョン(downstream transaction)とする。また、二次バス
上で開始され一次バス上のターゲットを対象とするトラ
ンザクションを上流トランザクション(upstream transa
ction)とする。一次バス上で開始されたトランザクショ
ンは、二次バスに対して、エコーとして送られ、パスさ
れ、反映される。二次バス上で開始されたトランザクシ
ョンは、この逆となる。
【0017】信号はPCIリピータを通じて駆動(cloc
k)されるので、1つのクロック遅延が含まれる。本来の
遅延のために、これらのバスの一方は他方の前にトラン
ザクションを完了する。後に終了するバスがトランザク
ションを完了しつつある間に、先に終了するバスが別の
トランザクションを開始するのを防ぐために、アービタ
があらゆる未処理の許可を取り消し、後に終了するバス
がトランザクションを完了するまで、いずれのバス上の
いずれの装置にもバスを付与しない。この技法は、ター
ゲットがイニシエータと同じ速度でデータを移動させる
ことができない、バースト・トランザクションには、特
に効果的に作用する。
【0018】上流トランザクションは、二次バス上にI
SAバス・ブリッジのような減算的デコード・エージェ
ントがあるか否かを除いて、下流トランザクションと同
様に処理される。1系統のバス上に位置することができ
る減算的デコード・エージェントは1つのみであるの
で、トランザクションは、一次バスへの上流およびIS
Aバスへの下流の双方で、減算的にデコードすることは
できない。第1の代替案では、トランザクションが二次
バス上で開始された場合、PCI−ISA間ブリッジに
よるISAバスへのデコーディングをディスエーブルす
る。これによって、一次バスおよび二次バス上の装置間
でのみ、対等トランザクションが行われる。第2の方法
では、ISA減算的デコーディングをイネーブルする。
トランザクションが二次バス上で開始した後、二次バス
・クロックを停止し、一次バス上のターゲットがトラン
ザクションを要求できるようにする。トランザクション
が要求されない場合、二次バスのターゲットが肯定的に
要求するため、あるいはPCI−ISA間バス・ブリッ
ジが減算的に要求するために、トランザクションは二次
バス上での実行を終了する。したがって、PCIリピー
タ上では、上流アドレス・デコーディングが不要とな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の好適実施例に
よるコンピュータ・システムCを示す。十分なプロセス
および処理能力を得るために、コンピュータCは、カリ
フォルニア州サンタ・クララに所在するIntel Corporat
ionから入手可能なPentium Pro(トレード・マーク) P
rocessorのようなプロセッサ100を1つ以上備えてい
る。Pentium Pro Processor100は、一次キャッシュ
および二次キャッシュを含む。勿論、他のタイプのプロ
セッサも使用可能であり、その場合も変更は最小で済
む。プロセッサ100は、プロセッサ・バス102と呼
ばれるPentium Pro ホスト・バスに接続されている。プ
ロセッサ・バス102は、Pentium Pro の仕様書に概略
的に規定されているような、ガンニング・トランシーバ
・ロジック(GTL:gunning transceiver logic)を
利用した、高性能バスである。
【0020】プロセッサ100に加えて、プロセッサ・
バス102は、Intel 82452GXのようなデータ経路ユニ
ット(DP:data path)104、およびIntel 82453GX
のようなメモリ・コントローラ(MC:memory control
ler)106に接続されている。これらは、全体とし
て、メモリ・ユニット108のためのメモリ制御サブシ
ステムを形成し、更に、Intel 82451KX(図示せず)の
ような、いくつかのメモリ・インターフェース素子に接
続する。データ経路ユニット104、メモリ・コントロ
ーラ106、およびメモリ・インターフェース素子は、
全体として、メモリ・ユニット108のためのメモリ制
御サブシステムを形成する。メモリ・ユニット108
は、72ピン拡張データ出力(EDO:extended data
output)ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(DRAM:dynamic random access memory)モジュー
ルのような、メモリ・モジュールを受け入れるためのス
ロットをいくつか含んでいる。メモリ・コントローラ1
06は、アドレス、制御、およびタイミングをメモリ・
ユニット108に与え、一方データ経路ユニット104
は、プロセッサ・バス102の72ビット・データ部分
をメモリ・ユニット108にインターフェースする。メ
モリ・コントローラ106およびデータ経路ユニット1
04は、プロセッサ100からのメモリ要求を受け取
り、それをキュー(待ち行列)に並べ、要求された処理
が完了した後に応答することができる。加えて、メモリ
・コントローラ106は、フライ(fly)上で単一ビット
および多ビットのエラー検出機能を含む、メモリ・エラ
ー補正を行う。メモリ・コントローラ106は、4ギガ
バイトまでのDRAMを扱うことができる。このメモリ
制御サブシステムは、x2非インターリーブ・コンフィ
ギュレーションおよび4xインターリーブ・コンフィギ
ュレーションを有するメモリ構成に対応する。
【0021】メモリ・サブシステムに加えて、プロセッ
サ・バス102は、Intel 82454GXのような、1つ以上
の周辺要素相互接続(PCI)ブリッジ110に接続す
る。PCIブリッジ110は、プロセッサ・バス102
および一次PCIバス112間でバス・サイクルを渡す
ために必要なロジックおよび制御を提供する。ここで
は、階層構造を示すが、本発明は対等構造(peer-to-pee
r configuration)においても等しく作用することを注記
しておく。
【0022】一次PCIバス112には、小型コンピュ
ータ・システム・インターフェース(SCSI:small
computer system interface)・コントローラ114a
およびビデオ・システム114bのような、1つ以上の
PCI装置114が取り付けられている。SCSIコン
トローラ114aは、ハード・ディスク・ドライブ12
4に接続され、ビデオ・メモリを含むビデオ・システム
114bは、モニタ126に接続されている。PCI装
置114に加えて、本発明によるPCIリピータ即ちブ
リッジ116も、一次PCIバス112および二次PC
Iバス118間に接続されている。PCIリピータ11
6は、二次PCIバス118を一次PCIバス112か
ら電気的に分離するが、双方のバスを1つの論理PCI
バスとして見えるようにする。PCIリピータ116は
これをシステム・ソフトウエアには透過的に行うため、
システム・ソフトウエアに大幅な複雑性を加えることな
く、PCI負荷数を増加させる。
【0023】二次PCIバス118には、1つ以上のP
CI装置またはスロット120、およびPCI−ISA
間ブリッジ122が接続されている。PCI−ISA間
ブリッジ122は、二次PCIバス118および業界標
準アーキテクチャ(ISA)バス128間でサイクルの
受け渡しを行う。ISAバス128には、キーボード・
コントローラ130、ROM134、および2つのシリ
アル・ポート、パラレル・ポート、フロッピ・ドライブ
に接続されたフロッピ・ディスク・コントローラ、およ
び任意のIDEハード・ディスク・ドライブまたはCD
ROMドライブに接続するための統合ドライブ電子(I
DE:integrated drive electronic)インターフェー
スに対応するマルチI/Oユニット136が取り付けら
れている。
【0024】次に図2に移ると、PCIリピータ116
のブロック図が示されている。リピータ116は、一次
バス112に接続されている一次バス・ユニット20
0、および二次バス118に接続されている二次バス・
ユニット202から成る。各バス・ユニットは、信号電
圧レベルを3.3Vのような共通電圧に変換するため
の、選択可能な電圧変換器204を有する。例えば、一
次PCIバス112およびPCIリピータ116が3.
3Vで動作し、二次PCIバスが5Vで動作する場合、
二次側の電圧変換器204は、出力信号を5Vに変換
し、入力信号を5Vから3.3Vに変換する。電圧変換
を容易にするために、一次側を+Vp電圧に接続し、二
次側を+Vs電圧に接続し、電圧を選択する。これは、
携帯用コンピュータやドッキング・ステーションのよう
に、携帯用コンピュータは電力を保存するために3.3
Vレベルで動作可能であるのに対して、ドッキング・ス
テーションが従来からの5Vで動作するというような用
途に有用である。リピータ116は、携帯用コンピュー
タまたはドッキング・ステーションのいずれにも配置可
能であり、接続可能なPCIバスをドッキング・ステー
ションに与えることができる。
【0025】また、リピータ116には、各側にリード
・プリフェッチ・バッファ(RPB:read prefetch bu
ffer)208およびライト・ポスティング・バッファ
(WPB:write posting buffer)210が含まれてい
ると共に、一次PCIバス112および二次PCIバス
118間のアクセスを調停するアービタ206が含まれ
ている。リード・プリフェッチ・バッファ208は、好
ましくは、2DWORD(デワード)の深さであるが、いず
れの深さでも可能である。代替実施例では、外部アービ
タを有することも可能である。単一のクロック入力を用
いて、一次バス・ユニット200および二次バス・ユニ
ット202双方にタイミング信号を供給する。したがっ
て、一次PCIバスおよび二次PCIバスは、同じ周波
数で動作することが要求される。代替実施例では、第2
のクロック入力および同期ロジックを含み、これらのバ
スを異なる周波数で動作させるものもあるが、PCIリ
ピータ116は最も遅いバスと同じ速さで動作すること
になる。PCIリピータ116は、ゼロ電力消費状態に
も対応する。
【0026】一次バス・ユニット200は、一次PCI
バス112から肯定的(ポジティブ)および減算的(サ
ブトラクティブ)にトランザクションを要求するため
に、従来からの構成可能なアドレス・デコード・ロジッ
クを内蔵する。二次バス・ユニット202は、以下で開
示する理由のために、アドレス・デコーディングは行わ
ない。
【0027】PCIリピータ116は、データの格納お
よび送出を行わない方がよいので、従来のブリッジとは
異なる。通常、入来する信号は、PCIバス・クロック
の立ち上がりエッジ上で駆動され、他方のバスを通じて
受け渡しが行われる。しかしながら、PCI動作ルール
に全く違反することなく、一方のバスから他方のバスへ
の信号のエコーおよび中継を制御するのはリピータの機
能である。PCIリピータの機能性については、下流サ
イクルおよび上流サイクルに関して論ずることにする。
単一データ・サイクルおよびバースト・データ・サイク
ルは各々のサブセットである。
【0028】下流トランザクション即ち下流サイクルと
は、一次PCIバス112上で開始され、二次PCIバ
ス118または下位のバス上の装置を対象とするトラン
ザクションのことを言う。PCIリピータ116は、P
CIルールに準拠して、一次PCIバス112上の唯一
の減算的デコード装置である。肯定的デコーディングで
はなく、減算的に下流トランザクションをデコードする
ことにより、BIOS(basic input output system)お
よびオペレーティング・システムのオーバーヘッドを解
消する。PCIリピータ116は、通常、トランザクシ
ョンが一次PCIバス112上で発生した場合、このト
ランザクションが二次バス118を対象とするものか否
かには無関係に、トランザクション全体を二次PCIバ
ス118にエコーする。PCIリピータ116は、1ク
ロック遅れて一次PCIバス112に反映するので、P
CIリピータ116は全ての下流トランザクションに対
して2クロック追加することになる。即ち、サイクルの
開始のために1クロック、そしてデータ・リターンのた
めに1クロックである。したがって、二次バス上におい
て中速のデコード・タイミングで肯定的に要求されるト
ランザクションは、一次バス上の装置には、減算的にデ
コードされたトランザクションとして現れる。
【0029】下流トランザクションでは、一次PCIバ
ス112上のイニシエータから二次PCIバス118上
のターゲットにエコーされる信号は、FRAME_p, AD[31:
0]p,C/BE[3:0]pおよびIRDY_pである。二次PCIバス1
18から一次PCIバス112上のイニシエータにエコ
ーされる信号は、TRDY_s, STOP_sおよびDEVSEL_sであ
る。上流トランザクションでは、二次PCIバス118
上のイニシエータから一次PCIバス112上のターゲ
ットにエコーされる信号は、FRAME_s, AD[31:0]s, C/BE
[3:0]およびIRDY_sである。一次PCIバス112から
二次PCIバス118上のイニシエータにエコーされる
信号は、TRDY_p, STOP_pおよびDEVSEL_pである。
【0030】次に図3を参照すると、一次PCIバス1
12上で開始され、二次PCIバス118を目標とする
2つの単一DWORDトランザクションのタイミング図が示
されている。最初のトランザクションは、中速のタイミ
ングを用いて二次バス118上の装置によって肯定的に
要求されたライト・トランザクションであり、2番目の
トランザクションは、一次バス112および二次バス1
18上で減算的にデコードされるリード・トランザクシ
ョンである。以下の図では、図2に示すように、小文字
の"p"で終わる信号名は一次PCIバス112の信号を
表し、小文字の"s"で終わる信号名は二次PCIバス1
18の信号を表す。信号名の後ろの下線は、当該信号が
アクティブ・ローであることを示す。中断されたサイク
ルは、PCI仕様において定義されている、ターン・ア
ラウンド・サイクル(turn-around cycle)を示す。
【0031】一次PCIバス112上で開始されたトラ
ンザクションに応答して、PCIリピータ116は、FR
AME_s, AD[31:0]_s, およびC/BE_[3:0]sを、1クロック
遅れて(クロック2および8)、二次PCIバス118
上でアサートする。IRDY_もクロック3および9上で、
二次PCIバス118上にエコーされる。図示しない
が、LOCK_およびIDSEL信号のような他のマスタ信号も、
必要に応じて、二次PCIバス118上でエコーされ
る。
【0032】PCIリピータ116は、クロック5およ
び11上においてディアサートされたDEVSEL_pを感知
し、したがって、二次PCIバス118に代わって、減
算的デコード・タイミングを用いて、このサイクルを受
け入れる。ライト・トランザクションでは、一旦DEVSEL
_sがローにサンプルされると(クロック5)、PCIリ
ピータ116はスレーブ信号(DEVSEL_s, TRDY_sおよびS
TOP_s)の状態を、二次PCIバス118から一次PCI
バス112(クロック6)にコピーする。PCIリピー
タ116が、アサートされてローとなっているDEVSEL_s
およびTRDY_sを検知した後(クロック5)、IRDY_sがデ
ィアサートされ、二次PCIバス118上でのトランザ
クションを完了する。一次PCIバス112上では、1
クロック遅れてトランザクションが完了する(クロック
6)。DEVSEL_sおよびTRDY_sを一次PCIバス112に
エコーすることによって、発行側のマスタが当該サイク
ルを実行する最終的な役割を有することを確認する。
【0033】リード・サイクルでは、一旦PCIリピー
タ116が、アサートされたDEVSEL_2を感知したなら
(クロック13)、PCIリピータ116はスレーブ信
号(DEVSEL_s, TRDY_s, STOP_s およびAD[31:0]s)の状態
を二次PCIバス118から一次PCIバス112にコ
ピーする。PCIリピータ116は、単一のデータ・フ
ェーズから成るデータ転送のいずれも転記しない(post)
ことが好ましい。これによって、PCIリピータ116
の設計を簡略化すると共に、ターゲットがリトライ(再
施行)するいずれの転送からもリピータ116が逆行で
きるようにする。PCIリピータ116によって発生す
るレイテンシは、ターゲットのレイテンシに加えて2ク
ロックである。
【0034】次に図4を参照すると、ターゲット切断ラ
イト・トランザクション(target disconnect write tra
nsaction)およびそれに続くターゲット・リトライ・リ
ード・トランザクション(target retry read transacti
on)が示されている。一次バス112上で開始されたラ
イト・トランザクションに応答して、PCIリピータ1
16はFRAME_s, AS[31:0]s, およびC/BD_[3:0]sを、1
クロック遅れて(クロック2および8)上で二次PCI
バス118上でアサートする。IRDY_pのアサートは、ク
ロック3および9上で、二次PCIバス118にもエコ
ーされる。
【0035】PCIリピータ116はDEVSEL_pがクロッ
ク5および11上でディアサートされたままであること
を感知し、したがって、二次PCIバス118に代わっ
て、減算的デコード・タイミングを用いてトランザクシ
ョンを受け入れる。ライト・サイクルでは、一旦DEVSEL
_sがサンプルされアサートされたなら(クロック5)、
PCIリピータ116はスレーブ信号(DEVSEL_s, TRDY_
s, およびSTOP_s)の状態を、二次PCIバス118か
ら一次PCIバス112にコピーする(クロック6)。
二次バス118上で切断されたライト・トランザクショ
ンは、一次PCIバス112上でも切断される。その理
由は、STOP_p信号が一次側でTRDY_pと同時に駆動される
からである。一次PCIバス112上のデータを受け入
れる前にDEVSEL_sおよびTRDY_sを待つことによって、開
始側のマスタがこのトランザクションを実行する最終的
な役割を有することを確認する。
【0036】リード・トランザクションでは、一旦リピ
ータ116がアサートされたDEVSEL_sを感知したなら
(クロック13)、リピータ116はスレーブ信号(AD
[31:0]s, DEVSEL_s, TRDY_sおよびSTOP_s)の状態を、二
次PCIバス118から一次PCIバス112にコピー
する(クロック14)。二次バス118上でリトライさ
れるトランザクションは、一次バス112上でもリトラ
イされる。何故なら、STOP_p信号が一次側で、ニゲート
されたTRDY_pと同時に駆動されるからである。
【0037】次に図5を参照すると、下流バースト・ラ
イト・トランザクション(downstream burst write tran
saction)が示されている。PCIリピータ116を介し
たライト・バースト処理は、一旦転送がターゲットに受
け入れられたなら、ゼロ待ち状態でバースト・データを
受け入れることによって行われる。PCIリピータ11
6は、IRDY_pおよびFRAME_p双方がアサートされている
ので、クロック3においてバースト・シーケンスを感知
する。このトランザクションはバースト・ライト・トラ
ンザクションであるので、リピータは、単一のDWORDト
ランザクションの場合に行うように、クロック3におい
てIRDY_sをアサートすることはない。代わりに、PCI
リピータ116は、クロック6まで、即ち、リピータ1
16がクロック5において一次バス112上で減算的デ
コード・タイミングを用いて最初のデータ・トランザク
ションを受け入れた次のクロックまで、二次バス118
上のIRDY_sのアサートを遅らせる。この遅延は、PCI
リピータが、PCI仕様のタイミングに合うように、時
間内に次のトランザクションのバイト・イネーブル(TR
DY_pのアサートに続く最初のクロックである、クロック
8において得られる)を有することを保証するために必
要とされる。
【0038】一次PCIバス112上で開始されたトラ
ンザクションに応答して、PCIリピータ116は、二
次バス118上で、1クロック遅れて(クロック2)、
FRAME_s, AD[31:0]sおよびC/BE[3:0]sをアサートする。
要求/許可信号対(REQ_1/GNT1_)が、一次側のマスタの
バス112に対するアクセスの要求/獲得に対応する。
PCIリピータ116は、クロック5上でディアサート
されたDEVSEL_pを感知するので、クロック5において一
次バス上でDEVSEL_pをアサートすることによって、二次
バス118に代わって、トランザクションを減算的にデ
コードする。二次バス118上では、ターゲット120
が、中速のデコード・タイミングを用いてアドレスおよ
びコマンドをデコードし、クロック4においてDEVSEL_s
およびTRDY_sをアサートする。一方、PCIリピータ1
16は、DEVSEL_sおよびTRDY_sのアサートを感知し、1
クロック遅れて一次バス上にTRDY_pをエコーし(クロッ
ク5)、後続のデータ・トランザクションを開始する。
二次バス上には中速のデコード・タイミングを示してあ
るが、いずれのタイミングにも対応し、その場合、最初
のデータ・トランザクションを長くするという効果が得
られる。PCIリピータ116は、待ち状態ゼロでデー
タを受け入れる。ターゲット120が待ち状態ゼロでデ
ータを受け入れることができない場合、PCIリピータ
はこのデータをライト・ポスティング・バッファ210
にバッファする。二次側は、ターゲットの速度に制限さ
れるレートでデータを送出する。
【0039】イニシエータおよびターゲット間において
速度差が生ずる可能性があるので、PCIリピータは、
そのライト・ポスティング・バッファ210においてサ
イクルを終了できない結果となる可能性もある。PCI
リピータ116がそのライト・ポスティング・バッファ
210を空にする前にバス・マスタが他のトランザクシ
ョンを開始した場合、PCIリピータ116は、そのラ
イト・ポスティング・バッファ210を空にするまで、
二次PCIバス118を放棄しないので、デッドロック
状態が発生する可能性がある。したがって、好適実施例
によれば、PCIリピータ116がビジーである間にい
ずれのイニシエータが一次バス112を得るのを防止す
るために、PCIリピータ116は、二次PCIバス1
18上のバースト・シーケンスを終了している間は、一
次PCIバス112の許可を停止する必要性をPCIア
ービタ111に通知する。リピータは、そのライト・ポ
スティング・バッファ210が空になるまで、二次PC
Iバス118を放棄しないので、同時に他のイニシエー
タは二次バス118にアクセスすることはできない。サ
イドバンド信号許可禁止(NOMOGNTS_)は、強制的にアー
ビタ111が要求を許可するのを停止させる。NOMOGNTS
_信号がアサートされている間、アービタ111はあら
ゆる未処理の許可信号、例えば、(GNT1)をディアサート
する。二次PCIバス118上でバースト・シーケンス
が完了した場合(クロック10)、PCIリピータ11
6はNOMOGNTS_信号をディアサートする。NOMOGNTS_ 信
号がディアサートされた後、PCIアービタ11は自由
に許可信号を再び発行する。
【0040】クロック6上で最初のデータが一次側のリ
ピータ116によって受け入れられると、次のトランザ
クションに対するデータおよびバイト・イネーブルが使
用可能となる。次に、PCIリピータ116は、IRDY_s
をアサートし、ライト・データ転送の発生を許可する。
その後、ライト転送は、図5のクロック9に示すように
PCIリピータ116がSTOP_pをアサートすることによ
って、イニシエータを終了即ち切断するまで、続けられ
る。本例におけるように、ライト・ポスティング・バッ
ファがその限界に近づきつつある場合、STOP_p信号をア
サートする。PCIリピータ116は追加のレイテンシ
をトランザクションに付加するが、実際のバースト・レ
ートはPCIバスの限界に近づく。
【0041】次に図6を参照すると、PCIバス112
のような一次PCIバス上のマスタと、メモリ・リード
・コマンドを用いる二次PCIバス118のような二次
PCIバス上のターゲットとの間の、従来技術によって
試行されたバースト・リード・トランザクションが示さ
れている。破線は望ましくない状態を示し、これを本発
明が解決する。
【0042】一次PCIバス112上のマスタが、PC
Iリピータ116(即ち、従来技術のリピータ)を介し
て、1回以上、DWORDを読み込もうとした場合、PCI
リピータ116は、単一のデータ・フェーズの後(クロ
ック7)、トランザクションを終了する。何故なら、P
CIリピータは、要求元マスタからの次のバイト・イネ
ーブル・セットを有していないからである。続いて、マ
スタは他のトランザクションを実行し、残りのデータを
読み取らなければならない。したがって、トランザクシ
ョンは、多数の単一データ転送に分解される。
【0043】また、図6は二次バス許可(SBGNT_)信号も
示す。この信号は、アービタ111のようなアービタに
よって供給され、二次バス・アービタ206のような二
次バス・アービタをイネーブルする。通常、SBGNT_信号
はクロック2上でアサートされ、二次アービタにGNT2_
のような許可信号を発行させる。したがって、一旦二次
PCIバス118がトランザクションを完了したなら
(クロック5)、GNT2_に対応する要求をアサートした
二次バス装置は、二次PCIバスを所有することになる
(クロック6)。
【0044】クロック6において二次PCIバス上で開
始する破線内のトランザクションによって示されるよう
に、PCIリピータ116(および従来技術のリピー
タ)の本質的なレイテンシのために、二次PCIバス1
18上のトランザクションは、一次PCIバス112が
エコーされたトランザクションを受け取る用意ができる
前に、開始する可能性がある(クロック6)。
【0045】この問題の発生を防止するために、本発明
のPCIリピータ116は、PCIリピータ116がメ
モリ・リード・コマンドを検出すると直ぐに、NOMOGNTS
_信号をアサートし(クロック3)、FRAME_pをアサート
に保持し、一次PCIバス112上のマスタがリード・
トランザクションをバーストしなければならないことを
示す。NOMOGNTS_信号は、PCIリピータ116が一次
PCIバス112上のマスタに切断を通知するまで(ク
ロック6においてTRDY_pおよびSTOP_pをアサートす
る)、アサートのまま保持される。これによって、トラ
ンザクションが両バス上で完了するまで、アービタ11
1,206が許可信号をアサートするのを防止する。リ
ピータ116が、マスタおよびターゲットが同一バス
(即ち、一次PCIバス112)上にあることを検出し
た場合、代わりに、DEVSEL_pがアサートされた(図示せ
ず)後直ちにNOMOGNTS_信号をディアサートし、アービ
タ111に通常通り許可のパイプライン処理を可能とす
る。このように、PCIリピータ116は、リード・ト
ランザクションが多数の単一データ転送に分解されるよ
うな、プリフェッチ不可能な領域へのリード・トランザ
クションを処理する。
【0046】次に図7を参照すると、メモリ・リード・
ラインおよびメモリ・リード多重PCIコマンド(memor
y read multiple PCI command)に関する従来技術のPC
Iリピータの別の問題が示されている。メモリ・リード
・ラインおよびメモリ・リード多重コマンドは、プリフ
ェッチ可能なアドレス範囲内のデータにアクセスするた
めに用いられる。図7は、一次PCIバス上のマスタが
メモリ・リード・ラインまたはメモリ・リード多重コマ
ンドを開始した場合を示す。従来技術のPCIリピータ
は、二次側でサイクルを開始し、ディアサートされたFR
AME_pをサンプリングするまで、新しいデータを要求し
続ける。一次PCIバスが一次PCIバス上のスレーブ
を目標とする別のサイクルを自由に開始できる間(クロ
ック10)、ターゲットが転送に待ち状態を追加し二次
PCIバスをビジーにし続けると、問題が発生する。こ
の場合、従来技術のPCIリピータは、二次バス上のト
ランザクションがクロック12まで終了しないので、ト
ランザクション全体を失うことになる。
【0047】次に図8を参照すると、好適実施例による
アービタの介入で図6および図7の問題を解決する、下
流バースト・リード・シーケンスが示されている。マス
タが、一次PCIバス112上で、二次PCIバス11
8上のターゲットに対して、メモリ・リード・ラインま
たはメモリ・リード多重コマンドを開始する。PCIリ
ピータ116は、クロック2上で二次PCIバス118
上でコマンドを開始する。PCIリピータ116は、要
求元マスタのバイト・イネーブルには無関係に、バイト
・イネーブルを全てゼロにセットし、全てのバイトを読
み込み、一次バス112上のマスタに先だって読み取り
(即ち、プリフェッチ)ができるようにする(これはバ
イト・イネーブルがパイプラインされていないためであ
る)。クロック5上において、トランザクションが一次
PCIバス112上で肯定的に要求されていないので、
PCIリピータ116は、トランザクションが下流に向
かっているものと判断し、NOMOGNTS_信号をアサート
し、二次PCIバス118がその現トランザクションを
終了するまで、一次PCIバス112上の現許可(GNT1
_)およびあらゆる後続の許可を取り消すことを、PCI
アービタ111に通知する。NOMOGNTS_信号は、二次P
CIバス118上でリードが完了するクロック12上で
ディアサートされる。
【0048】PCIリピータ116が一次PCIバス1
12上で最後のデータ・フェーズを検出すると直ぐに、
二次PCIバス118上におけるリード・プリフェッチ
は終了する。最後のデータ・フェーズは、クロック8上
におけるFRAME_pのディアサートおよびクロック9上に
おけるIRDY_pのディアサートによって知らされる。クロ
ック9上において、PCIリピータ116は、その最後
のデータ・フェーズが二次PCIバス118上で完了し
たことを、クロック9上においてFRAME_s信号がディア
サートされたときに通知する。したがって、PCIリピ
ータ116が未だ二次PCIバス118上のターゲット
から次のDWORDを読み出している間に、一次PCIバス
112上のマスタは読み出しを終了する。PCIプロト
コルに違反しないように、クロック12において二次P
CIバス118上で最後のデータ・フェーズが完了する
ことができるまで、PCIリピータは二次PCIバス1
18上にC/BE[3:0]sおよびIRDY_s信号を保持する。PC
Iリピータ116が最後のデータ・フェーズを検出した
後、二次PCIバス118のリード・トランザクション
が終了するとき、リピータ116はAD[31:0]pおよびC/B
E[3:0]pバスを有効状態に駆動する(クロック11から
クロック12まで)。したがって、PCIリピータ11
6は、更にデータを要求することによって、要求元マス
タに先だって停留しようとする。未使用データは、PC
Iリピータ116によって破棄される。
【0049】上流トランザクションは、二次PCIバス
118上で開始され、一次PCIバス112上の装置を
目標とするトランザクションである。PCIリピータ
は、下流トランザクションを処理するのと同じように、
上流トランザクションを処理するが、いくつかの例外が
ある。PCIリピータ116は、上流コンフィギュレー
ション・サイクルには応答しない。
【0050】PCIリピータ116に直面する問題の1
つに、どのサイクルが上流に向かい、どのサイクルが下
流に向かうのかを、如何にして判定するかというものが
ある。二者択一的な2通りの解決策が可能である。第1
の解決策では、PCI−ISA間ブリッジの減算的デコ
ード・ロジックを、下流トランザクションの間のみイネ
ーブルする。PCIリピータ116は、二次PCIバス
118上で開始された全てのトランザクションを、一次
PCIバス112にブロードキャスト通信する。トラン
ザクションが二次PCIバス118上の装置によって肯
定的に要求されていない場合、それはリピータ116に
よって減算的に要求されていることになる。したがっ
て、トランザクションは上流に送られるが、二次PCI
バス118上の装置およびISAバス128上の装置間
の対等トランザクションは使用することができない。第
2の解決策では、PCIリピータ116が二次PCIバ
ス118の動作を停止し、トランザクションを一次PC
Iバス112にエコーする。ターゲットが一次PCIバ
ス112上にある場合、ターゲットは肯定的にトランザ
クションを要求する。トランザクションが一次バスPC
Iエージェントによって肯定的に要求されない場合、P
CIリピータ116はトランザクションを肯定的に要求
し、それを二次PCIバス118上で実行する。ターゲ
ットがISA装置である場合、PCI−ISA間ブリッ
ジ122は、二次PCIバスからのトランザクションを
減算的に要求する。この好適な解決策は、バスの階層を
処理するという利点がある。
【0051】図9ないし図12は、最初の解決策に対応
する。図に示し以下に説明する原理は、メモリ・トラン
ザクションおよびI/Oトランザクションに等しく適用
される。ここで図9を参照すると、二次PCIバス11
8上で開始し、一次PCIバス112上で終了する2つ
の単一DWORDトランザクションが示されている。最初の
トランザクションは、中速のデコード・タイミングを用
いて一次PCIバス112上の装置によって肯定的に要
求されるライト・トランザクションであり、2番目のト
ランザクションは、中速のデコード・タイミングを用い
て要求されるリード・トランザクションである。最初の
上流トランザクションは、二次PCIバス118上でク
ロック1上において開始する。クロック2上でトランザ
クションは上流の一次PCIバス112にエコーされ
る。PCIリピータ116は、クロック3上において、
ディアサートされたFRAME_sを検知し、これは単一のデ
ータ・フェーズ・トランザクションであると判定し、IR
DY_pをアサートして、ライト・トランザクションを完了
させる。トランザクションは、中速のデコード・タイミ
ングを用いてクロック4上において一次PCIバス11
2上で肯定的にデコードされる。リピータ116がクロ
ック5上においてアサートされたDEVSEL_pをサンプルす
ると直ぐに、残りのスレーブ信号(TRDY_pおよびSTOP_p)
と共に、DEVSEL_pの状態をDEVSEL_sにコピーする。
【0052】上流リード・トランザクションは次のよう
に行われる。このトランザクションはクロック7上にお
いて二次PCIバス118上で開始し、クロック8上に
おいて一次PCIバス112にエコーされる。クロック
10においてトランザクションは一次PCIバス112
上で受け入れられ、クロック11上においてDEVSEL_sが
二次PCIバス118にエコーされる。クロック12上
において、ターゲットは一次PCIバス112上に要求
されたデータを置き、TRDY_pをアサートしてトランザク
ションを終了する。クロック13上において、AD[31:0]
pおよびTRDY_pが二次PCIバス118にエコーされ
る。
【0053】次に図10を参照すると、ターゲット切断
ライト・トランザクションおよびそれに続くターゲット
・リトライ・リード・トランザクションが示されてい
る。PCIリピータ116は単一のデータ・フェーズ・
トランザクションを転記しないので、PCIリピータ1
16は、下流トランザクションを処理するのと同様に、
上流ターゲット切断を処理し、リトライする。クロック
4において、一次PCIバス112上のターゲットが切
断を通知すると、これはクロック5上においてPCIリ
ピータ116によって二次PCIバス118上のイニシ
エータにエコーされる。同様に、クロック12上におい
て一次PCIバス112上のターゲットによってリトラ
イが通知され、次いでクロック13上においてPCIリ
ピータ116によって、二次PCIバス118上のイニ
シエータにエコーされる。
【0054】次に図11および図12を参照すると、そ
れぞれ、上流バースト・ライト・シーケンス(upstream
burst write sequence)および上流リード・シーケンス
(upstream read sequence)が示されている。上流バース
ト・トランザクションは、現トランザクションが完了す
る後まで、アービタ111はPCIバス112および1
18をいずれのエージェントにも許可してはならない点
において、下流バースト・トランザクションと同様であ
る。これを行うには、二次PCIバス118上で開始さ
れたトランザクションが一次PCIバス112上のター
ゲットによって受け入れられたことをPCIリピータ1
16が判定すると直ちにNOMOGNTS_信号をアサートす
る。一次PCIバス112上のターゲットは、高速デコ
ード・タイミングを用いて、クロック3に示すように、
DEVSEL_pをアサートすることによって、そのトランザク
ションの受け入れを示す。クロック4〜11に示すよう
に、NOMOGNTS_信号は、トランザクションが一次PCI
バス112上で完了するまで、アサートされたままとな
っている。これらの例では、一次PCIバス112上の
ターゲットが、最後のライト・サイクルを受け入れる前
に、待ち状態を挿入しても(図11のクロック8,9お
よび図12のクロック9)、NOMOGNTS_信号はアサート
されたままであることがわかる。
【0055】図13〜図15は、第2の解決策に対応す
る。図13は、一次PCIバス112上で肯定的に要求
された上流の単一データ・フェーズ・ライト・トランザ
クションを示す。図14は、一次PCIバス112また
は二次PCIバス118上で肯定的に要求されず、IS
Aバス128上で減算的に要求された、上流単一データ
・フェーズ・ライト・トランザクションを示す。これら
の図に示す原理は、メモリ・トランザクションおよびI
/Oトランザクションにも同様に適用される。図13に
おいて、トランザクションはクロック1上において二次
PCIバス118上で開始され、クロック2上において
一次PCIバス112にエコーされる。
【0056】予期される一次バス・ターゲットに応答す
る十分な時間を確保するために、二次PCIバス118
のクロック(CLK)は、クロック2の終端においてクロッ
ク・ディスエーブル(CLK_DIS)信号によって、2PCI
クロック・サイクルの間停止される。この2クロック遅
延によって、ISA−PCI間ブリッジ122がトラン
ザクションを減算的に要求する前に、一次PCIバス1
12のターゲットまたは二次PCIバス118のターゲ
ットのいずれかがトランザクションを要求できるように
する。一次バス・エージェントは、クロック3,4また
は5上においてDEVSEL_pをアサートすることによって、
トランザクションを要求することができる。二次バス・
エージェントは、クロック2,5または6上においてDE
VSEL_sをアサートすることによって、トランザクション
を要求することができる。クロック4の終端において、
CLKは再び起動される。
【0057】図13において、一次バス・ターゲット
は、クロック5上においてDEVSEL_pをアサートすること
によって、低速のデコード・タイミングを用いてトラン
ザクションを要求する。クロック6上において、PCI
リピータはDEVSEL_pのアサートを感知し、DEVSEL_pおよ
びTRDY_pを二次PCIバス118にエコーし、二次バス
118上でトランザクションを終了する。即ち、ISA
−PCI間ブリッジ122による減算的デコードは行わ
れない。
【0058】次に図14に移ると、クロック1上におい
てトランザクションが二次PCIバス118上で開始
し、クロック2上において一次PCIバス112にエコ
ーされ、一次バス・ユニット200の従来のデコード・
ロジックは、アドレス範囲が一次PCIバス112上の
ターゲットに対応するか否かについて判定を行うことが
できる。図13に示すように、二次PCIバス・クロッ
ク(CLK)は再び2クロックの間停止される。しかしなが
ら、今回は、トランザクションは一次PCIバス112
上では要求されない。クロック6上において、PCIリ
ピータ116はDEVSEL_pのニゲートされた状態を感知
し、ターゲットが一次PCIバス112上にないと判定
し、DEVSEL_pをアサートして、一次バス112からトラ
ンザクションを減算的に要求する。また、二次PCIバ
ス118上でも、トランザクションは要求されていな
い。クロック7上において、PCIリピータ116は、
DEVSEL_sが未だアサートされていないこと、および減算
的デコード・タイミングによるDEVSEL_pがアサートされ
たことを感知し、これによって、ターゲットがISAバ
ス128上にあると判定する。クロック7上において、
ISA−PCI間ブリッジは、DEVSEL_sが未だアサート
されていないことを感知し、DEVSEL_sをアサートして、
トランザクションを減算的に要求する。クロック9上に
おいてトランザクションは正常に完了する。このよう
に、PCIリピータ116に何ら特殊な上流アドレス・
デコーディング・ロジックを内蔵することを必要とせず
に、トランザクションの目標は透過的に判定される。
【0059】次に図15を参照すると、上流プリフェッ
チ可能バースト・リード・シーケンス(upstream prefet
chable burst read sequence)が示されている。この第
2の解決策では、上流バースト・トランザクションは、
現トランザクションが終了した後まで、アービタ111
はPCIバス112および118をいずれのエージェン
トにも許可してはならないという点において、下流バー
スト・トランザクションと同様である。トランザクショ
ンは、クロック1上において二次PCIバス上で開始さ
れ、クロック2上において一次PCIバス112にエコ
ーされ、ターゲットが一次バス上にあるか否かについて
判定が行われる。バイト・イネーブルC/BE[3:0]pはゼロ
に強制されるので、プリフェッチを行うことができる。
クロック2上において、二次バス118上でイニシエー
タによってIRDY_sがアサートされ、クロック3上におい
て一次PCIバス112にエコーされる。
【0060】一次PCIバス112上の予測されるター
ゲットがトランザクションをデコードしている間、二次
PCIバスのPCIクロック(CLK)は、PCIリピータ
116によって2クロックの間停止される。クロック5
において、二次PCIバス・クロックは再び起動され
る。一次PCIバス112上のターゲットは、クロック
4上においてDEVSEL_pをアサートすることによって、ト
ランザクションを受け入れ、PCIリピータ116は、
クロック5上において、信号(DEVSEL_s)を二次バス上に
エコーする。したがって、二次PCIバス118の減算
的デコード・エージェントは、トランザクションが二次
バス118上で肯定的に要求されたことを想定する。
【0061】クロック5上において、PCIリピータ1
16はアサートされたFRAME_pおよびDEVSEL_pを感知
し、それに応答してNOMOGNTS_をアサートし、現シーケ
ンスが一次PCIバス112上で完了するまで、アービ
タ111がPCIバスを二次バス上のイニシエータに許
可するのを禁止する。クロック9上において、PCIリ
ピータ116はバースト・リード・シーケンスの完了を
感知し、それに応答してNOMOGNTS_信号をディアサート
する。
【0062】一次PCIバス112上のターゲットによ
ってバースト・シーケンスが要求されなかった場合、シ
ーケンスは二次PCIバス118上のターゲットによっ
て要求されたことになる。最初に二次バス上でトランザ
クションを実行する前に、一次バス上でデコードするた
めに、トランザクションを上流に送ることによって、P
CIリピータ116はPCI装置の固有のアドレス・デ
コーディング・ロジックを使用することができる。した
がって、PCIリピータ116は、これらのトランザク
ションを処理するために、何ら特殊な下流または上流デ
コード・ロジックを必要としない。
【0063】上述の本発明の開示および説明は、本発明
の例示および説明のためのものであり、本発明の精神か
ら逸脱することなく、例示した回路および構成ならびに
動作方法の詳細のみならず、サイズ、形状、物質、構成
要素、回路素子、配線接続および接点において種々の変
更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例によるコンピュータ・シス
テムを示すブロック図である。
【図2】本発明の好適実施例によるPCIリピータを示
すブロック図である。
【図3】下流単一データ・フェーズ・ライト・トランザ
クションおよびそれに続く下流単一データ・フェーズ・
リード・トランザクションを示すタイミング図である。
【図4】ターゲット切断ライト・トランザクションおよ
びそれに続くターゲット・リトライ・リード・トランザ
クションを示すタイミング図である。
【図5】下流バースト・ライト・シーケンスを示すタイ
ミング図である。
【図6】下流バースト・リード・シーケンスを示すタイ
ミング図である。
【図7】アービタの介入のない下流バースト・リード・
シーケンスを示すタイミング図である。
【図8】アービタの介入がある下流バースト・リード・
シーケンスを示すタイミング図である。
【図9】上流単一データ・フェーズ・ライト・トランザ
クションおよびそれに続く上流単一データ・フェーズ・
リード・トランザクションを示すタイミング図である。
【図10】上流ターゲット切断ライト・トランザクショ
ンおよびそれに続く上流リード・リトライ・トランザク
ションを示す図である。
【図11】上流バースト・ライト・シーケンスを示すタ
イミング図である。
【図12】上流バースト・リード・シーケンスを示すタ
イミング図である。
【図13】一次バス上で肯定的に要求された、上流単一
フェーズ・ライト・トランザクションを示すタイミング
図である。
【図14】一次バス上でエコーされ、二次バスによって
減算的に要求された上流単一データ・フェーズ・ライト
・トランザクションを示すタイミング図である。
【図15】一次バス上で要求された上流バースト・リー
ド・シーケンスを示すタイミング図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591030868 20555 State Highway 249,Houston,Texas 77070,United States o f America (72)発明者 カルドウン・アルジエン アメリカ合衆国テキサス州77095,ヒュー ストン,クラウン・メドー・コート 17227

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1バスに結合されているイニシエータ
    と第2バスに接続されているターゲットとの間でトラン
    ザクションを通信する方法において、 (a)前記第1バス上に提供されているイニシエータ指
    示を検出し、トランザクションを開始するステップであ
    って、前記イニシエータ指示がフレーム指示およびイニ
    シエータ・レディ指示を含んでいる、トランザクション
    開始ステップと、 (b)前記第2バス上で前記トランザクションが完了す
    るまで、前記第2バスに前記イニシエータ指示を中継す
    る一方、前記トランザクションがバースト・ライト・ト
    ランザクションである場合、ターゲット・レディ指示が
    中継されるまで、前記イニシエータ・レディ指示を中継
    させないステップと、 (c)前記中継されたイニシエータ指示に応答して、前
    記第2バス上に提供されたターゲット指示を検出するス
    テップであって、前記ターゲット指示がターゲット・レ
    ディ指示を含む、ステップと、 (d)前記トランザクションが前記第1バス上で完了す
    るまで、前記ターゲット指示を前記第1バスに中継する
    ステップとから成ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記第1
    及び第2バスへのアクセスは、アービタからの許可指示
    によって示され、前記方法は更に、 (e)前記トランザクションが両方のバス上で完了する
    まで、前記アービタにいずれの許可指示も与えさせない
    ステップを含むことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法において、ステップ
    (b)は更に、 前記トランザクションがバースト・リード・トランザク
    ションである場合、該トランザクションが前記第2バス
    上で完了するまで、前記イニシエータ・レディ指示を前
    記第2バス上で保持するステップを含むことを特徴とす
    る方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法において、前記イニ
    シエータ指示はバイト・イネーブル指示を含み、ステッ
    プ(b)は、更に、 前記トランザクションがプリフェッチ可能なリード・ト
    ランザクションである場合、前記バイト・イネーブル指
    示を前記第2バスに中継する際、前記バイト・イネーブ
    ル指示を強制的にゼロにするステップを含むことを特徴
    とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法において、前記イニ
    シエータ指示は、コマンド/バイト・イネーブル指示と
    アドレス指示とを含み、前記トランザクションがライト
    ・トランザクションである場合、前記イニシエータ指示
    はデータ指示を含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の方法において、前記ター
    ゲット指示は、停止指示および装置選択指示を含み、前
    記トランザクションがリード・トランザクションである
    場合、前記ターゲット指示はデータ指示を含むことを特
    徴とする方法。
  7. 【請求項7】 第1バスに結合されているイニシエータ
    と第2バスに結合されているターゲットとの間でトラン
    ザクションを通信する方法において、 (a)前記第1バス上に与えられたイニシエータ指示を
    検出してトランザクションを開始するステップであっ
    て、前記イニシエータ指示がフレーム指示とイニシエー
    タ・レディ指示とを含む、ステップと、 (b)前記トランザクションが前記第2バス上で完了す
    るまで、前記イニシエータ指示を前記第2バスに中継す
    るステップと、 (c)前記トランザクションがバースト・リード・トラ
    ンザクションである場合、該トランザクションが前記第
    2バス上で完了するまで、前記イニシエータ・レディ指
    示を前記第2バス上で保持するステップと、 (d)前記中継イニシエータ指示に応答して前記第2バ
    ス上で与えられたターゲット指示を検出するステップで
    あって、前記ターゲット指示がターゲット・レディ指示
    を含む、ステップと、 (e)前記トランザクションが前記第1バス上で完了す
    るまで、前記ターゲット指示を前記第1バスに中継する
    ステップとから成ることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法において、前記バス
    へのアクセスは、アービタからの許可指示によって示さ
    れ、前記方法は更に、 (f)前記トランザクションが両方のバス上で完了する
    まで、前記アービタにいずれの許可指示も与えさせない
    ステップを含むことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の方法において、ステップ
    (b)は更に、 前記トランザクションがバースト・リード・トランザク
    ションである場合、前記ターゲット・レディ指示が前記
    第1バスに中継されるまで、前記イニシエータ・レディ
    指示を中継させないステップを含むことを特徴とする方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の方法において、前記イ
    ニシエータ指示はバイト・イネーブル指示を含み、ステ
    ップ(b)は更に、 前記トランザクションがプリフェッチ可能なリード・ト
    ランザクションである場合、前記バイト・イネーブル指
    示を前記第2バスに中継する際、前記バイト・イネーブ
    ル指示を強制的にゼロにするステップを含むことを特徴
    とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の方法において、前記イ
    ニシエータ指示は、コマンド/バイト・イネーブル指示
    及びアドレス指示を含み、前記トランザクションがライ
    ト・トランザクションである場合、前記イニシエータ指
    示はデータ指示を含むことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項7記載の方法において、前記タ
    ーゲット指示は、停止指示および装置選択指示を含み、
    前記トランザクションがリード・トランザクションであ
    る場合、前記ターゲット指示はデータ指示を含むことを
    特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 第1バスに結合されているイニシエー
    タと第2バスに結合されているターゲットとの間でトラ
    ンザクションを通信する方法であって、前記バスに対す
    るアクセスが、アービタによって与えられる許可指示に
    よって示され、前記方法は、 (a)前記第1バス上に与えられたイニシエータ指示を
    検出してトランザクションを開始するステップであっ
    て、前記イニシエータ指示がフレーム指示とイニシエー
    タ・レディ指示とを含む、ステップと、 (b)前記トランザクションが前記第2バス上で完了す
    るまで、前記イニシエータ指示を前記第2バスに中継す
    るステップと、 (c)前記中継イニシエータ指示に応答して、前記第2
    バス上に与えられるターゲット指示を検出するステップ
    であって、前記ターゲット指示がターゲット・レディ指
    示と装置選択指示とを含む前記ステップと、 (d)前記トランザクションが前記第1バス上で完了す
    るまで、前記ターゲット指示を前記第1バスに中継する
    ステップと、 (e)前記トランザクションが両バス上で完了するま
    で、前記アービタにいずれの許可指示も与えさせないス
    テップとから成ることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の方法において、ステ
    ップ(b)は、更に、 前記トランザクションがバースト・ライト・トランザク
    ションである場合、前記ターゲット・レディ指示が第1
    バスに中継されるまで、前記イニシエータ・レディ指示
    を中継させないステップを含むことを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の方法において、ステ
    ップ(b)は、更に、 前記トランザクションがバースト・リード・トランザク
    ションである場合、該トランザクションが前記第2バス
    上で完了するまで、前記イニシエータ・レディ指示を前
    記第2バス上で保持するステップを含むことを特徴とす
    る方法。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の方法において、前記
    イニシエータ指示はバイト・イネーブル指示を含み、ス
    テップ(b)は更に、 前記トランザクションがプリフェッチ可能なリード・ト
    ランザクションである場合、前記バイト・イネーブル指
    示を前記第2バスに中継する際、前記バイト・イネーブ
    ル指示をゼロに強制するステップを含むことを特徴とす
    る方法。
  17. 【請求項17】 請求項13記載の方法において、前記
    イニシエータ指示は、コマンド/バイト・イネーブル指
    示、アドレス指示を含み、前記トランザクションがライ
    ト・トランザクションである場合、前記イニシエータ指
    示はデータ指示を含むことを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項13記載の方法において、前記
    ターゲット指示は、停止指示および装置選択指示を含
    み、前記トランザクションがリード・トランザクション
    である場合、前記ターゲット指示はデータ指示を含むこ
    とを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 第1バスを第2バスに結合するバス・
    リピータであって、前記第1バスにはイニシエータが結
    合され、前記第2バスにはターゲットが結合されてお
    り、前記バス・リピータは、 前記第1バスから前記第2バスへの信号を検出し中継す
    る第1バス・ユニットと、 前記第2バスから前記第1バスへの信号を検出して中継
    する第2バス・ユニットとからなり、 前記第1バス・ユニットは、前記第1バス上に与えられ
    たイニシエータ指示を検出してトランザクションを開始
    するように動作可能であり、前記イニシエータ指示はフ
    レーム指示とイニシエータ・レディ指示とを含み、 前記第1バス・ユニットは、前記第2バス上で前記トラ
    ンザクションが完了するまで、前記第2バスに前記イニ
    シエータ指示を中継する一方、前記トランザクションが
    バースト・ライト・トランザクションである場合、ター
    ゲット・レディ指示が前記第1バスに中継されるまで、
    前記イニシエータ・レディ指示を中継させないように動
    作可能であり、 前記第2バス・ユニットは、前記中継イニシエータ指示
    に応答して、前記第2バス上に与えられたターゲット指
    示を検出するように動作可能であり、前記ターゲット指
    示はターゲット・レディ指示を含み、 前記第2バス・ユニットは、前記トランザクションが前
    記第1バス上で完了するまで、前記ターゲット指示を前
    記第1バスに中継するように動作可能であることを特徴
    とするバス・リピータ。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のバス・リピータにお
    いて、前記第1バス・ユニットは更に、前記トランザク
    ションがバースト・リード・トランザクションである場
    合、該トランザクションが前記第2バス上で完了するま
    で、前記イニシエータ・レディ指示を前記第2バス上で
    保持するように動作可能であることを特徴とするバス・
    リピータ。
  21. 【請求項21】 請求項19記載のバス・リピータにお
    いて、前記イニシエータ指示はバイト・イネーブル指示
    を含み、前記第1バス・ユニットは更に、前記トランザ
    クションがプリフェッチ可能なリード・トランザクショ
    ンである場合、前記バイト・イネーブル指示を前記第2
    バスに中継する際、前記バイト・イネーブル指示をゼロ
    に強制するように動作可能であることを特徴とするバス
    ・リピータ。
  22. 【請求項22】 請求項19記載のバス・リピータにお
    いて、前記イニシエータ指示は、コマンド/バイト・イ
    ネーブル指示、アドレス指示を含み、前記トランザクシ
    ョンがライト・トランザクションである場合、前記イニ
    シエータ指示はデータ指示を含むことを特徴とするバス
    ・リピータ。
  23. 【請求項23】 請求項19記載のバス・リピータにお
    いて、前記ターゲット指示は、停止指示および装置選択
    指示を含み、前記トランザクションがリード・トランザ
    クションである場合、前記ターゲット指示はデータ指示
    を含むことを特徴とするバス・リピータ。
  24. 【請求項24】 請求項19記載のバス・リピータにお
    いて、該バス・リピータは更に、前記バスの内少なくと
    も一方に結合し、第1電圧レベルから第2電圧レベルに
    信号を変換する複数の電圧変換器を備えていることを特
    徴とするバス・リピータ。
  25. 【請求項25】 第1バスを第2バスに結合するバス・
    リピータにおいて、前記第1バスにはイニシエータが結
    合され、前記第2バスにはターゲットが結合されてお
    り、バス・リピータは、 前記第1バスから前記第2バスへの信号を検出し中継す
    る第1バス・ユニットと、 前記第2バスから前記第1バスへの信号を検出して中継
    する第2バス・ユニットとを含み、 前記第1バス・ユニットは、前記第1バス上に与えられ
    たイニシエータ指示を検出してトランザクションを開始
    するように動作可能であり、前記イニシエータ指示がフ
    レーム指示とイニシエータ・レディ指示とを含み、 前記第1バス・ユニットは、前記トランザクションが前
    記第2バス上で完了するまで、前記イニシエータ指示を
    前記第2バスに中継し、前記トランザクションがバース
    ト・リード・トランザクションである場合、該トランザ
    クションが前記第2バス上で完了するまで、前記イニシ
    エータ・レディ指示を前記第2バス上で保持するように
    動作可能であり、 前記第2バスから前記第1バスへの信号を検出し中継す
    る第2バス・ユニットであって、 前記第2バス・ユニットは、前記中継イニシエータ指示
    に応答して、前記第2バス上でターゲット指示を検出す
    るように動作可能であり、前記ターゲット指示がターゲ
    ット・レディ指示を含み、 前記第2バス・ユニットは、前記トランザクションが前
    記第1バス上で完了するまで、前記ターゲット指示を前
    記第1バスに中継するように動作可能であることを特徴
    とするバス・リピータ。
  26. 【請求項26】 請求項25記載のバス・リピータにお
    いて、前記第1バス・ユニットは更に、前記トランザク
    ションがバースト・ライト・トランザクションである場
    合、ターゲット・レディ指示が前記第1バスに中継され
    るまで、前記イニシエータ・レディ指示を中継させない
    ように動作可能であることを特徴とするバス・リピー
    タ。
  27. 【請求項27】 請求項25記載のバス・リピータにお
    いて、前記イニシエータ指示はバイト・イネーブル指示
    を含み、前記第1バス・ユニットは更に、前記トランザ
    クションがプリフェッチ可能なリード・トランザクショ
    ンである場合、前記バイト・イネーブル指示を前記第2
    バスに中継する際、前記バイト・イネーブル指示をゼロ
    に強制するように動作可能であることを特徴とするバス
    ・リピータ。
  28. 【請求項28】 請求項25記載のバス・リピータにお
    いて、前記イニシエータ指示は、コマンド/バイト・イ
    ネーブル指示、アドレス指示を含み、前記トランザクシ
    ョンがライト・トランザクションである場合、前記イニ
    シエータ指示はデータ指示を含むことを特徴とするバス
    ・リピータ。
  29. 【請求項29】 請求項25記載のバス・リピータにお
    いて、前記ターゲット指示は、停止指示および装置選択
    指示を含み、前記トランザクションがリード・トランザ
    クションである場合、前記ターゲット指示はデータ指示
    を含むことを特徴とするバス・リピータ。
  30. 【請求項30】 請求項25記載のバス・リピータにお
    いて、該バス・リピータは更に、前記バスの内少なくと
    も一方に結合し、第1電圧レベルから第2電圧レベルに
    信号を変換する複数の電圧変換器を備えていることを特
    徴とするバス・リピータ。
  31. 【請求項31】 第1バスを第2バスに結合するバス・
    リピータであって、前記第1バスにはイニシエータが結
    合され、前記第2バスにはターゲットが結合されてお
    り、前記バスに対するアクセスが、アービタによって与
    えられる許可指示によって示され、前記バス・リピータ
    は、 前記第1バスから前記第2バスへの信号を検出し中継す
    る第1バス・ユニットと、 前記第2バスから第1バスへの信号を検出し中継する第
    2バス・ユニットとを備え、 前記第1バス・ユニットは、前記第1バス上に与えられ
    たイニシエータ指示を検出してトランザクションを開始
    するように動作可能であり、前記イニシエータ指示がフ
    レーム指示とイニシエータ・レディ指示とを含み、 前記第1バス・ユニットは、前記トランザクションが前
    記第2バス上で完了するまで、前記イニシエータ指示を
    前記第2バスに中継するように動作可能であり、 前記第1バス・ユニットは、前記トランザクションが両
    バス上で完了するまで、前記アービタにあらゆる許可指
    示を与えさせないように動作可能であり、 前記第2バス・ユニットは、前記中継されたイニシエー
    タ指示に応答して前記第2バス上に与えられるターゲッ
    ト指示を検出するように動作可能であり、前記ターゲッ
    ト指示がターゲット・レディ指示を含み、 前記第2バス・ユニットは、前記トランザクションが前
    記第1バス上で完了するまで、前記ターゲット指示を前
    記第1バスに中継するように動作可能であることを特徴
    とするバス・リピータ。
  32. 【請求項32】 請求項31記載のバス・リピータにお
    いて、前記第1バス・ユニットは更に、前記トランザク
    ションがバースト・ライト・トランザクションである場
    合、前記ターゲット・レディ指示が第1バスに中継され
    るまで、前記イニシエータ・レディ指示を中継させない
    ように動作可能であることを特徴とするバス・リピー
    タ。
  33. 【請求項33】 請求項31記載のバス・リピータにお
    いて、前記第1バス・ユニットは更に、前記トランザク
    ションがバースト・リード・トランザクションである場
    合、該トランザクションが前記第2バス上で完了するま
    で、前記イニシエータ・レディ指示を前記第2バス上で
    保持するように動作可能であることを特徴とするバス・
    リピータ。
  34. 【請求項34】 請求項31記載のバス・リピータにお
    いて、前記イニシエータ指示はバイト・イネーブル指示
    を含み、前記第1バス・ユニットは更に、前記トランザ
    クションがプリフェッチ可能なリード・トランザクショ
    ンである場合、前記バイト・イネーブル指示を前記第2
    バスに中継する際、前記バイト・イネーブル指示をゼロ
    に強制するように動作可能であることを特徴とするバス
    ・リピータ。
  35. 【請求項35】 請求項31記載のバス・リピータにお
    いて、前記イニシエータ指示は、コマンド/バイト・イ
    ネーブル指示、アドレス指示を含み、前記トランザクシ
    ョンがライト・トランザクションである場合、前記イニ
    シエータ指示はデータ指示を含むことを特徴とするバス
    ・リピータ。
  36. 【請求項36】 請求項31記載のバス・リピータにお
    いて、前記ターゲット指示は、停止指示および装置選択
    指示を含み、前記トランザクションがリード・トランザ
    クションである場合、前記ターゲット指示はデータ指示
    を含むことを特徴とする中バス・リピータ。
  37. 【請求項37】 請求項31記載のバス・リピータにお
    いて、該バス・リピータは更に、前記バスの内少なくと
    も一方に結合し、第1電圧レベルから第2電圧レベルに
    信号を変換する複数の電圧変換器を備えていることを特
    徴とするバス・リピータ。
  38. 【請求項38】 コンピュータ・システムにおいて、 イニシエータが結合されている第1バスと、 ターゲットが結合されている第2バスと、 前記バスの一方に結合されているプロセッサと、 前記バスの一方に結合されているハード・ディスク・ド
    ライブ・システムと、 前記第1バスを前記第2バスに結合するリピータあっ
    て、前記第1バスから前記第2バスへの信号を検出し中
    継する第1バス・ユニットと、前記第2バスから関第1
    バスへの信号を検出し中継する第2バス・ユニットとを
    含むリピータとからなり、 前記第1バス・ユニットは前記第1バス上に与えられた
    イニシエータ指示を検出してトランザクションを開始す
    るように動作可能であり、前記イニシエータ指示はフレ
    ーム指示とイニシエータ・レディ指示とを含み、 前記第1バス・ユニットは、前記第2バス上で前記トラ
    ンザクションが完了するまで、前記第2バスに前記イニ
    シエータ指示を中継する一方、前記トランザクションが
    バースト・ライト・トランザクションである場合、ター
    ゲット・レディ指示が前記第1バスに中継されるまで、
    前記イニシエータ・レディ指示を中継させないように動
    作可能であり、 前記第2バス・ユニットは、前記中継されたイニシエー
    タ指示に応答して、前記第2バス上に与えられたターゲ
    ット指示を検出するように動作可能であり、前記ターゲ
    ット指示はターゲット・レディ指示を含み、前記第2バ
    ス・ユニットは、前記トランザクションが前記第1バス
    上で完了するまで、前記ターゲット指示を前記第1バス
    に中継するように動作可能であることを特徴とするコン
    ピュータ・システム。
  39. 【請求項39】 請求項38記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、該システムは更に、前記第1及び第2バ
    ス結合され、許可指示を与えてこれらのバスに対するア
    クセスを許可するアービタを備えており、前記アービタ
    が前記リピータを介してバースト・トランザクションを
    検出した場合、前記アービタは、前記バースト・トラン
    ザクションが双方のバス上で完了するまで、前記許可指
    示を与えるのを中止することを特徴とするコンピュータ
    ・システム。
  40. 【請求項40】 請求項38記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記第1バス・ユニットは更に、前記ト
    ランザクションがバースト・リード・トランザクション
    である場合、該トランザクションが前記第2バス上で完
    了するまで、前記イニシエータ・レディ指示を前記第2
    バス上で保持するように動作可能であることを特徴とす
    るコンピュータ・システム。
  41. 【請求項41】 請求項38記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記イニシエータ指示はバイト・イネー
    ブル指示を含み、前記第1バス・ユニットは更に、前記
    トランザクションがプリフェッチ可能なリード・トラン
    ザクションである場合、前記バイト・イネーブル指示を
    前記第2バスに中継する際、前記バイト・イネーブル指
    示をゼロに強制するように動作可能であることを特徴と
    するコンピュータ・システム。
  42. 【請求項42】 請求項38記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記イニシエータ指示はコマンド/バイ
    ト・イネーブル指示、アドレス指示を含み、前記トラン
    ザクションがライト・トランザクションである場合、前
    記イニシエータ指示はデータ指示を含むことを特徴とす
    るコンピュータ・システム。
  43. 【請求項43】 請求項39記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記ターゲット指示は停止指示および装
    置選択指示を含み、前記トランザクションがリード・ト
    ランザクションである場合、前記ターゲット指示はデー
    タ指示を含むことを特徴とするコンピュータ・システ
    ム。
  44. 【請求項44】 請求項38記載のコンピュータ・シス
    テムであって、前記リピータが更に、前記第1及び第2
    バスの少なくとも一方に結合し、第1電圧レベルから第
    2電圧レベルに信号を変換する複数の電圧変換器を備え
    ていることを特徴とするコンピュータ・システム。
  45. 【請求項45】 コンピュータ・システムにおいて、 イニシエータが結合されている第1バスと、 ターゲットが結合されている第2バスと、 前記第1及び第2バスの一方に結合されているプロセッ
    サと、 前記バスの一方に結合されているハード・ディスク・ド
    ライブ・システムと、 前記第1バスを前記第2バスに結合するリピータであっ
    て、前記第1バスから前記第2バスへの信号を検出し中
    継する第1バス・ユニットと、前記第2バスから前記第
    1バスへの信号を検出し中継する第2バス・ユニットを
    含むリピータとからなり、 前記第1バス・ユニットは、前記第1バス上に与えられ
    たイニシエータ指示を検出してトランザクションを開始
    するように動作可能であり、前記イニシエータ指示がフ
    レーム指示とイニシエータ・レディ指示とを含み、 前記第1バス・ユニットは、前記トランザクションが前
    記第2バス上で完了するまで、前記イニシエータ指示を
    前記第2バスに中継し、前記トランザクションがバース
    ト・リード・トランザクションである場合、該トランザ
    クションが前記第2バス上で完了するまで、前記イニシ
    エータ・レディ指示を前記第2バス上で保持するように
    動作可能であり、 前記第2バス・ユニットは、前記中継されたイニシエー
    タ指示に応答して、前記第2バス上に与えられたターゲ
    ット指示を検出するように動作可能であり、前記ターゲ
    ット指示がターゲット・レディ指示を含み、前記第2バ
    ス・ユニットは、前記トランザクションが前記第1バス
    上で完了するまで、前記ターゲット指示を前記第1バス
    に中継するように動作可能であることを特徴とするコン
    ピュータ・システム。
  46. 【請求項46】 請求項45記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、該システムは更に、前記第1及び第2バ
    スに結合されて、許可指示を与えてこれらバスに対する
    アクセスを許可するアービタを備えており、前記アービ
    タが前記リピータを介してバースト・トランザクション
    を検出した場合、前記アービタは、前記バースト・トラ
    ンザクションが双方のバス上で完了するまで、前記許可
    指示を与えるのを中止することを特徴とするコンピュー
    タ・システム。
  47. 【請求項47】 請求項45記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記第1バス・ユニットは更に、前記ト
    ランザクションがバースト・ライト・トランザクション
    である場合、ターゲット・レディ指示が中継されるま
    で、前記イニシエータ・レディ指示を中継させないよう
    に動作可能であることを特徴とするコンピュータ・シス
    テム。
  48. 【請求項48】 請求項45記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記イニシエータ指示はバイト・イネー
    ブル指示を含み、前記第1バス・ユニットは、更に前記
    トランザクションがプリフェッチ可能なリード・トラン
    ザクションである場合、前記バイト・イネーブル指示を
    前記第2バスに中継する際、前記バイト・イネーブル指
    示をゼロに強制するように動作可能であることを特徴と
    するコンピュータ・システム。
  49. 【請求項49】 請求項45記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記イニシエータ指示は、コマンド/バ
    イト・イネーブル指示、アドレス指示を含み、前記トラ
    ンザクションがライト・トランザクションである場合、
    前記イニシエータ指示はデータ指示を含むことを特徴と
    するコンピュータ・システム。
  50. 【請求項50】 請求項45記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記ターゲット指示は停止指示および装
    置選択指示を含み、前記トランザクションがリード・ト
    ランザクションである場合、前記ターゲット指示はデー
    タ指示を含むことを特徴とするコンピュータ・システ
    ム。
  51. 【請求項51】 請求項45記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、該システムは更に、前記第1及び第2バ
    スの少なくとも一方に結合し、第1電圧レベルから第2
    電圧レベルに信号を変換する複数の電圧変換器を備えて
    いることを特徴とするコンピュータ・システム。
  52. 【請求項52】 コンピュータ・システムにおいて、 イニシエータが結合されている第1バスと、 ターゲットが結合されている第2バスと、 前記第1及び第2バスの一方に結合されているプロセッ
    サと、 前記第1及び第2バスの一方に結合されているハード・
    ディスク・ドライブ・システムと、 前記第1及び第2バスへのアクセスを許可するアービタ
    と、 前記第1バスを前記第2バスに結合するリピータであっ
    て、前記第1バスから前記第2バスへの信号を検出し中
    継する第1バス・ユニットと、前記第2バスから第1バ
    スへの信号を検出し中継する第2バス・ユニットとを含
    むリピータとからなり、 前記第1バス・ユニットは、前記第1バス上に与えられ
    たイニシエータ指示を検出してトランザクションを開始
    するように動作可能であり、前記イニシエータ指示がフ
    レーム指示とイニシエータ・レディ指示とを含み、 前記第1バス・ユニットは、前記トランザクションが前
    記第2バス上で完了するまで、前記イニシエータ指示を
    前記第2バスに中継するように動作可能であり、 前記第1バス・ユニットは、前記トランザクションが両
    バス上で完了するまで、前記アービタにあらゆる許可指
    示を与えさせないように動作可能であり、 前記第2バス・ユニットは、前記中継されたイニシエー
    タ指示に応答して前記第2バス上に与えられるターゲッ
    ト指示を検出するように動作可能であり、前記ターゲッ
    ト指示がターゲット・レディ指示を含み、前記第2バス
    ・ユニットは、前記トランザクションが前記第1バス上
    で完了するまで、前記ターゲット指示を前記第1バスに
    中継するように動作可能であることを特徴とするコンピ
    ュータ・システム。
  53. 【請求項53】 請求項52記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記第1バス・ユニットは更に、前記ト
    ランザクションがバースト・ライト・トランザクション
    である場合、前記ターゲット・レディ指示が第1バスに
    中継されるまで、前記イニシエータ・レディ指示が中継
    されないように動作可能であることを特徴とするコンピ
    ュータ・システム。
  54. 【請求項54】 請求項52記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記第1バス・ユニットは更に、前記ト
    ランザクションがバースト・リード・トランザクション
    である場合、前記トランザクションが前記第2バス上で
    完了するまで、前記イニシエータ・レディ指示を前記第
    2バス上で保持するように動作可能であることを特徴と
    するコンピュータ・システム。
  55. 【請求項55】 請求項52記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記イニシエータ指示はバイト・イネー
    ブル指示を含み、前記第1バス・ユニットは更に、前記
    トランザクションがプリフェッチ可能なリード・トラン
    ザクションである場合、前記バイト・イネーブル指示を
    前記第2バスに中継する際、前記バイト・イネーブル指
    示をゼロに強制するように動作可能であることを特徴と
    するコンピュータ・システム。
  56. 【請求項56】 請求項52記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記イニシエータ指示は、コマンド/バ
    イト・イネーブル指示、アドレス指示を含み、前記トラ
    ンザクションがライト・トランザクションである場合、
    前記イニシエータ指示はデータ指示を含むことを特徴と
    するコンピュータ・システム。
  57. 【請求項57】 請求項52記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、前記ターゲット指示は停止指示および装
    置選択指示を含み、前記トランザクションがリード・ト
    ランザクションである場合、前記ターゲット指示はデー
    タ指示を含むことを特徴とするコンピュータ・システ
    ム。
  58. 【請求項58】 請求項52記載のコンピュータ・シス
    テムにおいて、該システムは更に、前記第1及び第2バ
    スの少なくとも一方に結合し、第1電圧レベルから第2
    電圧レベルに信号を変換する複数の電圧変換器を備えて
    いることを特徴とするコンピュータ・システム。
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