JPH1019807A - X線撮像方法 - Google Patents

X線撮像方法

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Publication number
JPH1019807A
JPH1019807A JP8173294A JP17329496A JPH1019807A JP H1019807 A JPH1019807 A JP H1019807A JP 8173294 A JP8173294 A JP 8173294A JP 17329496 A JP17329496 A JP 17329496A JP H1019807 A JPH1019807 A JP H1019807A
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JP
Japan
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image
mirror
ray
defect
circuit board
Prior art date
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Pending
Application number
JP8173294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Irie
洋子 入江
Hideaki Doi
秀明 土井
Yasuhiko Hara
靖彦 原
Tadashi Iida
正 飯田
Yasuhiro Fujishita
泰宏 藤下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8173294A priority Critical patent/JPH1019807A/ja
Publication of JPH1019807A publication Critical patent/JPH1019807A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】配線回路基板における配線パターンの内部欠陥
も含めて立体形状欠陥の検査を可能とし、検出した欠陥
が基板のどの面に存在するかという情報をも得られる配
線パターン検査方法およびその装置を提供する。 【解決手段】X線源2と検査対象であるプリント基板3
との間に、45度傾けたミラー35の反射光から得られ
る可視光像をCCDカメラ36で撮像する。一方、X線
2はミラー35を透過して、検査対象であるプリント基
板3に照射され、その透過像はイメージインテンシファ
イアによって可視光像に変換されて別のCCDカメラで
撮像される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線撮像方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線基板等の配線パター
ンの底部の欠損欠陥を含む厚み方向の欠陥すなわち立体
形状欠陥を、例えばX線透過画像に基づいて制度良く検
査できる配線パターン検査技術として、特開平5−21
5694号公報(従来技術1)で知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1には、蛍光
検出方式、反射光検出方式では検出できない配線パター
ン厚さ不足などの立体形状欠陥が検出できるという利点
がある。しかしX線画像では検出した欠陥が、検査対象
である基板の表層にあるか、裏層にあるか、あるいは目
視では見れない内部欠陥なのか、判別できない。従来技
術1では、検出した欠陥が存在する配線パターンの走行
方向から検出した欠陥の存在する層を推測している。し
かし、配線パターンが2層以上重なって撮像された部分
の欠陥は判定できない。また、配線パターンの走行方向
が変化する一般にチェンジラインとよばれる部分は層の
判定を誤る。そのため、検出した欠陥の修正あるいは切
除の際に、欠陥の位置が不明確であるという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、可視光検出系を付けて、X線で検出した
欠陥を可視光で観察できるようにする。あるいはX線で
検出した欠陥を可視光画像と比較、マッチングする。そ
の際、本発明はX線発生部と検査対象の間にミラーを設
けて、検査対象のミラー像をカメラ等の画像検出器で検
出し、検査対象の片面の可視光像を得るようにする。ま
た、X線発生部と検査対象の間のミラーとは別に、検査
対象とX線イメージインテンシファイアとの間にミラー
を設けて、検査対象の両面の可視光像を得る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0006】図1は本発明のX線検査装置の一実施例を
示す説明図である。図1におけるX線管1から発生した
X線2は、被検査対象であるプリント基板3へ照射され
る。プリント基板3の1視野4を過した透過X線像5は
X線イメージインテンシファイア6の受光面7に照射さ
れ、X線イメージインテンシファイア6により光学像8
に変換される。
【0007】ここで、プリント基板3は、Xステージ9
およびYステージ10に位置決め搭載された状態で、プ
リント基板3の必要な領域(ほぼ全領域)に亘って透過
X線像が得られるように、X、Y方向に移動できるよう
に構成されている。また、X線管1自体は、Zステージ
(図示せず)上に設置されてZステージによりZ方向1
1に移動できるように構成され、X線イメージインテン
シファイア6への透過X線像5の撮像倍率の変更が可能
となっている。もっとも、X線管1自体の位置を固定し
たうえ、その代わりにプリント基板3をZステージによ
りZ方向11に移動せしめるように構成してもよい。X
線イメージインテンシファイア6で受光する透過X線像
5は、プリント基板3における配線パターン13につい
ては金属材料のため厚さに応じて減衰された濃淡像を有
することになる。プリント基板3における基材14につ
いては、有機材料であるため、X線がほとんど透過する
ことになる。従って、X線イメージインテンシファイア
6で透過X線像5から変換された光学像8は、基材14
の部分については明るく、配線パターン13の部分につ
いては暗く、且つその厚さに応じた明暗(濃淡)が得ら
れる。この変換された光学像8は、ミラー17、レンズ
18、シャッタ19を介して、CCDカメラ20で撮像
される。撮像された光学画像信号21は、画像処理装置
22に入力される。画像処理装置22において、入力さ
れた光学画像信号21がA/D変換器により濃淡に対応
したディジタル画像信号に変換され、シェーディング補
正回路によりシェーディング補正を施され、ディジタル
画像信号23に変換され、欠陥判定処理回路(欠陥判定
処理手段)30においてこの変換されたディジタル画像
信号23に対して欠陥判定アルゴリズムによる処理が施
されて欠陥の座標や属性を含む欠陥データ31が検出さ
れる。この検出された欠陥の座標や属性を含む欠陥デー
タ31は欠陥データ出力装置32に送られる。33は検
査装置の制御装置であり、XYステージ9、10の制御
を含むX線検査装置全体の制御を行う。なお、34は、
X線検査装置の本体部分を覆うキャビンを示す。
【0008】ここで、図2に示すようにX線源1と検査
対象であるプリント基板3との間にミラー35を図のよ
うに45度傾けて配置する。ミラー35の横にCCDカ
メラ36を配する。36−2はレンズである。プリント
基板の視野4の可視光像がCCDカメラ36によって撮
像され、画像処理装置22に入力され、また、ディスプ
レイ37に出力される。X線2はミラー35を透過して
プリント基板3に照射される。
【0009】ミラー35は一般に使用されるアルミ製の
ミラーでも良いが、X線透過率が高いことが望ましく、
薄膜で構成されたものが適している。
【0010】図3に示すようにミラーを用いずに狭い部
分を除くボアスコープ40を用いても検査対象の可視光
像を得ることができるが、検査対象を斜め上方からのぞ
く角度で撮像することになってしまう。また、ボアスコ
ープをX線源の真下に配置すれば上方から検査対象を撮
像できるが、ボアスコープにX線が直接照射されること
になり、X線画像にボアスコープの透過像が写ってしま
う等の影響を及ぼしてしまう。また、X線によりボアス
コープが劣化する。
【0011】図4にパターン形状例として検査対象であ
るプリント基板3の一部分201をしめす。配線パター
ン13は基材202の両面に形成されており、206は
裏面の配線パターンである。配線パターン3のそれぞれ
の端はパッド207となっている。図4において、配線
パターン13には、211、212、213、214、
215の5ヶ所に欠陥が存在しており、各欠陥はCu等
の導電材料が欠損している。
【0012】図4に示したプリント基板の一部分201
を、図1に示す検査装置で撮像したディジタル信号23
をX線画像として図5に示す。基材202のみの部分の
像301は明るく、配線パターン13の存在する部分の
像302は暗く、配線パターンが両面に存在する部分の
像303は、更に暗く撮像される。欠損欠陥211、2
12、213、214、215のいずれも厚さが薄くな
り、欠損欠陥211、212、213、214、215
のX線像は、それぞれ311、312、313、31
4、315となり、正常な配線パターンの像よりも明る
くなる。これらのX線像311、312、313、31
4、315から欠陥が検出できる。
【0013】しかし、欠損欠陥211、212、21
3、214、215は基板の表面の配線パターンに存在
するのか、裏面に存在するのか、X線像311、31
2、313、314、315からはわからない。
【0014】そこで、図2に示すように45度傾けたミ
ラー35で反射した可視光像をCCDカメラ36で撮像
すれば、欠損欠陥211、212、213、214、2
15は図4に示すように基板の表面の配線パターンに存
在することがわかる。CCDカメラ36で得られた画像
を画像処理装置22に入力し、X線装置での検出像のデ
ィジタル信号23とマッチングを取れば、欠陥データ3
1に欠陥の存在する面の情報を付加できる。
【0015】実施例は反射光として可視光の反射光を用
い、透過光としてX線を用いたが、透過光は超音波でも
良い。また、反射光は、蛍光検出画像でもよく、検査対
象であるプリント基板3にレーザ光を照射して得られる
反射光や散乱光でもよい。また、検査対象の反射光を得
るために照明を用いても良い。
【0016】また、検査対象であるプリント基板3にレ
ーザ光を照射、走査してパターンの立体形状を検出し、
それをディスプレイ37に表示してもよく、またその立
体形状の情報を画像処理装置22に入力し、X線装置で
の検出像のディジタル信号23とマッチングをとって欠
陥データ31に欠陥の存在する面の情報を付加しても良
い。
【0017】また、図2では検査対象であるプリント基
板3の上面の像を得るようにミラー35が配置されてい
るが、プリント基板3の下面の像をも得るようにミラー
を2個配置しても良い。また、実施例では検査対象とし
て基材の両面にパターンが形成された2層のプリント基
板を例にとって説明しているが、複数層のプリント基板
でも良い。また、検査対象はセラミック基板などの基板
や、部品搭載後のプリント基板の半田付け部など、非破
壊検査の対象となるものでよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、配線パターンが複数層
形成されたプリント基板に代表される被検査対象物で、
配線パターンの底部欠陥(内部欠陥)も含む立体形状欠
陥を、X線に代表される電磁波または超音波を用いて検
出を可能とし、検出した欠陥が存在する面や位置の情報
をも得ることができ、検出した欠陥の修正あるいは切除
の際に、欠陥の位置が明確になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線パターンX線検査装置の説明図。
【図2】図1に示す検査装置装置のミラーを配した説明
図。
【図3】図2に示す一実施例の代案であるボアスコープ
を配した説明図。
【図4】本発明の被検査対象物である多層プリント基板
のパターン形状例を示す斜視図。
【図5】図4に示すプリント基板のX線画像を示す説明
図。
【符号の説明】
1…X線管、 2…X線、 3…プリント基板、 13…配線パターン、 22…画像処理装置、 35…ミラー、 36…CCDカメラ、 36−2…レンズ、 37…ディスプレイ。
フロントページの続き (72)発明者 飯田 正 神奈川県秦野市堀山下1番地株式会社日立 製作所汎用コンピュータ事業部 (72)発明者 藤下 泰宏 神奈川県秦野市堀山下1番地株式会社日立 製作所汎用コンピュータ事業部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線に代表されるある特定の波長領域の電
    磁波あるいは超音波に代表される振動波を透過させ、可
    視光に代表される特定の波長領域の電磁波を反射するミ
    ラーを用いて、前記ミラーの反射検出像を得ることを特
    徴とするX線撮像方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ミラーの前記反射
    検出像と、前記ミラーの透過検出像を得るX線撮像方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記ミラーの前記反射
    検出像上の特定または任意の部位と、それに対応する前
    記ミラーの透過検出像上の特定または任意の部位とを対
    応付ける処理を行うX線撮像方法。
JP8173294A 1996-07-03 1996-07-03 X線撮像方法 Pending JPH1019807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8173294A JPH1019807A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 X線撮像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8173294A JPH1019807A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 X線撮像方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1019807A true JPH1019807A (ja) 1998-01-23

Family

ID=15957784

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8173294A Pending JPH1019807A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 X線撮像方法

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JP (1) JPH1019807A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004340631A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Sony Corp 基板検査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004340631A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Sony Corp 基板検査装置

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