JPH1019784A - 乾式分析素子を用いる2ステップキャリブレーション方法 - Google Patents
乾式分析素子を用いる2ステップキャリブレーション方法Info
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- JPH1019784A JPH1019784A JP12439996A JP12439996A JPH1019784A JP H1019784 A JPH1019784 A JP H1019784A JP 12439996 A JP12439996 A JP 12439996A JP 12439996 A JP12439996 A JP 12439996A JP H1019784 A JPH1019784 A JP H1019784A
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Abstract
析を行なう際に、分析素子の製造ロット間隔差の他に乾
式分析素子の経時変化や分析操作に使用する分析装置の
機器間隔差による測定値の変動を補正して除去する。 【解決手段】 各種要因に基づく測定対象成分の測定濃
度値の変動分を除去し得る校正曲線を2段階にわけて2
つの校正曲線として作成し、基本検量線を利用して得ら
れる測定対象成分の測定濃度値を2つの校正曲線を用い
て補正を施して2段階で補正する。第1のステップでは
乾式分析素子の製造ロット間隔差による測定値の変動分
を除去するように、基本検量線(図3)を利用して得ら
れる測定対象成分の測定濃度値を第1の校正曲線(図
4)を用いて補正を施し、次に、第2のステップで乾式
分析素子の経時変化及び分析装置の機器間隔差による測
定値の変動分を除去するように、前記の第1ステップで
得られた測定対象成分の補正測定濃度値を、さらに第2
の校正曲線(図1)を用いて補正を施す。
Description
血液、尿等の液体試料に含まれる生化学物質を光学的測
定にもとづく比色分析法により定量分析する際に使用さ
れる、光学濃度−生化学物質濃度関数である検量線を利
用して算出される生化学物質の濃度値(又は活性値)を
校正するキャリブレーション方法(校正方法)に関する
ものであり、詳しくはこの校正を2段階に分けて行なう
乾式分析素子を用いるステップキャリブレーション方法
に関するものである。
くは定量的に分析することは様々な産業分野において一
般的に行なわれている。特に血液や尿等、生物体液中の
化学成分または有形成分を定量分析することは臨床生化
学分野において極めて重要である。
この試料液中に含まれている特定の化学成分または有形
成分を定量分析することのできる乾式操作の乾式分析素
子が開発され(特公昭53-21677号公報(米国特許 3,99
2,158号明細書),特開昭55-164356 号公報(米国特許
4,292,272号明細書)等)、実用化されている。この乾
式分析素子を用いると、従来の湿式分析法に比して簡単
且つ迅速に試料液の分析を行なうことができるため、そ
の使用は特に数多くの試料液を分析する必要のある医療
機関、研究所等において好ましいものである。
の化学成分(例、生化学物質、免疫関連物質)等の定量
的な分析を行なうには、試料液を乾式分析素子に点着さ
せた後、これをインキュベータ(恒温器)内で所定時間
恒温保持(インキュベーション)して呈色反応(色素生
成反応)させ、次いで試料液中の所定の生化学物質と乾
式分析素子に含まれる試薬との組み合わせにより予め選
定された波長を含む測定用照射光をこの乾式分析素子に
照射してその反射光学濃度を測定し、この反射光学濃度
から、あらかじめ求めておいた反射光学濃度と所定の生
化学物質の物質濃度との対応を表わす検量線を用いて該
試料液中の所定の生化学物質の物質濃度を求めることと
なる。
する際には、一般に透過光が用いられる。そして、溶液
法では、透過光学濃度と物質濃度とが略直線関係にある
溶液の濃度範囲で実施される。したがって、レベル(検
定により既知の濃度値又は活性値)の異なるキャリブレ
ータ(標準液)を2種類用いて検量線を容易に作成する
ことができるので、検量線は測定の都度作成する。
化学物質を分析する場合には、該乾式分析素子に照射し
た光の反射光の光学濃度を測定し、この光学濃度値に基
づき生化学物質の濃度または活性(以下、両者を含む術
語として単に濃度という)を算出することとなるが、こ
の反射光学濃度と物質濃度との間には直線関係がないの
で上述した溶液系の場合のようにその都度検量線を作成
するようにすると分析操作を迅速に行なうことができな
い。そこで、乾式分析素子を用いて上記分析を行なう場
合には、まず乾式分析素子の多数の製造ロットの中から
基準となるロットを選択し、このロットの乾式分析素子
と予め濃度既知の標準試料液を用いて基本検量線を作成
し、これを分析装置内のメモリに格納しておき、この格
納された検量線(内蔵検量線と称する)にしたがって、
被検体である液体試料中の所望の生化学物質の物質濃度
を得るようにしている。
式分析素子においても製造ロット毎にその素子の特性・
性能がわずかに異なる場合も多く、上記基準となるロッ
トに対応する内蔵検量線によってのみ上記定量分析を行
なった場合にはロット毎に分析値がわずかに変動する。
高精度の定量分析を行う場合にはこのわずかな分析値の
変動が問題になる。
264535号(EP 0 562 425A)公報に記載され
た技術が知られている。
子の製造時において乾式分析素子の製造ロット毎に、複
数レベル(通常3〜4レベル)の標準液を1レベル当り
5〜10枚の該乾式分析素子に点着し、各々の点着済乾式
分析素子について物質の濃度値を得、この得られた濃度
値に基づいて製造ロット間隔差がなくなるようにロット
毎の補正値を決定し、この補正値を磁気カード等の記録
媒体に記録するようにしている。さらに、ユーザーは分
析対象である試料液中の生化学物質を分析する際に、使
用する乾式分析素子の製造ロットについて、メーカー側
で磁気カード等の記録媒体に記録された検量線補正値を
分析装置に読み取らせる。分析装置内ではこの補正値に
基づき内蔵検量線をその製造ロットに応じた検量線に補
正し、この補正された検量線にしたがって、ロット間隔
差が解消された物質の濃度値を得る。
子が製造されてからユーザーによって使用されるまで、
1〜2年程度の期間が経過してしまうことがあり、乾式
分析素子の試薬層が若干の経時変化を生じ、分析された
濃度出力値が製造直後のものを用いて分析された濃度出
力値から変動してしまうこともあり得る。
いる分析装置毎に濃度出力値が若干異なるという問題が
ある。
を解消してより精度の高い生化学分析を行なう手法が求
められている。
ので、乾式分析素子を用いて生化学分析を行なう際に、
該素子の製造ロット間隔差の他に該素子の経時変化や使
用する分析装置の機器間隔差等に応じた出力濃度値の変
動を防止し得るように校正曲線を作成し、その校正曲線
を利用する乾式分析素子を用いる2ステップキャリブレ
ーション方法を提供することを目的とするものである。
用いる2ステップキャリブレーション方法は、基準ロッ
トの乾式分析素子を用いた場合における特定の測定対象
成分の濃度または活性(以下単に濃度という)と光学濃
度または対応する他の物理量との対応関係を表す関数と
して基本検量線を設定しておき、前記基準ロットと異な
る製造ロットの乾式分析素子を用いて液体試料中の特定
の測定対象成分の濃度値または活性値(以下単に濃度値
という)を定量分析する前に、前記基本検量線を用いて
得られる濃度値を校正する方法において、(1)前記乾
式分析素子の前記基準ロットと異なる製造ロットにおけ
る複数個の前記素子に、前記測定対象成分の濃度値が既
知でかつ濃度の異なる複数レベルの第1の標準液を各々
点着し、その点着された前記素子について前記測定対象
成分の濃度値の測定を前記基本検量線を用いて行い、得
られた濃度値を、前記基準ロットの乾式分析素子および
前記基本検量線を用いて得られる測定値に実質的に一致
させる補正をするための第1の校正曲線を得る第1のス
テップ、(2)被検体である液体試料について前記測定
対象成分の濃度値を定量分析する前に、前記定量分析に
使用される分析装置を用い、前記定量分析に使用される
製造ロットの乾式分析素子に、前記測定対象成分の濃度
値が既知でかつ濃度の異なる所定レベルの第2の標準液
を点着し、その点着された前記素子について前記基本検
量線を用いて前記測定対象成分の濃度値を求め、ついで
得られた濃度値から前記第1の校正曲線により補正した
濃度値を求め、さらに得られた前記の補正した濃度値
を、前記基準ロットの乾式分析素子および前記基本検量
線を用いて得られる測定値に実質的に一致させる補正を
するための第2の校正曲線を得る第2のステップ、の2
つのステップからなることを特徴とするものである。
リブレーション方法は、基準ロットの乾式分析素子を用
いた場合における特定の測定対象成分の濃度または活性
(以下単に濃度という)と光学濃度または対応する他の
物理量との対応関係を表す関数として基本検量線を設定
しておき、前記基準ロットと異なる製造ロットの乾式分
析素子を用いて液体試料中の特定の測定対象成分の濃度
値または活性値(以下単に濃度値という)を定量分析す
る前に、前記基本検量線を用いて得られる濃度値を校正
する方法において、前記乾式分析素子の前記基準ロット
と異なる製造ロットにおける複数個の前記素子に、前記
測定対象成分の濃度値が既知でかつ濃度の異なる複数レ
ベルの所定の標準液を各々点着し、その点着された前記
素子について前記測定対象成分の濃度値の測定を前記基
本検量線を用いて行い、得られた濃度値を、前記基準ロ
ットの乾式分析素子および前記基本検量線を用いて得ら
れる測定値に実質的に一致させる補正をするための校正
曲線を得る1つのステップからなることを特徴とするも
のである。
る生体成分としては、例えば、血糖(グルコース)、コ
レステロール、尿素窒素(BUN)、クレアチニン、ビ
リルビン、ヘモグロビン、GOT(グルタミン酸オキザ
ロ酢酸転移酵素、別名ASTアスパルテート・アミノト
ランスフェラーゼ)、GPT(グルタミン酸ピルビン酸
転移酵素、別名ALT アラニン・アミノトランスフェ
ラーゼ)、アミラーゼ、C反応性蛋白(CRP)があ
る。
ャリブレーション方法によれば、まず、第1のステップ
で、乾式分析素子の製造ロット間隔差に応じた濃度値の
変動を除去し得る補正をなすための第1の校正曲線を
得、次に、第2のステップで、該素子の経時変化あるい
は分析装置の機器間隔差に応じた濃度値の変動を除去し
得る補正をするための第2の校正曲線を得る。
プにおいては、乾式分析素子の経時変化および上記分析
装置の機器間隔差による変動分を除去するために、まず
基本検量線を利用して算出された測定値に対し、第1の
校正曲線を利用して補正するための演算処理を施して補
正し、この第1段階で得られた補正された測定値につい
て第2の校正曲線を利用して補正するための演算処理を
施して補正しているから、該素子がメーカーから出荷さ
れた後、実際に使用されるまでに1〜2年程度も経過し
ているような場合や、実際に被検体の分析に供される装
置が、メーカー側で基本検量線を作成した際に使用され
た分析装置とは、その分析結果において大幅に相違する
ような場合においても、これらの要因に基づく変動分を
除去することができ、これにより正確な分析結果を得る
ことができ、特に過去の履歴との比較を正しいものとす
ることができる。
る第1の校正曲線は乾式分析素子の製造ロット間隔差を
解消するためのものであるから、製造ロット毎に特定の
測定対象成分(アナライト)の濃度値が既知でかつ濃度
の異なる複数レベルの所定の標準液を複数枚(1レベル
当り5〜10枚)の素子に点着して測定し、その測定値か
ら各ロット毎の補正値を決定する必要がある。しかも、
この場合の第1の校正曲線は所定の曲線形状(2次曲線
または実質的に2次式で近似できる曲線)となる場合が
多く、この曲線の関数の係数値を求めるために代入する
値は3つ以上必要となることから少なくとも3レベルの
標準液について分析操作を行なわなければならない。こ
のように、製造ロット間隔差を除去するための第1の校
正曲線を作成する作業は大きな手間を要するので、一般
には製造メーカーにおいて、乾式分析素子を製造した際
に行なうのがユーザの負担を軽減する上でも、また測定
の信頼性を高める上でも望ましい。
る第2の校正曲線は、素子の経時変化や分析測定を行な
うための機器間隔差(分析装置の経時変化によるものを
含む)による変動を除去するためのものであるから、ユ
ーザ側で使用時において行なわれることとなるが、製造
ロット毎の変動分の除去については既に第1のステップ
において行なわれており、しかも実際に使用する製造ロ
ットについてのみ行なえばよいことから、校正曲線を作
成する際のユーザーの負担はそれ程大きなものとはなら
ない。
の校正曲線を作成する場合に、その校正曲線を直線で表
わすことができるような場合には、標準液として2つの
レベル(この直線が原点を通過する場合には1つのレベ
ルでも可)を用いれば十分であり、これにより、第2の
校正曲線の作成を簡易なものとすることができる。
の校正曲線を作成する場合に、その校正曲線を直線で表
わすことが困難となるような場合には、標準液として3
つのレベルを用いて2次曲線の校正曲線を作成すること
により、ユーザーの負担を大幅に増加させずに精度の高
い分析結果を得ることができる。
の作成を省略し第2ステップのキャリブレーション(校
正)を省略する態様が本発明の第2の発明である。素子
の経時変化や機器間隔差による変動が小さくて実用上無
視できる程度である場合に採用できるキャリブレーショ
ン方法であるといえる。この第2の発明の方法は、ユー
ザーが標準液を用いて行う作業が不要であるので、ユー
ザーの負担が極めて少ないという特徴がある。
説明する。図2は本発明の一実施例の乾式分析素子を用
いる2ステップキャリブレーション方法を実施するため
の生化学分析装置の概略構成を示す斜視図である。
または矩形状の乾式分析フイルム片1(以下、フイルム
片1と称する)を積層収容したカートリッジ20を複数個
貯蔵しているフイルム片供給装置11(サプライヤ)と、
上記フイルム片供給装置11の側方に配設され試料液が点
着されたフイルム片1を所定時間恒温保持するインキュ
ベータ12と、前記フイルム片供給装置11からインキュベ
ータ12にフイルム片1を吸盤70により吸着しつつ搬送す
るフイルム搬送手段13と、たとえば血清,尿等の複数の
試料液を収容する試料液収容手段14(サンプラ)と、フ
イルム搬送手段13によってインキュベータ12に搬送する
までの間に試料液収容手段14の試料液を取り出し、つい
で試料液をフイルム片1に点着する点着手段15と、イン
キュベータ12の下方に配設された測定手段16(光学的測
定手段)とを備えている。
願出願人が既に開示している特開平7-35746 号(EP
0 634 657A)公報等に記載されている。
タレート(PET)やポリスチレン等の有機ポリマシー
ト等のプラスチックシートからなる光透過性の支持体上
に試薬層を塗布または接着等により設け、この上に展開
層をラミネート法等により積層したフイルム片(チッ
プ)であり、従来の化学分析スライドにおけるフレーム
に相当するものは有していない。
インダまたは濾紙、布、微多孔性ポリマーシートなどの
多孔性層の中にアナライトに選択的に反応する検出試薬
および発色反応に必要な試薬(化学分析試薬または免疫
分析試薬)成分が含まれる少なくとも1つの層で構成さ
れている。
強い材料例えばポリエステル等の合成繊維からなる織物
布地や編み物布地、天然繊維と合成繊維との混紡による
織物布地、編み物布地、不織布等もしくは紙から構成さ
れて保護層として機能するとともに、この展開層上に点
着された試料液を試薬層上に一様に供給し得るように展
延する。
は、インキュベータ12によりインキュベーションが行な
われ、このインキュベータ12の下方に配設された測定手
段16により測定される。この測定手段16は、フイルム片
1と試料液との呈色反応による光学濃度を測定するため
の測光ヘッドを有する。この測光ヘッドは所定波長の光
を含む測定用照射光を光透過性の支持体を透過し試薬層
に照射して、その反射光を光検出素子で検出するもので
あり、測光ヘッドには光源からの光が入射され、測光ヘ
ッド内で該光が試薬層に照射される。
成された色素量に応じた光情報(具体的には光量)を担
持しており、この光情報を担持した反射光が測光ヘッド
の光検出素子に入射して光電変換され、アンプを介して
物質濃度(または活性)決定部(以下単に物質濃度決定
部ということがある)に送出される。この物質濃度決定
部では、入力された電気信号のレベルに基づき試薬層中
で生成された色素の光学濃度を判定し、次に、光学濃度
−物質濃度(または活性)の変換関数である検量線を用
い、試料液中の所定の生化学物質の物質濃度を特定する
ための演算処理を実施する。
過または反射光学濃度、あるいは電位値等の光学濃度に
対応する他の物理量と所定の生化学物質の物質濃度との
対応を表わす関数曲線であって、製造メーカーがフイル
ム片1を生産した直後において、選択された基準ロット
のフイルム片1を用い所定の分析装置を用いて所定の測
定対象成分(アナライト)である生化学物質毎に作成し
た基本検量線であり、この基本検量線は上記物質濃度決
定部のメモリ内に格納される。
フイルム片1を用い、所定の分析装置を用いて所定の生
化学物質毎に作成されたものであり、ユーザが使用する
際には、一般に基準ロット以外の製造ロットのフイルム
片1が使用されることになるのであって、このロット間
で上記反射光学濃度と物質濃度との関係が異なってく
る。また、上記フイルム片1は製造メーカーで生産され
てから、ユーザ側でしばらく保存された後に使用される
場合が多く、また、実際にユーザが使用している分析装
置は製造メーカーが基本検量線を作成した場合に用いた
分析装置と異なっている場合も多く、これら経時変化お
よび機器間隔差に基づく変動分により、分析後の反射光
学濃度と物質濃度との関係は上記基本検量線とは異なっ
たものとなっている。
基づく測定濃度の変動分を除去し得る校正曲線を作成
し、その校正曲線を利用して基本検量線を利用して得ら
れる測定値を2段階で補正する。すなわち、第1のステ
ップでは上記製造ロット間隔差による変動分を除去する
ように基本検量線(図3に例示)を利用して算出された
測定値を第1の校正曲線(図4に例示)を利用して補正
するための演算処理を施し、次に、第2のステップで乾
式分析素子の経時変化および上記分析装置の機器間隔差
による変動分を除去するように基本検量線を利用して算
出された測定値を第1の校正曲線を利用して補正するた
めの演算処理を施して補正し、この第1段階で得られた
補正された測定値をさらに第2の校正曲線(図1に例
示)を利用して補正するための演算処理を施して第2段
階の補正をする。
し、次にこの基本検量線を利用して得られる測定値を補
正する方法について第1のステップと第2のステップに
分けて説明する。
て、測定対象成分の既知で異なる濃度値(標準濃度値)
(例えばH,M,L)を有する複数(例えば3〜4個)
の標準液(例えばヒトの血清)について、選択された基
準ロットのフイルム片1を用い、被検成分の定量分析を
行なうのと同様の手法で反射光学濃度値(ODR )(例
えばRH 、RM 、RL )を求め、この測定値をプロット
して図3に示す如き、基本検量線を得る。この基本検量
線は生化学分析装置10に装填される、図示されないFD
(磁気ディスク)、MO(光磁気ディスク)、CD−R
OM(読み出し専用光ディスク)、ICカードあるいは
ROM等に記憶される。なお、この基本検量線は測定項
目(測定対象成分;アナライト)別に各々作成され、記
憶される。
製造ロット毎に、測定対象成分の既知で異なる3レベル
の濃度値(s,t,u)を有する標準液を多数枚(1レ
ベル当り5〜10枚)のフイルム片1に点着し、被検成分
の定量分析を行なうのと同様の手法で測定対象成分の濃
度値(S,T,U)を求め、この測定値をプロットして
図4に示す如き曲線P2 を得る。次に、対象ロットのフ
イルム片1の測定濃度値と基準ロットのフイルム片1の
表示値を合わせるために、上記曲線P2 をy=xで表わ
される直線P1 に補正する第1の校正曲線を導出する。
合、2次曲線y=ex2 +dx+cに対し、(x,y)
=(S,s),(T,t),(U,u)を代入し、3つ
の係数e,d,cを求め第1の校正曲線を導出する。
して磁気カードに記憶され(記録し保存され)、当該製
造ロットのフイルム片1と共にユーザー(医療機関、研
究所等で生化学分析装置を操作する人)に供給される。
定められた測定対象成分用の試薬が含まれる少なくとも
1つの層を有するフイルム片1に対応する測定対象成分
のコード、測定対象成分の名称、被検液の点着液量、フ
イルム片1内の色の光学濃度を測定する波長、測定によ
り得られた光学濃度値に基づくデータを演算処理するプ
ロセス、定量域、表示範囲、表示桁数、表示単位などを
含む固定的情報、さらにはフイルム片1のロット毎の測
定値の差異を補正するためのロット番号、ロット毎に確
定された第1のステップで得られた第1の校正曲線を導
出するための補正係数などを含む変動情報等が記録され
ている。
ド、光学的読取り用文字・数字(Optical Characte
r )または光学的マーク等の光学的可読コードとして記
録保持されている光学的可読カード、不揮発性の電気的
コードまたは電磁気的コードとして記録保持されている
ICカード等の機械可読媒体を用いることができる。
る必要のない情報を意味する。
的に接続された磁気カードリーダ(図示せず)により、
フイルム片1の測定直前に、磁気カードに記録されてい
る各種情報を読み取らせる。これにより生化学分析装置
10は内蔵しているメモリ内に上記第1の校正曲線の情報
の他該読み取った各種情報を取り込む。
製造ロットのフイルム片1を用い、予め基本検量線と関
係づけられた測定対象成分の既知で異なる濃度値を有す
る2レベル(v,w)の標準液(キャリブレータ)を該
フイルム片1に点着し、実際に被検成分を測定する第1
の校正曲線情報が取りこまれている生化学分析装置10を
用いて、その物質濃度値(V,W)を得、この測定値を
プロットして図1に示す如き直線Q2 を得る。次に、こ
の対象機器および対象製造ロットでの表示値をキャリブ
レータ表示値に合わせるために、上記直線Q2 をy=x
で表わされる直線Q1 に補正する第2の校正曲線を導出
する。
(x,y)=(V,v),(W,w)を代入し、2つの
係数f,gを求め、第2の校正曲線(直線)を得る。
段16の測光ヘッドによって読み取られた濃度値に基づき
自動的に、もしくはオペレータによる測定装置の前面に
設けられたパネル、キーボード、又は測定装置に接続さ
れた装置駆動/操作用のパソコンのキーボード等の入力
手段からの入力により前記生化学分析装置10内のメモリ
に格納される。このメモリに格納された第2の校正曲線
の情報とに基づき、測定値を、実際に使用される製造ロ
ットのフイルム片1の経時変化、および実際に使用され
る生化学分析装置10の機器特性に対応させることができ
る。
Q2 が原点を通過する場合にはこの原点の他に1点が定
まれば直線を特定できるので標準液(キャリブレータ)
のレベルを1つとすることも可能である。
目によっては第2の校正曲線を直線で定義することがで
きないこともあり、この場合には、標準液(キャリブレ
ータ)のレベルは少なくとも3つ必要とされる。
は、上記生化学分析装置10内のメモリに格納され、この
後被検成分の定量分析は、基本検量線を用いて算出され
た測定値を第1の校正曲線を用いて第1段階の補正を施
し、ついで第1段階で得られた補正された測定値を、さ
らに第2の校正曲線を用いて第2段階の補正を施すこと
により最終の所定の補正された測定値とする方法により
実行される。
を行なって最終の補正された測定値を得るようにした場
合には、第1のステップの製造ロット間隔差に伴なう補
正量が大きく、第2のステップの経時変化および機器間
隔差に伴なう補正量が小さい場合に特に有効である。
行なうようにすれば、ユーザー側で行なう第2のステッ
プの補正操作で、与える標準液の濃度レベルが比較的少
なくて済むことから、ユーザーの手間が軽減されるとと
もに測定値の高信頼性にもつながり好ましい。
る変動が小さくて実用上無視できる程度である場合に
は、第2ステップの第2の校正曲線の作成を省略し第2
のキャリブレーションを省略する事が可能である。この
態様が本発明の第2の発明である。第2の発明の方法に
おいては、ユーザーが行う作業としては、分析フイルム
片1が従来使用していた製造ロットと異なる製造ロット
である場合に、生化学分析装置10とデータバスが接続さ
れた(または生化学分析装置10に内蔵された)磁気カー
ドリーダー(図示せず)に、磁気カードに記録保持され
ている前記の各種情報を読み取らせる作業をするだけで
キャリブレーションが完了する。第2の発明の方法にお
いては、標準液を用いて行う作業が不要であるので、ユ
ーザーの負担が極めて少ない。
限られるものではなく、種々の態様の変更を取り得る。
例えば、上記乾式分析フイルム片に代えて、フレーム付
きの乾式分析スライド、支持体無しまたは支持体付きの
乾式分析試験片等を用いることも可能である。
を説明する。
ル)により表わした場合の実験例である。
分のフイルム片と最下部分のフイルム片をサンプルと
し、該サンプルに蒸留水H2 Oおよび3レベルの管理血
清(低L,中M,高Hレベル)よりなる4レベルの標準液
(各管理血清はそれぞれ5枚のフィルム片に、蒸留水は
2枚のフィルム片に)を点着し、Ca(カルシウム)成
分について濃度測定を行なった。
準値と、各標準液レベル毎の測定平均値との2次回帰式
を最小2乗法により求め、前述したy=ex2 +dx+
cの(x,y)に数値代入して3つの係数c,d,eを
求めた。
eの算出値、およびc,d,eを上記2次関数に代入し
て得られた第1の校正曲線を用いて得られた上記測定平
均値を下記表1に示す。なお、以下の全ての表における
濃度値の単位はmg/dLである。
ために、上記とは別の管理血清(レベル1,2;既知濃
度)の濃度を基準値とし、この管理血清についての測定
を行ない、上記第1の校正曲線を利用して第1段階の補
正を実行する演算処理を施して、第1段階の補正をされ
た測定値を得た。下記表2に各レベルの基準値、測定値
および補正された測定値を示す。
析装置(富士ドライケム)を用い基準分析装置と同等の
測定値となるように補正を行なった。
1の校正曲線に基づき、機器間隔差およびフイルム片1
の経時変化を考慮した第2の校正曲線を作成し、この第
2の校正曲線を利用して第2段階の補正を実行する演算
処理を施して、第2段階の補正をされた測定値を求め
た。
いて、最上部分のフイルム片と最下部分のフイルム片を
サンプルとし、該サンプルに3レベルの管理血清(低
L,中M,高Hレベル;基準値)よりなる3レベルの標
準液(各管理血清はそれぞれ5枚のフィルム片に点着し
た)を用い、2次関数y=hx2 +gx+fの3つの係
数f,g,hを2次回帰による最小2乗法により求め
た。
g,hの算出値を下記表3に示す。
めに、上記とは別の管理血清(レベル1,2;既知濃
度)の濃度を基準値とし、この管理血清についての測定
を行ない、上記f,g,hを上記2次関数に代入して得
た第2の校正曲線により、補正した測定値を得た。下記
表4に各レベルの基準値、測定値および補正された測定
値を示す。
正曲線を用いて補正された測定値は基準値に極めて近い
値となった。
曲線を図5に示す。
より表わした場合の実験例である。なお、第1のステッ
プについては上記実験例1と同様であるから記載を省略
する。
析装置(富士ドライケム)を用い基準分析装置と同等の
測定値となるように補正を行なった。
1の校正曲線に基づき、機器間隔差およびフイルム片1
の経時変化を考慮した第2の校正曲線を作成し、この第
2の校正曲線を利用して第2段階の補正を実行する演算
処理を施して第2段階の補正をされた測定値を求めた。
いて、最上部分のフイルム片と最下部分のフイルム片を
サンプルとし、該サンプルに2レベルの管理血清(低
L,高Hレベル;基準値)よりなる2レベルの標準液
(各管理血清はそれぞれ2枚のフィルム片に点着した)
を用い、直線y=gx+fの2つの係数f,gを最小2
乗法により求めた。
時品(45℃で2週間保存の強制劣化試験を行ったもの)
の2種について各々行なった。
ルは9.3 mg/dLとした。下記表5に製造直後のも
の、および経時品についての2つの係数f,gの値を示
す。
めに、上記とは別の管理血清(レベル1,2;既知濃
度)を基準値とし、この基準値を用いて測定し、上記
f,gを上記1次関数に代入して得た第2の校正曲線を
利用して第2段階の補正を実行する演算処理を施して第
2段階の補正をされた測定値を得た。下記表6に各レベ
ルの基準値、測定値および補正された測定値を示す。
正曲線を用いて補正された測定値は基準値に極めて近い
値となった。
合における特定の測定対象成分の濃度または活性(以下
単に濃度という)と光学濃度または対応する他の物理量
との対応関係を表す関数として基本検量線を設定してお
き、前期基準ロットと異なる製造ロットの乾式分析素子
を用いて液体試料中の特定の測定対象成分の濃度値また
は活性値(以下単に濃度値という)を定量分析する前
に、前記基本検量線を用いて得られる濃度値を校正する
方法において、(1)前記乾式分析素子の前記基準ロッ
トと異なる製造ロットにおける複数個の前記素子に、前
記測定対象成分の濃度値が既知でかつ濃度の異なる複数
レベルの第1の標準液を各々点着し、その点着された前
記素子について前記測定対象成分の濃度値の測定を前記
基本検量線を用いて行い、得られた濃度値を、前記基準
ロットの乾式分析素子および前記基本検量線を用いて得
られる測定値に実質的に一致させる補正をするための第
1の校正曲線を得る第1のステップ、(2)被検体であ
る液体試料について前記測定対象成分の濃度値を定量分
析する前に、前記定量分析に使用される分析装置を用
い、前記定量分析に使用される製造ロットの乾式分析素
子に、前記測定対象成分の濃度値が既知でかつ濃度の異
なる所定レベルの第2の標準液を点着し、その点着され
た前記素子について前記基本検量線を用いて前記測定対
象成分の濃度値を求め、ついで得られた濃度値から前記
第1の校正曲線により補正した濃度値を求め、さらに得
られた前記の補正した濃度値を、前記基準ロットの乾式
分析素子および前記基本検量線を用いて得られる測定値
に実質的に一致させる補正をするための第2の校正曲線
を得る第2のステップ、の2つのステップからなること
を特徴とする乾式分析素子を用いる2ステップキャリブ
レーション方法。
点を通る直線であり、前記第2の標準液の所定レベルの
個数が1である実施態様項1に記載の乾式分析素子を用
いる2ステップキャリブレーション方法。
線であり、前記第2の標準液の所定レベルの個数が2で
ある実施態様項1に記載の乾式分析素子を用いる2ステ
ップキャリブレーション方法。
次曲線または実質的に2次式で近似できる曲線であり、
前記第2の標準液の所定レベルの個数が3である実施態
様項1に記載の乾式分析素子を用いる2ステップキャリ
ブレーション方法。
出するための係数が、磁気コードとして記録保持されて
いる磁気カード、バーコード、光学的読取り用文字・数
字(Optical Character )または光学的マーク等の
光学的可読コードとして記録保持されている光学的可読
カード、不揮発性の電気的コードまたは電磁気的コード
として記録保持されているICカード等の機械可読媒体
に記録保持されている実施態様項1に記載の乾式分析素
子を用いる2ステップキャリブレーション方法。
子を用いた場合における特定の測定対象成分の濃度また
は活性(以下単に濃度という)と光学濃度または対応す
る他の物理量との対応関係を表す関数として基本検量線
を設定しておき、前期基準ロットと異なる製造ロットの
乾式分析素子を用いて液体試料中の特定の測定対象成分
の濃度値または活性値(以下単に濃度値という)を定量
分析する前に、前記基本検量線を用いて得られる濃度値
を校正する方法において、前記乾式分析素子の前記基準
ロットと異なる製造ロットにおける複数個の前記素子
に、前記測定対象成分の濃度値が既知でかつ濃度の異な
る複数レベルの所定の標準液を各々点着し、その点着さ
れた前記素子について前記測定対象成分の濃度値の測定
を前記基本検量線を用いて行い、得られた濃度値を、前
記基準ロットの乾式分析素子および前記基本検量線を用
いて得られる測定値に実質的に一致させる補正をするた
めの校正曲線を得る1つのステップからなることを特徴
とする乾式分析素子を用いるキャリブレーション方法。
線または実質的に2次式で近似できる曲線であり、前記
の標準液の所定レベルの個数が3である実施態様項6に
記載の乾式分析素子を用いるキャリブレーション方法。
るための係数が、磁気コードとして記録保持されている
磁気カード、バーコード、光学的読取り用文字・数字
(Optical Character )または光学的マーク等の光
学的可読コードとして記録保持されている光学的可読カ
ード、不揮発性の電気的コードまたは電磁気的コードと
して記録保持されているICカード等の機械可読媒体に
記録保持されている実施態様項6に記載の乾式分析素子
を用いるキャリブレーション方法。
るためのグラフ
置を示す概略図
めのグラフ
るためのグラフ
を示すグラフ
Claims (2)
- 【請求項1】 基準ロットの乾式分析素子を用いた場合
における特定の測定対象成分の濃度または活性(以下単
に濃度という)と光学濃度または対応する他の物理量と
の対応関係を表す関数として基本検量線を設定してお
き、前記基準ロットと異なる製造ロットの乾式分析素子
を用いて液体試料中の特定の測定対象成分の濃度値また
は活性値(以下単に濃度値という)を定量分析する前
に、前記基本検量線を用いて得られる濃度値を校正する
方法において、(1)前記乾式分析素子の前記基準ロッ
トと異なる製造ロットにおける複数個の前記素子に、前
記測定対象成分の濃度値が既知でかつ濃度の異なる複数
レベルの第1の標準液を各々点着し、その点着された前
記素子について前記測定対象成分の濃度値の測定を前記
基本検量線を用いて行い、 得られた濃度値を、前記基準ロットの乾式分析素子およ
び前記基本検量線を用いて得られる測定値に実質的に一
致させる補正をするための第1の校正曲線を得る第1の
ステップ、(2)被検体である液体試料について前記測
定対象成分の濃度値を定量分析する前に、前記定量分析
に使用される分析装置を用い、前記定量分析に使用され
る製造ロットの乾式分析素子に、前記測定対象成分の濃
度値が既知でかつ濃度の異なる所定レベルの第2の標準
液を点着し、その点着された前記素子について前記基本
検量線を用いて前記測定対象成分の濃度値を求め、つい
で得られた濃度値から前記第1の校正曲線により補正し
た濃度値を求め、 さらに得られた前記の補正した濃度値を、前記基準ロッ
トの乾式分析素子および前記基本検量線を用いて得られ
る測定値に実質的に一致させる補正をするための第2の
校正曲線を得る第2のステップ、の2つのステップから
なることを特徴とする乾式分析素子を用いる2ステップ
キャリブレーション方法。 - 【請求項2】 基準ロットの乾式分析素子を用いた場合
における特定の測定対象成分の濃度または活性(以下単
に濃度という)と光学濃度または対応する他の物理量と
の対応関係を表す関数として基本検量線を設定してお
き、前記基準ロットと異なる製造ロットの乾式分析素子
を用いて液体試料中の特定の測定対象成分の濃度値また
は活性値(以下単に濃度値という)を定量分析する前
に、前記基本検量線を用いて得られる濃度値を校正する
方法において、 前記乾式分析素子の前記基準ロットと異なる製造ロット
における複数個の前記素子に、前記測定対象成分の濃度
値が既知でかつ濃度の異なる複数レベルの所定の標準液
を各々点着し、その点着された前記素子について前記測
定対象成分の濃度値の測定を前記基本検量線を用いて行
い、 得られた濃度値を、前記基準ロットの乾式分析素子およ
び前記基本検量線を用いて得られる測定値に実質的に一
致させる補正をするための校正曲線を得る1つのステッ
プからなることを特徴とする乾式分析素子を用いるキャ
リブレーション方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12439996A JPH1019784A (ja) | 1995-05-19 | 1996-05-20 | 乾式分析素子を用いる2ステップキャリブレーション方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12124095 | 1995-05-19 | ||
JP10940196 | 1996-04-30 | ||
JP7-121240 | 1996-04-30 | ||
JP8-109401 | 1996-04-30 | ||
JP12439996A JPH1019784A (ja) | 1995-05-19 | 1996-05-20 | 乾式分析素子を用いる2ステップキャリブレーション方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1019784A true JPH1019784A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=27311462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12439996A Pending JPH1019784A (ja) | 1995-05-19 | 1996-05-20 | 乾式分析素子を用いる2ステップキャリブレーション方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1019784A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004219218A (ja) * | 2003-01-14 | 2004-08-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 自動分析装置 |
JP2004233348A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-08-19 | Bayer Healthcare Llc | 試験機器の較正データ入力システム |
CN117129371A (zh) * | 2023-10-27 | 2023-11-28 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 面密度测量仪的标定方法、装置和可读存储介质 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP12439996A patent/JPH1019784A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004219218A (ja) * | 2003-01-14 | 2004-08-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 自動分析装置 |
JP2004233348A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-08-19 | Bayer Healthcare Llc | 試験機器の較正データ入力システム |
CN117129371A (zh) * | 2023-10-27 | 2023-11-28 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 面密度测量仪的标定方法、装置和可读存储介质 |
CN117129371B (zh) * | 2023-10-27 | 2024-04-09 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 面密度测量仪的标定方法、装置和可读存储介质 |
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Effective date: 20050809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
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A521 | Written amendment |
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