JPH10197384A - 漏洩検出装置 - Google Patents

漏洩検出装置

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JPH10197384A
JPH10197384A JP1600697A JP1600697A JPH10197384A JP H10197384 A JPH10197384 A JP H10197384A JP 1600697 A JP1600697 A JP 1600697A JP 1600697 A JP1600697 A JP 1600697A JP H10197384 A JPH10197384 A JP H10197384A
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JP
Japan
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fluid
tank
primary
heat exchanger
electrodes
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JP1600697A
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Yasushi Uchida
恭嗣 内田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器の細管からの漏洩を早期に検出し、
確実な警報を出力する漏洩検出装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 熱交換器1の2次側の下流に設置された
タンク2は、常時は2次側流体を内部に導き所定の配管
4に環流させ、タンクの底部にも2次側流体が滞留す
る。一方、熱交換器1の1次側流体が漏洩し熱交換器1
の2次側流体と混合したときは、その混合流体から1次
側流体を分離しタンク2の底部に導き、2次側流体は所
定の配管4に環流させる。そして、漏洩検出部5は、タ
ンク2の底部に導かれた流体の電気伝導度に基づいてタ
ンク2の底部の流体が1次側流体であるか否かを判定
し、1次側流体であるときは1次側流体が漏洩している
と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器の1次側
と2次側とを流れる流体の漏洩を検出する漏洩検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、化学プラントや発電プラントに
は、給排水、潤滑油、作動油、薬品等の多数の流体が配
管を絶えず循環している。これらの流体の多くは、熱交
換器により一定の温度範囲になるように制御されてい
る。
【0003】ここで、熱交換器の1次側から2次側へ、
またはその逆に流体が溢れ出した場合には、これらの流
体の漏洩はわずかな漏洩でも、物的、人的損害の可能性
がある。中でも潤滑油、作動油等の油脂類や薬品等の漏
洩が発生すると、制御機器の動作が不安定になったり、
プラント停止に陥る危険性がある。また、これらの漏洩
流体が熱交換器の洩れ出た側の流体の汚染原因ともな
る。
【0004】従来は、熱交換器の漏洩発生を自動的に検
出する手段が無かったため、多量な漏洩が発生し、制御
機器の動作不安定やプラント停止に陥らないと漏洩の発
生に気づかない場合が多かった。このため、熱交換器か
らの流体の漏洩の早期検出は、これらの事故を防ぐため
に非常に有効である。
【0005】そこで、フェイルセイフの考えから熱交換
器の片方の流体の圧力を他方の流体の圧力より高くした
もので、大気開放型のタンクを設けるようにしたものに
対しては、このタンクにレベル監視用窓を設け、監視員
が定期的に巡回点検を行い目視により漏洩を確認するよ
うにしている。
【0006】また、最近では、このタンクに熱交換器の
1次側と2次側の流体の比重差を利用したレベル計を設
置し、熱交換器に漏洩があるとこのレベル計で検出する
ようにしたものも採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
監視員による巡回点検は、一定時間毎に定期的に実施さ
れるものであるので、巡回点検による熱交換器からの漏
洩検出はリアルタイム性に欠けるという問題がある。例
えば、ある巡回点検と次の巡回点検との間に発生し、短
時間で漏洩量が増加するような突発的な漏洩をリアルタ
イムに検出することは難しい。
【0008】タンクの設置場所が、配管等が複雑に入り
組んだ場所の場合は、目視点検が難しく、その判断には
個人差があり信頼性に欠ける面がある。また、漏洩量が
多量でないと漏洩の発生を確認できない場合がある。さ
らに、巡回点検は、早朝、深夜を問わず行う必要がある
ため、監視員の負担が大きい。
【0009】一方、レベル計を用いる漏洩検出では、1
次側流体と2次側漏洩流体との比重差が小さい場合、レ
ベル計の動作が不安定で誤警報が多いと言う問題点があ
り、また、漏洩がある程度以上の多量でないと検出でき
ないという問題点があった。
【0010】本発明の目的は、熱交換器の細管からの漏
洩を早期に検出し、確実な警報を出力する漏洩検出装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
漏洩検出装置は、熱交換器の2次側の下流に設置され熱
交換器の1次側流体が漏洩し熱交換器の2次側流体と混
合したときはその混合流体から1次側流体を分離し底部
に導くタンクと、タンクの底部に導かれた流体の電気伝
導度に基づいてタンクの底部の流体が1次側流体である
か否かを判定し1次側流体であるときは1次側流体が漏
洩していると判定する漏洩検出部とを備えたものであ
る。
【0012】請求項1の発明に係わる漏洩検出装置で
は、熱交換器の2次側の下流に設置されたタンクは、常
時は2次側流体を内部に導き所定の配管に環流させ、タ
ンクの底部にも2次側流体が滞留する。一方、熱交換器
の1次側流体が漏洩し熱交換器の2次側流体と混合した
ときは、その混合流体から1次側流体を分離しタンクの
底部に導き、2次側流体は所定の配管に環流させる。そ
して、漏洩検出部は、タンクの底部に導かれた流体の電
気伝導度に基づいてタンクの底部の流体が1次側流体で
あるか否かを判定し、1次側流体であるときは1次側流
体が漏洩していると判定する。
【0013】請求項2の発明に係わる漏洩検出装置は、
請求項1の発明において、タンクの内部には、傾斜を持
たせた複数段の仕切板を設けたものである。
【0014】請求項2の発明に係わる漏洩検出装置で
は、請求項1の発明の作用に加え、タンク内部の仕切板
は、熱交換器の2次側から流入する流体により内部に対
流やこれに伴う流体の泡立ちが起きにくいように、また
比重の大きい流体が沈殿し易いように作用する。
【0015】請求項3の発明に係わる漏洩検出装置は、
請求項1又は請求項2の発明において、タンクの底部を
逆錐体形に形成したものである。
【0016】請求項3の発明に係わる漏洩検出装置で
は、請求項1又は請求項2の発明の作用に加え、熱交換
器の1次側から漏洩した比重の大きい流体は、タンク底
部の逆錐体形によりタンク底部の一カ所に集中する。
【0017】請求項4の発明に係わる漏洩検出装置は、
請求項1乃至請求項3の発明において、漏洩検出部は、
タンク底部に導かれた流体に電圧を印加するための一対
の電極を有しその電流値を検出する電流計測部と、電流
計測部で検出された電流値に基づきタンク底部に導かれ
た流体の電気伝導度を判定しタンクの底部の流体が1次
側流体であるか否かを判定する判定部と、判定部で1次
側流体であると判定されたときは1次側流体が漏洩して
いることの警報出力を行う警報出力部とを備えたもので
ある。
【0018】請求項4の発明に係わる漏洩検出装置は、
請求項1乃至請求項3の発明の作用に加え、一対の電極
を有した電流計測部でタンク底部に導かれた流体に電圧
を印加しそのときの電流値を検出する。そして、判定部
は、電流計測部で検出された電流値に基づきタンク底部
に導かれた流体の電気伝導度を判定しタンクの底部の流
体が1次側流体であるか否かを判定し、判定部で1次側
流体であると判定されたときは、警報出力部は1次側流
体が漏洩していることの警報出力を行う。
【0019】請求項5の発明に係わる漏洩検出装置は、
請求項4の発明において、電流計測部は、タンク底部の
流体を内部に取り入れる計測部本体と、計測部本体に収
納され取り入れられたタンク底部の流体に電圧を印加す
る一対の電極とから構成され、計測部本体は、タンクの
下部とフランジを介して取り付けられたものである。
【0020】請求項5の発明に係わる漏洩検出装置で
は、請求項4の発明の作用に加え、電流計測部のメンテ
ナンスを行うときは、計測部本体と取り合っているタン
クの下部のフランジを外して行う。
【0021】請求項6の発明に係わる漏洩検出装置は、
請求項5の発明において、電流計測部の一対の電極は、
フランジを介して電流計測部の計測部本体と取り付けら
れるようにしたものである。
【0022】請求項6の発明に係わる漏洩検出装置で
は、請求項5の発明の作用に加え、電流計測部の電極部
の点検を行うときは、計測部本体のフランジを取り外し
て行う。
【0023】請求項7の発明に係わる漏洩検出装置は、
請求項6の発明において、電流計測部の計測部本体の前
後に仕切弁を設けたものである。
【0024】請求項7の発明に係わる漏洩検出装置で
は、請求項6の発明の作用に加え、計測部本体の前後の
仕切弁を閉じて電極間の洗浄を行う。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態を示す構成図である。
熱交換器1は1次側流体と2次側流体との間で熱交換を
行うものであり、1次側流体は熱交換器1の細管に導か
れ2次側流体と熱交換される。熱交換を終えた2次側流
体は、熱交換器1の2次側下流系統に設けられたタンク
2に回収され、ポンプ3により配管4に環流することに
なる。
【0026】ここで、以下の説明では、熱交換器1の1
次側流体の圧力が2次側に比べて高く、1次側流体の比
重が2次側流体の比重に比べて大きく、また、1次側流
体の電気伝導度が2次側流体の電気伝導度に比べて低い
場合について説明する。いま、1次側流体が破断したと
すると、1次側流体の方が2次側流体より圧力が高いの
で、1次側流体が漏洩し2次側流体に混入する。そし
て、その混合した流体はタンク2に導かれることにな
る。
【0027】タンク2は、1次側から漏洩した1次側流
体を分離し、その1次側流体をタンク2の底部に沈殿さ
せるものである。すなわち、1次側流体は2次側流体よ
り比重が大きいので、1次側流体はタンク2の底部に滞
留し、2次側流体はタンク2の上部に滞留することにな
る。タンク2の上部に滞留する2次側流体は、ポンプ3
により配管4に環流することになる。
【0028】タンク2の底部に滞留する流体は漏洩検出
部5に取り込まれ、1次側流体が漏洩しているか否かが
検出される。すなわち、タンク2の下部には漏洩検出部
5が設けられており、タンク2の底部に滞留する流体は
漏洩検出部5の電流計測部7に導入される。電流計測部
7の前後には仕切弁6A及び仕切弁6Bが設けられてお
り、電流計測部7への流体の流入や排出ができるように
なっている。
【0029】電流計測部7は一対の電極を有し取り込ま
れた流体に電圧を印加するものであり、その場合に流体
に流れる電流値を検出する。この電流計測部7で検出さ
れた電流値は判定部8に入力され、1次側流体か2次側
流体かの判定を行う。そして、1次側流体であると判定
したときは、1次側流体が漏洩している旨の警報を警報
出力部9に出力する。
【0030】すなわち、1次側流体の漏洩がないとき
は、タンク2の底部に滞留する流体は2次側流体である
ので、判定部8での判定は2次側流体の電気伝導度が検
出される。一方、1次側流体の漏洩があるときは、タン
ク2の底部に滞留する流体は1次側流体であるので、判
定部8での判定は1次側流体の電気伝導度が検出され、
この場合は、警報出力部9に警報が出力される。
【0031】このように、本発明の実施の形態では、熱
交換器1から漏洩した比重の大きく電気導電度の小さい
1次側流体は、熱交換器1の2次側下流に設置した流体
分離用のタンク2の底部に沈殿し漏洩検出部5の電流計
測部7に導かれる。電流計測部7ではこの沈殿した流体
の電気伝導度に対応し、電流計測部7の電極間の電流変
化が変化する。判定部8ではこの変化を予め設定してお
いた設定値と比較すること漏洩を検出し、漏洩と判定し
たときは警報出力装置9に警報出力する。従って、1次
側流体の漏洩は自動的に検出できる。
【0032】次に、図2は本発明の実施の形態における
タンク2の説明図である。図2において、タンク2の内
部には、傾斜を持たせた複数段の仕切板10が設けられ
ている。これは、熱交換器1の1次側からの漏洩流体を
含んだ2次流体がタンク2に流入する際に、タンク2の
内部で対流が起こるのを防ぐためである。すなわち、タ
ンク2の内部での対流により、いつまでも1次側からの
漏洩流体が2次側流体内に浮遊し漂うことのないように
するためである。また、この仕切板10は、漏洩流体が
タンク2の底部に沈殿し易いように、下方に傾斜を持た
せた角度でタンク2の内壁に取り付けられている。
【0033】また、タンク2の底部は、逆円錐形や逆多
角錐形のような逆錐形の構造となっており、沈殿した比
重の大きい1次側流体を漏洩検出部5の電流計測部7に
確実に導くようになっている。
【0034】次に、図3は、漏洩検出部5の判定部8の
説明図である。電流計測部7で計測されたタンク2の底
部に滞留する流体を流れる電流値は、判定部8の電流比
較手段11に入力される。電流比較手段11では、電流
計測部7からの電流値と予め記憶手段12に記憶された
設定値とを比較する。すなわち、1次側流体の電気伝導
度に対応した設定値を記憶手段12に記憶しておき、検
出した電流値がその設定値の範囲内に入ったときは、1
次側流体であると判定する。そして、1側流体であると
判定したときは警報出力部9に1次側流体の漏洩である
旨の警報を出力する。
【0035】図4は、電流計測部7のタンク2の下部へ
の取付状況を示す説明図である。タンク2の最下部には
フランジ13Aが設けられ、このフランジ13Aに対し
て仕切弁6Aのフランジ13Bが取り合うようになって
いる。そして、仕切弁6Aのフランジ13Cと電流計測
部7の計測部本体7Aのフランジ13Dが取り合い接続
されている。また、電流計測部7の計測部本体7Aにも
フランジ13Eが取り付けられており、電流計測部7の
電極部7Bのフランジ13Fと取り合うようになってい
る。同様に、仕切弁6Bのフランジ13Gと計測部本体
7Aのフランジ13Gとが取り合うようになっている。
【0036】このように、計測部本体7Aは、仕切弁6
A及び仕切弁7Bを介して設けられているので、計測部
本体7Aに収納された一対の電極間の洗浄が容易に実施
できるようになっている。また、電極部7Bのフランジ
13Fは計測部本体7AのフランジEと取り合っている
ので、容易に着脱が可能であり電極部の点検が容易に実
施可能である。同様に、計測部本体7Aは、それぞれフ
ランジ13を介して取り付けられているので、そのメン
テナンスを容易に行うことが可能である。
【0037】次に、図5は、電流計測部7の電極部7B
の説明図である。電流計測部7の電極部7Bは、一対の
電極14A、14Bから構成され、両電極の一端は流体
に接触し、その他の部分は接触しないようにモールド1
5された構造となっている。また、流体に接触する電極
14A、14Bの状態確認および汚れの洗浄等のメンテ
ナンス性を考慮しフランジ13Eを有した構造となって
いる。上記電極14A、14B間には、常時一定の電圧
が印加されており、電極14A、14B間の流体の電気
伝導度に応じた電流値が流れている。
【0038】この電流値は判定部8にて予め設定された
電流値と比較され、漏洩の発生を監視する。つまり、電
極14A、14B間が1次側流体を含まない電気伝導度
の高い流体で満たされている場合は、2次側流体の電気
伝導度に対応した電流が流れている。この場合は、1次
側流体の漏洩はない状態である。一方、電気伝導度の低
い1次側流体が漏洩し電極間に達すると電流値の低下が
発生し、漏洩の発生が検出されることになる。判定部8
で電流変化が検出されると警報出力部9に出力され、警
報出力部9から警報出力される。
【0039】このように、この実施の形態によれば、熱
交換器1から漏洩した流体は、熱交換器1の2次側下流
に設置したタンク2で比重の大きい流体が沈殿し、この
沈殿した流体の電気伝導度の変化に対応した電流値の変
化により漏洩を早期に検出することができる。従って、
熱交換器1の漏洩を早期に検出でき、プラントを安全に
運転できる。
【0040】ここで、判定部8での判定において、電流
値の変化がある時間以上継続して発生しないときは、漏
洩発生という判定を行わないようにしても良い。すなわ
ち、遅れ時間を持たせて判定するようにしても良い。こ
れにより、電気的ノイズ等何らかの原因で短時間の間に
電極14A、14B間の電流値が変化したとしても、誤
警報の発生を抑えることができ、動作の安定した漏洩検
出装置を提供することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る漏洩
検出装置によれば、熱交換器の細管からの流体の漏洩を
早期に検出できるので、熱交換器を流れる流体の汚染を
防止できるとともにプラントの安定した運転が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる漏洩検出装置の構
成図。
【図2】本発明の実施の形態におけるタンクの仕切板の
説明図。
【図3】本発明の実施の形態における漏洩検出部の判定
部の説明図。
【図4】本発明の実施の形態における電流計測部のタン
ク下部への取付状況を示す説明図。
【図5】本発明の実施の形態における電流計測部の電極
部の説明図。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 タンク 3 ポンプ 4 配管 5 漏洩検出部 6 仕切弁 7 電流計測部 8 判定部 9 警報出力部 10 仕切板 11 電流比較手段 12 記憶手段 13 フランジ 14 電極 15 モールド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器の2次側の下流に設置され前記
    熱交換器の1次側流体が漏洩し前記熱交換器の2次側流
    体と混合したときはその混合流体から1次側流体を分離
    し底部に導くタンクと、前記タンクの底部に導かれた流
    体の電気伝導度に基づいて前記タンクの底部の流体が1
    次側流体であるか否かを判定し1次側流体であるときは
    前記1次側流体が漏洩していると判定する漏洩検出部と
    を備えたことを特徴とする漏洩検出装置。
  2. 【請求項2】 前記タンクは、その内部に傾斜を持たせ
    た複数段の仕切板を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の漏洩検出装置。
  3. 【請求項3】 前記タンクの底部は、逆錐体形に形成さ
    れたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の漏
    洩検出装置。
  4. 【請求項4】 前記漏洩検出部は、前記タンク底部に導
    かれた流体に電圧を印加するための一対の電極を有しそ
    の電流値を検出する電流計測部と、前記電流計測部で検
    出された電流値に基づき前記タンク底部に導かれた流体
    の電気伝導度を判定し前記タンクの底部の流体が1次側
    流体であるか否かを判定する判定部と、前記判定部で前
    記1次側流体であると判定されたときは前記1次側流体
    が漏洩していることの警報出力を行う警報出力部とを備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の漏
    洩検出装置。
  5. 【請求項5】 前記電流計測部は、前記タンク底部の流
    体を内部に取り入れる計測部本体と、前記計測部本体に
    収納され取り入れられた前記タンク底部の流体に電圧を
    印加する一対の電極とから構成され、前記計測部本体
    は、前記タンクの下部とフランジを介して取り付けられ
    たことを特徴とする請求項4に記載の漏洩検出装置。
  6. 【請求項6】 前記電流計測部の一対の電極は、フラン
    ジを介して前記電流計測部の計測部本体と取り付けられ
    るようにしたことを特徴とする請求項5に記載の漏洩検
    出装置。
  7. 【請求項7】 前記電流計測部の計測部本体の前後に仕
    切弁を設けたことを特徴とする請求項請求項6に記載の
    漏洩検出装置。
JP1600697A 1997-01-14 1997-01-14 漏洩検出装置 Pending JPH10197384A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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