JPH10195478A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH10195478A
JPH10195478A JP35857296A JP35857296A JPH10195478A JP H10195478 A JPH10195478 A JP H10195478A JP 35857296 A JP35857296 A JP 35857296A JP 35857296 A JP35857296 A JP 35857296A JP H10195478 A JPH10195478 A JP H10195478A
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JP
Japan
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surfactant
micelle
detergency
parameter
cleansing agent
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Application number
JP35857296A
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English (en)
Inventor
Miyuki Miyake
深雪 三宅
Takehiko Miyahara
岳彦 宮原
Masami Fujiwara
正美 藤原
Yutaka Abe
裕 安部
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 これまでになく高い洗浄力を示し、且つ、高
いマイルド性や環境に対する安全性が確保された、特に
直接使用に適した液体洗浄剤を提供する。 【解決手段】 洗浄時の界面活性剤濃度において水溶液
中に存在するミセル会合体が、下記式(1)で表わされ
るパラメーターξで10nm以上である洗浄剤組成物。 【数1】 (式中、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、ηは溶媒
の粘度、Dはミセル会合体拡散定数)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単糖脂肪酸エステ
ル等の界面活性剤を洗浄基材を主成分とし、環境や人体
に対して非常に安全性が高く、しかも洗浄力にも極めて
優れた液体洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、落ちにくい油汚れに対して優れた
洗浄力が要求される台所用、食器用液体洗浄剤には、直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS)やα−オレ
フィンスルホン酸塩(AOS)等のアニオン界面活性剤
が主成分として用いられてきた。これらのアニオン界面
活性剤は、元来洗浄剤組成物に配合される場合に、ナト
リウム塩やアンモニウム塩のままでは油に対する界面張
力低下能が不充分であり、洗浄力も低いものであるが、
2価の金属イオンとの併用で油に対する界面張力低下能
が向上して高い洗浄力を発揮するものが多かった。しか
しながら、一方では、このようなアニオン界面活性剤の
生体に対する刺激は強く、しばしば手荒れが問題となる
ことや、また環境に対する安全性の面からは生分解が懸
念されるなど、台所用、食器用洗浄剤への使用は減少し
てきている。
【0003】近年、この様な台所用、食器用液体洗浄剤
分野での安全性やマイルド性に関する間題は、消費者の
使用実態の変化や環境間題を反映し最も重視されるべき
点となってきた。すなわち、例えば従来の消費者の使用
実態は洗い桶中で洗浄剤を希釈して使用(希釈使用)す
る場合が多く、その濃度(希釈時界面活性剤濃度)も数
100ppm程度と低いものであった。しかし近ごろ
は、水を含んだスポンジに直接洗浄剤を採り、泡立てて
使用(直接使用)する消費者が増えたため、手肌に直接
触れる界面活性剤濃度も1%〜2%以上と比較的高く、
その濃度でのマイルド性をも考慮しなくてはならなくな
った。
【0004】そこで、これまでの主成分であった刺激の
強いアニオン界面活性剤には、マイルド化剤としてアル
キルジメチルアミンオキシドなどの両性界面活性剤が併
用されるようになった。また主成分のアニオン界面活性
剤も比較的刺激の小さいポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸エステル塩などに置き換えられ、さらには生
体成分に対してマイルドな非イオン界面活性剤等の併用
も検討され、直接使用でも手荒れの少ない液体洗浄剤が
開発されるようになってきている。
【0005】一方、環境や人体への安全性に対するニー
ズの高まりから、さらに安全でマイルドな界面活性剤あ
るいはその組成物が要求される様になってきた。そうし
たマイルド界面活性剤の一つとして、親水基が天然物由
来の糖であり生体に対してもマイルドな糖系非イオン界
面活性剤が着目されている。そのため、最近様々な構造
の糖系非イオン界面活性剤が提案され(特開昭58−1
94901号、特開昭58−194902号、特開昭5
9−5199号、特開昭63−270534号、特開平
3−76593号、特開平3−151036号、特開平
3−168090号、特開平3−168091号、特開
平3−168092号、特開平3−168093号、特
開平3−168094号、特開平3−246265号、
特開平4−16196号、特開平5−112592号、
特開平5−148285号、特開平5−176783号
など)、ポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤と同
様な幅広い分野へ利用されるようになってきた。
【0006】すなわち洗浄剤としては、衣料用、台所
用、食器用洗浄剤のみならず、へアシャンプー、ボディ
シャンプー、洗顔剤など、高い安全性が要求される香粧
品分野での利用も盛んである(特開昭58−10462
5号、特開昭58−132094号、特開昭58−13
2099号、特開昭58−132100号、特開昭58
−187500号、特開昭61−81494号、特開昭
61−27539562−25199、特開昭62−1
95097号、特開平3−197414号、特開平3−
197415号、特開平3−197416号、特開平3
−200710号、特開平3−250100号、特開平
3−255021号、特開平3−261711号、特開
平3−273099号、特開平4−134019号、特
開平4−266812号、特開平4−43428号、特
開平5−92913号、特開平5−183943号な
ど)。
【0007】さらに、糖系非イオン活性剤の中でも特に
単糖を親水部として持つものは、ポリエチレン系非イオ
ン界面活性剤に比べて界面張力低下能に優れる特性を持
つため、特に落ちにくい油汚れを対象とした台所用、食
器用洗浄剤においては、マイルド性だけでなく洗浄性能
の向上を目指した応用がなされている(特開平3−18
5094号、特開平3−185095号、特開平3−2
23398号、特開平3−273099号、特開平4−
11698号、特開平4−292695号、特開平4−
331295号、特開平4−332794号、特開平4
−332795号、特開平4−33796号、特開平5
−255694号、特開平5−49482号、特開平5
−172787号、特開平5−172788号、特開平
5−172789号、特開平5−172790号、特開
平5−172793号など)。
【0008】しかしながら、上述のこれまで開発された
上記台所用、食器用液体洗浄剤では、高いマイルド性は
確保されているものの、洗浄性能に関しては先のLAS
と2価金属塩の併用に見られたような高洗浄力のレベル
には達しておらず、まだまだ満足できるものではなかっ
た。従って、現在も尚、マイルド性と高洗浄力を同時に
満足しうる理想的液体洗浄剤の開発が切望されている。
そしてそのような液体洗浄剤を開発し消費者に提供して
いくためには、マイルドな界面活性剤の開発のみなら
ず、高洗浄力を発現せしめる技術の構築が不可欠とな
る。
【0009】従来一般には、油汚れに対する洗浄力と油
に対する界面張力低下能の間には比例関係があると考え
られてきた。事実、高洗浄力を示すLAS/2価金属塩
からなる洗浄剤では油に対する界面張力値が低い。この
様に油に対する界面張力値(γOB)が低い洗浄剤は、繊
維や食器などの硬質表面に対する油汚れの付着仕事(W
OS)、言い換えれば油汚れの除去に必要な仕事を減少さ
せる(式(2))。 WOS=γSB+γOB−γSO=γOB(cosθ+1) (2) cosθ=(γSB−γSO)/γOB (3) 〔式中、γは界面張力値(dyne/cm)SOは基板(S)
と油(O)との界面を表す。SBは基板(S)と洗浄剤
(B)との界面を表す。OBは油(O)と洗浄剤(B)
との界面を表す。〕またその様な洗浄剤は、同時に繊維
や硬質表面の界面張力値(γSB)も低下させ、接触角c
osθを減ずる(式(3))ので、油汚れは付着した繊
維や硬質表面からロールバックあるいはロールアップし
て除去され、洗浄力が発現されるものと説明されてき
た。いくつかの活性剤水溶液の事例では、界面張力値と
洗浄力、また接触角と洗浄力の相関関係を報告した知見
が見受けられる(Aronson,M.P.,et.a1., J. Am. Oil Ch
em.Soc., 60,1333(1983);Dillan,K.W.,et.al., J.Am.Oi
l Chem.Soc 56,59(1979), J.Am.Oil Chem. soc., 61,12
78(1984);Rubinfeld,J.,et.al., Ind.Eng.Chem.,Prod.R
es.Dev., 4,33(1965)等)。
【0010】しかしながら、他の多くの事例や様々な洗
浄条件に共通する高洗浄力発現のメカニズムはいまだ解
明・整理されておらず、油に対する界面張力の低下や接
触角の減少だけでは説明できないこともまた事実であ
る。例えば、J.Colloid.Interface Sci., 163, 61-73(1
994)に見られるように、統一した洗浄条件下で多くの油
と洗浄剤の組み合わせについて調べた結果、界面張力値
や接触角の極小と洗浄力の極大が必ずしも一致しないこ
とが明らかになっている。また実際に、種々の液体洗浄
剤において、界面張力値や接触角が同等であっても油汚
れ洗浄力が大きく違う場合にしばしば遭遇する。
【0011】すなわち、マイルド性と高洗浄力を兼ね備
えた理想的洗浄剤の開発を目指していくためには、油汚
れと繊維や硬質表面と間の界面張力低下能以外の洗浄に
寄与する因子を見いだし、それによる洗浄力の向上を待
たなければならなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みなされたもので、特に、直接使用濃度、例えば1%
〜2%において、これまでになく高い洗浄力を示し、且
つ、高いマイルド性や環境に対する安全性が確保された
液体洗浄剤を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意検討を行った結果、界面張力低下
能以外の洗浄寄与因子としてミセルの溶存状態をあらわ
すパラメーターξに着目し、これが10nm以上である
ような特定の溶存状態にあるミセル会合体が油の取り込
み能力に優れ、直接使用濃度(1〜2%以上)におい
て、特に高い洗浄力が得られることを見いだした。特
に、主洗浄基剤として糖系非イオン界面活性剤を用いた
場合には、直接使用を目的とした比較的高い濃度(直接
使用濃度)において、高いマイルド性をも有することを
見い出し、本発明を完成するに至った。
【0014】即ち、本発明によれば、洗浄時の界面活性
剤濃度において水溶液中に存在するミセル会合体が、下
記式(1)で表わされるミセルの溶存状態を表わすパラ
メーターξで10nm以上であることを特徴とする洗浄
剤組成物が提供される。
【数1】 (式中、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、ηは溶媒
の粘度、Dはミセル会合体の拡散定数を表わす。)
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について詳述す
る。本発明におけるミセルの溶存状態を表わすパラメー
ターξは、上記式(1)で定義される。本発明における
洗浄時の界面活性剤濃度におけるξは、10nm以上、
好ましくは20nm以上である。10nm以下では十分
な洗浄力が得られない。上記式(1)中のミセル会合体
の拡散定数Dは動的光散乱法を用いた光散乱光度計を用
いて測定したミセル溶液の電場相関関数を動的光散乱法
により解折して求まる値である。
【0016】界面活性剤濃度は、例えば硬表面用洗浄剤
を目的とした場合、洗浄剤を洗い桶などに希釈して洗う
場合は500ppm程度、スポンジや被洗物に直接付け
て洗う直接使用の場合は10000ppm〜20000
ppm以上である。従来から行われている通常の使用濃
度は、臨界ミセル濃度(cmc)に近いため、その濃度
では、ミセルの数も少なく界面張力低下能で決まる洗浄
力しか示さない。使用濃度を高くするとミセルの数は増
加するが、上記式(1)で定義されるパラメーターξが
小さいミセルは、可溶化力による洗浄力の増大は顕著に
みられない。ところが、本発明の洗浄剤組成物は、上記
式(1)で定義されるパラメーターξが10nm以上で
あり、使用濃度が高くなり、ミセルの数も増大してくる
と、顕著な洗浄力の増大が見られる。本発明では、特に
直接使用の場合、従来の洗浄剤と比較して優れた洗浄力
を発揮する。
【0017】本発明で用いられる界面活性剤は、アニオ
ン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、
カチオン界面活性剤を用いることができるが、なかでも
主界面活性剤として単糖脂肪酸エステルを用いることが
好ましい。単糖脂肪酸エステルを含有すると、特に高い
洗浄力が得られるだけでなく、皮膚にマイルドな洗浄剤
が得られる。そして、本発明において、これら界面活性
剤の中から、用いる界面活性剤の種類、組み合わせを選
択し、そしてそれらの配合割合を調節することにより、
前記式(1)で表されるパラメーターξを10nm以上
とすることができる。本発明の前記一般式(1)で表わ
されるパラメーターξが10nm以上の洗浄剤組成物
の、好ましい界面活性剤の例を以下に示す。尚、MGE
とは、α−メチルグルコシドの脂肪酸エステルを表わ
す。 MGE/ポリオキシエチレン(p=5)ドデシルエーテル硫酸ナトリウム =97.5〜92/2.5〜8(wt/wt) 好ましくは、97.5〜95/2.5〜5(wt/w
t) MGE/ポリオキシエチレン(p=7)ドデシルエーテル =90〜80/10〜20(wt/wt) MGE/ドデシルジメチルアミンオキサイド =60〜40/40〜60(wt/wt) 好ましくは、60〜50/40〜50(wt/wt)
【0018】本発明で用いられる単糖脂肪酸エステル
は、その糖親水基部分が、アルドース類またはケトース
類のへキソース、ペントース、テトロース、トリオー
ス、及び糖アルコールやその脱水物等からなり、脂肪酸
部分が、炭素数が8〜18の脂肪酸、さらに好ましくは
8〜12の脂肪酸等からなるエステル化物である。
【0019】これら単糖の脂肪酸エステルは、糖、糖ア
ルコール、その脱水物等に、有機溶媒存在下、加水分解
酵素を存在させて、脂肪酸または脂肪酸エステルを反応
させる方法(特開平5−112592号、特開平5−1
48285号、特開平5−176783号、特開平4−
35318号、特開平4−16195号、特開平3−7
6593号公報等)ことによって容易に製造し得る。
【0020】本発明の単糖脂肪酸エステルの糖親水基部
分を構成する原料糖類としては、アルドース類のアルド
ヘキソースであるグルコース、マンノース、アロース、
アルトロース、タロース、ガラクトース、イドース、グ
ロースや、アルドペントースであるアラビノース、リボ
ース、リキソース、キシロース、アルドテトロースであ
るエリトロース、トレオース、アルドトリオースである
グリセロース等、及びケトース類のケトヘキソースであ
るフルクトース、プシコース、タガトース、ソルボース
や、ケトペントースであるリブロース、キシルロース、
ケトテトロースであるエリツルロース等、また糖アルコ
ール類のエリトロール、アラビトール、キシリトール、
リビトール、ガラクチトール、ソルビトール、マンニト
ール、セドヘプチトール、ぺルセイトール、ボレミトー
ル、及びこれらの脱水物である環状糖アルコール等が用
いられる。さらに、アルドース類の1位の水酸基をグリ
コシドとし、そのグリコシド基として−OR(ここで、
Rは炭素数1〜4の直鎖または分岐のアルキル基)を持
ったメチルグリコシド、エチルグリコシド、プロピルグ
リコシド、iso−プロピルグリコシド、ブチルグリコ
シドなどが好適に用いられる。
【0021】また、本発明の単糖脂肪酸エステルの原料
脂肪酸としては、炭素数8〜18の直鎖若しくは分岐の
アルキル基、ヒドロキシアルキル基、またはアルケニル
基を有するものが用いられ、このような脂肪酸として
は、オクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン
酸、へキサデカン酸、オクタデカン酸などが挙げられ
る。
【0022】更にまた、原料脂肪酸エステルとしては、
上記脂肪酸と低級アルコール、例えばメタノール、エタ
ノール、プロパノールなどとのエステルが用いられ、具
体的には、オクタン酸メチル、オクタン酸エチル、オク
タン酸プロピル、デカン酸メチル、デカン酸エチル、デ
カン酸プロピル、ドデカン酸メチル、ドデカン酸エチ
ル、ドデカン酸プロピル、テトラデカン酸メチル、テト
ラデカン酸エチル、テトラデカン酸プロピル、へキサデ
カン酸メチル、へキサデカン酸エチル、へキサデカン酸
プロピル、オクタデカン酸メチル、オクタデカン較エチ
ル、オクタデカン酸プロピルなどが挙げられる。
【0023】本発明において、上記単糖脂肪酸エステル
以外で、使用しうるアニオン界面活性剤としては、比較
的マイルドな次のようなアニオン界面活性剤が挙げられ
る。 アルキル基の炭素数が8〜22のポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸エステル塩、 脂肪酸の炭素数が8〜22のα−スルフォ脂肪酸ポリ
エチレングリコールエステル塩、またはポリエチレング
リコールモノメチルエーテルエステル塩、 アルキル基の炭素数が8〜22のポリオキシエチレン
アルキルエーテルカルボン酸塩、 アシル基の炭素数が8〜22のN−アシル−N−アル
キル−βアラニネート、 アシル基の炭素数が8〜22のアシルグルタメート、 アシル基の炭素数が8〜22のアシルザルコシネー
ト、 アルキル基の炭素数が8〜22のポリオキシエチレン
アルキルエーテルスルフォコハク酸塩など。
【0024】これらの好ましい具体例としては、以下の
ものが挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。 ポリオキシエチレン基の平均重合度が3〜5のポリオ
キシエチレンオクチルエーテル硫酸エステル塩、ポリオ
キシエチレンデシルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキ
シエチレンドデシルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキ
シエチレンテトラデシルエーテル硫酸エステル塩、 オキシエチレン基の平均重合度が1〜9のポリエチレ
ングリコール(PEG)あるいはポリエチレングリコー
ルモノメチルエーテル(PEGMe)とαスルフォ脂肪
酸とのエステル塩で、αスルフォオクタン酸pEGエス
テル塩またはPEGMeエステル塩、αスルフォデカン
酸PEGエステル塩またはPEGMeエステル塩、αス
ルフォドデカン酸PEGエステル塩またはPEGMeエ
ステル塩、αスルフォテトラデカン酸PEGエステル塩
またはPEGMeエステル塩、 ポリオキシエチレン基の平均重合度が1〜6のポリオ
キシエチレンオクチルエーテルカルボン酸塩、ポリオキ
シエチレンデシルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシエ
チレンドデシル工一テルカルポン酸塩、ポリオキシエチ
レンテトラデシルエーテルカルボン酸塩、 N−オクタノイル−N−メチル−βアラニネート、N
−デカノイル−N−メチル−βアラニネート、N−ドデ
カノイル−N−メチル−βアラニネート、N−テトラデ
カノイル−N−メチル−βアラニネート、 オクタノイルグルタメート、デカノイルグルタメー
ト、ドデカノイルグルタメート、テトラデカノイルグル
タメート、 オクタノイルザルコシネート、デカノイルザルコシネ
ート、ドデカノイルザルコシネート、テトラデカノイル
ザルコシネート、 ポリオキシエチレン基の平均重合度が1〜3のポリオ
キシエチレンオクチルエーテルスルフォコハク酸塩、ポ
リオキシエチレンデシルエーテルスルフォコハク酸塩、
ポリオキシエチレンドデシルエーテルスルフォコハク酸
塩、ポリオキシエチレンテトラデシルスルフォコハク酸
塩など。
【0025】また、非イオン界面活性剤としては、たと
えば、以下のようなものが挙げられる。 アルキル基の炭素数が8〜22のポリオキシエチレン
アルキルエーテル、 脂肪族またはアルキル基の炭素数が8〜22のポリグ
リセリン脂肪酸エステル及びポリグリセリンアルキルエ
ーテル、 親水基として2〜5の糖残基を有するオリゴ糖及びオ
リゴ糖糖アルコールの炭素数8〜22の脂肪酸エステル
または炭素数が8〜22のアルキルエーテルなど。
【0026】これらの好ましい具体例としては以下のも
のが挙げられるが、これらに限定されるものではない。 ポリオキシエチレン基の平均重合度が5〜15のポリ
オキシエチレンオクチルエーテル、ポリオキシエチレン
デシルエーテル、ポリオキシエチレンドデシルエーテ
ル、ポリオキシエチレンテトラデシルエーテル、 グリセリンの重合度が4〜10であるポリグリセリン
基を親水基に持つポリグリセリンオクタン酸エステル、
ポリグリセリンデカン酸エステル、ポリグリセリンドデ
カン酸エステル、ポリグリセリンテトラデカン酸エステ
ル、ポリグリセリンオクチルエーテル、ポリグリセリン
デシルエーテル、ポリグリセリンドデシルエーテル、ポ
リグリセリンテトラデシルエーテル、 親水基に持つオリゴ糖またはオリゴ糖糖アルコール
が、キシロビオース、キシロトリオース、ロジメナビオ
ース、アガロビオース、マルトース、イソマルトース、
マルトトリオース、セロビオース、セロトリオース、ゲ
ンチオビオース、トレハロース、イヌロビオース、ビシ
アノース、プリメベロース、ソラビオース、メリビオー
ス、ラクトース、スクロース、ラフィノースなどのオク
タン酸エステル、デカン酸エステル、ドデカン酸エステ
ル、テトラデカン酸エステルなどまたはオクチルエーテ
ル、デシルエーテル、ドデシルエーテル、テトラデシル
エーテルなど。
【0027】また、両性界面活性剤としては、たとえば
次のようなものが挙げられる。 炭素数8〜22のアルキルジ低級アルキルアミンオキ
シド、 炭素数8〜22の脂肪酸アミドアルキル−ジ低級アル
キルアミンオキシド、 炭素数8〜22のアルキルジ低級アルキルカルボキシ
低級アルキルアンモニウムベタイン、 炭素数8〜22の脂肪酸アミドアルキルジ低級アルキ
ルカルボキシ低級アルキルアンモニウムベタイン、 炭素数8〜22のアルキルジ低級アルキルスルフォ低
級アルキルアンモニウムベタイン、 炭素数8〜22の脂肪酸アミドアルキルジ低級アルキ
ルスルフォ低級アルキルアンモニウムベタイン、又は低
級ヒドロキシアルキルアンモニウムベタイン、 炭素数8〜22のアルキルイミダゾリニウムベタイン
など。
【0028】これらの好ましい具体例としては以下のも
のが挙げられるが、これらに限定されるものではない。 オクチルジメチルアミンオキシド、デシルジメチルア
ミンオキシド、ドデシルジメチルアミンオキシド、ドデ
シルジエチルアミンオキシド、テトラデシルジメチルア
ミンオキシド、 オクタン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、
デカン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、ドデ
カン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、ドデカ
ン酸アミドプロピルジエチルアミンオキシド、テトラデ
カン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、 オクチルジメチルカルボキシメチルアンモニウムベタ
イン、オクチルジメチルカルボキシプロピルアンモニウ
ムベタイン、デシルジメチルカルボキシメチルアンモニ
ウムベタイン、デシルジメチルカルボキシプロピルアン
モニウムベタイン、ドデシルジメチルカルボキシメチル
アンモニウムベタイン、ドデシルジメチルカルボキシプ
ロピルアンモニウムベタイン、テトラデシルジメチルカ
ルボキシメチルアンモニウムベタイン、テトラデシルジ
メチルカルポキシプロピルアンモニウムベタイン、 オクタン酸アミドプロピルジメチルカルポキシメチル
アンモニウムベタイン、オクタン酸アミドプロピルジメ
チルカルボキシプロピルアンモニウムベタイン、デカン
酸アミドプロピルジメチルカルポキシメチルアンモニウ
ムベタイン、デカン酸アミドプロピルジメチルカルポキ
シプロピルアンモニウムベタイン、ドデカン酸アミドプ
ロピルジメチルカルポキシメチルアンモニウムベクイ
ン、ドデカン酸アミドプロピルジメチルカルボキシプロ
ピルアンモニウムベクイン、テトラデカン酸アミドプロ
ピルジメチルカルボキシメチルアンモニウムベタイン、
テトラデカン酸アミドプロピルジメチルカルボキシプロ
ピルアンモニウムベタイン、 オクチルジメチルスルフォプロピルアンモニウムベタ
イン、オクチルジメチルスルフォヒドロキシプロピルベ
タイン、デシルジメチルスルフォプロピルアンモニウム
べタインスルフォベタイン、デシルジメチルスルフォヒ
ドロキシプロピルアンモニウムベタイン、ドデシルジメ
チルスルフォプロピルアンモニウムベタイン、ドデシル
ジメチルスルフォヒドロキシプロピルベタイン、テトラ
デシルジメチルスルフォプロピルアンモニウムベタイ
ン、 テトラデカン酸アミドプロピルジメチルスルフォヒド
ロキシプロピルベタイン、 オクチルイミグゾリニウムベタイン、デシルイミグゾ
リニウムベタイン、ドデシルイミダゾリニウムベタイ
ン、テトラデシルイミグゾリニウムベタインなど。
【0029】更にカチオン界面活性剤としては、たとえ
ば次のようなものが挙げられる。 炭素数が8〜22のアルキルトリ低級アルキル4級ア
ンモニウム塩、 炭素数が8〜22の脂肪酸アミドアルキルトリ低級ア
ルキル4級アンモニウム塩など。
【0030】その好ましい具体例としては以下のものが
挙げられるが、これらに限定されるものではない。 オクチルトリメチルアンモニウム塩、デシルトリメチ
ルアンモニウム塩、ドデシルトリメチルアンモニウム
塩、テトラデシルトリメチルアンモニウム、 オクタン酸アミドプロピルトリメチルアンモニウム
塩、デカン酸アミドプロピルトリメチルアンモニウム
塩、ドデカン酸アミドプロピルトリメチルアンモニウム
塩、テトラデカン酸アミドプロピルトリメチルアンモニ
ウムなど。
【0031】本発明の洗浄剤組成物は、その他の成分と
して従来の液体洗浄剤に添加される適宜な成分を本発明
の効果を妨げない範囲で使用し、通常の方法で調製する
ことができる。例えば、ハイドロトロープ、希釈剤、蛍
光染料、香料、防腐剤、殺菌剤、色素、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、パール剤、乳濁剤、金属封鎖剤、pH調整
剤、タンパク誘導体、動植物エキス、無機または有機ビ
ルダー、その他の高分子物質などを含むことができる。
【0032】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるも
のでない。
【0033】実施例1〜19、比較例1〜20 単糖脂肪酸エステルの親水基が、アルドース類のへキソ
ースで1位の水酸基をα−メチルグルコシドとし、脂肪
酸の炭素数が8のα−メチルグルコシドオクタン酸エス
テル(C8αMGE)及び脂肪酸の炭素数が10のα−
メチルグルコシド・デカン酸エステル(C10αMG
E)を用い、各種親水性界面活性剤との混合により液体
洗浄剤を調製し、その液体洗浄剤のミセルの溶存状態の
パラメーターξと疎水性硬質表面に付着した油汚れ洗浄
力を評価した。結果を表1、表2に併記する。
【0034】尚、液体洗浄剤のミセルの溶存状態のパラ
メーターξと洗浄力の評価については、以下のとおりで
ある。 〈ミセルの溶存状態のパラメーターξの評価〉ミセルの
溶存状態のパラメーターξは、各液体洗浄剤を洗浄力評
価と同じ2%活性剤水溶液に希釈した溶液10m1をポ
アサイズ0.45μmのミリポアフィルターでろ過した
後、光散乱光度計にて得られるミセルの電場相関関数か
らミセル会合体の拡散定数を測定し、下式(1)により
算出した。
【数1】 (式中、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、ηは溶媒
の粘度、Dはミセル会合体の拡散定数を表わす。) 〈界面張力低下能の評価法〉界面張力低下能を評価する
ために、各液体洗浄剤を直接使用濃度2%の界面活性剤
水溶液となるように希釈した溶液20mlを用い、25
℃で、大豆油に対する界面張力値(γ)をスピニングド
ロップ法で測定した。尚、この方法で測定した界面張力
値が低い程、界面張力低下能が優れていることになる。 〈洗浄力の評価法〉洗浄力の評価には、疎水性硬質表面
としてポリプロピレンカップを使用したリーナッツ試験
法を採用した。すなわち、容量が200m1のポリプロ
ピレンカップの内壁にリーナッツ汚垢(牛脂/大豆油=
5/5(重量比)、約0.15g)を付着させ、各ポリ
プロピレンカップに各液体洗浄剤を、通常使用濃度0.
1%および直接使用濃度2%の界面活性剤水溶液となる
ように希釈した溶液180mlを加え、25℃の温度条
件で回転羽根をポリプロピレンカップ内で5分間回転さ
せてポリプロピレンカップ内を洗浄した。各液体洗浄剤
の洗浄力は、下記式によって計算した。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】表1の結果によれば、本発明の実施例1〜
19は、界面張力低下能の優劣に関わらず、ミセルの溶
存状態のパラメーターξが10nm以上の洗浄剤水溶液
では、いずれも上記洗浄力評価法における直接使用濃度
での油汚れ洗浄力が50%以上と優れていることが認め
られる。また、ミセルの溶存状態のパラメーターξが2
0nm以上になると、上記評価法による洗浄力は70%
以上となり、さらに高洗浄力を示すことも明らかであ
る。これに対して、表2の比較例1〜20の液体洗浄剤
では、ミセルの溶存状態のパラメーターξが10未満以
下であり、上記評価法において50%未満の中程度以下
の洗浄力であることが認められる。またミセルの溶存状
態のパラメーターξが5nm以下の場合には、洗浄力も
非常に低いことが認められる。さらに界面張力低下能も
低く、ミセルの溶存状態のパラメーターξも小さい場合
は、洗浄剤濃度を高くしてもほとんど洗浄力を示さな
い。上記洗浄力評価法によれば、従来の洗浄剤水溶液は
この比較例の場合と同様であることが明らかである。ま
た、本発明の実施例1〜19と同様の結果は、α−メチ
ルグルコシド脂肪酸エステルの代わりに、β−メチルグ
ルコシド脂肪酸エステルあるいはα、β混含メチルグル
コシド脂肪酸エステルを用いて実施した液体洗浄剤にお
いても、上記結果と同様なミセルの溶存状態のパラメー
ターξが10nm以上であるミセル会合体が洗浄時の水
溶液中に存在し、高洗浄力を発現することが確認され
た。
【0038】実施例20〜30、比較例21〜28 単糖脂肪酸エステルの親水基がアルドース類のへキソー
スで、1位の水酸基がα、β混合のエチルグルコシド、
プロピルグルコシド、iso−プロピルグルコシドであ
り脂肪酸の炭素数が10のエチルグルコシドデカン酸エ
ステル(C10EGE)、プロピルグルコシドデカン酸
エステル(C10PGE)、iso−プロピルグルコシ
ドデカン酸エステル(C10isoPGE)と、1位の
水較基がα、β混合のメチルマンノシド、メチルガラク
トシドであり炭素数が10のメチルマンノシドデカン酸
エステル(C10MMnE)、メチルガラクトシドデカ
ン酸エステル(C10MGlaE)を用い、親水性界面
活性剤としてポリオキシエチレン(p=5)ドデシルエ
ーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン(p=7)のドデシ
ルエーテル及びドデカン酸アミドプロピルカルポキシベ
タインの混合により液体洗浄剤を調製した。前記実施例
1と同様にミセルの溶存状態のパラメーターξと洗浄力
を評価し、結果を表3に併記した。
【0039】
【表3】
【0040】表3の結果によれば、本発明の実施例20
〜30は、洗浄液中でのミセルの溶存状態のパラメータ
ーξが10nm以上となり、界面張力低下能の優劣に関
わらずいずれも高洗浄力を示すことが明らかである。こ
れに対して、存在するミセルの溶存状態のパラメーター
ξが10未満である比較例21〜28の液体洗浄剤で
は、洗浄力が中程度以下であることが認められる。
【0041】実施例31〜41 単糖脂肪酸エステルの親水基がケトース類のケトペント
ースであるリブロース、及びケトヘキソースであるフル
クトース、ソルボースからなり、脂肪酸の炭素数が10
のリブロースデカン較エステル(C10RibE)及び
フルクトースデカン酸エステル(C10FrucE)、
ソルボースデカン酸エステル(C10SorbE)を用
い、親水性界面活性剤としてポリオキシエチレン(p=
5)ドデシルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン(p
=7)ドデシルエーテル、ドデカン酸アミドプロピルカ
ルボキシベタインの混合により液体洗浄剤を調製した。
上記実施例と同様に、ミセルの溶存状態のパラメーター
ξと洗浄力を評価し、結果を表4に併記した。
【0042】
【表4】
【0043】表4の結果によれば、本発明の実施例31
〜41はミセルの溶存状態のパラメーターξが10nm
以上となり高洗浄力を示すことが認められた。
【0044】実施例42〜52 単糖脂肪酸エステルの親水基が糖アルコールであるキシ
リトール及びマンニトール、または糖アルコールの脱水
物であるソルビタンからなり、脂肪酸の炭素数が10で
あるキシリトールデカン酸エステル(C10X yli
tolE)、マンニトールデカン酸エステル(C10M
annitolE)、ソルビタンデカン酸エステル
(C10S orbitanE)を用い、親水性界面活
性剤としてポリオキシエチレン(p=5)ドデシルエー
テル硫酸塩、ポリオキシエチレン(p=7)ドデシルエ
ーテル、ドデカン酸アミドプロピルカルボキシベタイン
の混合により液体洗浄剤を調製した。前記実施例1と同
様にミセルの溶存状態のパラメーターξと洗浄力を評価
し、結果を表5に併記した。
【0045】
【表5】
【0046】表5の結果によれば、本発明の実施例42
〜52はミセルの溶存状態のパラメーターξが10nm
以上となり高洗浄力を示すことが認められた。
【0047】以上の実施例1〜52の結果から明らかな
ように、洗浄時の界面活性剤濃度の水溶液中に溶存する
ミセル会合体の溶存状態のパラメーターξが10nm以
上である本発明の液体洗浄剤は、従来の液体洗浄剤にな
かった高洗浄力を発現し、落ちにくい油汚れを対象とす
る台所用、食器用液体洗浄剤に有用であることが認めら
れる。また、糖系活性剤を使用していることにより非常
に手肌にマイルドである。そして、マイルド性と高洗浄
力を兼ね備えた本発明の液体洗浄剤は、台所用、食器用
だけでなく、衣料用洗浄剤、住居用洗浄剤、へアシャン
プー、ボディシャンプー、洗顔剤などとしても有用であ
ることも認められる。
【0048】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、洗浄時での界
面活性剤濃度において、ミセルの溶存状態を表わすパラ
メーターξが10nm以上、好ましくは20nm以上で
あるので油の取り込み能力の高いミセル会合体が、洗浄
時の水溶液中に存在し、それによって、今までに到達し
得なかった高洗浄力を発現し得る。また、界面活性剤と
して、単糖脂肪酸エステル類を主成分とし、それらに汎
用の親水性界面活性剤としてアニオン界面活性剤、非イ
オン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性剤
を少なくとも1種類以上を併用することにより、高いマ
イルド性をも確保することができる。従って、本発明の
洗浄剤組成物は、硬表面用、衣料用、皮膚用など種種の
洗浄剤に応用することが出来るが、活性剤濃度が比較的
高い条件(1〜2%以上)で特に優れた洗浄力を期待さ
れる直接使用を主目的とした硬表面用洗浄剤、直接汚れ
に付けて洗濯する衣料用洗剤に特に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安部 裕 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄時の界面活性剤濃度において水溶液
    中に存在するミセル会合体が、下記式(1)で表わされ
    るミセルの溶存状態を表わすパラメーターξで10nm
    以上であることを特徴とする洗浄剤組成物。 【数1】 (式中、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、ηは溶媒
    の粘度、Dはミセル会合体の拡散定数を表わす。)
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